JPH09162929A - パケット伝送装置 - Google Patents

パケット伝送装置

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JPH09162929A
JPH09162929A JP7326122A JP32612295A JPH09162929A JP H09162929 A JPH09162929 A JP H09162929A JP 7326122 A JP7326122 A JP 7326122A JP 32612295 A JP32612295 A JP 32612295A JP H09162929 A JPH09162929 A JP H09162929A
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JP
Japan
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packet
line
transmission
line quality
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP7326122A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Saikawa
敏之 歳川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット伝送路の回線品質は、その物理的構
成手段などによって異なるにもかかわらず、パケット伝
送は一定のパケット長で行なわれるため、伝送効率を害
していた。これを解決する。 【解決手段】 対向するパケット伝送装置PT1,PT
2間を結ぶ伝送路の回線品質状態を回線品質監視部1
7,27で監視し、回線品質情報を生成し、これ基づい
てパケット長決定部16,26が決定したパケット長の
範囲内で、パケット組立部15,25が伝送対象である
メッセージ情報のパケット化を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット長を任意
に決定して組み立てることができるパケット伝送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のパケット伝送装置では、
伝送対象である源情報を一定のパケット長で分割してパ
ケット化して伝送していた。しかし、公衆網等を通じて
パケット伝送を行なう場合、最も効率的に情報を伝送し
得るパケット長は、網の状態や源情報の特性等により異
なる。このことに着目したパケット伝送技術として、特
開昭63−92140号公報に示される技術が存在す
る。この技術は、パケットの送信に際して網の状態を監
視する手段とパケット長を可変制御する手段を設け、網
の状態や源情報の特性等により適切なパケット長を設定
し、情報の効率的伝送を図ろうとするものである。
【0003】上記従来技術において、パケット長の決定
は、交換機に接続される装置側において、通信される情
報種別(例えば、音声か動画像か静止画像か等)及び網
の状態(例えば、交換機側における情報の輻輳に対処す
るためのフロー制御の有無)によりパケット長を決定す
る方式をとっており、伝送路の回線品質状態に応じた配
慮はなされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パケット伝送では蓄積
型の通信であることを生かして、伝送路上で発生する伝
送誤りを検出し、再送することによって信頼性の高いデ
ータ通信の実現を図っている。そのため、ITU−T
(International Telecommunication Union - Technica
l sector:国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ
ー)勧告X.25に代表されるパケットの手順では、誤
り率の高いアナログ伝送回路を通して、誤りのないデー
タ伝送を実現するための処理に多くの手順を費やしてい
る。
【0005】ところで、伝送路の回線品質状態、すなわ
ち伝送誤り、ジッタ、ワンダ、スリップ、伝送遅延等の
状態は常に一定ではない。パケット交換網を例にとって
も、網を構成する物理的手段が光ケーブルであるか、メ
タルケーブルであるか、マイクロ波帯無線であるか等に
よっても、各伝送路における伝送品質は著しく異なる。
また、同じマイクロ波帯無線を例にとっても、フェージ
ング現象による伝搬率の変化等に応じて、伝送品質は変
化する。
【0006】上記従来技術では、情報の輻輳や伝送路の
故障による迂回等、網の状態に負荷的変化が起きていな
い限りパケット長を変更することはない。従って、伝送
路の回線品質状態に関係なくパケット長を決定している
こととなる。このため、伝送路の回線品質状態が悪化し
た場合、伝送誤りが多発し、リカバリー処理のためのパ
ケット再送等による伝送到達の遅れおよび情報の滞留が
発生し、伝送効率が低下するという問題点があった。一
