JPH0919651A - スプレーガンおよびこれを用いた造粒コーティング方法 - Google Patents

スプレーガンおよびこれを用いた造粒コーティング方法

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JPH0919651A
JPH0919651A JP10956496A JP10956496A JPH0919651A JP H0919651 A JPH0919651 A JP H0919651A JP 10956496 A JP10956496 A JP 10956496A JP 10956496 A JP10956496 A JP 10956496A JP H0919651 A JPH0919651 A JP H0919651A
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Masanori Ogawa
正紀 小川
Kiyoshi Nishiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏流を発生することなく液体を噴霧し得るス
プレーガンを提供する。 【解決手段】 スプレーガン17は処理筒体2に取り付
けられ、処理筒体2の流動室6bにおいて流動状態とな
った粉粒体に液体を噴霧する。このスプレーガン17は
流動室6bに液体を噴出する液体噴出口29を有する液
体ノズル28を有し、この外側には液体霧化用の気体を
噴出する気体噴出口37を有する一次気体用ノズル33
が配置されている。この一次気体用ノズル33の外側に
は、気体噴出口39を有する二次気体用ノズル36が設
けられている。この気体噴出口39に気体を導く筒状通
路38には、整流リング41,42が設けられ、この整
流リング41,42を通過することによって、気体は均
一な厚みとなったエアーカーテン40を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体を噴霧するスプ
レーガン、特に粉粒体のコーティングや造粒に適したス
プレーガンおよびこれを用いた粉粒体の造粒コーティン
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】流動層装置を用いて粉粒体を造粒あるい
はコーティングするに際しては、造粒用のバインダー
液、あるいはコーティング液をスプレーガンによって噴
霧するが、このスプレーガンは通常、中心のノズルから
バインダー液やコーティング液を噴出し、その外側の環
状通路から霧化用の気体を噴出して液を微細な霧状とす
ると共に、適当な拡がりを持つスプレー液の搬送気流を
形成させる。そして、さらにその外側にスプレーパター
ン制御用の気体噴出孔が2本の突起の先端に設けられて
いる場合もある。
【0003】このような従来のスプレーガンを使用して
流動層装置による造粒コーティングを行ったときに、し
ばしば粉粒体の二次凝集による団粒の発生、霧化用気体
による粉粒体、特に顆粒のコーティングの場合に顆粒の
摩損、破壊が起こったり、ノズル付近に粉粒体が付着し
てスプレーパターンが乱れたりすることがあった。
【0004】このような問題を解決するために、幾つか
の提案がなされており、特に前記環状の気体通路の外
に、さらに環状の気体通路を設けて気体を噴出させ、ス
プレーパターンを保護するとともに粉粒体がノズル近傍
に進入するのを妨げる形式の、いわゆる三流体ノズルが
実用的とされている。
【0005】この形式の原形は特開平2−90957号
公報に開示されており、前記した各種の問題点の解決が
図られている。また、実開平6−52929号公報は上
記三流体ノズルにおいて最外層の気体噴出口を末広がり
とし、液体用ノズルと中間の気体噴出口とを後退させて
収納したスプレーガンに関するもので、これにより、ス
プレーゾーンを広くし、液滴と粉粒体の早期接触を阻止
