JPH09193038A - 連結ネジ用ネジ締め機のネジガイド装置 - Google Patents

連結ネジ用ネジ締め機のネジガイド装置

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JPH09193038A
JPH09193038A JP775196A JP775196A JPH09193038A JP H09193038 A JPH09193038 A JP H09193038A JP 775196 A JP775196 A JP 775196A JP 775196 A JP775196 A JP 775196A JP H09193038 A JPH09193038 A JP H09193038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結ネジ用ネジ締め機のネジ導入口を開閉す
るシャッタレバーの開放タイミングを可及的に遅延させ
てネジ締め時におけるネジの倒れを防止する。 【解決手段】 ノーズホルダ11に平行四辺形のループ
形カム溝17を設ける。ノーズブロック12の側面にシ
ャッタレバー15を枢着し、後端部のガイドローラ16
をカム溝17に係合させる。ネジ締め時にノーズブロッ
ク12が収縮方向へスライドすると、ガイドローラ16
はカム溝の底辺17aに沿って後方へ移動し、行程の中
間で後部斜辺17bに沿って上昇するときにシャッタレ
バー15が閉鎖位置から開放方向へ回動する。ネジ締め
後の伸長行程ではガイドローラ16が上辺17cに沿っ
て前方へ移動し、前部斜辺17dに沿って下降するとき
にシャッタレバー15が開放位置から閉鎖方向へ回動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、連結ネジ用ネジ
締め機のネジガイド装置に関するものであり、特に、シ
ャッタレバーによってノーズ部のネジ導入口を開閉する
連結ネジ用ネジ締め機のネジガイド装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プラス
ティックベルト等によって多数のネジを並列に連結した
連結ネジを用いる動力ネジ締め機は、一般的にノーズ部
内へ供給されたネジは目視できないが、予めネジ挿通穴
が開けられているスレート瓦等の建築材料をネジ締めす
る際は、ネジの先端が露出していなければネジをネジ挿
通穴に合致させることが困難であるため、ノーズブロッ
クの先端からネジが突出するように構成したネジ締め機
が提案されている。
【0003】このネジ締め機は、ネジ締め機のノーズブ
ロックの先端のネジチャックの一側面を開放してネジ導
入口を設け、連結形ネジの胴部をネジチャック内へ挿入
してネジの先端部をネジチャックから突出させる構造で
ある。しかしながら、ネジ導入口が常時開放されている
と、ネジの先端が建築材料等に接触してネジ導入口から
外側へ倒れ、ねじ込みできない状態になることがあるた
め、本願出願人はネジチャックへ挿入されたネジの傾斜
を防止するために、ネジチャックのネジ導入口を開閉す
るネジのガイド装置を提案している(特願平7−120
580号)。
【0004】図8は上記ガイド装置を設けたネジ締め機
のノーズ部分を示し、1はネジ締め機本体に固着される
ノーズホルダであり、2はノーズホルダにスライド自在
に遊挿されたノーズブロック、3は左右一対のネジチャ
ック、4はドライバビットである。
【0005】ノーズブロック2と本体ハウジングとには
圧縮コイルバネ5が介装されてノーズブロック2はノー
ズホルダ1から伸長する方向へ付勢されている。ノーズ
ブロック2の前面にはネジチャック3の下面のネジ導入
口3aを開閉するシャッタレバー6が枢着され、ノーズ
ブロック2の内部に枢着されたレバー7の前端がノーズ
ブロック2の前面から突出してシャッタレバー6の下端
部に係合している。
【0006】ノーズホルダ1の内壁面にはノーズホルダ
2のスライド方向と並行に高低2段階のカム面1a,1
bが成形されており、圧縮コイルバネ8の付勢によって
レバー7の後端部のガイドローラ9がカム面1aに圧接
