JPH09163339A - 画像処理端末装置及び画像検出装置並びに画像処理装置 - Google Patents

画像処理端末装置及び画像検出装置並びに画像処理装置

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JPH09163339A
JPH09163339A JP7317808A JP31780895A JPH09163339A JP H09163339 A JPH09163339 A JP H09163339A JP 7317808 A JP7317808 A JP 7317808A JP 31780895 A JP31780895 A JP 31780895A JP H09163339 A JPH09163339 A JP H09163339A
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JP
Japan
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image
mark
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image data
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Pending
Application number
JP7317808A
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English (en)
Inventor
Akio Otani
章夫 大谷
Tsuyoshi Igarashi
強 五十嵐
Makoto Higano
誠 日向野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09163339A publication Critical patent/JPH09163339A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正複写を防止するための画像処理端末装置
を提供する。 【解決手段】 外部より入力され、圧縮処理を施された
伝送形式の画像データを伸長処理可能なデータ形式に変
換する伝送形式データ変換手段と、伸長処理可能なデー
タ形式に変換された画像データに伸長処理を施すデコー
ド手段と、この伸長された画像データに、予め設定され
た種類のマークをマーキングし、当該マークが加えられ
た画像データを出力するマーキング手段とを備え、マー
キング手段によりマーキングされたマークが検出され、
かつ、そのマークの種類が判定されることで画像データ
の出所が特定される画像処理端末装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理端末装置
及び画像検出装置並びに画像処理装置、更に詳しくは画
像データ等の不正複写を防止するのに適する画像処理端
末装置及び画像検出装置並びに画像処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークシステムを介して動
画像データを供給するシステムや、いわゆるケーブルテ
レビ(CATV)や、人工衛星から画像電波を特定の契
約者のみに供給するシステム等が用いられるようになっ
ている。
【0003】このようなシステムにおいては、データの
違法受信による画像データ供給元の損害を防止するため
に、送信信号を暗号化し、ネットワークや衛星電波の受
信信号をそのまま再生したのでは、画像データを意味あ
る情報として復元できないようにしている。
【0004】つまり、図20に示すような受信側の端末
に暗号化された信号を復調する機構を設けて特定の契約
者のみが当該情報を享受できるようにしている。
【0005】図20は従来の画像受信用の画像処理端末
装置を示す図である。
【0006】同図において、受信された画像データ、す
なわち暗号化されている入力データは、インターフェー
ス回路91を介してマルチプレクスレイヤデマルチプレ
クサ92に入力され、マルチプレクスレイヤデマルチプ
レクサ92においてフォーマット変換されると共に、デ
ィスクランブラー93からの作用によって暗号化された
状態から復調される。
【0007】復調された画像データは、さらにデコード
回路94でデジタルの画像データに変換され、ビデオオ
ーディオインターフェース95を介して図示しないモニ
タ等の表示装置上に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにネットワー
ク、CATVや人工衛生、また例えばサーバといった外
部記憶装置等から画像情報等を受信する従来の画像処理
端末装置によれば、マルチプレクスレイヤデマルチプレ
クサ92,ディスクランブラー93の動作により暗号化
されたデータを復調し、供給できるので、データ供給業
者の利益は確実に保護することができる。また、上記シ
ステムは、画像データのみでなく、音声データその他す
べての情報供給に対応できる。
【0009】しかし、このとき、復調され表示装置に出
力される画像データ等は、デコード回路94、もしくは
ビデオオーディオインターフェース95よりも先の段階
で自在に複写可能であるので、不正に複写されることを
防止することができない。
【0010】このように不正に複写された画像データ、
音声データ等が販売された場合、複写元を特定する手段
がなく、著作権者の保護に欠けるという難点がある。
【0011】また逆に、著作権者の保護に欠けることか
ら、当該著作権者がこれらのデータの供給に難色を示
し、上記システム等の実施がスムーズにいかないという
問題を生じる可能性がある。
【0012】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、その第1の目的は、不正複写を防止するた
めの画像処理端末装置を提供することにある。
【0013】また、第2の目的は、不正複写を防止する
ための画像処理装置を提供することにある。
【0014】さらに、第3の目的は、万一不正複写がさ
れた場合に、これを検出する画像検出装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、外部より入力される圧
縮された伝送形式の画像データを伸長処理可能なデータ
形式に変換する伝送形式データ変換手段と、伸長処理可
能なデータ形式に変換された画像データに伸長処理を施
すデコード手段と、この伸長された画像データに、予め
設定された種類のマークをマーキングし、当該マークが
加えられた画像データを出力するマーキング手段とを備
え、マーキング手段によりマーキングされたマークが検
出され、かつ、そのマークの種類が判定されることで画
像データの出所が特定される画像処理端末装置である。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、伝送形式の画像データに暗
号化処理が施されているとき、暗号化を解除するための
情報を伝送形式データ変換手段に入力する暗号化解除手
段を備え、暗号化を解除するための情報が入力された伝
送形式データ変換手段は、伸長処理可能なデータ形式に
データ変換をするのに際し、暗号解除をも実施する画像
処理端末装置である。
【0017】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は2に対応する発明において、マークは、画像デ
ータが表示される画面の有効表示範囲内にマーキングさ
れ、かつ目視可能なものである画像処理端末装置であ
る。
【0018】さらにまた、請求項4に対応する発明は、
請求項1又は2に対応する発明において、マークは、画
像データが表示される画面の有効表示範囲内にマーキン
グされ、かつ目視不可能なものである画像処理端末装置
