JPH09172841A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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Publication number
JPH09172841A
JPH09172841A JP7342544A JP34254495A JPH09172841A JP H09172841 A JPH09172841 A JP H09172841A JP 7342544 A JP7342544 A JP 7342544A JP 34254495 A JP34254495 A JP 34254495A JP H09172841 A JPH09172841 A JP H09172841A
Authority
JP
Japan
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blade
blades
cutting
chain
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP7342544A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Matsuura
卓司 松浦
Hisashi Kamiyama
久之 上山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
Nikkari Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7342544A priority Critical patent/JPH09172841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミッションの耐久性を向上させるとともに、
刃の摩耗が速められることを防止し、更には作業に伴う
疲労感を軽減すること。 【解決手段】 刈刃ガイド部41のガイド部49に沿っ
て周回する上段及び下段のチェーンに複数の上刃47及
び下刃48を取り付け、これら上刃47及び下刃48を
回転させることにより、刈り取り作業を行わせるように
したので、刈り取り時の負荷が従来のレシプロ型に比べ
て大幅に軽減され、ミッションの耐久性が向上する。刈
り取り作業においては、上刃47及び下刃48が回転す
るため、全ての刃が均等に刈り取り対象物である草等に
接触することになり、刃の摩耗が抑制される。上刃47
及び下刃48はチェーン駆動によりチェーンガイド部4
1に沿って周回するため、従来のレシプロ型のように、
上刃及び下刃を往復駆動させるものに比べて、振動が極
めて小さくなり、刈り取り作業時の疲労感を大幅に軽減
することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上刃と下刃とをチ
ェーン方式によって回転させるようにした刈払機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、刈払機には、肩掛式や背負式
等のように様々なタイプのものがあり、いずれもエンジ
ン等からの駆動力により刈刃ユニットを駆動させる構成
がとられている。また、刈刃ユニットとしては、上下二
枚の刈刃が相対的に移動するレシプロ型やロータリ刃を
高速回転させる回転刃型等がある。
【0003】図10は、肩掛式であるレシプロ型の刈払
機を示すものであり、エンジン1からの駆動力が操作主
杆2の内部に回転自在に挿通されている図示しない駆動
軸によって刈刃ユニット4A側に伝達されるようになっ
ている。刈刃ユニット4Aには、駆動軸の回転運動を直
線運動に変換するクランク機構が内蔵されたミッション
ケース3と、クランク機構によって直線運動に変換され
た駆動力により往復駆動を行う上下一対の刈刃4とが設
けられている。
【0004】図11は、ミッションケース3の内部構成
を示すものであり、駆動軸5に取り付けられている傘歯
車5aが回転することにより、傘歯車6aを介して主軸
6が回転し、主軸6に取り付けられているクランク機構
を構成するカム7のカム部7a,7bが回転してクラン
ク杆8a,8bを交互に直線運動させ、上刃8u及び下
刃8dを往復駆動させる。このとき、上刃8u及び下刃
8dがボルト9a及びナット9bによって締結されてい
る支持ガイド9u及び下刃9dに沿って移動する際、一
定した軌道及び一定の間隔で往復駆動することにより、
