JPH0916702A - データシンボル読み取り装置 - Google Patents

データシンボル読み取り装置

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JPH0916702A
JPH0916702A JP18463395A JP18463395A JPH0916702A JP H0916702 A JPH0916702 A JP H0916702A JP 18463395 A JP18463395 A JP 18463395A JP 18463395 A JP18463395 A JP 18463395A JP H0916702 A JPH0916702 A JP H0916702A
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JP18463395A
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English (en)
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Takeharu Shin
丈晴 新
Shuzo Seo
修三 瀬尾
Nobuhiro Tani
信博 谷
Makoto Nukui
誠 貫井
Yukihiro Ishizuka
之宏 石塚
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/1092Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices sensing by means of TV-scanning

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Abstract

(57)【要約】 【構成】データシンボル読み取り装置1は、CCD4
3、ズームレンズ46、CCD駆動回路6、増幅回路
8、2値化回路9、メモリー12、制御手段15、LE
D41、LED駆動回路42、ズーム駆動回路10、モ
ータ11、通信用ドライバー16、スイッチ回路13、
スイッチ14および表示手段18等により構成されてい
る。読み取りの際は、データシンボル38を適正に読み
取ることができるようになるまで(適正なデコードデー
タが得られるまで)、ズームレンズ46の倍率を最小倍
率から1ステップずつ増加させてゆく。 【効果】データシンボルの大きさにかかわらず、データ
シンボルを適正に読み取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2次元データシ
ンボルのようなコード化された情報を読み取るデータシ
ンボル読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、例えばPOSシステム等に適用す
るために、商品情報をバーコード化し、バーコードリー
ダーにより読み取る方法、装置が普及している。しかし
ながら、バーコードの読み取りは、バーの配列方向に走
査を行って1次元的に読み取るものであり、情報量に限
界がある。
【0003】そこで、近年、より多くの情報を担持し得
るものとして、例えば白黒のモザイクパターンが2次元
的に配列された2次元データシンボルと、これを読み取
るデータシンボル読み取り装置が開発されている。この
データシンボル読み取り装置は、大別すると、撮像素
子、例えばCCDのようなエリアセンサーを用いてデー
タシンボルのパターンを2次元的に同時に読み取る構成
のものと、ラインセンサーを用いて1ライン毎に主走査
するとともに、読み取り部とデータシンボルとを主走査
方向と直交する方向に相対的に移動することにより副走
査して2次元的に読み取る構成のものとがある。
【0004】このうち、撮像素子(エリアセンサー)を
用いた構成のものは、副走査のため読み取り部とデータ
シンボルとの相対的移動をする必要がなく、短時間で読
み取りができるという点で優れており、注目されてい
る。
【0005】しかしながら、この撮像素子(エリアセン
サー)を用いた構成の従来のデータシンボル読み取り装
置では、比較的小さいデータシンボルを読み取る場合に
は、取り込んだ画像(撮像した画像)に対するデータシ
ンボルの大きさが小さくなり、特に、データシンボルを
構成しているセルが小さくなるので、セルを適正に認識
することができず、これによりデータシンボルの読み取
りエラーが生じるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タシンボルを拡大して読み取ることにより、データシン
ボルの大きさ、特に、データシンボルを構成しているセ
ルの寸法にかかわらず、データシンボルを適正に読み取
ることが可能なデータシンボル読み取り装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0008】(1) 倍率を変更し得る光学系によりシ
ンボル読み取り領域上のデータシンボルの像を撮像素子
に結像させて前記データシンボルを読み取るデータシン
ボル読み取り装置であって、前記光学系の倍率を変更す
る駆動手段と、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段
とを有し、前記制御手段は、前記駆動手段が、読み取り
の際、前記光学系の倍率を、前記データシンボルを読み