である。
【0019】一方、請求項5に対応する発明は、請求項
1又は2に対応する発明において、マークは、画像デー
タが表示される画面の有効表示範囲外にマーキングされ
る画像処理端末装置である。
【0020】次に、請求項6に対応する発明は、外部よ
り入力された非圧縮の画像データに、予め設定された種
類のマークをマーキングするマーキング手段と、このマ
ーキング手段によりマークを施された画像データをデー
タ圧縮し、圧縮された画像データを出力するエンコード
手段とを備え、マーキング手段によりマーキングされた
マークが検出され、かつ、そのマークの種類が判定され
ることで画像データの出所が特定される画像処理装置で
ある。
【0021】また、請求項7に対応する発明は、基準と
なる画像データを入力する第1の入力手段と、比較対象
となる画像データを入力する第2の入力手段と、第1及
び第2の入力手段により入力された画像データの内容が
ほぼ同じ場合に、両者の相違点を検出する相違点検出手
段と、請求項1〜5の画像処理端末装置のうち、少なく
とも一つについて複数台の画像処理端末装置があるとき
に、各画像処理端末装置毎に設定されたマークの種類に
ついての情報が保持されたマーク情報保持手段と、相違
点検出手段により検出された相違点における比較対象と
なる画像データの部分が、マーク情報保持手段に保持さ
れた何れかの種類のマークであるか否かを判定するマー
ク判定手段と何れかの種類のマークであると判定された
場合には、その種類のマークをマーキングする画像処理
端末装置の機器情報を出力する機器情報出力手段とを備
えた画像検出装置である。
【0022】さらに、請求項8に対応する発明は、基準
となる画像データを入力する第1の入力手段と、比較対
象となる画像データを入力する第2の入力手段と、第1
及び第2の入力手段により入力された画像データの内容
がほぼ同じ場合に、両者の相違点を検出する相違点検出
手段と、請求項6の画像処理装置がマーキングした画像
データについてのマークの種類についての情報が保持さ
れたマーク情報保持手段と、相違点検出手段により検出
された相違点における比較対象となる画像データの部分
が、マーク情報保持手段に保持された何れかの種類のマ
ークであるか否かを判定するマーク判定手段と、何れか
の種類のマークであると判定された場合には、その種類
のマークに対応する画像データについての情報を出力す
る情報出力手段とを備えた画像検出装置である。
【0023】さらにまた、請求項9に対応する発明は、
請求項7又は8に対応する発明において、比較対象とな
る画像データは、画像データの通信経路もしくは伝送経
路から入力される画像検出装置である。
【0024】したがって、請求項1に対応する発明の画
像処理端末装置においては、まず、伝送形式データ変換
手段によって、外部より入力され、圧縮処理を施された
伝送形式の画像データが伸長処理可能なデータ形式に変
換される。
【0025】次に、デコード手段によって、伸長処理可
能なデータ形式に変換された画像データに伸長処理が施
される。
【0026】これにより、画像データはビデオ信号等の
モニタ等で表示可能なデータに変換されるが、この伸長
された画像データに対して、マーキング手段によって、
予め設定された種類のマークがマーキングされ、当該マ
ークが加えられた画像データが出力される。
【0027】なお、ここでいうマークの種類は、各画像
処理端末装置毎によって所定のものが定められ、各画像
処理端末装置が異なれば、基本的には異なるものとして
いる。
【0028】このようにして、伸長変換され、表示可能
になった画像データは、場合によっては、ビデオデッキ
等に接続され、さらに録画されることもある。
【0029】しかし、本画像処理端末装置により出力さ
れた画像データに対しては、マークを検出し、かつ、そ
のマークの種類を判定することで、何れの端末装置によ
り出力された画像データであるかを特定できるので、例
えば不正複写がされたときでもその複写がなされた画像
処理端末装置を特定することができる。
【0030】したがって、この画像処理端末装置は、例
えば商業ベースで画像データを契約供給する際の端末等
に用いれば、不正複写防止に対して特に効力を生じる。
【0031】また、請求項2に対応する発明の画像処理
端末装置においては、請求項1に対応する発明と同様に
作用する他、伝送形式の画像データに暗号化処理が施さ
れているとき、暗号化解除手段によって、暗号化を解除
するための情報が伝送形式データ変換手段に入力され
る。この暗号化解除手段には、例えばディスクランブラ
ー等が用いられる。
【0032】そして、暗号化を解除するための情報が入
力された伝送形式データ変換手段によって、伸長処理可
能なデータ形式にデータ変換をするのに際し、暗号解除
もが実施される。
【0033】さらに、請求項3に対応する発明の画像処
理端末装置においては、請求項1又は2に対応する発明
と同様に作用する他、マークは、画像データが表示され
る画面の有効表示範囲内において目視可能なものとして
いる。
【0034】例えばデータ供給元のロゴを入れる等して
マークを目視可能とすることで、明示的に不正複写行為
の禁止を警告できる効果がある。
【0035】さらにまた、請求項4に対応する発明の画
像処理端末装置においては、請求項1又は2に対応する
発明と同様に作用する他、マークは、画像データが表示
される画面の有効表示範囲内において目視不可能なもの
としている。
【0036】これは例えば特定の1ビットのみ所定の色
に変更するなどとして、マークを入れつつも人間の肉眼
で一見しただけではわからないようにするものである。
【0037】したがって、上記不正複写の禁止の効果を
有しつつも、画面表示に対して不要な表示が入るのを防
止することができる。
【0038】一方、請求項5に対応する発明の画像処理
端末装置においては、請求項1又は2に対応する発明と
同様に作用する他、マークは、画像データが表示される
画面の有効表示範囲外にマーキングされる。したがっ
て、請求項4に対応する発明の効果をより一層確実に奏
することができる。
【0039】次に、請求項6に対応する発明の画像処理
端末装置においては、マーキング手段によって、外部よ
り入力された非圧縮の画像データに、予め設定された種
類のマークがマーキングされる。
【0040】エンコード手段によって、マーキング手段
によりマークを施された画像データがデータ圧縮され、
圧縮された画像データが出力される。
【0041】なお、ここでいうマークの種類は、例えば
この画像処理装置で処理する毎によって変更することが
考えられる。
【0042】したがって、例えば著作権者自身がこの装
置を使用して、マークの入った画像データを画像データ
供給業者等に提供することで、不正複写が発見された場
合、どの画像データ供給業者に提供したものであるかを
特定することができる。
【0043】また、請求項7に対応する発明の画像処理
端末装置においては、まず、第1の入力手段によって、
基準となる画像データが入力される。
【0044】次に、第2の入力手段によって、比較対象
となる画像データが入力される。
【0045】また、相違点検出手段によって、第1及び
第2の入力手段により入力された画像データの内容がほ
ぼ同じ場合に、両者の相違点が検出される。
【0046】ここで、ほぼ同じというのは、例えば同じ
映画、同じシーンの動画、画像であることを意味する。
すなわち、もともと内容が異なる画像データを比較して
も、不正複写検出については意味がないからである。つ
まり、人間の目で見ればほとんど同じ画像データの微細
に相違する点を検出することとなる。
【0047】一方、マーク情報保持手段に、請求項1〜
5の画像処理端末装置の画像処理装置のうち、少なくと
も一つについて複数台の画像処理端末装置があるとき
に、各画像処理端末装置毎に設定されたマークの種類に
ついての情報が保持されている。
