JPH09181759A - 受信確認信号の伝送方法および伝送装置 - Google Patents

受信確認信号の伝送方法および伝送装置

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JPH09181759A
JPH09181759A JP7336573A JP33657395A JPH09181759A JP H09181759 A JPH09181759 A JP H09181759A JP 7336573 A JP7336573 A JP 7336573A JP 33657395 A JP33657395 A JP 33657395A JP H09181759 A JPH09181759 A JP H09181759A
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JP
Japan
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reception confirmation
confirmation signal
control message
transmission
channel
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Application number
JP7336573A
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English (en)
Inventor
Shoji Matsumoto
昌治 松本
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Yuji Maeda
裕治 前田
Atsuo Serikawa
厚夫 芹川
Yoshiki Morimoto
佳季 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CATV網等のような1対n構成のディジタル
ネットワークを経由して双方向通信を行う通信システム
における受信確認信号の返送方法および伝送装置に関
し、ACK信号を専用の通信チャネルを経由し送信する
ことで、他の端末の制御メッセージとの衝突を無くし、
伝送効率を高めることを目的とする。 【解決手段】上り伝送フレームに、上り制御メッセージ
を送信する制御チャネルとは別に上り方向の受信確認信
号を伝送する受信確認信号用チャネルを設け、各端末装
置に設けられた受信確認信号送信部で該受信確認信号用
チャネルを介して上り方向の受信確認信号を送信し、セ
ンタ側装置に設けられた受信確認信号受信部で該受信確
認信号用チャネルを介して上り方向の受信確認信号を受
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATV網等のよ
うな1対n構成のネットワークを経由して双方向通信を
行う通信システムにおける受信確認信号の返送方法およ
び伝送装置に関する。
【0002】近年、既設のCATV網を使用し、電話サ
ービス、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス等
のような双方向サービスを実現する通信システムが開発
されている。かかる双方向通信を実現する際、上り/下
り両方向に制御信号を伝送する必要がある。しかし、C
ATV網等のような1対n構成のネットワーク(例えば
ツリー型ネットワーク等)では、上り方向(端末→セン
タ方向、n→1方向)は、複数の端末から一斉にセンタ
側に制御信号が送信された場合にはこれらの制御信号が
衝突する可能性がある。このため、通常、上り方向は衝
突制御(スロッテドアロハ方式等)が用いられている。
【0003】また、センタ・端末間で制御信号の送受信
を行うようなシステムでは、伝送エラー等によりメッセ
ージが紛失する可能性があるため、メッセージ受信時に
ACK信号(Acknowledge :受信確認信号)を返送し、
送達確認を行う方式が一般的にとられている。この方式
の例としてはISDNのレイヤー2によるACK信号送
信等がある。
【0004】
【従来の技術】図14には1対n構成のネットワークの
例が示される。またこのネットワークにおけるセンタ側
装置の従来例が図15に、端末装置の従来例が図16に
それぞれ示される。また、図17には従来構成における
センタ・端末間の送受信フレームのフォーマットが示さ
れる。また図18は従来のセンタ側装置における動作手
順を示すフローチャートであり、図19は従来の端末装
置における動作手順を示すフローチャートである。
【0005】図14のネットワークは、1対n構成のデ
ィジタルネットワーク(例ではCATV網)経由で双方
向電話サービスを行う通信システムの構成を示すもので
ある。この通信システムにおいては、センタ側装置1は
電話交換機能を提供する交換機3に接続されるととも
に、外部の混合/分波器4から伝送路6を介しさらに伝
送路6上の中継アンプ5を適宜介して複数の端末装置2
にそれぞれ接続される。
【0006】図15において、センタ側装置1は交換機
インタフェース部11、ネットワーク部12、送信フレ
ーム組立て部13、受信フレーム分解部14、送信信号
変調部15、受信信号復調部16、CPU(中央処理装
置)17、ROM(リードオンリーメモリ)18、RA
M(ランダムアクセスメモリ)19等を含み構成され
る。
【0007】交換機インタフェース部11は電話交換機
能を提供する交換機3と接続するためのインタフェース
であり、ネットワーク部12は交換機3側と伝送路6側
