JPH09206345A - 保育器 - Google Patents
保育器Info
- Publication number
- JPH09206345A JPH09206345A JP8037285A JP3728596A JPH09206345A JP H09206345 A JPH09206345 A JP H09206345A JP 8037285 A JP8037285 A JP 8037285A JP 3728596 A JP3728596 A JP 3728596A JP H09206345 A JPH09206345 A JP H09206345A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- cassette
- incubator
- ray
- ray film
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- Pending
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 abstract description 7
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 abstract description 3
- 206010036590 Premature baby Diseases 0.000 description 6
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61G—TRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
- A61G2210/00—Devices for specific treatment or diagnosis
- A61G2210/50—Devices for specific treatment or diagnosis for radiography
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】保育器内の未熟児を空調の外乱なしでＸ線撮影
を行う。 【解決手段】嬰児を載せる台３と、この台上に空間を形
成すると共に、前側が開口し得るドア５を有する保育室
２と、この台の下部に設けられたＸ線フィルムカセット
６の保持部７と、このカセット保持部に連通すると共
に、前記カセットを前記保育室の後側から挿入できる挿
入口１０とを備える。
を行う。 【解決手段】嬰児を載せる台３と、この台上に空間を形
成すると共に、前側が開口し得るドア５を有する保育室
２と、この台の下部に設けられたＸ線フィルムカセット
６の保持部７と、このカセット保持部に連通すると共
に、前記カセットを前記保育室の後側から挿入できる挿
入口１０とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、未熟児を保護育成
しながら未熟児のＸ線撮影ができる保育器に関する。
しながら未熟児のＸ線撮影ができる保育器に関する。
【０００２】
【従来の技術】体力的に未成熟な早産児などの未熟児を
外気を遮断した最適な環境で保護育成するためには、保
育器が用いられている。
外気を遮断した最適な環境で保護育成するためには、保
育器が用いられている。
【０００３】図１は、従来の保育器を前側から見た概略
斜視図である。この図において、保育器は、例えばキャ
スターによって移動自在な本体１と、この本体上に形成
されて未熟児等の嬰児（図示略）を収容する保育室２と
を備えている。
斜視図である。この図において、保育器は、例えばキャ
スターによって移動自在な本体１と、この本体上に形成
されて未熟児等の嬰児（図示略）を収容する保育室２と
を備えている。
【０００４】この保育室２には、嬰児を載置して寝かせ
る台即ちベッド３が高さ調節可能に設けられ、このベッ
ド上の嬰児を収容した空間を形成するアクリル樹脂製の
透明なフード４が開閉自在に設けられて外部から嬰児の
状態を監視できるようになっている。
る台即ちベッド３が高さ調節可能に設けられ、このベッ
ド上の嬰児を収容した空間を形成するアクリル樹脂製の
透明なフード４が開閉自在に設けられて外部から嬰児の
状態を監視できるようになっている。
【０００５】このフード４の前側には、嬰児の移動或は
機器の取付にアクセスされる透明なドア５が蝶番等で開
閉自在に取付けられて、ドア５を閉じた時に内外部が略
完全に隔離されるようになっている。また、台３の下部
には、嬰児をＸ線で直接撮影するＸ線フィルム用カセッ
ト６を置く保持部７が設けられる。
機器の取付にアクセスされる透明なドア５が蝶番等で開
閉自在に取付けられて、ドア５を閉じた時に内外部が略
完全に隔離されるようになっている。また、台３の下部
には、嬰児をＸ線で直接撮影するＸ線フィルム用カセッ
ト６を置く保持部７が設けられる。
【０００６】一方、本体１の内部には、保育室２を通っ
て循環させられる空気又は酸素濃度を高めた空気の温度
及び湿度を各々調整する空調機器が設けられている。
て循環させられる空気又は酸素濃度を高めた空気の温度
及び湿度を各々調整する空調機器が設けられている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の保育
器においては、嬰児をＸ線で直接撮影する場合に、ドア
５を開いてＸ線フィルム用カセット６を置く必要があ
り、ドア５を開いた時に、保育室内の空調状態が周辺の
状態に略入れ替わって、嬰児に一時的に悪影響を及ぼす
恐れがある。
器においては、嬰児をＸ線で直接撮影する場合に、ドア
５を開いてＸ線フィルム用カセット６を置く必要があ