して粗大粒子の生成を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記二
種の三流体ノズルによっては、これらの問題が完全に解
決されたとは言い難い。特に、顆粒のコーティングにお
いてそれが顕著であり、顆粒のコーティングに適した底
部に通気回転円板を有する流動層装置(特開平5−14
6662号公報)においては、前記公知の三流体ノズル
では不満足であった。
【0007】すなわち、特開平2−90957号公報の
スプレーガンを用いても、顆粒の二次凝縮による団粒化
は完全には阻止されず、また顆粒の摩損や損壊も生起す
ることがわかった。実開平6−52929号公報のスプ
レーガンは、かえってノズル近傍にコーティング液など
が付着する欠点がある。
【0008】本発明者は、前記特開平2−90957号
公報のスプレーガンにおける問題点が生ずる原因を研究
したところ、最外層の気体(二次気体)に偏流があるこ
とがその主因であり、この他に二次気体の噴出速度、噴
出の拡がりなどを粉粒体の対象や、目的が造粒かコーテ
ィングかなどに合わせて設定する必要があり、顆粒のコ
ーティングにおいては特開平2−90957号公報のよ
うに先端部が縮径した噴出口でない方が適していること
などが判明した。
【0009】この偏流を矯正する方法として、二次気体
の導入方向、二次気体通路の長さなど各種の要素が検討
されたが、二次気体通路に整流手段を設けることが最も
簡単かつ有効であることが見出され、本発明が完成され
た。
【0010】本発明の目的は、偏流を発生させることな
く液体を噴霧し得るスプレーガンを提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、粉粒体に摩損や破壊
を発生させることなく粉粒体を造粒コーティングする造
粒コーティング技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明のスプレーガンは、液体
を噴出するノズルと、このノズルを環状に囲み気体を噴
出する第1の気体噴出口と、この第1の気体噴出口を環
状に囲み気体を噴出する第2の気体噴出口と、この第2
の気体噴出口に気体を導く筒状通路に設けられた整流手
段とを有することを特徴とする。
【0015】また、本発明の造粒コーティング方法は、
流動層装置に前記スプレーガンを装着して粉粒体の造粒
またはコーティングを行うことを特徴とする。
【0016】前記スプレーガンにあっては、第2の気体
噴出口から噴出される気体は、整流手段によって偏流の
ない均一なエアーカーテンとなり、液体を噴霧した際に
はエアーカーテン内への粉粒体の進入が確実に防止され
る。
【0017】前記スプレーガンは、流動層装置、遠心転
動造粒装置、パンコーティング装置など各種の装置に装
着して造粒やコーティングを実施し、好結果を得ること
ができるが、流動層装置、遠心転動流動層装置に装着す
るのに適している。最も本発明のスプレーガンの利点が
顕著なのは、球形顆粒などのように核粒子を用いた粉粒
体への造粒やコーティングであり、他のスプレーガンで
は摩損や破壊、さらには団粒化などの問題が起こる困難
な対象物である強度の弱い球形顆粒に対しても、前記し
たようなトラブルを生ぜず、好収率でコーティングがで
きる。
【0018】前記造粒コーティング方法にあっては、第
2の気体噴出口からの気体の噴出速度が第1の気体噴出
口からの気体の噴出速度よりも遅いようにすると、ノズ
ル近傍への液体の付着が少なく、また、スプレーパター
ンも安定し、粉粒体の摩損や破壊も少ないという効果が
得られることも本発明者によって見出された。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態である造粒コ
ーティング装置を示す図であり、この造粒コーティング
装置は筒状本体1とこれの下端部に着脱自在に配置され
た処理筒体2とを有しており、筒状本体1と処理筒体2