方、誤り率の低下した新しいディジタル伝送路や光ファ
イバ伝送路を用いた網では、伝送路の回線品質を十分に
発揮させることができなかった。
【0007】そこで本発明の課題は、上記問題点を克服
し、伝送路の回線品質に応じて最も適切なパケット長を
設定して、効率的なパケット伝送を行ない得るパケット
伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のパケット伝送装置は、対向するパケット伝送装置を
結ぶ伝送路の回線品質状態を監視して回線品質情報を生
成する回線品質監視手段と、該回線品質監視手段により
生成された回線品質情報に基づいてパケット長を決定す
るパケット長決定手段と、該パケット長決定手段により
決定されたパケット長の範囲内で伝送対象である情報の
パケット化を行なうパケット組立手段とを有することを
特徴とする。
【0009】この構成のパケット伝送装置では、前記回
線品質監視手段が、装置の接続される伝送路の物理的構
成手段、例えば網がメタルケーブルによって構成されて
いるか、光ケーブルによって構成されているか等に応じ
て異なる回線品質に関する情報を生成する。前記パケッ
ト長決定手段は、前記回線品質に関する情報に基づき、
回線の品質に対応した最も適切な最大パケット長を設定
する。前記パケット組立手段は、前記最大パケット長の
範囲内で、伝送の対象となる源情報のパケット化を行な
う。
【0010】また、上記課題を解決する本発明の他のパ
ケット伝送装置は、対向するパケット伝送装置を結ぶ伝
送路の回線品質状態を監視して、回線品質情報を時折生
成する回線品質監視手段と、この回線品質監視手段によ
り生成された直前の回線品質情報に基づいてパケット長
を変更決定するパケット長決定手段と、このパケット長
決定手段により決定されたパケット長の範囲内で伝送対
象である情報のパケット化を行なうパケット組立手段と
を有することを特徴とする。
【0011】この構成のパケット伝送装置では、前記回
線品質監視手段が、装置の接続される伝送路の品質状態
の変化、例えばマイクロ波帯無線により構成される伝送
路において、フェージング現象による伝搬率の変化に起
因する伝送品質の悪化等に応じた回線品質に関する情報
を時折生成する。情報の生成は、一定の時間間隔で行な
ってもよいし、伝送路の回線品質状態に変化があったと
きのみ行なってもよい。前記パケット長決定手段は、前
記回線品質に関する最新の情報に基づき、回線の品質の
変化に対応した最も適切な最大パケット長を設定する。
前記パケット組立手段は、前記最大パケット長の範囲内
で、伝送の対象となる源情報のパケット化を行なう。
【0012】さらに上記いずれかの構成のパケット伝送
装置において、前記回線品質監視手段の具体的構成は、
前記伝送対象である情報中の伝送符号誤り率を検出し、
該伝送符号誤り率に基づき前記回線品質情報を生成する
ものであれば、前記パケット長決定手段は、適切な最大
パケット長を設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のパケット
伝送装置の一実施形態であるパケット端末(PT:Pack
et Mode Terminal)の構成を表わすブロック図である。
図1において、PT1及びPT2はいずれもパケット端
末であって、伝送路を隔てて対向している。ここで伝送
路は、公衆パケット交換網による伝送路であってもよい
し、LAN(Local Area Network)等による伝送路であ
ってもよい。
【0014】各パケット端末PT1,PT2は、回線制
御部13及び23を介して伝送路に接続されている。回
線監視部17及び27は、回線制御部13及び23にお
ける回線品質の状態、例えば伝送符号誤り率を常時監視
している。さらに回線監視部17及び27は、一定時間
間隔で回線品質に関する情報(例えば伝送符号誤り率)
を収集し、それをパケット長決定部16及び26に渡し
ている。
【0015】回線品質に関する情報(例えば伝送符号誤
り率)を受け取ったパケット長決定部16及び26は、
これに基づいて伝送符号誤りの発生しない範囲の最大パ
ケット長を決定する。回線品質状態がよい場合は、パケ
ット長を長く設定して伝送効率を上げてもよい。一方、
回線品質状態が悪いときはパケット長を長くすると伝送
符号誤りが多発し、かえって伝送効率が下がるため、パ
ケット長は短めに設定しなければならない。前記一定時
間間隔内に回線品質状態の変動が生じたときは最大パケ
ット長を変更して決定することとなる。
【0016】パケット長決定部16及び26で決定され
た最大パケット長は、パケット組立部15および24に
通知される。最大パケット長の通知を受けたパケット組
立部15および25では、端末部10及び20から情報
入力部14及び24に入力された源メッセージ情報を、
前記最大パケット長を超えない範囲の長さにパケット化
する。組み立てられたパケットは、回線制御部13及び
23から伝送路を介して伝送される。
【0017】パケットの伝送を受けたPT2及びPT1
では、パケットをそれぞれ回線制御部23および13を