の通話チャネルBの組み替えを行う。
【0008】ネットワーク部12から送出された通話信
号は、送信フレーム組立部13に入力される。送信フレ
ーム組立部13にはCPU17側から制御信号等が入力
され、送信フレーム組立部13はこの制御信号と通話チ
ャネル等を送信フレームに組み立てる。この送信フレー
ムは送信信号変調部15でネットワーク上の伝送フォー
マット(モデム信号)に変調され、外部の混合/分波器
4を通じて伝送路6側に送出される。
【0009】一方、伝送路6側から外部の混合/分波器
4を通じて受信された受信フレームは、復調部16で受
信フレームをネットワーク上の伝送フォーマット(モデ
ム信号)から復調され、受信フレーム分解部14に入力
される。この受信フレーム分解部14は受信フレームを
通話チャネルと制御信号等に分解する。分解された通話
チャネルはネットワーク部12に入力され、分解された
受信フレームのデータはRAM19に格納される。
【0010】また、センタ側装置は主たる制御を行う部
分としてCPU17、ROM18、RAM19を備え、
CPU17はセンタ側装置1の全体的な制御を行い、R
OM18はプログラム等を格納し、RAM19は受信フ
レーム等のデータを格納する。
【0011】また、RAM19は、送信フレームメモリ
191、受信フレームメモリ192を格納しており、送
信フレームメモリ191は保守データ、制御データ、複
数の通話チャネル(B−ch)データを記憶し、受信フ
レームメモリ192は保守データ、制御データ、複数の
通話チャネルデータを記憶する。
【0012】図15には、このCPU17、ROM18
により構成される機能が機能ブロック図で表現されてい
る。すなわち、制御メッセージ送信部171、ACK信
号受信部172、制御メッセージ受信部173、制御メ
ッセージ処理部174を含み構成される。制御メッセー
ジ受信部173は受信フレーム分解部14で分解され受
信フレームメモリ192に格納されたデータを検索して
制御メッセージの受信を行い、制御メッセージ送信部1
71は送信フレーム組立部13で組み立てる送信フレー
ムの制御メッセージを送信フレームメモリ191経由で
フレーム組立部13に送って送信するとともに、制御メ
ッセージの受信が通知された時にはACK信号受信タイ
マの起動を行う。制御メッセージ処理部174は、制御
メッセージ受信部173で受信した制御メッセージの終
端処理や制御メッセージ送信部171に送出する制御メ
ッセージの生成などの処理を行う。ACK信号受信部1
72は制御メッセージ受信部173で受信した制御メッ
セージがACK信号の受信であるかをチェックし、AC
K信号の受信であれば、送信メッセージ送信部171に
ACK信号受信タイマの停止指示を送出する。
【0013】図16において、端末装置2は、送受信信
号の混合/分波器21、送信信号の変調部22、受信信
号の復調部23、送信フレーム組立部24、受信フレー
ム分解部25、外部装置インタフェース部26、CPU
27、ROM28、RAM29等を含み構成される。
【0014】伝送路6からの受信モデム信号はモデム信
号の分配を行う混合/分波器21を介して復調部23に
入力され、復調部23は受信フレームをネットワーク上
の伝送フォーマット(モデム信号)から復調し、受信フ
レーム分解部25に送出する。受信フレーム分解部25
は受信フレームを通話チャネルと制御信号等に分解し、
通話チャネルを外部装置インタフェース部26を介して
外部装置(例えば電話機)に送出すると共に、分解した
受信フレームのデータをRAM29に格納する。外部装
置インタフェース部26は外部装置とのインタフェース
を行う。
【0015】また、外部装置インタフェース部26から
の信号は送信フレーム組立部24に入力され、送信フレ
ーム組立部24は、送信制御信号や通話チャネル等を送
信フレームに組み立てて変調部22に送出する。変調部
22は送信フレームをネットワーク上の伝送フォーマッ
ト(モデム信号)に変調し、混合/分配器21を通じて
伝送路6側に送出する。
【0016】この端末装置2は端末装置の主たる制御を
行う部分として、CPU27、ROM28、RAM29
等を備える。
【0017】RAM29は送信フレームメモリ291、
受信フレームメモリ292を格納しており、送信フレー
ムメモリ291は保守データ、制御データ、複数の通話
チャネルデータを記憶し、受信フレームメモリ292は
保守データ、制御データ、複数の通話チャネルデータを
記憶する。
【0018】図16にはCPU27とROM28で構成
される機能が機能ブロック図で表現されている。図示す
る如く、制御メッセージ送信部271、ACK信号送信
部272、制御メッセージ受信部273、制御メッセー
ジ処理部274等からなる。制御メッセージ受信部27
3はフレーム分解部25で分解し受信フレームメモリ2
92に格納した受信フレームのデータを検索して制御メ
ッセージを受信する。制御メッセージ送信部271はフ
レーム組立部24で送信フレームに組み入れる制御メッ
セージを素フレームメモリ291経由でフレーム組立部
24に送って送信する。制御メッセージ処理部274は
制御メッセージ受信部273から受信した制御メッセー
ジを終端処理し、制御メッセージ送信部271で送信す
る制御メッセージを生成するなどの処理を行う。またA
CK信号送信部272は制御メッセージを受信するとA
CK信号の送信を送信メッセージ送信部271に指示す
る。
【0019】この通信システムにおける上り/下りの送
受信データは複数の通話チャネルが時分割多重されたフ
レームからなり、その1フレーム毎のフォーマットが図
17に示される。図17において、(1)は下り方向の