している。
【0007】シャッタレバー6はバネ(図示せず)によ
ってネジチャック3の下面から退避する方向(同図
(b)において反時計方向)へ付勢されているが、同図
に示す初期状態ではレバー7によってネジチャック3の
下面のネジ導入口3aを閉鎖する位置へ回動されてい
る。
【0008】そして、同図に示す状態からノーズブロッ
ク2を収縮方向へスライドさせると、レバー7のガイド
ローラ9が低いカム面1aに沿って転動し、高いカム面
1bに乗り上げると、レバー7の先端部が同図に示す位
置から外側へ回動する。これに連動してシャッタレバー
6が反時計方向へ回転し、ネジチャック3のネジ導入口
3aが開放される。
【0009】ネジ締め後にネジ締め機を壁面から離反さ
せるとノーズブロック2が伸長し、図示は省略するが、
ノーズブロック2内に設けられたネジ送り用のラチェッ
ト付爪車がリンクを介して一定角度回転し、爪車に係合
している連結形ネジBSの連結帯Bが、同図(b)にお
いて下から上へ一定距離送られてネジチャック3内へ次
のネジSが供給されるとともに、レバー7及びシャッタ
レバー6が収縮行程とは逆方向へ回動して、シャッタレ
バー6が同図に示す閉鎖位置に復帰する。
【0010】シャッタレバー6の開閉タイミングは、ノ
ーズブロック2の収縮行程において、ある程度ネジが対
象物にねじ込まれるまでシャッタレバー6の閉鎖状態を
維持してネジの倒れを防ぎ、その後に開放方向へ回動を
開始してドライバビット4の経路から退避するように構
成することが必要である。
【0011】しかしながら、図示したカム機構は、ノー
ズブロック2の収縮行程におけるシャッタレバー6の開
放開始のタイミングをより遅延させるようにカム面1
a,1bの切り替わり位置を設定すると、伸長行程にお
いては逆に閉鎖開始のタイミングが早期化する構造とな
っているため、次にネジチャック3内へ供給すべきネジ
が完全にネジ導入口3aへ挿入される前にシャッタレバ
ー6が閉鎖されて供給不良となるおそれがある。従っ
て、シャッタレバー6の開放開始のタイミングを遅延さ
せることには限界があり、ネジ締めの初期でシャッタレ
バーが開放されるためネジが倒れる場合がある。
【0012】そこで、ネジの転倒によるネジ締め不良を
防止するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は上記課題を解決することを目的とするも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、連結帯の長手方向
へ一定間隔で挿着された連結形ネジを用いるネジ締め機
であって、ネジ締め機のノーズホルダに、ノーズブロッ
クをネジのねじ込み方向へ一定範囲スライド自在に装着
し、且つバネにより前記ノーズブロックを伸長方向へ付
勢し、前記ノーズブロックに連結ネジ送り用の爪車を設
け、前記爪車とノーズホルダとにラチェット送り機構を
介装してノーズブロックの伸長時に爪車を一方向へ一定
角度回転するネジ送り機構を構成し、前記ノーズブロッ
ク並びにノーズブロックの先端に装着されたネジチャッ
クの一面を開放してネジ導入口を形成し、連結形ネジの
胴部をネジチャック内へ導入するように形成するととも
に、前記ネジチャックのネジ導入口を開閉するシャッタ
レバーを設け、前記シャッタレバーとノーズホルダとに
カム機構を介装し、前記ノーズブロックの収縮及び伸長
動作に連動して前記シャッタレバーが前記ネジチャック
のネジ導入口を開放及び閉鎖するネジガイド装置を設け
た連結ネジ用ネジ締め機において、前記ノーズホルダの
側面に平行四辺形のループ形カム溝を設け、前記ネジ導
入口を開閉するシャッタレバーの中間部をノーズブロッ
クの側面に軸着し、前記シャッタレバーの後端部を前記
カム溝に係合させて、前記ノーズブロックの伸縮時に前
記シャッタレバーの後端部が前記ループ形カム溝に沿っ
て一方向へ循環するように形成し、且つ前記カム溝のル
ープ形状並びに循環方向は、前記ノーズブロックの収縮
行程と伸長行程のそれぞれにおいて行程の終盤で前記シ
ャッタレバーが回動を開始するように設定したことを特
