JPH09212311A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JPH09212311A
JPH09212311A JP8015646A JP1564696A JPH09212311A JP H09212311 A JPH09212311 A JP H09212311A JP 8015646 A JP8015646 A JP 8015646A JP 1564696 A JP1564696 A JP 1564696A JP H09212311 A JPH09212311 A JP H09212311A
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JP
Japan
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disk
data
disk device
devices
main computer
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Application number
JP8015646A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Uno
文敏 宇野
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー訂正によるディスク装置の動作終了の
遅れを、ディスクアレイ装置全体のスピードには影響さ
せない。 【解決手段】 ディスクアレイコントローラ35は、メ
インコンピュータ10から転送されたデータを所定の単
位で並列に分割し、Aディスク装置31、Bディスク装
置32、Cディスク装置33の同一セクタ上に順次書き
込み、それらのデータに対応するパリティを生成してD
ディスク装置に書き込む。そして読み出す際、A〜Cデ
ィスク装置31〜33の内の一台からの応答が遅れてい
る場合には、その応答が遅れているディスク装置からの
データを、残りの2台からのデータとにDディスク装置
からのパリティデータとに基づいて生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディスク装
置を並列に同時動作させることで、メインコンピュータ
からの要求に対して見かけ上1台のディスク装置に見せ
かけて応答するようにしたディスクアレイ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクアレイ装置では、ディス
クアレイ装置内の複数のディスク装置の動作が全て終了
するのを待って、メインコンピュータ側にデータを送出
していた。ここで、エラー訂正機能があるディスクアレ
イ装置の場合は、何台かのディスク装置がエラーを起こ
した場合、エラー訂正が可能であればエラー訂正をして
からメインコンピュータにデータを転送する。この場
合、メインコンピュータはディスクアレイ装置内のエラ
ーを関知することなく動作を続けられる。
【0003】このようなディスクアレイ装置の利点は、
主に次の3点である。まず1番目として大容量化の実現
である。ディスク装置の限界容量はその時々の技術進歩
によって常に変化していくが、いつの時代にも1台のデ
ィスク装置についての限界容量がある。例えば本願の出
願時点での限界容量は4G(ギガ)バイト程度であり、
さらに量産品となるとその容量は2Gバイト程度であ
る。上述した4Gバイトの限界容量のディスク装置は量
産できないので、一般的に高価でかつ信頼性が低い。
【0004】それに対して量産品は製品が安定している
ので、一般的に安価でかつ信頼性が高い。例えば3台の
ディスク装置を備えるディスクアレイ装置において、各
ディスク装置に量産品の2Gバイトのディスク装置を使
用すると、見かけ上6Gバイトのハードディスクができ
上がる。量産品のディスク装置を寄せ集めることで限界
容量よりも大きいディスク装置を作り出せることになる
ため、信頼性が高く、かつ大容量のものが得られる。ま
た、限界容量の4Gバイトのディスク装置を使用する
と、その時点では製造不可能と考えられる12Gバイト
のディスク装置を作ることが可能になる。
【0005】2番目としては処理速度の向上が挙げられ
る。ディスク装置は物理的な動作部分を多数持つ装置で
あるため、その動作スピードを向上させるのは容易では
ない。これは、ディスクの回転スピード、読み書きヘッ
ドの移動スピード、ヘッド移動後ヘッド位置が安定する
までに必要な時間等の物理的要因が多数あるためであ
る。ところが、ディスクアレイ装置は、本来1台のディ
スク装置に書き込まれるはずのデータが複数台のディス
ク装置に分散して書き込まれるため、トータルで考えた
場合、1台のディスク装置に対する読み書きの頻度や読
み出すデータ量が低減されるため、全体として見れば処
理速度の向上が図られるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
スクアレイ装置では、メインコンピュータから読み込み
等の要求が来た場合には、アクセス対象となっている複
数のディスク装置の動作が全て終了するのを待って、そ
