JPH09189615A - おしゃぶりと検温器の組合せ構造 - Google Patents

おしゃぶりと検温器の組合せ構造

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JPH09189615A
JPH09189615A JP8315594A JP31559496A JPH09189615A JP H09189615 A JPH09189615 A JP H09189615A JP 8315594 A JP8315594 A JP 8315594A JP 31559496 A JP31559496 A JP 31559496A JP H09189615 A JPH09189615 A JP H09189615A
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JP
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thermometer
nipple
base
pacifier
sensor
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JP8315594A
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R Zaindrer Kurt
カート・アール・ツアインドラー
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MEDIC ETAB Ltd
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    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に幼児用に適した検温器で、おしゃぶりと
の組合せよりなる構造で、幼児に使用しても安全で、か
つ検温器の電子部品の部分に影響を与えることなく洗浄
ができること。 【解決手段】 検温器（６）が基部（４）に対して着脱
自在になっている。この基部には、おしゃぶりの乳首部
（２）が設けられていて、洗浄に当っては検温器を基部
から取外すことができる。検温器は可撓性のある導体
（８）を有し、その端部にサーミスタ又は熱電対が設け
られ組立状態で乳首部の内奥端に位置する。この乳首部
内に金属センサを成型で配置し、このセンサ部分に形成
した孔を通してサーミスタ又は熱電対を、このセンサに
対して着脱自在に対応させる構成も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児用に適した検
温器に係り、特におしゃぶりとの組合せ構造よりなる検
温器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】幼児の
温度を計ることがしばしば必要となるが、一般に経口型
のものが知られている。この経口型の検温器は、幼児が
口の中へ入れるのを嫌がるなどするので、使用しづらい
問題があるとともに、幼児が検温器を口の中に入れた状
態で噛んでしまうこともある。従って、検温器が破損す
る危険も軽視できない問題であった。
【０００３】そこで、検温器におしゃぶりを組合せた構
造のものも知られている。例えば、米国特許第５，５３
４，０１３号には、おしゃぶり付き検温器が開示されて
いる。ここにおいては、子供の体温に対して検温器の応
答時間を減らすために金属製ボタンを使用することが教
示されている。
【０００４】しかしながら、従来のおしゃぶり付き検温
器は各部分を洗浄等のために容易に取外す構造にはなっ
ていないものであった。現今において、おしゃぶりの乳
首部を自動皿洗い機に投入して洗えるように検温器及び
関連する電子部品の部分を取外してできる構造のものが
期待されるところであった。
【０００５】従って、本発明は、上記従来の事情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、おしゃぶりの乳首
部を洗浄等のために取外しできる着脱自在なおしゃぶり
付き検温器を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基部と、該基部に取付けられた乳首部
と、使用者の温度を計るための検温手段とよりなり、該
検温手段が前記基部に着脱自在に取付けられてなる構成
のおしゃぶり付き検温器を提案するものである。
【０００７】本発明に係るおしゃぶり付き検温器は、１
つの具体例として、２つの部分よりなり、その第１の部
分はシリコーン製乳首部と、基部と、ワッシャ手段とよ
りなり、第２の部分は検温器のハウジングと検温器の電
子部品とよりなり、該電子部品は基部への取付けのため
のワッシャに装着される。又、当該検温器は可撓性のあ
る熱電対を有し、この熱電対が中空状の乳首部内に延出
するとともに乳首部の内奥端に位置する端部を有する。
そして、乳首部はシリコーンで形成されるとともに熱伝
達性があり、幼児の舌の温度が熱電対に効果的に伝達さ
れる。その伝達された温度は検温器により表示される。
【０００８】又、本発明に係るおしゃぶり付き検温器の
他の具体例において、おしゃぶりの乳首部が金属製ボタ
