JPH09195203A - 結合アンカ用の係止スリーブ、及びその耐食性固定方法 - Google Patents

結合アンカ用の係止スリーブ、及びその耐食性固定方法

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JPH09195203A
JPH09195203A JP9007575A JP757597A JPH09195203A JP H09195203 A JPH09195203 A JP H09195203A JP 9007575 A JP9007575 A JP 9007575A JP 757597 A JP757597 A JP 757597A JP H09195203 A JPH09195203 A JP H09195203A
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sleeve
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
    • F16B13/141Fixing plugs in holes by the use of settable material
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
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    • E01B9/00Fastening rails on sleepers, or the like

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート製枕木においても耐水強度に優
れた結合構造を形成することができ、初回の固定のみな
らず、腐食した固定部材の修復にも使用可能な結合アン
カと、その結合アンカを使用して耐食性結合を形成する
ための固定方法とを実現するものである。 【解決手段】 本発明による結合アンカ用の係止スリー
ブは、有機及び/又は無機のモルタル(M)を用いてコ
ンクリート製枕木等の基材(G)中の受孔(B)内に係
止可能であると共に、後端領域(4)に荷重負荷手段
(6)を有する内ねじスリーブ(2)を具える。内ねじ
スリーブ(2)の前端領域(3)には、その前端領域
(3)の遊端を液密に閉鎖するための2個の閉鎖素子
(7,9)が設けられている。これらの閉鎖素子は、前
後に同軸配置されて相互に押圧可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、有機及び/又は無機のモルタル
を用いてコンクリート製枕木などの基材に設けた受孔に
係止可能であると共に、一方の後端部領域に把持手段を
具える内ねじスリーブを具える結合アンカの係止スリー
ブに関するものである。また、本発明は、このような結
合アンカーを有機及び/又は無機のモルタルにより受孔
内に固定するための耐食性固定方法に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】例えば、鉄道網や地下鉄などの軌道交通シ
ステムにおける軌道を支持するために、多くのコンクリ
ート製枕木が使用されている。通常は、軌道をコンクリ
ート製枕木に対してねじ釘よりなる固定素子を用いて固
定する。さらに、ねじ釘を係止スリーブに固定し、この
係止スリーブは、多くの場合には有機及び/又は無機の
モルタルを用いてコンクリート製枕木の受孔に係止す
る。このような結合アンカによる固定は、特に、時間の
経過と共に多かれ少なかれ腐食した軌道固定部分の事後
的な修復に用いられる。軌道システムは野外で雨や雪
に、また、地下鉄等の地下構造物においては湿気に曝さ
れる。雨、雪、結露水等の水分は受孔に集まり、ねじ込
まれた固定素子を急速に腐食させる。また、受孔内に侵
入した水分が寒冷時に凍結してコンクリート製枕木を破
砕することもある。
【0003】
【発明の開示】したがって、本発明の課題は、既知の固
定システムにおける欠点を解消することのできる結合ア
ンカシステムを提案することにある。また、コンクリー
ト製枕木においても耐水強度に優れた結合構造を形成可
能とする結合アンカを提案するものである。さらに、初