れらから得たデータをメインコンピュータ側に送出して
いた。ここで、エラー訂正機能があるディスクアレイ装
置の場合は、何台かのディスク装置がエラーを起こした
場合、エラー訂正が可能であればエラー訂正をしてから
メインコンピュータにデータを転送していた。
【0007】しかしながら、エラー発生時には、次のよ
うな手順でそのエラーが判ることとなる。つまり、各デ
ィスク装置でそれぞれ読出指令に応じてデータを読み出
そうとするのであるが、読み出せないと自動的にリトラ
イリード処理を実行した後、結局はリトライオーバーと
なってエラーとなることが多い。このためエラーが発生
するディスク装置は、正常終了するディスク装置より
も、動作終了までの時間が余分にかかることが多い。
【0008】そのような理由から、従来のディスクアレ
イ装置の場合、装置内のディスク装置のうち、1台でも
エラーが発生した場合、結果的にエラー訂正してデータ
修復ができたとしても、ディスクアレイ装置全体の動作
スピードに影響を与えることになってしまう。特にメイ
ンコンピュータからの指令に対するレスポンスを低下さ
せてしまうという不都合が存在している。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、エラー発生等の理由で動作終了
が相対的に遅れるディスク装置がエラー訂正の面での許
容範囲内数であれば、そのディスク装置の動作終了の遅
れを、ディスクアレイ装置全体のスピードには影響させ
ないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、ディスクアレイコン
トローラによって複数台のディスク装置を制御し、メイ
ンコンピュータからのアクセスに対しては見かけ上1台
のディスク装置に見せかけて応答するよう構成され、さ
らに、前記ディスク装置のデータエラー発生に対するエ
ラー訂正機能を備えたディスクアレイ装置において、前
記ディスクアレイコントローラは、前記メインコンピュ
ータからの要求に応じて複数台のディスク装置に読出指
令を出した際、それら複数台のディスク装置の内の一部
からの応答が前記指令を出してから所定時間経過しても
ない場合には、その応答がないディスク装置に対応する
データを前記エラー訂正機能によって作成し、前記メイ
ンコンピュータに、要求されたデータを送出するよう構
成されていることを特徴とするディスクアレイ装置であ
る。
【0011】本発明のディスクアレイ装置は、ディスク
アレイコントローラによって複数台のディスク装置を制
御し、メインコンピュータからのアクセスに対しては見
かけ上1台のディスク装置に見せかけて応答することが
できるため、上記従来技術の説明においてディスクアレ
イ装置の利点として述べたように、大容量化の実現や処
理速度の向上を図ることができる。そして、ディスク装
置のデータエラー発生に対するエラー訂正を行ってデー
タを修復することも可能であるため、信頼性の向上も図
ることができる。
【0012】このような基本的な作用・効果に加えて、
本発明のディスクアレイ装置では、ディスクアレイコン
トローラが、メインコンピュータからの要求に応じて複
数台のディスク装置に読出指令を出した際、それら複数
台のディスク装置の内の一部からの応答が指令を出して
から所定時間経過してもない場合には、そのディスク装
置からの応答を待たずに、そのディスク装置に対応する
データをエラー訂正機能によって作成し、メインコンピ
ュータに、要求されたデータを送出する。
【0013】これは、所定時間を経過しても応答がない
場合には、そのディスク装置は、例えば最初のリード時
にはエラーにより読み出せなかったためリードリトライ
処理を実行しているため動作終了が遅れているものとみ
なし、そのディスク装置の動作終了を待たずに、その他
のディスク装置から得たデータを基にした所定のエラー
訂正によって該当するディスク装置に対応するデータを
作成するようにしたのである。こうすることで、エラー
リトライ等を実行している等の理由で動作終了が遅れて
いるディスク装置があったとしても、それを無視してエ
ラー訂正機能でメインコンピュータへ転送するデータを
作り出すことができ、ディスクアレイ装置全体の動作ス
ピードには影響を与えずに動作を継続することができ
る。
【0014】つまり、従来のディスクアレイ装置の場
合、複数のディスク装置の内の1台でもエラーが発生す
ると、そのディスク装置だけリードリトライ等の処理に
よって正常終了するディスク装置よりも動作終了までに
時間が余分にかかってしまっていた。そのため、結果的
にエラー訂正してデータ修復をしたとしても、ディスク
アレイ装置全体の動作スピードに影響を与えることにな
ってしまい、特にメインコンピュータからの指令に対す
るレスポンスを低下させていた。
【0015】それに対して、本発明のディスクアレイ装
置によれば、そのようなレスポンスを低下させるディス
ク装置からの応答を待たないで処理してしまうので、デ
ィスクアレイ装置全体のレスポンスを低下させないので
ある。なお、上述したように、応答がないディスク装置
に対応するデータをエラー訂正機能によって作成し、メ