ンを有する。このボタンに幼児の舌が触れ、これによっ
て幼児の温度がシリコーンのみの場合よりも、より迅速
に熱電対に伝達される。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るおしゃぶりと検温器の組合せ構造であるおしゃぶり付
き検温器の実施形態を説明する。
【００１０】図１に示す本発明に係るおしゃぶり付き検
温器において、２はおしゃぶりのシリコーン製乳首部で
あり、４はその乳首部２を取付ける基部である。乳首部
２は公知の方法によりシリコーンで作られる。６は基部
４に取付けられた検温手段をなす検温器で、公知構成よ
りなる電子部品及びワイヤー状の導体８を有し、その導
体８の端部に熱電対又はサーミスタが設けられている。
導体８は検温器６の伝導部を構成する。ワイヤー状の導
体８は可撓性があり、乳首部２内に延出しており、熱電
対又はサーミスタは該乳首部２の内奥端に位置する。
【００１１】図２は乳首部２の構成の変形例を示すもの
で、乳首部２の先端部分のみの部分拡大断面図である。
この変形構成の乳首部２はセンサ手段をなす金属円板よ
りなるセンサ９を有する。このセンサ９はシリコーン製
の乳首部２内に一体成型により配置された後側保持部材
１１を有する。この保持部材１１は大きな円板状をなし
ており、これによってセンサ９が乳首部２に確実に保持
される。センサ９は、真鍮などの高い熱伝導性材料より
作られており、幼児が乳首部２を口に入れた際に幼児の
舌に接触する状態となる。これにより、幼児の舌の温度
はこのセンサ９に極めて効果的に伝わる。そして、セン
サ９は保持部材１１を介して乳首部２に成型（モール
ド）により固定されているので、幼児が仮に乳首部２を
噛んだ場合にも外れる恐れはない。
【００１２】図２に示された構成において、１３はシリ
コーン製の案内チューブで、その内孔はセンサ９に形成
された孔１５に整合している。このチューブ１３は伝導
部をなすワイヤー状の導体８を受入れるとともにそれを
孔１５に案内している。これにより、検温器６を組み付
けた場合、サーミスタ又は熱電対はセンサ９上に位置
し、これと接触して良好な熱伝達を果す。
【００１３】図３は図１に示す本発明に係るおしゃぶり
付き検温器の各部分を取外した状態で示すものである。
乳首部２は基部４の中央に形成された開口４ａに保持さ
れるフランジ２ａを有する。この開口４ａにワッシャ１
０が挿入され、乳首部２のフランジ２ａと係合する。こ
のワッシャ１０は検温器６の外方へ突出した案内端部手
段をなす案内端部２４を受入れる受け部を構成する。ワ
ッシャ１０は基部４に対して超音波溶接などの方法によ
り固定されるのが望ましい。検温器６は乳首部２及び基
部４に対して取外し可能になっているので、この検温器
６を取外した状態で乳首部２及び基部４を洗浄でき、こ
の際、検温器６の電子部品の部分は乳首部２より取外さ
れているので、この電子部品に影響を与えることなく望
ましい殺菌温度で、洗浄することができる。
【００１４】基部４は更に図４（ａ），（ｂ），（ｃ）
に、詳細に示されている。基部４は比較的硬質のプラス
チックで作られるのが望ましい。この基部４の開口４ａ
は突起手段をなす円筒状の突起１２により囲まれてい
る。この突起１２はフランジ１４に隣接しており、この
フランジ１４は前記開口４ａよりも内径の小さい開口４
ｂを形成している。この開口４ｂ及びフランジ１４のと
ころに乳首部２のフランジ２ａを含む拡大基端部が図３
に示すように受け入れられて支持される。
【００１５】ワッシャ１０は図５（ａ），（ｂ），
（ｃ）に、詳細に示されている。このワッシャ１０は基
部に組付けられた後に、この基部４の円筒状の突起１２
の上端縁に係合する円板部１６を有する。このワッシャ
１０が基部４に組付けられた状態において、ワッシャ１
０の筒状突出部１７がフランジ１４により形成された開
口４ｂに挿着される。ワッシャ１０は又、スパイク状の
突起１８を有し、この突起１８が乳首部２のフランジ２
ａを含む拡大基端部に係合して乳首部２を基部４のフラ
ンジ１４に固定する。従って、組付けにおいてシリコー
ン製の乳首部２が基部４に取付けられて溶接あるいは接
着剤等で固定された後、ワッシャ１０は基部４の開口４
ａ，４ｂ内に置かれる。
【００１６】図６（ａ），（ｂ）及び図７（ａ），
（ｂ），（ｃ）は検温器６のハウジングを構成する２つ
の部分２０及び２２をそれぞれ示すものである。図６
（ａ），（ｂ）に示された上側部２０は内側が空洞にな
っているとともに表面側に検温器の表示用の窓部や検温
器の電子部品のリセットボタンのための開口部が設けら
れている。
【００１７】図７（ａ），（ｂ），（ｃ）に示された下
側部２２はその内側が空洞になっているとともに中央部
に案内端部２４が一体に形成されている。この案内端部
２４内に熱電対又はサーミスタのワイヤー状導体８が挿
通されて案内されている。この案内端部２４は、その先
端部分に弾性変形可能な突起手段をなす弾性突起２６を
有し、その弾性突起２６はワッシャ１０に挿入されたと
きにワッシャ１０の筒状突出部１７に着脱自在に係合す
るようになる。従って、これにより、検温器６のハウジ
ング２０，２２はワッシャ１０に対して着脱自在に取付
けられ、洗浄する場合には、このワッシャ１０より容易
