JPH09195718A - 主蒸気温度制御装置 - Google Patents

主蒸気温度制御装置

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JPH09195718A
JPH09195718A JP6383896A JP6383896A JPH09195718A JP H09195718 A JPH09195718 A JP H09195718A JP 6383896 A JP6383896 A JP 6383896A JP 6383896 A JP6383896 A JP 6383896A JP H09195718 A JPH09195718 A JP H09195718A
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JP
Japan
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temperature
steam
main steam
pressure
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JP6383896A
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Yukihiro Mizoguchi
幸宏 溝口
Toshihiro Yamada
利広 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
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    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/106Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle with water evaporated or preheated at different pressures in exhaust boiler
    • F01K23/108Regulating means specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービンの負荷上昇率を変更しないで主
蒸気温度の上昇率を蒸気タービンの許容範囲内に収め、
プラントの起動時間を長くすることなく蒸気タービンの
寿命消費を最小限に抑える主蒸気温度制御装置を提供す
ることである。 【解決手段】 ガスタービンの起動過程時に、主蒸気温
度が所定の許容温度変化率を超えて上昇しないように、
ガスタービンの排ガス温度に基づいて主蒸気温度を調節
する主蒸気温度調節装置50を備えたものである。これ
により、主蒸気温度の急激な変化を防止し、蒸気タービ
ンの熱応力許容範囲内に収める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンと蒸
気タービンとからなる複合火力発電所における排熱回収
ボイラで発生した主蒸気温度を制御する主蒸気温度制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスタービンと蒸気タービンと
からなる複合火力発電所はコンバインドサイクル発電プ
ラントと呼ばれる。最近のコンバインドサイクル発電プ
ラントは、高効率化および大容量化等への対応から、ガ
スタービンの入口ガス温度が高温化され、これによって
ガスタービンの排ガス温度も高温化してきている。ガス
タービン排ガスの高温化により、排熱回収ボイラの出口
蒸気温度(高圧主蒸気温度)も高くなる傾向にある。従
って、蒸気タービンに供給される主蒸気温度も高くなる
傾向にある。
【0003】蒸気タービンは、高圧蒸気を使用するため
ケーシングが厚肉であること、ロータも高温蒸気に曝さ
れることなどの条件から出力に応じて最適な蒸気条件が
存在する。現状での蒸気タービン入口の主蒸気温度の最
高値は、538℃〜566℃程度である。従って、主蒸
気温度がこの値を超える様な運転状態が発生する場合に
は、負荷に関係なく排熱回収ボイラの発生する主蒸気温
度の上限値を設定して、これに主蒸気温度を制御してい
る。
【0004】図9は、排熱回収ボイラ48の構成図であ
る。図示は省略するが、蒸気タービンで仕事をした蒸気
