JPH09215610A - 液体容器の栓体 - Google Patents

液体容器の栓体

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JPH09215610A
JPH09215610A JP2442896A JP2442896A JPH09215610A JP H09215610 A JPH09215610 A JP H09215610A JP 2442896 A JP2442896 A JP 2442896A JP 2442896 A JP2442896 A JP 2442896A JP H09215610 A JPH09215610 A JP H09215610A
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JP
Japan
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plug
flange
stopper
packing
plug body
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Application number
JP2442896A
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English (en)
Inventor
Toru Goto
亨 後藤
Takeshi Kuwana
毅 桑名
Masashi Yamada
雅司 山田
Takashi Kato
隆 加藤
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッキン数を減少させることにより、組立が
容易で、低コストであり、かつ容器本体に対して注口方
向の位置決めが可能な、液体容器の栓体を提供する。 【解決手段】 本発明の液体容器の栓体は、液体容器本
体に着脱自在で、内筒部と外筒部から構成され、これら
内筒部と外筒部の間に通液路が形成された栓本体と、該
内筒部の内部に摺動可能に設けられ、前記栓本体の上面
に配されたプッシュボタンの押圧に連動して前記通液路
の下端部を開閉する弁体とを備えた栓体であって、前記
栓本体の下端部外面に径方向外方に向けてフランジが形
成され、該フランジの下面から閉状態にある前記弁体の
上面に接する位置に、弾性体からなり、内側面に開口す
る空洞を有する環状の封止部材が周設されてなることを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魔法瓶などの液体容
器を密栓する栓体に関し、特に液体容器に対して栓体の
注口方向の位置決めが可能で、パッキンがはずれにく
く、かつパッキンの必要数の少ない栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、魔法瓶等の液体容器に設けられる
栓体としては、ワンタッチ栓と呼ばれるものが広く用い
られている。例えば、特願平6−213069号には、
図8に示すように、内筒部22と外筒部21から構成さ
れかつ内筒部22と外筒部21の間に通液路4が形成さ
れた栓本体19と、内筒部22の内部に摺動可能に設け
られ前記栓本体19の上面に配されたプッシュボタン2
8と、このプッシュボタン28の押圧に連動して前記通
液路4の下端部を開閉する弁体6とを備え、さらにその
一部が通液路4上端を開閉するように揺動可能にプッシ
ュボタン28に軸支されたフラップ29を有しており、
プッシュボタン28の押圧により弁体6が下方に移動し
通液路4の閉塞が解除されるとともに、フラップ29の
先端部が閉塞位置より上方の開放位置に移動して通液路
4が開放され、かつ通液路4が開放された状態にあるフ
ラップ29の先端部を押し下げることにより、フラップ
29の先端部が通液路4を閉塞するとともに、弁体6を
上方に移動せしめて通液路4を閉塞するように構成され
た栓体1が記載されている。そして、この栓体1は、ス
テンレス鋼板製の内容器15と外容器16とから構成さ
れた、真空断熱二重構造の容器本体12に装着される。
【0003】この従来の栓体1にあっては、容器内の内
容液の止水を行うためのパッキンとして、栓体底面の周
縁部に密着して栓パッキン23が周設され、かつ栓体外
周面上方にOリング24が周設されている。この栓体
は、図8に示すように容器本体に装着されたときに、栓
パッキン23と容器内筒に形成された首部15a内壁面