に外すことができる。換言すれば、検温器６は基部４に
対して着脱自在となっている。
【００１８】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
本発明に係るおしゃぶり付き検温器は、検温器の部分を
取外せば通常のおしゃぶりとして使用できる等、本発明
は上記実施形態に限定されるものではない。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るおしゃぶり
と検温器との組合せ構造よりなるおしゃぶり付き検温器
は、検温手段をなす検温器の部分を乳首部や基部に対し
て着脱自在に構成してあるので、取外した状態で乳首部
や基部の洗浄を自由に行うことができ、しかも、この際
には検温器の電子部品等が取外されているため、これに
影響されず十分に高い温度で殺菌洗浄ができ、極めて衛
生的であり、又、検温器の使用時には簡単に取付けるこ
とができ、幼児に使用しても安全である等、種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るおしゃぶり付き検温器の全体側面
図である。
【図２】図１に示す構成において、乳首部の先端部分の
変形例を示す部分拡大断面図である。
【図３】図１に示すおしゃぶり付き検温器の各部分を分
離した状態で示す部分破断分解図である。
【図４】図１に示す構成における基部の詳細を示すもの
で、（ａ）は正面図、（ｂ）は図４（ａ）のＡ−Ａ線断
面図、（Ｃ）は図４（ａ）のＢ−Ｂ線断面図である。
【図５】図１に示す構成におけるワッシャの詳細を示す
もので、（ａ）は図５（ｂ）のＣ−Ｃ線断面図、（ｂ）
は正面図、（ｃ）は背面図である。
【図６】図１に示す構成における検温器につき、その一
方のハウジングの一方の部分の詳細を示すもので、
（ａ）は図６（ｂ）のＤ−Ｄ線断面図、（ｂ）は正面図
である。
【図７】図１に示す構成における検温器につき、そのハ
ウジングの他方の部分の詳細を示すもので、（ａ）は図
７（ｃ）のＥ−Ｅ線断面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は
背面図である。
【符号の説明】
２ 乳首部 ４ 基部 ６ 検温器 ８ 導体 ９ センサ １０ ワッシャ １３ 案内チューブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】基部と、該基部に取付けられた乳首部と、
    使用者の温度を計るための検温手段とよりなり、該検温
    手段が前記基部に着脱自在に取付けられてなるおしゃぶ
    り付き検温器。
  2. 【請求項２】前記検温手段は、前記基部の開口に挿通さ
    れる案内端部手段を有し、該案内端部手段が該基部に対
    して着脱自在に係合する突起手段を有してなる請求項１
    に記載のおしゃぶり付き検温器。
  3. 【請求項３】前記基部が前記乳首部のフランジと係合す
    るフランジ手段を有するとともに、該乳首部のフランジ
    を基部に取付けるために該基部に取付けられたワッシャ
    手段を有してなる請求項２に記載のおしゃぶり付き検温
    器。
  4. 【請求項４】前記ワッシャ手段は、前記乳首部の前記フ
    ランジと係合する突起を有してなる請求項３に記載のお
    しゃぶり付き検温器。
  5. 【請求項５】前記ワッシャ手段は、前記案内端部手段を
    受入れる突出部を有してなる請求項３に記載のおしゃぶ
    り付き検温器。
  6. 【請求項６】前記乳首部は、前記検温手段に対して迅速
    な伝達を行うためのセンサ手段を有してなる請求項２に
    記載のおしゃぶり付き検温器。
  7. 【請求項７】前記センサ手段は、前記乳首部に成型配置
    された金属円板よりなるとともに前記検温手段の伝導部
    を着脱自在に受入れる孔を有してなる請求項６に記載の
    おしゃぶり付き検温器。
  8. 【請求項８】前記検温手段の伝導部は、前記センサ手段
    と係合するサーミスタを有してなる請求項７に記載のお
    しゃぶり付き検温器。
  9. 【請求項９】前記センサ手段と接触するように前記伝導
    部を案内する案内チューブを更に備えてなる請求項７に
    記載のおしゃぶり付き検温器。
JP8315594A 1995-11-13 1996-11-12 おしゃぶりと検温器の組合せ構造 Pending JPH09189615A (ja)

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US655095P 1995-11-13 1995-11-13
US60/006,550 1995-11-13
US08/747,338 US5743648A (en) 1995-11-13 1996-11-12 Combination pacifier and thermometer

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JPH09189615A true JPH09189615A (ja) 1997-07-22

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