り、ドア５を開いた時に、保育室内の空調状態が周辺の
状態に略入れ替わって、嬰児に一時的に悪影響を及ぼす
恐れがある。
【０００８】また、ドア５を開いた外乱で汚染された空
調状態は、Ｘ線フィルム用カセット６を台３の下に置
き、撮影後取り出すことによって２回起こり、更に空調
機器の制御系の位相遅れから回復に数１０分以上かかっ
て、嬰児に対する影響は無視できない程度になる恐れが
ある。
調状態は、Ｘ線フィルム用カセット６を台３の下に置
き、撮影後取り出すことによって２回起こり、更に空調
機器の制御系の位相遅れから回復に数１０分以上かかっ
て、嬰児に対する影響は無視できない程度になる恐れが
ある。
【０００９】本発明は、上記事情に鑑み、Ｘ線撮影で生
じる保育室内の空調の乱れの度合い及び時間を最小限に
することを目的とする。
じる保育室内の空調の乱れの度合い及び時間を最小限に
することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明による保育器は、
嬰児を載せる台と、この台上に空間を形成すると共に、
前側が開口し得るドアを有する保育室と、この台の下部
に設けられたＸ線フィルム用カセット保持部と、このカ
セット保持部に連通すると共に、前記カセットを前記保
育室の後側から挿入できる挿入口とを備える。
嬰児を載せる台と、この台上に空間を形成すると共に、
前側が開口し得るドアを有する保育室と、この台の下部
に設けられたＸ線フィルム用カセット保持部と、このカ
セット保持部に連通すると共に、前記カセットを前記保
育室の後側から挿入できる挿入口とを備える。
【００１１】また、前記カセットは、幅が前記挿入口の
幅より狭く、従って台上の嬰児の位置に合わせて、左右
に移動することができる。
幅より狭く、従って台上の嬰児の位置に合わせて、左右
に移動することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例につき図２
を参照して詳細に説明する。図２は、保育器を後側から
見た斜視図であり、ドア５が閉じた状態を示している。
図２〜図５において、図１で説明した部材と対応する部
材には、それぞれ同一の符号を付している。
を参照して詳細に説明する。図２は、保育器を後側から
見た斜視図であり、ドア５が閉じた状態を示している。
図２〜図５において、図１で説明した部材と対応する部
材には、それぞれ同一の符号を付している。
【００１３】本発明による一実施例の保育器は、図２に
示すように、アクリル樹脂製の透明フード４及びドア５
により囲まれた保育室２を備え、この保育室２の下側の
本体１の内部に空調機器が設けられている。
示すように、アクリル樹脂製の透明フード４及びドア５
により囲まれた保育室２を備え、この保育室２の下側の
本体１の内部に空調機器が設けられている。
【００１４】この透明フード４の後部には、台３の下側
に差し込める挿入口１０が形成され、この挿入口１０を
塞ぐ蓋１１が蝶番付されている。この蓋１１は、閉じた
時に蝶番が取付けられていない３辺近傍が挿入口１０の
対応の周辺部と重なって漏洩度を低めてもよい。
に差し込める挿入口１０が形成され、この挿入口１０を
塞ぐ蓋１１が蝶番付されている。この蓋１１は、閉じた
時に蝶番が取付けられていない３辺近傍が挿入口１０の
対応の周辺部と重なって漏洩度を低めてもよい。
【００１５】これらの重なり部の部分には、蓋１１を閉
塞状態に維持するマジックテープが接着され、この部分
の近傍の蓋１１に、蓋１１を開口させるノブが設けられ
る。また、蝶番が取付けられた蓋１１の下辺には、柔軟
なテープがフード４或は本体１との間に張り巡らされ
て、漏洩度を更に低めてもよい。
塞状態に維持するマジックテープが接着され、この部分
の近傍の蓋１１に、蓋１１を開口させるノブが設けられ
る。また、蝶番が取付けられた蓋１１の下辺には、柔軟
なテープがフード４或は本体１との間に張り巡らされ
て、漏洩度を更に低めてもよい。
【００１６】従って、Ｘ線撮影をするために、蓋１１を
開いてＸ線フィルムカセット６を差し込み、その後蓋を
閉じた時には、蓋１１による有効開口面積が従来のドア
５の開口によるそれに比べて、約１００分の１以下であ
るので、開口時の空調の外乱を従来に比べて約１００分
の１以下即ち殆ど無視できる程度に改善することができ
る。
開いてＸ線フィルムカセット６を差し込み、その後蓋を
閉じた時には、蓋１１による有効開口面積が従来のドア
５の開口によるそれに比べて、約１００分の１以下であ
るので、開口時の空調の外乱を従来に比べて約１００分
の１以下即ち殆ど無視できる程度に改善することができ
る。
【００１７】図３及び図４は、例えばフード４の後側に
形成された挿入口１０の開口に一致して挿入時にも密閉
状態が保たれるＸ線フィルムカセット６用の保持部材１
５の概略断面図である。この保持部材１５は、Ｘ線フィ
ルムカセット６を収容する窪み１６が形成され、このカ
セット６の前後位置がバネ１７と協働する調節ネジ１８
によって決定される。
形成された挿入口１０の開口に一致して挿入時にも密閉
状態が保たれるＸ線フィルムカセット６用の保持部材１
５の概略断面図である。この保持部材１５は、Ｘ線フィ
ルムカセット６を収容する窪み１６が形成され、このカ
セット６の前後位置がバネ１７と協働する調節ネジ１８
によって決定される。
【００１８】また、蓋１１は、本体１に蝶番付けされる
と共に、コイルバネ１９によって重なり部分がフード４
に密着するように付勢されている。従って、保持部材１
５を挿入しない状態及びＸ線撮影時の保持部材１５の挿
入時においても保育室２内の形成状態が維持される。
と共に、コイルバネ１９によって重なり部分がフード４
