JPH09203553A - 空気供給装置 - Google Patents

空気供給装置

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JPH09203553A
JPH09203553A JP1222096A JP1222096A JPH09203553A JP H09203553 A JPH09203553 A JP H09203553A JP 1222096 A JP1222096 A JP 1222096A JP 1222096 A JP1222096 A JP 1222096A JP H09203553 A JPH09203553 A JP H09203553A
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air
air supply
damper
pressure
primary chamber
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JP1222096A
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Yasuhiro Yagi
保博 八木
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Takuma Co Ltd
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Takuma Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気量の増減に拘わらず、空気を一定の幅に
亘って均一な速度で吹出し、該空気を製品等へ均等に供
給できるようにする。 【解決手段】 一端部に空気供給口1aを有すると共
に、一側面に長手方向に亘って空気吹出しノズル1bを
備えた長方形状の風箱1と、風箱1内に設けられ、風箱
1内を長手方向に沿って空気供給口1aに連通する一次
室S1 と空気吹出しノズル1bに連通する二次室S2
に区画すると共に、一次室S1 及び二次室S 2 を長手方
向に亘って連通状態にする多数の孔2cから成る多孔域
1 を形成した整流板2と、整流板2に摺動自在に当接
され、一次室S1 内が一定の圧力になるように整流板2
の多孔域Z1 の一部を開閉するダンパ3とを具備し、空
気供給口1aから一次室S1 内へ供給される空気量の増
減に拘わらず、空気吹出しノズル1bから噴出する空気
量が長手方向に亘って均等になるように、整流板2の多
孔域Z1 をダンパ3により開閉制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂を含浸させた
繊維製の長反状のシート材を連続的に乾燥・硬化処理す
る乾燥硬化炉や天然及び合成繊維製品を乾燥処理する温
風乾燥装置、炉等の出入口をエアにより遮断するエアカ
ーテン、冷風を吹き出す冷却装置等に用いられるもので
あり、空気量の増減に拘わらず、空気(温風若しくは冷
風)を一定の幅に亘って均一な速度で吹出し、該空気を
製品等へ均等に供給できるようにした空気供給装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICを支持するプリント基板材
には、樹脂を含浸した繊維製のシート材を熱風等により
乾燥・硬化させたプリプレグを重ね合わせ、これらを加
熱・加圧によって一体化した板状のものが使用されてい
る。又、航空機、釣り竿、ゴルフシャフト等の構成材に
も、樹脂を含浸した繊維製のシート材を熱風等により乾
燥・硬化させたプリプレグが使用されている。
【0003】このプリプレグを構成する繊維及び樹脂に
は、様々な種類のものが使用されて居り、その組み合わ
せも使用目的に応じて色々ある。例えばICを支持する
プリント基板材に使用するプリプレグを製造する場合、
ガラス繊維とエポキシ樹脂、紙とフェノール樹脂等を組
み合わせたものが最も多く使用されている。又、航空機
等の構成材に使用するプリプレグを製造する場合、繊維
として炭素繊維やボロン繊維等が、樹脂としてエポキシ
樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ポリエステル樹脂、シリコン樹脂等が夫々使用され
