JPH09212722A - 本人確認装置 - Google Patents

本人確認装置

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JPH09212722A
JPH09212722A JP2084896A JP2084896A JPH09212722A JP H09212722 A JPH09212722 A JP H09212722A JP 2084896 A JP2084896 A JP 2084896A JP 2084896 A JP2084896 A JP 2084896A JP H09212722 A JPH09212722 A JP H09212722A
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JP
Japan
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person
personal identification
camera
identified
customer
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Withdrawn
Application number
JP2084896A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hirayama
健一 平山
晃二 ▲高▼木
Koji Takagi
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09212722A publication Critical patent/JPH09212722A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力の少ない本人確認装置を提供する。 【解決手段】 自動取引装置13に内蔵されている本人
確認装置の主制御部に人間接近検出部を接続する。人間
接近検出部には、感圧スイッチ18を接続する。この感
圧スイッチ18を、本人確認装置の本人確認領域内に設
け、足ふきマット15により覆い隠す。感圧シ−ト18
に顧客Aが乗ると、人間接近検出部から主制御部に、本
人確認領域内に顧客が居ることを示す信号が送信され、
感圧シ−ト18に顧客Aが乗っていない状態では、人間
接近検出部から主制御部に、本人確認領域内に顧客Aが
居ないことを示す信号が送信される。主制御部はこの信
号を受信して、本人確認領域内に顧客Aが居るときのみ
カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源をオ
ン状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイリス(虹彩)
を用いた本人確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本人確認のために、アイリス(虹
彩)を用いた本人確認の技術が注目されている。そのよ
うな本人確認技術を開示したものとして例えば特公平5
−84166号公報に記載された「虹彩認識システム」
があげられる。
【0003】ここでアイリスについて簡単に説明する
と、人間の眼球の表面層のパタ−ン、特にアイリスは、
水晶体を中心に放射状の黒い筋や外周の輪郭などのパタ
−ンで形成され、このパタ−ンは幼年期に完成されるも
のであり、個人毎にまた同一人であっても右目と左目と
で異なっている。よって、このアイリスを使用すると本
人確認能力が特に優れることとなる。
【0004】アイリスは眼球の表面に見えるため、アイ
リスに照明を当て、明るくし、カメラを用いて遠方から
アイリスを捕らえることが可能であり、網膜を用いた本
人確認と比べて読取り部を覗き込む必要がなくわずらわ
しさがないという特徴を備えている。
【0005】カメラを用いてアイリスを遠方から捕らえ
る手段としては、カメラに写された画像の中から「人
体」を識別し、その識別した「人体」から「顔」を抽出
して、続けて「目」の位置を特定する。そしてその
「目」のアイリスを捕らえ、アイリスパタ−ンのみを取
り込み、予め登録してある本人のアイリスデ−タと照合
することにより本人確認を行っている。なお、以下この
ような本人確認を行う機能を備えた装置を本人確認装置
とする。
【0006】上記のような本人確認装置を備えた装置と
して例えば金融機関等に設置される自動取引装置があ
る。このような自動取引装置においては、例えば、ID
カ−ドを自動取引装置に挿入した顧客がIDカ−ドを所
有すべき人間であるか否かの確認を本人確認装置により
行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の本人確認装
置においては、照明によって照らされたアイリスをカメ
ラにより撮影し、そのアイリスパタ−ンを用いて個人識
別を行っているが、いつ識別すべき人物が現れるか判ら
ないので、アイリスを撮影する必要のない状態であって
も、カメラ及び照明を常に動作させておく必要があっ
た。それ故、消費電力の無駄となるという問題点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で設けた解決手段は、被識別者の虹彩を照明に
