JPH09213618A - 投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

投影露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法

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JPH09213618A
JPH09213618A JP8037426A JP3742696A JPH09213618A JP H09213618 A JPH09213618 A JP H09213618A JP 8037426 A JP8037426 A JP 8037426A JP 3742696 A JP3742696 A JP 3742696A JP H09213618 A JPH09213618 A JP H09213618A
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illumination
optical system
light
projection
shading
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Toshihiko Tsuji
俊彦 辻
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems
    • G03F7/70091Illumination settings, i.e. intensity distribution in the pupil plane or angular distribution in the field plane; On-axis or off-axis settings, e.g. annular, dipole or quadrupole settings; Partial coherence control, i.e. sigma or numerical aperture [NA]
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70225Optical aspects of catadioptric systems, i.e. comprising reflective and refractive elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レチクル面上の回路パターンをウエハ面上に
高い精度で投影露光することのできる投影露光装置及び
それを用いたデバイスの製造方法を得ること。 【解決手段】 照明系からの照明光束で照明したマスク
面上のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光
する際、該照明系は該照明光束の照明中央部分を遮光す
る遮光手段を有し、該投影光学系は露光光束の露光中央
部分を結像に寄与しないように該露光中央部分に遮光部
又は/及び開口部を設けた光学部材を含む反射光学系を
有し、該光学部材は該投影光学系の瞳面に位置し、該光
学部材と該遮光手段とは光学的に共役関係となるように
設定していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投影露光装置及びそ
れを用いたデバイスの製造方法に関し、例えばIC,L
SI,CCD,液晶パネル,磁気ヘッド等の各種のデバ
イスの製造装置である所謂ステッパーにおいて、光源手
段からの露光光で照明したフォトマスクやレチクル等の
原板(以下「マスク」という。)上の回路パターンを感
光剤を塗布したウエハ面上に投影転写し、デバイスを製
造する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体デバイスの製造技術におい
ては、露光波長をg線からi線(波長365nm)に変
えて超高圧水銀灯を用いた露光法により解像力を向上さ
せる試みが種々と行われている。
【0003】又KrFエキシマレーザ(波長248n
m)やArFエキシマレーザ(波長193nm)等のエ
キシマレーザからの短い波長のパルス光を用いることに
より解像力の向上を図る方法も種々と提案されている。
【0004】又円弧状の露光域を持つ等倍のミラー光学
系によりマスクと感光基板を走査しながら一括して露光
する等倍露光装置(ミラープロジェクションアライナ)
や、マスクのパターン像を屈折光学系により感光基板上
に形成し、感光基板をステップアンドリピート方式で露
光する縮小投影露光装置(ステッパー)等が種々と提案
されている。
【0005】又ステッパーとして最近では高解像力が得
られ、かつ画面サイズを拡大できるステップアンドスキ
ャン方式のステッパーが提案されている。このステップ
