JPH09207374A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09207374A
JPH09207374A JP8019690A JP1969096A JPH09207374A JP H09207374 A JPH09207374 A JP H09207374A JP 8019690 A JP8019690 A JP 8019690A JP 1969096 A JP1969096 A JP 1969096A JP H09207374 A JPH09207374 A JP H09207374A
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JP
Japan
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electrode
control
carrier
potential
toner
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Application number
JP8019690A
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English (en)
Inventor
Shiro Wakahara
史郎 若原
Kazuya Masuda
和也 増田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to DE69701755T priority patent/DE69701755T2/de
Priority to EP97300757A priority patent/EP0788887B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御電極総てに一つの電源から電力を供給す
るので、一つ一つの電極を制御するのに必要な電力が小
さくても電極の数が多いため制御電極に電位を供給する
電源は非常に大きな電流容量を必要となり、電源自身の
発熱が発生し電源の誤動作や発熱が他の回路に悪影響を
与える。 【解決手段】 担持体17に対向配置された対向電極2
0と、担持体17と対向電極20との間に配され、顕像
化粒子の通過部となる複数個のゲートを有する制御電極
19と、担持体と対向電極との間に所定の電位差を生じ
させる電位を付与すると共に制御電極19に付与する電
位を供給すると共に制御電極19に付与する電位を変化
させることにより顕像化粒子のゲートの通過を制御して
画像を形成する制御電源部32とを備え、制御電極に電
位を供給する電源手段を複数個設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
及びファクシミリ装置の印字部や、ディジタルプリン
タ、プロッタ等に適用され、顕像化粒子を飛翔させるこ
とにより記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号を紙等の記録媒体上に可
視像として出力する画像形成装置として、顕像化粒子で
あるトナーを上記記録媒体に直接付着させることによ
り、トナー像を該記録媒体上に直接形成する画像形成装
置が提案されている(例えば特開平6−155798号
公報)。上記従来の画像形成装置について、図10を参
照しながら以下に説明する。
【0003】上記従来の画像形成装置は、図10に示す
ように、トナー供給部51と印刷部52とを有する画像
形成部53を供えており、トナー54を飛翔させて記録
媒体である用紙55に付着させると共に、上記トナー5
4の飛翔を画像信号に基づいて制御することにより、用
紙55上に画像を直接形成するようになっている。
【0004】トナー供給部51は、負帯電の顕像化粒子
としてのトナー54が収容されているトナー収容箱5
6、及び、トナー54を磁気力により担持するトナー担
持体57からなる。トナー担持体57は接地されてお
り、図中、矢印方向にその表面での速度が30mm/se
cで回転する。トナー54は、平均粒径が10μmの磁
性トナーであり、周知の技術によって帯電量が−4μC
/g〜−5μC/gとなるように電荷が付与されてい
る。また、トナー54は、トナー担持体57の外周面に
平均厚さ80μmで担持されている。
【0005】画像形成部53の印刷部52は、直径50
mmのアルミニウム管からなる対向電極58と、該対向
電極58と上記トナー担持体57との間に設けられた制
御電極59とを供えている。上記の対向電極58は、ト
ナー担持体57の外周面からの距離が1mmとなるよう
に設けられている。対向電極58は、直流電源部60に
より2kVの高圧が印加されており、図中、矢印方向に
その表面での速度が30mm/secでトナー担持体57
と同じ周速で回転する。つまり、対向電極58とトナー
担持体57との間には、トナー担持体57に担持された
トナー54を対向電極58方向に飛翔させるのに必要な
電界が付与されている。
【0006】上記の制御電極59は、対向電極58表面
の接線方向と平行をなし、かつ対向電極58と対向して
2次元的に広がっており、トナー担持体57から対向電
極75方向へのトナー流が通過可能な構造となってい
