JPH09204191A - 駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置 - Google Patents

駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置

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Publication number
JPH09204191A
JPH09204191A JP8280684A JP28068496A JPH09204191A JP H09204191 A JPH09204191 A JP H09204191A JP 8280684 A JP8280684 A JP 8280684A JP 28068496 A JP28068496 A JP 28068496A JP H09204191 A JPH09204191 A JP H09204191A
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JP
Japan
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karaoke
parking space
automobile
game
commander
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Application number
JP8280684A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujita
博之 藤田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車にのったカラオケ歌唱者が自動車を降り
ないで手軽にカラオケを楽しめるようにする。 【解決手段】自動車40を駐車スペース1に駐車させ、
自動車に乗っている顧客に対してワイヤレスマイク11
と赤外線リモコンであるコマンダ12を手渡す。駐車ス
ペース1に向けて、背景映像や歌詞を表示するスクリー
ン4やコマンダ12の指示(赤外線信号)を受信する赤
外線受光部7、カラオケ歌唱音を受信する受信用アンテ
ナ9,カラオケ演奏音やエコーなどの効果を付与された
カラオケ歌唱音をカーステレオ41に送信するための送
信用アンテナ8が設けられている。利用者は、コマンダ
12で指示したカラオケ演奏音がカーステレオ41(ス
ピーカ42)から聞こえてくると、スクリーン4に表示
される歌詞を見ながら、ワイヤレスマイク11を用いて
歌唱を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自家用車に乗っ
たまま手軽にゲームやカラオケなどを楽しむことができ
る駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車で移動している途中に手軽にカラ
オケ,ゲーム,インターネットなどのマルチメディアを
楽しみたい場合があるが、自動車に乗った顧客がカラオ
ケなどを楽しむことのできる店舗を設置する場合、従来
であれば、カラオケ装置を設置した建物(カラオケボッ
クス)やゲームセンタ,インターネットカフェ(インタ
ーネット端末装置を設置した喫茶店)に加えて自動車を
駐車させる駐車スペースを設ける必要があり、広い敷地
が必要であった。
【0003】また、顧客は自動車を降りてこれらの建物
に移動する必要があり、手軽にカラオケなどのマルチメ
ディアを楽しむことができなかった。
【0004】この発明は、自動車に乗ったままカラオケ
などのマルチメディアを楽しむことができる駐車場型マ
ルチメディア装置およびカラオケ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、車載ラジオを搭載した自動車が駐車する駐車スペ
ースと、該駐車スペースに駐車した自動車内で使用され
るコントローラと、前記駐車スペースに向けて設置され
前記コントローラから送信される信号に応じた映像を映
写する映写手段と、前記車載ラジオに対して前記コント
ローラから送信される信号に応じた音声信号を送信する
