JPH09200683A - 文字多重放送記録再生装置 - Google Patents

文字多重放送記録再生装置

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JPH09200683A
JPH09200683A JP8006714A JP671496A JPH09200683A JP H09200683 A JPH09200683 A JP H09200683A JP 8006714 A JP8006714 A JP 8006714A JP 671496 A JP671496 A JP 671496A JP H09200683 A JPH09200683 A JP H09200683A
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JP
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signal
character
recording
processing circuit
recorded
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JP8006714A
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Seiichi Tanaka
誠一 田中
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーが文字・図形などの情報にとどまらず
再生信号処理回路の制御情報を文字多重放送方式で記録
して再生時にこれで信号処理回路を最適化したり、頭出
し信号と連動させて記録内容の検索を容易にできるよう
にする。 【解決手段】ノイズリダクションのパラメータなどの再
生信号処理回路の制御パラメータデータを、文字多重放
送の文字情報として、文字エンコーダ5で文字多重放送
信号形式にする。エンコードされた信号を、記録輝度信
号の所定期間に多重化回路4で多重する。多重された信
号を信号形式に変調して磁気フープ9へ記録する。再生
時に、記録された制御パラメータデータを用いて、再生
映像処理回路を制御することにより、絵柄に適した再生
映像処理パラメータの設定や、記録する人の意図する効
果を再生時に得ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字・図形など
の情報をデジタル信号に変換した後、テレビ放送信号の
垂直ブランキング期間に多重して伝送する文字多重放送
のエンコーダを内蔵する記録再生装置に関する。
【0002】さらに詳しくは、文字情報として再生信号
処理パラメータを記録再生して再生信号処理の最適化に
活用したり、文字情報と頭出し信号を連動させて記録内
容の検索の可能な記録再生装置に関する。
【0003】
【従来の技術】日本では1985年に文字多重放送が開
始された。文字多重放送とは、テレビ放送の電波の未使
用領域に文字や図形などの情報をデジタル信号化して乗
せて放送し、テレビ画面に文字ニュース等を流す放送で
ある。
【0004】図9に、文字多重放送信号波形例を示す。
これは1水平走査分の文字多重信号波形を示す。文字・
図形などの情報をキャリア周波数364fH(fH:水
平走査周波数)=5.727272MHzのデジタル信号(NR
Z形式)に変換し、1水平走査の有効走査期間に296
ビットのデータを重畳する。これを、1フィールド毎に
垂直ブランキング期間の第13,14,15,21の4
つの水平走査線で伝送する。
【0005】文字多重信号の重畳された文字放送信号
を、S−VHS方式などの家庭用VTRで記録するため
に、記録時に文字信号多重区間でY/C分離を停止する
ことが、特開平1- 30388号「くし形フィルタ回路」、特
開平1- 51788号「磁気テープ記録再生装置」で提案され
ている。Y/C分離は、映像信号の相関を利用して輝度
信号Yと色信号Cを分離するものであるため、相関のな
い文字情報は、Y/C分離処理を行ったことにより波形
がひずみ、文字情報が破壊される。文字情報部分のY/
C分離を停止し輝度信号として処理することにより、S
−VHS方式などの輝度信号の広帯域化した家庭用VT
Rで文字多重放送信号の記録再生を可能にする。
【0006】さらに、特開平2-140081号には、文字情報
信号付加回路を輝度信号伝送路に設け、日付、解説(文