インコンピュータに要求されたデータを送出した後、再
度メインコンピュータから次の読み出し要求が来た場合
に、上述のリードリトライ等を実行しているディスク装
置の動作がまだ終了していない場合も考えられる。その
ような場合には、当該ディスク装置に対しては読出指令
自体を出すことができないので、請求項2に示すよう
に、残った(正常と考えられる)ディスク装置のみに読
出指令を出し、やはりエラー訂正機能で、上記読出指令
が出せなかったディスク装置に対応するデータを作り出
し、メインコンピュータに要求されたデータを送出する
ようにすることが考えられる。
【0016】なお、このようなエラー訂正機能の一つと
しては、パリティチェック方式によるものがある。そし
て、その場合には、請求項3に示すように、並列に動作
する所定数台のデータ記憶用ディスク装置と、それら各
データ記憶用ディスク装置の所定の同一記憶位置に記録
された並列データ毎に作成されたパリティが記録された
パリティ記憶用ディスク装置とからなるディスク装置の
組を読出指令備えており、前記ディスクコントローラ
は、前記ディスク装置の組単位でパリティチェック方式
によるエラー訂正を実行可能に構成することが考えられ
る。
【0017】ここで、「所定数台のデータ記憶用ディス
ク装置とパリティ記憶用ディスク装置とからなるディス
ク装置の組を読出指令備える」としたのは、ディスクア
レイ装置を、例えば3台のデータ記憶用ディスク装置と
1台のパリティ記憶用ディスク装置の計4台だけを備え
る構成としてもよいが、この計4台を一組とし、それを
複数組備えるようにすれば、大容量化の実現や処理速度
の向上を図る上でさらに有効だからである。
【0018】そして、この場合、例えば9台のデータ記
憶用ディスク装置と1台のパリティ記憶用ディスク装置
の計10台の構成としてもよいが、次のような問題があ
る。それは、計10台のディスク装置の内のいずれか1
台について応答が遅い場合には、パリティチェック方式
によるエラー訂正機能によってデータ作成ができるが、
2台以上について応答が遅くなった場合、それら2台に
ついてのデータをエラー訂正機能によって作成すること
ができなくなる。すると、計10台のディスク装置によ
る構成が全て利用不可となってしまい、リスクが大き
い。したがって、例えばそれらを3台のデータ記憶用デ
ィスク装置と1台のパリティ記憶用ディスク装置の計4
台の組を3組で構成することにより、4台中の2台の応
答が遅くなる確率は上記10台中の2台の場合と比べて
非常に少なくなるので、信頼性向上の上でも有効であ
る。
【0019】なお、請求項3では、エラー訂正機能の一
つとしてはパリティチェック方式によるものを例に挙げ
たが、それ以外の方式でのエラー訂正機能を備えている
ものであっても構わない。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。図1に示す本発明の一実施形態であるディス
クアレイ装置30は、4台のディスク装置31,32,
33,34と、それら各ディスク装置31〜34を個別
に制御可能なディスクアレイコントローラ35とを備え
ている。なお、以下の説明では、4台のディスク装置を
区別する場合ために、Aディスク装置31、Bディスク
装置32、Cディスク装置33及びDディスク装置34
と記載することにする。また、ディスク装置31〜34
は、いわゆる物理的なハードディスクドライブとそれを
制御するコントロールボードとが一体化されたものであ
る。
【0021】ディスクアレイ装置30はメインコンピュ
ータ10とSCSI(Small Computer System Interfac
e )規格のバス20を介して接続されており、メインコ
ンピュータ10からは見かけ上1台のディスク装置のよ
うに見える。なお、メインコンピュータ10には入力手
段としてのキーボード11及び表示手段としてのCRT
12が接続されている。
【0022】本ディスクアレイ装置30においては、デ
ィスクアレイコントローラ35が4台のディスク装置3
1〜34を並列に同時動作させことができる。そして、
ディスクアレイコントローラ35は、メインコンピュー
タ10から転送されたデータを所定の単位で並列に分割
し、この場合はAディスク装置31、Bディスク装置3
2、Cディスク装置33の3台の同一セクタ上に順次書
き込むと共に、それらのデータに対応するパリティを生
成してDディスク装置34に書き込むように構成されて
いる。
【0023】したがって、Aディスク装置31、Bディ
スク装置32、Cディスク装置33の3台の内のいずれ
か一台からのデータが読み出せなくても、その他2台か
らのデータとDディスク装置34に書き込まれたパリテ
ィとに基づき、所定のエラー訂正機能を発揮すること
で、上記データを読み出せなかったディスク装置からの
データを作成(復元)することができる。
【0024】このような構成の本ディスクアレイ装置3
0の基本的な利点は主に次の3点である。まず1番目と
して大容量化の実現である。ディスク装置31〜34の
限界容量はその時々の技術進歩によって常に変化してい
くが、いつの時代にもディスク装置31〜34の限界容
量がある。例えば本願の出願時点での限界容量は4G