【0048】そして、機器情報出力手段によって、相違
点検出手段により検出された相違点における比較対象と
なる画像データの部分が、マーク情報保持手段に保持さ
れた何れかの種類のマークであるか否かを判定するマー
ク判定手段と何れかの種類のマークであると判定された
場合には、その種類のマークをマーキングする画像処理
端末装置の機器情報が出力される。
【0049】これにより、不正複写等のされた画像処理
端末装置を特定することができる。
【0050】さらに、請求項8に対応する発明の画像処
理端末装置においては、マーク情報保持手段に、請求項
6の画像処理装置がマーキングした画像データについて
のマークの種類についての情報が保持されており、情報
出力手段によって、判定された種類のマークに対応する
画像データについての情報が出力される他、請求項7に
対応する画像処理装置と同様に作用する。
【0051】したがって、例えば不正複写が発見された
場合、どの画像データ供給業者に提供したものであるか
を特定することができる。
【0052】さらに、請求項9に対応する発明の画像処
理端末装置においては、請求項7又は8に対応する発明
と同様に作用する他、比較対象となる画像データが画像
データの通信経路もしくは伝送経路から入力される。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0054】(発明の第1の実施の形態)図1は本発明
の第1の実施の形態に係る画像処理端末装置の一例を示
す構成図である。
【0055】この画像処理端末装置は、インターフェー
ス回路1と、トランスポートレイヤデマルチプレクサ2
と、ディスクランブラー3と、デコード回路4と、画像
変換回路5と、ビデオインターフェース6と、図示しな
いディスプレイ等のモニタ,その他の周辺要素とによっ
て構成されている。
【0056】インターフェース回路1は、信号線l1か
ら入力される画像信号をTSフォーマット(MPEG2
のトランスポートストリームフォーマット)に変換して
トランスポートレイヤデマルチプレクサ2に出力する。
また、信号線l1によりディスクランブルに関する情報
を入力した場合,例えば画像信号等にディスクランブル
に関する情報が含まれている場合には、このディスクラ
ンブルに関する情報を信号線l2を介して、ディスクラ
ンブラー3へ出力する。
【0057】ここで、信号線l1は、図示しないCAT
V等の通信回線、記憶装置、人工衛星からの送信,TV
放送等に対する受信装置等の図示しない回線・機器に接
続して情報を入力し、インターフェース回路1に接続す
るものである。
【0058】トランスポートレイヤデマルチプレクサ2
は、信号線l3を介してインターフェース回路1から入
力された情報(MPEG2−TS)をPSフォーマッ
ト,すなわちMPEG2−PSに変換する。信号線l3
を介して入力された情報がディスクランブルされてお
り、そのままでは画像データとして使用できない場合に
は、信号線l4を介して入力された情報を基にしてディ
スクランブルを解除する。
【0059】なお、ディスクランブルとは、送信信号に
一種の暗号化を施して、権限のないものが画像信号を正
確に再生できないようにしたのものである。
【0060】ディスクランブラー3は、信号線l2とl
5とから入力された情報を基にディスクランブルの解除
情報を生成し、信号線l4を介してトランスポートレイ
ヤデマルチプレクサ2に出力する。
【0061】また、ディスクランブラー3は、画像変換
回路5にて使用する画像変換用の情報を生成する。この
画像変換用の情報は、信号線l2,l5から入力される
情報を用いて作成される。
【0062】ここで、信号線l5は、ディスクランブル
解除やセットに必要な信号(時間、機器の識別情報とい
ったID等)をディスクランブラー3に入力する。
【0063】デコード回路4は、信号線l6を介してト
ランスポートレイヤデマルチプレクサ2から入力された
MPEG2−PSの情報をデコードし、RGB,YUV
等のビデオ信号を生成する。
【0064】画像変換回路5は、ディスクランブラー3
にて生成された画像変換用の情報が信号線l7を介して
入力され、この情報を基にして、信号線l8を介してデ
コード回路4から入力されるビデオ信号を変換する。こ
れにより、ビデオ信号内に、一種のマーキングがなされ
る。
【0065】ここで、画像変換回路5について図2を用
いてさらに詳しく説明する。
【0066】図2は本実施の形態の画像処理端末装置に
おける画像変換回路の構成を示すブロック図である。
【0067】この画像変換回路5は、同期制御回路11
と、ビデオ信号生成回路12と、変換制御回路13と、
ディレイ回路14と、ミキサー15とによって構成され
ている。
【0068】同期制御回路11は、クロックに基づき各
回路の同期をとるための制御信号を生成し、ビデオ信号
生成回路12,変換制御回路13,ディレイ回路14,
ミキサー15に入力する。
【0069】ビデオ信号生成回路12は、デコード回路
4からの入力信号に基づき、ビデオ信号を生成する。こ
の場合、RGB、水平、垂直同期信号を生成する。
【0070】変換制御回路13は、ディスクランブラー
3より入力した画像変換用の情報を基に、演算を行い、
変換箇所を決定し、またビデオ信号生成回路12が生成
した信号に対する変換用データを生成する。このためビ
デオ信号生成回路12からのデータを取り込み、また、
同期制御回路11に対して変換に関する情報を出力す
る。
【0071】ディレイ回路14は、ビデオ信号生成回路
12で生成した画面を1フレーム分遅延させるものであ
る。
【0072】ミキサー15は、変換制御回路13が生成
した変換用信号と、ディレイ回路14が出力した信号を
混合し、マークの入ったビデオ信号を生成する。
【0073】図1に示すように、このマークの入ったビ
デオ信号が信号線l9を介してビデオインターフェース
6に入力される。
【0074】ビデオインターフェース6は、信号線l9
を介して画像変換回路5から入力される変換されたビデ
オ信号を、さらにNTSC,PAL等の他のビデオ信号
に変換し、信号線l10を介してTVモニタやビデオデ
ッキに出力する。したがって、例えばRGBモニタを接
続する場合等には、ビデオインターフェース6を省略し
て信号線l9を直接RGBモニタに接続してもよい。
【0075】なお、以下に、請求項における構成と上記
各構成との対応関係を説明する。
【0076】伝送形式データ変換手段は、例えばインタ
ーフェース回路1とトランスポートレイヤデマルチプレ
クサ2とによって構成されている。
【0077】デコード手段は、例えばデコード回路によ
って構成されている。
【0078】マーキング手段は、例えばディスクランブ
ラー3の画像変換用のデータの生成部分と画像変換回路
5とによって構成されている。
【0079】暗号除去手段は、例えばディスクランブラ
ー3によって構成されている。
【0080】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る画像処理端末装置の動作について説明す
る。
【0081】この画像処理端末装置においては、図1に
示すように、まず、インターフェース回路1にCAT
V,TV放送からの画像信号が入力され、入力信号がM
PEG2−TSに変換され、トランスポートレイヤデマ
ルチプレクサ2に入力される。
【0082】さらに、トランスポートレイヤデマルチプ
レクサ2において、MPEG2−TSの情報が、MPE
G2−PSの情報に変換されると共に、当該情報がディ
スクランブルされているものであれば、ディスクランブ
ラー3からの情報によりディスクランブルが解除され
る。
【0083】このMPEG2−PSの情報は、さらにデ
コード回路4にてRGB信号に変換され、画像変換回路
5に入力される。
【0084】画像変換回路5においては、ディスクラン
