JPH09184274A - 炭を使用した建材用ボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ケースの中に入れた貝殼の粉を混
ぜた炭パネルに、グラスファイバーのシートとメッシュ
のシートを上にのせて防火性を高めた防虫と空気清浄に
効果のあるボードを、壁材や床どこ、畳床、家具等に使
用する建材に関するものである。 【構成】ボード材用のケース（１）に貝殼の粉を混ぜた
炭パネル（２）を入れ、炭パネル（２）の上にグラスフ
ァイバーのシート（３）をのせ、グラスファイバーのシ
ート（３）の上にメッシュのシート（４）をのせる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、畳床や壁材、家具な
どの建材として利用することにより、防虫や空気清浄が
できることに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、畳床や壁材などの防虫には、薬品
を素材にしみ込ませて使用する方法、あるいは、防虫剤
をまく方法がある。空気清浄に関しては建材としての素
材はなく、別途電化製品などで対応するしかない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】今までの防虫方法と空
気清浄には次のような欠点があった。 （イ）薬品を使用した防虫材は、薬品の臭いが強く耐え
られないものである。 （ロ）薬品の効果は一時的なものである。 （ハ）薬品が人体に悪影響をあたえている。 （ニ）空気清浄に効果のある建材は今までなかった。 したがって、各メーカーとも、薬品を使用せずに防虫や
空気清浄に効果のある建材を莫大な研究費をついやして
研究してきたが、解決していない。本発明は以上の欠点
を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ボード材用の紙または、
ベニア板のケース（１）の中に、貝殼の粉を炭または、
炭粉に混ぜて圧縮した炭パネル（２）を入れ、炭パネル
（２）の上にグラスファイバーのシート（３）をのせ
る。グラスファイバーのシート（３）の上に細かいメッ
シュのシート（４）をのせる。本発明は、以上の構成よ
りなる、炭を使用した建材用ボードである。

【０００５】

【作用】本発明の作用を述べると害虫が炭を使用した建
材用ボードに近ずこうとしても、炭の効果により害虫を
寄せ付けない。また、メッシュのシートとグラスファイ
バーのシートは通気性があるため、タバコや食べ物等の
臭いを活性炭までとどかせ、活性炭の効果によりそれら
の不快な臭いを取り除くことができる。また、炭パネル
に貝殼の粉を入れたり、グラスファイバーのシートをか
ぶせる事により防火性を高めている。

【０００６】

【実施例】なお、本発明の実施にあたって次の如きこと
ができる （イ）炭を使用した建材用ボードを、畳床として使用す
る。 （ロ）炭を使用した建材用ボードを、家具や壁、床どこ
等に使用する。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、炭パネルに貝殼の粉を入れた
り、グラスファイバーのシートをかぶせる事により防火
性を高めるとともに、炭という活性炭の働きにより防虫
や空気清浄の効果があるため、畳床や壁、床どこ等の建
材として利用することで害虫を近ずけないので、衛生的
である。また、室内にこもったタバコや食品等の臭いも
取り除く空気清浄の効果もあるめ、精神的にも衛生的で
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の組立図

【図２】本発明の斜視図

【符号の説明】

１ ケース ２ 炭パネル ３ グラスファイバーのシート ４ メッシュのシート

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ３２Ｂ 27/20 Ｂ３２Ｂ 27/20 Ｚ Ｅ０４Ｂ 1/72 Ｅ０４Ｂ 1/72 Ｅ０４Ｆ 13/08 8913−2Ｅ Ｅ０４Ｆ 13/08 Ａ (72)発明者 桐畑 清代 茨城県筑波郡伊奈町勘兵衛新田34丁目297 番地 (72)発明者 宮川 恵 熊本県八代市鼠蔵町1675

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ボード材用の紙または、ベニア板のケース
   （１）に貝殼の粉を混ぜた炭または、炭粉を圧縮した炭
   パネル（２）を入れ、炭パネル（２）の上にグラスファ
   イバーのシート（３）をのせ、グラスファイバーのシー
   ト（３）の上に細かいメッシュのシート（４）をのせ
   る。以上のごとく構成された、炭を使用した建材用ボー
   ド。