JPH09208999A - 装飾品用透明石鹸及びその製造方法 - Google Patents

装飾品用透明石鹸及びその製造方法

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JPH09208999A
JPH09208999A JP3723596A JP3723596A JPH09208999A JP H09208999 A JPH09208999 A JP H09208999A JP 3723596 A JP3723596 A JP 3723596A JP 3723596 A JP3723596 A JP 3723596A JP H09208999 A JPH09208999 A JP H09208999A
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transparent
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soap
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Yoshiko Inui
淑子 乾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一部に色の異なる模様部を一体的に形成したも
のであって、容易に短時間で得られる装飾品用透明石鹸
及びその製造方法を提供する。 【構成】溶融状の無色の透明石鹸素地1aを、円筒状の
容器10内で冷却する。そして、透明石鹸素地1aにお
ける上中心部側の内透明石鹸素地1cが溶融状で、壁面
側の外透明石鹸素地1bが凝固した時点で、染料を水に
溶かして略紫色に調合した水溶液2を、溶融状の内透明
石鹸素地1cに投入し、攪拌する。その後、放置して全
体を冷却、固化させる。そして、これを容器10から取
り出し、得られた透明石鹸塊の外周部をナイフ等でカッ
トすることにより、水晶を模した装飾品用透明石鹸を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、装飾品用の透明石
鹸、詳しくは、宝石の原石等を模した装飾品としての使
用に適した装飾品用透明石鹸及びその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、透明石鹸は、造花等に形成さ
れ、装飾品用として広く用いられている。この透明石鹸
は、次のようにして製造されている。まず、溶融状の透
明石鹸素地に染料等の色素及び香料を加え、冷却、固化
することにより全体を一色に着色した塊状の透明石鹸を
得る。そして、その塊状の透明石鹸を、十分に水分を含
んだ状態で薄い板状にカットし、複数枚の板状片を形成
する。その後、その板状片を、折り曲げ等して花びらの
形状に模し、それらを部分的に重ね合わせて花びらを形
成し、造花を得る。こうすることにより、色彩鮮やか
な、しかも芳香を放つ造花に形成でき、装飾品用として
適した透明石鹸を得ることができる。しかしながら、上
記方法では、花びらを構成する塊状の透明石鹸の全体を
一色に形成しているため、例えば宝石の原石のようにあ
る範囲に渡って漸次色の濃淡が変化するものや部分的に
色の異なる複数色からなるものを得ようとすれば、色の
異なる数種の塊状の透明石鹸を重ね合わせて形成する方
法によらなければならず、そのようにして得られたもの
は、重ね合わせた境界部が接着し難く、しかも一体感の
あるものとはならない。従って、上記の透明石鹸の製造
方法を利用して、宝石の原石等を模したものの製造には
適応し難い。又、その場合、塊状の透明石鹸を製作する
際、予め部分的に色の異なる部分を形成しておくことも
考えられるが、溶融状の透明石鹸素地の一部に染料を入
れても染料が溶融状の透明石鹸素地中を拡散して全体に
広がってしまって全体が略一色になってしまい、部分的
に色の異なる部分を形成するのは困難である。しかも、
所定の色に調合した染料を入れても拡散すると薄くなっ
てしまい、所定の色に形成し難い。その一方、例えば所
定の色に着色して冷却固化した塊状の透明石鹸の上に、
異なる色に着色した溶融状の透明石鹸を流し込み固化さ