送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】この出願の請求項2の発明は、車載ラジオ
を搭載した自動車が駐車する駐車スペースと、該駐車ス
ペースに駐車した自動車内で使用されるコマンダおよび
ワイヤレスマイクと、前記駐車スペースに向けて設置さ
れ前記コマンダから送信されるリクエストに応じてカラ
オケ曲の歌詞を含む背景映像を映写する映写手段と、前
記ワイヤレスマイクから送信される歌唱信号を受信する
受信手段と、前記車載ラジオに対して前記カラオケ曲の
演奏音および前記受信手段で受信した歌唱信号を送信す
る送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明において、自動車に乗った
顧客が自動車を駐車スペースに駐車させると、係員など
からコントローラが手渡される。なお、この自動車には
車載ラジオ(たとえば、カーステレオ)が設置されてい
るものとする。顧客はこのコントローラを操作してゲー
ムやインターネットなどの所望のマルチメディアを楽し
む。たとえば、ゲームをする場合には、ゲームを選択し
てゲームスタートの操作をしたのち、ゲーム中の駒やキ
ャラクタなどを移動させたり、弾を発射するなどの操作
をする。装置はこれに応じて画面を構成し、その映像を
映写手段で表示する。同時に効果音やBGM(バックグ
ラウンドミュージック)を合成して前記車載ラジオに対
して電波で送信する。顧客は、車載ラジオから流れる効
果音やBGMを聞きながら、映写手段の映像を見てゲー
ムを楽しむことができる。また、インターネットなどの
情報を見る場合には、画面に表示されるメニュー画面か
ら所望の情報をコントローラを使用して選択することに
より、その情報にアクセスすることができ、映写手段に
よってその情報が表示される。
【0008】請求項2の発明においては、自動車に乗っ
たカラオケ歌唱者(顧客)は自動車を駐車スペースに駐
車させる。この自動車には車載ラジオ(たとえば、カー
ステレオ)が設置されている。カラオケ装置は、顧客が
コマンダから入力するリクエストに応じてカラオケ曲を
演奏し、このカラオケ演奏音を前記車載ラジオに対して
電波で送信する。カラオケ歌唱者は車載ラジオでこのカ
ラオケ演奏音を受信してカラオケを歌唱する。カラオケ
歌唱音はワイヤレスマイクでカラオケ装置に送信され、
この歌唱音声も車載ラジオから再生される。また、カラ
オケ曲の歌詞や背景映像は前記駐車スペースに向けて設
置された映写手段によって映写される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1および図2はこの発明が適用
された駐車場形式のカラオケ施設(ドライブインカラオ
ケ)の構成を示す図である。このカラオケ施設は、複数
の駐車スペース1を備えており、各駐車スペースには、
当該駐車スペースに駐車した自動車40の車内でカラオ
ケを楽しむための種々の設備が設けられている。カラオ
ケを歌唱する顧客は、この施設の出入口にある管理棟5
の窓口でワイヤレスマイク11およびコマンダ12を受
け取り、指定の駐車スペースに自動車を乗り付ける。そ
して、このワイヤレスマイク11,コマンダ12および
駐車スペース1前方のスクリーン4などを利用して自動
車40に乗ったままカラオケ歌唱を楽しむ。顧客が帰る
ときには、管理棟5の窓口で所定の料金を支払うととも
に前記ワイヤレスマイク11,コマンダ12を返却して
退場する。
【0010】各駐車スペース1の正面(自動車が進入し
てゆく方向)には上述のスクリーン4および送受信塔3
が設置されている。スクリーン4には、投影器10から
カラオケの背景映像や歌詞が表示される。ここで、自動
車40はFM放送チューナ付きのカーステレオ41を備
えていることが条件となる。このカーステレオ41には
複数のスピーカ42が接続されている。
【0011】前記送受信塔3の頂部には赤外線受光部
7,送信用アンテナ8および受信用アンテナ9が設けら
れており、これらは前記管理棟5内に設置されているカ
ラオケの本体装置6に接続されている。赤外線受光部7
はカラオケ歌唱者(顧客)が操作するコマンダ12から
発射される赤外線信号を受光する。送信用アンテナ8は
本体装置6がコマンダ12からの指示に応じて再生した
