JPH09214917A - テレビカメラの調整機構 - Google Patents
テレビカメラの調整機構Info
- Publication number
- JPH09214917A JPH09214917A JP8021415A JP2141596A JPH09214917A JP H09214917 A JPH09214917 A JP H09214917A JP 8021415 A JP8021415 A JP 8021415A JP 2141596 A JP2141596 A JP 2141596A JP H09214917 A JPH09214917 A JP H09214917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- rack
- television camera
- support member
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】調整が容易なカメラチルト機構を提供する。
【解決手段】テレビカメラを回動可能に支持すると共
に、該カメラボディの側面に突起を設け、該突起に傾斜
面をもって接する移動可能な支持部材をラックーピニオ
ンによる支持部材の直線移動により、前記突起と前記傾
斜面の接触位置を変移させてテレビカメラを回動させる
ように構成した。
に、該カメラボディの側面に突起を設け、該突起に傾斜
面をもって接する移動可能な支持部材をラックーピニオ
ンによる支持部材の直線移動により、前記突起と前記傾
斜面の接触位置を変移させてテレビカメラを回動させる
ように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ会議システ
ムに関するものであり、特に人物など被写体を撮像する
テレビカメラのチルト機構に関する。
ムに関するものであり、特に人物など被写体を撮像する
テレビカメラのチルト機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３及び図４に実開平２ー９５９８０号
公報に記載された従来のテレビ会議システム及びカメラ
調整機構を示す。本技術は、テレビカメラ１１とテレビ
モニター１８を同一の匡体１９内に収納し、テレビカメ
ラ１１の操作は、調整用つまみ１６の操作で行うもので
ある。
公報に記載された従来のテレビ会議システム及びカメラ
調整機構を示す。本技術は、テレビカメラ１１とテレビ
モニター１８を同一の匡体１９内に収納し、テレビカメ
ラ１１の操作は、調整用つまみ１６の操作で行うもので
ある。
【０００３】図４に示す調整機構は、カメラ１１を保持
しチルト動作の支軸１２を有するブラケット１３と、こ
のブラケット１３に支軸１２より離れた位置に嵌合して
いるアングル１４と、このアングル１４に対し垂直に配
置された送りネジ１５と、この送りネジ１５に対して水
平に位置しネジセンターが回転中心である調整つまみ１
６とで構成されている。
しチルト動作の支軸１２を有するブラケット１３と、こ
のブラケット１３に支軸１２より離れた位置に嵌合して
いるアングル１４と、このアングル１４に対し垂直に配
置された送りネジ１５と、この送りネジ１５に対して水
平に位置しネジセンターが回転中心である調整つまみ１
６とで構成されている。
【０００４】送りネジ１５と調整つまみ１６は固定され
ており、水平にこの調整つまみ１６を回転させることに
より、送りネジ１５とネジ嵌合しているアングル１４が
上下に動く。さらにアングル１４の反対側端部がチルト
支軸１２から離れた位置に設けてある穴部１７に挿入嵌
合しているので、アングル１４が上下するとブラケット
１３は支軸１２を中心に回動し、カメラ１１をチルト動
作させる。
ており、水平にこの調整つまみ１６を回転させることに
より、送りネジ１５とネジ嵌合しているアングル１４が
上下に動く。さらにアングル１４の反対側端部がチルト
支軸１２から離れた位置に設けてある穴部１７に挿入嵌
合しているので、アングル１４が上下するとブラケット
１３は支軸１２を中心に回動し、カメラ１１をチルト動
作させる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アング
ル１４が上下動することでチルト動作を発生させるの
で、チルトに必要な上下量に相当する送りネジ１５のピ
ッチ送りは、送りネジ１５の径にもよるが、調整つまみ
１６を相当数回転させないと所定の位置に辿り着くこと
ができない構造となる。そして送りを早くするためにブ
ラケット１３の穴部１７を支軸１２により近くするとア
ングル１４を持ち上げるトルクが大きくなり、調整が容
易でなくなる。
ル１４が上下動することでチルト動作を発生させるの
で、チルトに必要な上下量に相当する送りネジ１５のピ
ッチ送りは、送りネジ１５の径にもよるが、調整つまみ
１６を相当数回転させないと所定の位置に辿り着くこと
ができない構造となる。そして送りを早くするためにブ
ラケット１３の穴部１７を支軸１２により近くするとア
ングル１４を持ち上げるトルクが大きくなり、調整が容
易でなくなる。
【０００６】また調整つまみ１６は、構造上カメラ１１
よりもつまみ１６の径以上に離れさせる必要性があり、
つまみ１６調整位置は、カメラ１１から相当離れた位置
に構成させなければならないため機構全体の横幅が大き
くなるという問題がある。
よりもつまみ１６の径以上に離れさせる必要性があり、