せれば、双方の境界である程度溶け合い境界近傍で色の
濃淡の変化したぼかし様の部分を形成できるが、このよ
うな方法で得られたものは、境界部に気泡部ができ、外
部から境界部が判ってしまって一体感を出すことができ
ない場合が多い。しかも、境界部から剥がれるおそれも
ある。又、このような方法では、冷却を二回に分けて別
途に行わなければならず、製作が面倒で時間を要する。
更に、上記のような方法では、ぼかし様の部分の範囲が
限られてしまい、適宜位置に設けるのが困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、一部に色の異なる模様部を
一体的に形成したものであって、容易に短時間で得られ
る装飾品用透明石鹸及びその製造方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する装飾品用透明石鹸を提供することにより上記課
題を解決する。本願発明の装飾品用透明石鹸は、一体的
に形成された透明石鹸本体1と、透明石鹸本体1内に形
成された模様部4とを備える。模様部4は、透明石鹸本
体1中の一部に透明石鹸本体1と異なる色の色素を配位
させることにより透明石鹸本体1の一部が透明石鹸本体
1の他の部分と異なる色に現されたものであることを特
徴とするものである。
【0005】又、本願発明は、以下の特徴を有する装飾
品用透明石鹸の製造方法を提供することにより上記課題
を解決する。本願発明の装飾品用透明石鹸の製造方法
は、溶融状にした透明石鹸素地1aを予め準備した容器
10内に流し込んで冷却する。そして、その冷却に伴っ
て容器10の壁面側に配位された外透明石鹸素地1bが
凝固しその内側に配位された内透明石鹸素地1cが溶融
状の状態で、溶融状の内透明石鹸素地1cに透明石鹸素
地1aと異なる色の色素を入れることにより、透明石鹸
本体1を一体的に形成しつつ、透明石鹸本体1と異なる
色の色素を透明石鹸本体1中の一部に配位させることを
特徴とする方法である。
【0006】本願発明の装飾品用透明石鹸は、図1に示
すように透明石鹸本体1と、模様部4とにより構成され
ており、透明石鹸本体1は、従来から使用されている透
明石鹸と同様のものが用いられる。詳しくは、透明石鹸
本体1は、例えば牛脂やヤシ油等から構成される配合油
脂、アルコール、グリンセリン等を反応釜で加熱溶解
し、苛性ソーダを加えて70〜80°Cでケン化させ
る。そして、65〜75°Cに保持して砂糖、水、或い
は必要に応じて染料等の色素や香料を配合した後、攪拌
して溶融状の透明石鹸素地を得る。そして、これを、冷
却・固化することにより得られる。
【0007】模様部4を構成する色素は、顔料又は染料
を、単独又は併用して用いることができる。顔料として
は、酸化チタン(白)、黒酸化鉄、酸化クローム
(緑)、黄酸化鉄、群青、カーボンブラック等が例示で
きる。染料としては、赤色227号、赤色213号、赤
色504号、赤色401号、緑3号、緑201号、黄2
03、黄403−(1)号等が例示できる。
【0008】そして、この色素は、上記の溶融状の透明
石鹸素地中に、透明石鹸素地の凝固途中に入れられる。
詳しくは、図3に示すように溶融状の透明石鹸素地1a
を、上面に開口部10aを有する容器10に入れて冷却
すると、透明石鹸素地1aが40°C程度になると、ゲ
ル状態になって凝固し始めるが、その凝固に際し、容器
10内の透明石鹸素地1aの全体が一様に凝固し始める
のではなく、容器10の壁面側の部分が内側の上中心部
より冷却速度が速いため、容器10の壁面側の部分から
上中心部にかけて順次凝固する。そして、この容器10
内の透明石鹸素地1aにおける容器10の壁面側に配位
された外透明石鹸素地1bが凝固し、容器10の内側に
配位された内透明石鹸素地1cが未だ凝固しない溶融状
乃至ゲル化した状態で、色素をその内透明石鹸素地1c
に投入する。
【0009】色素として染料を使用する場合、染料が溶
融状の透明石鹸素地1a中に入ると透明石鹸素地1a中
の水に溶け、染料自ら溶融状の透明石鹸素地1a中に拡
散するため、投入したまま放置しておいても投入された
位置から徐々に周部に広がる。又、その拡散は、溶融状
