JPH09168465A - 幼児用食事促進具 - Google Patents

幼児用食事促進具

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JPH09168465A
JPH09168465A JP34864095A JP34864095A JPH09168465A JP H09168465 A JPH09168465 A JP H09168465A JP 34864095 A JP34864095 A JP 34864095A JP 34864095 A JP34864095 A JP 34864095A JP H09168465 A JPH09168465 A JP H09168465A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
meal
circuit
voice
drive mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP34864095A
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English (en)
Inventor
Fuji Koike
不二 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Royal Industries Co Ltd
Original Assignee
Royal Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Royal Industries Co Ltd filed Critical Royal Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食事を楽しく促進させる幼児用食事促進具を
提供する。 【解決手段】 ステップ105では、信号受信回路30
が信号を受信したかを確認する。そして、ステップ11
5では、駆動機構を所定時間起動する。これにより、頭
部22が身体部23上で左右に傾ける動作を行う。ま
た、制御回路28は、「はい、上手にできました。よく
噛んで食べましょう。」等の誉め言葉を発生させる。ス
テップ120では、計時されるタイマ時間Tが、幼児が
食したもの噛んで飲み込むのに必要な時間TO以上経過
したか(TO≦T−TA)を確認する。ステップ125
で再度信号受信が確認されるまで、ステップ130で駆
動機構を起動するとともに、「さあ、早く食べましょ
う。」等の食事を促進する言葉を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児用食事促進具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】幼児は大人と違って食器に盛られた料理
の好き嫌いにより、食事が進んだり進まなかったりす
る。そして、嫌いな場合は出された料理を食べ残した
り、途中で席を立ってしまう場合が多い。このため、幼
児の食事を促進させるために、幼児専用の食器やスプー
ンやフォーク等の食卓用器具の把持部等に人気漫画のキ
ャラクタ等を記したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものは幼児が一時の関心を示すに過ぎず、常に食事を促
進させるものではない。また、食事を促進させるために
は適切な指導が必要となるが、指導一辺倒では幼児が自
ら進んで食事をする習慣を身に付けることは難しい。本
発明は上記に鑑みてなされたもので、食事を楽しく促進
させるために開発された幼児用食事促進具を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1記載の本発明の幼児用食事促進具は、把持部
内部に電源と、信号送信回路とを組み込むとともに、該
把持部と先端部に前記信号送信回路の電極端子を設けた
食卓用器具と、内部に電源と、前記信号送信回路からの
信号を受信する信号受信回路と、所定の音声を発生する
音声発生手段と、受信した信号に基づき前記音声発生手
段を制御して音声を発生させる制御手段とを組み込んだ
受信部とから構成し、前記把持部を握るとともに、先端
部を口腔部に接触させることにより人体を介して前記送
信回路を閉成するようにしたことを特徴とする。
【0005】上記の目的を達成するため請求項2記載の
本発明の幼児用食事促進具は、請求項1に記載の構成に
おいて、前記受信部を各部が所定の動作が可能な人形形
状に形成するとともに、内部に前記制御手段により制御
される駆動機構を組み込み、前記受信部の各部を該駆動
機構により作動させるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】上記請求項1記載の幼児用食事
促進具は、スプーンやフォーク等の食卓用器具を握って
料理を食べようとすると口腔部に電極が接触し、人体を
介して信号送信回路が閉成され信号が送信される。その
信号を受信した受信部では、制御手段に制御される音声
発生手段により所定の音声が発生される。所定の音声と
しては、例えば食卓用器具の正しい使い方を指導する音
声や、励ましや終了時のほめ言葉等が挙げられる。従っ
て、幼児が自発的にかつ楽しみながら、最後まで食事を
行う習慣を身に付けさすことができる効果を有する。
【0007】上記請求項2記載の幼児用歯磨き促進具に