とにより処理容器が形成され、これは全体的にほぼ直立
状態で設置されるようになっている。筒状本体1はフィ
ルタ室3が形成され上端部に蓋部材4が設けられた上部
筒体5と、これに対して着脱自在となり流動室6aが形
成された下部筒体7とを有している。
【0021】処理筒体2は流動室6aに連なる流動室6
bを有し、円板状の回転体8が回転自在に設けられてお
り、この回転体8の外周面と処理筒体2の内面との間に
は、環状の隙間つまりスリット9が形成されている。こ
の回転体8を駆動するために、回転体8の下面に固定さ
れた回転軸10が処理筒体2の底壁11にこれに取り付
けられた軸受部12を介して回転自在に支持されてお
り、回転軸10はモータ13により駆動されるようにな
っている。
【0022】底壁11と回転体8の間には空気室14が
形成され、この空気室14には流動用気体が矢印で示す
ように供給されるようになっている。回転体8の径方向
中央部には、円周方向に所定の間隔毎に通気孔15が形
成されており、この通気孔15には、粉粒体の落下を防
止して気体のみを上方に案内する金網などが設けられて
いる。また、通過した気体を径方向外方に案内するため
の図示しないルーバーを通気孔15に設けるようにして
も良い。
【0023】処理筒体2内に球形顆粒などのように核粒
子を用いて所定の粒径に造粒された粉粒体を投入する際
には、筒状本体1を処理筒体2から取り外される。
【0024】モータ13により回転体8を回転させた状
態で、空気室14内に供給された流動用気体をスリット
9および通気孔15から処理筒体2内の流動室6b内に
供給すると、これらの気流と回転体8の回転とによって
処理筒体2内の粉粒体は遠心転動作用を伴った流動状態
となる。図1に示す造粒コーティング装置は、遠心転動
型となっている。
【0025】流動状態となった粉粒体に対してコーティ
ング液またはバインダ液を噴霧するために、処理筒体2
にスプレーガン17が設けられ、スプレーガン17には
ポンプPによって液タンク18内の液体が供給されるよ
うになっている。
【0026】上部筒体5内のフィルタ室3には、これに
設けられた排気ダクト19に向けて流動室6a,6bか
ら排出される気体の中の微粉体を除去するためにフィル
タ20が配置されている。処理が終了した後の製品を外
部に排出するために、処理筒体2には図示しない製品排
出部材が設けられている。
【0027】図2は図1に示されたスプレーガン17の
詳細を示す図であり、このスプレーガン17は先端に球
形状の外周面を有するノズル組立体21を有しており、
このノズル組立体21の先端部を処理筒体2に形成され
た開口部22に臨ませて固定部材23,24によりスプ
レーガン17が処理筒体2に取り付けられている。スプ
レーガン17はこのノズル組立体21の部分で所定の角
度の範囲内において揺動自在となっている。
【0028】スプレーガン17はノズル組立体21の基
端部にねじ結合されるホルダー部25を有している。ノ
ズル組立体21の中心部には、液体案内路27を有し液
体を噴出する液体ノズル28が配置され、液体案内路2
7を案内された液体は液体ノズル28の先端に設けられ
た液体噴出口29から噴出される。液体噴出口29の開
度を調整したりこれを開閉するために、液体ノズル28
内にはニードル弁31が軸方向に摺動自在に配置されて
いる。このニードル弁31はホルダー部25の後端に回
転自在に設けられたつまみ32を回転することにより軸
方向に駆動される。液体案内路27に液体を供給するた
めの図示しない液体供給ホースがホルダー部25に接続
されている。
【0029】液体ノズル28の外側にはこれとの間に隙
間を隔てて一次気体用ノズル33が配置され、この一次
気体用ノズル33の内側には噴霧用の一次側気体を案内
する筒状通路34が形成されており、一次気体用ノズル
33の先端には液体ノズル28を環状に囲み噴霧用の気
体を噴出する第1の気体噴出口37が設けられている。
