JPH09205597A - オンスクリーンディスプレイ装置 - Google Patents

オンスクリーンディスプレイ装置

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JPH09205597A
JPH09205597A JP8012741A JP1274196A JPH09205597A JP H09205597 A JPH09205597 A JP H09205597A JP 8012741 A JP8012741 A JP 8012741A JP 1274196 A JP1274196 A JP 1274196A JP H09205597 A JPH09205597 A JP H09205597A
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image signal
sub
signal
osd
image
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JP8012741A
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Shoichi Kamimura
省一 上村
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さくした場合に自由なグラフィ
ック表示ができないという課題があった。 【解決手段】 それぞれが1ドット毎の副画像情報を1
ライン分格納する第1のメモリ領域及び第2のメモリ領
域を有するOSD用RAM40と、第1のメモリ領域及
び第2のメモリ領域に格納された副画像情報を交互に読
み出し、読み出した副画像情報から副画像信号を抽出し
て所定のタイミングで副画像信号を出力する出力回路5
0と、第1のメモリ領域と第2のメモリ領域のうち、出
力回路50が読み込み中でない方の領域に1ライン分の
副画像情報を順次書き込んでいくCPU10とを具備す
るオンスクリーンディスプレイ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はテレビ、ビデオテ
ープレコーダなどから出力される画像に重ねて、これら
装置の操作を行うための操作情報などを表示するための
オンスクリーンディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のオンスクリーンディスプ
レイ(以下、OSDと記す)装置の構成を示すブロック
図である。同図において、1は装置全体の制御を行うC
PU、2は表示制御を行うOSDコントロール回路、3
は文字フォント等のパターンデータが格納されたOSD
用ROM、4はCPU1によって指定された表示すべき
文字及び色データを格納するためのOSD用RAM、5
はOSD用ROM3から出力されたパターンデータを一
時的にラッチするシフトレジスタ、6はシフトレジスタ
5からのパターンデータ、OSD用RAM4に格納され
た色データ、及びOSDコントロール回路2からの文字
修飾データに基づいてRGB信号等を出力する出力回路
を示している。
【0003】図13は従来のOSD装置における文字
「A」のフォントの一例の構成を示す図である。同図に
示すように、この例では横が12ドット、縦が16ドッ
トのフォントの構成を採用している。なお、他の文字に
ついても同様に横が12ドット、縦が16ドットのフォ
ントの構成である。この構成のフォントで256文字の
表示をするためにはOSD用ROM3は約6Kバイトの
容量が必要になる。
【0004】図14は従来のOSD装置における1文字
を表現するのに必要なOSD用RAM4に格納されるデ
ータの構成を示す図である。同図において、B1は色指
定用の第1バイト、B2はOSD用ROM3のキャラク
タ指定用の第2バイトを示している。同図に示すよう
に、第1バイトB1には画像のRGBパルスのオン・オ
フを示すビット、主画像信号であるテレビ等からの画像
信号をカットすることを示す信号OUT1、主画像信号
であるテレビ等からの画像信号をハーフトーンにするこ
とを示す信号OUT2、RGBパルスの輝度を指示する
ためのデータを格納する信号I1、信号I2が格納され
ている。従って、例えば、24文字、2行の表示を行う
とすれば、OSD用RAM4は少なくとも96バイト必
要になる。
【0005】なお、OSDコントロール回路2は、表示
すべき文字のサイズを変更する文字サイズ変更回路2a
と、表示すべき文字の縁取りの制御を行う縁取り制御回
路2bと、表示する文字の背景に着色する文字背景着色
回路2cとを具備する。
【0006】次に動作について説明する。CPU1はO
SD用RAM4に図14に示す構成の表示すべき文字デ
ータを格納する。するとOSD用RAM4に格納されて
いる第2バイトB2のデータがOSD用ROM3に転送
されOSD用ROM3は対応する文字パターンデータが
12ビットのシフトレジスタ5に出力される。そして、
シフトレジスタ5で文字パターンデータは一時的にラッ
チされてから出力回路6に出力される。
【0007】一方、第1バイトB1はOSDコントロー
ル回路2で読みとられて必要な文字修飾処理及び同期処
理等が施されて出力回路6に色データ及び制御データが