は復水器で冷却され復水となり、復水器ホットウエルに
貯められる。そして、ホットウエルに貯まった復水は、
復水ポンプで抽出され低圧給水管1を介して、廃熱回収
ボイラ48の低圧節炭器2に供給される。
【0005】低圧節炭器2では、低温になったガスター
ビン排気ガスとの熱交換で全給水を加熱する。すなわ
ち、低圧節炭器2部分でのガスタービン排気ガスは、既
に他の熱交換器部分での熱交換を行った後のガスタービ
ン排気ガスであるので、低温になっている。この低圧節
炭器2で加熱された給水は、低圧連絡管4及び低圧給水
調節弁5を介し、高圧給水ポンプ6へ供給される。低圧
給水調節弁5は、高圧給水ポンプ6の水位を一定に保つ
ように低圧給水量を調節するものである。
【0006】一方、低圧節炭器2で加熱された給水は、
低圧連結管4から分岐した高圧給水ポンプ吸込管3を介
して、低圧蒸気ドラム8に供給され低圧蒸気ドラム8で
昇圧される。昇圧された給水は、高圧給水管7を介し
て、高圧節炭器12へ高圧給水として供給される。ま
た、低圧蒸気ドラム8の吐出側の高圧給水管7から分岐
して低圧節炭器2の入口に循環する低圧節炭器入口給水
温度調節管28及び低圧給水温度調節弁29を介して低
圧給水管1に供給され、低圧節炭器2の入口温度を一定
に調節する。
【0007】高圧節炭器12へ供給された低圧蒸気ドラ
ム8からの昇圧給水は、高圧節炭器12で、排気ガスと
熱交換し昇温した高圧給水は、高圧連絡管13及び高圧
給水調節弁14を介し高圧蒸気ドラム15に供給され
る。つまり、高圧給水調節弁14では、高圧蒸気ドラム
15の水位を一定に保つように高圧給水量を調節して、
高圧蒸気ドラム15に供給することになる。
【0008】次に、低圧蒸気ドラム8に供給された給水
は、低圧蒸発器9で、排気ガスとの熱交換を行い、低圧
蒸気を発生させながら低圧蒸気ドラム8に戻る。つま
り、高圧給水ポンプ6と低圧蒸発器9との間を熱交換を
しながら循環し低圧蒸気を発生させる。高圧給水ポンプ
6で分離された低圧蒸気は、低圧蒸気連絡管10を介し
て低圧過熱器11に供給され、排気ガスと熱交換して過
熱蒸気として、蒸気タービンの低圧段落へ供給される。
【0009】一方、高圧節炭器12で加熱され高圧蒸気
ドラム15に供給された給水は、高圧蒸発器16で排ガ
スとの熱交換を行い、高圧蒸気を発生させながら高圧蒸
気ドラム15に戻る。つまり、高圧蒸気ドラム15と高
圧蒸発器16との間を熱交換をしながら循環し、高圧蒸
気を発生させる。高圧蒸気ドラム15で分離された蒸気
は、高圧蒸気連絡管17を介して高圧第1段過熱器18
に供給され、排ガスと熱交換されて過熱蒸気となる。そ
して、主蒸気温度を所定の温度にするために高圧主蒸気
減温器23に供給され、この高圧主蒸気減温器23でス
プレー水を供給され、さらに高圧第2段過熱器19及び
高圧主蒸気管20を介して蒸気タービンの高圧段落へ供
給される。
【0010】一方、蒸気タービンの高圧段落で仕事を終
えた蒸気は、第1の再熱器21で再熱され再熱蒸気減温
器26で温度調節されて、第2の再熱器22で加熱され
再び高温蒸気とした後に、蒸気タービンの中圧段落に供
給される。この再熱蒸気についても、蒸気タービンの材
料等により定まる最高許容温度が設定され、運転状態の
変化にかかわらず再熱蒸気温度を許容温度以下に制御す
る。
【0011】この温度制御方法は、再熱器の伝熱面を分
割して第1の再熱器21及び第2の再熱器22とし、分
割された伝熱面の連絡管に再熱蒸気減温器26を設け、
再熱蒸気の温度に応じて再熱蒸気減温器26へのスプレ
ー水量を再熱蒸気温度調節弁27で調節して供給する。
ただし、この再熱器21、22は、プラントの規模等に
よって設置されない場合もある。
【0012】一般に、排熱回収ボイラ48の主蒸気温度
は、排気ガス入口温度、排気ガス量、蒸気量、伝熱面積
等の特性決定要素に支配されて定まる。また、蒸気ター
ビンの主蒸気温度には上限値があり、この上限値を超え
ないように主蒸気温度を調節している。すなわち、過熱
器を分割し、分割された過熱器18、19の伝熱面を接
続する連絡管の途中に高圧主蒸気減温器23を設け、高
圧主蒸気管20の主蒸気温度に応じて高圧主蒸気減温器
23に供給するスプレー水量を高圧主蒸気温度調節スプ
レー弁25で調節して主蒸気温度を制御する方式が一般
的に採用されている。スプレー水の水源は、蒸気圧力よ
り高い圧力を有し、水量の変化に十分に対応できなけれ