(ギガ)バイト程度であり、さらに量産品となるとその
容量は2Gバイト程度である。上述した4Gバイトの限
界容量のディスク装置31〜34は量産できないので、
一般的に高価でかつ信頼性が低い。
【0025】それに対して量産品は製品が安定している
ので、一般的に安価でかつ信頼性が高い。例えば本例の
構成のようにデータ記憶用としてAディスク装置31、
Bディスク装置32及びCディスク装置33の3台を備
えるディスクアレイ装置30において、各ディスク装置
31〜33に量産品の2Gバイトのものを使用すると、
見かけ上6Gバイトのディスク装置ができ上がる。量産
品のディスク装置を寄せ集めることで限界容量よりも大
きいディスク装置を作り出せることになるため、信頼性
が高く、かつ大容量のものが得られる。また、限界容量
の4Gバイトのディスク装置31〜33を使用すると、
その時点では製造不可能と考えられる12Gバイトのデ
ィスク装置を作ることが可能になる。
【0026】2番目としては処理速度の向上が挙げられ
る。ディスク装置31〜34は物理的な動作部分を多数
持つ装置であるため、その動作スピードを向上させるの
は容易ではない。これは、ディスクの回転スピード、読
み書きヘッドの移動スピード、ヘッド移動後にヘッド位
置が安定するまでに必要な時間等の物理的要因が多数あ
るためである。ところが、ディスクアレイ装置30は、
本来1台のディスク装置に書き込まれるはずのデータが
複数台、本例ではA〜Cのディスク装置31〜33に分
散して書き込まれるため、トータルで考えた場合、1台
のディスク装置に対する読み書きの頻度や読み出すデー
タ量が低減されるため、全体として見れば処理速度の向
上が図られるのである。
【0027】そして、本例のディスクアレイ装置30の
場合、データ記憶用としてA〜Cの3台のディスク装置
31〜33とパリティ記憶用のDディスク装置34を持
っているため、このうちのどれか1台が丸ごと壊れても
データは失われない。その仕組みに付いて、図2を参照
して説明する。
【0028】まず、データ書込時にディスクアレイコン
トローラ35は、データ記憶用のAディスク装置31、
Bディスク装置32、Cディスク装置33の3台の同一
セクタ上にデータを順次書き込むと共に、それらライト
データを排他的論理和演算処理をし、その演算結果に基
づいて対応するパリティデータを生成する。そして、そ
の作成したパリティデータをDディスク装置34の同一
セクタに書き込む。
【0029】具体例としては、図2(a)に示すように
データ「101」を書き込む場合には、データ記憶用の
Aディスク装置31には「1」、Bディスク装置32に
は「0」、Cディスク装置33には「1」がそれぞれ書
き込まれる。そして、それらのライトデータを排他的論
理和演算処理すると、本実施形態の場合は偶数パリティ
としてパリティデータ「0」が得られるので、それをD
ディスク装置34に書き込む。
【0030】一方、データ読出時にディスク装置31〜
34の故障によって読み出しエラーが発生すると、ディ
スクアレイコントローラ35は次のように制御する。な
お、本例では4台のディスク装置31〜34の内の2台
以上でエラーが発生した場合には対応不可能なので、い
ずれか1台においてエラーが発生した場合を想定して以
下の説明を進める。データ記憶用のA〜Cのディスク装
置31〜33の内の1台でエラーが発生した場合には、
残りの正常なディスク装置からリードしたデータと、D
ディスク装置34からリードしたパリティデータに基づ
き、エラー発生した1台のディスク装置に対応するデー
タをエラー訂正機能によって作成(復元)する。
【0031】具体例を図2(b)を参照して説明する。
図2(b)中のの場合には、Aディスク装置31がエ
ラーであるため、Bディスク装置32から「0」、Cデ
ィスク装置33から「1」、そしてDディスク装置34
からパリティ「0」がそれぞれリードデータとして得ら
れる。これらのデータを基に、上述した排他的論理和演
算処理をすると、本実施形態の場合には偶数パリティで
あるので、Aディスク装置31からリードすべきであっ
たデータは「1」であることが判り、その作成したデー
タを加えて「101」を正常なリードデータとして、メ
インコンピュータ10に送出することとなる。
【0032】同様に、図2(b)中のの場合には、B
ディスク装置32がエラーであるため、Aディスク装置
31から「1」、Cディスク装置33から「1」、そし
てDディスク装置34からパリティ「0」がそれぞれリ
ードデータとして得られる。これらのデータを基にエラ
ー訂正機能によりBディスク装置32からリードすべき
であったデータを作成すると「0」となるため、その作
成したデータを加えた「101」が正常なリードデータ
となる。
【0033】また、図2(b)中のの場合には、Cデ
ィスク装置33がエラーであるため、Aディスク装置3
1から「1」、Bディスク装置32から「0」、そして
Dディスク装置34からパリティ「0」がそれぞれリー
ドデータとして得られる。これらのデータを基にエラー
訂正機能によりCディスク装置33からリードすべきで
あったデータを作成すると「1」となるため、その作成