との密着により、栓体1外周面と容器内面との間の止水
を行うとともに、通液路4閉塞時には、栓パッキン23
と弁体6上面との密着により、前記下方通液口の止水を
行っている。しかしながら、従来の栓体1においては、
栓体1外周面と容器12内面との止水を確実にし、外部
への液漏れを確実に防止するためには、従来型の栓パッ
キン23のみでは不十分であった。したがって、従来の
栓パッキン23に加えて、前記Oリング24を設け、こ
のOリングが栓体1を容器12に装着したときに容器開
口部付近を圧接して止水を行うことが必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる構造は、
2種類のパッキンが必要となるため組立が煩雑かつ工数
が多いため、コスト上昇を招いてしまうという問題をか
かえていた。また栓パッキン23は、容器本体に対して
任意の方向でしか取り付けできず、かつパッキンの垂直
方向の弾性が小さく容器本体への螺合範囲が狭く、中栓
の注口方向を位置決めできないという問題があった。本
発明は前記事情に鑑みてなされたもので、パッキン数を
減少させることにより、組立が容易で、低コストであ
り、かつ容器本体に対して注口方向の位置決めが可能な
栓体を供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液体容器の栓体
は、液体容器本体に着脱自在で、内筒部と外筒部から構
成され、これら内筒部と外筒部の間に通液路が形成され
た栓本体と、該内筒部の内部に摺動可能に設けられ、前
記栓本体の上面に配されたプッシュボタンの押圧に連動
して前記通液路の下端部を開閉する弁体とを備えた栓体
であって、前記栓本体の下端部外面に径方向外方に向け
てフランジが形成され、該フランジの下面から閉状態に
ある前記弁体の上面に接する位置に、弾性体からなり、
内側面に開口する空洞を有する環状の封止部材が周設さ
れてなることを特徴としている。前記フランジの下面か
ら前記栓本体の下端までの間に少なくとも1段のフラン
ジが形成され、かつ前記封止部材が該フランジにより係
止されるように構成してもよい。前記栓本体の下面の周
縁部近傍に凸部を設け、かつ前記封止部材の該凸部と相
対する位置に凹部を設け、該栓本体の凸部と封止部材の
凹部とを係合させるように構成してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1から図7は、本発明の栓体の一実施例を示したもの
である。この栓体の基本的構造は、図8の従来例で説明
した構造と同様であり、その共通部分には同一符号を付
してその説明を簡略化する。
【0007】前記栓体13は、栓本体19、弁体機構部
A、および上蓋部材ユニットBから概略構成されてい
る。そして栓本体19と上蓋部材ユニットBにはさまれ
て形成された栓体内の空間が通液路4となっている。通
液路4は、栓本体19の底部に形成された通液口5か
ら、上蓋部材ユニットBの栓蓋部材(後述)に形成され
た吐出口20まで延びて、栓体13内外を連通してい
る。
【0008】前記栓本体19は、樹脂製で各々上方に開
口部を有する外筒部21と内筒部22が一体となった構
成となっている。外筒部21の外周面には容器本体の内
筒15首部に螺合するねじ部21aが形成され、容器本
体12に着脱自在に装着できるようになっている。内筒
部22の内周面には、上蓋部材ユニットBの栓内部材
(後述)と螺合するねじ部22aが形成されている。ま
た外筒部21の開口部内縁部付近にも、ねじ部21bが
形成されていて、上蓋部材ユニットBと螺合できるよう
になっている。なお、栓本体19と上蓋部材ユニットB
とを接合は、上記ねじ部21bとねじ部22aのどちら
か一方の螺合でも達成されるので、上記ねじ部21bと
ねじ部22aのどちらか一方を省略することもできる。
上蓋ユニットBの下端部には、上蓋ユニットBと栓本体
19との間への液の浸入を防止するためのパッキン71
が周設されている。
【0009】内筒部22は、弁棒摺動部51と、縁部材
52と、これを連結するリブ部(図示せず)から構成さ
れている。リブ部は平面視が十字形状のもので、その隙
間が通液口5となっている。縁部材52の内面には、段
部52aが形成され、ここに外筒部21の下端部が溶着
されて、外筒部21と内筒部22が一体化されている。
あるいは内筒部22と外筒部21を一体化して成型する
こともできる。縁部材52は、断面略L字状で、その上
端から径方向外方に延びるフランジ(第1のフランジ)