回の固定のみならず、腐食した固定部材の修復にも使用
可能な結合アンカと、その結合アンカを使用して耐食性
結合構造を形成するための固定方法とを実現するもので
ある。
【0004】上記課題を解決するため、本発明は、請求
項1に記載の構造的特徴を有する係止スリーブと、請求
項9に記載された工程の結合を特徴とする耐食性固定方
法を提案するものである。
【0005】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
結合アンカー用の係止スリーブとして、有機及び/又は
無機のモルタルによりコンクリート製枕木等の基材に予
め設けられた受孔内で係止可能であると共に一方の端部
に荷重負荷手段を有する内ねじスリーブを具える係止ス
リーブが実現される。この係止スリーブは、内ねじスリ
ーブの前端領域に当該前端領域の遊端を液密に閉鎖する
ための2個の閉鎖素子を具え、これら閉鎖素子は前後に
同軸配置されて相互に押圧可能とされている。このよう
に構成したことにより係止スリーブを、そのために形成
された受孔内に係止することが可能である。受孔を特別
に設けることの意義は、その受孔が、ドリル孔の底部か
らコンクリート製枕木等の基材の背面まで延在する排水
孔を具え、受孔内にたまった水を当該排水孔から排出し
得ることである。
【0006】係止スリーブは、流動性を有する有機及び
/又は無機のモルタルにより係止することが可能であ
る。通常、モルタルは受孔から排水孔を経て流出する。
これに対して、本発明による係止スリーブによればモル
タルの流出を効果的に阻止することが可能である。本発
明による係止スリーブは前後に同軸配置された2個の閉
鎖素子を具え、これら閉鎖素子は受孔の底部に向いた端
部を液密に閉鎖すると共に相互に押圧される。これによ
り、先ず排水孔が閉鎖されるため、モルタルの流出が阻
止される。第2の閉鎖素子の作用によりモルタルは係止
スリーブ内にも進入できず、その結果、固定素子の導入
・固定が阻される。次に、閉鎖素子を再び開放して結合
アンカーをセットした状態では排水孔が再び開放され
る。
【0007】本発明による有利な一実施例において、閉
鎖素子は、内ねじスリーブの前端領域の遊端に結合され
た閉鎖部分と、前記遊端に装着可能な鉢状の閉鎖キャッ
プとを具え、該閉鎖キャップは押抜き可能な底部領域を
含んでいる。装着可能な閉鎖キャップは外側の閉鎖素子
であり、この閉鎖素子はモルタルの流出を防止するため
に排水孔を閉鎖する機能を発揮する。他方、押抜き可能
な閉鎖部分は係止スリーブの第2の端部と結合して、モ
ルタルの侵入を阻止するために係止スリーブを閉鎖する
機能を発揮する。閉鎖キャップの底部領域は、係止スリ
ーブの第2の端部により押抜かれ、排水孔を通過して脱
落する。モルタルが硬化した後、閉鎖部分を係止スリー
ブの第2の端部領域内で押抜くことにより、係止スリー
ブから排水孔への自由な通過が保証される。かくして、
係止スリーブ内に侵入した水分を排出することができ、
係止スリーブ内に固定された固定素子が腐食する可能性
を著しく低下させることが可能となる。
【0008】係止スリーブにより閉鎖キャップの底部領
域を排水孔中に容易に押抜き可能とするため、内ねじス
リーブを後端領域よりも前端領域において小径とし、か
つ、閉鎖キャップは摩擦結合により内ねじスリーブの前
端領域における遊端の外周に保持する。これにより、閉
鎖キャップの底部領域を押圧した後、係止スリーブにお
ける大径の前端領域を受孔から排水孔への遷移領域に至
るまで貫通孔内に押し込むことができる。閉鎖キャップ
は摩擦結合によって係止スリーブの第2の端部の外周に
保持するのが有利である。これにより、閉鎖キャップの
紛失が防止され、しかも、係止スリーブによって受孔内
に容易に導入することができ、併せて、排水孔に向けて
変位させることが可能である。
【0009】内ねじスリーブと結合した閉鎖部分の最大
径は、閉鎖キャップの押抜き可能な底部領域の直径より
も小とするのが有利である。すなわちり、圧潰した閉鎖
部分が排水孔を経て落下し、排水孔を再び閉鎖すること
がなくなるからである。
【0010】閉鎖部分に、係止スリーブ内部において遊
端から把持手段の領域まで延在する延長部を設けるのが