の透明石鹸素地1aが容器10の壁面側から中心に向か
って徐々に凝固してくるため、透明石鹸素地1aの凝固
に伴って略停止する。従って、容器1内の透明石鹸素地
1aの全体が凝固して固化した状態では、容器10の内
方側に投入された染料は、投入された位置を中心にして
周部に広がり、又、周部に向かって漸次色が薄くなった
状態となり、周部にぼかし様の部分が形成される。
【0010】又、色素を内透明石鹸素地1cに投入後、
内透明石鹸素地1cにおける色素を投入した部分を棒状
体等で引き延ばす、或いは内透明石鹸素地1c全体を攪
拌するようにしても良い。例えば棒状体等で引き延ばせ
ば、色素を内透明石鹸素地1c内の適宜位置に細長状に
配位させることができ、又、攪拌すれば色素を内透明石
鹸素地1c内における広範囲に瞬時に配位させることが
できる。そして、染料の場合はその配位させた部分から
拡散し、周部に広がる。従って、棒状体等で操作すれば
色素を内透明石鹸素地1c内における任意な位置、形状
に配設でき、適宜な模様を描くことも可能となる。
【0011】一方、模様部4を、色の異なる複数の部分
4a、4bからなる構成する場合は、図4に示すように
先ず、溶融状の透明石鹸素地1aを、容器10に入れ、
外透明石鹸素地1bが凝固し内透明石鹸素地1cが未だ
凝固しない溶融状乃至ゲル化した状態で、色素をその内
透明石鹸素地1cにおける外周側に投入し、しばらく放
置し、その内透明石鹸素地1cにおける色素の入れた外
周側を凝固させる。そして、その内方側が凝固していな
い状態で、更に色の異なる色素を投入し、凝固させる。
尚、三色以上からなる模様部4を形成する場合は、同様
に、順次凝固していない透明石鹸素地における外周側に
投入して凝固させつつ行えば良い。このようにすれば、
順次入れた色の異なる色素は、境界で混じり合ってぼか
し様になるが、溶融状態で順次入れた場合のように全体
が混じり合うことがなく、色の異なる部分を隣接させた
模様部4を形成できる。
【0012】尚、容器10内に入れた溶融状の透明石鹸
素地1aの冷却方法は、特に限定されず、例えば空中に
放置して行う空冷、或いは容器1を水中等の低温域に入
れて水冷等するようにしても良い。水冷等する場合は、
凝固速度が速くなるので投入した染料の拡散する時間が
少なくなり、短時間で広がりを防止でき、染料の範囲を
容易に調整できる。従って、限られた狭い範囲にのみ模
様部4を形成するような場合には好ましい。更には、水
冷と空冷とを組合せ、例えば水冷後、容器1の壁面側の
透明石鹸素地が凝固した時点で容器1を水中から取り出
し、それ以降、空冷するようにしても良い。
【0013】又、容器10内に入れた溶融状の透明石鹸
素地1aを空冷し、容器10内の透明石鹸素地1aにお
ける上端面側が容器10の壁面側の部分と略同時期に凝
固し薄膜状の外透明石鹸素地を形成する場合には、冷却
に際し、例えば蓋体で容器10の開口部10aを覆う、
又は容器10内の透明石鹸素地1aにおける上端面を被
覆部材で直接覆うようにし、上端面にのみ熱風をかける
等して、上端面の冷却速度を緩やかにする手段を施すよ
うにしても良い。あるいは、凝固した上端の薄膜状の外
透明石鹸素地を取り除いた後に、内透明石鹸素地に色素
を投入するようにしても良い。
【0014】また、色素は、ケン化又は中和して得た溶
融状の透明石鹸素地を冷却・固化する際に投入する方法
に限らず、例えば固化し終えた透明石鹸本体を、再度加
熱して部分的に又は全体を溶融状にし、それを冷却する
際に投入するようにしても良い。
【0015】更に、透明石鹸本体1は、無色透明にした
形態のものに限らず、全体を任意な一色のものから構成
し、これに異なる色の色素を投入して模様部4を形成す
るようにしても良い。この場合は、冷却前の溶融状の透
明石鹸素地に任意な色の染料を投入すれば全体に拡散
し、容易に全体が一色の溶融状の透明石鹸素地1aを得
ることができる。そして、この透明石鹸素地1aに、上
述のようにして冷却に際して色素を投入することによ
り、全体を任意な一色のものから構成した透明石鹸本体
1の一部に、異なる色の模様部4の形成されたものを得
ることができる。
【0016】又、顔料や染料は、そのまま使用できる