徴とする連結ネジ用ネジ締め機のネジガイド装置を提供
するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1及び図2はネジガイド装置を
示し、連結ネジ用ネジ締め機のグリップ付機構部ハウジ
ングにノーズホルダ11が固着される。ノーズホルダ1
1にはノーズブロック12がスライド自在に遊嵌され、
ノーズブロック12の先端部には左右に2分割されたネ
ジチャック13が枢着されている。ノーズホルダ11内
に配置されたドライバビット14は、機構部ハウジング
(図示せず)の電動モータによる回転駆動機構に連結さ
れる。機構部ハウジングとノーズブロック12には圧縮
コイルバネ(図示せず)が介装されてノーズブロック1
2はノーズホルダ11から伸長する方向へ付勢されてい
る。
【0015】ノーズブロック12並びにネジチャック1
3の下面にはネジ導入口12a,13aが開口し、ノー
ズブロック12のネジ案内路12bは上下方向へドライ
バビット14の通路を横断している。ネジチャック13
はバネ(図示せず)によって閉鎖方向へ付勢されている
が、ネジ締め時にはネジチャック13内を進行するネジ
頭によって左右に拡開される。
【0016】ノーズブロック12の前後中間部の側面に
はシャッタレバー15が枢着され、シャッタレバー15
の後端部側面に装着したガイドローラ16は、ノーズホ
ルダ11の側面に形成したカム溝17に係合している。
シャッタレバー15は、捩りコイルバネ(図示せず)に
よってネジチャック13のネジ導入口13aを開放する
方向(同図において時計方向)へ付勢されているが、図
1に示す初期状態においてはネジ導入口13aを閉鎖す
る位置にある。
【0017】同図に示すように、カム溝17は平行四辺
形のループ形であり、ガイドローラ16は同図において
時計回りの経路を辿ってカム溝17を循環する。ノーズ
ホルダ11の前部にはワンウェイシャッタレバー18が
枢着されており、ワンウェイシャッタレバー18の先端
部によってカム溝17の前部斜辺17dを閉鎖し、ノー
ズブロック12の収縮時においてガイドローラ16を初
期位置からカム溝の底辺17aへ誘導するようにしてあ
る。
【0018】ノーズブロック12を収縮方向へスライド
させると、シャッタレバー15のガイドローラ16はカ
ム溝の底辺17aに沿って後方へ移動し、中間部で後部
斜辺17bに沿って上昇して上辺17cの後端部位へ進
む。そして、復路は上辺17cに沿って前方へ移動し、
前部斜辺17dに沿って下降してワンウェイシャッタレ
バー18の背面を押圧し、ワンウェイシャッタレバー1
8を経路から退避させて初期位置に戻る。シャッタレバ
ー15は、ノーズブロック12の伸縮に従動して往復回
動し、ネジチャック13のネジ導入口13aを開放及び
閉鎖する。
【0019】図3乃至図5はネジ送り装置を示し、ノー
ズブロック12に軸支されたラチェット付爪車19の爪
が、図6に示す連結形ネジBSのプラスティックベルト
Bに一定間隔で設けた切欠部nに係合して連結形ネジB
Sを下方から上方へ送る。
【0020】ラチェット付爪車19は公知の構成であ
り、外周面に送り爪が形成され、側面にラチェット爪が
一定角度で放射状に配列されている。そして、ラチェッ
ト爪と対称的に放射状に穴を開穿した円盤20が同軸に
遊嵌され、円盤20はバネ(図示せず)の付勢によって
爪車19の側面に圧接している。
【0021】円盤20にはリンク21の一端が枢着さ
れ、リンク21の他端部のガイドローラ22は、ノーズ
ホルダ11に設けたノーズブロック12のスライド方向
と並行なガイド溝11aに係合している。
【0022】また、ノーズホルダ11の前部下端近傍に
はレバー23が枢着されており、レバー23の上下中間
部には側方へ突出するフック部23aが設けられてい
る。フック部23aはノーズホルダ11の側板に開穿し
た穴11bに係合しており、レバー23の回動範囲は、
穴11bによってほぼ垂直な起立状態から前方(ノーズ
ブロック方向)へのみ一定角度に制限されている。レバ
ー23は、バネ(図示せず)によって起立方向へ付勢さ
れ、初期状態においては上端部位の背面がリンク21の