取ることができる倍率に変更するよう制御することを特
徴とするデータシンボル読み取り装置。
【0009】(2) 倍率を変更し得る光学系によりシ
ンボル読み取り領域上のデータシンボルの像を撮像素子
に結像させて前記データシンボルを読み取るデータシン
ボル読み取り装置であって、前記光学系の倍率を変更す
る駆動手段と、前記駆動手段の駆動を制御する制御手段
とを有し、前記制御手段は、前記駆動手段が、読み取り
の際、前記光学系の倍率を、前記データシンボルが前記
シンボル読み取り領域に包含されるほぼ最大の倍率に変
更するよう制御することを特徴とするデータシンボル読
み取り装置。
【0010】(3) 前記データシンボルの読み取りの
正否を判別する判別手段を有し、前記制御手段は、前記
判別手段により前記データシンボルの読み取りが適正に
なされたと判別されるまで、前記駆動手段が前記光学系
の倍率をほぼ最小の倍率から増加させてゆくよう制御す
る上記(1)に記載のデータシンボル読み取り装置。
【0011】(4) 前記データシンボルの読み取りの
正否を判別する判別手段を有し、前記制御手段は、前記
判別手段により前記データシンボルの読み取りが適正に
なされたと判別されるまで、前記駆動手段が前記光学系
の倍率をほぼ最大の倍率から減少させてゆくよう制御す
る上記(1)または(2)に記載のデータシンボル読み
取り装置。
【0012】(5) 前記シンボル読み取り領域を照明
する照明手段を有する上記(1)ないし(4)のいずれ
かに記載のデータシンボル読み取り装置。
【0013】(6) 前記照明手段は、適正な露出とな
るように発光光量を調節する機能を有する上記(5)に
記載のデータシンボル読み取り装置。
【0014】(7) 前記データシンボルが、2次元の
データシンボルである上記(1)ないし(6)のいずれ
かに記載のデータシンボル読み取り装置。
【0015】
【実施例】以下、本発明のデータシンボル読み取り装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明のデータシンボル読み取り装置の第
1実施例を示す斜視図、図2は、図1に示すデータシン
ボル読み取り装置の断面側面図、図3は、図1に示すデ
ータシンボル読み取り装置におけるヘッド部の底面図、
図4は、図1に示すデータシンボル読み取り装置の回路
構成を示すブロック図である。
【0016】これらの図に示すように、本発明のデータ
シンボル読み取り装置1は、手で把持する縦長の把持部
21とその先端側に形成されたL字状のヘッド部22と
で構成されたケーシング2を有しており、把持部21内
には、後述する信号処理回路5、光源駆動回路42およ
び通信用ドライバー16が収納され、ヘッド部22内に
は、シンボル読み取り領域36からの光を受光する読み
取り部4が収納されている。
【0017】また、把持部21の片方の側部には、読み
取り部4による読み取り動作を開始させるトリガースイ
ッチ19が設けられ、把持部21の先端側上面には、表
示手段18が設けられている。なお、本実施例では、表
示手段18は、LCD(液晶表示素子)で構成されてい
るが、これに限らず、例えば、LED(発光素子)また
はCRTのような表示装置であってもよい。
【0018】読み取り部4は、シンボル読み取り領域3
6を照明する一対のLED(発光ダイオード)41と、
撮像素子であるCCD(charge coupled device )43
と、シンボル読み取り領域36からの光(本実施例では
反射光)をCCD43の受光面に結像するように導く光
学系44と、これらを支持する支持部材48とで構成さ
れている。
【0019】光学系44は、シンボル読み取り領域36
からの反射光の光路47をほぼ直角方向に屈曲するミラ
ー45と、ミラー45で反射された光をCCD43の受
光面に結像させるズームレンズ(レンズ群)46とで構
成されている。
【0020】両LED(光源)41は、支持部材48の
下端部側方に光路47を介してほぼ対称に設置されてい
る。なお、LED41の発光側には、シンボル読み取り
領域36上の輝度をより均一にするために、粗面を有す
る拡散板(図示せず)が設置されていてもよい。この拡
散板は、例えば、後述する透明板7の一部に粗面加工を
施すことにより得られる。
【0021】このようなLED41には、これを駆動す
るLED駆動回路(光源駆動回路)42が接続されてい
る。これらLED41およびLED駆動回路42により
照明手段が構成されている。
【0022】CCD43では、多数のフォトダイオード
画素が行列状に配置され、各画素のそれぞれが受光した
光の光量に応じた電荷を蓄積し、この電荷を所定時に順
次転送するように構成されている。この転送された電荷
は、読み取られた画像の画像信号を構成する。
【0023】シンボル読み取り領域36は、読み取り面
(データシンボル38が位置する面(基準面))37上
に形成される領域であって、LED41による光の照射
がなされ、かつその反射光をCCD43により受光し、
データを読み取ることができる領域である。このシンボ
ル読み取り領域36は、ズームレンズ46の倍率(画
角)に応じて変動するが、最小倍率(最大画角)におけ
るシンボル読み取り領域36は、後述する筐体3の先端
開口31とほぼ一致するかまたは先端開口31を包含す
る。
【0024】本実施例では、図3に示すように、データ
シンボル(シンボルコード)38は、x行×y列(x、
