JPH09181953A - 自動追尾装置 - Google Patents

自動追尾装置

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JPH09181953A
JPH09181953A JP7340603A JP34060395A JPH09181953A JP H09181953 A JPH09181953 A JP H09181953A JP 7340603 A JP7340603 A JP 7340603A JP 34060395 A JP34060395 A JP 34060395A JP H09181953 A JPH09181953 A JP H09181953A
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JP
Japan
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histogram
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JP7340603A
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Inventor
Kenichi Hagio
健一 萩尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追尾対象と類似した物体や背景が存在しても
信頼性高く追尾できる自動追尾装置を提供する。 【解決手段】 画像データを入力する画像入力手段1
と、画像データを記憶する画像記憶手段2と、画像モニ
タ装置11と、操作者が対象指定枠を操作して初期設定
時に追尾対象を指定する対象指定枠設定手段3と、対象
指定枠内部の特徴値のヒストグラムを生成する指定枠内
部ヒストグラム生成手段6と、画像全体の特徴値のヒス
トグラムを生成する画像全体ヒストグラム生成手段5
と、生成した2つのヒストグラムから特徴値を選択し記
憶する特徴値選択手段7と、画像記憶手段に記憶した画
像データから前記特徴値を抽出する二値化手段9と、二
値化手段が抽出した画素を探索し分布を求める探索手段
8と、分布状態から追尾対象の位置を特定する対象位置
算出手段10とを備えて自動追尾装置を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像した画像デー
タを利用して、指定した追尾対象を自動的に追尾する自
動追尾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像された画像データを利用して、指定
した追尾対象を自動的に追尾する、自動追尾装置の従来
の自動追尾方法としては、(1)予め追尾対象を表す画
像データをテンプレートとして記憶し、そのテンプレー
トと最も相関の高い位置を入力画像中から捜し出すテン
プレートマッチング法、(2)予め追尾対象の特徴的な
輝度値や色相値などを抽出して記憶し、その特徴的な輝
度値や色相値の多い位置を入力画像中から捜し出すヒス
トグラム法、などが提案されている。
【0003】図6〜図8を用いて上述中のヒストグラム
法を説明する。図6、図8は自動追尾装置を説明するた
めのモニタ画面図、図7は自動追尾装置の特徴抽出手段
を説明するヒストグラムである。
【0004】自動追尾装置は入力画像を映し出す画像モ
ニタ装置を備える。自動追尾装置は、入力画面を映し出
しているモニタ画面Aに、追尾対象を指定するための対
象指定枠A1を、オーバーレイ表示できるようにされて
いる。この対象指定枠A1はコンソールを操作すること
により移動できる。そこで、操作者は、初期設定として
追尾対象を指定するために、対象指定枠A1を移動さ
せ、対象指定枠A1内に追尾対象Pを位置させるように
コンソールを操作し、図6に示すように対象指定枠A1
内に追尾対象Pが位置した時点を見計らって、追尾対象
捕捉操作を行なう。
【0005】すると、自動追尾装置は、対象指定枠A1
内の画像の各画素に対して輝度値Tあるいは色相値Tに
基づき、図7に示すような画素数N対輝度値Tあるいは
画素数N対色相値Tのヒストグラムを生成する。そし
て、自動追尾装置は、生成したヒストグラムに基づい
て、最も画素数Nの多い輝度値Tmaxあるいは色相値
Tmaxを抽出し、追尾対象Pを追尾するための特徴値
として記憶する。
【0006】追尾装置は、この記憶した輝度値Tmax
あるいは色相値Tmaxを基準に、撮像カメラなどであ