有利である。この延長部により、閉鎖部分は予定破断箇
所において係止スリーブから分離する。閉鎖部分は、例
えばアンカーロッドやねじボルトの締結過程等、固定素
子を導入する間に押し抜くのが有利である。
【0011】閉鎖キャップの最大径は、底部領域を押抜
くことなく、予め設けた受孔内に閉鎖キャップを挿入可
能とすると共にそこで摩擦結合により保持し、受孔の内
壁と閉鎖キャップとの間の摩擦結合力が閉鎖キャップと
内ねじスリーブにおける前端領域の遊端との間の摩擦結
合力よりも大となるように設定するのが有利である。こ
れにより、係止スリーブを受孔から引き出す際に閉鎖キ
ャップが前端部から外れて排水孔の入口上方に止まる。
【0012】上述した係止スリーブは、ドリル孔の底部
に排水孔を有する受孔内に係止するための結合アンカ用
として設計されたものである。これは、新品としての初
回の固定を対象としているが、腐食した既設構造の補修
に適用することも可能である。この種の結合アンカーの
場合、係止スリーブは内ねじを有するプラスチックスリ
ーブで構成し、かつ、固定素子は枕木用のねじ釘で構成
するのが好適である。
【0013】本発明は、係止スリーブと、該係止スリー
ブ内に固定可能な固定素子とを具える前記結合アンカ
を、予め設けられた受孔内に有機及び/又は無機のモル
タルにより係止して耐食性の固定構造を形成する方法と
して、前記受孔を形成した後にドリル孔底部に小径の排
水孔を設ける工程と、係止スリーブを、予め設けられた
受孔内に導入し、ドリル孔底部における排水孔の入口ま
で閉鎖部分を前進させる工程と、係止スリーブを受孔か
ら引き出すことにより、閉鎖キャップを係止スリーブの
前端領域の遊端から外して、ドリル孔底部における排水
孔を液密に閉鎖する工程と、有機及び/又は無機のモル
タルを受孔内に導入する工程と、閉鎖キャップが外され
た係止スリーブを受孔内に完全に進入させ、閉鎖キャッ
プの底部領域を排水孔に対して押圧する工程と、前記モ
ルタルを硬化させる工程と、固定すべき対象物を配置/
調整した後、固定素子を係止スリーブ内に導入して固定
し、閉鎖部分を係止スリーブの前端領域における遊端で
圧潰して開放した排水孔内に進入させて排水孔を開放す
る工程と、を具える耐食性固定方法を提供するものでも
ある。
【0014】本発明による方法は容易に実施可能であ
り、論理的に結合された工程を特徴としている。また、
必要な構成要素を最小限に抑えることができる。形成し
た排水孔を閉鎖するためには、閉鎖キャップを装着した
係止スリーブを予め設けられた受孔内に導入して排水孔
の入口まで閉鎖部分を前進させるだけで良い。閉鎖キャ
ップが受孔から排水孔への遷移領域に接すると、所望の
最終位置が達成される。係止スリーブを受孔から引き出
す際、閉鎖キャップは係止スリーブの前端部から外され
て所望の位置に止まる。受孔内に導入されたモルタル
は、排水孔が閉鎖されているために流出し得ない。モル
タルを充填した受孔に係止スリーブを再度導入する間、
閉鎖キャップの底部領域は押抜かれる。しかし、その時
点では排水孔が未だ開放されておらず、係止スリーブに
よって閉鎖されている。モルタルが硬化した後に、固定
素子を係止スリーブ内に導入して固定する。その際に閉
鎖部分は、係止スリーブの第2の端部により押圧されて
開放される。本発明の方法は、上述した本発明の結合ア
ンカーの構成と結合して有用性を発揮するものであり、
特に、結合アンカーの構成部分のみにより排水孔の閉鎖
および再度の開放を達成できる点で有利である。
【0015】本発明の方法は、受孔及び排水孔を、軌道
車両用の軌道を支持するためのコンクリート製枕木に形
成する固定方法に特に好適である。受孔及び係止スリー
ブ内に侵入した水分は、排水孔を経て流出させることが
可能である。その結果、腐食の可能性が低減し、受孔内
で凍結した水分がコンクリート製枕木を破壊する事態を
回避することが可能である。
【0016】
【最良の実施形態】以下、本発明を図示実施例について
一層具体的に詳述する。
【0017】図1に例示した結合アンカの係止スリーブ
は、全体が参照数字1で表わされている。係止スリーブ
1は、貫通孔5を有する内ねじスリーブ2を具え、この
内ねじスリーブは前端領域3と後端領域4とを有してい