ばならない。図9の例では高圧給水管7から分岐した減
温水供給管24からスプレー水を供給するものを示して
いる。
【0013】図10は、従来の主蒸気温度調整の制御ブ
ロック図である。すなわち、高圧主蒸気温度がその設定
値になるように、高圧主蒸気温度とその設定値との偏差
に基づいて、主蒸気温度制御器37は高圧主蒸気温度調
節スプレー弁25の開度指令信号を演算する。一方、高
圧主蒸気温度調節スプレー弁開度演算器36は、高圧蒸
気ドラム圧力を関数発生器35を介して得られた高圧第
2過熱器入口蒸気温度下限値と、スプレー水温度と、蒸
気流量とに基づいて、スプレー水が水滴の状態で高温第
2段過熱器19内に流入しないような高圧主蒸気温度調
節スプレー弁25の開度を演算する。そして、低値優先
回路38にて主蒸気温度制御器37及び高圧主蒸気温度
調節スプレー弁開度演算器36の出力信号のうち小さい
方を選択して高圧主蒸気温度調節スプレー弁25の開度
を調整することになる。このように、従来技術による主
蒸気温度制御は、負荷に関係なく設定温度を一定にして
おく一定値制御を採用しており、その一定値制御を行っ
た場合に、高温第2過熱器19内で水分が過飽和状態に
なるようなときは、スプレー水の注入量を制限するよう
にしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガスタービン
の大容量化及び環境対策を考慮した運転方法の採用によ
り、ガスタービンの排気ガス温度が高くなると共にその
温度上昇率も高くなる傾向にある。特に、助燃装置を設
置していない排熱回収ボイラにあっては、排気ガス入口
温度、排気ガス量、蒸気量、伝熱面積等の特性決定要素
に支配されて高圧第2過熱器19の出口蒸気温度が定ま
るので、蒸気発生量の少ない運転状態(ガスタービンの
出力が低い運転状態)、すなわちガスタービンの起動段
階での運転状態においては、主蒸気温度の上昇率は排気
ガスの温度上昇率と同等の温度変化となる。
【0015】排気ガスの温度上昇率と同等の上昇率で蒸
気温度が上昇すると、蒸気タービンの許容温度上昇率を
上回ることがあり、蒸気タービンの熱応力が異常に大き
くなり寿命消費が大きくなるような不都合が生じる。
【0016】一方、このような不都合を解消するには、
ある定められた温度上昇率で設定温度を変化させ、蒸気
温度を制御する必要が生じる。この温度制御をスプレー
水量調節のみで実施する場合、スプレー水が水滴の状態
で過熱器内に流入しないように、水分が過飽和状態にな
らないようにスプレー水の注入量を制限しているので、
スプレー水量調節のみで主蒸気温度上昇率の制御を行う
ことは困難である。
【0017】すなわち、このスプレー水量の制限値は、
一般にスプレー注入部分の蒸気圧力に対する飽和温度に
30〜50℃の余裕を加えた温度以下に減温しないよう
な水量とする必要があり、また、スプレー水での主蒸気
温度の制御には、大きな遅れが生じる。このため、主蒸
気温度が設定値に制御できない状態が発生し、結果とし
て温度上昇率も初期の目標より高くなってしまうことに
なる。
【0018】以上説明したとおり、蒸気発生量の少ない
ガスタービンの出力が低い運転状態においては、主蒸気
温度の上昇率は排気ガスの温度上昇率と同等の温度変化
となる。蒸気温度一定値制御の場合は、従来技術でも蒸
気温度制御は可能であるが、排気ガスの温度上昇率と同
等の率で蒸気温度が上昇するような場合には、従来の蒸
気温度制御では、蒸気温度の上昇率が蒸気タービンの許
容温度上昇率を上回ることがあり、そうなると蒸気ター
ビンの熱応力が異常に大きくなり寿命消費が大きくなる
ような不都合が生じる。
【0019】本発明の目的は、ガスタービンの負荷上昇
率(燃料投入量)を変更しないで主蒸気温度の上昇率を
蒸気タービンの許容範囲内に収め、プラントの起動時間
を長くすることなく蒸気タービンの寿命消費を最小限に
抑える主蒸気温度制御装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ガス
タービンの起動過程時に、主蒸気温度が所定の許容温度
変化率を超えて上昇しないように、ガスタービンの排ガ
ス温度に基づいて主蒸気温度を調節する主蒸気温度調節
装置を備えたものである。これにより、主蒸気温度の急
激な変化を防止し、蒸気タービンの熱応力許容範囲内に
収める。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、高圧蒸気温度調節装置は、ガスタービンの排ガスを