転送される。出力回路6ではシフトレジスタ5からの文
字パターンデータとOSDコントロール回路2から出力
される色データ及び制御データに基づいてRGBパル
ス、I1信号、I2信号、OUT1信号、OUT2信号
がOSDコントロール回路2に入力される発振信号OS
C、水平同期信号H−SYNC、垂直同期信号V−SY
NCに同期して出力される。
【0008】図15は文字サイズ変更回路2aが実行す
る文字「A」のサイズの変更を示す図である。同図に示
すように通常サイズの文字C1は2倍のサイズの文字C
2あるいは3倍のサイズの文字C3に拡大される。
【0009】図16は、図13に示す文字パターンに縁
取り制御回路2bが行う縁取り制御が施された文字パタ
ーンを示す図である。同図に示すように図13に示す文
字パターンの回りのドットでOUT1信号を出力し、さ
らにR信号パルス、G信号パルス、B信号パルスのいず
れも出力されないように制御して文字の回りが黒く縁取
られるようにしている。
【0010】図17は、図13に示す文字パターンに文
字背景着色回路2cが行う処理が施された文字パターン
を示す図である。同図に示すように文字フォントのドッ
トパターンで文字を構成していない部分のドットを文字
の色とは異なる色で着色する制御を行っている。すなわ
ち、文字を構成するRGB信号パルスの組み合わせとは
異なる組み合わせのRGB信号パルスを、文字を構成し
ないドットで出力するように制御している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のオンスクリーン
ディスプレイ装置は以上のように構成されているので、
アルファベットや数字を12×16ドットの文字領域に
表示できたが、グラフィックパターン等を表示する場合
には容量の大きなOSD用ROMを使用しなければなら
ず、また表示の着色機能および修飾機能も12×16ド
ット等の一定の範囲毎に行われるためにグラフィック表
示には向かないという課題があった。また、ビットマッ
プ型のOSD回路を用いてグラフィック表示を実行させ
ようとした場合には表示範囲に対応するビットマップ型
のRAMが必要になり、回路規模が大きくなるという課
題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、回路規模を大きくすることなく容
易にグラフィック表示や多彩な修飾機能を実行できるオ
ンスクリーンディスプレイ装置を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るオンスクリーンディスプレイ装置は、それぞれが1ド
ット毎の副画像情報を1ライン分格納する第1のメモリ
領域及び第2のメモリ領域を有するメモリと、第1のメ
モリ領域及び第2のメモリ領域に格納された副画像情報
を交互に読み出し、読み出した副画像情報から副画像信
号を抽出して画像出力装置から出力される同期信号に基
づいた所定のタイミングで副画像信号を出力する副画像
信号出力手段と、第1のメモリ領域と第2のメモリ領域
のうち、副画像信号出力手段が読み込み中でない方の領
域に1ライン分の副画像情報を順次書き込んでいく副画
像情報書き込み手段とを具備するものである。
【0014】請求項2記載の発明に係るオンスクリーン
ディスプレイ装置は、副画像情報に1ドット毎の色情報
及び各ドットに対応する主画像信号を制御する主画像信
号制御情報を含むように構成したものである。
【0015】請求項3記載の発明に係るオンスクリーン
ディスプレイ装置は、主画像信号制御情報に基づいて主
画像信号を制御するとともに制御された主画像信号に副
画像信号出力手段から出力される副画像信号をスーパー
インポーズする画像信号合成手段を具備するものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のオンス
クリーンディスプレイ(以下、OSDと記す)装置の構
成を示すブロック図である。同図において、10はOS
D装置全体の制御を行うCPU(副画像情報書き込み手
段)、11はCPU10のプログラムやデータ等が格納
されているプログラムROM、20はドット毎の画像表
示のタイミングを示すパルスを生成する発振回路、25
はテレビ受信部(画像信号出力装置)、30はCPU1
0からの指示、水平同期信号(同期信号)H−SYN
C、垂直同期信号(同期信号)V−SYNC、及び、発
振回路20からの発振パルスOSCに基づいてテレビ受
信部25からの主画像信号に副画像信号を合成するタイ
ミング制御等を行うOSDコントロール回路、40はO
SD装置による副画像の表示領域の2ライン分のデータ
を格納する容量を有するOSD用RAM(メモリ)、5
0はOSD用RAM40から出力される副画像のデータ
からRGBパルス信号、RGB信号(色情報)の輝度を
示す輝度信号I1、I2、主画像信号をカットすること
を示す信号(主画像信号制御情報)OUT1、及び、主
画像信号をハーフトーンにすることを示す信号(主画像
信号制御情報)OUT2を出力する出力回路(副画像信
号出力手段)、60は出力回路50から出力される副画
像信号と主画像信号とを合成する画像信号合成回路(画
像信号合成手段)、70は画像信号合成回路60から出
力された合成画像を表示するディスプレイである。な