る。前端領域3の外径は、後端領域4の外径よりも小と
する。内ねじスリーブの後端領域4には、内ねじ6より
なる荷重負荷手段を設ける。内ねじスリーブの後端領域
4は円筒形状に形成することができる。後端領域は、図
示のように、肩部11を形成しつつ前端領域3に向けて円
錐形状を呈する形状とすることもできる。後端領域4の
外周に複数のリブを設けて、受孔内におけるモルタルに
よる結合を強化することができる。小径の前端スリーブ
領域3は円錐形状とすることができるが、前端領域の遊
端に向けて円錐形状とすることも可能である。
【0018】内ねじスリーブ2の前端領域3における遊
端には、互いに同軸配置した2個の閉鎖素子を設ける。
これらの閉鎖素子は、予定破断箇所を介して前端領域3
の遊端と結合した閉鎖部分7と、ほぼ鉢状を呈する閉鎖
キャップ9とから形成する。この閉鎖キャップは9は前
端領域3の遊端に装着可能であると共にそこで摩擦結合
によって保持される。閉鎖キャップ9は、押抜き可能な
底部領域10を具える。他方、閉鎖部分7は、図示のよう
に後端スリーブ領域4まで延在させ、荷重負荷手段6に
向けて突出した延長部を具える構成とするのが有利であ
る。この延長部の機能について更に詳述する。内ねじス
リーブ2と閉鎖素子7〜10とは、プラスチックから形成
するのが有利である。
【0019】図2は、基材Gの受孔B内に挿入した係止
スリーブ1を示している。基材Gは、例えば、軌道車両
用の軌道を支えるコンクリート製枕木とする。受孔B内
に挿入した固定素子が受孔に集まる雨水によって腐食し
て本来の機能を発揮しなくなることを防止するため、受
孔Bには排水孔Wが形成されている。排水孔Wは受孔B
の底部からコンクリート製枕木Gの背面Hまで通じるも
のとする。排水孔の断面積は、受孔Bの断面積よりも小
とする。広い受孔Bと直径の小さい排水孔Wとの遷移領
域には、受孔Bに挿入した係止スリーブ1の深度ストッ
パとする肩部Sが位置する。係止スリーブ1は、閉鎖キ
ャップ9が肩部Sに接するまで受孔B内に進入させる。
【0020】図示実施例における閉鎖キャップ9は、そ
の後端縁部で最大径となる。この最大径を適切に設定す
ることにより、受孔Bの内壁と閉鎖キャップ9との摩擦
結合力は、内ねじスリーブ2の前端領域3と閉鎖キャッ
プ9との摩擦結合力よりも大とする。このようにして、
閉鎖キャップ9を内ねじスリーブ2の前端領域3の遊端
から確実に離脱させつつ、閉鎖部分7によって閉鎖した
内ねじスリーブ2を再び受孔Bから引き出すことができ
る。この過程は図3に示すとおりである。図示のよう
に、閉鎖キャップ9が止まる位置では閉鎖キャップが排
水孔Wを液密に閉鎖する。このようにして、流動性を有
する有機及び/又は無機のモルタルMを留置するため
に、受孔Bの排水孔Wを閉鎖状態とする。図4に示すよ
うに、モルタルアプリケータのノズルEから受孔Bに導
入される。閉鎖キャップ9は排水孔Wを閉鎖し、受孔B
内に導入したモルタルMの流出を防止する。
【0021】受孔内Bに十分な量のモルタルMが充填さ
れると、図5に示すように、内ねじスリーブ2を再び受
孔B内に進入させる。その際、内ねじスリーブ2の前端
領域3における遊端の閉鎖部分7は、モルタルMが内ね
じスリーブ2の孔5内に流入するのを防止する。この場
合、前端領域3の遊端が閉鎖キャップ9の底部10を押圧
するまで、 内ねじスリーブは受孔B内に変位する。内ね
じスリーブ2の前端領域3の外径を押抜き可能な底部10
の直径に適合させることにより、 排水孔Wは閉鎖キャッ
プ9の底部10が押圧されるとスリーブ自体で液密化さ
れ、モルタルMの流出を阻止する。その際、内ねじスリ
ーブ2の後端領域4と前端領域3との遷移領域における
肩部11は、 底無しとなった閉鎖キャップ9を介して、受
孔Bと小径の排水孔Wとの遷移領域における肩部Sに当
接する。
【0022】図6は、モルタルが固化した状態における
本発明の係止スリーブ1を示している。すなわち、受孔
B内に導入したモルタルMが硬化して、内ねじスリーブ
2と孔の内壁とに結合する。例えば、雨水の自由な流れ
を可能とするために、内ねじスリーブ2は排水孔Wに向
けて開放しなければならない。これを自動的に達成可能
とするため、例えば、ねじ釘とする固定素子Fを内ねじ