バイパスさせる排ガスバイパス流路と、排ガスバイパス
流路に設けられた排ガス流量調節用ダンパ開閉器と、高
圧蒸気を過熱する最終段の過熱器の排ガス入口側におけ
る排ガス温度を検出する排ガス温度検出器と、排ガス温
度検出器で検出された排ガス温度がその設定値になるよ
うに排ガス流量調節用ダンパ開閉器のダンパ開度を調節
する排ガス流量調節器とを備えたものである。
【0022】これにより、排ガス温度に応じて排ガス流
量調節用ダンパ開閉器を開閉し、過熱器を通過する排ガ
スの量を調節することによって主蒸気温度の急激な変化
を防止する。
【0023】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、高圧蒸気温度調節装置は、ガスタービンに圧縮空気
を供給するコンプレッサ中段からガスタービンの排ガス
中に圧縮空気を注入するための圧縮空気連絡管と、圧縮
空気連絡管に設けられた圧縮空気量調節用ダンパ開閉器
と、高圧蒸気を過熱する最終段の過熱器の排ガス入口側
における排ガス温度を検出する排ガス温度検出器と、排
ガス温度検出器で検出された排ガス温度がその設定値に
なるように圧縮空気量調節用ダンパ開閉器のダンパ開度
を調節する圧縮空気量調節器とを備えたものである。
【0024】これにより、排ガス温度に応じて排ガスに
注入する圧縮空気を調節し、過熱器を通過する排ガス温
度を調節することによって、主蒸気温度の急激な変化を
防止する。
【0025】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、高圧蒸気温度調節装置は、高圧蒸気を過熱する最終
段の過熱器の排ガス入口側における排ガス温度を検出す
る排ガス温度検出器と、排ガス温度がその設定値になる
ように高圧主蒸気減温器に供給するスプレー水の流量を
調節するスプレー水流量調節器とを備えたものである。
【0026】これにより、排ガス温度に応じてスプレー
水流量を補正することによって主蒸気温度の急激な変化
を防止する。
【0027】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、高圧蒸気温度調節装置は、最終段過熱器の蒸気出口
側に設けられた主蒸気減温器と、高圧蒸気を過熱する最
終段の過熱器の蒸気出口側の主蒸気温度がその設定値に
なるように主蒸気減温器に供給する最終段過熱器入口か
らのスプレー蒸気流量を調節する主蒸気温度調節器とを
備えたものである。
【0028】これにより、主蒸気温度に応じてスプレー
蒸気流量を調整し、最終過熱器蒸気出口主蒸気温度を制
御することによって主蒸気温度の急激な変化を防止す
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第1の実施の形態は、ガスタービン
の起動過程時に、主蒸気温度が所定の許容温度変化率を
超えて上昇しないように、ガスタービンの排ガス温度に
基づいて主蒸気温度を調節する主蒸気温度調節装置50
を備えたものである。そして、この高圧蒸気温度調節装
置50は、ガスタービンの排ガスをバイパスさせる排ガ
スバイパス流路41と、この排ガスバイパス流路41に
設けられた排ガス流量調節用ダンパ開閉器42と、高圧
蒸気を過熱する最終段の過熱器19の排ガス入口側にお
ける排ガス温度を検出する排ガス温度検出器33と、こ
の排ガス温度検出器33で検出された排ガス温度がその
設定値になるように排ガス流量調節用ダンパ開閉器42
のダンパ開度を調節する排ガス流量調節器34とから構
成されている。その他の構成は図9に示した従来例と同
一であるので、同一要素には同一符号を付しその説明を
省略する。
【0030】図1において、排熱回収ボイラ48の最終
段の過熱器である高圧第2段過熱器19の近傍に排ガス
温度検出器33を設け、また、ガスタービンからの排ガ
スが高圧第2段過熱器19をバイパスするように排ガス
バイパス流路41が設けられている。排ガスバイパス流
路41は高圧第2段過熱器19をバイパスして排熱回収
ボイラ48の高圧節炭器12や低圧節炭器2にガスター
ビンからの排ガスを導くと共に、直接煙突に導くことが
できるようになっている。
【0031】この排ガスバイパス流路41を流れる排ガ
ス流量は、排ガス流量調節用ダンパ開閉器42のダンパ
開度によって調整され、そのダンパ開度は排ガス流量調