る画像入力手段から入力される入力画像のそれぞれの画
素に対し、所定の範囲の値を持つ画素を「1」に、また
そうでない画素を「0」にする二値化処理を施し、二値
化画像を得る。そして、自動追尾装置は、対象指定枠A
1と同じ形でありかつ同じ大きさの切出し枠を、前記二
値化画像の所定範囲内で移動させ、切出し枠内に存在す
る「1」の画素数が最も多くなる切出し枠の位置を追尾
対象の存在する位置であると決定しながら、逐次追尾す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動追尾装置にあっては、対象指定枠A1内の画像の各
画素に対して輝度値Tあるいは色相値Tに基づき、ヒス
トグラムを生成し、最も画素数Nの多い輝度値Tmax
あるいは色相値Tmaxを抽出し、追尾対象Pを追尾す
るための特徴値として記憶する。したがって、画像全体
では図8に示すように、追尾対象P以外に輝度値Tma
xあるいは色相値Tmaxをもつ物体あるいは背景が存
在する場合がある。このとき、自動追尾装置は追尾対象
ではなく、追尾対象P以外の輝度値Tmaxあるいは色
相値Tmaxをもつ物体あるいは背景を追尾対象とし
て、誤って追尾する可能性があるという、問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、追尾対象と
類似した物体や背景が存在しても信頼性高く追尾するこ
とができる自動追尾装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するために、請求項1記載の発明にあっては、所定
領域を撮像して画像データを入力する画像入力手段と、
画像入力手段の入力する画像データを記憶する画像記憶
手段と、画像記憶手段の記憶する画像データを画像表示
する画像モニタ装置と、操作者が画像モニタ装置にオー
バーレイ表示される対象指定枠を操作して初期設定時に
追尾対象を指定する対象指定枠設定手段と、対象指定枠
内部の特徴値のヒストグラムを作成するヒストグラム作
成手段と、画像全体の特徴値のヒストグラムを作成する
ヒストグラム作成手段と、作成した2つのヒストグラム
から対象指定枠内部に特有でかつ安定して抽出できる特
徴値を選択し該特徴値を記憶する特徴値選択手段と、画
像記憶手段に記憶した画像データから特徴値選択手段が
記憶した特徴値を抽出する二値化手段と、二値化手段が
抽出した画素を探索しその分布状態を求める探索手段
と、探索により得た分布状態から追尾対象の位置を特定
する対象位置算出手段を備えることを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、前記特徴
値を画素の色相値とすることを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明にあっては、前記特徴
値を画素の輝度値とすることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動追尾装置
の一実施の形態を図1〜図5に基づいて、それぞれ詳細
に説明する。図1は自動追尾装置の構成を示すブロック
図である。図2は自動追尾装置のモニタ画面図である。
図3は自動追尾装置の初期設定時に行なうヒストグラム
の作成を示す説明図であり、図3(a)は画像全体のヒ
ストグラム、図3(b)は対象指定枠内のヒストグラ
ム、図3(c)は画像全体のヒストグラムと対象指定枠
内のヒストグラムとを所定の式により演算した結果のヒ
ストグラムである。図4は自動追尾装置の追尾時に行な
う探索方法を示す説明図である。図5は自動追尾装置の
追尾時に行なう探索の結果得られる類似度の分布を示す
説明図である。
【0013】図1に示すように、自動追尾装置は、CC
Dカメラなどにて構成される画像入力手段1と、画像メ
モリなどで構成される画像記憶手段2と、コンソールで
ある対象指定枠設定手段3と、画像記憶手段2に座標を
重ね合わせたオーバーレイメモリと対象指定枠の座標を
記憶するメモリで構成される対象指定枠記憶手段4と、
中央処理装置などで構成される画像全体ヒストグラム生
成手段5と、中央処理装置などで構成される指定枠内ヒ
ストグラム生成手段6と、中央処理装置などで構成され
る特徴値選択手段7と、中央処理装置などで構成される
探索手段8と、中央処理装置などで構成される二値化手
段9と、中央処理装置などで構成される対象位置算出手
段10と、CRTなどにて構成される画像モニタ装置1
1とを備えている。
【0014】画像入力手段1は、一定時間間隔で所定の