より照らし、カメラで該虹彩を取得し、その虹彩情報に
基づいて本人確認を行う本人確認装置において、本人確
認装置の本人確認領域内に居る被識別者を検知手段によ
り検知し、検知手段から被識別者が本人確認領域内に居
ることを示す信号を受信すると、照明とカメラの電源を
オン状態とし、一方、被識別者が本人確認領域内に居な
いことを示す信号を受信すると、照明とカメラの電源を
オフ状態とするものである。
【0009】被識別者が本人確認装置の本人確認領域内
に居ると、検知手段が被識別者を検知し、照明とカメラ
の電源をオン状態とする。一方、本人確認領域外に被識
別者が出ると、検知手段が被識別者を検知しなくなるの
で、照明とカメラの電源はオフ状態となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な
要素には同一の符号を付す。第1の実施の形態 図1、図2は本発明の第1の実施の形態における自動取
引装置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図であ
る。まず、金融機関等に設置され、顧客自身による現金
の入金及び出金等の処理を行う自動取引装置13につい
て説明する。
【0011】図2において、自動取引装置13の顧客指
示操作部には、顧客が自動取引装置13への情報の入力
を行う入力部2と、顧客に自動取引装置13からの指示
及びお知らせを表示する表示部3とが設けられている。
そして、図1に示す自動取引装置13には予め現金が内
蔵されており、顧客がIDカ−ド(金融機関が発行し、
金融機関毎のコ−ドや顧客の口座番号、氏名等の顧客情
報が記憶された顧客識別カ−ド)を挿入し、その後、顧
客がその口座の所有者であること、すなわち顧客がID
カ−ドを所有すべき人物であることが証明されると、顧
客自身の操作により出金を行うことができる。また、所
定の口座への入金や、通帳への記帳を行うことも可能で
ある。
【0012】上記の自動取引装置13においては、ID
カ−ドを挿入した顧客が、IDカ−ドを所有すべき人物
であるか否かの判断等のために本人確認装置1を内蔵し
たものがある。すなわち、暗証番号の代わりに顧客のア
イリスにより本人確認を行う機能を備えた自動取引装置
13がある。
【0013】以下、自動取引装置13に内蔵された本人
確認装置1について説明する。図3は本発明の第1の実
施の形態における本人確認装置の制御系を示すブロック
図、図4は本発明の第1の実施の形態における感圧スイ
ッチの構造を示す説明図である。
【0014】図1、図2、図3において、本人確認装置
1には、本人確認装置1全体を制御する主制御部2が設
けられている。この主制御部2には画像制御部5が接続
されており、画像制御部5は、後述するカメラ制御部か
ら送信されてきた撮像の処理を行い、処理後の画像デ−
タを主制御部2に送信する。画像制御部5には、カメラ
制御部6が接続されており、カメラ制御部6にはカメラ
7が接続されている。カメラ制御部6は、カメラ7のア
ングルを変える等のカメラ7の動作の制御を行うと共
に、画像制御部5にカメラ7により撮られた画像を送信
する。
【0015】また、上記画像制御部5は、カメラ7で撮
影された画像の画素についてここでは4画素毎のブロッ
クに分ける機能を備えている。そして、画像制御部5は
4画素毎のブロックの位置を記憶しておき、周辺の各ブ
ロックとパタ−ンマッチングを行うことによりΔt秒後
の各ブロックの位置を検出する。なお、最も移動値が小
さい地点が移動先となる。このようにして、動的物体の
検出すなわち、顧客の検出を行う。
【0016】主制御部2にはまた、本人確認装置1全体
に電源を供給する電源30が接続されている。主制御部
2にはまた、カメラ7で被識別者である顧客Aのアイリ
スを撮影するために顧客の目を照らす散乱調節光源8
と、瞳孔の大きさを調整するために光量調節を行って顧
客の目を照らす瞳孔調節光源9とが接続されている。上
記カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9は主制御
部2と制御線により接続されており、主制御部2の指示
により電源オン・オフが行われる。すなわち、本人確認
装置1の電源30がオンの場合であっても、カメラ7、
散乱調節光源8、瞳孔調節光源9はオフ状態となること
ができる。
【0017】主制御部2にはまた、人間接近検出部10
が接続されており、人間接近検出部10からの信号を受
信して、主制御部2は、顧客Aが所定位置(本人確認領
域内)に到達したか否かの判断を行う。人間接近検出部
10には、圧力を受けるか否かによりスイッチがオン状
態あるいはオフ状態となる感圧スイッチ18が接続され
ている。この感圧スイッチ18は図4に示すように、圧
力を受けると導体となる感圧シ−ト11と、感圧シ−ト
11を上下方向から挟む導体の電極シ−ト12a、12
bと、信号を増幅するためのバッファ14とから構成さ
れている。電極シ−ト12aは+5Vにプルアップされ
ており、電極シ−ト12bはア−スされている。
【0018】そして、感圧シ−ト11に圧力が加わる
と、感圧シ−ト11が導体となるので+5Vの電圧が電
極シ−ト12a、感圧シ−ト11、電極シ−ト12bを
介してア−スに引っ張られて0Vとなる。すると、感圧
スイッチ18から出力される信号はL信号となり、この