る。そして、この制御電極59に供給される電位によ
り、トナー担持体57と対向電極58との間に付与され
た電界が変化し、トナー担持体57から対向電極58へ
のトナー54の飛翔が制御される。
【0007】上記の制御電極59は、トナー担持体57
の外周面からの距離が100μmとなるように設けられ
ている。制御電極58は、厚さ50μmのフレキシブル
プリント基板(FPC)59a、および、厚さ20μm
の銅箔からなるリング状電極61からなっている。基板
59aには、トナー54の通過部となる直径150μm
のゲート62が形成されており、これらゲート62の周
りに上記のリング状電極61が設けられている。上記各
リング状電極61は、給電線および高圧ドライバーを介
して制御電源部63に電気的に接続されている。
【0008】制御電源部63(図11)はトナー54が
ゲート62の通過を与える150Vの電位をリング状電
位61に与える第一電源64と、トナー54がゲート6
2の通過を与えない−200Vの電位をリング状電極6
1に与える第二電源65と、プルアップ抵抗66と電圧
切り換え手段であるFET67と、画像信号制御回路6
8からなる。通常FET67は画像信号制御回路68に
よってON状態となり、トナー54がゲート62の通過
を与えない電位がリング状電極61に付与される。画像
信号制御回路68によってFET67がOFF状態とな
るとトナー54がゲート62の通過を与える電位がリン
グ状電極61に与えられる。リング状電極61には、制
御電源部63により、画像信号に応じた電圧が印加され
る。つまり、制御電源部63は、リング状電極61に対
し、トナー担持対57に担持されたトナー54を対向電
極58方向に通過させる場合には150Vを300μse
cの間印加し、通過させない場合には−200Vを印加
するようになっている。このように、制御電極59への
付与電位を画像信号に応じて制御し、対向電極58にお
けるトナー担持体57との対向面側に用紙55を配する
と、用紙55の表面に画像信号に応じたトナー像が直接
形成される。
【0009】上記のトナー担持体57の回転、対向電極
58の回転、制御電極59へのトナー54を通過させな
い電位の印加、対向電極58への高圧の印加は、単一の
トリガーによってほぼ同時に印加される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置は
制御電位を供給する電源数は普通一つの電位に対して一
つである。この場合は制御するために電位を印加する電
極総てに一つの電源から電力を供給するので一つ一つの
電極を制御するのに必要な電力が小さくても電極の数が
多いので(上記の従来技術では2560個)制御電極に
電位を供給する電源は非常に大きな電流容量を必要とす
る。
【0011】電源の電流容量が大きいと電源自身の発熱
が不可避で上記のように電源の誤動作や発熱が他の回路
に影響を及ぼし装置の動作自身が不安定となりうる。
【0012】装置の安定動作のために冷却手段が必要と
なり冷却手段による部品点数の増加とコストアップは不
可避であった。
【0013】また、電源を小型化すると上記発熱はより
顕著に現れるので小型化が困難であった。
【0014】さらに、電流容量が大きいと電源のコスト
ダウンに限界がある上に、制御電位がショートしたり、
他の回路に流れる。または接続されている総ての機器に
高圧が流れるだけでなく、使用者が触れる部分にダイレ
クトに印加されるなどの不測の事態が生じると、他の回
路を破壊するだけでなく接続されている総ての装置を使
用不能にし、最悪の場合は使用者が感電してしまう危険
な状態となる。
【0015】感電や他の回路への電流リークを防止する
ためには電源若しくは装置全体に高レベルの絶縁対策を
施す必要があり、大幅な装置の大型化や部品点数の増加
とコストアップは免れない。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、上記の課題を解決するために、顕像化粒
子を担持体する担持体と、該担持体の駆動手段と、該担
持体に対向配置された対向電極と、これら担持体と対向
電極との間に配され、顕像化粒子の通過部となる複数個
のゲートを有する制御電極と、上記担持体と対向電極と
の間に所定の電位差を生じさせる電位を付与すると共
に、上記制御電極に付与する電位を供給する電源手段を
有し、上記制御電極に付与する電位を変化させることに
より顕像化粒子の上記ゲートの通過を制御して画像を形
成する制御手段とを備えた画像形成装置であって、上記
制御電極に電位を供給する電源手段を複数個設けてい
る。
【0017】上記の構成によれば、電源を複数使用して
個々の電源の電流を押えることが可能であるので電源が
大きな電流容量が必要でなく発熱の悪影響を回避でき
る。
【0018】請求項2記載の発明の画像形成装置は、上
記電源手段は複数の電源から構成され、該電源はいずれ
も電流供給能力が70mA以下としている。
【0019】上記の構成によれば、電源を複数使用して
個々の電源の電流を押えることが可能でさらに個々の電
流容量を70mA以下にするので電流リークによる感
電、他の回路や装置の破壊を回避でき、大掛かりな絶縁
対策が不要である。
【0020】請求項3記載の発明の画像形成装置は、顕