お、この実施の形態では、テレビ受信部25からの画像
信号を主画像、OSD装置で生成される操作情報等の画
像を副画像と定義する。また、水平同期信号H−SYN
C及び垂直同期信号V−SYNCはテレビ受信部25か
らOSDコントロール回路30に供給される。さらに、
この実施の形態ではテレビ受信部25を画像出力装置の
一例として取り上げたが、例えばビデオテープレコーダ
のようにある操作を伴い、画像を出力する装置であれば
この実施の形態のOSD装置を適用することができる。
【0017】図2は1ドットを表現するのに必要なOS
D用RAM40に格納されるデータの構成を示す図であ
る。同図に示すように、OSD用RAM40には1ドッ
ト毎に、副画像のRGBパルスのオン・オフを示すビッ
ト、主画像信号をカットすることを示す信号OUT1、
主画像信号をハーフトーンにすることを示す信号OUT
2、RGBパルスの輝度を指示するためのデータを格納
する信号I1、I2が格納されている。すなわち、1ド
ット毎に1バイトが割り当てられてOSD用RAM40
に格納されている。なお、1バイトのうちの1ビットは
未使用となっており実際には1ドットに対し7ビットの
情報が与えられるようになっている。
【0018】なお、この実施の形態では、テレビの制御
情報等を表示する副画像の表示領域の幅を288ドット
とした場合について説明する。従って、OSD用RAM
40は2ライン分576ドットの各ドットに対して1バ
イト与えられるので576バイトの容量が必要になる。
すなわち、OSD用RAM40は、容量が288バイト
のラインメモリLM1(第1のメモリ領域)及びライン
メモリLM2(第2のメモリ領域)を有している。
【0019】図3はCPU10が行うOSD用RAM4
0のデータの書き換え動作を示すフローチャートであ
る。また図4はCPU10がOSD用RAM40のデー
タの書き換え動作を示す様子を模式的に示す図であり、
LM1、LM2はOSD用RAM40のラインメモリ、
IMは模式的に示した画像データを示している。この例
では縦が16ドットで表示した場合、すなわち16ライ
ンである場合について説明するが、縦のドット数はCP
U10のプログラムにより自由に変更することができ
る。
【0020】まず、最初は、ラインメモリLM1及びラ
インメモリLM2に副画像の第1ライン、第2ラインの
データをCPU10がプログラムROM11から転送し
て書き込み動作を実行する。次に、第1ラインの表示が
終了した場合には(ステップST301)、OSD用R
AM40の第1ラインが格納されていたOSD用RAM
40のラインメモリLM1に第3ラインのデータを転送
して書き込み動作を実行する(ステップST302)。
第2ラインの表示が終了した場合には(ステップST3
03)、OSD用RAM40のラインメモリLM2に第
4ラインのデータを転送して書き込み動作を実行する
(ステップST304)。以下、第14ラインまでのデ
ータは同様にしてラインメモリLM1、LM2に交互に
データを書き込む。そして、第15ラインの表示が終了
した場合には(ステップST305)、第15ラインの
データが格納されていたラインメモリに第1ラインのデ
ータを転送して書き込み動作を実行する(ステップST
306)。さらに第16ラインの表示が終了した場合に
は(ステップST305)、第16ラインのデータが格
納されていたラインメモリに第2ラインのデータを転送
して書き込み動作を実行する(ステップST307)。
このような動作を連続して繰り返すことにより図4に示
す画像データIMが、順次、OSD用RAM40のライ
ンメモリLM1、LM2に交互に格納されていく。
【0021】一方、OSD用RAM40はラインメモリ
LM1、LM2に格納されたデータを、順次、出力回路
50に転送する。また、OSDコントロール回路30は
水平同期信号H−SYNC、垂直同期信号V−SYN
C、発振回路20から出力されるパルス信号に基づいて
画像信号を出力するためのタイミング制御信号を出力回
路50に転送する。このタイミング制御信号にはディス
プレイ70のスクリーン上のどの位置に副画像を表示す
るかなどの情報が含まれている。出力回路50ではOS
Dコントロール回路30から転送されてくるタイミング
制御信号及びOSD用RAM40から送られてくるデー
タに基づいてRGBパルス信号、信号OUT1、信号O
UT2、信号I1、I2が画像信号合成回路60に出力
される。
【0022】画像信号合成回路60では主画像信号に出
力回路50から出力されるRGB信号がスーパーインポ
ーズされて合成画像信号がCRTなどのディスプレイ7
0に送られ、スクリーン上に合成画像が表示される。な
お、出力回路50から送られてくる信号OUT1がオン
の場合には画像信号合成回路60はそのドットに対応す
る主画像信号をカットする。また、出力回路50から送
られてくる信号OUT2がオンの場合には画像信号合成
回路60はそのドットに対応する主画像信号をハーフト
ーンにする。また、信号I1、信号I2は組み合わせて
用いられ、2ビットの輝度情報をもっている。画像信号
合成回路60は信号I1、信号I2に基づいて出力回路
50から出力されるRGB信号の輝度を4段階に調整し
て主画像信号と合成する。
【0023】なお、以上の構成のOSD装置では、従来