よれば、食事の開始により上記所定の音声を発生すると
ともに、食物を食する毎に人形形状の受信部の各部が駆
動機構により所定の動きを行う。所定の動きとしては、
例えば目の玉を動かしたり音声に合わせて口を動かした
り、首を振ったり手足を動かしたりする等が挙げられ
る。従って、聴覚的のみならず視覚的にも刺激され、幼
児の自発的な食事を一層促進させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図面を参
照して説明する。図1はスプーン1の平面図であり把持
部2を切断して示す、図2はズ1に於けるA−A線断面
図、図3はスプーン1の裏面図、図4は人形形状にした
受信部21の断面図、図5は図4に於けるB−B線断面
図、図6は食事状態を示した説明図である。
【0009】スプーン1の把持部2の装着凹部3には、
回路基板4に各種電子部品及び送信アンテナ5を実装し
て信号送信回路6を構成した送信器回路モジュール7が
組み込まれている。また、把持部2の先端には、ステン
レス製のスプーン1の掬い部8を一体形成した挿し込み
柄部9が挿し込まれて固定されている。掬い部8及び挿
し込み柄部9は、信号送信回路6のプラス電極端子10
となっている。該挿し込み柄部9は、装着凹部3内に突
出して、信号送信回路6に接続されている。把持部2の
後端部には、電池11が装着されネジ蓋12により固定
されている。さらに、把持部2の裏面2aには、該裏面
2aと面一に上記信号送信回路6のマイナス電極端子1
3が埋設されている。
【0010】受信部21は、正面形状を人形形に形成し
て、目、鼻、口等が記された頭部22と身体部23とが
別体で形成されている。身体部23の内部には、ブラケ
ット24が設置されている。ブラケット24の下部に
は、電源電池25が装着されている。また、ブラケット
24の中間棚部26には回路基板27と駆動機構32が
装着されている。回路基板27には、CPU、メモリ等
から構成される制御回路28、各種電子部品及び受信ア
ンテナ29を実装して信号受信回路30や音声発生回路
31が構成されている。駆動機構32は小型電動モータ
33とモータ軸34に嵌着された歯車35と噛合うフェ
ース歯車36とから構成されている。
【0011】ブラケット24の上部棚37には、頭部2
2を支持する支持ブラケット38が左右揺動可能に設け
られている。支持ブラケット38には、ブラケット24
の上部棚37に軸支された垂直回転軸39が係合してい
る。垂直回転軸39は軸部の途中から斜めの屈曲部39
aが形成されている。垂直回転軸39の上部棚37の下
面に突出する下端には、上記フェース歯車36が嵌着さ
れている。そして、ブラケット24の前面には、スピー
カ40が配設されている。また、背面には受信部21の
各回路や駆動機構32に、電源を投入するための電源ス
イッチ41が配設されている。
【0012】上記したスプーン1と受信部21とから構
成された幼児用食事促進具の作動を以下に説明する。、
図6に示すように、スプーン1の把持部2を握って掬い
部8を口腔部に入れると、信号送信回路6のプラス電極
端子10が口腔部に接触する。把持部2を握る手が信号
送信回路6のマイナス電極端子13に触れているから、
人体を介して信号送信回路6が閉成され、該信号送信回
路6からの信号が送信アンテナ5から送信される。スプ
ーン1の掬い部8が口腔部に接触する毎に上記信号が送
信される。受信部21ではこの信号に基づいて以下の処
理を実行する。
【0013】図7に示したフローチャートは、受信部2
1の信号受信回路30が受信した信号に基づき、制御回
路28の制御処理の概略を示したものである。電源投入
とともに、制御回路28による処理がスタートする。ス
テップ100では、CPUに内蔵のタイマをスタートさ
せるとともに、受信回数Nをイニシャライズする。ステ
ップ105では、信号受信回路30が信号を受信したか
を確認してステップ110に進む。
【0014】ステップ110では、受信回数Nをインク
ルメントするとともに、タイマ時間T=TAを計時して
メモリの記憶値を更新する。そして、ステップ115へ
進んで、駆動機構を起動して所定時間作動させる。これ
により、小型電動モータ33が駆動されてフェース歯車
36が回転され、垂直回転軸39の屈曲部39aが回転
して支持ブラケット38を左右に揺動させる。従って、
頭部22が身体部23上で左右に傾ける動作を行う。ま
た、制御回路28は、「はい、上手にできました。よく
噛んで食べましょう。」等の誉め言葉の音声信号をメモ
リから読み出して、音声発生回路31により出力された
音声をスピーカ40を通じて発生させる。そして、この
間食事が促進されるようなメロディを発生させる。
【0015】ステップ120では、計時されるタイマ時
間Tが、幼児が食したもの噛んで飲み込むのに必要な時
間TO以上経過したか(TO≦T−TA)を確認する。
経過していれば、ステップ125へ進み、幼児が食して
スプーン1を口腔部に接触させたか、即ち信号受信回路
30による受信が再度有ったかを確認する。無ければ受
信が確認されるまで、ステップ130で駆動機構を起動
して所定時間頭部22を身体部23上で左右に傾ける動
作を行うとともに、「さあ、早く食べましょう。」等の
食事を促進する言葉を発生する。この場合、上記メロデ
ィよりもリズムアップしたメロディを発生させてもよ
い。受信が確認されれば、ステップ135へ進んで、受
