JPH09194371A - 皮膚疾患の治療のための局所組成物 - Google Patents

皮膚疾患の治療のための局所組成物

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JPH09194371A
JPH09194371A JP9002503A JP250397A JPH09194371A JP H09194371 A JPH09194371 A JP H09194371A JP 9002503 A JP9002503 A JP 9002503A JP 250397 A JP250397 A JP 250397A JP H09194371 A JPH09194371 A JP H09194371A
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phenyl
lower alkyl
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hydrogen
gel
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JP9002503A
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William Taylor Peter
ウィリアム テイラー ピーター
Judith Melanie Wright
メラニー ライト ジュディス
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚疾患の治療のための局所組成物を提供す
る。 【解決手段】 過増殖性皮膚疾患の治療における局所投
与に好適な組成物であって、この組成物は、次式I: 【化1】 (式中、A1 およびA2 ,Ar1 およびAr2 、並びに
Rは明細書の特許請求の範囲の欄の請求項1で定義され
た意味と同じ意味を有する)で表わされる化合物;又は
塩形成基が存在する場合、その医薬として許容し得る
塩;(B)ジエチレングリコールのC1 −C4 アルキル
モノエーテル、(C)ゲル化剤および(B)と混和し得
る溶剤を含んでなるゲルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、乾癬の如き過増殖性皮膚疾患の
治療において局所投与に好適な組成物に関する。
【0002】
【発明の属する技術分野】ヨーロッパ特許(EP)05
16588には、特に腫瘍および乾癬の治療において、
有効成分として使用できる置換ジアミノフタルイミドお
よびその類似体が記載されている。有効成分を含有する
経口および非経口投与組成物のための種々の成分が記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乾癬の如き、過増殖性
皮膚疾患の治療において特に使用するための、EP 0
516588の有効成分を含有する局所投与可能な組成
物の製剤は、問題となることが判明した、何故なら、特
に、局所投与可能な医薬組成物の製剤において好都合に
用いられる成分は、有効成分の安定性に対し不都合な作
用をもたらしそして通常用いられる担体を含有する組成
物は、ヒトの皮膚の表皮への有効成分の吸収が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】今や以下の内容が見出さ
れた;すなわち、特に選択された担体系中に、EP05
16588に記載される如き有効成分を配合することに
より、安定な局所投与可能な組成物が製造でき、これは
過増殖性疾患、特に乾癬の治療において用いられるため
の有効成分に対し、該有効成分の低量においてさえ、ヒ
トの皮膚の表皮および真皮による有効成分の十分な吸収
を示す。
【0005】従って、一つの面において、本発明は過増
殖性皮膚疾患の治療における局所投与のための好適な組
成物を提供し、この組成物は、(A)次式I:
【0006】
【化2】
【0007】(式中、A1 およびA2 は、互いに独立に
水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニ
ル、アリール、アシル、低級アルキルスルホニル又はア
リールスルホニルであるか;又はA1 およびA2 は共に
一緒になって未置換又は低級アルキル−又はヒドロキシ
−置換低級アルキレンであり;Ar1 およびAr2 は互
いに独立にアリール、ヘテロアリール又は未置換もしく
は置換シクロアルキルであり;基−C(=X)は−C
(=O)−,−C(=S)−,−CH2 −又は−C(=
CR1 2 )(基中、R1 およびR2 は互いに独立に水
素又は低級アルキルである)であり;そしてRは水素、
低級アルキル、アリール−低級アルキル、アリール、ア
ミノ、ヒドロキシ又は低級アルコキシであり;但しA1
およびA2 が水素であり、Ar1 およびAr2 がフェニ
ルであり、そして基−C(=X)が−C(=O)である
ときは、Rはフェニル以外である)で表わされる化合
物;又は塩形成基が存在する場合、その医薬として許容
し得る塩;(B)ジエチレングリコールのC1 −C4
ルキルモノエーテル、(C)ゲル化剤および(B)と混
和し得る溶剤を含んでなるゲルである。
【0008】以前および以後において用いられる一般的
語句は、本明細書の範囲内において好ましくは次の意味
を有する:語句「低級」は、7個まで、特に4個そして
より特に1又は2個の炭素原子を有する基を意味する。
低級アルキルは、好ましくはn−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、第二ブチル、第三ブチ
ル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル又はn
−ヘプチル、好ましくはエチルそして特にメチルであ
る。
【0009】低級アルケニルは、2〜7個、好ましくは
2〜4個の炭素原子を有し、そして例えばアリル又はク
ロチルである。低級アルキニルは、2〜7個、好ましく
は2〜4個の炭素原子を有しそして、例えばプロピン−
1−イル又はプロピン−2−イル又は2−ブチン−1−
イルである。
【0010】ハロゲンにより置換された低級アルキル
は、例えばトリフルオロメチルである。アリールは、好
ましくはフェニル又はナフチル、例えば1−もしくは2