字)を文字多重放送信号形式で記録する技術が提案され
ている。
【0007】しかし、上記した各公報に記載された内容
のものでは、テレビ放送局から放送される文字多重放送
を、単に家庭用VTRに記録するものであったり、日
付、解説(文字)を記録するに止まり、家庭用VTRを
使用するユーザーが文字・図形などの情報を文字多重放
送形式で記録し、再生時にこれを活用することができな
かった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように文字多
重放送は文字・図形などの情報をデジタル化して垂直ブ
ランキング期間の4水平走査線に多重して伝送し、テレ
ビ画面に文字ニュース等を流す放送であるが、ユーザー
が文字・図形などの情報を文字多重放送形式で記録し、
再生時にこれを活用することのできる記録/再生装置が
ない。
【0009】この発明は、ユーザーが文字・図形などの
情報にとどまらず再生信号処理回路の制御情報を文字多
重放送方式で記録して再生時にこれで信号処理回路を最
適化したり、頭出し信号と連動させて記録内容の検索を
容易にできる記録再生装置、つまり、ユーザーが文字多
重領域を活用できる記録再生装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の文字多重放送記録再生装置は、動き
検出やノイズリダクションのパラメータなどの再生信号
処理回路の制御パラメータデータを、文字多重放送の文
字情報として文字多重放送信号形式にエンコードする文
字多重エンコード手段と、前記エンコード手段によりエ
ンコードされた信号を、記録輝度信号の所定期間に多重
する多重化手段と、前記多重化手段により多重された信
号を記録する信号形式に変調して記録媒体へ記録する記
録処理回路とを具備してなることを特徴とする。
【0011】また、映像信号の垂直ブランキング期間の
所定期間に、再生信号処理回路の制御パラメータが、文
字放送信号形式で多重されている信号を変調して記録し
てある記録媒体から再生して元の映像信号に復調する再
生映像処理回路と、前記再生映像処理回路の出力映像信
号に多重されている文字多重放送信号形式エンコードデ
ータをデコードするデコード手段と、前記手段によりデ
コードされたデータから制御パラメータを解読する解読
手段と、前記パラメータで前記再生信号処理回路を制御
する制御手段を具備してなることを特徴とする。
【0012】上記により、ノイズリダクションのパラメ
ータ、フィルタ係数などの再生信号処理回路の制御パラ
メータを文字信号として記録しておき、再生時にこれを
用いて再生映像処理回路を制御することにより、絵柄に
適した再生映像処理パラメータの設定や、記録する人の
意図する効果を再生時に得ることが可能になる。
【0013】さらに、文字またはデータを文字多重放送
信号形式にエンコードするエンコード手段と、前記エン
コード手段によりエンコードされた信号を、記録輝度信
号の所定期間に多重する多重化手段と、前記多重化手段
により多重化された信号を、記録媒体に記録する信号形
式に変調して記録する記録処理回路と、新たな文字情報
を、前記エンコード手段によりエンコードして記録する
とき、それに応じて頭出し用の信号を記録する手段とを
具備してなることを特徴とする。
【0014】さらにまた、予め記録された頭出し用の信
号をサーチする第1のサーチ手段と、前記サーチ手段に
よりサーチされた部分に、予め記録されている文字多重
放送信号形式に、エンコードされた文字又はデータ情報
をデコードするデコード手段と、前記デコード手段のデ
コード後に、次の頭出し用の信号をサーチさせる第2の
サーチ手段と、前記デコード手段により、複数のデコー
ドされた文字又はデータ情報を、1つの表示画面に多重
して表示する表示手段とを具備してなることを特徴とす
る。
【0015】これにより、1つの記録媒体に複数の番組
を記録する場合、番組の開始部分に番組のタイトルなど
の番組情報を文字信号として記録するとともに、それに
連動して頭出し信号を記録する。再生時に、頭出し信号
をサーチして、その部分の文字情報をデコードして画面
に表示することによりテープの内容を確認することが可
能になる。複数の番組を記録した場合、一つの番組のタ
イトルをデコードしたら次のタイトルをサーチし、複数
のタイトル画面を縮小して一つの画面に表示すれば、記