像化粒子を担持する担持体と、該担持体の表面に速度を
あたえる駆動手段と、該担持体に対向配置された対向電
極と、これら担持体と対向電極との間に配され、顕像化
粒子の通過部となる複数個のゲートを有し、上記複数の
ゲートの周囲に設けられ、印加される電位に基づいてお
互いに対応する開口部を介して顕像化粒子の記録媒体へ
の飛翔をそれぞれ選択的に制御する複数の電極からなる
行電極郡及び列電極郡を含む制御電極と、上記開口部を
通過する顕像化粒子が開口部通過時に該開口部中心方向
に力を受けるように上記行電極郡及び列電極郡の対応す
る電極に所定の電位を印加する制御手段と、上記制御手
段によって上記行電極郡及び列電極郡の対応する電極に
所定の電位を印加することにより顕像化粒子の上記ゲー
トの通過を制御して画像を形成する制御手段とを備えた
画像形成装置であって、上記制御電極に電位を供給する
電源手段を複数個設け、該電源手段の個々の最大電流供
給能力を70mA以下としている。
【0021】上記の構成によれば、マトリックス制御を
使用する制御電極に対しても、電源を複数使用して個々
の電源の電流を押えることが可能でさらに個々の電流容
量を70mA以下にするので電流リークによる感電、他
の回路や装置の破壊を回避でき、大掛かりな絶縁対策が
不要である。
【0022】請求項4記載の発明の画像形成装置は、上
記の課題を解決するために、カラーの顕像化粒子を担持
する複数の担持体と、該担持体の駆動手段と、該担持体
に対向配置された対向電極と、これら担持体と対向電極
との間に配され、顕像化粒子の通過部となる複数個のゲ
ートを有し、上記担持体と対向電極との間に所定の電位
差を生じさせる電位を付与すると共に、上記制御電極に
付与する電位を供給する電源手段を有し、上記制御電極
に付与する電位を変化させることにより顕像化粒子の上
記ゲートの通過を制御して画像を形成する制御手段とを
備えた画像形成装置であって、上記制御電極はゲートに
設けられた複数の電極からなる第一,第二電極群を有す
る構造とすることが可能で、上記電源手段が電流供給能
力が70mA以下の複数の電源から構成している。
【0023】上記の構成によれば、カラーの画像形成装
置についてマトリックス制御を使用する制御電極が使用
可能で、使用する電源を複数使用して個々の電源の電流
を押えることが可能でさらに個々の電流容量を70mA
以下にするので電流リークによる感電、他の回路や装置
の破壊を回避でき、大掛かりな絶縁対策が不要である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
乃至図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、以下の説明においては、負帯電のトナーに対応する
構成を備えた画像形成装置について詳述するが、正帯電
のトナーを使用する場合には、それに応じて適宜各印加
電圧の極性を設定すればよい。
【0025】本実施の形態にかかる画像形成装置の各要
素について概要を説明する。
【0026】本実施の形態の画像形成装置は、図1に示
すように、トナー供給部1と印加部2とを有する画像形
成部3を備えている。この画像形成部3は、画像信号に
応じた画像を、顕像化粒子としてのトナー4を使用して
記録媒体である用紙5上に顕像化するものである。つま
り、本画像形成装置は、トナー4を飛翔させて用紙5に
付着させると共に、上記トナー4の飛翔を画像信号に基
づいて制御することにより用紙5上に画像を直接形成す
るものである。
【0027】上記画像形成部3への用紙5の入紙側に
は、給紙装置6が設けられている。給紙装置6は、記録
媒体としての用紙5を収容する用紙カセット7、この用
紙カセット7から用紙5を送り出すピックアップローラ
8、供給された用紙5をガイドする給紙ガイド9からな
る。また、給紙装置6は、用紙5が供給されたことを検
出する給紙センサ(図示せず)を備えている。上記のピ
ックアップローラ8は、図示しない駆動装置によって回
転駆動される。また、画像形成部3からの用紙5の出紙
側には、画像形成部3にて用紙5上に形成されたトナー
像を加熱および加圧することにより用紙5に定着させる
定着部10が設けられている。定着部10は、加熱ロー
ラ11、ヒータ12、加圧ローラ13、温度センサ1
4、および、温度制御回路15からなる。
【0028】加熱ローラ11は例えば、厚さ2mmのア
ルミニウム管からなる。ヒータ13は例えばハロゲンラ
ンプからなり、加熱ローラ11に内蔵されている。加圧
ローラ13は、例えばシリコーン樹脂からなる。そし
て、互いに対向して設けられた上記加熱ローラ11およ
び加圧ローラ13には、用紙5を挟んで加圧することが
できるように、それぞれの軸の両端に図示しないスプリ
ング等によって例えば2kgの荷重が加えられている。
温度センサ14は、加熱ローラ11表面の温度を測定す
る。温度制御回路15は、主制御部(後述する)によっ
て制御されており、温度センサ14の測定結果に基づい
てヒータ12のON/OFF等を制御し、加熱ローラ1
1表面の温度を例えば150℃に保持する。
【0029】また、定着部10は、用紙5が排出された
ことを検出する排紙センサ(図示せず)を備えている。
【0030】尚、加熱ローラ11、ヒータ12、加圧ロ