yは、それぞれ2以上の整数)に配列された黒色または
白色(または透明)のモザイク(セル)で構成されてい
る。このモザイクの黒色または白色は、例えば2進法に
おける0または1を表し、この組み合わせにより所望の
情報が特定される。なお、データシンボル38は、図示
のような構成のものに限定されないことは、言うまでも
ない。
【0025】以上のように構成された読み取り部4にお
いて、LED駆動回路42の作動によりLED41が点
灯して両LED41から発せられた光は、シンボル読み
取り領域36に照射され、その反射光が光学系44を介
してCCD43の受光面上に結像され、この受光光量に
応じた画像信号(アナログ信号)が出力される。
【0026】ケーシング2のヘッド部22は、読み取り
部4をシンボル読み取り領域36から所定の距離(光路
長)に保つための、すなわち、シンボル読み取り領域3
6上に置かれたデータシンボル38の像を光学系44に
よりCCD43の受光面に結像させる距離を規定するた
めのガイド部材として、読み取り部4からシンボル読み
取り領域36側へ延長された筐体3を有している。この
筐体3は、LED41からの照明光の光路およびシンボ
ル読み取り領域36からの反射光の光路47をほぼ囲む
ように構成されており、そのシンボル読み取り領域36
と平行な断面(横断面)は、四角形をなしている。
【0027】また、筐体3は、その先端が読み取り面3
7に当接したとき、シンボル読み取り領域36からの光
が光学系44によりCCD43の受光面に結像するよう
な長さに設定されている。
【0028】筐体3の先端には、矩形の先端開口31が
形成されている。すなわち、筐体3の先端面は、開口部
を構成している。また、筐体3の内部(先端開口31よ
り内側)には、防塵機能を有する透明板7が、光路47
とほぼ垂直方向に設置されている。この透明板7は、前
記支持部材48の下端付近の位置に、筐体3の内部空間
を先端開口31側の空間4aと読み取り部4側の空間4
bとに区画するように設置されている。透明板7として
は、各種ガラスや各種プラスチックで構成されたものが
使用可能である。このような透明板7を設けることによ
り、塵、埃等の異物や湿気等が読み取り部4側の空間4
bへ侵入することが防止される。
【0029】さて、データシンボル読み取り装置1にお
いて、ケーシング2内には、読み取り部4からの画像信
号を処理する信号処理回路5が、例えばプリント基板上
に設けられている。図4に示すように、この信号処理回
路5は、主に、CCD駆動回路6、増幅回路8、2値化
回路9、メモリー12、制御手段(CPU)15および
これらの電気接続ラインで構成されている。なお、デー
タシンボル38の読み取りの正否(適否)を判別する判
別手段の主機能は、前記制御手段15により達成され
る。
【0030】また、制御手段15には、ズーム駆動回路
10と、LED駆動回路42と、通信用ドライバー16
と、トリガースイッチ19および電源スイッチ(メイン
スイッチ)等のスイッチ回路13と、スイッチ14と、
表示手段18とがそれぞれ接続されている。
【0031】前記ズーム駆動回路10には、ズームレン
ズ46を駆動するモータ(ステッピングモータ)11が
接続されている。これらズーム駆動回路10およびモー
タ11は、ズームレンズ46を支持、駆動する図示しな
いズーム駆動環を、最広角位置(広角端)から最望遠位
置(望遠端)まで、1単位駆動ステップ(1ステップ)
ずつ駆動し得るようになっている。前記ズーム駆動回路
10およびモータ11等により、光学系44(ズームレ
ンズ46)の倍率を変更する駆動手段が構成されてい
る。
【0032】なお、前記「1単位駆動ステップ」とは、
最広角位置から最望遠位置までのズーム駆動環の総駆動
量を、N(Nは2以上の整数)に等分割(例えば、20
に等分割)した場合の1単位をいう。
【0033】スイッチ14は、常開型のリミットスイッ
チにより構成され、その作動片が押圧されることにより
オンする。このスイッチ14は、ズームレンズ46のズ
ーム駆動環が最広角位置に位置しているとき、すなわ
ち、ズームレンズ46の倍率が最小倍率のときに、前記
作動片が押圧されてオンとなるようになっている。ま
た、スイッチ14は、ズーム駆動環が最広角位置から望
遠側に駆動すると、そのズーム駆動環が前記作動片から
離れて、オフする。
【0034】制御手段15は、前記スイッチ14の状態
(オン/オフの別)を把握しており、そのスイッチ14
の状態と、モータ11の回転量および回転方向とから、
ズームレンズ46の倍率(焦点距離)を把握している。
すなわち、制御手段15は、スイッチ14がオンのと
き、ズームレンズ46の倍率が最小倍率であると認識
し、スイッチ14がオフしてからのズームレンズ46の
駆動ステップ数(何ステップ駆動したか)により、ズー
ムレンズ46の倍率を認識する。なお、ズームレンズ4
6の倍率は、後述するデコード、LED41の発光光量
の調節およびズームレンズ46の倍率が最大倍率か否か
の判断を行う場合等に利用される。
【0035】図5は、ズームレンズ46の倍率(画角)
と、シンボル読み取り領域との関係を示す模式図であ
り、(A)は、ズームレンズ46の倍率を最小倍率にし
たときのシンボル読み取り領域191を示す図であり、
(B)は、ズームレンズ46の倍率を最小倍率よりも高
い倍率(高倍率)にしたときのシンボル読み取り領域1
92を示す図である。
【0036】比較的小さいデータシンボル38を読み取