アンドスキャン方式の走査露光装置は、例えば「0 p
lus E」(1993年2月号,96頁〜99頁)に詳し
く紹介されている。
【0006】この走査露光装置はスリット状の露光領域
を有し、ショットの露光はスリットが走査することによ
り行っている。1つのショットの走査露光が終了する
と、ウエハは次のショットにステップし、次のショット
の露光が開始される。これを繰り返してウエハ全体の露
光を行っている。
【0007】この他、マスク面上への照明方法を変える
ことにより、即ちそれに応じて投影光学系の瞳面上に形
成される光強度分布(有効光源分布)を種々と変えるこ
とにより、より解像力を高めた露光方法及びそれを用い
た投影露光装置が、例えば特開平6−302502号公
報や、特開平7−78753号公報等で提案されてい
る。
【0008】一方、屈折系(レンズ)と反射系(ミラ
ー)を組み合わせたカタディオプトリック系と呼ばれる
投影光学系も数多く提案されている。カタディオプトリ
ック投影光学系はミラーの特長を生かしてレンズだけで
構成した投影光学系に比べて色収差の発生が少ないとい
う特長がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】エキシマレーザ光は波
長が非常に短い為、通常の多くの光学ガラスは透過率が
低くなり、投影レンズ系の材料として使用することがで
きない。エキシマレーザ光を用いたときに使える光学ガ
ラスとして透過率の点では現在のところ石英(SiO
2 )と蛍石(CaF2 )がある。しかしながら蛍石は材
質が柔らかく加工しにくいという問題がある。この為、
実用上使用できるレンズの材料は現在のところ石英に限
られている。この為、エキシマレーザを光源とする投影
露光装置用の投影レンズ系は石英のみ、即ち単一の硝材
のみで構成する必要がある。
【0010】一般に単一の硝材しか使用できないことは
レンズ設計上、色収差を補正することが難しくなる。従
って、所望の解像力を確保する為には、色収差を補正す
る必要がない程度までエキシマレーザ光源の発する光の
波長帯域を狭帯域化する必要がある。しかしながらエキ
シマレーザはその原理上、狭帯域化することによりレー
ザの出力が低下し、かつ安定的に発振させることが、よ
り難しくなる。またコストも著しく増大してくる。
【0011】投影露光装置において光源の出力が低下す
ると、スループットが低下する為、エキシマレーザを使
用する場合には狭帯域化はなるべく避けなければなら
ず、色収差の問題との間に矛盾が生じている。
【0012】本発明は、マスク面のパターンを投影光学
系を介して感光基板面上に投影露光する際、照明系や投
影光学系の構成を適切に設定することにより投影光学系
として使用できる硝材が限られている場合にも、エキシ
マレーザを狭帯域化することなしに色収差を良好に補正
することができ、マスク面上のパターンをウエハ面上に
高い解像力で容易に露光転写することができる投影露光
装置及びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の投影露光装置
は、 (1−1)照明系からの照明光束で照明したマスク面上
のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光する
際、該照明系は該照明光束の照明中央部分を遮光する遮
光手段を有し、該投影光学系は露光光束の露光中央部分
を結像に寄与しないように該露光中央部分に遮光部又は
/及び開口部を設けた光学部材を含む反射光学系を有
し、該光学部材は該投影光学系の瞳面に位置し、該光学
部材と該遮光手段とは光学的に共役関係となるように設
定していることを特徴としている。
【0014】特に、 (1−1−1)前記照明中央部分と前記露光中央部分は
光学的に共役関係にあること。
【0015】(1−1−2)前記反射光学系は露光中央
部分に開口部を設けた凹部反射部材を有し、前記光学部
材は露光中央部分に反射遮光部を設けており、前記照明
系からの光束を順に該光学部材の周辺部を透過させ、該
凹面反射部材で反射させ、該光学部材の反射遮光部で反
射させた後に該凹面反射部材の開口部より出射させてい
ること。
【0016】(1−1−3)前記反射光学系は凹面反射
部材を有し、前記光学部材は露光中央部分に開口部を設
け周辺部に反射面を設けており、前記照明系からの光束
を順に該光学部材の反射面で反射させ、該凹面反射部材
で反射させた後に該光学部材の開口部より出射させてい
ること。
【0017】(1−1−4)前記マスク又は/及び感光
基板を前記投影光学系の光軸と垂直方向に走査して該マ
スク面上のパターンを該感光基板上に走査露光するよう
にしていること。
【0018】(1−1−5)前記マスクと前記感光基板
を前記投影光学系の光軸と垂直方向に該投影光学系の投
影倍率に対応させた速度比で同期させて走査して、該マ