53が形成されており、さらに第1のフランジ53の下
方にも、径方向外方に延びる第2のフランジ54および
第3のフランジ55が設けられ、さらにその下面の周縁
部近傍には環状の凸部56が設けられている。
【0010】そして縁部材52には、シリコーン、エラ
ストマーなどのゴム製の弾性体からなる環状の栓パッキ
ン(封止部材)57が周設されている。栓パッキン57
は、側面取付部58、封止部59、および底面取付部6
0からなり、内側面に開口する空洞62を有している。
そして底面取付部60は、その上面に凹部60aを形成
しつつ下方に突出しており、底面取付部60の下面には
舌片61が形成されている。そして、栓パッキン57の
側面取付部58が第1のフランジ53と第2のフランジ
54の間に圧入されるとともに、底面取付部60の凹部
60aに前記凸部56が圧入され、かつ縁部材52外
壁、第2のフランジ54下面、第3のフランジ55上
面、および栓パッキン57内面で囲まれる空洞部が形成
されるようにして、栓パッキン57が縁部材52に取り
付けられている。
【0011】上述のごとく取り付けられた栓パッキン5
7は、栓体13を容器本体12に装着した際に、栓パッ
キン57と容器内容器に形成された首部内壁面との密着
により、栓体13外周面と容器内面との間の止水を行う
とともに、通液路4閉塞時には、栓パッキン57の舌片
61と弁体6上面との密着により、前記下方通液口5の
止水を行うことができる。ここで、縁部材52と栓パッ
キン57の間の空洞部の存在により、栓パッキン57
は、容器への装着時に封止部59が変形した状態で容器
内壁首部に圧接される。したがって、容器への装着のた
めの螺合を開始した時点で、栓パッキン57が変形する
ように栓パッキン57のつぶれしろ、すなわち装着時に
変形する押圧方向の長さを設定すれば、この状態ですで
に十分な止水が達成されることになるので、容器に対し
て特定の注ぎ口方向を位置決めすることが可能である。
また、栓パッキン57の封止性能が高く、栓パッキン5
7による栓体外周面と容器内面との止水が確実であるの
で、従来必須であった栓体13と容器の内容器との間の
止水のためのOリングの省略が可能であり、したがって
工数を減らすことができる。
【0012】また前記栓パッキン57の側面取付部58
の上下方向の幅は第1のフランジ53と第2のフランジ
54との間隔より若干広く設定され、かつ底面取付部6
0の凹部の溝の幅は、凸部56の幅より若干狭く設定さ
れているので、上述のごとく装着された栓パッキン57
は、縁部材によって軸方向にも径方向にも強く把持され
ている。したがって、洗浄時に栓パッキン57がはずれ
る心配がない。また、図2(a)(b)に示すような形
状の、従来のパッキンでは、装着時に上下逆さに取り付
けてしまうことがあり液漏れを起こす可能性があった
が、本発明の栓体の栓パッキン57には図3に示すよう
に、下方に延出する底面取付部60が設けられているの
で、取付間違いが起こらない。
【0013】一方、栓本体19の内部には、下方から弁
体機構部Aが挿入されて取り付けられている。前記弁体
機構部Aは、弁体6、コイルばね11、および弁棒カバ
ー25から概略構成されている。弁体6は樹脂製で、通
液路入口を開閉する弁板部26と、栓本体19の内筒部
22内部を摺動する弁棒部10より構成されている。
【0014】弁棒カバー25は樹脂製で、下方に開口部
を有する略冠形状のもので、弁体の弁棒部10の上方を
覆うようにして無理嵌合により冠着されている。弁棒部
10の周囲には金属製のコイルばね11が装着され、コ
イルバネ11は弁棒カバー天面25aと内筒内底面22
bとの間に挟まれて、設けられている。また弁棒部10
下部には栓本体19内部への液浸入を防止する弁棒パッ
キン27が取り付けられている。前記構成により、弁体
6は常時コイルばね11の伸長力により上方に付勢され
ており、弁板部26が前記栓パッキン57の舌片61に
当接し、内容液を止水できるようになっている。
【0015】上蓋部材ユニットBは、通液口を開放操作
するためのプッシュボタン28と、吐出口20を開閉し
かつ通液口を閉鎖操作するためのフラップ29と、プッ
シュボタン28と弁体を摺動させる栓内部材31と、こ
れらを収納して栓体上面を構成する栓蓋部材30を主要
構成要素として構成されている。この上蓋部材ユニット
Bの作用機構について図4ない図7を参照して説明す
る。
【0016】図4および図5で示した状態では、フラッ
プ29は吐出口20を閉塞し、プッシュボタン28も上