フレームフォーマットを示し、(2)は上り方向のフレ
ームフォーマットを示している。
【0020】センタ側から端末側への下り方向データ列
のフレームフォーマット7は、図17(1)に示すよう
に、距離制御チャネル72、制御チャネル71、複数の
通話チャネルBn 〜Bo からなり、制御チャネル71の
制御メッセージ73は、自端末の端末ID、制御デー
タ、FCS(フレーム・チェック・シーケンス)からな
る。
【0021】一方、端末側からセンタ側への上り方向デ
ータ列のフレームフォーマット8は、図17(2)に示
すように、距離制御チャネル84、空きエリア、制御チ
ャネル81、複数の通話チャネルBo 〜Bn からなり、
制御チャネル81の制御メッセージ83は端末ID、制
御データ、FCSからなる。
【0022】ここで、距離制御チャネル84は、センタ
から各端末までの距離が各端末でそれぞれ異なっている
ためその距離の差に基づく信号伝播時間の違いを補償す
る必要があるので、各端末の距離の違いに基づく送信タ
イミングを調整するために用いるものである。また、上
り方向フレームフォーマットの距離制御チャネル84の
後にある空きエリアは、距離制御が行われれていない端
末からの信号を受けるために確保されているエリアであ
り、通常使用されておらず、端末が初期設置され、距離
測定を行う時のみ一時的に使用される。
【0023】この従来例システムの動作を図18、図1
9を参照して以下に説明する。まず、センタ側装置1の
動作を図18のフローチャートを参照して説明する。制
御メッセージ処理部174は端末装置2への制御メッセ
ージ送信(例えば電話サービスの着信信号等)要求が発
生すると、その制御メッセージを制御メッセージ送信部
171に送信する(ステップS1)。制御メッセージ送
信部171は制御メッセージを受けると、この制御メッ
セージを送信フレームメモリ191経由でフレーム組立
部13に送って送信フレームに組み込み、端末装置2に
対し下り方向制御チャネル71を経由して制御メッセー
ジ73を送信する(ステップS2)。
【0024】この後、制御メッセージ送信部171はA
CK信号受信タイマをスタートする(ステップS3)。
制御メッセージ受信部173は受信フレームメモリ19
2を検索して制御メッセージを取得し(ステップS
4)、制御メッセージが正常に受信されたかをチェック
する(ステップS5)。ACK信号受信部172は、制
御メッセージが正常に受信されている場合には、この制
御メッセージが先に送信した制御メッセージに対する宛
先端末からのACK信号かをチェックする(ステップS
6)。宛先端末からのACK信号であれば、それを制御
メッセージ送信部171に通知し、これにより制御メッ
セージ送信部171は当該端末への制御メッセージ送信
時に起動したACK信号受信タイマを停止する(ステッ
プS7)。
【0025】一方、制御メッセージを正常に受信できな
かった場合(ステップS5)あるいは制御メッセージが
ACK信号でなかった場合には、制御メッセージ送信部
171はACK信号受信タイマが満了しているか否かを
チェックする(ステップS8)。満了していなければ、
制御メッセージ処理部174から受信した次の制御メッ
セージを送信する(ステップS9)。
【0026】一方、満了していた場合には、その満了し
たACK信号受信タイマに対応する制御メッセージの再
送信回数が指定回数以上になったかをチェックする(ス
テップS10)。指定回数よりも少なければ、制御メッ
セージ送信部171は、端末装置2に対し下り方向制御
チャネル71を経由してその満了したACK信号受信タ
イマに対応する制御メッセージ73を再送信する(ステ
ップS11)。指定回数以上であった場合には、メッセ
ージ送信に失敗したものとして当該制御メッセージの送
信を終了する。
【0027】次に端末装置2における動作手順を図19
のフローチャートを参照して以下に説明する。端末装置
2の制御メッセージ受信部273は、自端末宛の制御メ
ッセージ73を受信したかを受信フレームメモリ292
を検索して認識する(ステップS21)。自端末宛の制
御メッセージが受信されたら、制御メッセージ受信部2
73はACK信号送信部272に対して制御メッセージ
83としてACK信号を送信するよう指示するととも
に、受信した制御メッセージ33を制御メッセージ処理
部274に渡す(ステップS22)。ACK信号送信部
272はACK信号としての制御メッセージ83を制御
メッセージ送信部271を通じて上り方向制御チャネル
81経由でセンタ側通信装置1に送信する(ステップS
23)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】従来の双方向通信シス
テムでは、制御メッセージを送受信するための制御チャ
ネルが上り/下りのフレーム中にそれぞれ1つしかとら
れていない。かかる通信システムでは、下り方向(セン
タ→端末)の制御メッセージの送信は、センタ側装置が
複数の端末に対し制御メッセージを送信する場合、各端
末宛の制御メッセージを一つの制御チャネルを介し時間
をずらして順次に送信し、各端末が受信制御メッセージ
中から自端末宛の制御メッセージを抽出するものである
ため、伝送路上には一つの制御メッセージしか送信され
ておらず、したがって下り方向の制御メッセージが他の
端末宛の制御メッセージと衝突することはない。これに
対して、上り方向(端末→センタ)の制御メッセージの
送信では、各端末が同時に上り方向に制御メッセージを
送信すると、制御メッセージ同士が衝突する可能性があ
る。
【0029】したがって、上り制御メッセージに対する
下り方向のACK信号は衝突することはないが、下り制