カラオケ曲をFM放送周波数の高周波信号として送信す
るためのものである。また、受信用アンテナ9は、ワイ
ヤレスマイク11から入力されるカラオケ歌唱者の歌唱
音声の高周波信号を受信するためのものである。ワイヤ
レスマイク11はVHF帯の周波数を使用して歌唱音声
信号をFM変調して送信する。
【0012】なお、前記コマンダ12は複数のキースイ
ッチを備えた赤外線リモコンであり、カラオケ歌唱者
は、該キースイッチをオンして曲コードを入力すること
によってカラオケ曲を選択(選曲)する。この曲コード
は目次本(カラオケ曲名と曲コードを対応させたリス
ト)に記載しておいて、該コマンダ12と一緒に係員が
カラオケ歌唱者に手渡すようにしてもよく、コマンダ1
2の何らかの操作によってスクリーン4に曲名と曲コー
ドを対応させて表示するようにしてもよい。
【0013】図3は前記本体装置6のブロック図であ
る。装置全体の動作を制御するCPU20にはバスを介
してROM21,RAM22,HDD23,コマンド復
調部24,CDROM再生装置25,VRAM26,音
源装置27,ADPCMデコーダ28およびマイク受信
部29が接続されている。
【0014】ROM21には、装置の動作を制御するシ
ステムプログラムやカラオケ演奏用のアプリケーション
プログラムなどが記憶されている。HDD23には、数
千曲のカラオケ曲の楽曲データが記憶される。各楽曲デ
ータは、楽音トラック,音声トラック,歌詞表示トラッ
クなどからなっている。各楽曲データは曲コードで識別
される。RAM22にはコマンダ12で選択されたカラ
オケ曲の楽曲データが読み込まれる。CPU20は、R
AM22に読み込んだ楽曲データを順次読み出すことに
よってカラオケ演奏を実行する。
【0015】音源装置27は楽曲データの楽音トラック
から読み出されたデータに基づいて楽音信号を形成す
る。ADPCMデコーダ28はバックコーラスなどの音
声データを再生する。マイク受信部29はVHF周波数
の変調波として送信されてくるワイヤレスマイク11の
信号を受信して音声信号に復調するとともに、この歌唱
音声信号に対してエコーなどの効果を付与する。これら
音源部27,ADPCMデコーダ28,マイク受信部2
9が出力する音声信号はそれぞれミキサ32に入力され
る。ミキサ32ではこれらを所定のバランスでミキシン
グする。ミキシングされた信号はアンプ33で増幅され
たのちトランスミッタ34によってFM放送周波数に乗
せられ、送信用アンテナ8から送信される。
【0016】一方、CDROM再生装置25は、カラオ
ケ曲の背景映像を再生するためのものである。コマンダ
12によってカラオケ曲が選曲されると、その曲のジャ
ンルなどに基づいて背景映像が選択される。選択された
背景映像がCDROM再生装置25が読み出され、画像
合成部30に出力される。また、楽曲データの歌詞表示
トラックから読み出された歌詞コードデータに基づいて
歌詞の文字パターンが生成され、VRAM26に書き込
まれる。この文字パターンも画像合成部30に入力され
る。画像合成部30で合成された画像、すなわち、歌詞
がスーパーインポーズされた背景映像は投影部31に入
力され、前記投影器10によって前記スクリーン4に映
写される。
【0017】上記構成のカラオケ装置で、カラオケ歌唱
者が、コマンダ12に曲コードを入力してカラオケ曲を
選曲すると、コマンダ12は赤外線の信号としてこれを
送出する。この赤外線信号は、赤外線受光部7に受光さ
れ電気信号に変換されてコマンド復調部24に送り込ま
れる。コマンド復調部24では変調された電気信号から
コマンド(曲コードなど)を復調する。CPU20はこ
のコマンドを読み取って対応する処理を実行する。この
コマンドが曲コードを含むカラオケ曲のリクエスト入力
であれば、CPU20はこの曲コードに対応するカラオ
ケ曲の楽曲データをHDD23からRAM22に読み出
す。この楽曲データのジャンルに基づいて背景映像を選
択してCDROM再生装置25に伝達したのち、楽曲デ
ータの楽音トラック,音声トラックを順次読み出してそ
のデータを音源装置27,ADPCMデコーダ28に入
力するとともに、歌詞表示トラックの文字データに基づ
いて文字パターンを生成してVRAM26に書き込む。