L信号が人間接近検出部10に送信される。また、感圧
シ−ト11に圧力が加わっていない状態では、+5Vの
電圧がバッファ14を介してH信号として人間接近検出
部10に送信される。
【0019】上記感圧スイッチ18は自動取引装置13
の本人確認装置1が被識別者を確認し得る領域、すなわ
ち本人確認領域内に設けられている。従って、この場
合、本人確認装置1は、顧客Aが自動取引装置13を操
作する際に必ず立つ位置、すなわち自動取引装置13操
作可能領域内に設けられている。
【0020】本人確認装置1が顧客Aを確認し得る領域
に、顧客Aが居るとL信号、一方、感圧シ−ト11がオ
フ状態すなわち顧客Aが本人確認領域内に居ないとH信
号が感圧スイッチ18から人間接近検出部10に送信さ
れる。そして、感圧スイッチ18は足ふきマット15に
より覆い隠されている。また、天井には部屋全体を照ら
すための照明16が設けられている。
【0021】次に上記構成における本人確認装置1のカ
メラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源オン・
オフ動作について説明する。図5は本発明の第1の実施
の形態における感圧スイッチの出力信号の変化を示すタ
イムチャ−トである。
【0022】顧客Aが本人確認領域内にいない状態、す
なわち足ふきマット15が踏まれていないと、感圧スイ
ッチ18から人間接近検出部10へH信号が送信されて
いる状態となっている。
【0023】この状態では、主制御部2からカメラ7、
散乱調節光源8、瞳孔調節光源9へは電源オフ状態とす
るL信号が送信されており、カメラ7、散乱調節光源
8、瞳孔調節光源9の電源はオフ状態となっている。
【0024】次に顧客Aが自動取引装置13を操作する
ために足ふきマット15を踏むと、所定の圧力が検知さ
れ、感圧スイッチ18から人間接近検出部10へL信号
が送信される。すると、人間接近検出部10から主制御
部2へ、顧客Aが本人確認領域内に居ることを示すH信
号が送信され、その信号を受信して主制御部2は制御線
により送信されていた電源信号をL信号から、電源をオ
ン状態とするためのH信号へと変化させる。
【0025】この信号を受信して、散乱調節光源8と瞳
孔調節光源9とはそれぞれ顧客Aのアイリス及び瞳孔を
照らす。そして、カメラ7はアイリス取得のための動作
を開始し、上記の方法で、まず、画像制御部5がカメラ
7で撮影された画像の中から顧客Aの検出を行い、その
後、目の位置を特定する。目の位置が特定できたら、カ
メラ制御部6を介してカメラ7のレンズをズ−ムアップ
してアイリスを捕らえ、撮影する。このとき、アイリス
は瞳孔の大きさにより変化するので、瞳孔が所定の大き
さになるように瞳孔調節光源9の光量を主制御部2が制
御する。すなわち、瞳孔が所定の大きさよりも小さい場
合には、明るすぎるので瞳孔調節光源9を暗くするよう
に主制御部2が制御し、逆に瞳孔が所定の大きさよりも
大きい場合は、暗いので瞳孔調節光源9を明るくするよ
うに主制御部2が制御する。
【0026】アイリスが所定の大きさでカメラ7から取
得することができたら、その画像を画像制御部5へと送
信する。画像制御部5で画像デ−タとして処理される
と、主制御部2に画像デ−タが送信され、そこで、顧客
Aにより挿入されたIDカ−ドに基づき検索された予め
登録されている顧客Aのアイリスデ−タ(これは図示せ
ぬホストコンピュ−タから送信されてくる)とカメラ7
により撮影されたアイリスとの照合が行われる。また、
別の方法として、カメラ7により撮影されたアイリスに
関するデ−タが主制御部2に送信されてくると、そのデ
−タを自動取引装置13の図示せぬぬ制御部に送信し、
そこで、図示せぬホストコンピュ−タから送信されてく
るアイリスデ−タと照合してもよい。
【0027】そして本人確認が行われると、顧客Aと自
動取引装置13との取引が行われる。その後、自動取引
装置13との取引処理が終了し、顧客Aが足ふきマット
15から離れると、感圧スイッチ18がオフ状態とな
り、H信号が人間接近検出部10に送信され、主制御部
2は顧客Aが本人確認領域内から離れたことを認識す
る。すると、主制御部2は、制御線により送信されてい
た電源信号をH信号から、電源をオフ状態とするための
L信号へと変化させる。L信号を受信してカメラ7、散
乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源はオフ状態とな
る。
【0028】上記第1の実施の形態においては、顧客A
が本人確認装置1の本人確認領域内に立っているときだ
け、すなわち自動取引装置13操作可能領域内に居ると
きだけカメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電
源をオン状態とすることにより、無駄な電力を使用せず
に済む。その結果、消費電力を軽減することができる。
【0029】また、カメラ7の電源がオン状態となるの
は、必ずカメラ7が顧客Aのアイリス取得動作を行わな
ければならない時なので、カメラ7がオン状態となった
にも拘らず、カメラ7に顧客Aが映らない場合には、主
制御部2が顧客Aは背の低い人かあるいは車椅子に乗っ
ている人等、アイリスが低い位置にある顧客Aであると
判断し、カメラ7のアングルを変え、顧客Aを探す動作