ている。
【0004】前記プリプレグの製造方法としては、繊維
製の長反状のシート材をローラ等により連続的に走行さ
せ、その走行途中に於いて含浸装置によりシート材に溶
媒(例えばアセトンやトルエン、メチルエチルケトン
等)で溶かした樹脂を含浸させ、その後乾燥硬化炉によ
り樹脂を含浸した長反状のシート材を乾燥、半ば硬化さ
せる方法が実用化されている。
【0005】図10は上述した方法によりプリプレグを
製造する含浸プラントの要部を示すものであり、巻出し
装置(図示省略)から連続的に繰り出された繊維製のシ
ート材20は、接着装置、アキュムレータ及び引込み装
置(何れも図示省略)を経てプレ含浸装置21及び含浸
装置22内で樹脂を含浸した後、竪型の乾燥硬化炉23
内を通過する間に乾燥・硬化され、引出し冷却装置(図
示省略)で冷却されてから切断装置(図示省略)により
所定の寸法に切断されるようになっている。
【0006】前記含浸プラントに使用する乾燥硬化炉2
3は、図10に示す如く、架台24上に対峙状に配置さ
れ、竪向きのシート材通路25a,26aを形成した第
1輻射型硬化炉25及び第2輻射型硬化炉26と、第1
及び第2輻射型硬化炉25,26の上端部に夫々設けら
れ、シート材通路25a,26aに加熱空気aを供給す
る空気供給装置27と、第1及び第2輻射型硬化炉2
5,26の下端部に夫々設けられ、シート材通路25
a,26aに供給された加熱空気a等を吸引排気する排
気装置28と、空気供給装置27の上部に設けられ、第
1及び第2輻射型硬化炉25,26のシート材通路25
a,26aに夫々連通するトップロールチャンバー29
と、トップロールチャンバー29内に配設された複数本
のトップロール30と、各排気装置28の下部に設けら
れたシール用のエアカーテン(図示省略)等を具備して
居り、樹脂を含浸したシート材20が、第1輻射型硬化
炉25のシート材通路25a内を上昇して一方の空気供
給装置27を経てトップロールチャンバー29内へもた
らされ、該トップロールチャンバー29内でトップロー
ル30により方向転換された後、他方の空気供給装置2
7を経て第2輻射型硬化炉26のシート材通路26a内
を下降して外部へ連続的に引き出されるように構成され
ている。
【0007】尚、空気供給装置27及びエアカーテン
は、何れもシート材20の幅方向に亘って空気aを吹き
出すノズル付の風箱等から成り、シート材20の両側面
に幅方向に亘って空気aを供給できるように構成されて
いる。又、排気装置28は、排気孔を備えた風箱等から
成り、シート材通路25a,26aの下端開口から空気
a等を吸引排気できるように構成されている。
【0008】而して、前記第1及び第2輻射型硬化炉2
5,26のシート材通路25a,26a内に於いて、シ
ート材20は、シート材20の両面に対向するように配
置された一対の輻射板25b,26bからの輻射熱を受
け、シート材通路25a,26a内を連続的に移動しな
がら乾燥・硬化されて行く。このとき、樹脂を溶解して
いた溶媒は、シート材20の表面から揮発して行く。
又、シート材通路25a,26a内に於いては、空気供
給装置27からシート材通路25a,26a内へ加熱空
気aが供給されて居り、該加熱空気aによりシート材2
0を乾燥すると共に、揮発した溶媒の濃度が爆発限界以
下となるように揮発した溶媒の濃度を希釈するようにな
っている。即ち、空気供給装置27の風箱のノズルから
吹き出された加熱空気aは、シート材20に沿って下方
へ流れ、シート材20に接触熱を与えると共に、シート
材20から揮発した溶媒を伴って排気装置28から吸引
排気されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乾燥硬化炉
23の熱風乾燥工程に於いては、加熱空気aがシート材
20に対して均等に当たること、特にシート材20の幅
方向に対してできる限り均等に当たるように加熱空気a
を供給することが製品の品質(例えば乾きむらをなくす
こと)を高める上で重要且つ不可欠の要因である。従っ
て、空気供給装置27は、シート材20の幅方向に対し
て均等に加熱空気aを供給できるように、シート材20
の両側面にこれの幅方向に亘って空気aを吹き出すこと
のできるノズルを備えた風箱を配設し、シート材20に