したデータを加えた「101」が正常なリードデータと
なる。
【0034】なお、図2(b)中のの場合には、Dデ
ィスク装置34がエラーであるが、これはその他のディ
スク装置31〜33でエラーが発生した場合のためのパ
リティ記憶用であるので、実質的には問題ない。つま
り、Aディスク装置31から「1」、Bディスク装置3
2から「0」、そしてCディスク装置33から「1」が
それぞれリードデータとして転送されるため、Dディス
ク装置34からのパリティデータがなくても、正常なリ
ードデータ「101」が得られる。
【0035】以上説明した構成、そしてその構成に基づ
く作用・効果は、従来より知られていることであるが、
それを前提としても次のような問題がある。すなわち、
メインコンピュータ10からディスクアレイ装置30に
対して読み出しの要求が来た場合には、ディスクアレイ
コントローラ35は、アクセス対象であるA〜Cのディ
スク装置31〜33に対して読出指令を出し、それら全
てのディスク装置31〜33の動作が全て終了するのを
待って、それらから得たデータをメインコンピュータ1
0側に転送していた。そして、それらの内の1台におい
てデータが読み出しができないエラーが起きた場合には
Dディスク装置34からパリティデータを読み出し、そ
れ以外の2台からのデータとDディスク装置34のパリ
ティデータを基にエラー訂正機能によって故障したディ
スク装置からのデータを作成する。この作成したデータ
を要求してきたメインコンピュータ10に送出すること
となる。
【0036】しかしながら、通常エラー発生時には、デ
ィスク装置31〜34内で何回か自動的にリトライリー
ドした後で、結局はリトライオーバーとなってエラーと
なることが多い。例えば図2(b)に示すの場合に
は、エラーが発生したAディスク装置31は、正常終了
するB及びCディスク装置32,33よりも、動作終了
までの時間が余分にかかる。
【0037】したがって、B及びCディスク装置32,
33で動作終了していても、Aディスク装置31におい
て動作終了し、そこで初めてエラーであることが判って
からでないと、Dディスク装置34のパリティデータを
用いたエラー訂正の処理に移行できない。そのため、デ
ィスクアレイ装置30内のデータ記憶用のA〜Cのディ
スク装置31〜33の内で1台でもエラーが発生した場
合は、結果的にエラー訂正してデータ修復をしたとして
も、ディスクアレイ装置30全体の動作スピードに影響
を与えることになってしまう。特にメインコンピュータ
10からの要求に対するレスポンスを低下させてしまう
こととなる。
【0038】それに対して本ディスクアレイ装置30に
おいては、このようなレスポンスの低下を防止するため
の工夫もなされている。それはメインコンピュータ10
からデータの読み出し要求がなされた場合の制御であ
る。その制御について、図3,4を参照して説明する。
図3は、メインコンピュータ10からデータの読み出し
要求がなされた場合に実行するデータ読出制御処理のフ
ローチャートであり、図4は、その制御処理によるディ
スクアレイコントローラ35及び各ディスク装置31〜
34の動作の概略を示す説明図である。
【0039】まず図3の最初のステップS10において
は、メインコンピュータ10からのデータ読出要求に応
じて、A〜Dの各ディスク装置31〜34に対して読出
指令を出力する。S10で読出指令を出力した後は、S
20にて各ディスク装置31〜34からデータ転送があ
ればディスクアレイコントローラ35内の図示しないバ
ッファメモリに格納しておく。
【0040】そして、続くS25では、全ディスク装置
31〜35からの応答が終了しているかどうかを判断
し、もしも終了していれば(S25:YES)、そのま
まS50へ移行する。S50の処理については後述す
る。一方、終了していなければ(S25:NO)、S3
0へ移行する。
【0041】S30では、S10の処理で各ディスク装
置31〜34に読出指令を出力してから所定時間が経過
したかどうか(タイムアウトかどうか)を判断する。タ
イムアウトでない場合には(S30:NO)、S20の
処理を繰り返し、タイムアウトとなった場合には(S3
0:YES)、S40へ移行する。
【0042】S40では、S10で読出指令を出力した
A〜Dの各ディスク装置31〜34の中で応答がないも
のがあるかどうかを判断する。S30で設定されている
所定時間は、正常に読み出しが実行される場合には、読
出指令を出力してからデータ転送が終了するのに十分な
時間である。但し、うまく読めなかったために、リード
リトライをした場合には、この所定時間を超えてしまう
場合がある。
【0043】したがって、各ディスク装置31〜34に
て正常に動作が実行されていれば、タイムアウト時(S
30:YES)において応答がないディスク装置はない
ので、S40にて否定判断となり、S50へ移行する。
もちろん、上述したS25にて肯定判断の場合には、タ
イムアウトを待たなくてもすでに全てのディスク装置に
て応答終了しているので、S50へ移行する。
【0044】S50では、リードデータをメインコンピ
ュータ10に送出する。S250で肯定判断あるいはS