を行う。それ故、顧客Aをカメラ7が捕らえることがで
きないといった問題が発生しない。
【0030】上記第1の実施の形態特有の効果として、
カメラ7の電源が、本人確認すべき顧客Aが本人確認装
置1の前に立った時以外はオン状態とならないので、カ
メラ7により撮影される人間は本人確認すべき顧客Aの
みとなる。その結果、本人確認すべきではない顧客のア
イリス取得のための動作をカメラ7は行わない。また、
第1の実施の形態の特有の効果として、顧客Aが来た方
向へ戻らなくても感圧スイッチ18から離れればカメラ
7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源がオフ状態
となるので、部屋の入退室管理のための装置に内蔵され
た本人確認装置にも適用することができる。
【0031】第2の実施の形態 次に本発明の第2の実施の形態について図面を参照しな
がら説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様な部
分には同一符号を付してその説明は省略する。図6、図
7、図8は本発明の第2の実施の形態における自動取引
装置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図、図9は
本発明の第2の実施の形態における感圧スイッチの出力
信号の変化を示すタイムチャ−ト、図10は本発明の実
施の形態における本人確認装置の制御系を示すブロック
図、図11は本発明の第2の実施の形態における感圧ス
イッチの出力信号の変化を示すタイムチャ−トである。
【0032】この実施の形態において、上記第1の実施
の形態と異なる点は、自動取引装置13が顧客Aのため
の入出金処理中に、刃物等の危険物を持った顧客B(以
下単に顧客Bとする)が自動取引装置13に近付いてく
ると、それを本人確認装置1が認識し、警察等に通報す
る機能を備えた点である。
【0033】詳しくは、図6において、感圧スイッチ1
8は本人確認領域ではなく、本人確認領域の直前の顧客
Aが本人確認装置1へ到達する際に必ず通過する位置で
あって、且つ顧客Aが本人確認領域内に居る状態で、顧
客Bが本人確認装置1へ到達する際に必ず通過する位置
に設けられている。
【0034】また、第1の実施の形態と同様に、感圧ス
イッチ18は足ふきマット15により覆われている。以
上のように、感圧スイッチ18は本人確認領域内に設け
られているのではなく、本人確認領域外に設けられてい
る。感圧スイッチ18が設けられている位置は、図7に
示すように、本人確認装置1が独立した1個の部屋22
に設置されている場合には、その部屋22の出入口23
であり、一方、それ以外の場所では、図8に示すよう
に、顧客Aが本人確認装置1へ到達する際に必ず通過す
る位置であって、且つ顧客Aが本人確認領域内に居る状
態で、顧客Bが本人確認装置1へ到達する際に必ず通過
する位置である。
【0035】また、顧客Aは本人確認装置1へ向かうた
めに感圧スイッチ18上を通過するだけなので、図9に
示すように、感圧スイッチ18の出力信号は、H信号か
らL信号へ変化してもすぐにまたH信号へと変化する。
【0036】図10において、人間接近検出部10は、
上記のような信号の瞬間の変化があると、主制御部2へ
と信号の瞬間の変化があったことを知らせる信号を送信
する。この信号を受信して主制御部2は、本人確認装置
1へ顧客Aが近付いているかあるいは離れつつあるかを
判断し、カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の
電源状態を切り替える。すなわち、カメラ7、散乱調節
光源8、瞳孔調節光源9へ主制御部2から電源信号とし
てL信号が送信されていた状態において、人間接近検出
部10が感圧スイッチ18がH信号からL信号、またH
信号へと瞬間的に変化したことを検知し、主制御部2へ
H信号を送信すると、主制御部2は顧客Aが本人確認装
置1に近付いてきたことを認識する。一方、カメラ7、
散乱調節光源8、瞳孔調節光源9へ主制御部2から電源
信号としてH信号が送信されていた状態において、人間
接近検出部10が感圧スイッチ18がH信号からL信
号、またH信号へと瞬間的に変化したことを検知し、主
制御部2へH信号を送信すると、主制御部2は顧客Aが
本人確認装置1から離れていくことを認識する。
【0037】主制御部2は、自動取引装置13の主制御
部27と接続されており、主制御部27からの出力信号
を受信して、自動取引装置13が入出金処理を行ってい
るか否かを認識することができる。
【0038】主制御部2には、警報通知部19が接続さ
れている。この警報通知部19は、主制御部2が自動取
引装置13を操作している顧客Aへ特定の事象が発生し
ていると認識した場合に、主制御部2の指示により警報
通知動作を行う。すなわち、図11に示すように、自動
取引装置13が所定の処理、例えば入出金処理を行って
いる間に感圧スイッチ18がH信号からL信号、またH
信号へと変化したことを人間接近検出部10が検知し、
人間接近検出部10から主制御部2へH信号が送信され
ると、主制御部2は顧客Bが自動取引装置13に近付い
てきたことを認識し、顧客Aに特定の事象が発生してい
るとして警報通知部19に主制御部2から信号が送信さ
れる。
【0039】この警報通知部19には、スピ−カ20と