筒状通路34に圧縮空気を供給するための図示しない気
体供給ホースがホルダー部25に接続されている。液体
ノズル28から液体を噴出しつつ一次気体用ノズル33
から気体を噴出すると、液体は霧状となって流動室6b
内に噴霧される。これにより、一次気体用ノズル33の
前方には霧化領域35が形成される。
【0030】一次気体用ノズル33の先端部は、図示す
る場合には、傾斜角度θが約45度となっているが、こ
の傾斜角度θを30〜50度の範囲とすることが、液体
を良好な噴霧状態とする上で最適である。
【0031】一次気体用ノズル33の外側には、二次気
体用ノズル36が配置され、この内周面36aと一次気
体用ノズル33との間で筒状通路38が形成されてお
り、内周面36aはノズル組立体21の中心軸に平行と
なっている。筒状通路38を通って気体噴出口39から
噴出する二次側の気体は、二次気体用ノズル36の前方
に円筒形状のエアーカーテン40を形成する。エアーカ
ーテン40が円周方向において全ての部分で均一に形成
されるように、筒状通路38内には整流手段として2つ
の環状部材つまり整流リング41,42が配置されてい
る。
【0032】液体ノズル28、一次気体用ノズル33お
よび二次気体用ノズル36の先端面は、相互にほぼ同一
面となり、しかも処理筒体2の内面とほぼ同一面となっ
ている。
【0033】環状部材つまり整流リング41,42を拡
大して示すと、図3の通りであり、図3におけるIV-IV
線に沿う方向の断面を示すと、図4の通りである。
【0034】それぞれの整流リング41,42は、一次
気体用ノズル33の外周面に形成された雄ねじ43にね
じ結合されている。筒状通路38に圧縮空気を供給する
ために二次気体用ノズル36には図示しない気体供給ホ
ースが接続されるプラグ44(図5)が取り付けられて
いる。
【0035】それぞれの整流リング41,42は外径が
23.5〜24.5mm程度、幅が6〜8mm程度となって
おり、それぞれの外周面には傾斜角度αが45度となっ
て螺旋状に傾斜した整流溝45が16本形成されてい
る。整流リング41に形成される整流溝45と整流リン
グ42に形成される整流溝45は相互に傾斜方向が逆と
なっている。それぞれの整流溝45は幅が0.5 〜2.0 m
m程度となり、溝深さが0.1〜1.0mm程度となってお
り、図示する場合には角型の溝となっているが、U字型
の溝としても良い。
【0036】それぞれの整流リング41,42は、整流
溝45以外の外周面が二次気体用ノズル36の内周面3
6aに接触しており、気体噴出口39から噴出される気
体は傾斜した整流溝45を通過する際に、旋回する傾向
を持つことから、円筒形状となるエアーカーテン40は
その横断面の各々における厚みや流速がほぼ均一とな
り、しかも偏流の発生がなくなる。そして、両方の筒状
通路34,38に同一の圧力の圧縮空気を供給しても、
筒状通路38を流れる気体は細い複数の整流溝45の部
分で絞られることから、気体噴出口39から噴出して筒
状のエアーカーテン40を形成する気体の流速は、一次
気体用の気体噴出口37から噴出して液体を霧化する気
体の流速よりも遅くなる。
【0037】エアーカーテン40をその円周方向に沿う
厚みが均一となり、空洞の発生がない状態つまり偏流の
ない状態にするには、筒状通路38の一部に外周面がフ
ラットとなった環状部材を設け、これの外周面に0.1m
m以下の環状の隙間を形成することによっても可能であ
ると考えられるが、そのような隙間を形成することは、
環状部材が片寄ってしまうので、実用上困難である。図
示するノズルにあっては、環状の整流リング41,42
の外周面を二次気体用ノズル36の内周面36aに接触
させて、それぞれの中心を一致させ、整流リング41,
42に形成された整流溝45と内周面36aとによって
溝深さを設定し得るようにしたので、偏流の発生がない
均一なエアーカーテン40が形成されるようになった。
それぞれの整流溝45を傾斜させることなく、ストレー