対して加熱空気aの吹出し速度が出来るだけ均一に保た
れるように設計されている。
【0010】図11は従前の空気供給装置27やエアカ
ーテンに使用されているノズル31aを備えた風箱31
の代表的な例を示すものである。
【0011】即ち、図11(A)は一端部に空気供給口
31bを形成した断面が矩形の長方形状の風箱31であ
り、風箱31の一側面に形成したノズル31aからの風
量は略均等であるが、空気供給口31b側よりも先端部
側(図11の右側)の方が風量がやや多くなる。又、図
11(B)は図11(A)の風箱31を改良したもので
あり、風量が長手方向に亘って均等になるように、風箱
31の幅を空気供給口31b側から先端部側へ行くに従
って漸次狭くなるようにしたものである。更に、図11
(C)及び図(D)は前記各風箱31の斜視図を示し、
図11(C)はエアカーテンに使用する風箱31の代表
例であり、一側面に長手方向に亘ってスリット状のノズ
ル31aが一つ形成されている。又、図11(D)は空
気供給装置27に使用する風箱31の代表例であり、一
側面に長手方向に亘って多数の小孔から成るノズル31
aが形成され、ノズル31aから吹き出た加熱空気aが
フード31cにより90°方向転換された後、シート材
20に対して平行に流れるようになっている。
【0012】而して、前記図11(A)及び(B)の風
箱31は、何れも予め設定された量の空気aを吹き出す
場合にはノズル31aから空気aが風箱31の長手方向
に亘って略均等に出るが、空気量が減少するにつれて図
11(E)及び図11(F)に示すように風量の不均一
性が目立つようになる。尚、図11(G)に示すように
加熱空気aを風箱31の両端部から供給するように工夫
された風箱31も提案されているが、この場合には中央
部の風量が両端部よりも多くなる傾向がある。
【0013】このように、従前の空気供給装置27やエ
アカーテンに使用する風箱31は、その形状やノズル3
1aの配列等を工夫しても、風箱31内に供給される空
気量が変化すれば、風箱31の長手方向に亘って吹出し
速度、風量を均一に保つことは困難であり、風箱31内
のノズル部での微細な圧力差により、ノズルからの吹出
し速度、風量が部分的に夫々異なり、シート材20の幅
方向に亘って空気aを均等に供給することができなかっ
た。その結果、シート材20の乾きむら等が生じて製品
の品質が低下すると云う問題があった。
【0014】ところで、従来の空気供給装置27に於い
ても、単一品種の製品を取り扱う場合にはその製品に適
した風量が得られるように設計した風箱31とノズル3
1aで或る程度対応することができる。然し乍ら、近年
に於いては、種々の素材と樹脂の組み合わせが使用目的
に応じて開発され、多品種の製品を取り扱う場合が殆ど
である。この場合には、夫々の製品に適した風量が必要
とされるので、製品の品種によって空気量を増減するこ
とがあり、その際に従前の風箱31とノズル31aで
は、幅方向に亘って均一な空気吹出し速度、風量が得ら
れず、製品の乾燥むら等の原因になる。尚、この問題
は、天然及び合成繊維製品を乾燥処理する温風乾燥装
置、炉等の出入口をエアにより遮断するエアカーテン、
冷風を吹き出す冷却装置等に用いられる空気供給装置2
7にも見られるものである。
【0015】本発明は、上記の問題点を解消する為に創
作されたものであり、その目的は供給される空気量の増
減に拘わらず、空気(温風若しくは冷風)を一定の幅に
亘って均一な速度で吹出し、該空気を製品等へ均等に供
給できるようにした空気供給装置を提供するにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1に記載の空気供給装置は、一端部
に空気供給口を有すると共に、一側面に長手方向に亘っ
て空気吹出しノズルを備えた長方形状の風箱と、風箱内
に設けられ、風箱内を長手方向に沿って空気供給口に連
通する一次室と空気吹出しノズルに連通する二次室とに
区画すると共に、一次室及び二次室を長手方向に亘って
連通状態にする多数の孔から成る多孔域を形成した整流
板と、整流板に摺動自在に当接され、一次室内が一定の
圧力になるように整流板の多孔域の一部を開閉するダン
パとを具備し、空気供給口から一次室内へ供給される空