る場合、図5(A)に示すように、最小倍率で撮像する
と、シンボル読み取り領域191に対してデータシンボ
ル38、特に、それを構成する個々のセルが小さくなっ
てしまい、このため、データシンボル38の読み取りお
よびデコードの精度が低くなる。このような場合、デー
タシンボル読み取り装置1では、ズームレンズ46を望
遠側に駆動し、ズームレンズ46の倍率を増加させて読
み取りを行う。
【0037】図5(B)に示すように、ズームレンズ4
6を望遠側に駆動し、高倍率で撮像すると、シンボル読
み取り領域192に対してデータシンボル38、特に、
それを構成する個々のセルが読み取りに十分な大きさに
拡大され、これによりデータシンボル38の読み取りお
よびデコードの精度が向上する。
【0038】次に、データシンボル読み取り装置1の動
作を説明する。この場合、まず、概要を説明する。デー
タシンボル読み取り装置1において、電源スイッチをオ
ンとした状態で、トリガースイッチ19をオンとする
と、読み取りが開始される。この読み取りの際は、デー
タシンボル38を読み取ることができるようになるま
で、ズームレンズ46の倍率を最小倍率から1ステップ
ずつ増加させてゆくフィードバック制御により変倍(ズ
ーム駆動)を行う。
【0039】すなわち、ズームレンズ46の倍率は、ま
ず最小倍率、すなわち最広角側に設定され、撮像がなさ
れる。そして、信号処理回路5では、後述するように所
定の信号処理およびデコードが行われ、適正なデコード
データが得られたか否か(データシンボル38の読み取
りの正否)が判断される。適正なデコードデータが得ら
れない場合には、ズームレンズ46のズーム駆動環を倍
率を上げる方向(望遠側)へ1ステップ駆動して、再び
撮像を行い、所定の信号処理およびデコードを行って、
再度、適正なデコードデータが得られたか否かを判断す
る。以下、適正なデコードデータが得られるまで(デー
タシンボル38の読み取りが適正になされるまで)、前
記動作を繰り返す。
【0040】そして、適正なデコードデータが得られた
場合には、デコードデータは、通信用ドライバー16に
より、外部に設置された例えばパソコンやワークステー
ションのようなホストコンピュータ17に入力される。
このようなホストコンピュータ17においては、入力さ
れたデータの格納および集計等が行われる。
【0041】LED駆動回路42は、LED41に電力
を供給し、その発光光量を可変に点灯する回路であり、
その作動は、制御手段15により制御される。前記電源
スイッチのオンにより、制御手段15は、LED駆動回
路42を作動させ、これによりLED41が点灯する。
【0042】この場合、前述したように、制御手段15
は、スイッチ14の状態と、モータ11の回転量および
回転方向とから、ズームレンズ46の倍率を把握してお
り、その倍率に応じて、適正な露出となるようにLED
駆動回路42を制御し、LED41の発光光量を調節す
る。なお、LED41の点灯時間は、LED駆動回路4
2または制御手段15により所望に設定されている。
【0043】また、電源スイッチのオンによって、制御
手段15は、CCD駆動回路6を作動させる。CCD駆
動回路6からCCD43へは、CCD水平駆動パルス
と、CCD垂直駆動パルスとが出力され、CCD43で
の電荷の蓄積および転送が制御される。
【0044】また、CCD駆動回路6では、クロック信
号を生成し、さらにこの信号に水平同期信号および垂直
同期信号を複合した信号(複合クロック信号)を制御手
段15へ送出する。
【0045】読み取り部4のCCD43から順次出力さ
れる画像信号(アナログ信号)は、増幅回路8により増
幅され、図示しないA/D変換器によりデジタル画像信
号に変換されて2値化回路9に入力される。
【0046】2値化回路9では、デジタル画像信号がし
きい値データと比較されて2値化される。2値化回路9
より出力された2値化データは、制御手段15に内蔵さ
れているアドレスカウンタにより、メモリー12の所定
のアドレスに記憶される。このアドレスカウンタは、前
記CCD駆動回路6から入力される複合クロック信号に
よって駆動する。
【0047】メモリー12からは、前記アドレスカウン
タに指定されたアドレス(メモリー12への記憶時とは
読み出し順序が逆の場合がある)に従って、データが順
次読み出され、1画面分のデータに対し、制御手段15
の演算部において、例えば、像の反転、輪郭検出(デー
タシンボル38に関する情報のみの抽出)、ドロップア
ウト補正、回転等の必要な画像処理を行い、さらに、制
御手段15に内蔵されるデコーダにて、データシンボル
38の体系に応じたデータにデコードする。このデコー
ドされたデータ(デコードデータ)は、通信用ドライバ
ー16を介して、ホストコンピュータ17へ出力され
る。
【0048】次に、データシンボル読み取り装置1の制
御手段15の制御動作について説明する。図6は、デー
タシンボル読み取り装置1の制御手段15の動作を示す
フローチャートである。以下、このフローチャートに基
づいて説明する。
【0049】ズーム駆動回路10により、ズームレンズ
46を広角端へ駆動し、ズームレンズ46の倍率を最小
倍率(画角を最大画角)にする(ステップ101)。次
いで、画像を取り込む(ステップ102)。このステッ
プ102では、CCD43により撮像し、CCD43か
らの画像データ(画像信号)を2値化し、この2値化デ
ータ(2値化信号)をメモリー12に書き込む。