撮像領域を撮像し、撮像映像を画像データD1として画
像記憶手段2に出力する。画像記憶手段2は、画像入力
手段1から画像データD1を受けとって記憶する。対象
指定枠設定手段3は、操作者が、画像モニタ装置のモニ
タ画面Aに映し出される画像を見ながら、モニタ画面A
にオーバーレイ表示されている対象指定枠A1を移動さ
せて、図2に示すように追尾対象Pを対象指定枠A1で
囲うものであり、追尾対象捕捉操作を行なうと対象指定
枠A1の対角の2つの座標(x0,y0)と(x1,y
1)とを対象指定枠記憶手段4に出力する。対象指定枠
記憶手段4は、対象指定枠設定手段3の出力する2つの
座標(x0,y0)と(x1,y1)とを、対象指定枠
A1の対角座標として記憶する。
【0015】画像全体ヒストグラム生成手段5は図3
(a)に示すように、画像記憶手段2に記憶した画像デ
ータD1に対して、画像全体について画素数対色相値の
ヒストグラムH1(T)を作成し、特徴値選択手段7に
出力する。
【0016】指定枠内部ヒストグラム生成手段6は図3
(b)に示すように、画像記憶手段2に記憶した画像デ
ータD1と、対象指定枠記憶手段4の記憶した対象指定
枠A1の対角座標(x0,y0)と(x1,y1)とに
基づいて、対角座標(x0,y0)と(x1,y1)と
から成る対象指定枠A1内の画像について、画素数対色
相値のヒストグラムH2(T)を作成し、特徴値選択手
段7に出力する。
【0017】特徴値選択手段7は、画像全体ヒストグラ
ム手段5が作成した画素数対色相値のヒストグラムH1
(T)と、指定枠内部ヒストグラム生成手段6が作成し
た画素数対色相値のヒストグラムH2(T)とから、対
象指定枠A1内に多く存在し、かつ画像全体を見た場合
に対象指定枠A1内にのみ存在するか、あるいは大部分
が対象指定枠A1内に存在するような色相値Tsを算出
し記憶する。即ち、 F(T)= (H2(T)/H1(T))×H2(T) ・・(式1) とするとき、F(T)が最大となるTを色相値Tsとし
て算出する。式1を施した例を図3(c)に示す。
【0018】ここで式1の意味するところを説明する。
H2(T)/H1(T)は対象指定枠A1内に存在する
色相値Tが対象指定枠A1内にのみ存在するかどうかを
判定する尺度であり0〜1の値をとる。この値が1であ
れば色相値Tは指定枠内にのみ存在することを意味し、
値が小さくなるほど対象指定枠A1外部に同じ色相値T
をもつ画素が存在することを意味する。従って、H2
(T)/H1(T)が大きいほど、色相値Tは追尾に有
効である。次に、前記尺度H2(T)/H1(T)にH
2(T)をかけているのは、対象指定枠A1内で安定し
て抽出できる色相値Tを選択するためである。即ち、た
とえ尺度が1であって対象指定枠A1内にしか含まれて
いない色相値Tであっても、対象指定枠A1に含まれて
いるその色相値Tの画素が少なければ、毎回決まってそ
の色相値Tの画素が抽出されるとは限らないため、色相
値Tの画素数はある程度多くなければならない。従って
H2(T)/H1(T)の前記尺度にH2(T)の値を
かけた上式を用いてF(T)か大きくなるような色相値
Tを求めることで、対象指定枠A1外にはあまり存在せ
ず、且つ対象指定枠A1内に多く存在する色相値Tを選
択できる。
【0019】探索手段8と二値化手段9と対象位置算出
手段10とは、それぞれ追尾時にのみ機能する。探索手
段8は図4に示すように、対象指定枠記憶手段4の記憶
する対象指定枠A1の位置を中心とした探索領域Rを設
定するとともに、画像の切出し枠A2を設定し、画像記
憶手段2の記憶する画像データ内の該切出し枠A2によ
り囲まれた画像データD2を二値化手段9に出力する。
【0020】切出し枠A2の決定は図4に示すように、
対象指定枠A1の左上の座標(x0,y0)から所定の
オフセット値(x2,y2)を引いて(xa,ya)と
し、右下の対角座標(x1,y1)から所定のオフセッ
ト値(x2,y2)を引いて(xb,yb)とし、この
対角座標(xa,ya)(xb,yb)とからできる枠
を基準枠として、探索増分(i,j)を加えることで行
なう。したがって、切出し枠A2の対角座標は(xa+
i,ya+j)(xb+i,yb+j)となる。
【0021】二値化手段9は、探索手段8が画像記憶手
段2から切り出して出力する画像データD2を、特徴値
選択手段7が選択し記憶した色相値TsあるいはTs近
傍の類似する色相値の画素を「1」に、そうでない画素
を「0」にする二値化処理を行ない、その結果を対象位