録番組の一覧を表示できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態を説明するための回路構成図
であり、この図を用いてこの実施の形態の構成とともに
動作について説明する。
【0017】まず、記録について説明する。映像入力I
Nに入力された複合映像信号は、同期分離・タイミング
発生回路1とY/C分離回路2にそれぞれ入力する。同
期分離・タイミング発生回路1は、複合映像信号から垂
直同期信号と水平同期信号をそれぞれ分離し、この分離
された同期信号に基づいて、文字信号が多重された位置
を示すためのタイミング信号TSを発生する。Y/C分
離回路2は、入力複合映像信号から輝度信号Yと色信号
Cをそれぞれ分離し、輝度信号Yを多重化回路4へ、色
信号Cを低域変換回路3へそれぞれ入力する。低域変換
回路3は、分離された色信号Cを低域(VHS方式では
キャリア周波数629kHz)に周波数変換する。文字
エンコーダ5は、後述する再生信号処理回路の制御デー
タを、図2に示す文字信号として入力し、文字多重放送
フォーマットのデジタル符号にエンコードする。
【0018】多重化回路4は、同期分離・タイミング発
生回路1のタイミング信号TSに基づいて、分離された
輝度信号Yの垂直ブランキング期間の第13,14,1
5,21ラインの所定期間に、エンコードされた文字デ
ータを多重化する。この多重化信号は、FM変調回路6
を用いて周波数変調する。加算器7において被FM変調
多重化信号と低域変換色信号を加算して、磁気ヘッド8
で磁気テープ9に記録する。
【0019】次に、再生信号処理回路について説明す
る。磁気ヘッド10で磁気テープ9に記録された被FM
変調多重化信号と低域変換色信号の加算信号を読み出
し、フィルタ回路11を用いて被FM変調多重化信号と
低域変換色信号を分離する。FM復調回路12は、被F
M変調多重化信号をFM復調し、高域変換回路13は低
域変換色信号を、搬送色信号(NTSC方式の場合、キ
ャリア周波数3.58MHz)に戻す。復調された多重
化信号(輝度信号)は、文字デコーダ15とYNR(輝
度ノイズリダクション)回路17にそれぞれ入力する。
色信号はCNR(色ノイズリダクション)回路18に入
力する。文字デコーダ15は、多重化信号の文字情報を
デコードして、図2の文字情報を再生する。
【0020】制御情報解読回路16は、デコードされた
図2に示す文字情報から、この制御データがYNR回路
17を巡回ノイズリダクションで係数0.5、CNR回
路18を巡回ノイズリダクションで係数0.75である
ことを解読し、YNR回路17とCNR回路18を制御
する。文字情報と制御データの対応は、例えば図2に示
すように、通常はまずあり得ない「$$$」で始まる文
字情報は再生信号処理回路の制御パラメータである、と
いうように決めておけばよい。再生信号処理回路のいろ
いろなパラメータと文字情報との関係は、文字とパラメ
ータを対応させておくか、1番目のデータが輝度ノイズ
リダクションパラメータである、というように対応させ
ておけばよい。制御パラメータに対応していない再生装
置やテレビジョンで再生した場合にも、文字情報を表示
させたときに図2のような画面表示になるだけである。
【0021】従って、文字情報の表示を止めれば本来の
映像信号は正しく再生でき、記録内容が破壊されたりす
るわけではないので、問題はない。これらのノイズリダ
クションされた輝度信号と色信号を、例えばテレビ受像
機14に入力すると記録再生された映像信号を表示でき
る。
【0022】図3は、ノイズリダクション回路の具体例
について説明するための回路構成図である。これは映像
信号のフレーム相関を利用したノイズリダクション回路
である。
【0023】入力映像信号から、フレームメモリ24で
1フレーム期間遅延させた信号を減算器20で減算し、
フレーム非相関成分を抽出する。リミッタ21で大振幅
成分の振幅を制限して小振幅成分を取り出し、これに係
数器22で係数k(0≦k<1)を掛けたものをノイズ
成分とする。このノイズ成分を入力映像信号から減算器
19で減算してノイズリダクションされた信号を得る。
スイッチ23により非巡回側である入力映像信号を選択
し、フレームメモリ24へ出力すれば、非巡回型のノイ
ズリダクションとなる。スイッチ23により巡回側であ
る減算器19の出力信号を選択してフレームメモリ24
へ出力すれば、巡回型のノイズリダクションとなる。
【0024】なお、スイッチ23の切り換えと係数回路