40で否定判断されてS50に移行する場合には、各デ
ィスク装置31〜34からのデータが存在するため、そ
の内のA〜Cのディスク装置31〜33のデータによっ
てメインコンピュータ10に送出すべきデータが得られ
る。
【0045】一方、S40で肯定判断である場合には、
そのままではメインコンピュータ10に送出すべきデー
タが得られない可能性があるので、S60以降の所定の
処理に移行する。まず、S60では、応答なしのディス
ク装置が1台かどうかを判断する。もしも1台であれば
(S60:YES)、続くS70にて、その応答無しの
ディスク装置がDディスク装置34であるかどうかを判
断する。もしも、Dディスク装置34であった場合には
(S70:YES)、そのままS50へ移行する。これ
はDディスク装置34はパリティを記憶しているもので
あるため、それ以外のA〜Cのディスク装置31〜33
のデータが得られているのであれば、S50での処理に
おいて何等支障がないからである。つまり、A〜Cのデ
ィスク装置31〜33のデータによってメインコンピュ
ータ10に送出すべきデータが得られるからである。
【0046】しかしながら、S70で否定判断、つまり
応答の無い1台のディスク装置がA〜Cのディスク装置
31〜33の内のいずれか1台である場合には、そのま
まではメインコンピュータ10に送出すべきデータが得
られない。したがって、S80へ移行して、エラー訂正
により該当するデータを作成する。
【0047】これは、上記図2を参照して説明したよう
に、データ記憶用のA〜Cのディスク装置31〜33の
内のエラーが発生していない残りの正常なディスク装置
からリードした2つのデータと、Dディスク装置34か
らリードしたパリティデータとに基づき、エラー発生し
たディスク装置に対応するデータをエラー訂正機能によ
って作成(復元)するのである。
【0048】S80でデータを作成した後は、S50へ
移行する。正常なディスク装置からリードした2つのデ
ータと、S80で作成したデータとでメインコンピュー
タ10に送出すべきデータが得られるため、それをメイ
ンコンピュータ10に送出する。
【0049】なお、S60で否定判断、すなわちタイム
アウト時に応答が無いディスク装置が2台以上あった場
合には、上述したS80でのエラー訂正では対応できな
いので、その場合にはS61へ移行する。S61では、
上記S20と同様、各ディスク装置31〜34からデー
タ転送があればディスクアレイコントローラ35内の図
示しないバッファメモリに格納しておき、続くS62に
おいて、応答なしのディスク装置が1台以下となったか
どうかを判断する。1台以下となった場合には(S6
2:YES)、S70へ移行するが、1台以下でない場
合(つまり2台以上の場合)には(S62:NO)、S
63へ移行して所定時間が経過したかどうか(タイムア
ウトかどうか)を判断する。タイムアウトでない場合に
は(S63:NO)、S61へ戻ってS61以下の処理
を繰り返すが、タイムアウトとなった場合には(S6
3:YES)、S90へ移行し、メインコンピュータ1
0に所定のエラー通知を送り、本処理を終了することと
なる。
【0050】つまり、2台以上のディスク装置からの応
答が遅れている場合には、応答がないディスク装置が1
台以下になるまで応答終了を待つ。これは、リードリト
ライによって応答が遅れている場合でも、必ずエラーに
なるとは限らないので、所定時間は応答終了を待つので
ある。その所定時間内に応答がないディスク装置が1台
以下になればよいが、そうでない場合にはS90にてエ
ラー通知を送ることとなる。
【0051】なお、S30でのタイムアウトは比較的短
い所定時間が設定され、S63でのタイムアウトは比較
的長い所定時間が設定されている。このように、図3で
説明した処理を実行すると、各ディスク装置31〜34
にて正常な読取動作が実行される場合には従来と何等変
わらないが、エラーが発生する状況においては、レスポ
ンスの向上が実現される。つまり、図3のS80の処理
を経由する場合がそれである。
【0052】この点を図4を参照して図解する。メイン
コンピュータ10からのデータ読出要求(図4(a)中
の参照)に応じて、ディスクアレイコントローラ35
がA〜Dの各ディスク装置31〜34に読出指令を出す
(図4(a)中の参照)。その読出指令を出してから
所定時間後の状態例を図4(b)に示す。この場合に
は、A,B,Dの3台のディスク装置31,32,34
は正常な読取動作がなされたためデータ転送が終了して
いるが、Cのディスク装置33においては、正常な読取
動作がなされず、例えばリードリトライ処理を実行して
いるため、まだデータ転送が終了せず応答がない状態で
ある(図4(b)中の参照)。
【0053】このような状況のときに、従来は、Cディ
スク装置33の動作が終了するのを待ち、Cディスク装
置33からエラーのため読み出せないとの通知を得てか
らでないと、A,B2台のディスク装置31,32から
得たデータとDディスク装置34からのパリティデータ
を基にしたエラー訂正機能によるデータ作成が実行でき
なかった。つまり、A,Bディスク装置31,32で動
作終了されていても(データ転送がされていても)、C