スリーブ2にねじ込み、例えば、レールRをコンクリー
ト製枕木Gに固定するのが有利である。固定工程の間、
ドリル孔の底部に向いた固定素子Fの前端は、閉鎖部分
7から突出した延長部8に衝突する。固定素子Fをねじ
込むと、延長部8は排水孔の方向に押圧される。その
際、前端領域3の遊端と閉鎖部分7との結合が開放され
る。延長部と、これと一体化した閉鎖部分とが排水孔W
に落下して、排水孔を開放させる。例えば、係止スリー
ブ1に侵入した雨水は、排水孔Wから流出することがで
きる。
【0023】図示実施例に基づいて説明した本発明の係
止スリーブは、特に、軌道車両用の軌道を結合アンカに
よってコンクリート製枕木に固定するのに適している。
その場合、排水孔を有する受孔における最初の固定構造
とすることも可能であるが、既に腐食した固定構造を事
後的に修復する際にも使用できる。この場合には、既存
の固定構造のドリル加工を施し、新たに形成した受孔に
排水孔を設けることができる。排水孔により、受孔内に
侵入した水を流出させることができる。係止スリーブ
は、流動性を有する有機及び/又は無機のモルタルを用
いて係止する。このモルタルは、従来構造の場合には受
孔から排水孔を通じて流出することになるが、本発明の
係止スリーブの場合には流出が阻止される。係止スリー
ブは相前後させて同軸配置した2個の閉鎖素子を具え、
これら閉鎖素子はドリル孔の底部に向いた第二の端部を
液密に閉鎖すると共に、互いに押圧することが可能であ
る。その場合、排水孔が閉鎖するためにモルタルは排水
孔に流出し得ない。第二の閉鎖素子により、モルタルが
係止スリーブ内に侵入して固定素子の進入及び固定を阻
止する事態を回避することが可能である。閉鎖素子が再
び開放するため、排水孔は結合アンカを装着した状態で
は開放状態を維持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例による係止スリーブ
を示す断面図である。
【図2】図2は、図1の係止スリーブを排水孔が設けら
れた受孔内に進入させた状態を示す断面図である。
【図3】図3は、図2の係止スリーブを閉鎖キャップを
離脱させた状態で示す断面図である。
【図4】図4は、排水孔を閉鎖するための閉鎖キャップ
を受孔内へのモルタル充填状態で示す断面図である。
【図5】図5は、図1〜図3の受孔内における係止スリ
ーブとを、閉鎖キャップからの底部領域の押し抜き状態
で示す断面図である。
【図6】図6は、図5の係止スリーブを、ねじ込まれた
固定素子および押し抜かれた閉鎖部分とともに示す断面
図である。
【符号の説明】
1 係止スリーブ 2 内ねじスリーブ 3 前端領域 4 後端領域 5 貫通孔 6 荷重負荷手段 7 閉鎖部分 8 延長部 9 閉鎖キャップ 10 押抜き可能な底部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機及び/又は無機のモルタル(M)を
    用いてコンクリート製枕木等の基材(G)中の受孔
    (B)内に係止可能であると共に、後端領域(4)に荷
    重負荷手段(6)を有する内ねじスリーブ(2)を具え
    る結合アンカ用の係止スリーブにおいて、内ねじスリー
    ブ(2)の前端領域(3)に当該前端領域(3)の遊端
    を液密に閉鎖するための2個の閉鎖素子(7,9)を設
    け、これら閉鎖素子を前後に同軸配置して相互に押圧可
    能としたことを特徴とする係止スリーブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の係止スリーブにおいて、
    前記閉鎖素子は、内ねじスリーブ(2)における前端領
    域(3)の遊端に結合された閉鎖部分(7)と、前記遊
    端に装着可能な鉢状の閉鎖キャップ(9)とを具え、該
    閉鎖キャップは押抜き可能な底部領域(10)を含むこと
    を特徴とする係止スリーブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の係止スリーブにおいて、
    内ねじスリーブ(2)を後端領域(4)よりも前端領域
    (3)において小径とし、かつ、閉鎖キャップ(9)を
