JPH09182473A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

Info

Publication number
JPH09182473A
JPH09182473A JP34911695A JP34911695A JPH09182473A JP H09182473 A JPH09182473 A JP H09182473A JP 34911695 A JP34911695 A JP 34911695A JP 34911695 A JP34911695 A JP 34911695A JP H09182473 A JPH09182473 A JP H09182473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
switch
limit switch
drive circuit
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34911695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Tachikawa
和彦 立川
Riyouta Hashimoto
量太 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP34911695A priority Critical patent/JPH09182473A/ja
Publication of JPH09182473A publication Critical patent/JPH09182473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御回路に異常が生じても位置制御対象物の
可動端で確実にモータを停止することが可能なモータ制
御装置を提供する。 【解決手段】 リミットスイッチを、制御回路を介さず
に駆動回路に直接接続し、このリミットスイッチにより
対象物が可動端に達したことを検出したらモータを直接
停止可能とすることで、制御回路に異常が生じても対象
物の可動端で確実にモータを停止することができること
から、モータを保護でき、不必要な電力消費をも回避で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ制御装置に関
し、特にリミットスイッチを用いた車両制御装置、例え
ばシートの各可動部が可動端に達したことを検出するべ
くリミットスイッチが設けられたパワーシートの制御に
好適なモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種車輌に於て、乗降容易性
及び乗り心地を向上するべく、シートの前後位置やシー
トバックの傾倒角、サイドサポートの位置などを調整す
るパワーシートが採用されている。
【0003】このようなパワーシートにあっては、図2
に示すように、駆動回路17を介して制御回路としての
CPU11によりシートの各可動部を動かすモータMを
駆動・制御しており、例えばシートの可動部がその可動
端まで移動(または傾動、回動)したら、モータを保護
するべく上記CPU11に接続されたリミットスイッチ
18によりこれを検出して、CPU11からの駆動出力
を停止して駆動回路17を電源から開放することで、マ
ニュアルスイッチ14などの操作によらずモータMを停
止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CPU
11に異常が発生して常にモータMを駆動し続けた場
合、モータMの負荷が増大し、場合によってはモータM
が焼き切れてしまう不具合が考えられる。これはパワー
シートに限らず、一般的な位置制御を行うモータ制御装
置でも同様である。
【0005】本発明は上記したような従来技術の問題点
に鑑みなされたものであり、その主な目的は、制御回路
に異常が生じても可動対象物の可動端で確実にモータを
停止することが可能なモータ制御装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、スイッチ操作に応じて対象物の位置を変えるた
めのモータを駆動する駆動回路と、該駆動回路を制御す
る制御回路とを有するモータ制御装置であって、前記対
象物が可動端に達したことを検出するリミットスイッチ
を有し、前記リミットスイッチが前記駆動回路に前記制
御回路を介さずに直接接続され、前記リミットスイッチ
により前記対象物が前記可動端に達したことが検出され
たら前記モータを前記制御回路を介さずに直接停止可能
としたことを特徴とするモータ制御装置を提供すること
により達成される。特に、前記対象物の位置を検出する
べく前記制御装置に接続されたパルサスイッチを更に有
し、前記制御回路が、バルサスイッチからのパルス信号
が停止または減少したら前記駆動回路を介しての前記モ
ータへの駆動信号を停止するようになっていると良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
について添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された建設機械(例
えばパワーショベル)のパワーシートの制御装置の回路
構成を示すブロック図である。この建設機械のシートは
モータMをもって前後方向に位置を調節可能になってい
る。また、シートに隣接する位置には、パワーショベル
等の操作及び車輌の移動などが可能な運転可能位置とそ
れらの操作を禁止する休車位置との間で傾倒し得る安全
レバー(図示せず)が設けられている。この安全レバー
が運転可能位置にあるときには運転者が降車し難いよう
になっている。
【0009】このパワーシートの制御装置内には、シー