トに形成するようにしても良い。
【0038】エアーカーテン40の円周方向に沿う各部
位の流速および厚みの均一度は、2つの整流リング4
1,42の整流溝45の傾斜方向を相互に逆向きとする
ことによって、より向上する。整流溝45の数や傾斜角
度は、筒状通路38に供給される圧縮空気の圧力などの
条件によって変更することができ、整流溝45の数を4
本から16本、あるいはそれ以上とすることによって、
流速と厚みの均一度を維持することが可能である。
【0039】整流手段としては、筒状通路38の断面円
環を対称的に狭隘化する障害部材であれば良く、たとえ
ば筒状通路38を部分的に狭く加工したり、この筒状通
路38の一部を焼結金属やセラミックスなどの多孔質材
料で閉塞しても良いが、対称的に設けられた複数の気体
案内通路を残して筒状通路38の断面円環を閉塞する環
状部材を用いるのが好適である。このような気体案内通
路としては、整流リング41,42に細孔を貫通させた
り、整流リング41,42の内周部に溝を設けたりして
も良く、加工が容易なのは整流リング41,42の外周
部に図示するように溝を設ける方法である。この溝は筒
状通路に対して並行に設けても、図示するように傾斜し
て設けても良い。傾斜して設けると、二次気体に旋回運
動が与えられ、安定したスプレーパターンを得ることが
できる。
【0040】環状部材は、筒状通路38に1個所設けて
も、また図示するように複数個所に設けても良い。複数
の整流リング41,42に案内通路を設ける場合、それ
ぞれの案内通路を同じ向きに揃えても、また異なる方向
を向くようにしても差し支えない。
【0041】図2に示すように、液体ノズル28の外側
には一次気体用ノズル33の内周面に接触するスペーサ
46が環状に設けられ、このスペーサ46には比較的大
きな複数の案内溝47が形成されている。筒状通路34
を通って気体噴出口37に至る気体は、比較的大きな案
内溝47を通って早い速度で噴出される。案内溝47を
整流溝45と同様に、傾斜して形成するようにしても良
い。
【0042】本発明のスプレーガンは、前記したように
用途によって異なるが、二次気体の噴出口39をほぼ円
筒形にするのが普通であり、極端な拡径や縮径としない
方が良い。しかし、場合によっては円筒からかけ離れた
形状とすることも排除するものではない。また、液体ノ
ズル28および2つの気体噴出口37,39の先端面を
ほぼ同一平面上にあるようにするか、液体ノズル28お
よび一次気体用ノズル33の先端部を二次気体用ノズル
36の先端よりも突出させるようにしても良く、あるい
は引っ込めるようにしても良い。さらに、二次気体用ノ
ズル36の先端面を処理筒体2の内周面よりも突出させ
たり、引っ込めるようにしても良く、図示する実施の形
態に限定されるものではない。
【0043】次に、図2に示すスプレーガン17を図1
に示す転動流動層型の造粒コーティング装置を用いて粉
粒体を造粒コーティングする手順について説明する。
【0044】処理筒体2の中に核粒子を用いて造粒した
粉粒体を投入し、処理筒体2の上に筒状本体1を固定す
る。この状態のもとで、空気室14からスリット9およ
び通気孔15を介して流動室6a,6b内に空気を噴出
し、かつ回転体8をモータ13により回転させると、粉
粒体は流動状態となって遠心力によりスパイラル運動
し、転動流動状態となる。
【0045】この粉粒体に対して、スプレーガン17の
液体ノズル28の液体噴出口29から液体を噴出すると
ともに、一次気体用ノズル33から空気を噴出する。こ
れにより、液体ノズル28から吐出される液体は霧化さ
れて、スプレーガン17の前方に霧化領域35が形成さ
れる。そして、筒状通路38を介して気体噴出口39か
らエアーカーテン形成用気体を噴出すると、霧化領域3
5を囲むようにしてこの外側に筒状のエアーカーテン4
0が形成される。
【0046】このエアーカーテン40は、筒状通路38