に密着するように付勢されている。従って、保持部材１
５を挿入しない状態及びＸ線撮影時の保持部材１５の挿
入時においても保育室２内の形成状態が維持される。
【００１９】
【発明の効果】本発明においては、Ｘ線撮影時に起因す
る空調の外乱を殆どなくすことができ、虚弱でかなり敏
感な未熟児を適宜監視しながら健全に育成することがで
きる。
る空調の外乱を殆どなくすことができ、虚弱でかなり敏
感な未熟児を適宜監視しながら健全に育成することがで
きる。
【図１】従来の保育器の前側から見た斜視図である。
【図２】本発明の一実施例による保育器の後側から見た
斜視図である。
斜視図である。
【図３】本発明の別の実施例による保育器の断面図であ
る。
る。
【図４】カセット保持部材を挿入した時の図３に示す保
育器の断面図である。
育器の断面図である。
１ 本体 ２ 保育室 ３ 台又はベッド ４ フード ５ ドア ７ カセット保持部 １０ 挿入口 １１ 蓋
Claims (1)
- 【請求項１】嬰児を載せる台と、 この台上に空間を形成すると共に、前側が開口し得るド
アを有する保育室と、 この台の下部に設けられたＸ線フィルム用カセット保持
部と、 このカセット保持部に連通すると共に、前記カセットを
前記保育室の後側から挿入できる挿入口とを備えた保育
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037285A JPH09206345A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 保育器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8037285A JPH09206345A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 保育器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206345A true JPH09206345A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12493443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8037285A Pending JPH09206345A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 保育器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09206345A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103340648A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-10-09 | 山东省分析测试中心 | 婴儿床x射线防护罩 |
| CN105476655A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-04-13 | 孙中国 | 一种多功能拍片装置 |
| WO2016067714A1 (ja) | 2014-10-31 | 2016-05-06 | アトムメディカル株式会社 | 保育器 |
| JP2017144081A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | アトムメディカル株式会社 | マット加熱器及び保育器 |
| CN107969112A (zh) * | 2015-06-18 | 2018-04-27 | 吉耐沃瑞医疗用具有限责任公司 | 用于运送高危婴儿的恒温箱 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8037285A patent/JPH09206345A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103340648A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-10-09 | 山东省分析测试中心 | 婴儿床x射线防护罩 |
| WO2016067714A1 (ja) | 2014-10-31 | 2016-05-06 | アトムメディカル株式会社 | 保育器 |
| KR20160099527A (ko) | 2014-10-31 | 2016-08-22 | 아톰 메디칼 코포레이션 | 보육기 |
| CN107969112A (zh) * | 2015-06-18 | 2018-04-27 | 吉耐沃瑞医疗用具有限责任公司 | 用于运送高危婴儿的恒温箱 |
| CN107969112B (zh) * | 2015-06-18 | 2020-10-30 | 吉耐沃瑞医疗用具有限责任公司 | 用于运送高危婴儿的恒温箱 |
| CN105476655A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-04-13 | 孙中国 | 一种多功能拍片装置 |
| JP2017144081A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | アトムメディカル株式会社 | マット加熱器及び保育器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050124 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050526 |