【0050】次いで、シンボル切り出しを行う(ステッ
プ103)。すなわち、メモリー12から2値化データ
を読み出し、その2値化データに基づいて、デコードす
べきデータシンボル38の輪郭検出(データシンボル3
8に関する情報のみの抽出)を行う。
【0051】なお、データシンボル38は、その輪郭を
判別し得るように4辺外周が黒色となっており、データ
シンボル38の最外周の黒色の画素に対応する2値化デ
ータを追跡抽出してデータシンボル38の輪郭を検出
し、このデータシンボル38の輪郭を構成する黒色の画
素によって囲まれる領域をデコード領域と認識する。
【0052】次いで、シンボル切り出しOKか否かを判
断する(ステップ104)。ステップ104では、デー
タシンボル38の最外周の黒色の画素に対応する2値化
データの追跡を行った結果、始点から1周して再び始点
に戻ることができた場合(データシンボル38の輪郭を
検出することができた場合)には、シンボル切り出しO
Kと判断し、追跡が途中で中断した場合および追跡を開
始することができなかった場合(データシンボル38の
輪郭を検出することができなかった場合)には、シンボ
ル切り出しエラー(NG)と判断する。
【0053】例えば、シンボル読み取り領域36にデー
タシンボル38が包含された状態で撮像した場合には、
シンボル切り出しOKと判断され、シンボル読み取り領
域36からデータシンボル38がはみ出した状態および
シンボル読み取り領域36内にデータシンボル38が全
くない状態で撮像した場合(例えば、ズームレンズ46
の倍率が大きすぎる場合)には、シンボル切り出しエラ
ーと判断される。
【0054】前記ステップ104においてシンボル切り
出しエラーと判断した場合には、所定のエラー処理を行
う。なお、エラー処理では、例えば、表示手段18によ
りデコード不可を示す警告表示等を行う。
【0055】また、ステップ104においてシンボル切
り出しOKと判断した場合には、切り出されたデコード
領域内の2値化データに対して、前述した所定の画像処
理等を行ってデコード(データシンボル38が表わす情
報の解読)を行う(ステップ105)。
【0056】次いで、読み取りOK(デコードOK)か
否かを判断する(ステップ106)。ステップ106で
は、データシンボル38の読み取りが適正になされた場
合、すなわち、適正なデコードデータが得られた場合に
は、読み取りOKと判断する。また、データシンボル3
8の読み取りが適正になされない場合、すなわち、適正
なデコードデータが得られない場合には、読み取りエラ
ー(NG)と判断する。
【0057】例えば、ズームレンズ46の倍率が小さす
ぎてデータシンボル38を構成するセルを適正に認識す
ることができない場合には、適正なデコードデータが得
られず、読み取りエラーと判断される。
【0058】ステップ106において読み取りOK(デ
コードOK)と判断した場合には、デコードデータを通
信用ドライバー16を介してホストコンピュータ17へ
送信(送出)する(ステップ109)。
【0059】また、ステップ106において読み取りエ
ラーと判断した場合には、ズームレンズ46の倍率が最
大倍率(最望遠)か否かを判断する(ステップ10
7)。ステップ107においてズームレンズ46の倍率
が最大倍率と判断した場合には、所定のエラー処理を行
う。
【0060】また、ステップ107においてズームレン
ズ46の倍率が最大倍率ではないと判断した場合には、
ズーム駆動回路10により、ズームレンズ46を高倍率
側(望遠側)へ1ステップ駆動し(ステップ108)、
この後、ステップ102に戻り、再度、ステップ102
以降を実行する。
【0061】ステップ108においてズームレンズ46
の倍率が1ステップずつ増加してゆき、例えば、所定の
倍率のところでデータシンボル38を構成するセルを適
正に認識することができるようになると、データシンボ
ル38の読み取りが適正になされ、すなわち、適正なデ
コードデータが得られて、ステップ106において読み
取りOKと判断される。そして、この後、前記ステップ
109を実行する。
【0062】ステップ109の後、ズーム駆動回路10
により、ズームレンズ46を広角端へ駆動し、ズームレ
ンズ46の倍率を最小倍率にする(ステップ110)。
以上でこのプログラムは終了する。
【0063】このように、本実施例のデータシンボル読
み取り装置1によれば、読み取りの際、ズームレンズ4
6を駆動してその倍率を、データシンボル38を適正に
読み取ることができる倍率(最小の倍率)に変更するの
で、データシンボル38の大きさ、特に、データシンボ
ル38を構成しているセルの寸法にかかわらず、データ
シンボル38の読み取りエラーを防止でき、また、デー
タシンボル38の読み取り精度を向上させることができ
る。
【0064】また、データシンボル読み取り装置1で
は、自動的に、ズームレンズ46の倍率がデータシンボ
ル38を適正に読み取ることができる倍率に変更される
ので、手動で光学系の倍率を変更する構成のデータシン
ボル読み取り装置に比べ、操作が簡略化するとともに、
データシンボル38の読み取りを適正かつ確実に行うこ
とができる。なお、データシンボル読み取り装置1で
は、撮像した画像内(取り込み画像内)に、データシン
ボル38以外の画像ノイズがないのが好ましい。
【0065】次に、本発明のデータシンボル読み取り装
置の第2実施例を説明する。なお、前述したデータシン