−ナフチルである。フェニルおよびナフチル基は、未置
換であるか、又は特にフェニルに対し以下に示すように
置換されていてもよい。アリールは、好ましくはフェニ
ルであり、このフェニルは未置換であるか、又は次の
基:ヒドロカルビル、例えば低級アルキル、低級アルケ
ニル、低級アルキニル、低級アルキレン(2個の隣接炭
素原子に結合した)、シクロアルキル、フェニル−低級
アルキル又はフェニル;置換ヒドロカルビル、例えば、
ヒドロキシ、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキ
シ、低級アルカノイオキシ、ハロゲン、アミノ、低級ア
ルキルアミノ、ジ−低級アルキルアミノ、メルカプト、
低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低級ア
ルキルスルホニル、カルボキシ、低級アルコキシカルボ
ニル、カルバモイル、N−低級アルキルカルバモイル、
N,N−ジ低級アルキルカルバモイルによりおよび/又
はシアノにより置換された例えば低級アルキル;ヒドロ
キシ;エーテル化エドロキシ、例えば低級アルコキシ、
ハロ−低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、フ
ェノキシ、低級アルケニルオキシ、ハロ−低級アルケニ
ルオキシ、低級アルキニルオキシ又は低級アルキレンジ
オキシ(2個の隣接炭素原子に結合した);エステル化
ヒドロキシ、例えば低級アルカノルオキシ、フェニル−
低級アルカノイルオキシ又はフェニルカルボニルオキシ
(=ベンゾイルオキシ);メルカプト;エーテル化メル
カプト、これは所望により酸化されている、例えば低級
アルキルチオ、フェニル−低級アルキルチオ、フェニル
スルフィニル、低級アルキル−スルホニル〔−S
(O2 )−低級アルキル〕、フェニル−低級アルキルス
ルホニル又はフェニルスルホニル;ハロゲン;ニトロ;
アミノ;モノヒドロカルビルアミノ、例えば低級アルキ
ルアミノ、シクロアルキルアミノ、フェニル−低級アル
キルアミノ又はフェニルアミノ;ジヒドロカルビルアミ
ノ、例えばジ−低級アルキルアミノ、N−低級アルキル
−N−フェニルアミノ、N−低級アルキル−N−フェニ
ル−低級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、又は
−O−,−S−もしくは−NR″(ここで、R″は水
素、アルキルもしくはアシルである)により中断されて
いる低級アルキレンアミノ;アシルアミノ、例えば低級
アルカノイルアミノ、フェニル−低級アルカノイルアミ
ノもしくはフェニルカルボニルアミノ(ベンゾイルアミ
ノ);アシル、例えば低級アルカノイル、フェニル−低
級アルカノイルもしくはフェニルカルボニル(=ゾンゾ
イル);カルボキシ;エステル化カルボキシ、例えば低
級アルコキシカルボニル;アミド化カルボキシ、例えば
カルバモイル、N−低級アルキルカルバモイル、N,N
−ジ−低級アルキルカルバモイル、N−ヒドロキシカル
バモイルもしくはN−フェニルカルバモイル;シアノ;
スルホ(SO3 H);エステル化スルホ、例えば低級ア
ルコキシスルホニル;およびアミド化スルホ、例えばス
ルファモイル(SO2 NH2 )、N−低級アルキルスル
ファモイル、N,N−ジ−低級アルキルスルファモイル
もしくはN−フェニルスルファモイルから成る群から独
立に選ばれた1個又はそれ以上、特に1〜3個、例えば
1個又は2個の置換基により置換されており;前記置換
基中に現われるフェニル基は未置換であるか又は低級ア
ルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲンにより
および/又はトリフルオロメチルにより置換されてい
る。
【0011】Rは好ましくは、アリールを除いて全ての
前記の定義から選ばれる。ヘテロアリールは、芳香族性
の複素環式基でありそして好ましくは環状炭素原子を介
して好ましく結合されている。ヘテロアリールは、5員
環又は6員環であり、例えばイミダゾリル、トリアゾリ
ル、ピリミジニル又はトリアゾリル、そして特にピリジ
ルである。これらの基は、未置換であるか又は例えば低
級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロゲンに
よりおよび/又はトリフルオロメチルにより置換されて
いてもよい。
【0012】ピリジルは、例えば2−,3−又は4−ピ
リジルである。イミダゾリルは、例えば2−又は4
(5)−イミダゾリルである。トリアゾリルは、例えば
1,2,4−トリアゾール−3−もしくは−4−イル又
は1,2,3−トリアゾール−4−イルである。ピリミ
ジルは、例えば2−,4−又は5−ピリミジニルであ
る。
【0013】トリアジニルは、例えば1,3,5−トリ
アジン−2−イルである。A1 およびA2 から共に一緒
になって形成される低級アルキレンは、未置換でありそ
して特に(CH2)n 基(基中、nは1〜4、好ましくは
2又は3である)である。該低級アルキレンは、好まし
くは未置換であるが、しかし低級アルキル又はヒドロキ
シによって置換されていてもよい。
【0014】ベンゼン環の2個の隣接炭素原子に結合し
た低級アルキレンジオキシは、好ましくはC1 −C2
ルキレン−ジオキシ、例えばメチレン−又は1,2−エ
チレン−ジオキシである。低級アルキレンアミノは、好
ましくはC4 −C7 −でありそして特にC4 −C 5 −ア
ルキレンアミノ、例えばピペリジノである。−O−,−
S−又は−NR″−により中断されている低級アルキレ
ンアミノは、好ましくはC4 −C7 −そして特にC4
5 −アルキレンアミノでありここにおいて環炭素原子
は対応するヘテロ基により交換されており、そして特に
モルホリノ、チオモルホリノ、ピペラジノ又は4−低級
アルキル−もしくは4−低級アルカノイル−ピペラジノ
である。
【0015】アシルは、好ましくは低級アルカノイル、
ハロ−低級アルカノイル、アリール−低級アルカノイル
又はアリール−カルボニルである。アシルは、特に低級
アルカノイルである。低級アルカノイルは、好ましくは
ホルミル、アセチル、プロピオニル、n−ブチリル、ピ
バロイル又はバレロイル、特にアセチルである。
【0016】アリール−低級アルキルは、好ましくはフ
ェニル−低級アルキルでありそして特にベンジルであ
る。シクロアルキルは、好ましくはC3 −C8 −であり