節器34で調整される。図2に、この第1の実施の形態
における主蒸気温度調整の制御ブロック図を示す。図1
0に示した従来例に対し、排ガス温度と排ガス温度設定
値との偏差を排ガス流量調節器34に入力し、排ガス流
量調節器34にて排ガス流量調節用ダンパ開閉器42の
ダンパ開閉度指令値を算出し、排ガス流量調節用ダンパ
開閉器42のダンパ開度を制御する制御要素が追加され
ている。
【0032】これにより、排ガス温度が急激に上昇した
場合は、排ガス流量調節器34により排ガス流量調節用
ダンパ開閉器42のダンパ開度が開閉される。高圧主蒸
気温度調節スプレー弁25でのスプレー水注入による高
圧蒸気温度上昇の抑制の効果は、かなりの遅れを生じる
が、排ガス流量調節用ダンパ開閉器42のダンパ開度の
開閉による過熱蒸気への交換熱量減少の効果は徐々に現
れ、高圧主蒸気温度を蒸気温度設定値になるように作用
する。従って、主蒸気温度の急激な変化を防止すること
が可能となる。
【0033】以上のように、この第1の実施の形態で
は、最終段の過熱器である高圧第2段過熱器19をバイ
パスする排ガスバイパス流路41を設け、高圧第2段過
熱器19を通過する排ガス流量を調節するので、主蒸気
温度の急激な変化を防止することができる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態を示すブロック構
成図である。この第2の実施の形態は、ガスタービンか
らの排ガスに圧縮空気を注入して高圧第2段過熱器19
を通過する排ガス温度を調節することによって、主蒸気
温度の急激な変化を防止するようにしたものである。
【0035】すなわち、排熱回収ボイラ入口に圧縮空気
を注入する圧縮空気連絡管44を設け、この圧縮空気連
絡管44に設けられた圧縮空気量調節用ダンパ開閉器4
5のダンパ開度にて、高圧蒸気を過熱する最終段の過熱
器である第2段過熱器19に流入するガス温度を調節す
る。
【0036】図3において、ガスタービンに圧縮空気を
供給するコンプレッサ中段から、圧縮空気連絡管44を
介して圧縮空気が高圧蒸気温度調節装置50の圧縮空気
量調節用ダンパ開閉器45に供給される。圧縮空気量調
節用ダンパ開閉器45のダンパ開度は圧縮空気量調節器
43で調整される。すなわち、排ガス温度検出器33で
検出した高圧第2段過熱器19の排ガス入口側における
排ガス温度が、その設定値になるように、圧縮空気量調
節器43は圧縮空気量調節用ダンパ開閉器45のダンパ
開度を調節する。
【0037】図4に、第2の実施の形態による主蒸気温
度調整の制御ブロック図を示す。図10に示した従来例
に対し、排ガス温度と排ガス温度設定値との偏差を圧縮
空気量調節器43に入力し、圧縮空気量調節器43にて
圧縮空気量調節用ダンパ開閉器45のダンパ開閉度指令
値を算出し、圧縮空気量調節用ダンパ開閉器45のダン
パ開度を制御する制御要素が追加されている。
【0038】ガスタービンの排ガス温度が急激に上昇し
た場合は、スプレー水注入による高圧蒸気温度上昇の抑
制の効果はかなりの遅れを生じるが、排ガスへの圧縮空
気注入による過熱蒸気への交換熱減少の効果は徐々に現
れ、高圧主蒸気温度を蒸気温度設定値にするように作用
する。
【0039】このように、第2の実施の形態では、排ガ
スに圧縮空気を注入することによって、過熱器を通過す
る排ガス温度制御を行うので、排ガスから主蒸気への熱
交換量をも制御することになり、主蒸気温度の急激な変
化を抑制することができる。これにより、蒸気温度の上
昇を抑制することができ、変化率制限を必要とする場合
でもその温度制御が可能である。
【0040】図5は、本発明の第3の実施の形態を示す
ブロック構成図である。この第3の実施の形態は、排ガ
ス温度に応じて、高圧主蒸気温度調節スプレー弁25の
開度を調節し、高圧主蒸気減温器23でのスプレー水流
量を補正するようにしたものである。
【0041】高圧蒸気温度調節装置50は、高圧蒸気を
過熱する最終段の過熱器である第2段過熱器19の排ガ
ス入口側における排ガス温度を検出する排ガス温度検出
器33と、排ガス温度がその設定値になるように高圧主
蒸気減温器23に供給するスプレー水の流量を調節する
スプレー水流量調節器46とを備えている。
【0042】すなわち、排ガス温度に応じて、スプレー
水流量調節器46にて高圧主蒸気温度調節スプレー弁2
5を調節し、高圧主蒸気減温器23のスプレー水量を補
正し、主蒸気温度の急激な変化を防止する。このよう