御メッセージに対する上り方向のACK信号は、他の端
末からの上り方向の制御メッセージと衝突する可能性が
ある。衝突が発生すると、その衝突したACK信号およ
び他の上り制御メッセージの両方が廃棄される。この結
果、そのACK信号の起因となった元の下り制御メッセ
ージの再送信が必要となるとともに、衝突した上り制御
メッセージも再送信が必要となるため、制御チャンネル
が輻輳し、伝送効率が落ちるという問題点があった。
【0030】このため、下り制御メッセージに対して
は、ACK信号を返送しない手法も考えられるが、本方
式だと送達確認がないため、プロトコルが不確定とな
り、センタ側と端末側の状態不一致によるロックアップ
等の障害が起こることが予想される。
【0031】また、通常、上り方向制御メッセージに対
してもACK信号が下り制御チャンネルを経由して送信
される。このため、下り方向の他の制御メッセージが輻
輳した場合、これに更にACK信号の送信が加わるた
め、制御チャネルの輻輳が甚だしくなり、伝送効率が落
ちるという問題点があった。
【0032】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ACK信号を専用の通信チャネルを経由し送
信することで、他の端末の制御メッセージとの衝突を無
くし、伝送効率を高めることを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は1対n構成のネ
ットワークを経由して双方向通信を行う通信システムに
おける受信確認信号の伝送装置に関するものである。本
発明の一つの形態では、上り伝送フレームに、上り制御
メッセージを送信する制御チャネルとは別に上り方向の
受信確認信号を伝送する受信確認信号用チャネルを設
け、各端末装置に設けられた受信確認信号送信部で、該
受信確認信号用チャネルを介して上り方向の受信確認信
号を送信し、センタ側装置に設けられた受信確認信号受
信部で、該受信確認信号用チャネルを介して上り方向の
受信確認信号を受信する。これにより、受信確認信号と
他端末からの上り制御メッセージとの衝突を回避するこ
とができる。
【0034】また本発明の他の形態では、上記受信確認
信号用チャネルを距離制御用チャネルの後の空きエリア
に配置する。これにより、チャネルの有効利用を行うこ
とができる。
【0035】また本発明のまた他の形態では、端末装置
に設けられた受信確認信号送信タイミング制御部で、上
記上り方向の受信確認信号を下り制御メッセージ受信よ
り一定時間経過後の上り伝送フレームで伝送するように
する。下り制御メッセージは複数の端末装置に宛てられ
る場合にも時間的にずらして一つずつ送信される性質の
ものであるから、複数の端末装置が受信確認信号を送信
する場合にも、上記のようなタイミングで伝送すること
で、受信確認信号用チャネルでのメッセージ衝突を回避
することができる。
【0036】また本発明のさらに他の形態では、上記各
形態において、下り伝送フレームに、下り制御メッセー
ジを送信する制御チャネルとは別に下り方向の受信確認
信号を伝送する下り方向受信確認信号用チャネルを設
け、センタ側装置に設けた受信確認信号送信部で、該下
り方向受信確認信号用チャネルを介して下り方向の受信
確認信号を送信し、各端末装置に設けた受信確認信号受
信部で、該下り方向受信確認信号用チャネルを介して下
り方向の受信確認信号を受信する。このようにすること
で、下り方向の受信確認送信中にも端末への制御メッセ
ージを送ることが可能となり、制御チャネルの使用効率
を上げることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。本実施例は図14に示した如くの1対
n構成のCATV網のディジタルネットワーク経由で双
方向電話サービスを行う通信システムに適用した場合の
ものである。図2には上記通信システムにおける本発明
の一実施例としての受信確認信号の返送方法を行うセン
タ側装置の構成が示され、図3には同通信システムにお
ける端末装置の構成が示される。また図1には同通信シ
ステムにおけるセンタ・端末間の送受信フレームのフォ
ーマットが示される。図1中、(1)は下り方向フレー
ムフォーマット、(2)は上り方向フレームフォーマッ
トである。また図4はセンタ側装置における動作手順を
示すフローチャートであり、図5、図6は端末装置にお
ける動作手順を示すフローチャートである。
【0038】ここで、図14〜16の従来例で説明した
ものと同じ番号が付された図2、図3中における各構成
部分は従来例で説明したものと同じ機能を持つ。従来例
との相違点として、図1(2)に示すように、上り方向
フレームフォーマット中において、制御チャネル81の
後ろに、ACK信号を送信するための専用のACKチャ
ネル82が新たに設けられている。このACKチャネル
82のACK信号(ACKメッセージとも称する)は、
自端末の端末ID、ACKであることを表示するACK
データ、FCSからなる。
【0039】また、このACK信号チャネル82を設け
たことに対応して、図2のセンタ側装置1におけるRA
M19中の受信フレームメモリ192に格納されるデー
タとして、ACK信号を専用に格納する制御ACKデー
タが追加されている。また図2のセンタ側装置1におけ
るACK信号受信部172は、受信フレームメモリ19
2の内容を直接に検索し、ACK信号の受信をチェック
できるようになっており、ACK信号を受信した場合に
は制御メッセージ送信部171に通知するようになって
いる。
【0040】同様に、図3の端末装置2におけるRAM
29中の送信フレームメモリ291に格納されるデータ