そして特にC5 −C7 −シクロアルキルであり、これは
それがそれぞれ3〜8個そして5〜7個の環炭素を含有
することを示すことを意図している。しかし、該シクロ
アルキルは例えば低級アルキル又はヒドロキシにより置
換されていてもよい。
【0017】ハロゲンは、特にフッ素、塩素そして臭素
であるか、ヨウ素であってもよい。塩形成基を有する式
Iの化合物の塩は、特に医薬として許容し得る非毒性塩
である。例えば、塩形成基を有する式Iの化合物は、例
えば無機酸、例えば塩酸、硫酸又はリン酸と、又は適当
な有機カルボン酸又はスルホン酸、例えば酢酸、フマル
酸又はメタンスルホン酸と、又はアミノ酸例えばアルギ
ニン又はリシンとの酸付加塩を形成できる。酸性基、例
えばカルボキシを有する式Iの化合物は、例えば金属又
はアンモニウム塩、例えばアルカリ金属およびアルカリ
土類金属塩、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム又はカルシウム塩を形成し、そしてまた、アンモニア
又は適当な有機アミン、例えば低級アルキルアミン、例
えばトリエルアミン、ヒドロキシ−低級アルキルアミ
ン、例えば低級アルキルアミン、例えばトリエチルアミ
ン、ヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えば2−ヒド
ロキシエチルアミン、ビス(2−ヒドロキシエチル)ア
ミン又はトリス(2−ヒドロキシエチル)アミン、カル
ボン酸の塩基性脂肪族エステル、例えば4−アミノ安息
香酸2−ジエチルアミノエチルエステル、低級アルキレ
ンアミン、例えば1−エチルピペリジン、シクロアルキ
ルアミン、例えばジシクロヘキシルアミン、又はベンジ
ルアミン、例えばN,N′−ジベンジルエチレンジアミ
ン、ジベンジルアミン又はベンジル−β−フェニルエチ
ルアミンとアンモニウム塩を形成する。酸性基および塩
基性基を有する式Iの化合物はまた、内部塩の形、すな
わち双性イオン形であってもよい。
【0018】式Iの化合物の塩は又、式I(A1 ,A2
=水素)の化合物と遷移金属イオン、例えば銅、コバル
ト又はマンガンと錯体をまた含む。式Iの好ましい化合
物は、式I(式中、A1 およびA2 は、互いに独立に水
素、低級アルキル、アリール、アシル、低級アルキルス
ルホニル又はアリールスルホニルであるか;又はA1
よびA2 は共に一緒になって未置換又は低級アルキル−
又はヒドロキシ−置換低級アルキレンであり;Ar1
よびAr2 は互いに独立にアリール、ヘテロアリール又
は未置換もしくは置換シクロアルキルであり;基−C
(=X)は−C(=O)−,−C(=S)−,−CH2
−又は−C(=CR1 2 )(基中、R1 およびR2
互いに独立に水素又は低級アルキルである)であり;そ
してRは水素、低級アルキル、アリール−低級アルキ
ル、アリール、アミノ、ヒドロキシ又は低級アルコキシ
であり;但しA1 およびA2 が水素であり、Ar1 およ
びAr2 がフェニルであり、そして基−C(=X)が−
C(=O)であるときは、Rはフェニル以外である)で
表わされる化合物そして塩形成基が存在する場合、その
医薬として許容し得る塩である。
【0019】式Iのより好ましい化合物は、式中{A1
およびA2 が互いに独立に水素、低級アルキル;低級ア
ルケニル;フェニル又は1−ナフチルもしくは2−ナフ
チルであり、3つの最後の基(すなわち、フェニル又は
1−ナフチルもしくは2−ナフチル)は、未置換である
か又は低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハ
ロゲンによりおよび/又はトリフルオロメチルにより置
換されている;低級アルカノイル、低級アルキルスルホ
ニル又はフェニルスルホニル(ここで、フェニル基は未
置換であるか又は低級アルキル、低級アルコキシ、ヒド
ロキシ、ハロゲンによりおよび/又はトリフルオロメチ
ルにより置換されている)であるか;又はA1 およびA
2 は共に一緒になってC1 −C4 アルキレンであり;A
1 およびAr2 は各々互いに独立にフェニル又はナフ
チルであり、これらの各々は未置換であるか又は次の
基:低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、
低級アルキレン(2個の隣接炭素原子に結合した)、C
3 −C8 シクロアルキル、フェニル−低級アルキル、フ
ェニル;ヒドロキシ、低級アルコキシ、フェニル−低級
アルコキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、アミ
ノ、低級アルキルアミノ、ジ−低級アルキルアミノ、メ
ルカプト、低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、カルボキシ、低級アルコ
キシカルボニル、カルバモイル、N−低級アルキルカル
バモイル、N,N−ジ−低級アルキルカルバモイルによ
りおよび/又はシアノにより置換された低級アルキル;
ヒドロキシ、低級アルコキシ、ハロ−低級アルコキシ、
フェニル−低級アルコキシ、フェノキシ、低級アルケニ
ルオキシ、ハロ低級アルケニルオキシ、低級アルキニル
オキシ、低級アルキレンジオキシ(2個の隣接炭素原子
に結合した)、低級アルカノイルオキシ、フェニル−低
級アルカノイルオキシ、フェニルカルボニルオキシ、メ
ルカプト、低級アルキルチオ、フェニル−低級アルキル
チオ、フェニルチオ、低級アルキルスルフィニル、フェ
ニル−低級アルキルスルフィニル、フェニルスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、フェニルアルキルスルホ
ニル、フェニルスルホニル、ハロゲン、ニトロ、アミ
ノ、低級アルキルアミノ、C3 −C8 シクロアルキルア
ミノ、フェニル−低級アルキルアミノ、フェニルアミ
ノ、ジ−低級アルキルアミノ、N−低級アルキル−N−
フェニルアミノ、N−低級アルキル−N−フェニル−低
級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、−O−,−
S−又は−NR″(ここで、R″は水素、低級アルキル
又は低級アルカノイルである)により中断された低級ア
ルキレンアミノ、低級アルカノイルアミノ、フェニル−
低級アルカノイルアミノ、フェニルカルボニルアミノ、
低級アルカノイル、フェニル−低級アルカノイル、フェ