22の係数値は、制御情報解読回路16からの制御信号
に基づいて設定する。
【0025】巡回型ノイズリダクションは、ノイズリダ
クション効果は大きいものの、ヌル点を作ることができ
ない。ノイズリダクション係数を大きくするほど効果も
大きくなるが、絵柄が変化したことによる非相関成分を
ノイズと誤ってリダクションしてしまう弊害が増える。
【0026】従って、この実施の形態のようにノイズリ
ダクションパラメータを文字多重領域に記録しておいて
再生ノイズリダクション回路でそれを利用することによ
り、映像に応じて残像弊害の少なく効果の大きい最適な
ノイズリダクションが可能になる。
【0027】この実施の形態では巡回/非巡回の切り換
えと係数を制御するようにしたが、リミッタレベルを切
り換えてもいいし、フレームノイズリダクション/フィ
ールドノイズリダクション/ラインノイズリダクション
を切り換えてもよいし、ノイズリダクション処理をする
周波数帯域を変えてもよい。
【0028】再生信号処理はノイズリダクションに限ら
れるわけではない。最近は動き適応ノイズリダクション
など映像の動きを検出してその動きに応じた処理をする
ことが多いが、対象となる映像の動きが多いか少ないか
に応じて動き検出パラメータを文字情報領域に記録して
おくことにより、その映像に最適な動き検出特性を設定
できる。
【0029】また、高域を強調したり、ある周波数のレ
ベルを落としたりというように周波数特性の制御パラメ
ータを記録しておけば、映像内容に応じてメリハリの付
いた映像にしたり、しっとりとした映像にしたりするこ
とができる。信号処理は映像処理に限定されるものでは
なく、再生した音声信号の信号処理回路を制御してもよ
い。
【0030】このようにして、再生信号処理回路の制御
パラメータを文字放送フォーマットでデジタル符号化し
た情報を記録再生周波数帯域の広い輝度信号として記録
再生し、再生時にこのパラメータで信号処理回路を制御
することで、再生信号処理回路の特性を最適化できる。
【0031】ところで、文字情報を安定して再生するた
めには、タイムベースコレクタで再生信号のジッタを除
去することが望ましい。また、S−VHS方式のVTR
に限られるものではなく、EDベータ方式やHi8方式
のVTRでもよい。また、VTRで記録媒体が磁気テー
プのものに限られるわけではなく、記録媒体がディスク
や半導体メモリでもよい。そして、媒体へ記録する際の
変調方式がデジタル記録でもよい。
【0032】図4は、この発明の第2の実施の形態を説
明するための回路構成図である。この実施の形態は、VI
SS/VASS信号と組み合わせることにより、文字情報の検
索を容易にする点である。第1の実施の形態と同一の構
成部分には同一の符号を付し、ここでは第1の実施の形
態との違いである、VISS/VASS信号との関連を主体に説
明する。
【0033】記録時の文字エンコーダ5は、新しい文字
情報を記録するときにトリガ信号をVISS/VASS作成・解
読回路26へ送る。VISS/VASS作成・解読回路26は、
トリガに応じてVISS/VASS信号を出力し、コントロール
ヘッド25で磁気テープ9のコントロールトラックに記
録する。
【0034】このときのタイムチャートの一例について
図5を用いて説明する。磁気テープ9に複数の番組、こ
の例では4番組を記録するときに、番組の記録開始時に
その番組のタイトルを文字情報として記録するととも
に、同時にVISS/VASS信号をコントロールトラックに記
録する。テープの記録内容が(a)であり、VISS/VASS
信号が(b)である。また、(a)の上段が映像情報
を、下段が文字情報を示す。(c)は検出信号、(d)
は完了信号、(e)はテープスピード、そして(f)
は、縮小多重画面を示す。
【0035】再生時の動作を説明する。まず、テープ送
りを高速にして早送り/巻き戻し再生状態にする。コン
トロールヘッド25で再生された信号からVISS/VASS作
成・解読回路26がVISS/VASS信号を検出すると、検出
信号を文字デコーダ27とテープ走行制御回路28へ送
る。検出信号でテープ走行制御回路は、テープ送りを通
常再生速度にする。また、文字デコーダ27は、文字情
報信号のデコードを開始する。
【0036】文字デコーダは、文字情報のデコードを終
了すると、完了信号をテープ走行制御回路28へ送り、
テープ走行制御回路28はテープ送りを早送り/巻き戻
し再生状態へ戻す。画面縮小多重回路29は、文字デコ