ブラー3からの情報を基に、上記変換されたRGB信号
に端末装置毎の所定のマークがマーキングされ、ビデオ
インターフェース6にてNTSC信号に変換されて、モ
ニタ等から出力される。
【0085】ここで、本実施の形態の画像処理端末装置
は、ディスクランブラー3からの画像変換用のデータを
基にして、デコーダ回路4から出力されるRGBのビデ
オ信号を画像変換回路5にてマーク付加としての変換が
なされるところに特徴がある。
【0086】しかし、画像変換回路5では、種々のパタ
ーンに画像変換を行うことが可能であり、以下、図3〜
5において、その動作例、すなわち画像変換例を動作例
(1)、動作例(2)、動作例(3)として説明する。
【0087】動作例(1):まず、動作例(1)につい
て、図3を用いて説明する。
【0088】図3は本実施の形態の画像処理端末装置の
動作例(1)を説明する図である。
【0089】この場合、ディスクランブラー3から、動
画を構成する画面が何フレーム目であるかを示すフレー
ム数lと、lフレームにおけるライン数nと、ピクセル
数mと、RGBについてのデータとが画像変換用の情報
として画像変換回路5に入力される。
【0090】したがって、このlmn情報により、lフ
レームのたてnライン目の横mピクセル目のデータに対
して変更が加えられる。具体的には、変換対象のlmn
画素のRGBデータが変更される。後にこの画素を調べ
ることにより、当該画像データが、本画像処理端末装置
により再生されたものであるか否かが識別できる。
【0091】動作例(2):次に、動作例(2)につい
て、図4を用いて説明する。
【0092】図4は本実施の形態の画像処理端末装置の
動作例(2)を説明する図である。
【0093】この場合、変換制御回路13は、ディスク
ランブラー3から画像変換用の情報として識別番号を含
む情報を受信し、識別番号に基づき有効画面から外れた
帰線区間に識別情報を入れる。帰線区間は、モニタ表示
上から外れているので、人間が画面を見てこれに気がつ
くことはない。
【0094】動作例(3):次に、動作例(3)につい
て、図5を用いて説明する。
【0095】図5は本実施の形態の画像処理端末装置の
動作例(3)を説明する図である。
【0096】この場合、変換制御回路13は、ディスク
ランブラー3からの画像変換用の情報に基づき画面の一
定の位置に人間が見て明らかにわかるマーク(例えば図
5中「T社」)を入れる。これによりその画像は、当該
画像処理端末装置により再生されたものであるか否かが
一目で識別できる。
【0097】なお、画像変換例として、上記動作例
(1)、動作例(2)、動作例(3)を説明したが、こ
れらの各動作例における画像変換のタイミング、すなわ
ちマーキングを行うタイミングとしては、画像データ
(ビデオ)の初めと終りだけにマーキングする、一定時
間ごとにマーキングする、場面の変わり目にマーキング
する等の場合がある。
【0098】次に、上記動作例(1)、動作例(2)、
動作例(3)の各動作が可能な画像変換回路5の動作に
ついて図6を用いて説明する。
【0099】図6は本実施の形態の画像処理端末装置に
おける画像変換回路の動作を示す流れ図である。
【0100】まず、変換制御回路13に変換情報、すな
わち画像変換用の情報が入力されているかが判定される
(ST1)。
【0101】入力されていない場合には(ST1)、画
像変換はないものとして、画像変換回路5は画像変換を
実行せず終了する。
【0102】入力されている場合には(ST1)、変換
制御回路13にて当該変換情報が解析される(ST
2)。
【0103】解析した結果、動作例(1)の場合であれ
ば(ST3)、まず、変換制御回路13にビデオ信号生
成回路12から画像情報が入力される(ST4)。
【0104】次に、変換制御回路13によって、ビデオ
信号生成回路12の情報を元に画像修飾が行われ、ミキ
サー15に出力される(ST5)。そして、その後、マ
ーキング済みの画像データとして出力され、終了する。
【0105】次に、解析した結果、動作例(2)の場合
であれば(ST6)、まず、変換制御回路13によっ
て、帰線区間などの制御信号が生成され、同期制御回路
11に入力される(ST7)。
【0106】そして、同期制御回路13により、制御情
報がミキサー15に出力され、ミキサー15は画像制御
信号を出力する(ST8)。これにより、帰線区間にマ
ーキングがなされることとなり、終了する。
【0107】さらに、解析した結果、動作例(3)の場
合であれば(ST9)、まず、変換制御回路13によっ
て、マークとなる画像情報が生成され、ミキサー15へ
出力される(ST10)。
【0108】そして、ミキサー15により、ビデオ信号
制御回路12と変換制御回路15の画像情報が重ね合わ
せられ、出力され(ST11)、終了する。
【0109】なお、動作例(1)、(2)及び(3)の
何れでもない場合は(ST9)、解析不能として、画像
変換回路5は画像変換を実行せず終了する。
【0110】このようにして、ディスクランブラー3か
らの情報によって、ビデオ信号に何等かの形でマーキン
グがなされ、モニタ装置、ビデオデッキ等に出力される
ことになる。このマークの種類は端末装置毎に所定なも
のとしておく。
【0111】したがって、違法複写がなされた場合に
は、このマーキングを検出し、その種類を調べることに
よりどの画像処理端末装置にて複写されたかが容易に判
定される。
【0112】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像処理端末装置は、インターフェース回路1とトラ
ンスポートレイヤデマルチプレクサ2とによって圧縮入
力データを変換し、伸長してビデオ信号にした後、画像
変換回路5によって所定のマークをマーキングして出力
するようにしたので、この出力画像データを録画した場
合、どの端末装置で録画されたかの出所を判別すること
ができる。
【0113】このように本画像処理端末装置により出力
された画像データに対しては、マークを検出し、かつ、
そのマークの種類を判定することで、何れの端末装置に
より出力された画像データであるかを特定できるので、
例えば不正複写がされたときでもその複写がなされた画
像処理端末装置を特定することができる。
【0114】したがって、この画像処理端末装置は、例
えば商業ベースで画像データを契約供給する際の端末等
に用いれば、不正複写防止に対して特に効果がある。
【0115】また、本発明の実施の形態に係る画像処理
端末装置は、ディスクランブラー3を設けて暗号化した
画像データを再生できるようにしたので、上記効果と相
俟って画像データの管理をより一層確実に行うことがで
きる。
【0116】(発明の第2の実施の形態)図7は本発明
の第2の実施の形態に係る画像検出装置の一例を示す構
成図であり、図1と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0117】この画像検出装置は、第1の実施の形態で
説明した画像処理端末装置でマーキングされた画像デー
タの検出をするためのものである。
【0118】図7に示すように、画像検出装置は、調査
対象となる動画像等のオリジナルデータを入力し、基準
信号を生成するオリジナルデータ処理部20と、検査す
る動画像等についての比較対象信号及び上記基準信号を
入力して不正複写を検出する比較回路21とによって構
成される。
【0119】オリジナルデータ処理部20は、第1の実
施の形態の画像処理端末装置と同様に構成されており、
信号線l11によりデコード回路4から基準信号os1
が比較回路21に入力されている。また、同様に,それ
ぞれ信号線l12,l13により画像変換回路5,ビデ
オインターフェース6から基準信号os2,os3が比
較回路21に入力されている。
【0120】比較回路21には、上記基準信号の他、比
較対象信号cs1及びcs3が入力されている。