スク面上のパターンを該感光基板上に走査露光するよう
にしていること。等、を特徴としている。
【0019】本発明のデバイスの製造方法は、構成要件
(1−1)の投影露光装置を用いてデバイスを製造して
いることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態1の要部
概略図である。同図において1は水銀ランプやエキシマ
レーザ等の光源である。2はビームコンプレッサ等を含
んだ照明光学系であり、光源1からの光束を所定のビー
ム形状に整形してホモジナイザ(オプティカルインテグ
レータ)3の光入射面3aへ入射させている。
【0021】ホモジナイザ3は複数の微小レンズを2次
元的に配列して構成しており、その光射出面3bの近傍
に複数の2次光源を形成している。4は遮光板(遮光手
段)であり、その中央部分(照明中央部分)にはホモジ
ナイザ3の光射出面3b近傍に形成した2次光源を輪帯
照明や4重極照明等の変形照明とする為の開口部4aが
設けられている。
【0022】5はコンデンサレンズであり、遮光板4の
開口部4aを通過した光束を集光し、マスク(レチク
ル)6を照明している。マスク(第1物体)6はその上
に回路パターンが形成されており、マスクステージ7に
保持されている。8はレンズ系、9は反射光学系であ
り、2つの反射部材(光学部材)9a,9bを有してい
る。反射部材9aは周辺部9a1が平面又は屈折力のあ
る透過面より成り、中央部(露光中央部分)が平面又は
屈折力のある反射面(反射遮光部)9a2より成ってい
る。反射部材9bは周辺部が凹面鏡(球面又は非球面)
より成り、中央部は光束が通過する為の開口部より成っ
ている。10,11は各々レンズ系である。
【0023】本実施形態において照明光学系2,ホモジ
ナイザ3,遮光板4そしてコンデンサレンズ5は照明系
の一要素を構成している。又本実施形態において各要素
8,9,10,11は投影光学系の一要素を構成してお
り、マスク6面上の回路パターンを後述する感光基板1
2面上に所定の倍率で投影している。12はウエハ等の
感光基板であり、その面上にはレジストが塗布されてい
る。13は感光基板ステージであり、感光基板12を保
持し、X,Y,Z方向に駆動している。
【0024】本実施形態ではマスク6を照明する2次光
源を遮光板6を用いて輪帯照明等の中央遮光型の変形照
明とし、投影光学系に少なくとも1つの中央遮光型の反
射部材9aを設け、この遮光部分9a2と変形照明系等
の遮光部分4bとを共役関係とすることで、中央遮光部
に光束が当たらない構成としている。これによって投影
光学系の色収差の補正と解像力の向上を同時に達成して
いる。
【0025】次に本実施形態における各要素の特徴につ
いて説明する。図1において光源1からの光束を照明光
学系2により、露光に最適な光束に変換している。この
光束は一度、ホモジナイザ3の手前に集光してホモジナ
イザ3を通過させることにより強度分布を均一にしてい
る。このホモジナイザ3の射出面3bは均一な強度分布
で遮光板4の開口部4aで決まる有限の大きさを持つ2
次光源とみなすことができるようにしている。
【0026】遮光板4は、例えば図2に示すような輪帯
状の開口部4aを有し、該開口部4aを光が通過するよ
うに、ガラス基板等の透過基板に金属蒸着等で遮光部4
b,4cを設けた構成となっている。中央遮光部分4b
の半径R1及び輪帯状の透過部4aの半径R2は所望の
解像度を得る為に原画パターン線幅に応じて最適な値を
選定している。
【0027】尚、本実施形態において遮光部4はこの
他、例えば図3に示すように光軸(中心軸)4dを中心
として1,2,3,4象限に各々開口部4e1,4e
2,4e3,4e4を設けた所謂4重極状の照明ができ
るように構成してもよい。
【0028】図3に示す遮光板4において半径R1,R
2及び中央の帯状遮光部S1,S2の大きさも所望の解
像度を得る為に原画パターン線幅に応じて最適な値を選
定している。
【0029】図1に戻り遮光板4の開口部4aを通過す
る部分を2次光源として、この任意の点から発した光は
コンデンサレンズ5により平行光となり、真空吸着等で
マスクステージ7に固定された原画パターン情報を持つ
マスク6を照明し、レンズ系8を介して光学部材9aが
位置している有効光源位置Q上で結像する。
【0030】この有効光源位置Qは投影光学系の瞳面位
置と略一致している。このとき、照明系の遮光板4の位
置Pと有効光源位置Qは互いに共役関係となり、遮光板
4の中心遮光部分4bが反射光学系9による光学部材9
aの中央遮光部分9a2と共役関係になるように各要素
を設定している。
【0031】有効光源位置Qを通過したマスク6の原画
パターン情報を持つ光束は反射部材9bと反射遮光部9
a2で反射した後に収束して反射部材9bの開口部より
出射した後、レンズ系10,11を介して感光基板ステ