草等が刈り取られるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したレ
シプロ型の刈払機の場合、上刃8u及び下刃8d全体を
往復駆動させる構成がとられるため、草等の刈り取り作
業時においては、これら上刃8u及び下刃8d自体の重
みに加えて刈り取り時の負荷がミッションケース3の内
部の主軸6に掛かることになる。
【0006】ちなみに、上刃8u及び下刃8dの何れか
一方を固定し、他方を往復駆動させる方式をとるもので
あっても、他方の刃である上刃8u又は下刃8dの何れ
か一方の重みに加えて刈り取り時の負荷がミッションケ
ース3の内部の主軸6に掛かることになる。
【0007】そのため、ミッションケース3内部の各構
成部品の摩耗が速められたりするおそれがあり、耐久性
の点で問題を生じるものと想定される。また、レシプロ
型の場合、草等の刈り取り作業時においては、上刃8u
及び下刃8dの主に先端部分側が使用されることが多
く、同じ部分が使用されることから、刃の摩耗が速めら
れるという不具合もある。
【0008】更には、レシプロ型の場合、上刃8u及び
下刃8dが往復駆動することにより、草等を刈り取る構
成であるため、これら上刃8u及び下刃8dが往復駆動
する際の振動が大きく、刈り取り作業が長時間にわたる
と作業に伴う疲労感が増してしまうという不具合もあ
る。
【0009】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、ミッションの耐久性を向上させるととも
に、刃の摩耗が速められることを防止し、更には作業に
伴う疲労感を軽減することができる刈払機を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、操作主杆の先端部側に設けられたミッシ
ョンケース内部の伝達機構を介して得られる駆動力によ
って刈刃部の刈刃を駆動する刈払機において、前記ミッ
ションケースに取り付けられたチェーンガイドに沿って
周回する上段及び下段のチェーンに複数の上刃及び下刃
が取り付けられ、これら上刃及び下刃の少なくとも一方
が回転運動を行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の刈払機では、ミッションケースに取り
付けられたチェーンガイドに沿って周回する上段及び下
段のチェーンに複数の上刃及び下刃が取り付けられ、こ
れら上刃及び下刃の少なくとも一方が回転運動を行うこ
とから、上刃及び下刃の回転によって刈り取り作業が行
われることになり、刈り取り時の負荷が従来の直線運動
を行うレシプロ型に比べて大幅に軽減される。
【0012】また、刈り取り作業においては、上刃及び
下刃の少なくとも一方が回転するため、全ての刃が均等
に刈り取り対象物に接触することになり、従来のレシプ
ロ型のように刃の先端部分が刈り取り対象物に接触する
ものとは異なり、同じ部分が使用されることが無くなる
ため、刃の摩耗が抑制される。
【0013】更には、上刃及び下刃の少なくとも一方が
チェーン駆動によりチェーンガイドに沿って周回するた
め、従来のレシプロ型のような上刃及び/又は下刃の往
復駆動に伴う振動が無くなり、上刃及び下刃の少なくと
も一方の回転の際の振動が振動が極めて小さくなること
から、刈り取り作業時の疲労感が大幅に軽減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の刈払機
の一実施の形態に係る刈刃ユニットを示すものである。
【0015】これらの図に示すように、エンジン10か
らの駆動力が操作主杆11の内部に回転自在に挿通され
ている傘歯車13を有した駆動軸12によって刈刃ユニ
ット20側に伝達されるようになっている。刈刃ユニッ
ト20には、駆動軸からの駆動力を後述するスプロケッ
トによって伝達するミッションケース30と、チェーン
方式によって草等を刈り取る刈刃部40とが設けられて
いる。
【0016】ミッションケース30の内部には、上記の
駆動軸12の傘歯車13に噛み合う傘歯車33が設けら
れており、傘歯車13の回転によって主軸34が回転す
るようになっている。主軸34には、スプロケット35
が一体に設けられている。
【0017】また、主軸34の下端部に取り付けられて
いる傘歯車36aには、傘歯車36b,36cを介して
傘歯車36dが噛み合っている。ここで、これら傘歯車
36b,36cを回転自在とする軸37は、ミッション
ケース30内部に主軸34に対して直交する方向に配設
されている支持部材37aによって支持されている。ま