ーダから来る一画面分の文字情報を縮小し、縮小された
複数の画面から一つの文字情報画面を作成する。これを
スイッチ回路30で輝度信号/色信号出力と切り換えて
テレビ画面に表示すれば、テープに記録されている番組
情報を確認することができる。
【0037】図6は、画面縮小多重回路29の出力に基
づいて、テレビ受像機14に表示される縮小多重画面の
表示例を示すものである。
【0038】なお、この実施の形態では頭出し信号とし
てVISS/VASS信号を用いたが、これに限らず、たとえば
番組の開始時に特定のキャリア周波数の信号を所定期間
映像信号の代わりに記録し、再生時にこの周波数のキャ
リア信号をサーチするようにしてもよい。音声記録トラ
ックに可聴帯域外のキャリア信号を記録してもよい。デ
ジタル記録方式では、通常の映像や音声ではあり得ない
パターンを記録してもよい。あるいは、所定期間無記録
部を作り、再生時に無記録部をサーチしてもよい。
【0039】次に、図7の回路構成図を用いて、この発
明の第3の実施の形態について説明する。この実施の形
態と上記した第1、第2の実施の形態との違いは、表示
装置を付けて記録する文字情報を記録時に確認できるよ
うにしてある点である。これにより、あらかじめ文字情
報を確認できるので文字の間違いを無くすことができ
る。さらに、再生時に文字情報が表示される状態を確認
できるので、文字情報が大切な映像の上に重ならないよ
うにするなど、文字の表示位置等をより最適な位置にし
ておくことができる。
【0040】図7において、同期発生・タイミング発生
回路31のスキャンタイミング信号STSに従い、撮像
回路32は映像を撮影する。輝度信号は、多重化回路
4、色信号は低域変換回路3と文字デコーダ33へ送
る。多重化回路4は、文字エンコーダ5でエンコードさ
れた文字情報信号を、輝度信号の垂直ブランキング期間
の所定位置に多重する。多重化信号は、FM変調回路6
と文字デコーダ33へ出力する。
【0041】文字デコーダ33は文字情報をデコードし
て液晶表示装置34に表示する。これにより、記録する
文字情報を液晶表示画面で確認することができる。文字
情報を見る必要のない場合には撮像中の映像を表示させ
ておけばよい。
【0042】図8は、この実施の形態での画面表示例を
示す。左上は撮影している画面、左下は文字入力である
タイトル画面、右上は文字情報をデコードして表示した
画面であり、撮影画面にタイトルが挿入されている。そ
して、右下がテープへの記録信号であり、文字情報は垂
直ブランキング期間の所定位置に記録される。この表示
画面は再生信号を文字放送に対応していないテレビ受像
機で表示した状態と同じである。
【0043】なお、文字入力をエンコードしてからデコ
ードして表示するのに限定されるものではなく、いわゆ
るスーパーインポーズ手法を用いて、文字入力を記録映
像信号に重畳して液晶表示器に表示してもよい。また、
表示装置も液晶表示器に限定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明を用いれ
ば、文字情報領域に再生信号処理回路の制御パラメータ
を記録し、再生時にこの情報を活用して再生信号処理回
路を制御することで、記録した信号内容に応じた最適な
再生信号処理を施すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図2】図1の制御データ入力の画面表示例について説
明するための説明図。
【図3】図1のノイズリダクション回路の具体例を説明
するための回路構成図。
【図4】この発明の第2の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図5】この発明の第2の実施の形態における再生時の
タイミングチャート。
【図6】この発明の第2の実施の形態における縮小多重
画面の表示例について説明するための説明図。
【図7】この発明の第3の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図8】この発明の第3の実施の形態における画面表示
例について説明するための説明図。
【図9】一般の文字多重放送信号の波形例について説明
するための説明図。
【符号の説明】
1…同期分離・タイミング発生回路、2…Y/C分離回
路、3…低域変換回路、4…多重化回路、5…文字エン
コーダ、6…FM変調回路、7…加算器、8,10…磁