が、例えば顔料を適宜量だけ水に配合し、又は、染料を
適宜量だけ溶かして水溶液にし、或いは、染料を溶かし
た水溶液に顔料を配合し、これを溶融状の透明石鹸素地
に投入するようにしても良い。更には、透明石鹸本体1
とは別に、透明石鹸本体1と比重の異なるように形成し
た溶融状の透明石鹸素地に顔料や染料を入れて着色し、
この着色した溶融状の透明石鹸素地を、冷却途中の溶融
状の透明石鹸素地1aに投入することにより、顔料や染
料を透明石鹸素地1a内に配するようにしても良い。こ
うすることにより、例えば別途に形成した溶融状の透明
石鹸素地5の比重を、透明石鹸本体1を形成する溶融状
の透明石鹸素地1aの比重より大きくしておけば、図5
に示すように透明石鹸本体1を形成する溶融状の内透明
石鹸素地1cに投入すると、別途に形成した溶融状の透
明石鹸素地5が比重差によって内透明石鹸素地1cの下
方側に配位し、その状態で冷却に伴って固化する。従っ
て、このようにすれば透明石鹸本体1の心部に顔料や染
料を配位させることができ、色の異なる模様部を形成で
きる。尚、比重を変えるには、例えばアルコール、グリ
コール又は糖類の何れかを増減させて透明石鹸素地の組
成を変えることにより行うことができる。
【0017】更に、図6に示すように、ストロー状の長
尺筒状体6を介して、上記の染料等を配合した水溶液又
は別途に形成した溶融状の透明石鹸素地5を、溶融状の
内透明石鹸素地1cの下部側に強制的に送るようにして
も良い。こうすることによっても、内透明石鹸素地1c
の下部側が短時間で固まるため、透明石鹸本体1の心部
に顔料や染料を配位させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本願発明を、より具体的に説明する。
【0019】実施例1
【0020】図3に示すようにケン化した溶融状の無色
の透明石鹸素地1aを、円筒状の容器10に開口部10
aから内部に入れ、空冷する。そして、容器10内の透
明石鹸素地1aにおける上中心部側の内透明石鹸素地1
cが溶融状で、壁面側の外透明石鹸素地1bが凝固した
時点で、予め1〜2重量%の割合で染料を水に溶かして
略紫色に調合した水溶液2を、溶融状の内透明石鹸素地
1cに投入し、攪拌する。その後、放置して全体を冷
却、固化させる。そして、これを容器10から取り出
す。これにより、上中心部に紫色の色の濃い部分と、そ
こから漸次色が薄くなったぼかし様の部分とで構成され
た着色部4を有する円柱状の透明石鹸塊を得る(図1に
点線で示す)。その後、その透明石鹸塊の外周部をナイ
フ等でカットし、又は型押しすることにより、図1に示
す水晶を模した装飾品用透明石鹸を得た。この得られた
装飾品用透明石鹸は、全体を一体に冷却、固化させてい
るため、着色部4と透明石鹸本体1との境界が現れずに
ぼかし様となり、水晶として違和感のないものとなっ
た。
【0021】実施例2
【0022】図4に示すようにケン化した溶融状の透明
石鹸素地1aに、染料を入れることにより溶融状の透明
石鹸素地1aの全体をグレー色にし、これを、矩形状の
容器10の開口部10aから内部に入れ、空冷する。そ
して、容器10内の透明石鹸素地1aにおける上中心部
側の内透明石鹸素地1cが溶融状で、壁面側の外透明石
鹸素地1bが凝固した時点で、予め10〜11重量%の
割合で染料を水に溶かして白色に調合するとともに、少
量の黒酸化鉄を配合した水溶液2aを、内透明石鹸素地
1cにおける外周側に投入し、その部分を棒状体で前後
方向に延ばす。その後、その内透明石鹸素地1cの外周
側が凝固し、その内側が凝固しない内に、予め20〜2
1重量%の割合で染料を水に溶かして茶色に調合した水
溶液2bを投入し、その部分を棒状体で前後方向に延ば
す。そして、全体を冷却、固化させた後、容器10から
取り出す。これにより、図2に示すように上中心部に茶
色に着色した部分4aと、その側方に黒の斑点の現れた
白色に着色した部分4bとからなる着色部4を有する透
明石鹸塊を得る。この着色部4の各部4a、4bの境界
は、漸次色が薄くなったぼかし様を呈している。その
後、その透明石鹸塊の外周部をナイフ等でカットし、又