ガイドローラ22の前面に圧接している。
【0023】また、ノーズブロック12の前後中間部位
には、ノーズブロック12の伸長行程においてレバー2
3の動きを規制するストッパ12cが形成されている。
ストッパ12cは、起立状態にあるレバー23のフック
部23aの下面に位置する高さの折り曲げ部であり、ノ
ーズブロック12のスライド方向と並行に配設されてい
る。
【0024】続いて、ネジガイド装置の作用を説明す
る。尚、シャッタレバー15とラチェット付爪車19の
動作タイミングを図7のタイミングチャートに示す。先
ず、図1及び図3に示す初期状態ではノーズブロック1
2は圧縮バネの付勢によって伸長位置にあり、送り装置
のレバー23はリンク21のガイドローラ22に押圧さ
れて前傾している。ネジチャック13に保持されたネジ
S(図においてネジ山は省略されている)を対象物に押
し当ててドライバビット14を起動し、ネジ締めが進行
してノーズブロック12が押し込まれ、シャッタレバー
15のガイドローラ16がカム溝の後部斜辺17bに達
すると、シャッタレバー15は開放方向へ回動を開始す
る(図7中A)。
【0025】収縮行程の終了直前にシャッタレバーはカ
ム溝の上辺17cに達し(図7中B)、図2に示すよう
に開放位置で停止するとともに、ネジ送り装置のガイド
ローラ22は、ノーズホルダ11に設けたストッパ24
に当接して一旦後退を阻止され、ラチェット付爪車19
と同軸の円盤20がリンク21を介して押圧されて反時
計方向へ回転し、図4に示すように、ネジ締め終了時に
はラチェット付爪車19のラチェット爪を乗り上げて次
のラチェット爪に係合する(図7中C)。
【0026】ネジ締め終了後にネジ締め機を対象物から
浮上させて、ノーズブロック12が圧縮バネの付勢によ
って伸長行程に入ると、シャッタレバー15のガイドロ
ーラ16はカム溝の上辺17cに沿って前方へ移動し、
シャッタレバー15は開放状態を維持するとともに、ネ
ジ送り装置のレバー23がリンク21のガイドローラ2
2に当接し(図7中D)、レバー23は前方へ押圧され
るが、図5に示すように、フック部23aがノーズブロ
ック12のストッパ12cに当接して前方への回動を阻
止される。これにより、レバー23の背面に当接してい
るガイドローラ22を介してリンク21が後方へ引か
れ、円盤20が時計方向へ回転してラチェット付爪車1
9が連動し、ラチェット付爪車19の爪車に係合してい
る連結形ネジが送られる。
【0027】そして、図5に示す状態の後にレバー23
のフック部23aがストッパ12cの位置を通過してレ
バー23とストッパ12cとの係合が解除され(図7中
E)、レバー23はガイドローラ22に押圧されて前傾
し、円盤20及びラチェット付爪車19の回転は解除さ
れる。また、ほぼ同時にシャッタレバー15のガイドロ
ーラ16がカム溝の前部斜辺17dに達してシャッタレ
バー15が閉鎖方向へ回動を開始する。
【0028】続いて、図1及び図3に示す待機位置に復
帰する直前に、送り装置のガイドローラ22はガイド溝
11aの前縁部に当接して引かれ(図7中F)、シャッ
タレバー15のガイドローラ16はカム溝の底辺17a
に達してシャッタレバー15がネジチャック13のネジ
導入口13aを閉鎖し(図7中G)、円盤20及びラチ
ェット付爪車19は規定位置で停止する(図7中H)。
【0029】図7に示すように、ネジ締め終了後の伸長
行程において、シャッタレバー15が閉鎖行程に入る時
点Eで、ラチェット付爪車19によるネジ送りはほぼ終
了している。従って、ネジ導入口13aへ送られるネジ
Sの姿勢が傾斜して頭部に対して胴部の進行が遅れる場
合であっても、シャッタレバー15はネジの胴部を確実
にネジチャック13へ導入することができる。
【0030】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連結ネジ
用ネジ締め機のネジガイド装置は、ノーズブロックの収
縮行程と伸長行程のそれぞれにおいてシャッタレバーの
回動開始のタイミングを可及的に遅延させるように構成
したので、ネジ締め時においては、ネジがある程度ねじ