気ヘッド、9…磁気テープ、11…フィルタ回路、12
…FM復調回路、13…高域変換回路、14…テレビ受
像機、15,27,33…文字デコーダ、16…制御情
報解読回路、17…YNR回路、18…CNR回路、1
9,20…減算器、21…リミッタ、22…係数回路、
23…スイッチ、24…フレームメモリ、25…コント
ロールヘッド、26…VISS/VASS作成・解読回路、28
…テープ走行制御回路、29…画面縮小多重回路、30
…スイッチ回路、31…同期発生・タイミング発生回
路、32…撮像回路、34…液晶表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/08 7/081

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動き検出やノイズリダクションのパラメ
    ータなどの再生信号処理回路の制御パラメータデータ
    を、文字多重放送の文字情報として文字多重放送信号形
    式にエンコードする文字多重エンコード手段と、 前記エンコード手段によりエンコードされた信号を、記
    録輝度信号の所定期間に多重する多重化手段と、 前記多重化手段により多重された信号を記録する信号形
    式に変調して記録媒体へ記録する記録処理回路とを具備
    してなることを特徴とする文字多重放送記録装置。
  2. 【請求項2】 映像信号の垂直ブランキング期間の所定
    期間に、再生信号処理回路の制御パラメータが、文字放
    送信号形式で多重されている信号を変調して記録してあ
    る記録媒体から再生して元の映像信号に復調する再生映
    像処理回路と、 前記再生映像処理回路の出力映像信号に多重されている
    文字多重放送信号形式エンコードデータをデコードする
    デコード手段と、 前記手段によりデコードされたデータから制御パラメー
    タを解読する解読手段と、 前記パラメータで前記再生信号処理回路を制御する制御
    手段を具備したなることを特徴とする文字多重放送再生
    装置。
  3. 【請求項3】 文字またはデータを文字多重放送信号形
    式にエンコードするエンコード手段と、 前記エンコード手段によりエンコードされた信号を、記
    録輝度信号の所定期間に多重する多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された信号を、記録媒体に
    記録する信号形式に変調して記録する記録処理回路と、 新たな文字情報を、前記エンコード手段によりエンコー
    ドして記録するとき、それに応じて頭出し用の信号を記
    録する手段とを具備してなることを特徴とする文字多重
    放送記録装置。
  4. 【請求項4】 予め記録された頭出し用の信号をサーチ
    する第1のサーチ手段と、 前記サーチ手段によりサーチされた部分に、予め記録さ
    れている文字多重放送信号形式にエンコードされた文字
    又はデータ情報をデコードするデコード手段と、 前記デコード手段のデコード後に、次の頭出し用の信号
    をサーチさせる第2のサーチ手段と、 前記デコード手段によりデコーダされた複数のデコード
    された文字又はデータ情報を、1つの表示画面に多重し
    て表示する表示手段とを具備してなることを特徴とする
    文字多重放送再生装置。
  5. 【請求項5】 文字放送形式にエンコードして文字多重
    領域に記録すべき文字情報またはデータ情報を表示する
    表示手段を具備してなることを特徴とする請求項1また
    は3記載の文字多重放送記録装置。
JP8006714A 1996-01-18 1996-01-18 文字多重放送記録再生装置 Withdrawn JPH09200683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100327211B1 (ko) * 1998-05-29 2002-05-09 윤종용 부영상부호화방법및장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100327211B1 (ko) * 1998-05-29 2002-05-09 윤종용 부영상부호화방법및장치

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