【0121】比較対象信号cs1は、デジタル信号から
なる画像データであり、例えばRGBの動画像として計
算機で取り扱っている場合等のデータである。
【0122】一方、比較対象信号cs3は、アナログ信
号からなる画像データであり、例えばビデオデッキによ
りテープに一旦保存された場合等のデータである。
【0123】比較回路21は、基準信号と比較対象信号
を比較することによって、当該比較対象信号に対応する
画像データが何れかの画像処理端末装置において違法複
写されたものであるか否かを判定するものであり、その
構成を図8に示す。
【0124】図8は本実施の形態における比較回路の構
成を示すブロック図である。
【0125】同図に示すように、比較回路21は、第1
比較器22と、第2比較器23と、第3比較器24と、
相違点分析部25と、装置識別情報生成部26とによっ
て構成されている。
【0126】第1比較器22は、基準信号os1と比較
対象信号cs1とを比較し、その相違点を相違点分析部
25に出力する。
【0127】第2比較器23は、基準信号os2と比較
対象信号cs1とを比較し、その相違点を相違点分析部
25に出力する。
【0128】第3比較器24は、基準信号os3と比較
対象信号cs3とを比較し、その相違点を相違点分析部
25に出力する。
【0129】相違点分析部25は、各比較器22,2
3,24からの出力により相違点の特徴を分析し、その
分析結果を装置識別情報生成部26に入力する。
【0130】装置識別情報生成部26は、各画像処理端
末装置にてどのようなマーキングがなされるかについて
の情報を備えており、この情報及び上記分析結果により
比較対象となる画像データが何れかの画像処理端末装置
の複写であると判定できた場合には、その画像処理端末
装置の装置識別情報(ID情報)を出力する。
【0131】なお、以下に請求項における構成と上記構
成との対応関係を説明する。
【0132】第1の入力手段は、例えば信号線l11,
l12,l13によって構成されている。
【0133】第2の入力手段は、例えば比較対象信号c
s1,cs3を入力する信号線によって構成されてい
る。
【0134】相違点検出回路は、例えば第1,第2,第
3比較器22,23,24及び相違点分析部25とによ
って構成されている。
【0135】マーク情報保持手段とマーク判定手段と機
器情報出力手段とは、例えば装置識別情報生成部26に
よって構成されている。
【0136】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る画像検出装置の動作について説明する。
【0137】この画像検出装置においては、オリジナル
データ処理部20にオリジナルの画像データが入力さ
れ、画像処理端末装置におけるのと同様な画像処理が行
われる。
【0138】したがって、各画像処理の段階であるデコ
ード回路4出力、画像変換回路5出力、ビデオインタフ
ェース6出力を基準信号os1,os2,os3とする
ことにより画像検出が行われる。
【0139】ここで、基準信号os1はたとえば同一画
像であるはずの画像に相違点があるか否かについて検出
できる。
【0140】オリジナルの画像変換がなされていない画
像に対して相違点がある場合、その相違点が生じた理由
として上記画像処理端末装置からの出力を違法複写した
可能性が考えられる。
【0141】そこで、このような場合には、オリジナル
データ処理部20において画像処理端末装置の出力を模
擬し、その画像変更出力としての基準信号os2との比
較により、画像処理端末装置を特定できることとなる。
なお、図7においては特に図示されていないが、比較回
路21における比較分析結果はさらなる比較分析を行う
ためにオリジナルデータ処理部20に反映されるもので
ある。
【0142】このようにして、基準信号os2によるチ
ェックによって画像処理端末装置が特定できる場合の具
体例を図9に示す。
【0143】図9は本実施の形態における比較回路での
比較の様子を示す図である。
【0144】つまり、同図に示すように、例えば第1実
施形態の動作例(1)のケースで、ある画像処理端末装
置で施されるlmnにおける処理が比較対象信号内に検
出された場合、当該比較検出信号の画像データは、その
画像処理端末装置から出力されたものであることが特定
できる。
【0145】このようにして比較回路21において、違
法複写があった場合にこれを検出することができる。
【0146】以上は、デジタル信号を用いる基準信号o
s1,os2を用いた場合であるが、アナログ信号を用
いる場合でも、ディスクランブラー3の動作により、画
像変換が施された信号と施されていない信号を自在に作
ることができるので、基準信号os3のみで同様な解析
を行うことができる。
【0147】次に、この画像検出装置における比較回路
21の動作の全体の流れを図10を用いて簡単に説明す
る。
【0148】図10は本実施の形態の比較回路の動作を
示す流れ図である。
【0149】まず、比較調査対象の画像情報(アナロ
グ、デジタル)が比較回路21に入力される。一方、基
準信号os1,os2,os3がオリジナルデータ処理
部20から入力される(ST11)。
【0150】次に、基準信号os1,os2,os3と
比較調査対象の画像情報(アナログ、デジタル)cs
1,cs3とを比較する(ST12)。
【0151】比較結果について相違点がなければ、終了
し、相違点があれば(ST13)、相違点が分析される
(ST14)。
【0152】そして、相違点情報より装置の固有番号、
すなわち画像処理端末装置のID情報が特定され(ST
15)、その装置の固有番号が出力される(16)。
【0153】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像検出装置は、基準信号と比較対象信号とを比較
し、同じビデオ信号であるにもかかわらず、相違点があ
ることが検出された場合には、その相違点が何れかの画
像処理端末装置からの出力信号の複写であるか否かを判
定し、前記複写である場合にはその端末装置についての
機器情報を出力するようにしたので、本発明に係る画像
処理端末装置の出力を不正複写等した画像データを検出
し、その複写元の画像処理端末装置を特定することがで
きる。
【0154】(発明の第3の実施の形態)図11は本発
明の第3の実施の形態に係る画像検出装置の一例を示す
構成図であり、図7と同一部分には同一符号を付して説
明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0155】この画像検出装置は、第1の実施の形態で
説明した画像処理端末装置でマーキングされた画像デー
タの検出をするためのものである。
【0156】図7に示すように、画像検出装置は、調査
対象となる動画像等のオリジナルデータを入力し、基準
信号を生成するオリジナルデータ処理部20と、検査す
る動画像等についての比較対象信号及び上記基準信号を
入力して不正複写を検出する比較回路21と、比較回路
21に入力する比較対象信号を生成する画像データ処理
部27とによって構成される。
【0157】オリジナルデータ処理部20及び比較回路
21は、第2の実施の形態の画像検出装置の場合と同様
に構成されている。
【0158】画像データ処理部27における各構成は、
図1に示す画像処理端末装置の各部と同様に構成されて
おり、デコード回路4から比較対象信号cs1、画像変
換回路5から比較対象信号cs2、ビデオインターフェ
ース6から比較対象信号cs3が取り出され、比較回路
21に入力される。
【0159】比較回路21内では、比較対象信号cs
1,cs2,cs3はそれぞれ第1,第2,第3比較器
22,23,24に入力されている。
【0160】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る画像検出装置の動作について説明する。