内に配置された整流リング41,42の複数の整流溝4
5を通過することにより、偏流が発生することなく、全
体的にほぼ均一な厚みと均一な流速となる。しかも、エ
アーカーテン40を形成する空気の流速は、整流リング
41,42で絞られて液体を霧化するための噴霧用気体
の流速に比して低く設定されている。したがって、流動
室6a内において転動流動状態となった粉粒体がエアー
カーテン40に接近したときには、粉粒体に強い衝撃力
を加えることなく、筒状のエアーカーテン40内に進入
することを阻止する。これにより、エアーカーテン40
内に進入して霧化領域35内の早い流速の空気に衝突す
ることが防止されて、粉粒体の摩損や破壊が防止され
る。粉粒体はエアーカーテン40に接触しても、エアー
カーテン40の流速は低く設定されているので、粉粒体
の破壊や摩損の発生が防止される。
【0047】粉粒体が霧化領域35内に進入することを
防止するためには、エアーカーテン40は、ほぼ真っ直
ぐな筒状に形成することが好ましいが、ある程度は末広
がりとなったり、末つぼまりとなったエアーカーテン4
0を形成するようにしても良い。エアーカーテン40は
その下流側となると、消滅することなるが、その領域で
は、霧化領域35の流速も低下することになり、その部
分を粉粒体が横断しても、粉粒体の摩損や破壊の発生は
なくなる。
【0048】また、エアーカーテン40によってこの中
への粉粒体の進入ないし横断が防止されることから、液
体の霧化が開始された直後の比較的粒子が大きい液滴を
含む霧化領域35において粉粒体が液滴と接触すること
が防止されるので、粉粒体どうしが付着し合う団粒の発
生が防止される。
【0049】さらに、エアーカーテン40を形成するた
めの気体噴出口39は、処理筒体2の内周面とほぼ一致
するように形成されているので、処理筒体2内の流動状
態の粉粒体は、エアーカーテン40にこの中への進入が
防止されることから、スプレーガン17の先端部に付着
することが防止される。このように、エアーカーテン4
0によって粉粒体がこの中に進入することが阻止される
ので、液体ノズル28および一次気体用ノズル33の先
端部を二次気体用ノズル36より突出させるようにして
も良い。
【0050】図5はスプレーガン17の他の実施の形態
を示す図であり、この図において図2に示したスプレー
ガン17の構成部材と共通する部材には同一の符号が付
されている。
【0051】このスプレーガン17は、二次気体用ノズ
ル36が図2に示したものに比して長く設定されてお
り、プラグ44から筒状通路38には、整流リング42
の下流側に気体が供給されるようになっている。したが
って、この場合には、両方の整流リング41,42によ
ってエアーカーテン40の均一度をより高めることが可
能となる。
【0052】図6はさらに他の実施の形態であるスプレ
ーガン17を示す図であり、このスプレーガン17の二
次気体用ノズル36は図5に示したものとほぼ同様のサ
イズとなっており、二次気体用ノズル36の内周面には
断面が山形の環状突起51が形成されている。そして、
この上流側の傾斜面52と平行となった傾斜面53を有
する整流部材41aが一次気体用ノズル33の外側に取
り付けられ、この傾斜面53には複数の整流溝45aが
形成されている。整流溝45aの数や寸法は前記した場
合と同様となっている。
【0053】図7は他のタイプの整流部材を示す図であ
り、この整流部材は2つの整流リング41b,42bが
スリーブ54によって一体に形成されている。この一体
型の整流リング41b,42bは、ねじ結合によって一
次気体用ノズル33に取り付けるようにしても良く、ピ
ンやビスを用いて固定するようにしても良い。
【0054】
【実施例】次に、遠心転動型の流動層造粒コーティング
装置(フロイント産業株式会社製のFRC−5型)に対
して、従来構造のスプレーガンを装着した場合と、本発
明のスプレーガン17を装着した場合とについて、それ
ぞれコーティング処理を行った。従来構造のスプレーガ