は型押しすることにより、図2に示すように宝石の原石
を模した装飾品用透明石鹸を得た。
【0023】
【発明の効果】以上、本願発明の装飾品用透明石鹸は、
透明石鹸本体の一部に色の異なる模様部を一体的に形成
しているため、透明石鹸本体と模様部との境界が現れ
ず、ぼかし様にして連続的なものにでき、原石等を模し
た装飾品用に適したものにできる。
【0024】又、本願発明の装飾品用透明石鹸の製造方
法は、透明石鹸本体の任意な位置に、透明石鹸本体と異
なる色素を配位させて模様部を形成できる。しかも、通
常の透明石鹸を固化す場合と同様に、溶融状の透明石鹸
素地を冷却すれば良く、簡単に、短時間で製造できる。
又、模様部における色の濃淡は、予め調合した色素を投
入すれば、その投入した部分が短時間で凝固するため、
略調合した色素の色に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の装飾品用透明石鹸を水晶に模して形
成した一実施形態の斜視図である。
【図2】本願発明の装飾品用透明石鹸を原石に模して形
成した一実施形態の斜視図である。
【図3】図1の水晶に模した装飾品用透明石鹸を製造す
る際の説明図である。
【図4】図2の原石に模した装飾品用透明石鹸を製造す
る際の説明図である。
【図5】他の実施形態の装飾品用透明石鹸を製造する際
の説明図である。
【図6】更に他の実施形態の装飾品用透明石鹸を製造す
る際の説明図である。
【符号の説明】 1 透明石鹸本体 1a 透明石鹸素地 1b 外透明石鹸素地 1c 内透明石鹸素地 4 模様部 10 容器 10a 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体的に形成された透明石鹸本体(1) と、
    透明石鹸本体(1) 内に形成された模様部(4) とを備え、 模様部(4) が、透明石鹸本体(1) 中の一部に透明石鹸本
    体(1) と異なる色の色素を配位させることにより、一体
    的に形成された透明石鹸本体(1) の一部が他の部分と異
    なる色に現されたものであることを特徴とする装飾品用
    透明石鹸。
  2. 【請求項2】溶融状の透明石鹸素地(1a)を受容し得る容
    器(10)を準備し、 溶融状にした透明石鹸素地(1a) を容器(10)内に流し込
    んで冷却し、その冷却に伴い容器(10)の壁面側に配位さ
    れた外透明石鹸素地(1b)が凝固しその内側に配位された
    内透明石鹸素地(1c)が溶融状の状態で、溶融状の内透明
    石鹸素地(1c)に透明石鹸素地(1a)と異なる色の色素を入
    れることにより、透明石鹸本体(1) を一体的に形成しつ
    つ、透明石鹸本体(1) と異なる色の色素を透明石鹸本体
    (1) 中の一部に配位させて他の部分と色の異なる模様部
    (4) を形成することを特徴とする装飾品用透明石鹸の製
    造方法。
JP3723596A 1996-01-30 1996-01-30 装飾品用透明石鹸及びその製造方法 Pending JPH09208999A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002002729A1 (en) * 2000-07-05 2002-01-10 Ovation Worldwide Limited Article of soap and method of manufacture thereof
KR101032065B1 (ko) * 2008-12-05 2011-05-02 사회복지법인 은평천사원 컵케익 형상의 비누 및 그 제조방법

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WO2002002729A1 (en) * 2000-07-05 2002-01-10 Ovation Worldwide Limited Article of soap and method of manufacture thereof
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