ボル読み取り装置1との共通点については説明を省略
し、相違点を説明する。図7は、本発明のデータシンボ
ル読み取り装置の第2実施例における回路構成を示すブ
ロック図である。
【0066】同図に示すように、データシンボル読み取
り装置1aは、スイッチ14aを有している。スイッチ
14aは、常開型のリミットスイッチにより構成され、
その作動片が押圧されることによりオンする。このスイ
ッチ14aは、ズームレンズ46のズーム駆動環が最望
遠位置に位置しているとき、すなわち、ズームレンズ4
6の倍率が最大倍率のときに、前記作動片が押圧されて
オンとなるようになっている。また、スイッチ14a
は、ズーム駆動環が最望遠位置から広角側に駆動する
と、そのズーム駆動環が前記作動片から離れて、オフす
る。
【0067】制御手段15は、前記スイッチ14aの状
態(オン/オフの別)を把握しており、そのスイッチ1
4aの状態と、モータ11の回転量および回転方向とか
ら、ズームレンズ46の倍率(焦点距離)を把握してい
る。すなわち、制御手段15は、スイッチ14aがオン
のとき、ズームレンズ46の倍率が最大倍率であると認
識し、スイッチ14aがオフしてからのズームレンズ4
6の駆動ステップ数(何ステップ駆動したか)により、
ズームレンズ46の倍率を認識する。なお、ズームレン
ズ46の倍率は、デコード、LED41の発光光量の調
節およびズームレンズ46の倍率が最小倍率か否かの判
断を行う場合等に利用される。
【0068】次に、データシンボル読み取り装置1aの
動作を説明する。この場合、まず、概要を説明する。デ
ータシンボル読み取り装置1aにおいて、電源スイッチ
をオンとした状態で、トリガースイッチ19をオンとす
ると、読み取りが開始される。この読み取りの際は、デ
ータシンボル38を読み取ることができるようになるま
で(ズームレンズ46の倍率が、データシンボル38が
シンボル読み取り領域36に包含されるほぼ最大の倍率
になるまで)、ズームレンズ46の倍率を最大倍率から
1ステップずつ減少させてゆくフィードバック制御によ
り変倍(ズーム駆動)を行う。
【0069】すなわち、ズームレンズ46の倍率は、ま
ず最大倍率、すなわち最望遠側に設定され、撮像がなさ
れる。そして、信号処理回路5では、後述するように所
定の信号処理およびデコードが行われ、適正なデコード
データが得られたか否か(データシンボル38の読み取
りの正否)が判断される。適正なデコードデータが得ら
れない場合には、ズームレンズ46のズーム駆動環を倍
率を下げる方向(広角側)へ1ステップ駆動して、再び
撮像を行い、所定の信号処理およびデコードを行って、
再度、適正なデコードデータが得られたか否かを判断す
る。以下、適正なデコードデータが得られるまで(デー
タシンボル38の読み取りが適正になされるまで)、前
記動作を繰り返す。
【0070】そして、適正なデコードデータが得られた
場合には、デコードデータは、通信用ドライバー16に
より、外部に設置された例えばパソコンやワークステー
ションのようなホストコンピュータ17に入力される。
このようなホストコンピュータ17においては、入力さ
れたデータの格納および集計等が行われる。
【0071】次に、データシンボル読み取り装置1aの
制御手段15の制御動作について説明する。図8は、デ
ータシンボル読み取り装置1aの制御手段15の動作を
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に基づいて説明する。
【0072】ズーム駆動回路10により、ズームレンズ
46を望遠端へ駆動し、ズームレンズ46の倍率を最大
倍率(画角を最小画角)にする(ステップ201)。次
いで、画像を取り込む(ステップ202)。このステッ
プ202では、CCD43により撮像し、CCD43か
らの画像データ(画像信号)を2値化し、この2値化デ
ータ(2値化信号)をメモリー12に書き込む。
【0073】次いで、シンボル切り出しを行う(ステッ
プ203)。すなわち、メモリー12から2値化データ
を読み出し、その2値化データに基づいて、デコードす
べきデータシンボル38の輪郭検出(データシンボル3
8に関する情報のみの抽出)を行う。
【0074】次いで、切り出されたデコード領域内の2
値化データに対して、前述した所定の画像処理等を行っ
てデコード(データシンボル38が表わす情報の解読)
を行う(ステップ204)。
【0075】次いで、読み取りOK(デコードOK)か
否かを判断する(ステップ205)。ステップ205で
は、データシンボル38の読み取りが適正になされた場
合、すなわち、適正なデコードデータが得られた場合に
は、読み取りOKと判断する。また、データシンボル3
8の読み取りが適正になされない場合、すなわち、適正
なデコードデータが得られない場合には、読み取りエラ
ー(NG)と判断する。ここでの読み取りエラーの原因
としては、下記のようなことがある。
【0076】第1には、例えば、ズームレンズ46の倍
率が大きすぎてデータシンボル38の輪郭を検出するこ
とができなかった場合、すなわち、シンボル切り出しが
できなかった場合(シンボル読み取り領域36からデー
タシンボル38がはみ出している場合や、シンボル読み
取り領域36内にデータシンボル38が全くない場合)
であり、このときには、適正なデコードデータが得られ
ず、ステップ205において読み取りエラーと判断され
る。