死点に位置して、フラップ29とプッシュボタン28天
面は略同一面上にある。
【0017】図4および図5で示した状態から、プッシ
ュボタン28を下方に押圧すると、プッシュボタンの支
持体33が栓内部材内を下動するのに伴い、フラップ2
9基端側(軸接続部側)も下動するが、フラップ29が
栓内部材31に当たって、てこの原理により、栓内部材
31を挟んでフラップ29先端側(吐出口側)が上動す
る。同時に下動したプッシュボタンの支持体33が、こ
れと当接する弁棒カバー25を介して弁体6を押し下げ
た状態で、フラップ29に設けられた係止部が下動及び
回動し、栓蓋部材30に設けられた係止面に係合する。
この結果、通液口5と吐出口20が開放された状態を実
現させることができる(図6および図7)。
【0018】ついで、開栓状態のフラップ29の先端を
下方に押圧すると、栓内部材31を挟んでフラップ29
基端側では上方向の力が働き、この力により、フラップ
29と栓蓋部材30の係止面の係合がはずれ、コイルば
ね11の付勢により、フラップ29基端側とプッシュボ
タン28が上動する。同時にフラップ29先端側は下動
して、吐出口20を閉塞し、閉栓時の状態に戻る。この
ときコイルばね11の付勢により弁体6も上昇し、栓本
体19の外周下部に装着されている栓パッキン57に接
触し、通液口5も閉塞される。
【0019】前記構成の栓体13は、例えば以下のよう
にして作製することができる。まず、フラップ29の側
壁35でプッシュボタン28の支持体33を被包するよ
うに、プッシュボタン28とフラップ29を接合し可動
部Cを構成する。次に栓内部材31に、プッシュボタン
28の支持体33を挿入し、さらにフラップ29を栓蓋
部材30内に収納し、かつフラップ29先端が吐出口側
にくるように位置決めしつつ、栓蓋部材30を栓内部材
31に強制嵌合する。以上の工程により、上蓋部材ユニ
ットBが一体となって構成される。
【0020】一方栓本体19には、外周部の前記所定位
置に栓パッキン57を装着する。次に弁体の弁棒部10
に弁棒パッキン27を取り付けた後、この弁体6を栓本
体19の底部より挿入し、コイルばねを上方より弁棒部
10に周設し、弁棒カバー25を弁棒部10に圧入して
冠着する。この工程により、栓本体19がユニット化さ
れる。最後に上蓋部材ユニットBを、ユニット化された
栓本体19に装着して、栓体の組立が完了する。
【0021】上記構成の栓体は、栓本体の下端部に第1
のフランジ53、第2のフランジ54、および第3のフ
ランジ55が形成され、ここに内側面に開口する空洞6
2を有する環状で弾性体からなる栓パッキン57を、そ
の側面取付部58が第1のフランジ53と第2のフラン
ジ54の間に圧入され、底面取付部60の凹部60aに
凸部56が圧入され、かつ縁部材52外壁、第2のフラ
ンジ54下面、第3のフランジ55上面、および栓パッ
キン57内面で囲まれる空洞部が形成されるようにして
取り付けたものである。したがって、栓パッキン57の
側面取付部58は第1のフランジと第2のフランジの間
に固定され、かつ栓パッキン57の底面取付部60は、
その凹部60aが栓本体の凸部56と嵌合して固定され
ており、栓パッキン57が強く把持され、洗浄時などに
軸方向または径方向の力が作用しても、栓パッキン57
がはずれる心配がない。また第2のフランジ54と第3
のフランジ55が栓パッキン57の空洞62に挿入され
ているので、容器装着時に空洞が確実に保持される。し
たがって、栓体13を長期間使用して栓パッキン57の
封止部59の弾性が低下しても、栓パッキン57の空洞
形状が保持されるので、栓パッキンの封止性能の低下を
防ぐことができる。
【0022】なお、本発明の栓体に用いられる上記封止
部材は上記実施例に限定されるものではなく、弾性体か
らなり、内側面に開口する空洞を有する環状の封止部材
であれば、その形状および弾性体の種類は特に限定され
ない。また、栓体の弁体の操作機構は上記実施例に限定
されるものではなく、上記構成の封止部材は、一般的に
用いられる液体容器の栓体に広く適用することができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、栓体と容器本体との間
の止水のための封止部材が、栓体との間に空洞部を形成
するようにして栓体下周部に設けられているので、栓体
を容器へ装着する時にこの封止部材が空間部を押圧する
ように変形した状態で、容器内壁首部に圧接され、封止
性能が高い。したがって、前記封止部材のつぶれしろを