【0018】音源装置27は入力された楽音トラックの
データに基づいて楽音信号を生成してミキサ31に入力
する。また、ADPCMデコーダ29は入力された音声
トラックのデータに基づいてバックコーラスなどの音声
信号を再生してミキサ31に入力する。ミキサ31はこ
れらの信号を適当なバランスで混合し、アンプ32に入
力する。アンプ32はこの信号を適当な音量に増幅した
のちトランスミッタ33に入力する。トランスミッタ3
3はこの信号でFM放送周波数の高周波をFM変調して
送信用アンテナ8から送信する。このFM信号はカース
テレオ41によって受信され、自動車40内ではスピー
カ42からカラオケ演奏音が放音される。
【0019】一方、CDROM再生装置25が再生した
背景映像およびVRAM26に書き込まれた歌詞の文字
パターンは画像合成部27で合成され、投影器10によ
ってスクリーン4に映写される。カラオケ歌唱者は、前
記カラオケ演奏音を聞きながら前記スクリーン4に表示
される歌詞を見てワイヤレスマイク11に向けて歌唱す
る。ワイヤレスマイク11は、歌唱音声信号をFM電波
として送信する。この電波は受信用アンテナ9によって
受信され、マイク受信部29により歌唱音声信号に復調
される。復調された歌唱音声信号はミキサ32に入力さ
れる。これにより、自動車40内ではカラオケ伴奏にの
ったカラオケ歌唱者の歌唱が放音されることになる。
【0020】なお、カラオケ演奏音や歌唱音声がスピー
カ42,マイク11間で巡回してハウリングを起こさな
いようにマイク受信部29の入力部にはローパスフィル
タが挿入されている。
【0021】なお、自動車40のカーステレオのFM受
信周波数を指定された駐車スペースにおける送信周波数
に合わせるため、何らかのスタートアップ動作を行うよ
うにしてもよい。
【0022】なお、この実施例では1台の自動車40に
ついて1組の顧客として扱っているが、複数台の自動車
が同時に同じ曲を楽しめるように送信されるカラオケ演
奏音や映写される背景映像を複数の駐車スペースで共通
にするようにしてもよい。この場合には、ワイヤレスマ
イク11の音声も両方の自動車に共通に聞こえるように
する。この共通の設定をどの駐車スペース間でも任意に
設定できるようにすることもできる。
【0023】また、図3の本体装置は、各駐車スペース
に対して1つずつ設置されるものであるが、音声や映像
の再生装置を複数並列に設けることによって、1つの本
体装置で複数の駐車スペースを担当させるようにするこ
ともできる。
【0024】また、上記実施形態では、自動車40の駐
車スペース1のみを設定しておき、各駐車スペース間の
間仕切りをしていないが、各駐車スペース間を壁などで
仕切るようにしてもよい。また、天井をつけるようにし
てもよい。この場合であっても、自動車の密室性,遮音
性が高いため、大がかりな遮蔽物にする必要はない。ま
た、間仕切りや天井を設けた場合には、スクリーン4を
正面だけでなく、上面や左右にも設けることができ、カ
ラオケ歌唱により臨場感を出すことができる。
【0025】上記実施形態は駐車場形式のカラオケ施設
の例を示したが、駐車場形式でカラオケ以外のゲーム,
インターネットなどのマルチメディアを楽しむことがで
きる施設を以下に示す。
【0026】図4および図5は請求項1の発明が適用さ
れた駐車場形式のゲーム施設(ドライブインゲームセン
タ)の構成を示す図である。このゲーム施設において、
上記駐車場形式のカラオケ施設と同一構成の部分は同一
符号を付している。
【0027】このゲーム施設は、複数の駐車スペース1
を備えており、各駐車スペースには、当該駐車スペース
に駐車した自動車40の車内でゲーム等を楽しむため以
下のような設備が設けられている。
【0028】各駐車スペース1の路面は4個のアクチュ
エータ17で支持された床板16で構成されている。床
板16は路面と面一に設けられており、自動車40は段
差なく駐車スペース1に乗り付けることができるが、ゲ
ームの実行中はゲームの進行に合わせてアクチュエータ
17が床板16を傾けたり振動させたりしてゲームの臨
場感を出すようにされている。また、各駐車スペース1
の正面(自動車が進入してゆく方向)にはスクリーン4
および送受信塔3が設置されている。スクリーン4に