ト位置を記憶するためのメモリが内蔵された制御回路と
してのCPU1が設けられている。このCPU1には、
当該建設機械のキースイッチ2、上記安全レバーに連動
して該レバーが休車位置にあるときにオンする安全レバ
ースイッチ3、パワーシート用のマニュアルスイッチ
4、或るシート位置を記憶し、または記憶した位置にシ
ートを移動させるためのメモリセットスイッチ5及び非
常時にシートの移動を停止するための非常用停止スイッ
チ6が接続されている。また、CPU1にはモータMを
駆動するための駆動回路7とシートの可動端及びシート
の現在位置を求めるためのパルサスイッチ9も接続され
ている。
【0010】ここで、リミットスイッチ8は駆動回路7
に直接接続され、シートが可動端に達したことが検出さ
れたらモータMをCPU1を介さずに直接停止するよう
になっている。
【0011】実際に当該建設機械のシート位置を調整す
るには、まずシートに着座し、キースイッチ2をオンし
た後、安全レバーを運転可能位置に移動する。するとシ
ートの位置調節が可能になる。そして、マニュアルスイ
ッチ4またはメモリセットスイッチ5を操作してシート
位置を調節する。また、シートが最前端または最後端、
即ち可動端まで移動したときは、リミットスイッチ8が
駆動回路7を開放することで、モータMへの駆動電流が
絶たれる。例えば、シートが前進している時は駆動回路
7の上段のトランジスタがオンしてリレーコイルが励磁
され、モータMへ矢印Fの電流が流れることになる。そ
して、シートが最前端に移動すると、リミットスイッチ
8が矢印Fに移動して駆動回路7のトランジスタの一端
を開放し、リレーがオフしてモータMは停止する。この
時、パルサスイッチ9からのパルス信号も減少または停
止する。これをCPU1が検知し、モータの駆動出力を
停止する。このように、モータMはリミットスイッチ8
によりCPU1を介さず直接停止するため、電気的遅れ
を生じることなく停止する。
【0012】尚、例えば安全レバー3が休車位置にある
と、マニュアルスイッチ4またはメモリセットスイッチ
5の操作は無効になるように、即ち駆動回路7へ命令が
出力されなくなるようにCPU1にプログラムされてい
る。
【0013】このとき、何らかの原因でCPU1に異常
が発生して駆動回路7を介してモータMを駆動し続けて
も、リミットスイッチ8によりシートが可動端に達した
ことが検出されたらモータMをCPU1を介さずに直接
停止することからモータMに過負荷が加わることがな
い。また、モータMが停止することでパルサスイッチ9
からのパルス信号が停止することからCPU1からの駆
動出力も停止する。従って回路に負荷が加わる心配がな
い。
【0014】通常は、その後に実際の建設機械の操作を
行った後、降車する際には、まず安全レバーを休車位置
に移動させる。すると、安全レバースイッチ3がオン
し、自動的にシートが最後端位置に移動した後、駆動回
路7へは命令が出力されなくなる。最後にキースイッチ
2をオフにして降車する。
【0015】尚、上記例では安全レバーが運転可能位置
にあるときには単にシート位置を調整可能としたが、安
全レバーが運転可能位置にあるときにメモリに記憶され
た位置にシートを自動的に移動させて、シート調節の手
間を省くようにしても良い。また、上記例ではシートの
前後位置のみ調節可能としたが、他にシートバックの傾
倒角、サイドサポートの位置などを調整可能として、そ
れらのモータについても同様に制御することも容易に可
能である。更に、上記例では建設機械のパワーシートに
ついて説明したが、通常の乗用車などのパワーシートに
同様に適用可能であり、加えて一般的な位置制御のため
のモータ制御装置に容易に適用可能であることは云うま
でもない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるモータ制御装置によれば、リミットスイッチ
を、制御回路を介さずに駆動回路に直接接続し、このリ
ミットスイッチにより対象物が可動端に達したことを検
出したらモータを直接停止可能とすることで、制御回路
に異常が生じてもシート可動部の可動端で確実にモータ
を停止することができることから、モータを保護でき、
不必要な電力消費をも回避できる。また、対象物の位置
を検出するパルサスイッチからのパルス信号が停止また
は減少したら制御回路からのモータへの駆動信号を停止
することで、制御装置内での矛盾なくモータの駆動/停
止を制御でき、回路への電気的負担が軽減すると共にリ
ミットスイッチの制御装置への接続を省略でき、回路を
簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された建設機械のパワーシートの
制御ユニットの概略構成を示す回路ブロック図。
【図2】従来のパワーシートの制御ユニットの概略構成
を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1 CPU 2 キースイッチ 3 安全レバースイッチ 4 マニュアルスイッチ 5 メモリセットスイッチ 6 非常用停止スイッチ 7 駆動回路 8 リミットスイッチ 9 バルサスイッチ 11 CPU 14 マニュアルスイッチ 17 駆動回路 18 リミットスイッチ M モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ操作に応じて対象物の位置を
    変えるためのモータを駆動する駆動回路と、該駆動回路
    を制御する制御回路とを有するモータ制御装置であっ
    て、 前記対象物が可動端に達したことを検出するリミットス
    イッチを有し、 前記リミットスイッチが前記駆動回路に前記制御回路を
    介さずに直接接続され、 前記リミットスイッチにより前記対象物が前記可動端に
    達したことが検出されたら前記モータを前記制御回路を