電話回線21が接続されている。スピ−カ20は本人確
認装置1及び自動取引装置13を管理する管理者が居る
管理室に設置され、顧客Aへ特定の事象が発生している
ことを管理者に知らせる。また警報通知部19は、電話
回線21を介して警察や警備会社に接続されており、主
制御部2が顧客Aへ特定の事象が発生していることを認
識すると、警察や警備会社に顧客Aへ特定の事象が発生
していることが通知される。
【0040】次に上記構成における本人確認装置1のカ
メラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源オン・
オフ動作について説明する。顧客Aが本人確認領域内に
いない状態、すなわち足ふきマット15が踏まれていな
いと、感圧スイッチ18から人間接近検出部10へH信
号が送信されている状態となっている。
【0041】また、主制御部2からカメラ7、散乱調節
光源8、瞳孔調節光源9へは電源信号として、電源オフ
状態とするL信号が送信されており、カメラ7、散乱調
節光源8、瞳孔調節光源9の電源はオフ状態となってい
る。
【0042】次に顧客Aが自動取引装置13へ近付くた
めに足ふきマット15を踏み、通過すると、感圧スイッ
チ18から人間接近検出部10へ送信される信号が瞬間
的にH信号からL信号へと変化し、再びH信号と変化す
る。人間接近検出部10はこの信号の瞬間の変化を検知
すると、H信号を主制御部2へと送信する。この信号を
受信して、主制御部2は、顧客Aが本人確認装置1へと
近付いていることを認識し、制御線により送信されてい
た電源信号をL信号から、電源をオン状態とするための
H信号へと変化させる。
【0043】この電源信号を受信して、カメラ7はアイ
リス取得のための動作を開始し、散乱調節光源8と瞳孔
調節光源9とはそれぞれ顧客のアイリス及び瞳孔を照ら
す。その後の本人確認のための動作及び自動取引装置1
3との取引動作については上記第1の実施の形態と同様
なので説明は省略する。
【0044】本人確認後、所定の取引処理が終了し、顧
客Aが自動取引装置13から離れるために再び足ふきマ
ット15を踏み、通過すると、上記と同様に感圧スイッ
チ18から送信される信号が瞬間的にH信号からL信号
へと変化し、再びH信号と変化する。
【0045】人間接近検出部10は感圧スイッチ18か
ら送信される信号の瞬間の変化を知すると、H信号を主
制御部2へと送信する。この信号を受信して、制御部2
は、顧客Aが本人確認装置1から離れていることを認識
し、制御線により送信されされた電源信号をH信号か
ら、電源をオフ状態とするためのL信号へと変化させ
る。L信号を受信してカメラ7、散乱調節光源8、瞳孔
調節光源9の電源はオフ状態となる。
【0046】また、図11に示すように、自動取引装置
13が入出金動作中に、感圧スイッチ18がH信号から
L信号、またH信号へと瞬間的に変化したことを人間接
近検出部15が検知し、主制御部2へH信号が送信され
ると、図7、図8に示すように、主制御部2は顧客Bが
自動取引装置13に近付いてきたと判断し、警報通知部
19に信号を送信する。この出力信号を受信して、警報
通知部19は、スピ−カ20を介して自動取引装置13
を管理する管理者に顧客Aへ特定の事象が発生している
ことを知らせると共に、電話回線21を介して警察や警
備会社に顧客Aへ特定の事象が発生していることを通知
する。
【0047】上記第2の実施の形態においては、上記第
1の実施の形態と同様の効果に加えて、特定の事象の発
生を検知することができ、その結果、顧客の安全性が向
上する。
【0048】また第2の実施の形態においては、自動取
引装置13以外の装置であって、特定の事象の発生を検
知することが可能である。
【0049】第3の実施の形態 次に本発明の第3の実施の形態について図面を参照しな
がら説明する。なお、上記第1の実施の形態、第2の実
施の形態と同様な部分には同一符号を付してその説明は
省略する。図12は本発明の第3の実施の形態における
本人確認装置の制御系を示すブロック図、図13、図1
4は本発明の第3の実施の形態における自動取引装置と
感圧スイッチとの位置関係を示す説明図、図15は本発
明の第3の実施の形態における感圧スイッチの出力信号
の変化を示すタイムチャ−トである。
【0050】この実施の形態において、上記第1の実施
の形態と異なる点は、本人確認装置1が本人確認装置1
へと近付いてくる人数と本人確認装置1から離れていく
人数とを把握することのできる機能を備えた点である。
【0051】詳しくは、図12に示すように、人間接近
検出部10には、感圧nearスイッチ24と感圧fa
rスイッチ25とがそれぞれ接続されている。この感圧
nearスイッチ24は、図13、図14に示すよう
に、感圧farスイッチ25よりも本人確認装置1を備
えた自動取引装置13方向に近付いた位置に設置されて
いる。この感圧nearスイッチ24と感圧farスイ
ッチ25の機能は上記第1の実施の形態に示した感圧ス
イッチ18と同じであり、また、感圧nearスイッチ
24と感圧farスイッチ25は、足ふきマット15に
より覆われている。
【0052】この感圧nearスイッチ24と感圧fa
rスイッチ25は、図14に示すように、取引を行おう
とする複数の顧客を収容する領域の出入口、すなわち本
人確認待ち領域出入口に設置されている。