    摩擦結合により内ねじスリーブ(2)の前端領域(3)
    における遊端の外周に保持することを特徴とする係止ス
    リーブ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の係止スリーブに
    おいて、内ねじスリーブ(2)と結合した閉鎖部分
    (7)の最大径を、閉鎖キャップ(9)における押抜き
    可能な底部領域(10)の直径よりも小としたことを特徴
    とする係止スリーブ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の係止スリーブにおいて、
    閉鎖部分(7)に、スリーブ内部で遊端から把持手段
    (6)の領域まで延在する延長部(8)を設けたことを
    特徴とする係止スリーブ。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか一項に記載の係
    止スリーブにおいて、閉鎖キャップ(9)の最大径を、
    予め設けた受孔(B)内に閉鎖キャップ(9)を、底部
    領域(10)を押し抜くことなく挿入可能とすると共にそ
    こで摩擦結合により保持し、受孔(B)の内壁と閉鎖キ
    ャップ(9)との間の摩擦結合力が閉鎖キャップ(9)
    と内ねじスリーブにおける前端領域(3)の遊端との間
    の摩擦結合力よりも大となるように設定したことを特徴
    とする係止スリーブ。
  7. 【請求項7】 ドリル孔の底部に排水孔を有する受孔内
    に係止するための結合アンカであって、請求項1〜6の
    いずれか一項に記載の係止スリーブ(1)と、該係止ス
    リーブ(1)内に固定しうる固定素子(F)とを具える
    ことを特徴とする結合アンカ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の結合アンカにおいて、係
    止スリーブ(1)を内ねじを有するプラスチックスリー
    ブで構成し、かつ、固定素子(F)は枕木用のねじ釘で
    構成したことを特徴とする結合アンカ。
  9. 【請求項9】 係止スリーブ(1)と、該係止スリーブ
    (1)内に固定可能な固定素子(F)とを具える請求項
    7又は8に記載の結合アンカを、予め設けられた受孔
    (B)内に有機及び/又は無機のモルタル(M)により
    係止して耐食性結合構造を形成する方法であって、 前記受孔(B)を形成した後にドリル孔底部に小径の排
    水孔(W)を設ける工程と、 請求項1〜6のいずれか一項に記載の係止スリーブ
    (1)を、予め設けられた受孔(B)内に導入し、その
    閉鎖キャップ(9)をドリル孔底部における排水孔
    (W)の入口まで前進させる工程と、 係止スリーブ(1)を受孔(B)から引き出すことによ
    り閉鎖キャップ(9)を係止スリーブの前端領域(3)
    の遊端から離脱させて、ドリル孔底部における排水孔
    (W)を液密に閉鎖する工程と、 有機及び/又は無機のモルタル(M)を受孔(B)内に
    導入する工程と、 閉鎖キャップ(9)を離脱させて係止スリーブ(1)を
    受孔(B)内に完全に進入させ、閉鎖キャップ(9)の
    底部領域(10)を排水孔(W)に対して押圧する工程
    と、 前記モルタル(M)を硬化させる工程と、 固定すべき対象物(R)を配置/調整した後、固定素子
    (F)を係止スリーブ(1)内に導入して固定し、閉鎖
    部分を係止スリーブ(1)の前端領域(3)における遊
    端で推し抜くことにより開放した排水孔(W)内に進入
    させて排水孔(W)を開放する工程と、を具えることを
    特徴とする耐食性固定方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の固定方法において、受
    孔(B)及び排水孔(W)を、軌道車両用の軌道を支持
    するためのコンクリート製枕木に形成することを特徴と
    する固定方法。
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