つまみ１６調整位置は、カメラ１１から相当離れた位置
に構成させなければならないため機構全体の横幅が大き
くなるという問題がある。
【０００７】さらに、調整つまみ１６を水平に動かして
チルト動作を上下させるので、チルト動作とつまみ１６
の動きに連動性がなく、つまみ１６の動かす方向とチル
ト上下方向とをたびたび迷うことが予想される。
チルト動作を上下させるので、チルト動作とつまみ１６
の動きに連動性がなく、つまみ１６の動かす方向とチル
ト上下方向とをたびたび迷うことが予想される。
【０００８】本発明の目的は、かかる問題点に鑑み調整
が容易なカメラチルト機構を提供することにある。
が容易なカメラチルト機構を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、テレビカメラを回動可能に支持すると
共に、該カメラボディの側面に突起を設け、該突起に傾
斜面をもって接する移動可能な支持部材をラックーピニ
オンによる支持部材の直線移動により、前記突起と前記
傾斜面の接触位置を変移させてテレビカメラを回動させ
るように構成した。
めに、本発明は、テレビカメラを回動可能に支持すると
共に、該カメラボディの側面に突起を設け、該突起に傾
斜面をもって接する移動可能な支持部材をラックーピニ
オンによる支持部材の直線移動により、前記突起と前記
傾斜面の接触位置を変移させてテレビカメラを回動させ
るように構成した。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１１】図１はカメラ右側面から見た図であり、図
２はカメラ正面から見た図である。テレビカメラ１のチ
ルト動作の回動軸Ｄとチルト調整つまみ２の回動軸Ｂ
は、テレビ会議システム装置のハウジング３内で独立し
て保持されている。
２はカメラ正面から見た図である。テレビカメラ１のチ
ルト動作の回動軸Ｄとチルト調整つまみ２の回動軸Ｂ
は、テレビ会議システム装置のハウジング３内で独立し
て保持されている。
【００１２】チルト調整つまみ２を矢印Ａ方向に動作さ
せると、調整つまみ２と一体的に固定されているピニオ
ン４が矢印方向Ａに共に回動動作し、この回転動作がラ
ック５に伝わりラック５を直線方向Ｃ動作に変換され
る。
せると、調整つまみ２と一体的に固定されているピニオ
ン４が矢印方向Ａに共に回動動作し、この回転動作がラ
ック５に伝わりラック５を直線方向Ｃ動作に変換され
る。
【００１３】テレビカメラ１に固定され、カメラ１側面
から突き出たシャフト６は、下方への引張りバネ７によ
り支持部材８の斜面Ｅにいつも付勢されることにより支
持されている。そして、ラック５が直線方向にＣ動作す
ると、テレビカメラ１は支持部材８の斜面Ｅに沿って軸
Ｄを中心に回動可能となり、カメラ１がチルト動作（矢
印Ｆ）をすることになる。
から突き出たシャフト６は、下方への引張りバネ７によ
り支持部材８の斜面Ｅにいつも付勢されることにより支
持されている。そして、ラック５が直線方向にＣ動作す
ると、テレビカメラ１は支持部材８の斜面Ｅに沿って軸
Ｄを中心に回動可能となり、カメラ１がチルト動作（矢
印Ｆ）をすることになる。
【００１４】なお、ラック５を有する支持部材８は、ラ
ックガイド９によって保持されており、直線方向Ｃへの
動作のみに自由度が与えられている構造をとっている。
ックガイド９によって保持されており、直線方向Ｃへの
動作のみに自由度が与えられている構造をとっている。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ラック
ーピニオン構造でカメラのチルト機構を構成したので、
調整つまみの動きとチルト動作に連動性があり操作性が
良い。また、構造が簡単でシンプルなために、機構を小
型に出来る。さらに、つまみ調整量とチルト量の減速比
は例えばラックピニオンの歯数とラックの斜面角度を選
択することにより広範囲に対応が可能である。
ーピニオン構造でカメラのチルト機構を構成したので、
調整つまみの動きとチルト動作に連動性があり操作性が
良い。また、構造が簡単でシンプルなために、機構を小
型に出来る。さらに、つまみ調整量とチルト量の減速比
は例えばラックピニオンの歯数とラックの斜面角度を選
択することにより広範囲に対応が可能である。
【図１】図１はカメラ右側面から見た説明図。
【図２】図２はカメラ正面から見た説明図。
【図３】図３は従来のテレビ会議システム装置の斜視
図。
図。
【図４】図４は従来のテレビ会議システムのカメラ調整
機構を示す斜視図。
機構を示す斜視図。
１ テレビカメラ ２ 調整つまみ ３ ハウジング ４ ピニオン ５ ラック ６ シャフト ７ 引張りバネ ８ 支持部材 ９ ラックガイド １１ テレビカメラ １２ 支軸 １３ ブラケット １４ アングル １５ 送りネジ １６ 調整つまみ １７ 穴部 １８ テレビモニター １９ 匡体
Claims (1)
- 【請求項１】テレビカメラを回動可能に支持すると共
に、該カメラボディの側面に突起を設け、該突起に傾斜
面をもって接する移動可能な支持部材をラックーピニオ
ンによる支持部材の直線移動により、前記突起と前記傾
斜面の接触位置を変移させてテレビカメラを回動させる