ージ13に真空吸着された感光基板12上に結像してい
る。これによりマスク6面上のパターンを感光基板12
上に転写露光している。
【0032】本実施形態では投影光学系の一部に凹面反
射部材9bを含む反射光学系9を用いて光束を収束させ
ている。反射光学系は原理的に色収差が発生しないこと
から、投影光学系の一部の比較的パワーが大きい部分に
反射光学系を用いて光束を収束させ、これにより色収差
を効率よく補正することを可能としている。
【0033】又上記のような構成とすることで、反射光
学系9により中央が遮光されていても、変形照明効果に
より高解像度でマスク6の原画パターンを感光基板12
に結像することを可能としている。
【0034】尚本実施形態においてはマスクステージ7
及び感光基板ステージ13を露光転写毎に移動すること
で感光基板12全面を露光する構成であるが、露光中に
マスクステージ7及び感光基板ステージ13を投影光学
系9の光軸と垂直な面内で相対的に移動させる走査露光
の構成としてもよい。又露光中にマスクステージ7及び
感光基板ステージ13を紙面に平行及び垂直方向に走査
し、2次元走査露光する構成としてもよい。
【0035】図4は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べて投影光学
系を構成する光学部材が一部異なっているだけであり、
その他の要素は同じである。
【0036】次に本実施形態の構成を図1の実施形態1
と異なっている部分を中心に説明する。図4において4
1,43は各々レンズ系、42はミラー、44は中央部
分(露光中央部分)に穴44aが空いたミラー(光学部
材)、45は凹面鏡より成る反射部材である。
【0037】本実施形態では光源1からの光束を照明光
学系2により露光に最適な光束に変換してホモジナイザ
3の手前に集光している。このホモジナイザ3の射出面
3bは均一な強度分布となり遮光板4の開口部分4aで
決まる有限の大きさを持つ2次光源とみなすことができ
るようにしている。
【0038】この遮光板4は輪帯状の開口部4aを有
し、該開口部4aを通過する部分が2次光源となるよう
にしている。2次光源の任意の点から発した光はコンデ
ンサレンズ5により平行光となり、マスクステージ7に
固定されたマスク6を照明する。
【0039】このマスク6の原画パターン情報を持つ光
束は、レンズ系41,ミラー42,レンズ系43及び穴
空きミラー(光学部材)44を介して凹面反射部材45
に導光している。
【0040】そしてこの凹面反射部材45により収束さ
れた光束は、更にレンズ系10,11を介して感光基板
ステージ13に真空吸着された感光基板12上に結像
し、これにより転写露光を行っている。このとき遮光板
4の中央遮光部分4bが穴空きミラー44の中央開口部
分44aと略共役関係となるように中央遮光部分4bと
中央開口部44aの大きさRや44Dを選定している。
【0041】実施形態1では中央部を遮光した構成であ
ったが、本実施形態ではミラー44の中央部分を開口部
44aとして光束を逃がすことで結果的に遮光と等価な
効果を得ている。
【0042】本実施形態では図1の実施形態1と同様に
凹面反射部材45に大きなパワー(屈折力)を持たせる
ことで、色収差を効果的に補正し、輪帯照明等の変形照
明と組み合わせることでマスク6上の回路パターンを高
解像度で感光基板12上に結像している。
【0043】尚本実施形態においてミラー42とレンズ
系43を省略して、レンズ系41からの光束を穴空きミ
ラー44に導光するようにしてもよい。
【0044】次に上記説明した露光装置を利用したデバ
イスの製造方法の実施例を説明する。
【0045】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造のフ
ローを示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイ
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設
計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
【0046】一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリ
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
【0047】次のステップ5(組立)は後工程と呼ば
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
【0048】ステップ6(検査)ではステップ5で作製
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0049】図6は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。