ーラ13等の材質は、特に限定されるものではない。ま
た、加熱ローラ11表面の温度は、特に限定されるもの
ではない。さらに、定着部10は、用紙5を加熱若しく
は加圧することによりトナー像を定着させる構成となっ
ていてもよい。
【0031】また、図示しないが、定着部10からの用
紙の出紙側には、定着部10で処理された用紙5を排紙
トレイ上に排出する排紙ローラ、および排出された用紙
5を受ける排紙トレイが設けられている。上記の加熱ロ
ーラ11、加圧ローラ13、および排紙ローラは、図示
しない駆動装置によって回転駆動される。
【0032】画像形成部3のトナー供給部1は、顕像化
粒子としてのトナー4が収容されているトナー収容槽1
6、トナー4を磁気力により担持する円筒状の担持体
(スリーブ)としてのトナー担持体17、および、トナ
ー収容槽16内部に設けられ、トナー4を帯電させると
共に、トナー担持体17の外周面に担持されるトナー層
の厚さを規制するドクターブレード18からなる。ドク
ターブレード18は、トナー担持体17の回転方向にお
ける上流側に、トナー担持体17の外周面からの距離が
例えば60μmとなるように設けられている。トナー4
は、例えば平均粒径が6μmの磁性トナーであり、ドク
ターブレード18により、例えば帯電量が−4μC/g
〜−5μC/gとなるように電荷が付与されている。
尚、ドクターブレード18とトナー担持体17との距離
は、特に限定されるものではない。またトナー4の平均
粒径や帯電量等は、特に限定されるものではない。
【0033】トナー担持体17は、図示しない駆動装置
によって駆動され、図中、矢印A方向に例えばその表面
での速度が100mm/secで回転する。また、トナー
担持体17は接地されると共に、トナー担持体17内部
におけるドクターブレード18と対向する位置および、
制御電極19(後述する)と対向する位置に、図示しな
い磁石が配置されている。これにより、トナー担持体1
7は、その外周面にトナー4を担持することができるよ
うになっている。また、トナー担持体17の外周面に担
持されたトナー4は、該外周面における上記位置に対応
する位置でいわゆる穂立ちを形成する。
【0034】尚、トナー担持体17の回転速度は、特に
限定されるものではない。また、トナー担持体17は、
磁気力によりトナー4を担持する代わりに、電気力、ま
たは電気力および磁気力により担持する構成となってい
てもよい。
【0035】顕像形成部3の印刷部2は、例えば厚さ1
mmのアルミニウム板からなり、トナー担持体17の外
周面と対向する対向電極20と、該対向電極20に高圧
を供給する高圧電源21と、上記トナー担持体17との
間に設けられた制御電極19と、除電ブラシ22と除電
ブラシ22に除電電位を与える除電電源23、用紙5を
帯電させる帯電ブラシ24と、該帯電ブラシ24に帯電
電位を与える帯電電源25と、誘電体ベルト26と、該
誘電体ベルト26を支持する支持部材27a,27bと
クリーナーブレード28を備えている。
【0036】上記対向電極20は、トナー担持体17の
外周面からの距離が例えば1mmとなるように設けられ
ている。誘電体ベルト26はPVDFを基板とし、体積
抵抗率で1014Ω・cm、厚さが75μmである。該誘
電体ベルト26は図示しない駆動装置によって駆動さ
れ、図中矢印方向に例えばその表面での速度が30mm
/secで回転する。また、対向電極20には、高圧電源
部(制御手段)21により、例えば2kVの高圧が印加
されている。つまり、対向電極20とトナー担持体17
との間には、高圧電源部21から印加される高圧によ
り、トナー担持体17に担持されたトナー4を対向電極
20方向に飛翔させるのに必要な電界が付与されてい
る。
【0037】上記帯電ブラシ24はウレタンを母剤とす
る発砲ゴムを使用し硬度がJIS−A30°、抵抗値が
108Ω・cmの特性を有する。
【0038】上記除電ブラシ22は誘電体ベルト26の
回転方向における制御電極19下流側に該誘電体ベルト
26に圧接するようにして設けられている。除電ブラシ
22は除電電源23によって除電電位2.3kVが印加
され、誘電体ベルト26表面に存在する不要電荷を除電
する。
【0039】上記のクリーニングプレード28は、例え
ば、紙詰まり(ペーパージャム)等の不測の事態が生じ
て対向電極20表面にトナー4が付着した場合に、この
トナー4を除去して、用紙5裏面が該トナー4によって
汚染されることを防止する。尚、対向電極20の材質
は、特に限定されるものではない。また、対向電極20
とトナー担持体17との距離は、特に限定されるもので
はない。さらに、対向電極20の回転速度や、印加され
る電圧は、特に限定されるものではない。
【0040】また、図示しないが、本画像形成装置は、
制御回路として、画像形成装置全体を制御する主制御部
と、原稿等の画像を読み取る画像読み取り装置から得ら
れた画像データを印刷すべき画像データの形式に変換す
る画像処理部と、変換された該画像データを記憶する画
像メモリと、画像処理部から得られた画像データを制御
電極19に与えるべき画像データに変換する画像形成制
御ユニットとを設けている。
【0041】上記の制御電極19は、対向電極20表面
の接線方向と平行をなしかつ対向電極20と対向して2