として、ACK信号を専用に格納する制御ACKデータ
が追加されている。さらに、図3の端末装置2において
は、CPU27およびROM28等で実現される機能ブ
ロック図中におけるACK信号送信部272は、従来の
ように制御メッセージ送信部271を介するのではな
く、ACK信号を直接に送信フレームメモリ291に送
って、ACK信号をセンタ側装置1に送信できるように
なっている。
【0041】また、ACK信号送信タイミング制御部2
75を新たに設けるものであってもよい。このACK信
号送信タイミング部275は、制御メッセージ受信部2
73から制御メッセージの受信を通知されると、その下
り制御メッセージの受信から一定タイミング後の上りフ
レームにおいて、当該受信した制御メッセージに対する
ACK信号を送信するタイミングを指示するものであ
る。
【0042】この実施例システムの動作を図4〜図6を
参照して以下に説明する。まず、センタ側装置1の動作
を図4のフローチャートを参照して説明する。制御メッ
セージ処理部174は端末装置2への制御メッセージ送
信(例えば電話サービスの着信信号等)要求が発生する
と、その制御メッセージを制御メッセージ送信部171
に送信する(ステップS30)。制御メッセージ送信部
171は制御メッセージを受けると、この制御メッセー
ジを送信フレームメモリ191経由でフレーム組立部1
3に送って送信フレームに組み込み、端末装置2に対し
下り方向制御チャネル71を経由して制御メッセージ7
3を送信する(ステップS31)。
【0043】この時、制御メッセージ送信部171はA
CK信号受信タイマをスタートする(ステップS3
2)。ACK信号受信部172は、受信フレームメモリ
192の制御ACKデータを検索してACK信号を受信
し、このACK信号の受信が正常か否かを判定し(ステ
ップS34)、ACK信号が正常に受信されている場合
には、それを制御メッセージ送信部171に通知する。
これにより制御メッセージ送信部171は、そのACK
信号に対応する、当該端末への制御メッセージ送信時に
起動したACK信号受信タイマを停止する(ステップS
35)。
【0044】一方、ACKメッセージを正常に受信でき
なかった場合には、制御メッセージ送信部171はAC
K信号受信タイマが満了しているか否かをチェックする
(ステップS36)。満了していなければ、制御メッセ
ージ処理部174から受信した次の制御メッセージを送
信する(ステップS37)。
【0045】一方、満了していた場合には、その満了し
たACK信号受信タイマに対応する制御メッセージの再
送信回数が指定回数以上になったかをチェックする(ス
テップS38)。指定回数よりも少なければ、制御メッ
セージ送信部171は、端末装置2に対し下り方向制御
チャネル71を経由してその満了したACK信号受信タ
イマに対応する制御メッセージ73を再送信する(ステ
ップS39)。指定回数以上であった場合には(ステッ
プS38)、メッセージ送信に失敗したものとして当該
制御メッセージの送信を終了する。
【0046】次に端末装置2における動作手順を以下に
説明する。まず、ACK信号送信タイミング制御部27
5を設けない場合の動作を図5のフローチャートを参照
して説明する。端末装置2の制御メッセージ受信部27
3は、自端末宛の制御メッセージ73を受信したかを受
信フレームメモリ292を検索して認識する(ステップ
S41)。自端末宛の制御メッセージが受信されたら、
制御メッセージ受信部273はACK信号送信部272
に対して制御メッセージ83としてACK信号を送信す
るよう指示するとともに、受信した制御メッセージ33
を制御メッセージ処理部274に渡す(ステップS4
2)。ACK信号送信部272は、ACK信号としての
制御メッセージ83を制御メッセージ送信部271を通
じて上り方向制御チャネル81経由でセンタ側通信装置
1に送信する(ステップS43)。
【0047】次に、ACK信号送信タイミング制御部2
75を設けた場合の動作を図6のフローチャートを参照
して説明する。端末装置2の制御メッセージ受信部27
3は、自端末宛の制御メッセージ73を受信したかを受
信フレームメモリ292を検索して認識する(ステップ
S50)。自端末宛の制御メッセージが受信されたら、
制御メッセージ受信部273はACK信号送信部272
およびACK信号送信タイミング制御部275に対して
ACK信号を送信するよう指示するとともに、受信した
制御メッセージ33を制御メッセージ処理部274に渡
す(ステップS52)。
【0048】ACK信号送信タイミング制御部275は
予め指定されたタイミング(制御メッセージ受信から一
定時間経過後のタイミング)の到来を監視し(ステップ
S52)、指定タイミングが到来したかを判定する(ス
テップS53)。指定タイミングになったら、ACK信
号送信タイミング制御部275はACK信号送信部27
2に対して、ACK信号83を返送するよう指示する
(ステップS54)。ACK信号送信部272は、AC
K信号としての制御メッセージ83を制御メッセージ送
信部271を通じて上り方向制御チャネル81経由でセ
ンタ側通信装置1に送信する(ステップS55)。
【0049】このようにACK信号送信タイミング制御
部275により制御メッセージを受信から一定時間経過
後の上り方向フレームにその制御メッセージに対するA
CK信号を挿入するようにACK信号送信タイミングを
確定すると、下り制御メッセージは1メッセージずつ順
番に送信される性質のものであるから、各宛先端末から
返送される上りACK信号も順番に送信されることにな
り、他の端末からのACK信号と衝突することを防止で