は、投影器10からゲーム画面の映像が表示される。
【0029】前記送受信塔3の頂部には赤外線受光部7
および送信用アンテナ8が設けられており、これらは前
記管理棟5内に設置されているゲームの本体装置15に
接続されている。赤外線受光部7は顧客が操作するワイ
ヤレスコントローラ14から発射される赤外線信号を受
光する。送信用アンテナ8は本体装置15がゲームの進
行に応じて形成した効果音やBGM曲などをFM放送周
波数の高周波信号として送信するためのものである。こ
こで、自動車40はFM放送チューナ付きのカーステレ
オ(車載ラジオ)41を備えていることが条件となる。
このカーステレオ41には複数のスピーカ42が接続さ
れている。
【0030】なお、前記ワイヤレスコントローラ14
は、自動車40がこの駐車場形式のゲーム施設に入場す
るときに貸与されるものであり、いわゆるTVゲーム用
のコントローラと同じような構成になっている。すなわ
ち、左手で操作する十字キーと、右手で操作する複数
(この例では5個)の操作ボタンを備えており、十字キ
ーでカーソルや駒を移動させ、操作ボタンでカーソルで
指定した内容の決定や弾の発射などを行う。
【0031】ゲームをする顧客は、この施設の出入口に
ある管理棟5の窓口でワイヤレスコントローラ14を受
け取り、指定された駐車スペース1に自動車を乗り付け
る。このとき、正面のスクリーン4にゲームのメニュー
が表示されるため、ワイヤレスコントローラ14を操作
して所望のゲームを選択してゲームをスタートさせる。
ゲーム中は、上述したようにワイヤレスコントローラ1
4の十字キーで駒を移動させ、操作ボタンで弾を発射す
るなどの操作をすることによってゲームをプレイする。
そして、顧客が帰るときには、管理棟5の窓口で所定の
料金を支払うとともに前記ワイヤレスコントローラ14
を返却して退場する。
【0032】図6は前記本体装置15のブロック図であ
る。装置全体の動作を制御するCPU50にはバスを介
してROM51,RAM52,HDD53,CD−RO
Mチェンジャ54,コマンド復調部55,アクチュエー
タ駆動部56,VRAM57,音源装置58およびPC
Mデコーダ59が接続されている。
【0033】ROM51には、装置の動作を制御するシ
ステムプログラムなどが記憶されている。HDD53お
よびCD−ROMチェンジャ54にセットされているC
D−ROMにはゲームプログラムが記憶されている。利
用頻度の高いゲームプログラムや高速読出が必要なゲー
ムプログラムはHDD53に記憶されており、その他の
ゲームプログラムはCD−ROMチェンジャ54にセッ
トされているCD−ROMに記憶されている。CD−R
OMチェンジャ54には10枚程度のCD−ROMをセ
ットすることができる。ゲームプログラムには、ワイヤ
レスコントローラ14の操作に対応して画面を制御する
プログラムとともに効果音やBGMを鳴らすためのデー
タも含まれている。
【0034】コマンド復調部55は、ワイヤレスコント
ローラ14から送られてきた赤外線信号を電気信号に変
換・入力し、その信号(コマンド)を復調してCPU5
0に入力する。CPU50はこのコマンドを読み取って
対応する処理を実行する。対応する処理とは、たとえ
ば、ゲームの選択・スタートや駒の移動,弾の発射など
である。
【0035】CPU50は、ゲームが選択されると、そ
のゲームプログラムの実行部分をRAM52に読み出し
てゲームをスタートする。そして、ゲーム画面を構成し
てVRAM57に書き込み、ワイヤレスコントローラ1
4からのコマンド入力がある毎に、これに応じた駒やキ
ャラクタの移動や弾の発射などの画面の更新を行う。画
面は、前記HDD53やCD−ROMから読み出した画
面データ、作図データに基づいて演算・描画されたポリ
ゴンなどを合成して構成する。また、画面がMPEGな
どの動画で構成される場合には、図示しないデコーダボ
ードを映像を再生すればよい。また、CPU50は駒・
キャラクタや弾の画面上での位置関係に基づいて命中・
消滅処理などの処理や得点計算などの処理をリアルタイ
ムで実行する。
【0036】一方、音源装置58はゲームプログラムか
ら読み出された効果音データや楽音データに基づいて効
果音信号や楽音信号を形成する回路である。PCMデコ