次元的に広がっており、トナー担持体17から対向電極
20方向へのトナー流が通過可能な構造となっている。
そして、この制御電極19に供給される電位により、ト
ナー担持体17と対向電極20との間に付与された電界
が変化し、トナー担持体17から対向電極20へのトナ
ー4の飛翔が制御される。
【0042】上記の制御電極19は、トナー担持体17
の外周面からの距離が例えば100μmとなるように設
けられており、図示しない支持部材により固定されてい
る。図2に示すように、制御電極19は、絶縁性の基板
19a、高圧ドライバ(図示せず)、および、各々独立
したリング状の導電体、即ちリング状電極29からなっ
ている。基板19aは、例えばポリイミド樹脂からな
り、厚さ25μmに形成されている。また、基板19a
には、後述するゲート30となるべき孔が形成されてい
る。リング状電極29は、例えば銅箔からなり、該基板
19aにおけるトナー担持体17側表面、即ち上記孔の
周りに設けられており、所定の配列に従って配置されて
いる。各リング状電極29は、例えば直径220μm、
厚さ30μmに形成されている。また、各リング状電極
29の開口部は、例えば直径200μmに形成されてお
り、トナー担持体17から対向電極20へ飛翔するトナ
ー4の通過部となっている。以下、この通過部をゲート
30と称することとなる。尚、制御電極19とトナー担
持体17との距離は、特に限定されるものではない。ま
た、ゲート30の大きさや、基板19aおよびリング状
電極29の材質や厚さ等は、特に限定されるものではな
い。
【0043】上記のゲート30、即ちリング状電極29
は、例えば2560個形成されており、各リング状電極
29は、給電線31および高圧ドライバ(図示せず)を
介して制御電源部32(後述する)に電気的に接続され
ている。
【0044】上記個数は、A4判の用紙の横幅における
解像度300DPI(dot per inch)に相当する。尚、
リング状電極29の個数は、特に限定されるものではな
い。また、上記リング状電極29表面および給電線31
表面は、厚さ30μmの絶縁体層(図示せず)で覆われ
ており、これにより、リング状電極29同士の絶縁性、
給電線31同士の絶縁性、および、互いに接続されてい
ないリング状電極29と給電線31との間の絶縁性が確
保されている。尚、絶縁体層の材質や厚さ等は、特に限
定されるものではない。
【0045】制御電極19のリング状電極29には、制
御電源部(制御手段)32により画像信号に応じたパル
ス、即ち、電圧が印加される。つまり、制御電源部32
は、リング状電極29に対し、トナー担持体17に担持
されたトナー4を対向電極20方向に通過させる場合に
は例えば150Vを印加し、通過させない場合に例えば
−200Vを印加するようになっている。
【0046】このように、制御電極19への付与電位を
画像信号に応じて制御し、対向電極20におけるトナー
担持体17との対向面側に用紙5を配すると、用紙5の
表面に画像信号に応じたトナー像が形成される。尚、制
御電源部32は、図示しない画像形成制御ユニットから
送られてくる制御電極制御信号によって制御されてい
る。
【0047】次に、本画像形成装置による画像形成動作
を図9を利用して説明する。
【0048】先ず、例えば、画像読取り部に複写すべき
原稿が載置され、コピースタートボタン(図示せず)が
操作されると、この入力を受けた主制御部は画像形成動
作を開始させる。即ち、画像読み取り部によって原稿画
像が読み取られ、その画像データが画像処理部で処理さ
れ、画像メモリに記憶される。画像メモリに記憶された
画像データが、画像形成制御ユニットに転送され、画像
形成制御ユニットでは、入力された画像データを制御電
極19に与える制御電極制御信号に変換し始める。ま
た、画像形成制御ユニットは、所定量の上記制御電極制
御信号を得ると、図示しない駆動装置が作動し、この駆
動装置に回転駆動される図1に示すピックアップローラ
8により、用紙カセット7内の用紙5が画像形成部3方
向へ送り出されると共に、正常な給紙状態であることが
給紙センサにて検出される。ピックアップローラ8によ
って送り出された用紙5は帯電ブラシ24と支持部材2
7a,27bの間に搬送される。支持部材27a,27
bには高圧電源21によって対向電極20と同電位が印
加れる。帯電ブラシ24には帯電電極25によって帯電
電位として1.2kVが印加される。用紙5は帯電ブラ
シ24と支持部材27a,27bの電位差による電荷を
供給され静電気的に吸着されたまま画像形成部3の印刷
部2における誘電体ベルト26のトナー担持体17との
対向面側に搬送される。尚、制御電極制御信号の上記所
定量は、画像形成装置の構成等によって異なる。
【0049】その後、画像形成制御ユニットは、上記の
制御電極制御信号を制御電源部32に供給する。この制
御電極制御信号の供給は、上記の帯電ブラシ24による
印刷部2への用紙5の供給に同期したタイミングで行わ
れる。制御電源部32は、上記の制御電極制御信号に基
づいて、制御電極19の各リング状電極29に印加する
高圧を制御する。つまり、制御電源部32から適宜所定
のリング状電極29に150Vもしくは−200Vの電
圧が印加され、制御電極19付近の電界が制御される。