た、傘歯車36dを回転自在とする軸38は、ミッショ
ンケース30の底面側に回転自在に支持されている。更
に、軸38にはスプロケット39が一体に設けられてい
る。なお、軸37の支持方法に関しては、支持部材37
aを設けずに、軸37自体をミッションケース30の内
面まで伸ばして支持させるようにしてもよい。
【0018】そして、主軸34の傘歯車36aがたとえ
ば時計方向に回転すると、傘歯車36b,36cを介し
て噛み合っている軸38の傘歯車36dが反時計方向に
回転するため、各スプロケット35,39が互いに逆向
きに回転するようになっている。また、各スプロケット
35,39の外周端部は、ミッションケース30の開口
部30aから刈刃部40の刈刃ガイド部41側に突き出
るように配設されている。
【0019】図3乃至図5は、刈刃部40の詳細を示す
ものである。これらの図に示すように、刈刃部40の刈
刃ガイド部41の上下段に設けられているチェーンガイ
ド部42a,42bには、ミッションケース30の開口
部30aに連通する開口部41aが設けられており、こ
れらの開口部30a,41aから上記のスプロケット3
5,39の外周端部がチェーンガイド部42a,42b
の内部に突き出されている。
【0020】各チェーンガイド部42a,42bの内部
には、チェーンをガイドするための支持片43,44が
突設されており、更にこれら支持片43,44間に設け
られているガイド溝44a,44bは互いにミッション
ケース30から離れる方向に傾けられた形状とされてい
る。
【0021】これにより、上下段のチェーンが互いに逆
向きに送り出される際、上刃47及び下刃48の刃先が
互いに近づけられる方向に付勢される状態がとられるた
め、草等を刈り取るときに、上刃47及び下刃48間に
草等が噛み込まれることなく適切な刈り取りが行われる
ようになっている。
【0022】チェーンを構成する上金具46a及び下金
具46b間には支持ピン45が介在されている。また、
上段のチェーンの場合、上金具46a間が連結金具46
cによって連結され、下金具46b間は上刃47の基端
部が取り付けられている。一方、下段のチェーンの場
合、上金具46a間に下刃48の基端部が取り付けら
れ、下金具46b間が連結金具46cによって連結され
ている。
【0023】更に、各支持ピン45にはローラ46dが
装着されており、支持片43,44間のガイド溝44
a,44bによって支持ピン45がガイドされる際、ロ
ーラ46dによる回転により摺動摩擦が軽減されるよう
になっている。
【0024】また、チェーンが周回する際、上金具46
a及び下金具46bが支持片43,44間で支持される
ことにより、チェーンにガタ付きを生じることなく一定
の軌道上を周回させることができる。
【0025】更に、これら上刃47及び下刃48は刈刃
ガイド部41のガイド部49間に挟持されるように配設
されることにより、これら上刃47及び下刃48の間隔
が一定以上開かないように規制されている。
【0026】続いて、以上のような構成の刈刃ユニット
20の動作について説明する。まず、エンジンからの駆
動力により操作主杆11内部の駆動軸12の傘歯車13
がたとえば反時計方向に回転すると、傘歯車13に噛み
合う傘歯車33が時計方向に回転し、主軸34に一体的
に取り付けられているスプロケット35を同方向に回転
させる。
【0027】また、主軸34の傘歯車36aが時計方向
に回転すると、傘歯車36b,36cを介して噛み合っ
ている傘歯車36dが反時計方向に回転し、軸38に一
体的に取り付けられているスプロケット39を反時計方
向に回転させる。
【0028】そして、これらスプロケット35,39が
互いに逆向きに回転すると、それぞれの外周端部がチェ
ーンを構成する支持ピン45に装着されているローラ4
6dに噛み合うことで、上下段のチェーンを上述したよ
うに、互いに逆向きに送り出す。
【0029】このとき、チェーンを構成する上金具46
a及び下金具46bが支持片43,44間で支持される
ため、チェーンはガタ付きを生じることなく一定の軌道
を周回する。
【0030】またこのとき、チェーンを構成する支持ピ
ン45及びローラ46dが互いにミッションケース30
から離れる方向に傾けられた形状とされているガイド溝
44a,44bに沿って摺動するため、上下段のチェー
ンが互いに逆向きに送り出される際、上刃47及び下刃
48の刃先が互いに近づけられる方向に付勢される状態
がとられ、草等を刈り取るときに、上刃47及び下刃4