きる。
【0050】図7、図8には本発明の他の実施例が示さ
れる。図7にはこの実施例におけるセンタ側装置の構成
が示され、図8にはこの実施例で送受信される送受信フ
レームのフォーマットが示される。図8中、(1)は下
り方向フレームフォーマット、(2)は上り方向フレー
ムフォーマットである。
【0051】前述の実施例との相違点は、図8(2)に
示す上り方向フレームフォーマットにおけるACKチャ
ネルの挿入位置にある。すなわち、この実施例では、A
CKチャネル82を、距離制御チャネル84の後ろの空
きエリアに収容している。これに対応して、図6のセン
タ側装置1の構成においては、RAM19中の受信フレ
ームメモリ192のデータ構造は、制御ACKデータが
制御データの前に格納されるようになっている。
【0052】前述したようにこの距離制御チャネル84
の後の空きエリアは、距離制御が行われれていない端末
からの信号を受けるために確保されているエリアであ
り、通常使用されておらず、端末が初期設置され、距離
測定を行う時のみ一時的に使用されるので、本エリアを
ACK信号用としても、端末の初期設置以降の実用上の
動作には殆ど影響ないと考えられる。よって、ACK信
号チャネル82を距離制御チャネル84の後の空きエリ
アに収容することで、上り伝送路の有効利用が可能とな
る。
【0053】図9〜図13には本発明のまた他の実施例
が示される。この実施例は上り方向のフレームだけでな
く下り方向のフレームにもACK信号を専用に収容する
ACKチャネルを設けたものである。図9にはこの実施
例におけるセンタ側装置の構成が示され、図10には端
末装置の構成が示される。また図11にはセンタ・端末
間の送受信フレームのフォーマットが示される。図11
中、(1)は下り方向フレームフォーマット、(2)の
上り方向フレームフォーマットである。また図12はこ
の実施例におけるセンタ側装置の動作手順を示すフロー
チャート、図13は端末装置の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【0054】この実施例では、図11(2)に示すよう
に、上り方向フレームでは、最初に説明した実施例と同
様に、制御チャネル81の後ろにACK信号を専用に収
容するためのACKチャネル82を設けている。これと
ともに、図11(1)に示すように、下り方向フレーム
においても、制御チャネル71の後ろに、センタ側から
端末側に返送するACK信号を収容するためのAKCチ
ャネル74を設けている。このAKCチャネル74に収
容されるACKメッセージは、自端末の端末ID、AC
Kであることを示すACKデータ、FCSからなる。
【0055】このように下り方向ACKチャネルを設け
たことに対応して、図9のセンタ側装置では、送信フレ
ームメモリ191に制御ACKデータ用の格納エリアが
設けられるとともに、ACK信号送信部175とACK
信号送信待ちキュー部176とを新たに備える。ACK
信号送信待ちキュー部176は端末側に返送するACK
信号が複数あるときにそれらをキューイングさせる部分
であり、キューイングされているACK信号の送信を順
次にACK信号送信部175に指示する。ACK信号送
信部175は送信指示されたACK信号を送信フレーム
メモリ191に直接に送って端末装置に向けてACK信
号が送信されるようにする。またACK信号受信部17
2は受信フレームメモリ192の格納データを直接に検
索してACK信号の受信を行えるようになっている。
【0056】また、下り方向ACKチャネルを設けたこ
とに対応して、図10の端末装置では、受信フレームメ
モリ292に制御ACKデータ用の格納エリアが設けら
れるとともに、ACK信号受信部276が新たに備えら
れており、このACK信号受信部276は受信フレーム
メモリ292の格納データを直接に検索してACK信号
の受信を行えるようになっており、ACK信号を受信し
た際には、制御メッセージ送信部271に対してACK
信号受信タイマの停止を指示するようになっている。
【0057】この実施例システムの動作を以下に説明す
る。なお、上り方向のACK信号の返送手順は最初の実
施例で説明したもの(すなわち図4、図5、図6のフロ
ーチャートで説明したもの)と同じであるので説明を省
略し、ここでは、下り方向のACK信号の返送手順につ
いてのみ説明する。
【0058】まず、端末装置2の動作を図13のフロー
チャートを参照して説明する。制御メッセージ処理部2
74はセンタ側装置1への制御メッセージ送信(例えば
電話サービスの発信信号等)要求が発生すると、その制
御メッセージを制御メッセージ送信部271に送信する
(ステップS70)。制御メッセージ送信部271は制
御メッセージを受けると、この制御メッセージを送信フ
レームメモリ291経由でフレーム組立部24に送って
送信フレームに組み込み、センタ側装置1に対し上り方
向制御チャネル81を経由して制御メッセージ85を送
信する(ステップS71)。
【0059】この後、制御メッセージ送信部271はA
CK信号受信タイマをスタートする(ステップS7
2)。ACK信号受信部267は、受信フレームメモリ
292の制御ACKデータを検索してACK信号を受信
し、このACK信号の受信が正常か否かを判定し(ステ
ップS74)、ACK信号が正常に受信されている場合
には、それを制御メッセージ送信部271に通知する。
これにより制御メッセージ送信部271は、そのACK
信号に対応する制御メッセージ送信時に起動したACK
信号受信タイマを停止する(ステップS75)。
【0060】一方、ACKメッセージを正常に受信でき