のOSD装置のようにキャラクタパターンが予め格納さ
れたキャラクタROMを使用せず自由にグラフィックパ
ターンを描くことがCPU10のプログラムROM11
に格納されているプログラムにより実現できる。従っ
て、文字の表示及び文字の修飾動作についてもCPU1
0のプログラムROM11に格納されているプログラム
によって実現できる。
【0024】図5は横12ドット、縦16ラインのフォ
ントで構成される緑色の文字「A」の表示画像を示す図
である。また、図6は図5に示す緑の文字「A」が表示
される場合にラインメモリLM1、LM2に順次格納さ
れる実際のデータを示している。図7は図5の緑の部分
のドットに対応する1バイト画像データの構成を示して
いる。図7に示すように緑の部分のドットには、G信号
パルスのみ「1」、すなわちオンとなっており、その他
のビットはすべて「0」である「20H」が書き込まれ
る。なお、無色の部分のドットは「00H」が書き込ま
れる。この無色の部分は主画像がスクリーンに映し出さ
れることになる。
【0025】図8は横12ドット、縦16ラインのフォ
ントで構成される赤色の文字「A」に縁取り処理を施し
た場合の表示画像を示す図である。また、図9は図8に
示す縁取り処理が施された赤色の文字「A」が表示され
る場合にラインメモリLM1、LM2に順次格納される
実際のデータを示している。同図に示すように赤色のド
ットに対応する部分にはR信号のビットのみが「1」で
ある「40H」のデータが書き込まれる。また縁取りの
黒の部分には信号OUT1のビットのみが「1」である
「08H」が書き込まれる。このため縁取りの部分は主
画像がカットされるとともに副画像も表示されないので
黒く見えるようになる。なお、無色の部分のドットは
「00H」が書き込まれ、この無色の部分は主画像がス
クリーンに映し出されることになる。
【0026】図10は横12ドット、縦16ラインのフ
ォントで構成される赤色の文字「A」の背景を緑にする
背景着色処理を施した場合の表示画像を示す図である。
また、図11は図10に示す背景着色処理が施された赤
色の文字「A」が表示される場合にラインメモリLM
1、LM2に順次格納される実際のデータを示してい
る。同図に示すように赤色の文字のドットに対応する部
分にはR信号のビットのみが「1」である「40H」の
データが書き込まれる。また、背景の緑の部分にはG信
号のみが「1」である「20H」のデータが書き込まれ
る。
【0027】以上の説明では、文字「A」についての表
示、及びその修飾動作について説明したが、この実施の
形態のOSD装置では、文字のフォントやサイズ等にと
らわれずに自由なグラフィック表示を行うことができ
る。実際にはCPU10は例えばテレビ受信部25のボ
リューム等の操作系と連携してインタラクティブに画面
に画像をスーパーインポーズするように構成されてい
る。
【0028】なお、以上の説明では、OSD用RAM4
0に2つのラインメモリLM1、LM2を設けるように
構成したが、3つ以上のラインメモリを用意してそれぞ
れのラインメモリを、順次、サイクリックに1つ選んで
CPU10から画像データを転送することを繰り返すよ
うに構成してもよい。この場合には、複数のラインが走
査される間にCPU10は1ライン分のデータを転送す
ればよいので処理に余裕ができ、またより低速で安価な
CPUを用いることができる。
【0029】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、OSD用RAM40を2ライン分の容量として各
ラインメモリに交互にデータを格納するようにしている
ので回路規模を小さく抑えつつ、任意の大きさの微細な
グラフィック画像を表示することができるという効果が
ある。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、メモリにそれぞれが1ドット毎の副画像情報を1
ライン分格納する第1のメモリ領域及び第2のメモリ領
域を設け、第1のメモリ領域及び第2のメモリ領域に格
納された副画像情報を交互に読み出し、読み出した副画
像情報から副画像信号を抽出して画像信号出力装置から
出力される同期信号に基づいた所定のタイミングで副画
像信号を出力するとともに第1のメモリ領域と第2のメ
モリ領域のうち、読み込み中でない方の領域に1ライン
分の副画像情報を順次書き込んでいくように構成したの
で、回路規模を抑えつつ任意の大きさの微細なグラフィ
ック画像を表示できる効果がある。
【0031】請求項2記載の発明によれば、副画像情報
に1ドット毎の色情報及び各ドットに対応する主画像信
号を制御する主画像信号制御情報を含むように構成した
ので、さらに多彩な表示が可能になる効果がある。
【0032】請求項3記載の発明によれば、画像信号合
成手段を主画像信号制御情報に基づいて主画像信号を制
御するとともに制御された主画像信号に副画像信号をス
ーパーインポーズするように構成したので、さらに多彩
な表示が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のOSD装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の1ドットを表現す
るのに必要なOSD用RAMに格納されるデータの構成
