JPH09207720A - 車両用ワイパー装置 - Google Patents

車両用ワイパー装置

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JPH09207720A
JPH09207720A JP8014477A JP1447796A JPH09207720A JP H09207720 A JPH09207720 A JP H09207720A JP 8014477 A JP8014477 A JP 8014477A JP 1447796 A JP1447796 A JP 1447796A JP H09207720 A JPH09207720 A JP H09207720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
vehicle
tunnel
control device
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8014477A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Sugiura
亘 杉浦
Katsunori Fukita
勝則 吹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP8014477A priority Critical patent/JPH09207720A/ja
Publication of JPH09207720A publication Critical patent/JPH09207720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が天井付き走行路に入った場合に自動的
にワイパーの払拭頻度を低下させる。 【解決手段】 ナビゲーション装置10から車両がトン
ネル又は屋根付き駐車場に入った旨の情報が出力される
と、ワイパー制御装置20は、ワイパーの払拭頻度を低
下させるように、ワイパーの駆動機構22を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のワイパーを
払拭動作させる車両用ワイパー装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、車両用ワイパー
においては、乗員がワイパースイッチを操作してワイパ
ー動作させるようにしている。従って、ワイパー動作中
に、車両がトンネルに入った場合、あるいは立体駐車
場、地下駐車場などの屋根付き駐車場に入った場合に
は、乗員はワイパーを間欠あるいは停止させるように、
ワイパースイッチを操作しなければならず、その操作が
煩わしいという問題がある。
【0003】本発明は上記問題に鑑みたもので、車両が
天井付き走行路に入った場合に自動的にワイパーの払拭
頻度を低下させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1、2に記載の発明においては、ナビゲーシ
ョン手段から車両が天井付き走行路に入った旨の情報を
得て、ワイパーの払拭頻度を低下方向に制御するように
したことを特徴としている。従って、車両が天井付き走
行路に入った場合に、自動的にワイパーの払拭頻度を低
下させ、乗員のワイパースイッチ操作を省くことができ
る。
【0005】この場合、後述する実施形態にて示すよう
に、ワイパーが動作中であるか否かを判定する手段(1
02、202)を設け、ワイパーが動作中であるとの判
定時に、ワイパーの払拭頻度を低下方向に制御するよう
にするのが好ましい。なお、ワイパーの払拭頻度を低下
方向に制御するとは、例えば、ワイパーを連続動作から
間欠動作にする、あるいは間欠時間を長くする、あるい
はワイパーを停止させることを意味する。
【0006】また、天井付き走行路とは、トンネル、屋
根付き駐車場、屋根付きガソリンスタンド、乗車したま
ま買い物ができるファーストフード店等の、天井を有す
る走行路をいう。また、請求項2に記載の発明のよう
に、車両が天井付き走行路に入ってからの経過状態に応
じて段階的にワイパーの払拭頻度を低下させるようにす
れば、残留雨滴に応じて、適切にワイパー制御を行うこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態に係
る装置の全体構成を示す。ナビゲーション装置10は、
車両の現在地(走行位置)を検出する現在位置検出手段
として、GPS受信機1、ジャイロ2、車速センサ3を
備えている。GPS受信機1は、人工衛星からの電波を
受信して車両の現在地を示す信号を出力する。ジャイロ
2は、車両の水平方向の角速度に応じた信号を出力す