なかった場合には、制御メッセージ送信部271はAC
K信号受信タイマが満了しているか否かをチェックする
(ステップS76)。満了していなければ、制御メッセ
ージ処理部274から受信した次の制御メッセージを送
信する(ステップS77)。
【0061】一方、満了していた場合には、その満了し
たACK信号受信タイマに対応する制御メッセージの再
送信回数が指定回数以上になったかをチェックする(ス
テップS78)。指定回数よりも少なければ、制御メッ
セージ送信部271は、センタ側装置1に対し上り方向
制御チャネル81を経由してその満了したACK信号受
信タイマに対応する制御メッセージ85を再送信する
(ステップS79)。指定回数以上であった場合には
(ステップS78)、メッセージ送信に失敗したものと
して当該制御メッセージの送信を終了する。
【0062】次に、センタ側装置1における動作手順を
図12のフローチャートを参照して以下に説明する。セ
ンタ側装置1の制御メッセージ受信部173は、端末装
置2からの制御メッセージ85を受信フレームメモリ2
92を検索して受信する(ステップS60)。端末から
の制御メッセージが受信されたら、制御メッセージ受信
部173はACK信号送信待ちキュー部175にその端
末宛のACK信号75を送信するよう指示するととも
に、受信した制御メッセージ85を制御メッセージ処理
部174に渡す(ステップS61)。
【0063】ACK信号送信待ちキュー部175はAC
K信号送信部176がACK信号を送信中かを監視する
(ステップS62)。ACK信号送信部176が送信完
了していれば、ACK信号送信待ちキュー部175は、
キューイングしているACK信号があれば、ACK信号
送信部176にそのキューイングさせていたACK信号
を送信するように指示する(ステップS63)。ACK
信号送信部176はACK信号75を下り方向ACK信
号チャネル74経由で端末装置2に送信する(ステップ
S64)。
【0064】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上記実施例は一例であり、上記実
施例の2つ又はそれ以上を組み合わせて使用すること
で、よりよい効果をあげられることも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、下り制御メッセージに対するACK信号を他の端末
からの上り制御メッセージと衝突することなく送信で
き、メッセージの再送制御による伝送効率の低下を防ぐ
ことが可能である。さらに上り制御メッセージとACK
信号の使用チャネルを分けることで、上り方向の制御信
号の伝送効率を上げる効果がある。
【0066】また、ACK信号を送信するACK信号チ
ャネルを通常運用時は使用しない距離制御用空きエリア
に収容することで、伝送帯域の有効利用が可能となる。
【0067】また、下り制御メッセージが1メッセージ
ずつ順番に送信される特性を生かして上りACK信号の
送信タイミングを決めることで、上りACK信号が他の
端末からのACK信号と衝突することがなくなり、AC
K信号の伝送効率を上げる効果がある。
【0068】さらに、下り制御メッセージと下りACK
信号とで使用チャネルを分けることで、下り方向の制御
信号の伝送効率を上げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるセンタ・端末間の送受
信フレームのフォーマットを示す図である。
【図2】本発明の実施例におけるセンタ側装置の構成を
示す図である。
【図3】本発明の実施例における端末装置の構成を示す
図である。
【図4】本発明の実施例におけるセンタ側装置の動作手
順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるACK信号送信タイミ
ング制御部がない場合の端末装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施例におけるACK信号送信タイミ
ング制御部がある場合の端末装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の他の実施例におけるセンタ側装置の構
成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例におけるセンタ・端末間の
送受信フレームのフォーマットを示す図である。
【図9】本発明のまた他の実施例におけるセンタ側装置
の構成を示す図である。
【図10】本発明のまた他の実施例における端末装置の
構成を示す図である。
【図11】本発明のまた他の実施例におけるセンタ・端
末間の送受信フレームのフォーマットを示す図である。
【図12】本発明のまた他の実施例におけるセンタ側装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明のまた他の実施例における端末装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【図14】1対n構成のディジタルネットワークの例を
示す図である。
【図15】従来例のセンタ側装置の構成を示す図であ
る。
【図16】従来例の端末装置の構成を示す図である。
【図17】従来例のセンタ・端末間の送受信フレームの
フォーマットを示す図である。