を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1のCPUが行うOS
D用RAMのデータの書き換え動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 この発明の実施の形態1のCPUがOSD用
RAMのデータの書き換え動作を示す様子を模式的に示
す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1において横12ドッ
ト、縦16ラインのフォントで構成される緑色の文字
「A」の表示画像を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1において図5に示す
緑の文字「A」が表示される場合にラインメモリに順次
格納される実際のデータを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1において図5の緑の
部分のドットに対応する1バイト画像データの構成を示
す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1において横12ドッ
ト、縦16ラインのフォントで構成される赤色の文字
「A」に縁取り処理を施した場合の表示画像を示す図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態1において図8に示す
縁取り処理が施された赤色の文字「A」が表示される場
合にラインメモリに順次格納される実際のデータを示す
図である。
【図10】 この発明の実施の形態1において横12ド
ット、縦16ラインのフォントで構成される赤色の文字
「A」の背景を緑にする背景着色処理を施した場合の表
示画像を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1において図10に
示す背景着色処理が施された赤色の文字「A」が表示さ
れる場合にラインメモリに順次格納される実際のデータ
を示す図である。
【図12】 従来のOSD装置の構成を示すブロック図
である。
【図13】 従来のOSD装置における文字「A」のフ
ォントの一例の構成を示す図である。
【図14】 従来のOSD装置における1文字を表現す
るのに必要なOSD用RAMに格納されるデータの構成
を示す図である。
【図15】 従来のOSD装置において文字「A」のサ
イズの変更を示す図である。
【図16】 従来のOSD装置において縁取り制御が施
された文字パターンを示す図である。
【図17】 従来のOSD装置において文字背景着色が
施された文字パターンを示す図である。
【符号の説明】
10 CPU(副画像情報書き込み手段)、25 テレ
ビ受信部(画像信号出力装置)、40 OSD用RAM
(メモリ)、50 出力回路(副画像信号出力手段)、
60 画像信号合成回路(画像信号合成手段)、H−S
YNC 水平同期信号(同期信号)、V−SYNC 垂
直同期信号(同期信号)、LM1 ラインメモリ(第1
のメモリ領域)、LM2 ラインメモリ(第2のメモリ
領域)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 9377−5H G09G 5/36 520N 530 9377−5H 530J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号出力装置から出力される主画像
    信号に前記画像信号装置の操作情報に関する副画像信号
    を合成して出力するオンスクリーンディスプレイ装置に
    おいて、それぞれが1ドット毎の副画像情報を1ライン
    分格納する第1のメモリ領域及び第2のメモリ領域を有
    するメモリと、前記メモリの前記第1のメモリ領域及び
    前記第2のメモリ領域に格納された副画像情報を交互に
    読み出し、読み出した副画像情報から副画像信号を抽出
    して前記画像信号出力装置から出力される同期信号に基
    づいた所定のタイミングで前記副画像信号を出力する副
    画像信号出力手段と、前記メモリの前記第1のメモリ領
    域と前記第2のメモリ領域のうち、前記副画像信号出力
    手段が読み込み中でない方の領域に1ライン分の副画像
    情報を順次書き込んでいく副画像情報書き込み手段とを
    具備することを特徴とするオンスクリーンディスプレイ
    装置。
  2. 【請求項2】 副画像情報は1ドット毎の色情報及び各
    ドットに対応する主画像信号を制御するための主画像信
    号制御情報を含むことを特徴とする請求項1記載のオン
    スクリーンディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 主画像信号制御情報に基づいて主画像信
    号を制御するとともに制御された前記主画像信号に副画
    像信号出力手段から出力される副画像信号をスーパーイ
    ンポーズする画像信号合成手段をさらに具備することを
    特徴とする請求項2記載のオンスクリーンディスプレイ
    装置。
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