【0053】図13に示すように、顧客Aが自動取引装
置13へ近付くために足ふきマット15を踏むと、図1
5に示すように、まず感圧farスイッチ25からの出
力信号がH信号からL信号となり、顧客Aが感圧far
スイッチ25から離れることにより、すぐに再びH信号
となる。また、すぐその後、顧客Aは感圧nearスイ
ッチ24を踏むので、感圧nearスイッチ24からの
出力信号がH信号からL信号となり、顧客が感圧nea
rスイッチ24から離れることにより、すぐに再びH信
号となる。この感圧nearスイッチ24の出力信号の
変化時刻(Tnear秒)と感圧farスイッチ25の
出力信号の変化時刻(Tfar秒)が数式1のようにな
ると、主制御部2は顧客Aが一人本人確認装置1に近付
きつつあることを認識し、カウントアップし、記憶部2
6に記憶しておく。
【0054】 Tnear(秒)>Tfar(秒)・・・(1) ここで、記憶部26のカウント数が「0」のときには、
主制御部2からカメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光
源9へは電源信号としてL信号が送信される。すなわ
ち、カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9は電源
オフ状態となっている。
【0055】一方、記憶部26のカウント数が「1」以
上では、主制御部2からカメラ7、散乱調節光源8、瞳
孔調節光源9へは電源信号としてH信号が送信される。
すなわち、カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9
は電源オン状態となる。
【0056】そして、顧客Aが自動取引装置13から離
れるために足ふきマット15を踏むと、まず感圧nea
rスイッチ24からの出力信号がH信号からL信号とな
り、顧客Aが感圧nearスイッチ24から離れること
により、すぐに再びH信号となる。また、すぐその後、
顧客Aは感圧farスイッチ25を踏むので、感圧fa
rスイッチ25からの出力信号がH信号からL信号とな
り、顧客が感圧farスイッチ25から離れることによ
り、すぐに再びH信号となる。この感圧nearスイッ
チ24の出力信号の変化時刻(Tnear秒)と感圧f
arスイッチ25の出力信号の変化時刻(Tfar秒)
が数式2のようになると、主制御部2は顧客が一人本人
確認装置1から離れつつあることを認識し、記憶部26
に記憶されているカウント数をカウントダウンする。
【0057】 Tfar(秒)>Tnear(秒)・・・(2) 記憶部26のカウント数が「0」となると、カメラ7、
散乱調節光源8、瞳孔調節光源9は電源オフ状態とな
る。
【0058】次に上記構成における本人確認装置1のカ
メラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9の電源オン・
オフ動作について説明する。顧客Aが本人確認装置1近
傍にいない状態、すなわち足ふきマット15a、15b
は誰にも踏まれておらず、それ故、感圧nearスイッ
チ24、感圧farスイッチ25から人間接近検出部1
0へH信号が送信されている状態となっている。この状
態では、主制御部2からカメラ7、散乱調節光源8、瞳
孔調節光源9へは電源信号として、電源オフ状態とする
L信号が送信されており、カメラ7、散乱調節光源8、
瞳孔調節光源9の電源はオフ状態となっている。
【0059】次に顧客Aが本人確認装置1へ近付くため
に足ふきマット15を踏み、通過すると、図15に示す
ように、まず感圧farスイッチ25からの出力信号が
瞬間的にH信号からL信号へと変化し、再びH信号と変
化する。また、すぐその後、顧客Aは感圧nearスイ
ッチ24を踏み、通過するので、感圧nearスイッチ
24からの出力信号が瞬間的にH信号からL信号へと変
化し、再びH信号へと変化する。この感圧nearスイ
ッチ24の出力信号の変化時刻(Tnear秒)と感圧
farスイッチ25の出力信号の変化時刻(Tfar
秒)が上記数式1のようになったので、主制御部2は顧
客が一人本人確認装置1に近付きつつあることを認識
し、カウント数をアップさせ、記憶部26に記憶してお
く。
【0060】そして、主制御部2は、カメラ7、散乱調
節光源8、瞳孔調節光源9へ電源信号として、電源オン
状態とするH信号を送信する。この信号を受信して、カ
メラ7はアイリス取得のための動作を開始し、散乱調節
光源8と瞳孔調節光源9とはそれぞれ顧客Aのアイリス
及び瞳孔を照らすために光る。このようにカメラ7、散
乱調節光源8、瞳孔調節光源9がアイリス取得のための
準備が整った状態において、顧客Aはまだ本人確認装置
1に到達していない。
【0061】そのため、カメラ7は、レンズの中央部に
顧客Aが映っていない場合(顧客の身長が低くて、頭部
がカメラ7が正面を向いた状態では映らない等)、本人
確認装置1へ来るはずの顧客Aを探すために、レンズの
アングルを変えて顧客Aの頭部がレンズの中央部に映る
ようにする。そして、顧客Aが本人確認装置1に到達す
る時には、カメラ7は顧客Aのアイリスを取得すること
のできる角度に傾いており、すぐに顧客Aのアイリス取
得動作へと移ることができる。
【0062】その後の本人確認のための動作及び自動取
引装置13との取引動作については上記第1の実施の形