【0050】ステップ13(電極形成)ではウエハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
【0051】ステップ17(現像)では露光したウエハ
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジ
スト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0052】本実施例の製造方法を用いれば、従来は製
造が難しかった高集積度のデバイスを製造することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マスク面
のパターンを投影光学系を介して感光基板面上に投影露
光する際、照明系や投影光学系の構成を適切に設定する
ことにより投影光学系として使用できる硝材が限られて
いる場合にも、エキシマレーザを狭帯域化することなし
に色収差を良好に補正することができ、マスク面上のパ
ターンをウエハ面上に高い解像力で容易に露光転写する
ことができる投影露光装置及びそれを用いたデバイスの
製造方法を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の遮光板の説明図
【図3】図1の遮光板の説明図
【図4】本発明の実施形態2の要部概略図
【図5】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【図6】本発明のデバイスの製造方法のフローチャート
【符号の説明】
1 光源 2 照明光学系 3 ホモジナイザ 4 遮光板 5 コンデンサーレンズ 6 マスク(レチクル) 7 マスクステージ 8,10,11 レンズ系 9 反射光学系 9a,9b 反射光学部材 12 感光基板 13 感光基板ステージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明系からの照明光束で照明したマスク
    面上のパターンを投影光学系で感光基板面上に投影露光
    する際、該照明系は該照明光束の照明中央部分を遮光す
    る遮光手段を有し、該投影光学系は露光光束の露光中央
    部分を結像に寄与しないように該露光中央部分に遮光部
    又は/及び開口部を設けた光学部材を含む反射光学系を
    有し、該光学部材は該投影光学系の瞳面に位置し、該光
    学部材と該遮光手段とは光学的に共役関係となるように
    設定していることを特徴とする投影露光装置。
  2. 【請求項2】 前記照明中央部分と前記露光中央部分は
    光学的に共役関係にあることを特徴とする請求項1の投
    影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記反射光学系は露光中央部分に開口部
    を設けた凹部反射部材を有し、前記光学部材は露光中央
    部分に反射遮光部を設けており、前記照明系からの光束
    を順に該光学部材の周辺部を透過させ、該凹面反射部材
    で反射させ、該光学部材の反射遮光部で反射させた後に
    該凹面反射部材の開口部より出射させていることを特徴
    とする請求項1又は2の投影露光装置。
  4. 【請求項4】 前記反射光学系は凹面反射部材を有し、
    前記光学部材は露光中央部分に開口部を設け周辺部に反
    射面を設けており、前記照明系からの光束を順に該光学
    部材の反射面で反射させ、該凹面反射部材で反射させた
    後に該光学部材の開口部より出射させていることを特徴
    とする請求項1又は2の投影露光装置。
  5. 【請求項5】 前記マスク又は/及び感光基板を前記投
    影光学系の光軸と垂直方向に走査して該マスク面上のパ
    ターンを該感光基板上に走査露光するようにしているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3又は4の投影露光装
    置。
  6. 【請求項6】 前記マスクと前記感光基板を前記投影光
    学系の光軸と垂直方向に該投影光学系の投影倍率に対応
    させた速度比で同期させて走査して、該マスク面上のパ
    ターンを該感光基板上に走査露光するようにしているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3又は4の投影露光装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項記載の投
    影露光装置を用いてデバイスを製造していることを特徴
    とするデバイスの製造方法。
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