ンとしては、液体を噴霧するための一次側空気のみを供
給するタイプが使用された。
【0055】それぞれの処理では、コーティング液や仕
込み量そして流動用空気の温度など全てを同一の条件と
して、コーティング収率の相違を比較した。装置および
処方の条件を示すと、表1の通りであり、コーティング
液の色素を添加することによって、微粉として存在する
粒子が核粒子の割れによるものなのか、コーティング顆
粒の割れによるものなのか、あいるはコーティング液が
乾燥したためであるのかを明確にした。総掛け液量は色
むらがなく、均一に核粒子にコーティングできる液量と
した。
【0056】コーティング条件を示すと表2の通りであ
り、表3は比較例のコーティング結果を示し、表4は本
発明の実施例におけるコーティング結果を示す。これら
の処理に際しては、図1に示すフィルタ20に代えてド
ーム状の42メッシュの金網製のコーティング用ネット
を装着して、処理終了後にそのネットを取り外してそれ
に付着した微粉量を計量した。
【0057】比較例1,2は従来タイプのスプレーガン
を使用して処理した場合を示す。実施例1〜4において
は、図2に示す形状の整流リング41,42を使用し、
それぞれの厚みは7mmとした。実施例1〜3では整流
溝45の幅が1.2mmで、深さが0.3mmの整流リング
41,42を使用してコーティング処理を行った。実施
例4では実施例1〜3の整流溝45の寸法を変更して、
整流溝45の幅が1.5mmで、深さが0.5mmの整流リ
ング41,42を使用してコーティング処理を行った。
また、実施例2では内筒つまり液体ノズル28の先端面
を二次気体用ノズル36の先端面よりも5mm引っ込
め、実施例3では液体ノズル28の先端面を二次気体用
ノズル36の先端面よりも処理筒体2内に向けて突出さ
せて処理を行った。
【0058】比較例3では実施例1の場合と同一の整流
リング41,42を使用する一方、二次気体用ノズル3
6には気体を供給せずに、エアーカーテン40を形成し
ないで処理を行った。これに対して、比較例4では整流
リング41,42を用いずに処理を行った。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】表3および表4において、16メッシュO
Nは団粒、24メッシュPASSはコーティング中にお
ける割れおよび摩損により発生した微粉であり、比較例
1ではコーティング用ネットに付着した微粉を観察する
と、色素のコーティングされた微粉とほとんど着色され
ていない微粉とがほぼ1/2ずつ含まれており、コーテ
ィング処理の核粒子の割れのみならず、コーティング中
での顆粒の割れも発生していることが推察された。ま
た、比較例2ではほとんどが着色されていない微粉が観
察され、コーティング初期の核顆粒の割れによるものと
推察された。
【0064】実施例に示すように、本発明のスプレーガ
ンによる造粒コーティング処理を行った場合には、最も
良好な収率が得られた。得られたコーティング顆粒の内
訳を見ると、団粒の減少、微粉量の減少、およびコーテ
ィング中の飛散量の減少など全てにわたり、従来のスプ
レーガンを用いた処理よりも良好な値を示しており、本
発明の造粒コーティング処理にあっては、核粒子の摩損
防止および団粒の防止にも効果があり、結果として収率
の向上に結びついたものと考えられる。また、本発明の
スプレーガンを使用すると、その近傍に粉粒体の付着が
格段に少なく、好適なコーティング処理を行うことがで
きる。
【0065】本発明のスプレーガンのように、整流リン
グ41,42を設ければ、内筒つまり液体ノズル28の
先端面を外筒つまり二次気体用ノズル36の先端面に対
して突出させたり、引っ込めるようにしても好結果が得
られ、内筒の軸方向位置に自由度を持たせることができ
る。
【0066】表2に示すように、エアーカーテン用のエ
ア量は前記比較例および実施例では、230Nl/min.