8間に草等が噛み込まれることなく適切な刈り取りが行
われる。
【0031】更にこのとき、上刃47及び下刃48は刈
刃ガイド部41のガイド部49間に挟持されるように配
設されているため、それぞれのチェーンの周回に伴う上
刃47及び下刃48の回転の際には、これら上刃47及
び下刃48の間隔が一定以上開かないように規制されて
おり、草等を刈り取る際、刈り取られた草等が上刃47
及び下刃48間に噛み込まれることなく適切な刈り取り
作業が行われる。
【0032】そして、操作主杆11を腰を中心にスイン
グさせ、刈刃部40を水平方向に往復動させることによ
り、上刃47及び下刃48の互いの逆回転によって草等
を刈り取ることができる。このとき、上刃47及び下刃
48は、チェーンガイド部41に沿って周回するため、
全ての上刃47及び下刃48を草等に接触させることが
でき、上刃47及び下刃48が均等に使用される状態で
草等の刈り取り作業が行われる。
【0033】このように、本実施の形態では、ミッショ
ンケース30に取り付けられたチェーンガイド部41の
ガイド部49に沿って周回する上段及び下段のチェーン
に複数の上刃47及び下刃48を取り付け、これら上刃
47及び下刃48を回転させることにより、刈り取り作
業を行わせるようにしたので、刈り取り時の負荷が従来
のレシプロ型に比べて大幅に軽減されることになり、ミ
ッションの耐久性を向上させることができる。
【0034】また、刈り取り作業においては、上刃47
及び下刃48が回転するため、全ての刃が均等に刈り取
り対象物である草等に接触することになり、従来のレシ
プロ型のように刃の先端部分が草等に接触するものとは
異なり、同じ部分が使用されることが無くなるため、刃
の摩耗が抑制される。
【0035】更に、刈刃ガイド部41はミッションケー
ス30の外周に取り付けられ、上刃47及び下刃48が
そのチェーンガイド部41に沿って周回するため、ミッ
ションケース30の外周部分でも草等を刈り取ることが
できることから、刈刃ガイド部41の全域で草等の刈り
取り作業が行われるので、広い幅での刈り取り作業を行
うことができ、作業の能率アップが図れる。
【0036】更にまた、上刃47及び下刃48はチェー
ン駆動により刈刃ガイド部41に沿って周回するため、
従来のレシプロ型のように、上刃及び下刃を往復駆動さ
せるものに比べて、振動が極めて小さくなり、刈り取り
作業時の疲労感を大幅に軽減することもできる。
【0037】なお、本実施の形態では、支持ピン45を
2本づつ取付けるための上金具46a及び下金具46b
のうち、上段に位置するチェーンの場合、隣接する下金
具46bの隣合う支持ピン45間に上刃47の基端部を
取り付け、下段に位置するチェーンの場合、隣接する上
金具46aの隣合う支持ピン45間に下刃48の基端部
を取り付けた場合について説明したが、この例に限ら
ず、たとえば図6に示すように、上刃47及び下刃48
の基端部をそれぞれ下金具46b及び上金具46aの内
側に取り付けるようにしてもよい。
【0038】また、本実施の形態では、図3に示したよ
うに、上刃47及び下刃48の間隔が一定以上開かない
ように規制するためのガイド部49を、側壁41bの内
側に折り込んだ形状とした場合について説明したが、こ
の例に限らず、たとえば図7に示すように、側壁41b
に対してT字形状となるようにガイド部49を設けても
よく、この場合には、刈刃ガイド部41をコンパクトに
まとめることができる。
【0039】更に、本実施の形態では、図2に示したよ
うに、下刃48を軸38に一体的に取り付けた場合につ
いて説明したが、この例に限らず、たとえば図8に示す
ように、傘歯車36aの回転に対して逆方向に回転する
傘歯車36dにスプロケット39を一体的に取り付ける
ようにしてもよい。
【0040】この場合には、軸38を固定することがで
きるとともに、傘歯車36b,36cをボルト37bに
よって軸38に回転自在に取り付けることができるた
め、各傘歯車36a〜36dの抜け等を確実に防止する
ことができる。
【0041】更にまた、本実施の形態では、上刃47及
び下刃48を互いに逆向きに回転させた場合について説
明したが、この例に限らず、上刃47及び下刃48の何
れか一方を回転させ、他方を固定させる方式を採用して
もよい。
【0042】また、本実施の形態では、上段及び下段の
チェーンに複数の上刃47及び下刃48を取り付けた場
合について説明したが、この例に限らず、上刃47又は
下刃48に掻き上げピンを設けるようにしてもよく、こ