気量の増減に拘わらず、空気吹出しノズルから噴出する
空気が長手方向に亘って均等になるように、整流板の多
孔域をダンパにより開閉制御するようにしたものであ
る。
【0017】本発明の請求項2に記載の空気供給装置
は、風箱の一次室内の圧力を圧力検出センサーにより検
出し、該圧力検出センサーからの検出信号に基づいて一
次室内の圧力が一定の圧力に保たれるようにダンパを駆
動制御するようにしたものである。
【0018】本発明の請求項3に記載の空気供給装置
は、整流板に一次室及び二次室を長手方向に亘って連通
状態にする多数の補助孔から成る補助多孔域を形成し、
該補助多孔域を空気供給口側から離れるに従って漸次多
く開閉し得る補助ダンパにより開閉制御するようにした
ものである。
【0019】本発明の請求項4に記載の空気供給装置
は、風箱の二次室内の空気供給口に近い部分の圧力と二
次室内の空気供給口から遠い部分の圧力とを圧力検出セ
ンサーにより夫々検出し、該圧力検出センサーからの検
出信号に基づいて両者の圧力差が小さくなるように補助
ダンパを駆動制御するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の空気供給装
置の一例を示すものである。当該空気供給装置は、樹脂
を含浸させた繊維製のシート材を乾燥・硬化処理する為
の乾燥硬化炉(図10に示す乾燥硬化炉と同一構造のも
の)に用いられるものであり、図1に於いて、1は風
箱、2は整流板、3はダンパ、4はダンパ駆動装置、5
は補助ダンパ、6は補助ダンパ駆動装置である。尚、空
気供給装置には、空気加熱器等により加熱された空気a
が空気供給ファン及び空気供給管等(何れも図示省略)
により任意の量だけ供給されている。
【0021】前記風箱1は、図1乃至図3に示す如く、
断面形状が矩形の細長い直方体の箱状に形成されて居
り、乾燥硬化炉内を連続的に移動する樹脂を含浸せしめ
たシート材7に平行状態で且つシート材7の幅方向に沿
って配置されている。又、風箱1の一端部には、内部へ
加熱空気aを供給する為の空気供給口1aが形成されて
いると共に、風箱1のシート材7に対向する一側面に
は、風箱1の長手方向に亘ってスリット状の空気吹出し
ノズル1bが形成されている。更に、風箱1のシート材
7に対向する一側面側には、断面形状逆L字形のフード
1cが空気吹出しノズル1bに対向する状態で取り付け
られて居り、空気吹出しノズル1bから吹き出た加熱空
気aが90°方向転換されて流れるようになっている。
尚、風箱1及び空気吹出しノズル1bの長さは、乾燥硬
化炉内を連続的に移動するシート材7の幅と略同じ長さ
に夫々設定されている。
【0022】前記整流板2は、風箱1内に設けられて居
り、風箱1内を長手方向に沿って空気供給口1aに連通
する一次室S1 と空気吹出しノズル1bに連通する二次
室S 2 とに区画すると共に、一次室S1 と二次室S2
を連通状態にするものである。
【0023】即ち、整流板2は、図1乃至図3に示す如
く、風箱1の空気吹出しノズル1bに対向する半円筒状
の半円部2aと、半円部2aに連設されて風箱1の下側
面に対向する平板状の平板部2bとから成る。又、半円
部2aの略全域には、一次室S1 及び二次室S2 を長手
方向に亘って連通状態にする多数の孔2cから成る多孔
域Z1 が形成されている。更に、平板部2bにも、一次
室S1 及び二次室S2 を長手方向に亘って連通状態にす
る多数の補助孔2dから成る補助多孔域Z2 が形成され
ている。
【0024】前記ダンパ3は、風箱1の一次室S1 内に
設けられ、一次室S1 内が一定の圧力になるように整流
板2の多孔域Z1 の一部を開閉するものであり、風箱1
の両端部に回転自在に支持され、整流板2の半円部2a
の中心に位置する駆動軸3aと、駆動軸3aに取り付け
られ、整流板2の半円部2aに内面側から摺動自在に当
接して多孔域Z1 の一部を開閉する円弧状で且つ細長い
長方形状の遮蔽板3bとから成る。この遮蔽板3bの長
さは、整流板2の全長と略同一に選定されている。
【0025】前記ダンパ駆動装置4は、風箱1の空気供
給口1aから一次室S1 内へ供給される空気量が増減し
ても、一次室S1 内が一定の圧力に保たれるようにダン
パ3を駆動制御するものである。
【0026】即ち、ダンパ駆動装置4は、ダンパ3の駆