としたが、100〜400Nl/min.程度とすることが
好適であるという結果が得られた。
【0067】本発明のスプレーガンは、前記実施例のよ
うに水溶性高分子のコーティングを行う際に使用するこ
とができることは勿論のこと、前述した遠心転動型流動
層コーティング装置(たとえば、フロイント産業株式会
社製、商品名、ロータリーコンテナ付流動層装置、FR
C−5,FRC−200など)以外に、遠心流動コーテ
ィング装置(たとえば、フロイント産業株式会社製、商
品名、スパイラルフロー)や、流動層造粒コーティング
装置(フロイント産業株式会社製、商品名、フローコー
ター)により球形顆粒(たとえば、ノンパル101,1
03,105)へ造粒コーティングを行うことや、押し
出し造粒して得られた円柱造粒物にマスキングや腸溶性
コーティングを行うことも勿論可能であり、従来のスプ
レーガンに比べて、本発明のスプレーガンの方がノズル
円筒先端部およびスプレーガン近傍への粉粒体の付着が
格段に少ない結果となった。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0069】たとえば、図1は底部に円板状の回転体8
を備えた流動層造粒コーティング装置を示すが、回転体
8に加えて攪拌翼を回転させるようにしたタイプの造粒
コーティング装置、回転体8を取り除いてその部分に金
網を配置するようにした流動層造粒コーティング装置な
どにも適用することができる。また、それぞれの筒状通
路34,38には圧縮空気を供給するようにしている
が、窒素ガスなどの不活性ガスやその他の気体を供給す
るようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0071】(1).液体が噴霧される粉粒体には噴霧時に
破損や摩損が発生しなくなり、微粉量が減少する。
【0072】(2).複数の粉粒体が付着し合うことによる
いわゆる二次凝集による団粒化の発生が防止される。
【0073】(3).製品の収率が向上して製品歩留りが向
上する。
【0074】(4).ノズルの先端部やスプレーガン近傍へ
の粉粒体の付着を格段に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である遠心転動型の流動
層造粒コーティング装置を示す概略断面図である。
【図2】図1に示した造粒コーティング装置に用いられ
るスプレーガンを示す断面図である。
【図3】図2に示された整流リングを拡大して示す正面
図である。
【図4】図3におけるIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】スプレーガン装置の変形例を示す一部省略断面
図である。
【図6】スプーガン装置のさらに他の変形例を示す一部
省略断面図である。
【図7】整流部材の変形例を示す一部切り欠き正面図で
ある。
【符号の説明】
1 筒状本体 2 処理筒体 3 フィルタ室 4 蓋部材 5 上部筒体 6a,6b 流動室 7 下部筒体 8 回転体 9 スリット 10 回転軸 13 モータ 14 空気室 17 スプレーガン 20 フィルタ 21 ノズル組立体 23,24 固定部材 25 ホルダー部 27 液体案内路 28 液体ノズル 29 液体噴出口 31 ニードル弁 32 つまみ 33 一次気体用ノズル 34 筒状通路 35 霧化領域 36 二次気体用ノズル 37 気体噴出口(第1の気体噴出口) 38 筒状通路 39 気体噴出口(第2の気体噴出口) 40 エアーカーテン 41,42 整流リング(整流手段) 45 整流溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 新一 静岡県藤枝市源助301 科研製薬株式会社 中央研究所内 (72)発明者 鳥羽 清 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内 (72)発明者 小川 正紀 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内 (72)発明者 西山 澄 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を噴出する液体ノズルと、この液体
    ノズルを環状に囲み気体を噴出する第1の気体噴出口
    と、この第1の気体噴出口を環状に囲み気体を噴出する
    第2の気体噴出口と、この第2の気体噴出口に気体を導
    く筒状通路に設けられた整流手段とを有することを特徴
    とするスプレーガン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスプレーガンであって、
    前記整流手段が前記筒状通路の断面円環を対称的に狭隘
    化する障害部材であることを特徴とするスプレーガン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスプレーガンであって、
    前記障害部材が対称的に設けられた複数の気体案内通路
    を残して前記筒状通路の断面円環を閉塞する環状部材で
    あることを特徴とするスプレーガン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスプレーガンであって、
    前記気体案内通路が前記環状部材の外周部に設けられた
    溝であることを特徴とするスプレーガン。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスプレーガンであって、
    前記溝が筒状通路に対して傾斜して設けられていること
    を特徴とするスプレーガン。
  6. 【請求項6】 流動層装置に請求項1〜5のいずれか1
    項に記載のスプレーガンを装着して粉粒体を造粒または
    コーティングすることを特徴とする造粒コーティング方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の造粒コーティング方法で
    あって、前記流動層装置がその下部に回転体を有するこ
    とを特徴とする造粒コーティング方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の造粒コーティン
    グ方法であって、前記粉粒体が核粒子を用いた粉粒体で
    あることを特徴とする造粒コーティング方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の造
    粒コーティング方法であって、前記第2の気体噴出口か
    らの気体の噴出速度が前記第1の気体噴出口からの気体
    の噴出速度よりも遅いことを特徴とする造粒コーティン
    グ方法。
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