【0077】第2には、データシンボル38の切り出し
ができたとしても、ズームレンズ46の倍率が小さすぎ
てデータシンボル38を構成するセルを適正に認識する
ことができない場合であり、このときには、適正なデコ
ードデータが得られず、ステップ205において読み取
りエラーと判断される。
【0078】ステップ205において読み取りOK(デ
コードOK)と判断した場合には、デコードデータを通
信用ドライバー16を介してホストコンピュータ17へ
送信(送出)する(ステップ208)。
【0079】また、ステップ205において読み取りエ
ラーと判断した場合には、ズームレンズ46の倍率が最
小倍率(最広角)か否かを判断する(ステップ20
6)。ステップ206においてズームレンズ46の倍率
が最小倍率と判断した場合には、所定のエラー処理を行
う。なお、エラー処理では、例えば、表示手段18によ
りデコード不可を示す警告表示等を行う。
【0080】また、ステップ107においてズームレン
ズ46の倍率が最小倍率ではないと判断した場合には、
ズーム駆動回路10により、ズームレンズ46を低倍率
側(広角側)へ1ステップ駆動し(ステップ207)、
この後、ステップ202に戻り、再度、ステップ202
以降を実行する。
【0081】ズームレンズ46の倍率が大きすぎてデー
タシンボル38の輪郭を検出することができずにステッ
プ205において読み取りエラーと判断された場合に
は、ステップ207においてズームレンズ46の倍率が
1ステップずつ減少してゆき、例えば、所定の倍率のと
ころでデータシンボル38の輪郭を検出することができ
るようになる。すなわち、ズームレンズ46の倍率が、
データシンボル38がシンボル読み取り領域36に包含
されるほぼ最大の倍率に変更される。この倍率におい
て、データシンボル38を構成するセルを適正に認識す
ることができる場合には、データシンボル38の読み取
りが適正になされ、すなわち、適正なデコードデータが
得られて、ステップ205において読み取りOKと判断
される。そして、この後、前記ステップ208を実行す
る。
【0082】ステップ208の後、ズーム駆動回路10
により、ズームレンズ46を望遠端へ駆動し、ズームレ
ンズ46の倍率を最大倍率にする(ステップ209)。
以上でこのプログラムは終了する。
【0083】このように、第2実施例のデータシンボル
読み取り装置1aでも、前述した第1実施例のデータシ
ンボル読み取り装置1と同様に、データシンボル38の
大きさ、特に、データシンボル38を構成しているセル
の寸法にかかわらず、データシンボル38の読み取りエ
ラーを防止でき、また、データシンボル38の読み取り
精度を向上させることができる。
【0084】また、データシンボル読み取り装置1aに
よれば、ズームレンズ46の倍率を、データシンボル3
8がシンボル読み取り領域36に包含されるほぼ最大の
倍率に変更して読み取りを行うので、データシンボル3
8の読み取り精度がさらに向上する。
【0085】以上、本発明のデータシンボル読み取り装
置を、図示の実施例に基づいて説明したが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。例えば、前記各実施例
では、光源がLED41であったが、本発明における光
源は、これに限定されず、例えば、ハロゲンランプ等で
あってもよい。
【0086】また、筐体3の側面に、1または2以上開
口または透明な窓を形成し、この開口または窓より、デ
ータシンボル38の位置を目視確認できるような構成と
することもできる。これにより、読み取りの際に行う、
データシンボル38をシンボル読み取り領域36内へ入
れるための位置合わせを、容易、確実に行うことができ
る。
【0087】特に、データシンボル38をシンボル読み
取り領域36のより中心に配置すれば、データシンボル
38をより大きく拡大することが可能になるので、さら
にデータシンボル38の読み取り精度が向上する。
【0088】また、読み取り部4は、外光(自然光)を
取り入れてシンボル読み取り領域36を照明する構成で
あってもよい。この場合、光源を有さないか、または、
光源で外光の不足分を補うように照明する構成とするこ
とができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータシ
ンボル読み取り装置によれば、駆動手段により光学系の
倍率(画角)を変更することができ、例えば、読み取り
の際、光学系の倍率を、データシンボルを読み取ること
ができる倍率(適正に読み取ることができる倍率)に変
更するので、データシンボルの大きさ、特に、データシ
ンボルを構成しているセルの寸法にかかわらず、データ
シンボルの読み取りエラーを防止でき、また、データシ
ンボルの読み取り精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータシンボル読み取り装置の第1実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すデータシンボル読み取り装置の断面
側面図である。
【図3】図1に示すデータシンボル読み取り装置におけ
るヘッド部の底面図である。
【図4】図1に示すデータシンボル読み取り装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明におけるズームレンズの倍率(画角)
と、シンボル読み取り領域との関係を示す模式図であ