動軸3aを所定の角度だけ回転させるコントロールモー
タ8(例えばパルスモータ)と、コントロールモータ8
の出力軸とダンパ3の駆動軸3aの一端部とを連動連結
するリンク機構9と、風箱1の一次室S1 内に配置した
圧力検出センサー10からの検出信号に基づいてコント
ロールモータ8を作動するコントローラ11等から構成
されて居り、風箱1の一次室S1 内の圧力を圧力検出セ
ンサー10が検出すると、コントローラ11からの信号
によってコントロールモータ8が作動し、一次室S1
が一定の圧力になるように、ダンパ3を所定角度だけ回
転させて整流板2の多孔域Z1 の一部を開閉するように
なっている。これによって、空気供給口1aから一次室
1 内へ供給される空気量が増減した場合でも、一次室
1 内の圧力を一定に保つことができ、多孔域Z1 の各
孔2cから二次室S2 内へ吹き出す空気aの速度、量を
一定にすることができる。従って、空気吹出しノズル1
bから吹き出す空気は、風箱の全長に亘って均一に保た
れることになる。
【0027】前記補助ダンパ5は、ダンパ3の機能を補
完する為のものであり、風箱1の一次室S1 内に設けら
れ、二次室S2 内の空気供給口1aに近い部分の圧力
(静圧)と二次室S2 内の空気供給口1aから遠い部分
の圧力(静圧)の差が小さくなるように、整流板2の補
助多孔域Z2 の一部を空気供給口1a側から離れるに従
って漸次多く開閉するものである。
【0028】この例では、補助ダンパ5は、平板部2b
上面に摺動自在に当接して補助多孔域Z2 の一部を開閉
する細長い板状の遮蔽板5aとから成る。又、遮蔽板5
aは、その一端部が平板部2bの補助孔2dを形成して
いない空気供給口1aの近傍部分に支軸5bにより揺動
自在に支持されて居り、補助多孔域Z2 の一部を扇状に
開閉するようになっている。その結果、遮蔽板5aは、
空気供給口1a側に位置する補助孔2dをより少なく、
又、空気供給口1aの反対側に位置する補助孔2dをよ
り多く開閉することになり、補助多孔域Z2 を空気供給
口1a側から離れるに従って漸次多く開閉することがで
きる。
【0029】前記補助ダンパ駆動装置6は、風箱1の空
気供給口1aから一次室S1 内へ供給される空気量が増
減しても、二次室S2 内の空気供給口1aに近い部分の
圧力と二次室S2 内の空気供給口1aから遠い部分の圧
力との差が小さくなるように補助ダンパ5を駆動制御す
るものである。
【0030】即ち、補助ダンパ駆動装置6は、補助ダン
パ5の支軸5bを所定の角度だけ回転させるコントロー
ルモータ12(例えばパルスモータ)と、コントロール
モータ12の出力軸と補助ダンパ5の支軸5bとを連動
連結するリンク機構13と、二次室S2 内の空気供給口
1aに近い部分及び二次室S2 内の空気供給口1aから
遠い部分に夫々配置した圧力検出センサー14からの検
出信号に基づいてコントロールモータ12を作動するコ
ントローラ15等から構成されて居り、風箱1の二次室
2 内の両端部の圧力(静圧)を各圧力検出センサー1
4が夫々検出すると、コントローラ15からの信号によ
ってコントロールモータ12が作動し、二次室S2 内の
空気供給口1aに近い部分の圧力と二次室S2 内の空気
供給口1aから遠い部分の圧力の差が小さくなるように
(理想的にはゼロになるように)、補助ダンパ5を所定
角度だけ回転させて整流板2の補助多孔域Z2 の一部を
開閉するようになっている。これによって、空気供給口
1aから一次室S1 内へ供給される空気量が増減した場
合でも、多孔域Z1 の各孔2cから二次室S2 内へ吹き
出す空気aの速度、量を一定にすることができる。
【0031】尚、整流板2の多孔域Z1 及び補助多孔域
2 の総開口面積、各ダンパ3,5の遮蔽板3b,5a
の大きさ等は、一次室S1 内に供給される空気量の増減
に拘わらず、一次室S1 内の圧力を一定にすることがで
きると共に、二次室S2 内の両端部の圧力差を小さくす
ることができるように夫々選定されている。又、図1に
於いては、シート材7の片面側方位置にのみに風箱1が
配設されているが、実際にはシート材7の両面側方位置
に風箱1が夫々配設されている。
【0032】而して、本発明の空気供給装置に於いて、
最も多量の空気aを吹き出す必要がある場合には、ダン
パ3は、反時計回り方向へ回転して整流板2の半円部2