【0161】この画像検出装置において、比較対象信号
cs1,cs2,cs3が比較器21に入力された後の
動作は、上記第2の実施の形態の場合と同様である。
【0162】この画像検出装置においては、第1の実施
形態と同様に構成された画像データ処理部27を用いて
いるので、ビデオテープやハードディスク等のデータ保
存媒体に保存されたデータのみでなく、ネットワークや
通信回線を介して伝送される画像データについて第2の
実施の形態の場合と同様な画像検出が実施される。
【0163】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像検出装置は、第2の実施形態の装置と同様に構成
され・動作する他、比較対象となる信号をネットワーク
や通信回線等から入力できるようにしたので、第2の実
施形態の装置と同様の効果の他、ネットワーク等での不
正に複写した画像データのやり取りの有無を監視するこ
とができ、より一層不正複写データの検出を確実に行う
ことができる。
【0164】(発明の第4の実施の形態)図12は本発
明の第4の実施の形態に係る画像検出装置を適用したデ
ータ伝送システムの一構成例を示す模式図である。
【0165】このデータ伝送システムにおいては、複数
の送信元31,32,..が伝送路33(通信回線でも
よい)を介して伝送制御回路34に接続され、さらに、
伝送路33上にて伝送制御回路34から監視回路35を
介して伝送制御回路36が接続され、伝送制御回路36
から受信機37,38,..に至っている。
【0166】ここで、伝送制御回路34,36は、どの
ようなデータを転送したかを記録する機能を有してい
る。伝送制御回路34,36は、例えばワークステーシ
ョンを使用したネットワークサーバ等が相当する。
【0167】また、監視回路35には、データベース3
9が接続されており、監視回路35及びデータベース3
9により本実施の形態の画像検出装置が構成されてい
る。
【0168】図13は本実施の形態の画像検出装置の構
成例を示すブロック図である。
【0169】この監視回路35は、入力回路40と、デ
ータ取出識別回路41と、データベース制御回路42
と、遅延蓄積回路43と、バッファメモリ44と、比較
回路45と、制御回路46とによって構成されている。
【0170】入力回路40は、伝送路33よりデータを
入力するためのインターフェース回路である。
【0171】データ取出識別回路41は、入力回路から
入力した情報を解析し、画像データか否かを識別する。
画像データであれば、どのような画像か識別し、識別コ
ードをデータベース制御回路46に送出する。また、同
時にその画像データを遅延蓄積回路43に送出する。
【0172】データベース制御回路42は、データ取出
識別回路41より入力した画像識別コードに基づいて、
データベース39にアクセスし、基準画像を取り出す。
【0173】遅延蓄積回路43は、データ取出し識別回
路41より入力した画像データを一時的に保持する。こ
の保持処理は、データベース39より取り出したデータ
と同期をとるために行う。
【0174】バッファメモリ44は、遅延蓄積回路43
が使用するバッファ用のメモリである。
【0175】比較回路45は、データベース39から入
力した情報と、遅延蓄積回路43から入力した情報と比
較し、不正複写の有無を判定し、不正複写があればその
画像処理端末装置を特定する。この比較回路45の構成
内容は、第2,第3実施例で示した比較回路21と同様
な構成になっている。
【0176】制御回路46は、監視回路35内部の各回
路の同期制御を行うと共に、不正複写があった場合の伝
送制御回路36,36等にアクセスして送信元、送信先
の特定を行う。
【0177】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る画像検出装置の動作について説明する。
【0178】まず、画像検出装置の全体動作について、
図14の流れ図を用いて説明する。
【0179】図14は本実施の形態の画像検出装置の動
作を示す流れ図である。
【0180】まず、伝送路33より入力回路40を介し
て情報が入力される(ST21)。
【0181】次に、入力された情報が識別・比較対象と
なる画像データであるか否かが判定され、識別・比較対
象とならなければ終了し、識別・比較対象となれば次ス
テップST23に進む(ST22)。
【0182】ステップST23において、伝送路33よ
り入力したデータから識別対象となる画像データが取り
出される。
【0183】取り出された画像データが遅延蓄積回路4
3に送出され、バッファメモリ44に保存されるとと
に、データベース39より基準映像が取り出される(S
T24)。
【0184】バッファメモリ44に保存されたデータと
データベース39より取り出されたデータとが比較回路
45において比較され(ST25)、伝送路33より入
力されたデータが不正複写されたものでなければそのま
ま終了し、不正複写されたものであれば、当該不正複写
データがどの画像処理端末装置で複写されたものである
かが特定される(ST27)。
【0185】そして、特定された画像処理端末装置の装
置ID等の識別情報が出力され(ST28)、終了す
る。
【0186】上記動作により、伝送路33上に伝送され
ているデータが不正複写データであると判定された場合
には、さらに、制御回路46の動作によりその不正複写
データの送信元が特定される。この動作を図15に示
す。
【0187】図15は本実施の形態の画像検出装置の動
作を示す流れ図である。
【0188】まず、図14に示す動作により伝送路33
上に伝送されているデータの調査が行われる(ST3
1)。
【0189】次に、この調査結果より伝送路33上デー
タが複写情報か否かが判定され(ST32)、不正複写
でなければ終了し、不正複写であれば送信先と発信元
(送信元)を特定する識別情報が取り出される(ST3
3)。
【0190】つまり、伝送路33上に伝送されるデータ
フォーマットは例えば図16(a),(b)に示すよう
になっている。
【0191】図16は、本実施の形態における伝送路3
3上に伝送されるデータフォーマット例を示す図であ
る。
【0192】同図(a)に示すようにデータ内に送信先
アドレスと発信元アドレスとが含まれている場合には、
ただちに送信元を特定することができる(図15、ST
37)。
【0193】一方、同図(b)に示すようにデータ内に
送信先アドレスと伝送制御回路34,36のアドレスと
が含まれている場合には、直接には送信元が特定できな
いので、図15の流れ図におけるステップST34〜S
T36の動作が必要となる。
【0194】図15に示すように、まず、ステップST
34において、ステップST33で取り出された送信元
情報より特定された伝送制御回路34,36に対して問
い合わせがなされ、その伝送制御回路内に保存されてい
る転送記録から当該データがその伝送制御回路に送信し
た送信元を特定する情報が取り出される。
【0195】さらに、その送信元(この場合は伝送制御
回路)が当該データの最終送信元であるかを問い合わせ
る(ST35)。
【0196】最終送信元であれば(ST36)、当該デ
ータの送信元が確定し、ステップST37に進む。最終
送信元でなければ、ステップST34に戻って、その送
信元に問い合わせを行うことによって、順次送信元を逆
上って問い合わせ・確認が行われ、最終的な送信元が確
定される。
【0197】このようにして、最終的な送信元が特定さ
れた(ST37)後、送信元に関する情報が出力され
(ST38)、不正複写データがどこから発信されてい
るかが特定・確認される。
【0198】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像検出装置は、第2,第3の実施形態の装置と同様
な構成を比較回路45に備え、比較対象となる信号をネ