る。車速センサ3は車両の走行速度に応じた信号を出力
する。
【0008】地図データ記憶装置4は、地図データを記
憶するCDROM等の記憶媒体を備えており、ナビゲー
ション制御装置6に地図データを出力する。操作スイッ
チ部5は、乗員により操作されナビゲーションに必要な
スイッチ信号を出力する。ナビゲーション制御装置6
は、ジャイロ2および車速センサ3からの信号により自
立航法にて求めた現在地と、GPS受信機1からの信号
による現在地とに基づき、車両の現在地を精度よく検出
し、さらに地図データ記憶装置4から地図データを読み
出して、表示装置7に車両の現在地を含む道路地図およ
び車両の現在地を表示させる。また、操作スイッチ部5
への目的地設定操作により目的地が設定された場合に
は、現在地から目的地に至る目的地経路を設定し、その
経路を表示装置7に強調表示させる。
【0009】また、記憶媒体に記憶された地図データに
は、トンネルの入口、出口位置、立体駐車場、地下駐車
場などの屋根付き駐車場(以下、単に駐車場という)の
位置に関するデータが含まれており、ナビゲーション制
御装置6は、現在地とそれらの位置情報により、車両が
トンネルの入口、出口を通過したか、駐車場に入った
か、出たかを判定することができる。そして、その判定
により、その旨の情報をワイパー制御装置20に出力す
る。
【0010】ワイパー制御装置(ワイパー制御手段)2
0は、ワイパースイッチ21の操作により、モータ等か
ら構成される駆動機構(ワイパー駆動を行う駆動手段)
22を制御し、ワイパーを動作させる。また、上記した
ナビゲーション装置10からの情報により、ワイパーの
動作状態を制御する。次に、ワイパー制御装置20にお
いて、ナビゲーション装置10から出力される情報に基
づき、ワイパーを動作させる制御について説明する。
【0011】なお、ワイパー制御装置20はワイパース
イッチ21の操作に応じてワイパー制御を行い、この制
御とともに、後述するトンネル内および駐車場内での走
行に対するワイパー動作を行うものである。 (トンネル内走行に対するワイパー制御)ワイパー制御
装置20は、ナビゲーション装置10からトンネルの入
口を通過した旨の情報を受けると、トンネルの入口通過
を判定し(図2のステップ101)、次にワイパーが動
作しているか否かを判定する(ステップ102)。ワイ
パー制御装置20は、ワイパースイッチ21の操作によ
るワイパー制御において、ワイパーの動作(動作してい
るか否か、間欠動作、低速動作、高速動作)を示す動作
情報を記憶しており、その動作情報を基に、ステップ1
02ではワイパーが動作しているか否かを判定する。
【0012】そして、ワイパーが動作していることを判
定すると、トンネルの入口を通過してから10秒経過し
た否かを判定し(ステップ103)、10秒経過するま
ではトンネル出口を通過したか否かの判定を行う(ステ
ップ107)。トンネル出口を通過したか否かは、ナビ
ゲーション装置10からトンネルの出口を通過した旨の
情報が出力されたか否かにより判定する。
【0013】トンネルが短く10秒経過する前にトンネ
ルの出口を通過した旨の情報が出力されると、ステップ
108を経て、この制御を終了する。すなわち、トンネ
ルが短い場合には、ワイパーの払拭速度を変えないよう
にする。また、トンネル入口を通過して10秒が経過す
ると、車速センサ3からの車速信号により車速が10k
m/h以下であるか否かを判定し(ステップ104)、
車速が10km/hより大きい時には、ワイパーを間欠
動作させるように、駆動機構22に制御信号を出力する
(ステップ105)。以後、車速が10km/hより大
きい間は、ワイパーを間欠動作させる。
【0014】なお、トンネルに入った後は、フロントガ
ラスに雨滴残りがあるため、ある程度ワイパーを動作さ
せる必要があるが、トンネル内を走行していくうちに雨
滴残りが減少するため、ステップ105においては、間
欠時間を徐々に長くするようにワイパーを間欠動作さ
せ、その後、ワイパーを停止させるようにするのが好ま
しい。
【0015】また、渋滞等により車速が10km/h以
下となった時には、ワイパーを停止させる(ステップ1
06)。その後、ナビゲーション装置10からトンネル
の出口を通過した旨の情報が出力されると、トンネルに
入る前のワイパーの動作情報に基づき、ワイパーをトン
ネルに入る前と同じ動作に戻す(ステップ108)。 (駐車場内走行に対するワイパー制御)次に、駐車場内
での走行に対するワイパー制御について説明する。
【0016】ワイパー制御装置20は、ナビゲーション
装置10から駐車場に入った旨の情報を受けると、駐車
場に入ったことを判定し(図3のステップ201)、次