ディスク装置33において動作終了し、そこで初めてエ
ラーであることが判ってからでないと、Dディスク装置
34のパリティデータを用いたエラー訂正の処理に移行
できないため、正常に読み出した場合と比較して、メイ
ンコンピュータ10からの要求に対するレスポンスがか
なり低下させてしまうこととなる。
【0054】それに対して、本ディスクアレイ装置30
の場合には、最終的にそのディスク装置31〜34から
データが得られるかどうかは関係なく、ディスクアレイ
コントローラ35が読出指令を出力してから所定時間経
過した時点で応答がないディスク装置については読出エ
ラーの発生によりリードリトライ等の処理を実行してい
るものと見なし、それが1台である場合には、その動作
終了を待たずに他のディスク装置からのデータによって
メインコンピュータ10へ送出すべきデータを作成して
送出してしまうのである。
【0055】つまり、図4(b)に示すように、タイム
アウト時にCディスク装置33からの応答がなくても、
図4(c)に示すように、A,B2台のディスク装置3
1,32からリードした2つのデータと、Dディスク装
置34からリードしたパリティデータとに基づき、エラ
ー発生したCディスク装置33に対応するデータをエラ
ー訂正機能によって作成(復元)するのである。そし
て、その作成データとA,B2台のディスク装置31,
32からリードした2つのデータとでメインコンピュー
タ10への送出用のデータが得られるので、それをメイ
ンコンピュータ10へ送出するのである。
【0056】なお、Dディスク装置34において動作終
了が遅れている場合には、図3についての説明でも述べ
たように、A〜Cのディスク装置31〜33だけからリ
ードしたデータだけで十分なので、そのだけでメインコ
ンピュータ10へ送出すべきデータが得られる。
【0057】また、タイムアウト時に応答が無かった1
台のディスク装置の動作終了を待たずにメインコンピュ
ータ10にデータを送出した場合には、次にメインコン
ピュータ10から読出要求が来た時点でも、まだ上記特
定の1台のディスク装置の動作終了が終了していない場
合も考えられる。この場合はそのディスク装置への読出
指令自体が出せないので、残る3台にだけ読出指令を出
力する。そして、その3台からのデータ転送があれば、
その3つのデータに基づき、必要ならエラー訂正で足り
ないデータを作成し、メインコンピュータ10に要求さ
れたデータを送出すればよい。
【0058】このように、本ディスクアレイ装置30に
よれば、大容量化の実現や処理速度の向上、そしてディ
スク装置31〜34におけるデータエラー発生に対する
エラー訂正ができるため、信頼性の向上も図ることがで
きるという基本的な作用・効果を発揮する。
【0059】そして、それらに加えて、メインコンピュ
ータ10からの要求に応じてディスク装置31〜34に
読出指令を出した際、ディスク装置31〜34の内の1
台からの応答が指令を出してから所定時間経過してもな
い場合には、そのディスク装置からの応答を待たずに、
その他のディスク装置から転送されたデータに基づき、
必要であればエラー訂正機能によって不足のデータを作
成し、メインコンピュータ10に要求されたデータを送
出することができる。
【0060】これによって、読出エラーのためリードリ
トライ処理を実行している等の理由で、正常終了するデ
ィスク装置よりも動作終了までに時間が余分にかかって
しまうディスク装置があったとしても、それを無視して
エラー訂正機能でメインコンピュータ10へ転送すべき
データを作り出すことができ、ディスクアレイ装置30
全体の動作スピードには影響を与えずに動作を継続する
ことができる。
【0061】つまり、従来は、上記応答が遅れているデ
ィスク装置からの応答を待ち、その時点でエラーのため
必要なデータが得られないと判ってからエラー訂正によ
りデータ修復していたため、ディスクアレイ装置30全
体の動作スピードに影響を与えることになってしまい、
メインコンピュータ10からの指令に対するレスポンス
が低下していた。それに対して、本案のディスクアレイ
装置30によれば、そのようなレスポンスを低下させる
ディスク装置からの応答を待たないで処理してしまうの
で、ディスクアレイ装置全体のレスポンスを低下させな
いのである。
【0062】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。図1に示すディ
スクアレイ装置30の場合には、データ記憶用のA〜C
の3台のディスク装置31〜33とパリティ記憶用のD
ディスク装置34とを一組として備えていたが、このよ
うなディスク装置の組を2組以上備えていてもよい。例
えば、図5に示す別の実施形態のディスクアレイ装置
は、データ記憶用のA1〜C1の3台のディスク装置1
01〜103とパリティ記憶用のD1ディスク装置10
4とで構成される第1組、データ記憶用のA2〜C2の
3台のディスク装置111〜113とパリティ記憶用の
D2ディスク装置114とで構成される第2組、データ
記憶用のA3〜C3の3台のディスク装置121〜12
3とパリティ記憶用のD3ディスク装置124とで構成
される第3組、……というように複数のディスク装置の