態と同様なので説明は省略する。
【0063】ここで、図14に示すように、次の顧客C
が本人確認装置1へ近付くために足ふきマット15を踏
むと、上記と同様に、主制御部2が顧客が一人本人確認
装置1に近付きつつあることを認識し、カウント数を
「1」アップさせ、記憶部26に記憶しておく。すなわ
ち記憶部26にはカウント数「2」が記憶されている。
【0064】本人確認後、所定の取引処理が終了し、最
初の顧客Aが本人確認装置1から離れるために来た方向
へ歩き、足ふきマット15を踏み、通過すると、図15
に示すように、まず感圧nearスイッチ24からの出
力信号が瞬間的にH信号からL信号へと変化し、再びH
信号と変化する。また、すぐその後、顧客Aは感圧fa
rスイッチ24を踏み、通過するので、感圧farスイ
ッチ25からの出力信号が瞬間的にH信号からL信号へ
と変化し、再びH信号へと変化する。
【0065】この感圧nearスイッチ24の出力信号
の変化時刻(Tnear秒)と感圧farスイッチ25
の出力信号の変化時刻(Tfar秒)が上記数式2のよ
うになると、主制御部2は顧客が一人本人確認装置1か
ら離れつつあることを認識し、記憶部26に記憶されて
いるカウント数をカウントダウンする。
【0066】ここで、まだ記憶部26のカウント数は
「0」ではないので、カメラ7、散乱調節光源8、瞳孔
調節光源9は電源オン状態のままである。そして、次の
顧客Cのアイリス取得のために、カメラ7が本人確認装
置1へ近付いてくる顧客Cのアイリスを取得できるよう
に、カメラ7のアングルを調整する。
【0067】所定の取引処理が終了し、次の顧客Cが本
人確認装置1から離れるために来た方向へと歩き、足ふ
きマット15を踏むと、感圧nearスイッチ24と感
圧farスイッチ25からの出力信号の変化を受けて、
記憶部26のカウント数が「0」となる。すると、主制
御部2からカメラ7、散乱調節光源8、瞳孔調節光源9
へはL信号が送信され、カメラ7、散乱調節光源8、瞳
孔調節光源9は電源オフ状態となる。
【0068】上記第3の実施の形態においては、上記第
1の実施の形態の効果に加え、本人確認装置1へ顧客A
が近付く前から顧客Aを探す動作をカメラ7が行うの
で、本人確認装置1に顧客Aが到着するときには、すで
に顧客Aのアイリスを取得することが可能な位置にカメ
ラ7のレンズが向いている。それ故、アイリス取得まで
に必要な時間が短い。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。本人確認装
置の本人確認領域内に居る被識別者を検知手段により検
知し、検知手段から被識別者が本人確認領域内に居るこ
とを示す信号を受信すると、照明とカメラの電源をオン
状態とし、一方、被識別者が本人確認領域内に居ないこ
とを示す信号を受信すると、照明とカメラの電源をオフ
状態とすることにより、カメラや照明の電源を本人確認
を行うとき以外には切るので、無駄な電力を使用せずに
済む。その結果、消費電力を軽減することが可能とな
る。
【0070】また、カメラの電源が、オン状態となるの
は、必ずカメラが被識別者の虹彩取得動作を行わなけれ
ばならない時なので、カメラがオン状態となったにも拘
らず、カメラに被識別者が映らない場合には、主制御部
がその被識別者は背の低い人かあるいは車椅子に乗って
いる人等、虹彩が低い位置にある被識別者であると判断
し、カメラのアングルを変え、被識別者を探す動作を行
う。それ故、被識別者をカメラが捕らえることができな
いといった問題が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における自動取引装
置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における自動取引装
置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における本人確認装
置の制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における感圧スイッ
チの構造を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における感圧スイッ
チの出力信号の変化を示すタイムチャ−トである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における自動取引装
置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における自動取引装
置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における自動取引装
置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における感圧スイッ
チの出力信号の変化を示すタイムチャ−トである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における本人確認
装置の制御系を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における感圧スイ
ッチの出力信号の変化を示すタイムチャ−トである。