置算出手段10に出力する。
【0022】対象位置算出手段10は、例えば「1」に
分類された画素数を類似度G(i,j)として記憶す
る。対象位置算出手段10は、探索手段8が探索増分
(i,j)を変化させて決定した切出し枠A2毎に類似
度G(i,j)として記憶していく。対象位置算出手段
10は、対象指定枠A1の位置を中心とする探索領域R
の全ての探索を終了すると、図5のように最も類似度の
大きい値を取る探索増分(I,J)を求める。
【0023】そして、対象位置算出手段10は、所定の
オフセット値(x2,y2)と、最も類似度の大きい値
をとる探索増分(I,J)と、対象指定枠記憶手段4に
前回記憶した対角座標(xa,ya)(xb,yb)と
から、対角座標(xa+I,ya+J)と(xb+I,
yb+J)とを算出し、この対角座標を新たな対象指定
枠A1の対角座標(x0、y0)と(x1,y1)とし
て対象指定枠記憶手段4に記憶する。
【0024】次に、以上のようにして構成した自動追尾
装置の動作を以下に示す。まず、初期設定動作について
説明する。初期設定時にあっては、操作者は、画像入力
手段1が撮像し画像モニタ装置のモニタ画面Aに映し出
される画像を見ながら、モニタ画面Aにオーバーレイ表
示されている対象指定枠A1を移動させて、図2に示す
ように追尾対象Pを対象指定枠A1で囲い、対象指定枠
A1を設定する。
【0025】そして、画像全体ヒストグラム生成手段5
は、画像入力手段1が撮像し画像記憶手段2に記憶した
画像データD1に対して、画像全体について画素数対色
相値のヒストグラムH1(T)を作成し特徴値選択手段
7に出力する。指定枠内部ヒストグラム生成手段6は、
対象指定枠A1内の画像について、画素数対色相値のヒ
ストグラムH2(T)を作成し、特徴値選択手段7に出
力する。特徴値選択手段7は、ヒストグラムH1(T)
とヒストグラムH2(T)とから、式1のF(T)が最
大となるTを色相値Tsとして算出して記憶する。以上
により、追尾対象Pの特徴値を抽出する。
【0026】次に、追尾動作について説明する。画像入
力手段1は、一定時間間隔で所定の撮像領域を撮像し、
撮像映像を画像データD1として画像記憶手段2に出力
する。画像記憶手段2は、画像入力手段1から画像デー
タD1を受けとって記憶する。
【0027】探索手段8は、対象指定枠記憶手段4の記
憶する対象指定枠A1の位置を中心とした探索領域Rを
設定するとともに、画像の切出し枠A2を設定し、画像
記憶手段2の記憶する画像データ内の該切出し枠A2に
より囲まれた画像データD2を二値化手段9に出力す
る。二値化手段9は、探索手段8が画像記憶手段2から
切り出して出力する画像データD2を、特徴値選択手段
7で選択したTsあるいはTs近傍の類似する色相値の
画素を「1」に、そうでない画素を「0」にする二値化
処理を行ない、その結果を対象位置算出手段10に出力
する。
【0028】対象位置算出手段10は、例えば「1」に
分類された画素数を類似度G(i,j)として記憶し、
最も類似度の大きい値を取る探索増分(I,J)を求め
る。対象位置算出手段10は、所定のオフセット値(x
2,y2)と、最も類似度の大きい値をとる探索増分
(I,J)と、対象指定枠記憶手段4に前回記憶した対
角座標(x0,y0)(x1,y1)とから、対角座標
(xa+I,ya+J)と(xb+I,yb+J)とを
算出し、この対角座標を新たな対象指定枠A1の対角座
標(x0、y0)と(x1,y1)として対象指定枠記
憶手段4に記憶する。自動追尾装置は、以上の動作を繰
り返すことにより追尾対象Pの追尾を行なう。
【0029】なお、本実施の形態では、ヒストグラムを
求める際の特徴値として色相値を用いているが、これに
限られるものではなく、画素の特徴を表すものであれば
よく、例えば輝度値でもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の自動追尾装置は以上のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、画像
全体ヒストグラム生成手段が画像全体において特徴値対
画素数のヒストグラムを求め、指定枠内部ヒストグラム
生成手段が対象指定枠内の画像について特徴値対画素数
のヒストグラムを求め、特徴値選択手段が両ヒストグラ
ムに基づいて追尾対象の特徴値を選択するので、該特徴
値に基づいて追尾動作を行うことにより、追尾対象と類
似する物体や背景の影響を受けない、信頼性の高い自動
追尾装置を提供できるという効果を奏する。