適宜設定すれば、容器への装着のための螺合を開始した
状態ですでに十分な止水が達成されることになるので、
容器に対して特定の注ぎ口方向を位置決めすることが可
能である。
【0024】また、前記封止部材の栓体下部での封止性
能が高く、栓体外周面と容器内面との止水が確実である
ため、従来必須であった栓体上部での封止が省略できる
ので、封止部材の数を減らし、工数を減少させ、組立コ
ストを低減化することが可能である。
【0025】さらにフランジの下面から栓本体の下端ま
での間に形成した少なくとも1段のフランジにより封止
部材を係止し、また栓本体の下面の周縁部近傍に形成し
た凸部と、封止部材の該凸部と相対する位置に設けられ
た凹部との係合により、封止部材を栓本体に取り付ける
ことにより、封止部材が強く把持され、洗浄時などに軸
方向または径方向の力が作用しても、封止部材がはずれ
る心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体容器の栓体の閉栓時の様子を示
す断面図である。
【図2】 液体容器の栓体に用いられる、従来のパッキ
ンを示す断面図である。
【図3】 本発明の液体容器の栓体に栓パッキンを取り
付けた様子を示す断面図である。
【図4】 本発明の液体容器の栓体の閉栓時の様子を示
す斜視図である。
【図5】 本発明の液体容器の栓体の閉栓時の様子を示
すもので、図4におけるAA’線で切断した断面図であ
る。
【図6】 本発明の液体容器の栓体の開栓時の様子を示
す断面図である。
【図7】 本発明の液体容器の栓体の開栓時の様子を示
すもので、図6におけるBB’線で切断した断面図であ
る。
【図8】 従来の栓体の例を示す断面図である。
【符号の説明】
4…通液路、5…通液口、6…弁体、12…容器本体、
13…栓体、19…栓本体、21…外筒部、22…内筒
部、28…プッシュボタン、53…第1のフランジ、5
4…第2のフランジ、55…第3のフランジ、56…凸
部、57…栓パッキン、58…側面取付部、60a…凹
部、62…空洞。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆 新潟県西蒲原郡吉田町大字下中野1435 日 本酸素株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器本体に着脱自在で、内筒部と外
    筒部から構成され、これら内筒部と外筒部の間に通液路
    が形成された栓本体と、該内筒部の内部に摺動可能に設
    けられ、前記栓本体の上面に配されたプッシュボタンの
    押圧に連動して前記通液路の下端部を開閉する弁体とを
    備えた栓体において、 前記栓本体の下端部外面に径方向外方に向けてフランジ
    が形成され、該フランジの下面から閉状態にある前記弁
    体の上面に接する位置に、弾性体からなり、内側面に開
    口する空洞を有する環状の封止部材が周設されてなるこ
    とを特徴とする液体容器の栓体。
  2. 【請求項2】 前記フランジの下面から前記栓本体の下
    端までの間に少なくとも1段のフランジが形成され、か
    つ前記封止部材が該フランジにより係止されてなること
    を特徴とする請求項1記載の液体容器の栓体。
  3. 【請求項3】 前記栓本体の下面の周縁部近傍に凸部を
    設け、かつ前記封止部材の該凸部と相対する位置に凹部
    を設け、該栓本体の凸部と封止部材の凹部とを係合させ
    たことを特徴とする請求項1または2記載の液体容器の
    栓体。
JP2442896A 1996-02-09 1996-02-09 液体容器の栓体 Pending JPH09215610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6702137B1 (en) 2001-04-04 2004-03-09 Nippon Sanso Corp. Plug structure for liquid container
JP2016007296A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 象印マホービン株式会社 栓部材の中栓
KR20160004176U (ko) * 2015-05-28 2016-12-07 김현순 텀블러 캡

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