ニルカルボニル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニ
ル、カルバモイル、N−低級アルキルカルバモイル、
N,N−ジ−低級アルキルカルバモイル、N−ヒドロキ
シカルバモイル、N−フェニルカルバモイル、シアノ、
スルホ、低級アルキルスルホニル、スルファモイル、N
−低級アルキルスルファモイル、N,N−ジ−低級アル
キルスルファモイルおよびN−フェニルスルファモイル
(置換基(1以上)中に存在する複数のフェニル基は、
各々未置換であるか又は低級アルキル、低級アルコキ
シ、ヒドロキシ、ハロゲンによりおよび/又はトリフル
オロメチルにより置換されている)から成る群から選ば
れる1種又はそれ以上の置換基により置換されている;
未置換であるか又は低級アルキル、ヒドロキシ、低級ア
ルコキシ、ハロゲン、シアノによりおよび/又はトリフ
ルオロメチルにより置換されたピリジル又はピリミジニ
ル;又はC3 −C 8 シクロアルキルであり;基−C(=
X)−は−C(=O),−C(=S)−,−CH2 又は
−C(=CR1 2 )(ここでR1 およびR2 は互いに
独立に水素又は低級アルキルである)であり、そしてR
は水素、低級アルキル、フェニル−低級アルキル、フェ
ニル、1−ナフチル又は2−ナフチルであり、4個の最
後に述べた基(すなわち、フェニル−低級アルキル、フ
ェニル、1−ナフチル又は2−ナフチル)におけるフェ
ニル又はナフチル基は未置換であるか又は低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲンによりおよ
び/又はトリフルオロメチルにより置換されている;但
しA1 およびA2 が水素であり、Ar1 およびAr2
フェニルでありそして基−C(=X)−が−C(=O)
−であるときは、フェニル以外である}の化合物;およ
び塩形成基が存在する場合その医薬として許容し得る塩
である。
【0020】式Iのこれらの最後に述べた化合物の内、
特に好ましい化合物は、式I(式中、Rはフェニルを除
いて定義されたものであり、そして他の基は定義された
如き意味である)の化合物および塩形成基が存在する場
合その塩である。式Iの更に好ましい化合物は、式中
{A1 およびA2 が互いに独立に水素、低級アルキル;
フェニル又は1−ナフチルもしくは2−ナフチルであ
り、3つの最後の基(すなわち、フェニル又は1−ナフ
チルもしくは2−ナフチル)は、未置換であるか又は低
級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲンに
よりおよび/又はトリフルオロメチルにより置換されて
いる;低級アルカノイル、低級アルキルスルホニル又は
フェニルスルホニル(ここで、フェニル基は未置換であ
るか又は低級アルキル、低級アルコキシ、ヒドロキシ、
ハロゲンによりおよび/又はトリフルオロメチルにより
置換されている)であるか;又はA1 およびA2は共に
一緒になってC1 −C4 アルキレンであり;Ar1 およ
びAr2 は各々互いに独立にフェニル又はナフチルであ
り、これらの各々は未置換であるか又は次の基:低級ア
ルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アルキ
レン(2個の隣接炭素原子に結合した)、C3 −C8
クロアルキル、フェニル−低級アルキル、フェニル;ヒ
ドロキシ、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキ
シ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、アミノ、低級
アルキルアミノ、ジ−低級アルキルアミノ、メルカプ
ト、低級アルキルチオ、低級アルキルスルフィニル、低
級アルキルスルホニル、カルボキシ、低級アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、N−低級アルキルカルバモイ
ル、N,N−ジ−低級アルキルカルバモイルによりおよ
び/又はシアノにより置換された低級アルキル;ヒドロ
キシ、低級アルコキシ、ハロ−低級アルコキシ、フェニ
ル−低級アルコキシ、フェノキシ、低級アルケニルオキ
シ、ハロ低級アルケニルオキシ、低級アルキニルオキ
シ、低級アルキレンジオキシ(2個の隣接炭素原子に結
合した)、低級アルカノイルオキシ、フェニル−低級ア
ルカノイルオキシ、フェニルカルボニルオキシ、メルカ
プト、低級アルキルチオ、フェニル−低級アルキルチ
オ、フェニルチオ、低級アルキルスルフィニル、フェニ
ル−低級アルキルスルフィニル、フェニルスルフィニ
ル、低級アルキルスルホニル、フェニルアルキルスルホ
ニル、フェニルスルホニル、ハロゲン、ニトロ、アミ
ノ、低級アルキルアミノ、C3 −C8 シクロアルキルア
ミノ、フェニル−低級アルキルアミノ、フェニルアミ
ノ、ジ−低級アルキルアミノ、N−低級アルキル−N−
フェニルアミノ、N−低級アルキル−N−フェニル−低
級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、−O−,−
S−又は−NR″(ここで、R″は水素、低級アルキル
又は低級アルカノイルである)により中断された低級ア
ルキレンアミノ、低級アルカノイルアミノ、フェニル−
低級アルカノイルアミノ、フェニルカルボニルアミノ、
低級アルカノイル、フェニル−低級アルカノイル、フェ
ニルカルボニル、カルボキシ、低級アルコキシカルボニ
ル、カルバモイル、N−低級アルキルカルバモイル、
N,N−ジ−低級アルキルカルバモイル、N−ヒドロキ
シカルバモイル、N−フェニルカルバモイル、シアノ、
スルホ、低級アルキルスルホニル、スルファモイル、N
−低級アルキルスルファモイル、N,N−ジ−低級アル
キルスルファモイルおよびN−フェニルスルファモイル
(置換基(1以上)中に存在する複数のフェニル基は、
各々未置換であるか又は低級アルキル、低級アルコキ
シ、ヒドロキシ、ハロゲンによりおよび/又はトリフル
オロメチルにより置換されている)から成る群から選ば
れる1種又はそれ以上の置換基により置換されている;
未置換であるか又は低級アルキル、ヒドロキシ、低級ア
ルコキシ、ハロゲン、シアノによりおよび/又はトリフ
ルオロメチルにより置換されたピリジル;又はC3 −C
8 シクロアルキルであり;基−C(=X)は−C(=