介してパケット分解部22及び12に送り、パケットか
らメッセージ情報に復元を行なう。復元された情報は、
情報出力部21及び11を介して端末部20及び10に
送られる。
【0018】本実施形態による伝送は、可変長のパケッ
トを扱うため、ユニークなパターンを持つフラグを挿入
し、その直後からパケットが始まるとして送受信が行な
われる。このパターンと同じパターンが現われるのを防
止するため、同じパターンが現われた場合には余分なビ
ットを挿入するなどの既存の技術が採用される。
【0019】本実施形態は以上のとおりであるが、本発
明は、上記例に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲での設計変更が可能である。例えば、上述
の実施形態では、PTを例にとって説明したが、本発明
のパケット伝送装置は、パケット交換網内の構成要素で
あるPAD(Packet Assembly and Disassembly facili
ty:パケット組立分解設備)機能部分であってもよいこ
とは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパケット伝送装置は、回線品質監視手段によりにより
生成された伝送路の回線品質状態に関する情報に基づい
てパケット長を決定し、パケット伝送を行なうから、実
際に伝送路となる網を構成する物理的手段が光ケーブル
であるか、メタルケーブルであるか等に応じて、伝送効
率を最適な状態に設定したパケット伝送を行なうことが
できる。
【0021】また、本発明の他のパケット伝送装置は、
回線品質監視手段が所定の時間間隔で生成する伝送路の
回線品質状態に関する情報に従い、生成された直前の回
線品質情報に基づいてパケット長を決定し、パケット伝
送を行なうから、同一の伝送路において、回線品質状態
が変化するような場合でも、常に適切なパケット長を設
定してパケット伝送を行なうことができる。
【0022】従って、本発明によれば、伝送誤り率の低
いディジタル伝送路や光ファイバ伝送路を用いた網から
メタルケーブルを用いたアナログ伝送路を用いた網ま
で、さらに、回線品質状態の変動にも対応した幅広い環
境下において、高い伝送効率で高品質な通信を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、パケット伝送装置の一実施形態であ
るパケット端末の構成を表わすブロック図。
【符号の説明】
PT1,PT2 パケット端末 10,20 端末部 11,21 情報出力部 12,22 パケット分解部 13,23 回線制御部 14,24 情報入力部 15,25 パケット組立部 16,26 パケット長決定部 17,27 回線品質監視部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向するパケット伝送装置を結ぶ伝送路
    の回線品質状態を監視して回線品質情報を生成する回線
    品質監視手段と、 前記生成された回線品質情報に基づいてパケット長を決
    定するパケット長決定手段と、 前記決定されたパケット長の範囲内で伝送対象である情
    報のパケット化を行なうパケット組立手段とを有するこ
    とを特徴とするパケット伝送装置。
  2. 【請求項2】 対向するパケット伝送装置を結ぶ伝送路
    の回線品質状態を監視して、回線品質情報を所定の時間
    間隔で生成する回線品質監視手段と、 この回線品質監視手段により生成された直前の回線品質
    情報に基づいてパケット長を変更決定するパケット長決
    定手段と、 このパケット長決定手段により変更決定されたパケット
    長の範囲内で伝送対象である情報のパケット化を行なう
    パケット組立手段とを有することを特徴とするパケット
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記回線品質監視手段は、 伝送に係る情報中の伝送符号誤り率を検出し、該伝送符
    号誤り率に基づき前記回線品質情報を生成するものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のパケット伝送
    装置。
JP7326122A 1995-12-14 1995-12-14 パケット伝送装置 Pending JPH09162929A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001024696A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変長パケット網輻輳制御方法
WO2011037245A1 (ja) * 2009-09-24 2011-03-31 日本電気株式会社 通信データ伝送装置、通信データ伝送システム、通信データ伝送方法、及び通信データ伝送プログラム
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