aの多孔域Z1 の各孔2cを全て開放する後退位置を取
っている(図1参照)。又、補助ダンパ5は、整流板2
の平板部2bの補助多孔域Z2 の各補助孔2dを全て開
放する後退位置を取っているか(図2参照)、若しくは
補助多孔域Z2 の空気供給口1aと反対側に位置する補
助孔2dが空気供給口1a側よりもやや多く閉鎖される
前進位置を取っている(図5参照)。これは通常空気供
給口1aと反対側の方が空気aの吹出し量が多いことに
よる。
【0033】一方、空気aの吹出し量が最大量よりも少
なくて良い場合には、空気供給ファン及び空気供給管
(何れも図示省略)から空気供給口1aへ供給される空
気aの量が減少する。この場合には、一次室S1 内の圧
力が空気吹出し量が最大の場合と同じ圧力に保たれるよ
うに、ダンパ駆動装置4によりダンパ3が駆動制御され
る。即ち、風箱1の一次室S1 内の圧力を圧力検出セン
サー10が検出すると、コントローラ11からの信号に
よってコントロールモータ8が作動し、一次室S 1 内が
一定の圧力になるように、ダンパ3を所定角度だけ時計
回り方向へ回転させ、ダンパ3の遮蔽板3bにより整流
板2の多孔域Z1 の各孔2cを一部閉塞する(図4参
照)。これによって、空気供給口1aから一次室S1
へ供給される空気量が減少した場合でも、一次室S1
の圧力が一定に保たれている為に多孔域Z1 の各孔2c
から二次室S2 内へ吹き出す空気aの速度、量を一定に
することができる。従って、空気吹出しノズル1bから
吹き出す空気量を風箱1の全長に亘って均一に保つこと
ができる。
【0034】又、空気供給口1aへ供給される空気量が
減少した場合には、補助ダンパ5も駆動させてダンパ3
の機能を補完する。即ち、空気供給口1aへ供給される
空気量が減少したとき、二次室S2 内の空気供給口1a
に近い部分の圧力と二次室S 2 内の空気供給口1aから
遠い部分の圧力の差が小さく、理想的にはゼロとなるよ
うに、圧力検出センサー14、コントローラ15及びコ
ントロールモータ12により補助ダンパ5を所定角度だ
け揺動させ、整流板2の補助多孔域Z2 の一部を閉塞す
る(図5参照)。これによって、空気吹出しノズル1b
から吹き出す空気量を風箱1の全長に亘ってより均一に
保つことができる。
【0035】このように、本発明の空気供給装置は、風
箱1内へ供給される空気量の増減に拘わらず、風箱1の
空気吹出しノズル1bから空気aを一定の幅に亘って均
一な速度で吹出し、該空気aをシート材7へ均等に供給
することができる。その結果、本発明の空気供給装置を
用いれば、樹脂を含浸せしめたシート材7の乾燥むらを
防止することができ、高品質のプリプレグを得ることが
できる。又、多品種のプリプレグを製造する際には各品
種毎に異なる量の加熱空気aを必要とするが、この場合
でも本発明の空気供給装置を用いれば、シート材7の幅
方向に亘って均等に空気aを供給することができ、全て
の品種に於いて高品質のプリプレグを得ることができ
る。
【0036】図6は空気供給装置の他の例を示すもので
あり、補助多孔域Z2 、補助ダンパ5及び補助ダンパ駆
動装置6を省略したものである。即ち、この空気供給装
置は、整流板2を円筒状に形成し、その周壁の一部分に
長手方向に亘って多数の孔2cから成る多孔域Z1 を形
成すると共に、円筒状の整流板2内を空気供給口1aに
連通する一次室S1 としたものである。その他の構成
は、図1の空気供給装置と同様構造に構成されている。
この空気供給装置も、図1の空気供給装置と略同様の作
用効果を奏することができる。
【0037】尚、図6の空気供給装置に於いては、整流
板2を両端部が同じ直径となる円筒状に形成したが、他
の例に於いては、整流板2を円錐筒状に形成するように
しても良い。即ち、この整流板2は、図7に示す如く、
空気供給口1aから遠ざかるに従って直径が漸次小さく
なる円錐筒状に形成されている。この場合、ダンパ3の
遮蔽板3も、空気供給口1aから遠ざかるに従って幅が
漸次狭くなるように形成されている。この風箱1を用い
た空気供給装置も、図1及び図6の空気供給装置と略同
様の作用効果を奏することができる。
【0038】図8は風箱1の他の例を示すものであり、
この風箱1は、シート材7に対向する一側面に、スリッ