O),−C(=S)−,−CH2 又は−C(=CR1
2 )(ここでR1 およびR2 は互いに独立に水素又は低
級アルキルである)であり、そしてRは水素、低級アル
キル;フェニル−低級アルキル、フェニル、1−ナフチ
ル又は2−ナフチルであり、4個の最後に述べた基(す
なわち、フェニル−低級アルキル、フェニル、1−ナフ
チル又は2−ナフチル)におけるフェニル又はナフチル
基は未置換であるか又は低級アルキル、低級アルコキ
シ、ヒドロキシ、ハロゲンによりおよび/又はトリフル
オロメチルにより置換されている;但しA1およびA2
が水素であり、Ar1 およびAr2 がフェニルでありそ
して基−C(=X)−が−C(=O)−であるときは、
フェニル以外である}の化合物;および塩形成基が存在
する場合その医薬として許容し得る塩である。
【0021】前記節で述べた式Iの化合物の内で、特に
好ましい化合物は、式I(式中、A 1 およびA2 は、各
々互いに独立に水素又は低級アルキルであり、基−C
(=X)−は、−C(=O)−,−C(=S)−又は−
C(=CH2 )−であり、そしてRは水素又は低級アル
キルである)の化合物およびその塩である。式Iのより
更に好ましい化合物は、式I(式中、A1 およびA2
各々互いに独立に水素;低級アルキル;低級アルケニ
ル;又は低級アルカノイルであるか;又はA1 およびA
2 は一緒になってC1 −C4 アルキレンであり;Ar1
およびAr2 は各々互いに独立にフェニル又はナフチル
であり、これらの各々は未置換であるか又は次の基:低
級アルキル、低級アルキレン(2個の隣接した炭素原子
に結合した)、ヒドロキシ、フェノキシ、ハロゲン、ニ
トロ、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ−低級アルキル
アミノ、低級アルカノイルアミノ、カルボキシ、低級ア
ルコキシカルボニル、カルバモイル、N−低級アルキル
カルバモイル、N,N−ジ−低級アルキルカルバモイル
およびシアノから又は加えて低級アルコキシから成る群
から選ばれた1種又はそれ以上の置換基により置換され
る;ピリジル;ピリミジル;又はC3 −C8 シクロアル
キルであり;基−C(=X)−は−C(=O)−又は−
C(=S)−であり、そしてRは水素、低級アルキル、
フェニル−低級アルキル、アミノ又はヒドロキシであ
る)の化合物;および塩形成基が存在する場合にはその
医薬として許容し得る塩である。
【0022】式Iのより特に好ましい化合物は、式I
(式中、A1 およびA2 は各々互いに独立に水素;メチ
ルであるか;又はA1 およびA2 は一緒になって−(C
2)2−又は−(CH2)3 −であり;Ar1 およびAr
2 は各々互いに独立にフェニル又はナフチルであり、こ
れらの各々は未置換であるか又は次の基:低級アルキ
ル、低級アルコキシ、フェニル−低級アルコキシ、ヒド
ロキシ、低級アルカノイルオキシ、ニトロ、アミノ、低
級アルキルアミノ、ジ−低級アルキルアミノ、低級アル
カノイルアミノ、ハロゲン、トリフルオロメチル、カル
ボキシ、低級アルコキシカルボニル、カルバモイル、N
−低級アルキルカルバモイル、N,N−ジ−低級アルキ
ルカルバモイル、シアノ、アルカノイル、ベンゾイル、
低級アルキルスルホニルおよびスルファモイル、N−低
級アルキルスルファモイルおよびN,N−ジ−低級アル
キルスルファモイルから成る群から選ばれた1種又はそ
れ以上の置換基はより置換される;シクロペンチル;シ
クロヘキシル;又はピリジルであり;基−C(=X)−
は−C(=O)−,−C(=S)−、又は−C(C
2)−であり、そしてRは水素、又は低級アルキルで
ある)の化合物;および塩形成基が存在する場合にはそ
の医薬として許容し得る塩である。
【0023】式Iのより特に好ましい化合物は、式I
(式中、A1 およびA2 は水素であり;Ar1 およびA
2 は各々互いに独立にフェニル(このフェニルは、未
置換であるか又は低級アルキル、トリフルオロメチル、
フェニル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、ベンゾイルオ
キシ、アミノ、ジ−低級アルキルアミノ、低級アルカノ
イルアミノ、ハロゲン、カルボキシ、低級アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、N,N−ジ−低級アルキルカ
ルバモイルにより又はシアノにより置換されている);
又はシクロヘキシルであり;基−C(=X)−は−C
(=O)−,−C(=S)−又は−C(=CH2 )−で
ありそしてRは水素である)の化合物;およびその医薬
として許容し得る塩である。
【0024】式Iの最も特に好ましい化合物は、式I
(式中、A1 およびA2 は各々水素であり;Ar1 およ
びAr2 は各々互いに独立に未置換フェニルであるか又
はハロゲン、特にフッ素により置換されたフェニルであ
り;基−C(=X)−は−C(=O)−であり、そして
Rは水素である)の化合物;およびその医薬として許容
し得る塩である。特に最も好ましい化合物は、4,5−
ビス(アニリノ)フタルイミドおよび4,5−ビス(4
−フルオロアニリノ)フタルイミドである。
【0025】本発明の化合物において、ジエチレングリ
コールのC1 −C4 アルキルモノエーテルは、ジエチレ
ングリコールのメチル、エチル、プロピル又はブチルエ
ーテルであってよい。メチルおよび特にエチルエーテル
が好ましい。ゲル化剤(C)は、局所投与に対する医薬
ゲルの製造において通常用いられる1種又はそれ以上の
ゲル形成成分を含むことができる。本発明の化合物の他
の成分とゲル化剤との適合性は、溶剤(D)を用いてゲ
ル形成混合物を製造し次いで他の成分が相分離なしで混
合物中に配合し得たかどうかを測定することにより、常
法で容易に試験できる。
【0026】ゲル化剤は、ゲル形成天然又は合成高分子
材料であってよい。ゲル化剤として通常用いられる高分
子材料の例は、ゼラチン、デンプン、セルロース系ポリ
マー例えばセルロースエーテル、例えばアルカリセルロ
ース、メチルセルロースおよびエチルセルロース、ヒド
ロキシアルキルセルロース例えばヒドロキシエチルセル
ロースおよびヒドロキシプロピルセルロース、およびヒ
ドロキシアルキルセルロース例えばヒドロキシエチル
メチルセルロース、ヒドロキシプロピル メチルセルロ