る。
【図6】図1に示すデータシンボル読み取り装置の制御
手段の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明のデータシンボル読み取り装置の第2実
施例における回路構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すデータシンボル読み取り装置の制御
手段の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1a データシンボル読み取り装置 2 ケーシング 21 把持部 22 ヘッド部 3 筐体 31 先端開口 36 シンボル読み取り領域 37 読み取り面 38 データシンボル 4 読み取り部 4a、4b 空間 41 LED 42 LED駆動回路 43 CCD 44 光学系 45 ミラー 46 ズームレンズ 47 光路 48 支持部材 5 信号処理回路 6 CCD駆動回路 7 透明板 8 増幅回路 9 2値化回路 10 ズーム駆動回路 11 モータ 12 メモリー 13 スイッチ回路 14、14a スイッチ 15 制御手段(CPU) 16 通信用ドライバー 17 ホストコンピュータ 18 表示手段 19 トリガースイッチ 191、192 シンボル読み取り領域 193、194 辺 101〜110 ステップ 201〜209 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貫井 誠 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 石塚 之宏 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倍率を変更し得る光学系によりシンボル
    読み取り領域上のデータシンボルの像を撮像素子に結像
    させて前記データシンボルを読み取るデータシンボル読
    み取り装置であって、 前記光学系の倍率を変更する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記駆動手段が、読み取りの際、前記
    光学系の倍率を、前記データシンボルを読み取ることが
    できる倍率に変更するよう制御することを特徴とするデ
    ータシンボル読み取り装置。
  2. 【請求項2】 倍率を変更し得る光学系によりシンボル
    読み取り領域上のデータシンボルの像を撮像素子に結像
    させて前記データシンボルを読み取るデータシンボル読
    み取り装置であって、 前記光学系の倍率を変更する駆動手段と、 前記駆動手段の駆動を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記駆動手段が、読み取りの際、前記
    光学系の倍率を、前記データシンボルが前記シンボル読
    み取り領域に包含されるほぼ最大の倍率に変更するよう
    制御することを特徴とするデータシンボル読み取り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記データシンボルの読み取りの正否を
    判別する判別手段を有し、 前記制御手段は、前記判別手段により前記データシンボ
    ルの読み取りが適正になされたと判別されるまで、前記
    駆動手段が前記光学系の倍率をほぼ最小の倍率から増加
    させてゆくよう制御する請求項1に記載のデータシンボ
    ル読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記データシンボルの読み取りの正否を
    判別する判別手段を有し、 前記制御手段は、前記判別手段により前記データシンボ
    ルの読み取りが適正になされたと判別されるまで、前記
    駆動手段が前記光学系の倍率をほぼ最大の倍率から減少
    させてゆくよう制御する請求項1または2に記載のデー
    タシンボル読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記シンボル読み取り領域を照明する照
    明手段を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のデ
    ータシンボル読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段は、適正な露出となるよう
    に発光光量を調節する機能を有する請求項5に記載のデ
    ータシンボル読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記データシンボルが、2次元のデータ
    シンボルである請求項1ないし6のいずれかに記載のデ
    ータシンボル読み取り装置。
JP18463395A 1995-06-28 1995-06-28 データシンボル読み取り装置 Pending JPH0916702A (ja)

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DE1996126056 DE19626056A1 (de) 1995-06-28 1996-06-28 Lesegerät für Datensymbole
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