ト状の空気吹出しノズル1bに替えて多数の小径の空気
吹出しノズル1bを形成したものであり、多数の空気吹
出しノズル1bを形成した部分(以下多孔板1dと呼
ぶ)が風箱1本体から取り外し可能となっている。即
ち、この風箱1は、図8及び図9に示す如く、風箱1の
シート材7に対向する側面側に、多数の小径の空気吹出
しノズル1bを形成した長方形状の多孔板1dを取り外
し可能に設けることにより構成されている。又、多孔板
1dは、風箱1の上壁及び下壁に長手方向に沿って設け
たレール1eに摺動移動自在に嵌め込まれて居り、多孔
板1dをレール1eに沿って移動させることによって、
風箱1から取り外せるようになっている。尚、多孔板1
dの上下部内側面には、レール1eに着脱自在に嵌め込
まれるレール受け1fが設けられている。この風箱1を
用いた空気供給装置も、図1の空気供給装置と略同様の
作用効果を奏することができる。
【0039】上記各例に於いては、ダンパ3の駆動軸3
aとコントロールモータ8の出力軸とをリンク機構9に
より、又、補助ダンパ5の支軸5bとコントロールモー
タ12の出力軸とをリンク機構13により夫々連動連結
するようにしたが、他の例に於いては、ダンパ3の駆動
軸3aとコントロールモータ8の出力軸、補助ダンパ5
の支軸5bとコントロールモータ12の出力軸を夫々直
結するようにしても良い。
【0040】上記各例に於いては、ダンパ3及び補助ダ
ンパ5をコントロールモータ8,12等により駆動制御
するようにしたが、他の例に於いては、各コントロール
モータ8,12の替わりにエアシリンダ(図示省略)を
夫々使用し、エアシリンダのロッドとダンパ3の駆動軸
3a、エアシリンダのロッドと補助ダンパ5の支軸5b
とを夫々リンク機構9,13により連動連結し、コント
ローラ11,15からの信号によってエアシリンダを作
動させ、ダンパ3及び補助ダンパ5を駆動制御するよう
にしても良い。
【0041】上記各例に於いては、ダンパ3及び補助ダ
ンパ5をコントロールモータ8,12若しくはエアシリ
ンダ等を用いて自動的に駆動制御するようにしたが、他
の例に於いては、ダンパ3及び補助ダンパ5を手動によ
り制御するようにしても良い。即ち、ダンパ3の駆動軸
3aと補助ダンパ5の支軸5bに夫々操作レバー(図示
省略)を連結すると共に、風箱1の一次室S1 内及び二
次室S2 内の圧力を目視により検知できる圧力計を設
け、空気供給口1aから風箱1内へ供給される風量が変
化したときに各操作レバーを揺動操作し、一次室S1
の圧力及び二次室S2 内の両端部の圧力差が所定の圧力
になるようにダンパ3及び補助ダンパ5を制御するよう
にしても良い。この場合、各操作レバーの近傍位置に目
盛り板(図示省略)を設け、各操作レバーを目盛り板の
所定の目盛りに合わせれば、ダンパ3及び補助ダンパ5
が最適の位置を取るようにしておけば、手動操作でも簡
単且つ容易に制御することができる。
【0042】上記例に於いては、空気供給装置を、樹脂
を含浸させた繊維製のシート材7を乾燥・硬化処理する
為の乾燥硬化炉に使用し、炉内への加熱空気吹込み用に
適用したが、空気供給装置の用途は上記例のものに限定
されるものではない。例えば、空気供給装置を、乾燥硬
化炉の出入口部分に設け、該出入口をエアによりシール
するエアカーテンとして用いるようにしても良い。この
場合には、フード1cを省略する。又、空気供給装置
を、天然及び合成繊維製品を乾燥処理する温風乾燥装置
や冷風を吹き出す冷却装置等に使用するようにしても良
い。
【0043】
【発明の効果】上述の通り、本発明の空気供給装置は、
空気供給口及びスリット状の空気吹出し口を形成した風
箱内に、多数の孔から成る多孔域を形成した整流板を設
け、該風箱内を長手方向に沿って空気供給口に連通する
一次室と空気吹出しノズルに連通する二次室とに区画す
ると共に、風箱内に一次室内が一定の圧力になるように
整流板の多孔域の一部を開閉するダンパを設ける構成と
している。その結果、空気供給口から一次室内へ供給さ
れる空気量の増減に拘わらず、空気吹出しノズルから噴
出する空気量を長手方向に亘って均等にすることができ
る。又、整流板に多数の補助孔から成る補助多孔域を形
成し、該補助多孔域を補助ダンパにより空気供給口側か
ら離れるに従って漸次多く開閉し得るようにし、二次室