ーダ59は、CD−ROMデータ中の符号化音声データ
や、CD−ROMの一部トラックがディジタルオーディ
オのトラックとして割り当てられている場合に該トラッ
クのデータを音声信号に復調する回路である。音源装置
58が形成した効果音信号,楽音信号およびPCMデコ
ーダ59が復調した音声信号はそれぞれミキサ61に入
力される。ミキサ61ではこれらを所定のバランスでミ
キシングする。ミキシングされた信号はアンプ62で増
幅されたのちトランスミッタ63によってFM放送周波
数に乗せられ、送信用アンテナ8から送信される。自動
車40内ではこの信号が車載ラジオ41で受信され、効
果音やBGMとしてスピーカ42から放音される。
【0037】さらに、ゲームがレーシングゲーム,シュ
ーティングゲームなどのように動きを伴うものである場
合には、ゲームの進行に応じてアクチュエータ17を動
作させて床板16(自動車40)を上下させたり傾けた
りしてゲームの臨場感を高めることができる。
【0038】なお、自動車40のカーステレオのFM受
信周波数を指定された駐車スペースにおける送信周波数
に合わせるため、何らかのスタートアップ動作を行うよ
うにしてもよい。
【0039】なお、この実施例では1台の自動車40に
ついて1組の顧客として扱っているが、複数台の自動車
が同時に同じゲームを楽しめるように実行されるゲーム
プログラムを複数の駐車スペースで共通にするようにし
てもよい。この共通の設定をどの駐車スペース間でも任
意に設定できるようにすることもできる。
【0040】また、図6の本体装置は、各駐車スペース
に対して1つずつ設置されるものであるが、音声や映像
の再生装置を複数並列に設けることによって、1つの本
体装置で複数の駐車スペースを担当させるようにするこ
ともできる。
【0041】また、上記実施形態では、自動車40の駐
車スペース1のみを設定しておき、各駐車スペース間の
間仕切りをしていないが、各駐車スペース間を壁などで
仕切るようにしてもよい。また、天井をつけるようにし
てもよい。この場合であっても、自動車の密室性,遮音
性が高いため、大がかりな遮蔽物にする必要はない。ま
た、間仕切りや天井を設けた場合には、スクリーン4を
正面だけでなく、上面や左右にも設けることができ、ゲ
ームにより臨場感を出すことができる。
【0042】また、上記実施形態では、ゲームのコント
ロールをワイヤレスコントローラ14で行うようにして
いるが、駐車スペース1に乗り付けた自動車の運転操作
そのものでゲームをコントロールするようにしてもよ
い。すなわち、自動車の運転席のハンドル操作,アクセ
ル操作などを何らかの検出手段で検出し、これに応じて
ゲームをコントロールすることによって自動車40でそ
のままゲーム参加しているような臨場感を与えることが
できる。
【0043】また、上記第1,第2の実施形態は駐車場
形式のカラオケ施設およびゲーム施設であるが、これ以
外にもインターネット端末を設置した施設など様々なマ
ルチメディア施設をこの駐車場形式で実現することがで
きる。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
駐車スペースとゲームなどのマルチメディアを楽しむス
ペースが一体化しているため、自動車で乗り付けてゲー
ムなどを楽しむ場所として省スペース化を図ることがで
きる。また、室内設備や音響設備などを自動車の設備を
利用するため少ない費用で施設を建設することができ、
インテリアとなる部分がないためメンテナンスが楽であ
る。
【0045】さらに、顧客は自動車を降りないでゲーム
などのマルチメディアを楽しむことができ、上記理由に
よりゲームなどの料金を安くすることができるため、手
軽なゲームセンタ(たとえば、ドライブ帰りに2人で寄
るゲームセンタ)などをに有効である。
【0046】以上のように請求項2の発明によれば、駐
車スペースとカラオケの歌唱スペースが一体化している
ため、自動車で乗り付けてカラオケを楽しむ場所として
省スペース化を図ることができる。また、室内設備や音
響設備などを自動車の設備を利用するため少ない費用で
カラオケ施設を建設することができ、インテリアとなる
部分がないためメンテナンスが楽である。
【0047】さらに、顧客は自動車を降りないでカラオ