【図18】従来例のセンタ側装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】従来例の端末装置の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 センタ側装置 2 端末装置 3 交換機 4、21 混合/分波器 5 中継アンプ 6 伝送路 11 交換機インタフェース部 12 ネットワーク部 13、24 送信フレーム組立部 14、25 受信フレーム分解部 15、22 送信信号の変調部 16、23 受信信号の復調部 17、27 CPU 18、28 ROM 19、29 RAM 26 外部装置インタフェース部 171、271 制御メッセージ送信部 172 ACK信号受信部 173、273 制御メッセージ受信部 174、274 制御メッセージ処理部 175、272 ACK信号送信部 176 ACK信号送信待ちキュー部 191、291 送信フレームメモリ 192、292 受信フレームメモリ 275 ACK信号送信タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 裕治 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士通 エーシーエス株式会社内 (72)発明者 芹川 厚夫 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士通 エーシーエス株式会社内 (72)発明者 森本 佳季 東京都立川市曙町1丁目21番1号 富士通 エーシーエス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対n構成のネットワークを経由して双方
    向通信を行う通信システムにおける受信確認信号の伝送
    方法であって、 上り伝送フレームに、上り制御メッセージを送信する制
    御チャネルとは別に上り方向の受信確認信号を伝送する
    受信確認信号用チャネルを設け、該受信確認信号用チャ
    ネルを介して上り方向の受信確認信号を伝送するように
    した受信確認信号の伝送方法。
  2. 【請求項2】上記受信確認信号用チャネルを距離制御用
    チャネルの後の空きエリアに配置した請求項1記載の受
    信確認信号の伝送方法。
  3. 【請求項3】上記上り方向の受信確認信号は、各端末と
    も下り制御メッセージ受信より一定時間経過後の上り伝
    送フレームで伝送するようにした請求項1または2記載
    の受信確認信号の伝送方法。
  4. 【請求項4】下り伝送フレームに、下り制御メッセージ
    を送信する制御チャネルとは別に下り方向の受信確認信
    号を伝送する下り方向受信確認信号用チャネルを設け、
    該下り方向受信確認信号用チャネルを介して下り方向の
    受信確認信号を伝送するようにした請求項1〜3のいず
    れかに記載の受信確認信号の伝送方法。
  5. 【請求項5】1対n構成のネットワークを経由して双方
    向通信を行う通信システムにおける受信確認信号の伝送
    装置であって、 上り伝送フレームに、上り制御メッセージを送信する制
    御チャネルとは別に上り方向の受信確認信号を伝送する
    受信確認信号用チャネルを設け、 各端末装置に、該受信確認信号用チャネルを介して上り
    方向の受信確認信号を送信する受信確認信号送信部を設
    け、 センタ側装置に、該受信確認信号用チャネルを介して上
    り方向の受信確認信号を受信する受信確認信号受信部を
    設けた受信確認信号の伝送装置。
  6. 【請求項6】上記受信確認信号用チャネルを距離制御用
    チャネルの後の空きエリアに配置した請求項5記載の受
    信確認信号の伝送装置。
  7. 【請求項7】端末装置に、受信確認信号送信タイミング
    制御部を設け、該受信確認信号送信タイミング制御部
    は、上記上り方向の受信確認信号を下り制御メッセージ
    受信より一定時間経過後の上り伝送フレームで伝送する
    ようにした請求項5または6記載の受信確認信号の伝送
    装置。
  8. 【請求項8】下り伝送フレームに、下り制御メッセージ
    を送信する制御チャネルとは別に下り方向の受信確認信
    号を伝送する下り方向受信確認信号用チャネルを設け、 センタ側装置に、該下り方向受信確認信号用チャネルを
    介して下り方向の受信確認信号を送信する受信確認信号
    送信部を設け、 各端末装置に、該下り方向受信確認信号用チャネルを介
    して下り方向の受信確認信号を受信する受信確認信号受
    信部を設けた請求項5〜7のいずれかに記載の受信確認
    信号の伝送装置。
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US08/683,361 US5960005A (en) 1995-12-25 1996-07-18 Method and device for two-way communication network

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306592A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Univ Nagoya 車載通信システム、車載通信装置及び車載通信方法
JP2009534877A (ja) * 2006-04-25 2009-09-24 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド ハイブリッド自動要請動作で資源を用いてデータを伝送する方法

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Effective date: 20030930