ースおよびヒドロキシブチル メチルセルロース、セル
ロースエーテル、例えばセルロースアセテートフタレー
ト、高分子量ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレン ブロックコポリマー、ポリ
オキシエチレン−ポリオキシブチレン ブロックコポリ
マーおよびカルボキシ含有ビニルポリマー、例えばアク
リル酸のホモコポリマー又はコポリマー(これらは、エ
チレン性不飽和モノマー例えばペンタエリトリトール又
はスクロースのアリルエーテルで架橋されていてもよ
い)である。
【0027】特に良好な結果は、ゲル化剤としてセルロ
ース系ポリマー、好ましくはセルロースエーテル、より
好ましくはヒドロキシアルキルセルロース又はヒドロキ
シアルキル アルキルセルロース、特にヒドロキシプロ
ピル セルロース又はヒドロキシプロピル メチルセル
ロースを用いて得られ得る。溶剤(D)は、例えば水、
有機溶剤例えばプロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール又はこれらの2種又は
それ以上の混合物、又は水と水混和性有機溶剤例えばポ
リエチレングリコールとの混合物である。特に好ましい
態様において、(D)は水、又は650まで、好ましく
は450まで、特に350〜450の分子量を有するポ
リエチレングリコールである。
【0028】本発明の組成物に配合できる他の所望の賦
形剤には、酸化防止剤例えばアスコルビルパルミテート
又はエーテル化フェノール例えばブチル化ヒドロキシア
ニソール(2−第三ブチル−4−メトキシフェニルと第
三−ブチル−4−メトキシフェノールとの市販の混合
物)又はブチル化p−クレゾール(2,6−ジ−第三ブ
チル−p−クレゾール)、および防腐剤例えばエタノー
ル又はp−ヒドロキシ安息香酸のエステルである。
【0029】本発明の組成物は、0.005〜0.05
重量%、例えば0.005〜0.2重量%、より普通に
は0.005〜0.1重量%、好ましくは0.001〜
0.05重量%の有効成分(A)を含むことができる。
グリコールエーテル(B)は、組成物の20〜80%、
好ましくは40〜60%、特に45〜55%の量で存在
できる。ゲル化剤(C)は、好都合に組成物の0.5〜
10重量%、好ましくは1〜5重量%の量で存在でき
る。
【0030】本発明の組成物は、有効成分(A)をグリ
コールエーテル(B)に溶解し、生成溶液を溶剤(D)
と混合し次いでゲル化剤(C)を、通常室温で生成混合
物に添加することにより好都合に製造できる。択一的
に、溶剤が有機溶剤である場合、グリコールエーテルお
よび溶剤を混合し、有効成分をこの混合物に溶解し次い
でゲル化剤を生成溶液に加える。別の択一的方法におい
て、(B)に溶解した(A)の溶液を、ゲル化剤(C)
および溶剤(D)のゲル形成混合物と混合し、混合物の
温度は該混合物の粘度がゲルが硬化する前に(A)およ
び(B)が該混合物中に溶解されるようにそのように制
御される。
【0031】本発明の組成物は、過増殖性疾患、特に乾
癬の治療において使用できる。組成物は、有効成分
(A)の治療的有効量を冒された域上に与えるように患
者の皮膚の感染域に常法により局所的に投与できる。所
望により皮膚は、乾癬の板状鱗屑を除去するため治療前
に洗浄されることができる。投与回数は治療すべき症状
の程度に依存して変化するけれども、組成物は通常毎日
冒された皮膚に投与される。治療は、長期間にわたって
行うことができる。従って、本発明は過増殖性疾患、特
に乾癬の治療方法を含み、この方法は先に述べた如き本
発明の組成物は冒された皮膚に局所的に投与することを
含んでなる。
【0032】本発明を次の実施例により説明するが、例
中部は特に言及しない限り重量部である。
【0033】
【実施例】
例1 精製水(50部)を70℃に加熱する。ヒドロキシプロ
ピル メチルセルロース(3部)を、激しく撹拌しなが
ら加熱水に加える。激しく撹拌しながら混合物を45℃
に放冷し、混合物の粘度が顕著に増加したら、撹拌速度
は減少する。混合物を氷水ジャケットにより更に冷却し
そして10−15℃で5分間保持し、しかる後混合物は
濃厚な不透明ゲルである。このゲルを、撹拌しながら6
5−70℃に加熱し、そしてジエチレングリコール モ
ノエチルエーテル(50部)に溶解した4,5−ビス
(アニリノ)フタルイミド(0.01部)およびアスコ
ルビルパルミテート酸化防止剤(0.03部)を加熱ゲ
ルに加える。混合物を60−65℃で5分間激しく混合
し、次いで最初に撹拌しながら40℃に次いで室温に放
冷し、乾癬の治療において局所投与に好適なゲルを得
る。
【0034】ゲルからヒトの皮膚への有効成分の吸収
は、フランツ(Franz)拡散セルを用いて測定す
る。ヒト皮膚から脂肪組織が既に除去されている選択性
腹壁形成術から得られるヒトの皮膚を接着テープを用い
て15回テープハク離し次いで乾癬皮膚の症状をシミュ
レートするために厚さ500μmに薄く切り取る。処理
される皮膚を、複数の試験片に切断しそしてこれを37
℃で2時間フランツ拡散セル(1cm2 )中に取りつけ、
セルのドナー区画室に0.3mlのゲルを充填する。真皮
と接触するレセプター区画室は、ホスフェート緩衝食塩
水(pH7.4)中に50容量%のヒト血漿を含有する。
各皮膚試料を、0.5mlのアセトニトリルが加えられて
いるバイアルに装入する。次いで、各皮膚試料を細かに
切断し次いで0.5mlのアセトニトリルが加えられてい
るバイアル中に装入する。真皮および表皮試料を含有す
るバイアルを48時間振とうし、試料中に含まれる4,
5−ビス(アニリノ)フタルイミドをアセトニトリルに
溶解する。生成溶液を、HPLC(高速液体クロマトグ
ラフィー)に委ね、それらの4,5−ビス(アニリノ)
フタルイミド含量を測定しそしてこれにより試料表皮お
よび真皮中のフタルイミドの濃度を測定する。表皮中の
フタルイミドの濃度は、1cm2 当たり0.086μgで
あり(5つの試料の平均)そして真皮中のフタルイミド
の濃度は、1cm2当たり0.13μgである(5つの試
料の平均)。
【0035】例2 例1で用いた量の代わりに0.02部のビス(アニリ
ノ)フタルイミドを用いて例1をくり返し、乾癬の治療
において局所投与に好適なゲルを得る。ゲルからヒトの
皮膚へのフタルイミドの吸収を例1における如く試験す
る。表皮中のフタルイミドの濃度は、1cm2 当たり1.