込まれて姿勢が安定するまでネジチャックとシャッタレ
バーとによってネジが保持されるので、ネジの転倒を防
止できる。
【0032】また、ネジ締め後のノーズブロック伸長行
程においては、ネジ送りがほぼ終了した後にシャッタレ
バーが閉鎖方向へ回動を開始するので、次にネジチャッ
ク内へ供給すべきネジが完全にネジ導入口へ挿入される
前にシャッタレバーが閉鎖されることがなく、ネジ供給
不良のおそれが解消される。
【0033】また、従来のカムとレバーを介してシャッ
タレバーを開閉するものとは異なり、シャッタレバーを
直接カムによって開閉するので、シャッタレバーの操作
荷重が低下し、ネジ締め時のノーズブロックの押し込み
荷重が軽減されて作業性が向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネジガイド装置の実施形態を示し、連
結ネジ用ネジ締め機のノーズ部の一部切欠側面図。
【図2】図1に示すネジガイド装置の作動状態を示す一
部切欠側面図。
【図3】ネジ送り装置を示すノーズ部の一部切欠側面
図。
【図4】図3に示すネジ送り装置の作動状態を示す一部
切欠側面図。
【図5】図3に示すネジ送り装置の作動状態を示す一部
切欠側面図。
【図6】連結形ネジを示し、(a)は平面図、(b)は
側面図である。
【図7】シャッタレバーとラチェット付爪車のタイミン
グチャート。
【図8】従来のネジガイド装置を示し、(a)はノーズ
部の平面断面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
11 ノーズホルダ 11a ガイド溝 11b 穴 12 ノーズブロック 12a ネジ導入口 12b ネジ案内路 12c ストッパ 13 ネジチャック 13a ネジ導入口 14 ドライバビット 15 シャッタレバー 16 ガイドローラ 17 カム溝 18 ワンウェイシャッタレバー 19 ラチェット付爪車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結帯の長手方向へ一定間隔で挿着され
    た連結形ネジを用いるネジ締め機であって、ネジ締め機
    のノーズホルダに、ノーズブロックをネジのねじ込み方
    向へ一定範囲スライド自在に装着し、且つバネにより前
    記ノーズブロックを伸長方向へ付勢し、前記ノーズブロ
    ックに連結ネジ送り用の爪車を設け、前記爪車とノーズ
    ホルダとにラチェット送り機構を介装してノーズブロッ
    クの伸長時に爪車を一方向へ一定角度回転するネジ送り
    機構を構成し、前記ノーズブロック並びにノーズブロッ
    クの先端に装着されたネジチャックの一面を開放してネ
    ジ導入口を形成し、連結形ネジの胴部をネジチャック内
    へ導入するように形成するとともに、前記ネジチャック
    のネジ導入口を開閉するシャッタレバーを設け、前記シ
    ャッタレバーとノーズホルダとにカム機構を介装し、前
    記ノーズブロックの収縮及び伸長動作に連動して前記シ
    ャッタレバーが前記ネジチャックのネジ導入口を開放及
    び閉鎖するネジガイド装置を設けた連結ネジ用ネジ締め
    機において、前記ノーズホルダ(11)の側面に平行四
    辺形のループ形カム溝(17)を設け、前記ネジ導入口
    (13a)を開閉するシャッタレバー(15)の中間部
    をノーズブロック(12)の側面に軸着し、前記シャッ
    タレバーの後端部を前記カム溝に係合させて、前記ノー
    ズブロックの伸縮時に前記シャッタレバーの後端部が前
    記ループ形カム溝に沿って一方向へ循環するように形成
    し、且つ前記カム溝(17)のループ形状並びに循環方
    向は、前記ノーズブロック(12)の収縮行程と伸長行
    程のそれぞれにおいて行程の終盤で前記シャッタレバー
    (15)が回動を開始するように設定したことを特徴と
    する連結ネジ用ネジ締め機のネジガイド装置。
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