ように構成したことを特徴とするテレビカメラの調整機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021415A JPH09214917A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | テレビカメラの調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021415A JPH09214917A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | テレビカメラの調整機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09214917A true JPH09214917A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12054391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8021415A Pending JPH09214917A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | テレビカメラの調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09214917A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005164622A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Kyocera Corp | 撮像装置 |
| CN111818246A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-23 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 摄像头角度调节装置及摄像头模组 |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8021415A patent/JPH09214917A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005164622A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-23 | Kyocera Corp | 撮像装置 |
| CN111818246A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-23 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 摄像头角度调节装置及摄像头模组 |
| CN111818246B (zh) * | 2020-07-13 | 2021-09-24 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 摄像头角度调节装置及摄像头模组 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1273096A (en) | Tilt adjusting mechanism | |
| US5850579A (en) | Pan/tilt support with concentric drive shafts | |
| CN1328937C (zh) | 监视器装置 | |
| US5788355A (en) | Projector with projection angle adjusting means | |
| JP2009284131A (ja) | 表示装置およびテレビジョン装置 | |
| JP2000029134A5 (ja) | ||
| JP4577784B2 (ja) | 資料提示装置 | |
| JPH09214917A (ja) | テレビカメラの調整機構 | |
| JP2007256318A (ja) | レンズシフト機構と投射型表示装置 | |
| JPH09219850A (ja) | テレビ会議システムのカメラチルト調整装置 | |
| KR200364211Y1 (ko) | 강의용 디스플레이장치의 힌지기구 | |
| KR100293037B1 (ko) | Pdp텔레비전화면부의각도조절장치 | |
| JP2594208B2 (ja) | カメラの姿勢制御装置 | |
| JP2000020166A (ja) | 表示部の回転機構及びこれを備えた電子機器 | |
| KR940003275B1 (ko) | Tv수상기의 틸트장치 | |
| JP2007325177A (ja) | 資料提示装置 | |
| JP4307199B2 (ja) | 回転台及び該回転台を具えた画像表示装置ユニット | |
| JP4043279B2 (ja) | ビデオカメラ装置 | |
| KR940002566Y1 (ko) | Tv수상기의 틸트장치 | |
| KR940006408Y1 (ko) | Tv수상기의 틸트장치 | |
| JP3313967B2 (ja) | 検出装置 | |
| CN216952337U (zh) | 电子设备支架 | |
| JPH02174475A (ja) | ディスプレイ装置 | |
| JP3587028B2 (ja) | カメラ付インターホン | |
| KR940001690Y1 (ko) | 영상표시 기기의 수평회전 조절장치 |