信回数Nが所定回数NM以上に達したかを確認する。達
しない場合は、上記ステップ110以下の処理を行う。
受信回数Nが所定回数NM以上となれば、ステップ14
0へ進み「はい、よく食べましたね。ごちそうさまをい
って終わりましょう。」等の誉め言葉を発生する。この
場合ファンファーレ等のメロディを発生させることもで
きる。
【0016】上記駆動機構32による受信部21の人形
形の動作は、上記のように頭部の動きの他に音声に合わ
せて口を動かしたり、手を動かしたりすることも可能で
ある。また、幼児が食したもの噛んで飲み込むのに必要
な時間TO及び受信回数(食した回数)Nのしきい値と
して設定された回数NM及び音声内容は、それぞれ幼児
の年齢に基づいて設定できるようにする。
【0017】上記構成作用の幼児用食事促進具は、音
声、メロディ等が発生されるとともに、頭部22が左右
に傾く動作をするから、聴覚的のみならず視覚的にも刺
激され、幼児の食事への関心を促進させることが期待で
きる。尚、上記フローチャートに示した音声の内容は、
一例を示したものでこの内容に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】把持部2を切断して示したスプーン1の平面図
である。
【図2】図1に於けるA−A線断面図である。
【図3】スプーン1の裏面図である。
【図4】人形形状にした受信部21の断面図である。
【図5】図4に於けるB−B線断面図である。
【図6】食事状態を示した説明図である。
【図7】制御回路28の制御処理の概略を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
1...スプーン 2...把持部 6...信号送信回路
7...送信器回路モジュール 10...プラス電極端子 11...電池 13...マイナ
ス電極端子 21...受信部 22...頭部 23...身体部 25...
電源電池 28...制御回路 30...信号受信回路 31...音声
発生回路 32...駆動機構 40...スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部内部に電源と、信号送信回路とを
    組み込むとともに、該把持部と先端部に前記信号送信回
    路の電極端子を設けた食卓用器具と、 内部に電源と、前記信号送信回路からの信号を受信する
    信号受信回路と、所定の音声を発生する音声発生手段
    と、受信した信号に基づき前記音声発生手段を制御して
    音声を発生させる制御手段とを組み込んだ受信部とから
    構成し、 前記把持部を握るとともに、先端部を口腔部に接触させ
    ることにより人体を介して前記送信回路を閉成するよう
    にしたことを特徴とする幼児用食事促進具。
  2. 【請求項2】 前記受信部を各部が所定の動作が可能な
    人形形状に形成するとともに、内部に前記制御手段によ
    り制御される駆動機構を組み込み、前記受信部の各部を
    該駆動機構により作動させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の幼児用食事促進具。
JP34864095A 1995-12-18 1995-12-18 幼児用食事促進具 Pending JPH09168465A (ja)

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JP34864095A JPH09168465A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 幼児用食事促進具

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JPH09168465A true JPH09168465A (ja) 1997-06-30

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JP34864095A Pending JPH09168465A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 幼児用食事促進具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7354331B2 (en) 2002-04-15 2008-04-08 Star H.K. Electronic Limited Interactive eating utensils and containers that can produce sound and mechanical output
JP2013070946A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Doshisha 摂食用具
CN104887020A (zh) * 2015-05-19 2015-09-09 钟转佳 一种儿童多功能筷子

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CN104887020B (zh) * 2015-05-19 2016-07-06 钟转佳 一种儿童多功能筷子
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223