23μgでありそして真皮中のフタルイミドの濃度は1
cm2 当たり1.40μgである(各々の場合において7
つの標本の平均)。
【0036】例3 例1で用いた量の代わりに0.03部のビス(アニリ
ノ)フタルイミドを用いて例1をくり返し、乾癬の治療
において局所投与に好適なゲルを得る。ゲルからヒトの
皮膚へのフタルイミドの吸収を例1における如く試験す
る。表皮中のフタルイミドの濃度は、1cm2 当たり2.
28μgでありそして真皮中のフタルイミドの濃度は1
cm2 当たり2.83μgである(各々の場合において7
つの標本の平均)。
【0037】例4 例1で用いた0.02部の4,5−ビス(4−フルオロ
アニリノ)フタルイミドを用いそして例1で用いた量の
代わりに1部のヒドロキシプロピル メチルセルロース
を用いて例1を繰り返し、乾癬の治療において局所投与
に好適なゲルを得る。ゲルからヒトの皮膚へのフタルイ
ミドの吸収を、例1における如く試験する、但し皮膚の
試料を16時間拡散セル中に取りつけそしてレセプター
溶液は、例1で用いた溶液の代わりにHEPES(4−
(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスル
ホン酸)でpH7.4に緩衝化された水性媒質中に0.1
%牛血清アルブミンを含有する。表皮および真皮中のフ
タルイミドの濃度は、それぞれ、1cm2 当たり16μg
および1cm2 当たり10μgである。
【0038】例5 前記例で用いた量の代わりに1.5部のヒドロキシプロ
ピル メチルセルロースを用いて例4をくり返し、乾癬
の治療において局所投与に好適なゲルを得る。ゲルから
ヒトの皮膚へのフタルイミドの吸収を例4における如く
試験する。表皮中のフタルイミドの濃度は、1cm2 当た
り17μgでありそして真皮中のフタルイミドの濃度は
1cm2 当たり13μgである。
【0039】例6 前記例で用いた量の代わりに2.0部のヒドロキシプロ
ピル メチルセルロースを用いて例4をくり返し、乾癬
の治療において局所投与に好適なゲルを得る。ゲルから
ヒトの皮膚へのフタルイミドの吸収を例4における如く
試験する。表皮中のフタルイミドの濃度は、1cm2 当た
り15μgでありそして真皮中のフタルイミドの濃度は
1cm2 当たり5μgである。
【0040】例7 例4で用いた量の代わりに0.05部の4,5−ビス
(4−フルオロアニリノ)フタルイミドを用いて例4を
くり返し、乾癬の治療において局所投与に好適なゲルを
得る。ゲルからヒトの皮膚へのフタルイミドの吸収を例
4における如く試験する。表皮中のフタルイミドの濃度
は、1cm2 当たり13.3μgでありそして真皮中のフ
タルイミドの濃度は1cm2 当たり8.9μgである。
【0041】例8 50部のジエチレングリコール モノエチルエーテルに
溶解した0.03部の4,5−ビス(アニリノ)フタル
イミドおよび0.02部のブチル化ヒドロキシアニソー
ルを含有する溶液を、室温(20〜30℃)で50部の
精製水に加える。ヒドロキシプロピルセルロース(2
部)を、激しく撹拌しながら混合物に添加する。真空下
での撹拌を混合物のゲル化中に維持し、このゲル化は室
温で20〜30分要する。得られたゲルは、乾癬の治療
において局所投与に好適である。
【0042】例9 前記例で用いた量の代わりに、0.02部の4,5−ビ
ス(アニリノ)フタルイミドおよび1.5部のヒドロキ
シプロピルセルロースを用いて例8を繰り返す。得られ
たゲルは、乾癬の治療において局所投与に好適である。 例10 前記例で用いた量の代わりに、0.04部の4,5−ビ
ス(アニリノ)フタルイミドを用いて例8を繰り返す。
得られたゲルは、乾癬の治療において局所投与に好適で
ある。
【0043】例11 分子量400を有するポリエチレングリコール(480
部)およびジエチレングリコール モノエチルエーテル
(120部)の混合物に、撹拌しながら、4,5−ビス
(アニリノ)フタルイミド(0.06部)およびブチル
化ヒドロキシアニソール(0.12部)を加える。生成
溶液に、ヒドロキシプロピルセルロース(12部)を加
え次いで混合物を撹拌しながら、80℃に加熱し、室温
に冷却し、そして乾癬の治療において局所投与に好適な
ゲルを得る。
【0044】例12 前記例で用いた量の代わりに、0.12部の4,5−ビ
ス(アニリノ)フタルイミドを用いて例11を繰り返
す。得られたゲルは、乾癬の治療において局所投与に好
適である。 例13 前記例で用いた量の代わりに、0.24部の4,5−ビ
ス(アニリノ)フタルイミドを用いて例11を繰り返
し、乾癬の治療において局所投与に好適なゲルを得る。
【0045】例14 前記例で用いた量の代わりに、0.6部の4,5−ビス
(アニリノ)フタルイミドを用いて例11を繰り返し、
乾癬の治療において局所投与に好適なゲルを得る。 例15 水(33.38部)を75−85℃に加熱する。ヒドロ
キシプロピル メチルセルロース(1.5部)を、激し
く撹拌しながら加熱水に徐々に加える。混合物を真空下
25℃に徐々に冷却する。冷却溶液に、ジエチレングリ
コール モノエチルエーテルに溶解した4,5−ビス
(アニリノ)フタルイミド(0.1部)およびブチル化
ヒドロキシアニソール(0.02部)の溶液を加える。
生成混合物を、25℃で3時間撹拌し乾癬の治療におい
て局所投与に好適なゲルを得る。
【0046】例16 前記例で用いた量の代わりに、0.04部の4,5−ビ
ス(アニリノ)フタルイミドおよび59.0部のジエチ
レングリコール モノエチルエーテルを用いて例15を
繰り返し、乾癬の治療において局所投与に好適なゲルを
得る。
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、乾癬の如き過増殖
性皮膚疾患の治療において局所投与に好適な組成物に関
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】 ヨーロッパ特許(EP)0516588
には、特に腫瘍および乾癬の治療において、有効成分と