の場合には刈り取った草や落葉等を掻き集めることが可
能となる。
【0043】更に、本実施の形態では、図4に示したよ
うに、チェーンを構成する支持ピン45にローラ46d
を装着させた場合について説明したが、この例に限ら
ず、ローラ46dを省くようにしてもよく、更には図9
に示すように、上段のチェーンでは支持ピン45、上金
具46a及び連結金具46cを、下段のチェーンでは支
持ピン45、下金具46b及び連結金具46cをそれぞ
れ省くようにしてもよく、この場合には、上刃47及び
下刃48に上記のスプロケット35,39が係合する係
合ピンを突設するか、或は上段側の下金具46b及び下
段側の上金具46aに係合ピンを突設することによって
チェーン送りが可能とされるため、チェーンの構成が簡
素化され、刈刃ガイド部41を更にコンパクトにまとめ
ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の刈払機に
よれば、ミッションケースに取り付けられたチェーンガ
イドに沿って周回する上段及び下段のチェーンに複数の
上刃及び下刃が取り付けられ、これら上刃及び下刃の少
なくとも一方が回転運動を行うことから、上刃及び下刃
の回転によって刈り取り作業が行われることになり、刈
り取り時の負荷が従来の直線運動を行うレシプロ型に比
べて大幅に軽減されるので、ミッションの耐久性を向上
させることができる。
【0045】また、刈り取り作業においては、上刃及び
下刃が回転するため、全ての刃が均等に刈り取り対象物
に接触することになり、従来のレシプロ型のように刃の
先端部分が刈り取り対象物に接触するものとは異なり、
同じ部分が使用されることが無くなるため、刃の摩耗を
抑制することができる。
【0046】更には、上刃及び下刃の少なくとも一方が
チェーン駆動によりチェーンガイドに沿って周回するた
め、従来のレシプロ型のような上刃及び/又は下刃の往
復駆動に伴う振動が無くなり、上刃及び下刃の少なくと
も一方の回転の際の振動が振動が極めて小さくなること
から、刈り取り作業時の疲労感を大幅に軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の刈払機の一実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の刈刃ユニットを示すA−A線断面図であ
る。
【図3】図2の刈刃ガイド部の詳細を示すB−B線断面
図である。
【図4】図3の刈刃ガイド部によってガイドされつつ周
回方向に送り出されるチェーンを示す斜視図である。
【図5】図3の刈刃ガイド部によってガイドされつつ周
回方向に送り出されるチェーンに対しての上刃及び下刃
の取り付け状態を示す断面図である。
【図6】図3の上刃及び下刃の基端部の取り付け状態を
変えた場合の他の実施の形態を示す断面図である。
【図7】図3の上刃及び下刃の間隔が一定以上開かない
ように規制するためのガイド部の形状を変えた場合の他
の実施の形態を示す断面図である。
【図8】図2のミッションケース内部のスプロケットの
取り付け状態を変えた場合の他の実施の形態を示す図で
ある。
【図9】図4のチェーン構成を変えた場合の他の実施の
形態を示す斜視図である。
【図10】従来の刈払機を示す斜視図である。
【図11】図10の刈刃ユニットを示す断面図である。
【符号の説明】
10 エンジン 11 操作主杆 13,33,36a〜36d 傘歯車 20 刈刃ユニット 30 ミッションケース 35,39 スプロケット 40 刈刃部 41 刈刃ガイド部 43,44 支持片 44a,44b ガイド溝 45 支持ピン 46a 上金具 46b 下金具 46c 連結金具 46d ローラ 47 上刃 48 下刃 49 ガイド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作主杆の先端部側に設けられたミッシ
    ョンケース内部の伝達機構を介して得られる駆動力によ
    って刈刃部の刈刃を駆動する刈払機において、 前記ミッションケースに取り付けられたチェーンガイド
    に沿って周回する上段及び下段のチェーンに複数の上刃
    及び下刃が取り付けられ、これら上刃及び下刃の少なく
    とも一方が回転運動を行うことを特徴とする刈払機。
JP7342544A 1995-12-28 1995-12-28 刈払機 Pending JPH09172841A (ja)

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