ットワーク等の伝送路や通信回線等から入力できるよう
にした他、伝送制御回路34,36に問い合わせをして
順次データ送信元を調べるようにしたので、第2,第3
の実施形態の装置と同様の効果の他、最終送信元、受信
元を特定することができ、より一層不正複写データの検
出を確実に行うことができる。
【0199】(発明の第5の実施の形態)本実施の形態
は発明の第1の実施の形態の変形例であり、画像処理端
末装置に関するものである。
【0200】図17は本発明の第5の実施の形態に係る
画像処理端末装置の一例を示す構成図であり、図1と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。
【0201】この画像処理端末装置では、トランスポー
トレイヤデマルチプレクサ2とデコード回路4間にデー
タ変換回路50が設けられ、トランスポートレイヤデマ
ルチプレクサ2〜データ変換回路50間が信号線l20
によって接続され、データ変換回路50〜デコード回路
4間が信号線l21によって接続されている。
【0202】また、ディスクランブラー3からデータ変
換回路50に対してデータ変換用のデータが信号線l2
2を介して入力されるようになっている。
【0203】データ変換回路50は、トランスポートレ
イヤデマルチプレクサ2から出力されたMPEG−PS
情報にデータ変換を施すことにより、最終的な画像デー
タに対して一種のマーキングを行う。ここで、データ変
換を施すための情報は、ディスクランブラー3から得る
ようになっている。
【0204】ディスクランブラー3は、データ変換回路
50におけるデータ変換用の情報を生成し、データ変換
回路50に送出する。ここで、データ変換用の情報の生
成は、信号線l2,l5から入力される情報を用いて行
われる。
【0205】その他の構成は、第1の実施の形態の画像
処理端末装置と同様に構成される。このように構成され
た画像処理端末装置においては、第1の実施の形態の場
合と同様に、画像データに対するマーキングが行われる
他、データ変換回路50によってデータ変換が行われ、
これによっても画像データに対する一種のマーキングが
施される。
【0206】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像検出装置は、第1の実施形態の装置と同様な構成
・動作を奏する他、データ変換回路50によりデコード
前のデータにも変換を加えるようにしたので、第1の実
施形態の装置と同様な効果の他、画像データが不正に複
写された場合に、より一層確実に複写した画像処理端末
装置の特定を行うことができる。
【0207】(発明の第6の実施の形態)第1及び第2
の実施の形態において説明した画像処理端末装置は、C
ATVや衛星放送やVODシステム等において送信され
る画像データにその表示端末側でマーキングし、不正複
写防止を図るものである。
【0208】これに対して、本実施の形態においては、
データの送信元等に供給する原データに対してマーキン
グを行う画像処理装置について説明する。
【0209】図18は本発明の第6の実施の形態に係る
画像処理装置の一例を示す構成図である。
【0210】この画像処理装置は、インターフェース回
路51と、画像変換回路52と、エンコード回路53
と、インターフェース回路54と、その他図示しない周
辺要素とによって構成されている。
【0211】インターフェース回路51は、非圧縮状態
の画像データの入力を受け付けるようになっている。
【0212】画像変換回路52は、インターフェース回
路に入力された画像データに対して画像変換、つまり第
1の実施形態で説明したようなマーキングを施すもので
ある。したがって、画像変換回路52は、図1における
画像変換回路5と同様な構成と、ディスクランブラー3
が生成する画像変換用の情報と同様な情報を生成する構
成とを備えている。
【0213】エンコード回路53は、画像変換回路52
にてマーキングされた画像データをMPEG2等の規格
に従って圧縮し、インターフェース回路54に出力す
る。
【0214】インターフェース回路54は、最終的に本
画像処理装置が供給するデータ伝送路やデータ記憶媒体
等に適合するフォーマットにエンコード回路53にて圧
縮されたデータをフォーマット変換し、出力する。
【0215】なお、請求項におけるマーキング手段は、
例えば画像変換回路52とによって構成されている。
【0216】次に、このよう構成された画像処理装置の
動作について説明する。
【0217】まず、著作権者などの画像処理装置使用者
は、画像データ供給先別などの何らかの種別に応じて、
画像変換の種類を決定する。
【0218】次に、原データ、すなわち元の画像データ
がインターフェース回路51に入力され、決められた画
像変換の種類の応じて画像変換がなされる。変換された
画像は、データ圧縮され、さらに必要なフォーマット変
換後出力される。
【0219】図19は、このときの画像変換、データ圧
縮の様子を模式的に示した図である。
【0220】すなわち、元の画像に、マークとして「T
社」(第1実施形態の動作例(3))が入れられ、さら
にデータ圧縮される。
【0221】このような画像変換の変換種類を、例えば
画像データ供給先別に変えてやることにより、不正複写
のデータが検出されたときには、何れの供給先に供給し
たものであるかが判定できる。
【0222】上述したように、本発明の実施の形態に係
る画像処理装置は、画像変換回路52によって変換され
た画像をエンコード回路53にて圧縮するようにしたの
で、本装置にて処理された画像データが例えば不正に複
写された場合には、画像変換によって付されたマークを
調べることで、何れの画像データが複写されたかを特定
することができる。
【0223】ところで、この画像処理装置にて生成され
た画像データの複写物を検出する装置としては、第2,
第3,第4の実施の形態で示した装置と同様な画像検出
装置が用いられる。
【0224】つまり、図8に示す画像検出装置における
装置識別情報生成部26に上記画像処理装置にて生成さ
れた各画像データについてのデータ供給先等の付帯情報
及びマーク種類の情報を保存し、検出された画像データ
に関する上記データ供給先等の付帯情報を出力するよう
にする。
【0225】このようにすれば、この画像検出装置から
生成された画像データが複写されたとき、これを検出す
ることができる。
【0226】なお、上記本発明の各実施の形態において
は、ビデオ等の画像データを扱う場合で、説明したが本
発明はこれに限られるものでなく、例えば音楽データ等
に対しても適用可能である。
【0227】ここで、オーディオ等を最終接続先とする
場合には、図1に示す画像変換回路6に代えて音声変換
回路を用い、ビデオインターフェース6に代えてオーデ
ィオインターフェースとすればよく、この場合の動作も
ビデオの場合とほぼ同様である。
【0228】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。
【0229】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、画
像データに所定のマークを付すようにしたので、不正複
写を防止するための画像処理端末装置を提供することが
できる。
【0230】また、画像データに所定のマークを付すよ
うにしたので、不正複写を防止するための画像処理装置
を提供することができる。
【0231】さらに、この所定のマークを調べること
で、万一不正複写がされた場合に、これを検出する画像
検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理端末
装置の一例を示す構成図。
【図2】同実施の形態の画像処理端末装置における画像
変換回路の構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態の画像処理端末装置の動作例