    介さずに直接停止可能としたことを特徴とするモータ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記対象物の位置を検出するべく前記
    制御装置に接続されたパルサスイッチを更に有し、 前記制御回路が、バルサスイッチからのパルス信号が停
    止または減少したら前記駆動回路を介しての前記モータ
    への駆動信号を停止するようになっていることを特徴と
    する請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記対象物が、パワーシートの各可動
    部からなることを特徴とする請求項1若しくは請求項2
    に記載のモータ制御装置。
JP34911695A 1995-12-20 1995-12-20 モータ制御装置 Pending JPH09182473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34911695A JPH09182473A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34911695A JPH09182473A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 モータ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09182473A true JPH09182473A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18401602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34911695A Pending JPH09182473A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09182473A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10222539A1 (de) * 2002-05-17 2003-11-27 Siemens Ag Verfahren zum Betreiben eines Stellantriebs
DE10241602A1 (de) * 2002-09-04 2004-03-18 Saia-Burgess Gmbh Verfahren zum Schutz vor mechanischen Blockierungen bei Schrittantrieben

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10222539A1 (de) * 2002-05-17 2003-11-27 Siemens Ag Verfahren zum Betreiben eines Stellantriebs
DE10241602A1 (de) * 2002-09-04 2004-03-18 Saia-Burgess Gmbh Verfahren zum Schutz vor mechanischen Blockierungen bei Schrittantrieben

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4170892B2 (ja) 車両用乗員保護装置
US4809180A (en) Seat control apparatus for vehicle
JP3492605B2 (ja) 自動車の前部座席を調節する電気調節機
JPH0260847A (ja) シフトチェンジ連動のヘッドレスト制御方法およびヘッドレスト制御装置
US5164645A (en) Automatic positioning apparatus and method for controlling attitude of vehicle mounted device
JP2005119646A (ja) 車両用シート装置
JPH05139221A (ja) 車両の座席、ステアリング車輪及びバツクミラーの位置を制御及び記憶するための中央制御ユニツト
JP2844248B2 (ja) パワー回転シート制御方法およびパワー回転シート制御装置
JPH09182473A (ja) モータ制御装置
JP2734857B2 (ja) シ−トのサイドサポ−ト制御装置
JPH03189244A (ja) パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置
JP5297051B2 (ja) 車両用シート装置および車両用シート装置の制御方法
JP2695768B2 (ja) リーチ式バツテリフオークリフトのモータ制御装置
JPH03193536A (ja) 自動車のシート構造
JP2792305B2 (ja) シートのサイドサポート制御装置
JP2955394B2 (ja) 電動シート装置
JPH07137580A (ja) 電動格納式ディスプレイ装置
KR100508653B1 (ko) 차량의 전동식 시트조절장치
JPH03262774A (ja) シートスライド連動式のステアリング装置
JPH05149054A (ja) 車両用開閉体の開閉制御装置
JPH06270741A (ja) バックミラー駆動制御装置
JPH01195173A (ja) 車両用ステアリング装置
JPH05338482A (ja) パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置
JP2810822B2 (ja) 車両用シート
JP2022158300A (ja) 車両用荷箱におけるシート開閉駆動装置