に、スプレー水流量調節器46にて高圧第1段過熱器1
8と高圧第2段過熱器19との間の高圧主蒸気減温器2
3へのスプレー水量制御を行えば、主蒸気温度に基づい
て高圧主蒸気減温器23のスプレー水量を調節する場合
に比べ、高圧第2段過熱器19の熱容量による遅れが回
避できるので、制御応答を早くすることができる。
【0043】図6に、第3の実施の形態による主蒸気温
度調整の制御ブロック図を示す。図10に示した従来例
に対し、高圧主蒸気温度調節スプレー弁25の制御に、
主蒸気温度及びその設定値に代えて、排ガス温度及びそ
の設定値を用いている。排ガス温度とその設定値との偏
差は、排ガス温度制御器40に入力され、その偏差に基
づいて高圧主蒸気温度調節スプレー弁25の弁開度指令
が演算される。そして、高圧主蒸気温度調節スプレー弁
演算器36からの出力信号とのうち小さい方が低値優先
回路38で選択されて高圧主蒸気温度調節スプレー弁2
5の弁開度指令となる。
【0044】排ガス温度が急激に上昇した場合は、排ガ
ス温度制御器40によりスプレー流量が調節される。ス
プレー水注入による高圧蒸気温度上昇の抑制の効果は、
かなりの遅れを生じるが、スプレー水注入による過熱蒸
気への交換熱減少の効果は徐々に現れ、高圧主蒸気温度
を蒸気温度設定値にするように作用する。
【0045】このように、第3の実施の形態では、排ガ
ス温度により高圧主蒸気減温器23へのスプレー流量を
調節して先行的に熱交換量を減少させるので、蒸気温度
の上昇を抑制することができ、変化率制限を必要とする
場合でも、目的の温度制御が可能である。
【0046】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は本発明の第4の実施の形態を示すブロック構
成図である。この第4の実施の形態は、図5に示した第
3の実施の形態に対し、主蒸気温度調節器32と主蒸気
減温器47を新たに設け、主蒸気減温器47へのスプレ
ー蒸気は、過熱器バイパス蒸気管30からの蒸気を用い
るようにしたものである。そして、主蒸気温度調節器3
2は高圧主蒸気管20の主蒸気温度に応じてスプレー蒸
気流量を調整し、最終段の過熱器である高圧第2段過熱
器19の蒸気出口主蒸気温度を制御することによって主
蒸気温度の急激な変化を防止する。
【0047】図7において、高圧蒸気温度調節装置50
は、高圧蒸気を過熱する最終段の過熱器である第2段過
熱器19の排ガス入口側における排ガス温度を検出する
排ガス温度検出器33と、排ガス温度がその設定値にな
るように高圧主蒸気減温器23に供給するスプレー水の
流量を調節するスプレー水流量調節器46と、さらに、
高圧第2段過熱器19の蒸気出口側に設けられた主蒸気
減温器47と、高圧第2段過熱器19の蒸気出口側の主
蒸気温度がその設定値になるように主蒸気減温器47に
供給する高圧第2段過熱器19の入口からのスプレー蒸
気流量を調節する主蒸気温度調節器32とを備えてい
る。
【0048】このように、主蒸気温度調節器32によっ
て、高圧第2段過熱器19の出口の主蒸気減温器47へ
のスプレー蒸気量制御を行えば、高圧第1段過熱器18
と高圧第2段過熱器19との間へのスプレー水量制御と
比べ、高圧第2段過熱器19の熱容量及び熱交換による
遅れが回避できるので、制御応答を早くすることができ
る。
【0049】図8に、第4の実施の形態による主蒸気温
度調整の制御ブロック図を示す。図6に示した第3の実
施の形態に対し、高圧主蒸気管20の高圧主蒸気温度と
その設定値との偏差に基づいて主蒸気温度調節弁31を
調節する主蒸気温度調節器32が追加して設けられてい
る。高圧主蒸気温度とその設定値との偏差は主蒸気温度
調節器32の微分器39に入力され、高圧主蒸気温度の
変化率が演算され、その変化率に基づいて主蒸気温度調
整弁開度演算器49は、主蒸気温度調整弁31の弁開度
を演算する。
【0050】排ガス温度が急激に上昇した場合は、排ガ
ス温度制御器40により高圧主蒸気温度調節スプレー弁
25の弁開度指令が演算され、高温第2段減温器23へ
スプレー水が注入される。同時に、微分器39によって
微分された温度偏差も急激に上昇するため、主蒸気温度
調節器32は主蒸気減温器47のスプレー蒸気流量を増
加させる。この時、スプレー水注入による高圧蒸気温度
上昇の抑制の効果は、かなりの遅れを生じるが、主蒸気
減温器47へのスプレー蒸気注入による過熱蒸気への交