内の空気供給口に近い部分の圧力と二次室内の空気供給
口から遠い部分の圧力との差が小さくなるように、補助
ダンパを駆動制御するようにした場合には、空気吹出し
ノズルから吹き出す空気量を風箱の全長に亘ってより均
一に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気供給装置の一例を示す概略縦断面
図である。
【図2】空気供給装置の概略横断面図である。
【図3】空気供給装置の要部を示す一部切欠斜視図であ
る。
【図4】空気供給装置のダンパが作動した状態を示す概
略縦断面図である。
【図5】空気供給装置の補助ダンパが作動した状態を示
す概略横断面図である。
【図6】本発明の空気供給装置の他の例を示す概略縦断
面図である。
【図7】図6に於ける空気供給装置の整流板の他の例を
示す概略斜視図である。
【図8】空気供給装置の風箱の他の例を示す概略縦断面
図である。
【図9】図8に於ける風箱に用いる多孔板の概略斜視図
である。
【図10】従前の空気供給装置を用いた乾燥硬化炉の概
略縦断面図である。
【図11】従前の空気供給装置に用いる風箱の説明図で
ある。
【符号の簡単な説明】
1は風箱、1aは空気供給口、1bは空気吹出しノズ
ル、2は整流板、2cは孔、2dは補助孔、3はダン
パ、5は補助ダンパ、10は圧力検出センサー、14は
圧力検出センサー、S1 は一次室、S2 は一次室、Z1
は多孔域、Z2 は補助多孔域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に空気供給口(1a)を有すると
    共に、一側面に長手方向に亘って空気吹出しノズル(1
    b)を備えた長方形状の風箱(1)と、風箱(1)内に
    設けられ、風箱(1)内を長手方向に沿って空気供給口
    (1a)に連通する一次室(S1 )と空気吹出しノズル
    (1b)に連通する二次室(S2 )とに区画すると共
    に、一次室(S1 )及び二次室(S2 )を長手方向に亘
    って連通状態にする多数の孔(2c)から成る多孔域
    (Z1 )を形成した整流板(2)と、整流板(2)に摺
    動自在に当接され、一次室(S1 )内が一定の圧力にな
    るように整流板(2)の多孔域(Z1 )の一部を開閉す
    るダンパ(3)とを具備し、空気供給口(1a)から一
    次室(S1 )内へ供給される空気量の増減に拘わらず、
    空気吹出しノズル(1b)から噴出する空気(a)が長
    手方向に亘って均等になるように、整流板(2)の多孔
    域(Z1 )をダンパ(3)により開閉制御するように構
    成したことを特徴とする空気供給装置。
  2. 【請求項2】 風箱(1)の一次室(S1 )内の圧力を
    圧力検出センサー(10)により検出し、該圧力検出セ
    ンサー(10)からの検出信号に基づいて一次室
    (S1 )内の圧力が一定の圧力に保たれるようにダンパ
    (3)を駆動制御するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の空気供給装置。
  3. 【請求項3】 整流板(2)に一次室(S1 )及び二次
    室(S2 )を長手方向に亘って連通状態にする多数の補
    助孔(2d)から成る補助多孔域(Z2 )を形成し、該
    補助多孔域(Z2 )を空気供給口(1a)側から離れる
    に従って漸次多く開閉し得る補助ダンパ(5)により開
    閉制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の空気供給装置。
  4. 【請求項4】 風箱(1)の二次室(S2 )内の空気供
    給口(1a)に近い部分の圧力と二次室(S2 )内の空
    気供給口(1a)から遠い部分の圧力とを圧力検出セン
    サー(14),(14)により夫々検出し、該圧力検出
    センサー(14),(14)からの検出信号に基づいて
    両者の圧力差が小さくなるように補助ダンパ(5)を駆
    動制御するようにしたことを特徴とする請求項3に記載
    の空気供給装置。
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