【0031】請求項2記載の発明にあっては、画像全体
ヒストグラム生成手段が画像全体において色相値対画素
数のヒストグラムを求め、指定枠内部ヒストグラム生成
手段が対象指定枠内の画像について色相値対画素数のヒ
ストグラムを求め、特徴値選択手段が両ヒストグラムに
基づいて追尾対象の輝度値を選択するので、該色相値に
基づいて追尾動作を行うことにより、追尾対象と色相が
類似する物体や背景の影響を受けない、信頼性の高い自
動追尾装置を提供できるという効果を奏する。
【0032】請求項3記載の発明にあっては、画像全体
ヒストグラム生成手段が画像全体において輝度値対画素
数のヒストグラムを求め、指定枠内部ヒストグラム生成
手段が対象指定枠内の画像について輝度値対画素数のヒ
ストグラムを求め、特徴値選択手段が両ヒストグラムに
基づいて追尾対象の輝度値を選択するので、該輝度値に
基づいて追尾動作を行うことにより、追尾対象と輝度が
類似する物体や背景の影響を受けない、信頼性の高い自
動追尾装置を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の自動追尾装置を示
すブロック図である。
【図2】上記自動追尾装置の初期設定時の追尾対象の指
定操作を説明するモニタ画面図である。
【図3】上記自動追尾装置の初期設定時に行なうヒスト
グラムの作成を示す説明図である。
【図4】上記自動追尾装置の追尾時に行なう探索方法を
示す説明図である。
【図5】上記自動追尾装置の追尾時に行なう探索の結果
得られる類似度の分布を示す説明図である。
【図6】自動追尾装置を説明するためのモニタ画面図で
ある。
【図7】自動追尾装置の特徴抽出手段を説明するヒスト
グラムである。
【図8】自動追尾装置の問題点を説明するためのモニタ
画面図である。
【符号の説明】
1 画像入力手段 2 画像記憶手段 3 対象指定枠設定手段 4 対象指定枠記憶手段 5 画像全体ヒストグラム生成手段 6 指定枠内部ヒストグラム生成手段 7 特徴値選択手段 8 探索手段 9 二値化手段 10 対象位置算出手段 11 画像モニタ装置 A1 対象指定枠 P 追尾対象 Ts 特徴値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項2記載の発明にあっては、画像全体
ヒストグラム生成手段が画像全体において色相値対画素
数のヒストグラムを求め、指定枠内部ヒストグラム生成
手段が対象指定枠内の画像について色相値対画素数のヒ
ストグラムを求め、特徴値選択手段が両ヒストグラムに
基づいて追尾対象の色相値を選択するので、該色相値に
基づいて追尾動作を行うことにより、追尾対象と色相が
類似する物体や背景の影響を受けない、信頼性の高い自
動追尾装置を提供できるという効果を奏する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域を撮像して画像データを入力す
    る画像入力手段と、画像入力手段の入力する画像データ
    を記憶する画像記憶手段と、画像記憶手段の記憶する画
    像データを画像表示する画像モニタ装置と、操作者が画
    像モニタ装置にオーバーレイ表示される対象指定枠を操
    作して初期設定時に追尾対象を指定する対象指定枠設定
    手段と、対象指定枠内部の特徴値のヒストグラムを生成
    する指定枠内部ヒストグラム生成手段と、画像全体の特
    徴値のヒストグラムを生成する画像全体ヒストグラム生
    成手段と、生成した2つのヒストグラムから追尾に用い
    る特徴値を選択し該特徴値を記憶する特徴値選択手段
    と、画像記憶手段に記憶した画像データから特徴値選択
    手段が記憶した特徴値を抽出する二値化手段と、二値化
    手段が抽出した画素を探索しその分布状態を求める探索
    手段と、探索により得た分布状態から追尾対象の位置を
    特定する対象位置算出手段とを備えることを特徴とする
    自動追尾装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴値を画素の色相値とすることを
    特徴とする請求項1記載の自動追尾装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴値を画素の輝度値とすることを
    特徴とする請求項1記載の自動追尾装置。
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