換熱量減少の効果は徐々に現れ、高圧主蒸気温度を蒸気
温度設定値にするように作用する。
【0051】この第4の実施の形態によれば、高圧主蒸
気(過熱蒸気)の熱交換量を主蒸気温度偏差の微分値に
より求め、主蒸気温度調節器32で高圧第2段過熱器1
9の蒸気出口側の主蒸気減温器47にスプレー蒸気を注
入して熱交換量を減少させるので、蒸気温度の上昇を抑
制することができ、変化率制限を必要とする場合でも主
蒸気温度制御が可能である。
【0052】
【発明の効果】以上の説明したように、請求項1の発明
によれば、排熱回収ボイラから発生する主蒸気温度の温
度上昇率を許容範囲内に収め、蒸気タービンに熱応力を
与えることがなくなるので、蒸気タービンの寿命消費を
最小限に抑えることができる。
【0053】請求項2の発明によれば、排ガスを分岐し
て給水との熱交換量を減少させるので、適正な排ガス量
で熱交換できる。したがって、蒸気温度の過度の上昇を
抑制することができ、蒸気温度に変化率制限を必要とす
る場合でも適正な温度制御が可能である。
【0054】請求項3の発明によれば、排ガスに圧縮空
気を注入して給水との熱交換量を減少させるので、蒸気
温度の上昇を抑制することができ、蒸気温度に変化率制
限を必要とする場合でも適正な温度制御が可能である。
【0055】請求項4の発明によれば、排ガス温度調節
装置でスプレー流量を調節して熱交換量を現象させるの
で、先行的に蒸気温度の上昇を抑制することができ、蒸
気温度に変化率制限を必要とする場合でも適正な温度制
御が可能である。
【0056】請求項5の発明によれば、高温蒸気の熱交
換量を蒸気温度偏差の微分値により求め、主蒸気温度調
節器で最終段過熱器の蒸気出口側に設けられた主蒸気減
温器にスプレー蒸気を注入して熱交換量を減少させるの
で、蒸気温度の上昇を先行的に抑制することができる。
したがって、蒸気温度に変化率制限を必要とする場合で
も適正な蒸気温度制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック構成
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による主蒸気温度調
整の制御ブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック構成
図。
【図4】本発明の第2の実施の形態による主蒸気温度調
整の制御ブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すブロック構成
図。
【図6】本発明の第3の実施の形態による主蒸気温度調
整の制御ブロック図。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示すブロック構成
図。
【図8】本発明の第4の実施の形態による主蒸気温度調
整の制御ブロック図。
【図9】従来例を示すブロック構成図。
【図10】従来例による主蒸気温度調整の制御ブロック
図。
【符号の説明】
1 低圧給水管 2 低圧節炭器 3 高圧給水ポンプ吸込管 4 低圧連絡管 5 低圧給水調節弁 6 高圧給水ポンプ 7 高圧給水管 8 低圧蒸気ドラム 9 低圧蒸発器 10 低圧蒸気連絡管 11 低圧過熱器 12 高圧節炭器 13 高圧連絡管 14 高圧給水調節弁 15 高圧蒸気ドラム 16 高圧蒸発器 17 高圧蒸気連絡管 18 高圧第1段過熱器 19 高圧第2段過熱器 20 高圧主蒸気管 21 第1の再熱器 22 第2の再熱器 23 高圧主蒸気減温器 24 減温給水管 25 高圧主蒸気温度調節スプレー弁 26 再熱蒸気減温器 27 再熱蒸気温度調節弁 28 低圧節炭器入口給水温度調節管 29 低圧給水温度調節弁 30 過熱器バイパス蒸気管 31 主蒸気温度調節弁 32 主蒸気温度調節器 33 排ガス温度検出器 34 排ガス流量調節器 35 関数発生器 36 高圧主蒸気温度調節スプレー弁開度演算器 37 主蒸気温度制御器 38 低値優先回路 39 微分器 40 排ガス温度制御器 41 排ガスバイパス流路 42 排ガス流量調節用ダンパ開閉器 43 圧縮空気量調節器 44 圧縮空気連絡管 45 圧縮空気量調節用ダンパ開閉器 46 スプレー水量調節器 47 主蒸気減温器 48 排熱回収ボイラ 49 主蒸気温度調節弁開度演算器 50 主蒸気温度調整装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンからの排ガスで高圧蒸気及