【図12】本発明の第3の実施の形態における本人確認
装置の制御系を示すブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態における自動取引
装置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における自動取引
装置と感圧スイッチとの位置関係を示す説明図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における感圧スイ
ッチの出力信号の変化を示すタイムチャ−トである。
【符号の説明】
1 本人確認装置 2 主制御部 7 カメラ 8 散乱調節光源 9 瞳孔調節光源 10 人間接近検出部 13 自動取引装置 18 感圧スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 465K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被識別者の虹彩を照明により照らし、カ
    メラで該虹彩を取得し、その虹彩情報に基づいて本人確
    認を行う本人確認装置において、 本人確認装置の本人確認領域内に居る被識別者を検知手
    段により検知し、 検知手段から被識別者が本人確認領域内に居ることを示
    す信号を受信すると、照明とカメラの電源をオン状態と
    し、一方、被識別者が本人確認領域内に居ないことを示
    す信号を受信すると、照明とカメラの電源をオフ状態と
    することを特徴とする本人確認装置。
  2. 【請求項2】 上記検知手段は、本人確認領域に設けら
    れた感圧スイッチが所定の圧力を検知した状態であるか
    否かにより被識別者の存在を検知する請求項1記載の本
    人確認装置。
  3. 【請求項3】 被識別者の虹彩を照明により照らし、カ
    メラで該虹彩を取得し、その虹彩情報に基づいて本人確
    認を行い、その本人確認結果に基き所定の処理を行う他
    の装置に、本人確認の結果を出力する本人確認装置にお
    いて、 装置に近付く被識別者と装置から離れる被識別者を検知
    手段により検知し、 照明とカメラの電源がオフ状態で、検知手段が被識別者
    を検知すると、照明とカメラの電源をオン状態とし、照
    明とカメラの電源がオン状態で、検知手段が被識別者を
    検知すると、照明とカメラの電源をオフ状態とすると共
    に、他の装置の所定の処理中に検知手段が被識別者を検
    知すると、特定の事象の発生を知らせる本人確認装置。
  4. 【請求項4】 上記検知手段は、装置に近付く被識別者
    が必ず通過する位置であって、且つ別の被識別者が装置
    操作可能領域内に居る被識別者へ近付く際に必ず通過す
    る位置に設けられた感圧スイッチが所定の圧力を検知し
    たことにより被識別者の存在を検知する請求項3記載の
    本人確認装置。
  5. 【請求項5】 被識別者の虹彩を照明により照らし、カ
    メラで該虹彩を取得し、その虹彩情報に基づいて本人確
    認を行う本人確認装置において、 装置に近付く被識別者と装置から離れる被識別者を検知
    手段により検知し、 検知手段が装置に近付く被識別者を検知するとカウント
    アップし、記憶部にカウント数を記憶すると共に、照明
    とカメラの電源をオン状態とし、 検知手段が装置から離れる被識別者を検知すると、記憶
    部に記憶されているカウント数をカウントダウンし、 記憶部のカウント数がゼロとなると照明とカメラの電源
    をオフ状態とする本人確認装置。
  6. 【請求項6】 上記検知手段は、本人確認待ち領域出入
    口に設けられた感圧スイッチが踏まれることにより被識
    別者の存在を検知する請求項5記載の本人確認装置。
JP2084896A 1996-02-07 1996-02-07 本人確認装置 Withdrawn JPH09212722A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076087B2 (en) 2001-06-27 2006-07-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Individual identifying apparatus and method
US20110118034A1 (en) * 2009-11-13 2011-05-19 MWS Gaming, Inc. Immersive wagering game machine lighting structures
CN108724196A (zh) * 2018-07-27 2018-11-02 科沃斯商用机器人有限公司 机器人按键控制***及机器人

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US20110118034A1 (en) * 2009-11-13 2011-05-19 MWS Gaming, Inc. Immersive wagering game machine lighting structures
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