ケを楽しむことができ、上記理由によりカラオケの料金
を安くすることができるため、手軽なカラオケ(たとえ
ば、ドライブ帰りに2人で寄るカラオケ)として有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたドライブインカラオケの
構成を示す図
【図2】同ドライブインカラオケの1つの駐車スペース
の構成を示す図
【図3】同ドライブインカラオケの本体装置のブロック
【図4】この発明が適用されたドライブインゲームセン
タの構成を示す図
【図5】同ドライブインゲームセンタの1つの駐車スペ
ースの構成を示す図
【図6】同ドライブインゲームセンタの本体装置のブロ
ック図
【符号の説明】
1…自動車、2…カーステレオ、3…車内スピーカ、4
…ワイヤレスマイク、5…コマンダ、1…駐車スペー
ス、3…送受信塔、4…スクリーン、6…本体装置、7
…赤外線受光部、8…送信用アンテナ、9…受信用アン
テナ、10…投影器、11…ワイヤレスマイク、12…
コマンダ、29…マイク受信部、34…トランスミッ
タ、40…自動車、41…カーステレオ、42…スピー
カ14…ワイヤレスコントローラ、15…本体装置、1
6…床板、17…アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/10 10/22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載ラジオを搭載した自動車が駐車する
    駐車スペースと、 該駐車スペースに駐車した自動車内で使用されるコント
    ローラと、 前記駐車スペースに向けて設置され、前記コントローラ
    から送信される信号に応じた映像を映写する映写手段
    と、 前記車載ラジオに対して、前記コントローラから送信さ
    れる信号に応じた音声信号を送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする駐車場型マルチメディア装
    置。
  2. 【請求項2】 車載ラジオを搭載した自動車が駐車する
    駐車スペースと、 該駐車スペースに駐車した自動車内で使用されるコマン
    ダおよびワイヤレスマイクと、 前記駐車スペースに向けて設置され、前記コマンダから
    送信されるリクエストに応じて、カラオケ曲の歌詞を含
    む背景映像を映写する映写手段と、 前記ワイヤレスマイクから送信される歌唱信号を受信す
    る受信手段と、 前記車載ラジオに対して前記カラオケ曲の演奏音および
    前記受信手段で受信した歌唱信号を送信する送信手段
    と、 を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
JP8280684A 1995-11-24 1996-10-23 駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置 Pending JPH09204191A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8280684A JPH09204191A (ja) 1995-11-24 1996-10-23 駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置

Applications Claiming Priority (3)

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JP30559895 1995-11-24
JP7-305598 1995-11-24
JP8280684A JPH09204191A (ja) 1995-11-24 1996-10-23 駐車場型マルチメディア装置およびカラオケ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529802A (ja) * 2000-03-31 2003-10-07 モデュル − システム スウェーデン アクチボラゲット 広告メッセージを送る方法

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