組を備えるようにしてもよい。この場合、図5に示すデ
ィスクコントローラは、前記ディスク装置の組単位でパ
リティチェック方式によるエラー訂正を実行するように
すれば、大容量化の実現や処理速度の向上を図る上でさ
らに有効である。また、接続されるメインコンピュータ
からマルチタスク処理が要求された場合でも有効であ
る。
【0063】なお、図5の場合には、3台のデータ記憶
用ディスク装置と1台のパリティ記憶用ディスク装置の
計4台で1組を構成しているが、この場合、例えば9台
のデータ記憶用ディスク装置と1台のパリティ記憶用デ
ィスク装置の計10台の構成とすることも考えられる。
しかし、計10台のディスク装置の内のいずれか1台に
ついて応答が遅い場合には、パリティチェック方式によ
るエラー訂正機能によってデータ作成ができるが、2台
以上について応答が遅くなった場合、それら2台につい
てのデータをエラー訂正機能によって作成することがで
きなくなる。すると、計10台のディスク装置による構
成が全て利用不可となってしまい、リスクが大きい。し
たがって、例えばそれらを3台のデータ記憶用ディスク
装置と1台のパリティ記憶用ディスク装置の計4台の組
を3組で構成することにより、4台中の2台の応答が遅
くなる確率は上記10台中の2台の場合と比べて非常に
少なくなるので、信頼性向上の上でも有効である。
【0064】なお、上記説明では、エラー訂正機能の一
つとしてはパリティチェック方式によるものを例に挙げ
たが、それ以外の方式でのエラー訂正機能を備えている
ものであっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスクアレイ装置及びそれと接続されるメ
インコンピュータのの概略構成を示す説明図である。
【図2】 パリティチェック方式によるエラー訂正の説
明図である。
【図3】 ディスクアレイコントローラにおいて実行さ
れる読出制御処理を示すフローチャートである。
【図4】 ディスクアレイ装置内のディスク装置の内の
1台の動作終了が遅れている場合の処理の説明図であ
る。
【図5】 別の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
10…メインコンピュータ 20…バス 30…ディスクアレイ装置 31…Aディスク装
置 32…Bディスク装置 33…Cディスク装
置 34…Dディスク装置 35…ディスクアレ
イコントローラ 101〜104,111〜114,121〜124…デ
ィスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 522 G11B 20/18 522D 570 570Z 572 572F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクアレイコントローラによって複
    数台のディスク装置を制御し、メインコンピュータから
    のアクセスに対しては見かけ上1台のディスク装置に見
    せかけて応答するよう構成され、さらに、前記ディスク
    装置のデータエラー発生に対するエラー訂正機能を備え
    たディスクアレイ装置において、 前記ディスクアレイコントローラは、前記メインコンピ
    ュータからの要求に応じて複数台のディスク装置に読出
    指令を出した際、それら複数台のディスク装置の内の一
    部からの応答が前記指令を出してから所定時間経過して
    もない場合には、その応答がないディスク装置に対応す
    るデータを前記エラー訂正機能によって作成し、前記メ
    インコンピュータに、要求されたデータを送出するよう
    構成されていることを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクアレイコントローラは、前
    記メインコンピュータからの要求に応じて複数台のディ
    スク装置に読出指令を出した際、前回の読出指令に対す
    る動作終了がまだであるため今回の読出指令が出せない
    ディスク装置が存在する場合には、その読出指令が出せ
    なかったディスク装置に対応するデータを前記エラー訂
    正機能によって作成し、前記メインコンピュータに、要
    求されたデータを送出するよう構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 並列に動作する所定数台のデータ記憶用
    ディスク装置と、それら各データ記憶用ディスク装置の
    所定の同一記憶位置に記録された並列データ毎に作成さ
    れたパリティが記録されたパリティ記憶用ディスク装置
    とからなるディスク装置の組を複数組備えており、 前記ディスクコントローラは、前記ディスク装置の組単
    位でパリティチェック方式によるエラー訂正を実行可能
    にされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ディスクアレイ装置。
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