にワイパーが動作しているか否かを判定する(ステップ
202)。そして、ワイパーが動作していることを判定
すると、駐車場の入口を通過してから3秒経過した否か
を判定し(ステップ203)、3秒経過すると、ワイパ
ーを間欠動作させるように駆動機構22に制御信号を出
力し(ステップ204→205)、さらに5秒経過した
ことを判定すると(ステップ204)、ワイパーを停止
させる(ステップ206)。従って、駐車場の入口を通
過してからの経過時間により、ワイパーの払拭動作を段
階的に低下させることができる。
【0017】その後、ナビゲーション装置10から駐車
場の出口を通過した旨の情報が出力されると、駐車場に
入る前のワイパーの動作情報に基づき、ワイパーを駐車
場に入る前と同じ動作に戻す(ステップ208)。な
お、上記した実施形態においては、トンネル内と駐車場
内の走行路に対して適用するものを示したが、その他の
天井付き走行路に適用してもよい。例えば、高架道路と
一般道路とが並行しており、高架道路の下の一般道路を
走行していることを判定した場合には、上記したトンネ
ル内走行の場合と同様にワイパー制御することができ
る。但し、そのような走行であっても、走行車線、風向
き等によっては、雨がフロントガラスに付着する場合が
あるので、そういった状況を考慮してワイパー制御する
ようにすることが好ましい。その他、天井付き走行路と
して、天井付きガソリンスタンドや乗車したまま買い物
ができるファーストフード店等があるが、いずれの場合
も上記実施形態と同様、適宜ワイパーを制御することが
できる。
【0018】また、上記実施形態では、車両が天井付き
走行路に入ってからの経過時間により段階的にワイパー
の払拭頻度を低下させようにしたが、走行距離に応じて
段階的にワイパーの払拭頻度を低下させようにしてもよ
い。また、上記実施形態では、ナビゲーション制御装置
6とワイパー制御装置20を別々の制御装置としたが、
1つの制御装置として実施するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る装置の全体構成を示
す図である。
【図2】トンネル内走行に対するワイパー制御装置20
の制御を示すフローチャートである。
【図3】駐車場内走行に対するワイパー制御装置20の
制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…GPS受信機、2…ジャイロ、3…車速センサ、4
…地図データ記憶装置、5…操作スイッチ部、6…ナビ
ゲーション制御装置、7…表示装置、10…ナビゲーシ
ョン装置、20…パワーウインド制御装置、21…ワイ
パースイッチ、22…駆動機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のワイパーを払拭動作させる車両用
    ワイパー装置において、 車両の走行位置を検出するナビゲーション手段(10)
    から車両が天井付き走行路に入った旨の情報を得て、前
    記ワイパーの払拭頻度を低下方向に制御する制御手段
    (101〜108、201〜208)を備えたことを特
    徴とする車両用ワイパー装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、車両が前記天井付き走
    行路に入ってからの経過状態に応じて段階的に前記ワイ
    パーの払拭頻度を低下させることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用ワイパー装置。
JP8014477A 1996-01-30 1996-01-30 車両用ワイパー装置 Pending JPH09207720A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2748839A1 (fr) * 1996-05-15 1997-11-21 Daimler Benz Ag Vehicule comportant un dispositif de navigation
JP2003011785A (ja) * 2001-07-04 2003-01-15 Mazda Motor Corp 車両用ワイパー装置
DE102005004802B4 (de) * 2004-02-06 2016-03-17 Denso Corporation Scheibenwischer-Steuervorrichtung und Verfahren zum automatischen Scheibenwischen bei Fahrzeugen

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