即ち、制御電極19のゲート30において、画像データ
に応じてトナー担持体17から対向電極20へのトナー
4の飛翔の阻止とその解除とが適宜行われる。これによ
り、対向電極20の回転によって出紙側に向かって30
mm/secの速度で移動している用紙5上に、画像信号
に応じたトナー像が形成される。
【0050】トナー像が形成された用紙5は支持部材2
7bの持つ極率で誘電体ベルト26から剥離されて定着
部10に搬送されたのちに、この定着部10でトナー像
が用紙5に定着される。トナー像が定着された用紙5
は、排紙ローラにて紙トレイ上に排出されると共に、正
常に排出されたことを排紙センサにて検出される。この
検出動作に基づいて、主制御部が印刷動作の正常な終了
を判断する。
【0051】以上の画像形成動作により、用紙5上に良
好な画像が形成される。本画像形成装置は、用紙5上に
画像を直接形成するので、従来の画像形成装置で用いら
れている感光体や誘電体ドラム等の顕像体が不要となっ
ている。
【0052】従って、顕像体から用紙5に画像を転写す
る転写動作が省略されるので、画像の劣化を生じない。
このため、装置の信頼性が向上する。また、装置の構成
が簡略化されると共に、部品点数が削減されるので、小
型化および低廉化が可能となっている。
【0053】ここで、トナー担持体17と対向電極20
との間への電圧印加により生じるトナー担持体17と対
向電極20との間のトナー4の飛翔について考えること
とする。
【0054】前記したように、トナー担持体17は接地
されており、一方、対向電極20には2kVの高圧が印
加されている。従って、トナー担持体17と対向電極2
0との間には、等間隔で0Vから2kVまでの等電位面
が形成されている。そして、対向電極20はトナー担持
体17の外周面からの距離が1mmとなるよう設けられ
ており、制御電極19はトナー担持体17の外周面から
の距離が100μmとなるように設けられているので、
制御電極19のゲート30の中心部(ゲート中心部)の
電位は、約200Vとなっている。尚、ゲート30の中
心部の電位は、トナー担持体17と対向電極20との間
の電位差や、制御電極19の配設位置、核ゲート30の
形状等によって決定される。
【0055】この状態で、トナー担持体17に担持され
たトナー4を対向電極20方向に通過させるべく、制御
電源部30により、制御電極19のリング状電極29に
対して150Vの電圧を一画素あたり150μsec印加
する。すると、図3に示すように、制御電極19のゲー
ト30近傍の等電位面が得られる。同様にトナー4がゲ
ート30を通過しない様な−200Vの電位を印加した
場合について図4を得る。尚、図3,4に示す等電位面
は、本願発明者がコンピュータを用いたシミユレーショ
ンによって求めたものである。
【0056】このように制御電極19とトナー担持体1
7との間の電界は制御電極19に印加する電位によって
方向が逆転する。しかし、制御電極19と対向電極20
の間の電界はその強度が多少変化するだけでその方向は
常に紙に垂直で変化しない。従って、制御電極19を通
過したトナー4は制御電極19の電位の如何によってそ
の飛翔状態はほとんど影響を受けない。
【0057】尚、上記の説明においては、トナー4を通
過させるべく制御電極19のリング状電極29に付与す
る電位が、150Vの場合を一例に挙げたが、該電位
は、トナー4の所望した飛翔制御を行えるなら、常に限
定されるものではない。また、制御電極19のリング状
電極29に印加する電位を変化させることにより、制御
電極19のゲート30近傍における等電位面の膨らみの
度合いを変化させることができる。つまり、ゲート30
を通過するトナー4に対して作用する電気力を変化させ
ることができる。このため制御電源部32により付与す
る電位を適宜変化させることにより、用紙5上に形成さ
れる画像のドット径(FL)を任意に調節することがで
きる。
【0058】尚、トナー4の通過を阻止すべく制御電極
19のリング状電極29に付与する電位は、特に限定さ
れるものではない。上記の電位は、具体的には、例えば
実験等を行うことにより決定すればよい。
【0059】さらに、制御電源部32については図6を
利用して考える。図6のように制御電源部32は画像信
号制御回路33と高圧ドライバーと抵抗を含んだ電圧切
り換え手段34a,34b,34cを含んでいる。電圧
切り換え手段34a,34b,34cのOUT PUT
は上記リング電極29にそれぞれ接続されている。ま
た、150Vの電源として35a,35b、−200V
の電源は36a,36bが図6の如くそれぞれ電圧切り
換え手段34a,34bに印加される。
【0060】そしてそれぞれの電源の電流容量は50m
Aであって、それぞれに300DPIのA4幅に相当す
る2560個の半分の1280個のリング電極29に電
位を供給する。
【0061】上記電圧切り換え手段34a,34bのそ
れぞれの1チャンネルは図8のような構成である。図8
のようにFET37と抵抗38からなる。抵抗38の抵
抗は10MΩであるのでFET37がONの時、抵抗3
8とFET37に流れる電流は350/1e7=3.5
e−5Aとなる。−200V電源36aまたは150V
電源35aに流れる電流は1280チャンネル分の3.