して使用できる置換ジアミノフタルイミドおよびその類
似体が記載されている。有効成分を含有する経口および
非経口投与組成物のための種々の成分が記載されてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュディス メラニー ライト イギリス国,アールエイチ12 1エスイ ー,ウェスト サセックス,ホーシャム, ニードルス クローズ,“ザ ニードル ス”(番地なし)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過増殖性皮膚疾患における局所投与のた
    めの好適な組成物であって、(A)次式I: 【化1】 (式中、A1 およびA2 は、互いに独立に水素、低級ア
    ルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、アリール、
    アシル、低級アルキルスルホニル又はアリールスルホニ
    ルであるか;又はA1 およびA2 は共に一緒になって未
    置換又は低級アルキル−又はヒドロキシ−置換低級アル
    キレンであり;Ar1 およびAr2 は互いに独立にアリ
    ール、ヘテロアリール又は未置換もしくは置換シクロア
    ルキルであり;基−C(=X)は−C(=O)−,−C
    (=S)−,−CH2 −又は−C(=CR1 2 )(基
    中、R1 およびR2 は互いに独立に水素又は低級アルキ
    ルである)であり;そしてRは水素、低級アルキル、ア
    リール−低級アルキル、アリール、アミノ、ヒドロキシ
    又は低級アルコキシであり;但しA1 およびA2 が水素
    であり、Ar1 およびAr2 がフェニルでありそして基
    −C(=X)が−C(=O)であるときは、Rはフェニ
    ル以外である)で表わされる化合物;又は塩形成基が存
    在する場合、その医薬として許容し得る塩;(B)ジエ
    チレングリコールのC1 −C4 アルキルモノエーテル、
    (C)ゲル化剤および(B)と混和し得る溶剤を含んで
    なるゲルである、前記組成物。
  2. 【請求項2】 (A)が式I(式中、A1 およびA2
    互いに水素であり;Ar1 およびAr2 は互いに独立に
    未置換フェニルであるか又はハロゲンにより置換された
    フェニルであり、基−C(=X)−は、−C(=O)−
    であり、そしてRは水素である)で表わされる化合物;
    又はその医薬として許容され得る塩である、請求項1記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】 (A)が、4,5−ビス(アニリノ)フ
    タルイミド又は4,5−ビス(4−フルオロアニリノ)
    フタルイミドである、請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 (B)が、ジエチレングリコール モノ
    エチルエーテルである、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ゲル化剤(C)がセルロース系ポリマー
    である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 (C)がセルロースエーテルである、請
    求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 セルロースエーテルが、ヒドロキシプロ
    ピル セルロース又はヒドロキシプロピル メチルセル
    ロースである、請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】 溶剤(D)が水であるか、又は有機溶
    剤、又は水混和性有機溶剤と水との混合物である、請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 溶剤Dが、水又は450までの分子量を
    有するポリエチレングリコールである、請求項8記載の
    組成物。
  10. 【請求項10】 0.005〜0.1重量%の量の
    (A)を含有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載
    の組成物。
  11. 【請求項11】 20〜80重量%の量の(B)を含有
    する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 0.5〜10重量%の量の(C)を含
    有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成
    物。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の組成物の製造方法であって、(A)を(B)に溶解
    し、生成溶液を溶剤(D)と混合し次いでゲル化剤
    (C)を生成混合物に添加するか、又は(D)が有機溶
    剤である場合、(A)を(B)と(D)の混合物に溶解
    し次いでゲル化剤(C)を生成溶液に添加することを含
    んでなる、前記製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の組成物の製造方法であって、(B)に溶解した(A)
    の溶液を、ゲル化剤(C)および溶剤(D)のゲル形成
    混合物と混合し、混合物の温度を、ゲルが硬化する前に
    (A)および(B)が混合物中に溶解するようにそのよ
    うに制御することを含んでなる、前記製造方法。
  15. 【請求項15】 過増殖性皮膚疾患の治療のための医薬
    の製造における請求項1〜12のいずれか1項に記載の
    組成物の使用。
  16. 【請求項16】 疾患が乾癬である、請求項15記載の
    使用。
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