(1)を説明する図。
【図4】同実施の形態の画像処理端末装置の動作例
(2)を説明する図。
【図5】同実施の形態の画像処理端末装置の動作例
(3)を説明する図。
【図6】同実施の形態の画像処理端末装置における画像
変換回路の動作を示す流れ図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像検出装置
の一例を示す構成図。
【図8】同実施の形態における比較回路の構成を示すブ
ロック図。
【図9】同実施の形態における比較回路での比較の様子
を示す図。
【図10】同本実施の形態の比較回路の動作を示す流れ
図。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る画像検出装
置の一例を示す構成図。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る画像検出装
置を適用したデータ伝送システムの一構成例を示す模式
図。
【図13】同実施の形態の画像検出装置の構成例を示す
ブロック図。
【図14】同実施の形態の画像検出装置の動作を示す流
れ図。
【図15】同実施の形態の画像検出装置の動作を示す流
れ図。
【図16】同実施の形態における伝送路33上に伝送さ
れるデータフォーマット例を示す図。
【図17】本発明の第5の実施の形態に係る画像処理端
末装置の一例を示す構成図。
【図18】本発明の第6の実施の形態に係る画像処理装
置の一例を示す構成図。
【図19】同実施の形態の画像処理装置における画像変
換、データ圧縮の様子を模式的に示した図。
【図20】従来の画像受信用の画像処理端末装置を示す
図。
【符号の説明】
1…インターフェース回路、2…トランスポートレイヤ
デマルチプレクサ、3…ディスクランブラー、4…デコ
ード回路、5…画像変換回路、6…ビデオインターフェ
ース、11…同期制御回路、12…ビデオ信号生成回
路、13…変換制御回路、14…ディレイ回路、15…
ミキサー、20…オリジナルデータ処理部、21…比較
回路、22…第1比較器、23…第2比較器、24…第
3比較器、25…相違点分析部、26…装置識別情報生
成部、31,32…送信元、33…伝送路、34,36
…伝送制御回路、37,38…受信機、39…データベ
ース、40…入力回路、41…データ取出識別回路、4
2…データベース制御回路、43…遅延蓄積回路、44
…バッファメモリ、45…比較回路、46…制御回路、
50…データ変換回路、51…インターフェース回路、
52…画像変換回路、53…エンコード回路、54…イ
ンターフェース回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力される圧縮された伝送形式
    の画像データを伸長処理可能なデータ形式に変換する伝
    送形式データ変換手段と、 前記伸長処理可能なデータ形式に変換された画像データ
    に伸長処理を施すデコード手段と、 この伸長された画像データに、予め設定された種類のマ
    ークをマーキングし、当該マークが加えられた画像デー
    タを出力するマーキング手段とを備え、前記マーキング
    手段によりマーキングされたマークが検出され、かつ、
    そのマークの種類が判定されることで画像データの出所
    が特定されることを特徴とする画像処理端末装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送形式の画像データに暗号化処理
    が施されているとき、暗号化を解除するための情報を前
    記伝送形式データ変換手段に入力する暗号化解除手段を
    備え、 前記暗号化を解除するための情報が入力された前記伝送
    形式データ変換手段は、前記伸長処理可能なデータ形式
    にデータ変換をするのに際し、暗号解除をも実施するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理端末装置。
  3. 【請求項3】 前記マークは、前記画像データが表示さ
    れる画面の有効表示範囲内にマーキングされ、かつ目視
    可能なものであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像処理端末装置。
  4. 【請求項4】 前記マークは、前記画像データが表示さ
    れる画面の有効表示範囲内にマーキングされ、かつ目視
    不可能なものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像処理端末装置。
  5. 【請求項5】 前記マークは、前記画像データが表示さ
    れる画面の有効表示範囲外にマーキングされることを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像処理端末装置。
  6. 【請求項6】 外部より入力された非圧縮の画像データ
    に、予め設定された種類のマークをマーキングするマー
    キング手段と、 このマーキング手段によりマークを施された画像データ
    をデータ圧縮し、圧縮された画像データを出力するエン
    コード手段とを備え、前記マーキング手段によりマーキ
    ングされたマークが検出され、かつ、そのマークの種類
    が判定されることで画像データの出所が特定されること
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 基準となる画像データを入力する第1の
    入力手段と、 比較対象となる画像データを入力する第2の入力手段
    と、 前記第1及び第2の入力手段により入力された画像デー
    タの内容がほぼ同じ場合に、両者の相違点を検出する相
    違点検出手段と、 前記請求項1乃至5の画像処理端末装置のうち、少なく
    とも一つについて複数台の画像処理端末装置があるとき
    に、各画像処理端末装置毎に設定されたマークの種類に
    ついての情報が保持されたマーク情報保持手段と、 前記相違点検出手段により検出された相違点における前
    記比較対象となる画像データの部分が、前記マーク情報
    保持手段に保持された何れかの種類のマークであるか否
    かを判定するマーク判定手段と、 前記何れかの種類のマークであると判定された場合に
    は、その種類のマークをマーキングする前記画像処理端
    末装置の機器情報を出力する機器情報出力手段とを備え
    たことを特徴とする画像検出装置。
  8. 【請求項8】 基準となる画像データを入力する第1の
    入力手段と、 比較対象となる画像データを入力する第2の入力手段
    と、 前記第1及び第2の入力手段により入力された画像デー
    タの内容がほぼ同じ場合に、両者の相違点を検出する相
    違点検出手段と、 前記請求項6の画像処理装置がマーキングした画像デー
    タについてのマークの種類についての情報が保持された
    マーク情報保持手段と、 前記相違点検出手段により検出された相違点における前
    記比較対象となる画像データの部分が、前記マーク情報
    保持手段に保持された何れかの種類のマークであるか否
    かを判定するマーク判定手段と、 前記何れかの種類のマークであると判定された場合に
    は、その種類のマークに対応する画像データについての
    情報を出力する情報出力手段とを備えたことを特徴とす
    る画像検出装置。
  9. 【請求項9】 前記比較対象となる画像データは、画像
    データの通信経路もしくは伝送経路から入力されること
    を特徴とする請求項7又は8記載の画像検出装置。
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