5e−5×1280=4.5e−2A=45mAとな
る。
【0062】一般に約40Vを越える電位が70mA以
上流れると人体に悪影響を及ぼすほか、電源や電流路が
発熱して発火しかねないので非常に危険である。
【0063】本実施例ではこれらの危険性を総て回避で
きる。
【0064】従って、−200V電源36a,36bと
150V電源35a,35bは電流供給による発熱を回
避できるので冷却手段を必要としない上に、不測の事態
が生じて使用者が触れる部分に電位が供給されても感電
という危険な状態が回避できる。
【0065】上記の実施例は電源手段はそれぞれ−20
0V電源36a,36bや150V電源35a,35b
のようにそれぞれ2つの電源から構成されていたが、装
置の特性に応じて適宜電源数を変えればよい。
【0066】また、本実施例においては、制御電極19
がリング状電極29を備えた構成である場合を例に挙げ
て説明したが制御電極19の構成は、特に限定されるも
のではない。例えば、図7のようにリング状電極29を
設ける代わりに、制御電極19の基板19aの両面に複
数本の帯状の行電極39a、列電極39bをマトリック
ス状となるように設け、互いに交差する該帯状の行電極
39aと列電極39bに印加する電圧を制御することに
より、トナー担持体17から対向電極20へのトナー4
の飛翔を制御するマトリックス制御構成とすることもで
きる。
【0067】更に、本実施例ではモノクロの単色印字の
画像形成装置であったが複数のトナー供給部1a,1
b,1c,1dと印刷部2a,2b,2c,2dを備
え、それぞれのトナー供給部1にカラートナー、例えば
イエロー(1a)、マゼンタ(1b)、シアン(1
c)、ブラック(1d)を使用したカラー画像形成装置
を形成してもよい。
【0068】尚、本実施例においては、顕像化粒子がト
ナーである場合を例に挙げて説明したが、顕像化粒子は
インク等であってもよい。さらに、トナー供給部2の構
成をイオンフロー法を適用した構成とすることも可能で
ある。つまり、画像形成部はコロナ帯電器等のイオン源
を備えた構成となっていてもよい。この場合において
も、上記と同様の作用・効果を奏することができる。
【0069】本発明にかかる画像形成装置は、例えば、
ディジタル複写機およびファクシミリ装置の印字部や、
ディジタルプリンタ、プロッタ等に好適に適用すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の画像形成装置
は、以上のように、制御電極に印加する電位を供給する
電源を複数使用するので電源の容量が小さくてすみ、電
源の発熱や電流リークの影響がない。従って冷却手段が
不要で装置全体の小型化が可能となりうる。
【0071】本発明の請求項2記載の画像形成装置は、
以上のように、制御電極に印加する電位を供給する電源
を複数使用し、さらに70mA以下とするので不測の事
態における電気回路の破損や使用者の感電を回避できる
ので高レベルの絶縁対策が不必要となるのでコストダウ
ンが可能である。
【0072】本発明の請求項3記載の画像形成装置は、
以上のように、制御電極としてマトリックス制御を使用
した場合にも各電極に印加する電位を供給する電源を複
数使用するので電源の容量が小さくてすみ、電源の発熱
や電流リークの影響がない。従って冷却手段が不要で装
置全体の小型化が可能となりうる。
【0073】本発明の請求項4記載の画像形成装置は、
以上のように、カラーの画像形成装置の制御電極として
シングル制御またはマトリックス制御を使用した場合に
も各電位を供給する電源を複数使用し、さらに70mA
以下とするので不測の事態における電気回路の破損や使
用者の感電を回避できるので高レベルの絶縁対策が不必
要となるのでコストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の全体
構成を示す概略の説明図である。
【図2】上記画像形成装置が備える制御電極の要部の構
成を示す正面図である。
【図3】上記画像形成装置が備える画像形成部に形成さ
れるトナーを飛翔する場合の等電位面を説明する説明図
である。
【図4】上記画像形成装置が備える画像形成部に形成さ
れるトナーを飛翔させない場合の等電位面を説明する説
明図である。
【図5】上記画像形成装置が備える画像形成部における
トナーの飛翔状況を説明する説明図である。
【図6】実施例における制御電源部を説明する説明図で
ある。
【図7】画像形成装置が有する制御電極にマトリックス
制御を適用した場合の電極構成を説明する説明図であ
る。
【図8】実施例における制御電源の電圧切り換え手段の
内の1チャンネルを説明する説明図である。
【図9】画像形成装置の動作開始時の動作を説明する説
明図である。
【図10】従来技術を説明する説明図である。
【図11】従来技術における制御手段を説明する説明図