    び低圧蒸気を発生させ過熱器で過熱して蒸気タービンに
    供給する排熱回収ボイラの前記高圧蒸気を過熱して得ら
    れる主蒸気温度を高圧主蒸気減温器にスプレー水を供給
    して制御する主蒸気温度制御装置において、前記ガスタ
    ービンの起動過程時に、前記主蒸気温度が所定の許容温
    度変化率を超えて上昇しないように、前記ガスタービン
    の排ガス温度に基づいて前記主蒸気温度を調節する主蒸
    気温度調節装置を備えたことを特徴とする主蒸気温度制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記高圧蒸気温度調節装置は、前記ガス
    タービンの排ガスをバイパスさせる排ガスバイパス流路
    と、前記排ガスバイパス流路に設けられた排ガス流量調
    節用ダンパ開閉器と、前記高圧蒸気を過熱する最終段の
    過熱器の排ガス入口側における排ガス温度を検出する排
    ガス温度検出器と、前記排ガス温度検出器で検出された
    排ガス温度が所定の設定値になるように前記排ガス流量
    調節用ダンパ開閉器のダンパ開度を調節する排ガス流量
    調節器とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の主
    蒸気温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記高圧蒸気温度調節装置は、前記ガス
    タービンに圧縮空気を供給するコンプレッサ中段から前
    記ガスタービンの排ガス中に圧縮空気を注入するための
    圧縮空気連絡管と、前記圧縮空気連絡管に設けられた圧
    縮空気量調節用ダンパ開閉器と、前記高圧蒸気を過熱す
    る最終段の過熱器の排ガス入口側における排ガス温度を
    検出する排ガス温度検出器と、前記排ガス温度検出器で
    検出された排ガス温度が所定の設定値になるように前記
    圧縮空気量調節用ダンパ開閉器のダンパ開度を調節する
    圧縮空気量調節器とを備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の主蒸気温度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記高圧蒸気温度調節装置は、前記高圧
    蒸気を過熱する最終段の過熱器の排ガス入口側における
    排ガス温度を検出する排ガス温度検出器と、前記排ガス
    温度が所定の設定値になるように前記高圧主蒸気減温器
    に供給するスプレー水の流量を調節するスプレー水流量
    調節器とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の主
    蒸気温度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記高圧蒸気温度調節装置は、前記最終
    段過熱器の蒸気出口側に設けられた主蒸気減温器と、前
    記高圧蒸気を過熱する最終段の過熱器の蒸気出口側の主
    蒸気温度が所定の設定値になるように前記主蒸気減温器
    に供給する前記最終段過熱器入口からのスプレー蒸気流
    量を調節する主蒸気温度調節器とを備えたことを特徴と
    する請求項4に記載の主蒸気温度制御装置。
JP6383896A 1996-01-19 1996-01-19 主蒸気温度制御装置 Pending JPH09195718A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7797921B2 (en) 2004-10-20 2010-09-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control apparatus of extracted air booster system of integrated gasification combined cycle power plant
CN105804810A (zh) * 2016-03-11 2016-07-27 大唐淮南洛河发电厂 一种火力发电机组运行调控方法

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