である。
【符号の説明】
3 画像形成部 4 トナー(顕像化粒子) 5 用紙 17 トナー担持体(担持体) 19 制御電極 20 対向電極 21 高圧電源部(制御手段) 29 リング状電極 30 ゲート 32 制御電源部(制御手段) 33 画像信号制御回路 35a,35b 150V電源(電源手段) 36a,36b −200V電源(電源手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕像化粒子を担持する担持体と、 該担持体に対向配置された対向電極と、 これら担持体と対向電極との間に配され、顕像化粒子の
    通過部となる複数個のゲートを有する制御電極と、 上記制御電極と対向電極との間に搬送され、画像を記録
    する記録媒体と、 上記担持体と対向電極との間に所定の電位差を生じさせ
    る電位を付与すると共に、上記制御電極に付与する電位
    を変化させることにより顕像化粒子の上記ゲートの通過
    を制御して上記制御電極と上記対向電極の間に搬送され
    た上記記録媒体上に画像を形成する制御手段とを備えた
    画像形成装置であって、上記制御電極に電位を供給する
    電源手段を複数個設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記電源手段の個々の最大電流供給能力
    を70mA以下としたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 顕像化粒子を担持する担持体と、 該担持体の表面に速度をあたえる駆動手段と該担持体に
    対向配置された対向電極と、 これら担持体と対向電極との間に配され、顕像化粒子の
    通過部となる複数個のゲートを有し、 上記複数のゲートの周囲に設けられ、印加される電位に
    基づいてお互いに対応する開口部を介して顕像化粒子の
    記録媒体への飛翔をそれぞれ選択的に制御する複数の電
    極からなる行電極郡及び列電極郡を含む制御電極と、 上記開口部を通過する顕像化粒子が開口部通過時に該開
    口部中心方向に力を受けるように上記行電極郡及び列電
    極郡の対応する電極に所定の電位を印加する制御手段
    と、 上記の制御手段によって上記行電極郡及び列電極郡の対
    応する電極に所定の電位を印加することにより顕像化粒
    子の上記ゲートの通過を制御して画像を形成する制御手
    段とを備えた画像形成装置であって、 上記制御電極に電位を供給する電源手段を複数個設け、
    該電源手段の個々の最大電流供給能力を70mA以下と
    したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数のカラー粒子からなる複数の顕像化
    粒子と、 上記顕像化粒子を担持する複数の担持体と、 該担持体の表面に速度をあたえる駆動手段と該担持体に
    対向配置された対向電極と、 これら担持体と対向電極との間に配され、顕像化粒子の
    通過部となる複数個のゲートを有し、 上記複数のゲートの周囲に設けられ、印加される電位に
    基づいてお互いに対応する開口部を介して顕像化粒子の
    記録媒体への飛翔をそれぞれ選択的に制御する複数の電
    極からなる第一及び第二電極郡を含む制御電極と、 上記開口部を通過する顕像化粒子が開口部通過時に該開
    口部中心方向に力を受けるように上記第一及び第二電極
    郡の対応する電極に所定の電位を印加する制御手段と、 上記の制御手段によって上記第一及び第二電極郡の対応
    する電極に所定の電位を印加することにより顕像化粒子
    の上記ゲートの通過を制御して画像を形成する制御手段
    とを備えた画像形成装置であって、 上記制御電極に電位を供給する電源手段を複数個設け、
    該電源手段の個々の最大電流供給能力を70mA以下と
    したことを特徴とするカラー画像形成装置。
JP8019690A 1996-02-06 1996-02-06 画像形成装置 Pending JPH09207374A (ja)

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US08/800,651 US5781218A (en) 1996-02-06 1997-02-04 Image forming apparatus
CN97104821.5A CN1113275C (zh) 1996-02-06 1997-02-06 成像装置
DE69701755T DE69701755T2 (de) 1996-02-06 1997-02-06 Bilderzeugungsvorrichtung
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