JPH09159981A - 成膜装置 - Google Patents

成膜装置

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JPH09159981A
JPH09159981A JP34441695A JP34441695A JPH09159981A JP H09159981 A JPH09159981 A JP H09159981A JP 34441695 A JP34441695 A JP 34441695A JP 34441695 A JP34441695 A JP 34441695A JP H09159981 A JPH09159981 A JP H09159981A
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modules
film forming
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JP34441695A
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Tsukasa Yashima
司 八島
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれかのプロセスモジュールに障害が発生
した時にあっても、基板に対する一連の処理を続行する
ことを可能とし、成膜処理の効率を向上させる。 【解決手段】 同一の処理を行う複数のプロセスモジュ
ール(R1、R2)、(R3〜R6)を有し、これらプ
ロセスモジュール間でトランスファモジュールT1〜T
4によって基板を搬送する成膜装置において、検出手段
Sが或るプロセスモジュールR3で障害が発生したと検
出すると、これに基づいて制御手段Cが障害が生じたプ
ロセスモジュールR3に替えて同一の処理を行う正常な
プロセスモジュールR4によって処理が行われるように
トランスファモジュールT2に基板を搬送させて、当該
基板に対する一連の処理の続行をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜工程における
各モジュール間での基板の搬送処理を自動的に制御する
成膜装置に関し、特にプロセスモジュールにおいて障害
が発生した場合に、他の同様な処理を行うプロセスモジ
ュールに自動的に基板を搬送する成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガラス基板に成膜処理を行うL
CD(液晶表示素子)製造装置には、基板を搬入や搬出
のために収容するモジュール、成膜処理を実行するプロ
セスモジュール、各モジュール間での基板の搬送を行う
トランスファモジュールを接続して、上記の処理及び基
板の搬送を自動的に連続して行うものがある。
【0003】図3には、従来の成膜装置の一例としてL
CD用枚葉式プラズマCVD(Che-mical Vapor Deposi
tion) 装置の構成を示す。このLCD用枚葉式CVD装
置は、処理される基板の搬入処理を行う搬入モジュール
INと、処理された基板の搬出処理を行う搬出モジュー
ルOUTと、処理対象の基板に成膜処理を実行するプロ
セスモジュールR1〜R7と、基板を一時的に収容する
バッファモジュールB1及びB2と、搬送ロボット等に
より基板の搬送処理を行うトランスファモジュールT1
〜T4と、を接続して構成されている。すなわち、搬入
モジュールINにトランスファモジュールT1を接続
し、このトランスファモジュールT1に、プロセスモジ
ュールR1、R2及びバッファモジュールB1を接続
し、このバッファモジュールB1に、トランスファモジ
ュールT2を接続し、このトランスファモジュールT2
にはプロセスモジュールR3、R4及びバッファモジュ
ールB2を接続し、バッファモジュールB2には、トラ
ンスファモジュールT3を接続し、このトランスファモ
ジュールT3には、プロセスモジュール5、R6、R7
を接続し、プロセスモジュールR7には、トランスファ
モジュールT4を接続し、トランスファモジュールT4
には搬出モジュールOUTを接続して構成されている。
当該装置では、3つの工程からなる成膜処理を行って、
処理対象の基板に3種類の膜を形成している。すなわ
ち、第1の工程では、同様の処理を行うプロセスモジュ
ールR1及びR2のいずれか一方において1番目の膜を
形成し、第2の工程では、同様の処理を行うプロセスモ
ジュールR3〜R6のいずれかひとつのプロセスモジュ
ールにおいて2番目の膜を形成し、第3の工程ではプロ
セスモジュールR7において3番目の膜を形成し、基板
に3種類の膜を形成している。
【0004】上記の成膜処理は、トランスファモジュー
ルT1〜T4によって基板を搬送することにより、連続
して自動的に行われ、例えば、以下のような予め設定さ
れた複数の経路(ルート)に従って搬送処理が行われ
る。 (1)IN→R1→B1→R3→B2→R7→OUT (2)IN→R2→B1→R4→B2→R7→OUT (3)IN→R1→B1→B2→R5→R7→OUT (4)IN→R2→B1→B2→R6→R7→OUT
【0005】ここで、例えば、(1)のルートによって処
理を行うように設定された基板は、搬入モジュールIN
からトランスファモジュールT1によってプロセスモジ
ュールR1に搬送されて第1工程の処理が行われ、処理
終了後に、トランスファモジュールT1によってバッフ
ァモジュールB1に搬送されて格納される。次に、この
基板はトランスファモジュールT2によってプロセスモ
ジュールR3に搬送されて第2工程の処理が行われ、処
理終了後にトランスファモジュールT2によってバッフ
ァモジュールB2に搬送されて格納される。最後に、こ
の基板はトランスファモジュールT3によってプロセス
モジュールR7に搬送されて第3工程の処理が行われ、
処理終了後にトランスファモジュールT4によって搬出
モジュールOUTに搬送される。 また、(2)〜(4)のル
ートにおいても、各ルートに設定されたモジュールによ
って(1)のルートで行われた一連の処理と同様な処理が
行われる。
【0006】上記のように予め設定されたルートの中
で、どのルートに従って成膜処理を行うかは、それぞれ
の基板毎に、成膜処理が開始される時点(つまり、搬入
モジュールINから搬送が開始される時点)に決定され
ており、この基板毎に割り振られたルートは成膜処理の
実行中に変更されることはない。例えば、処理される基
板毎に各ルート(1)〜(4)の内の1つを順次選択し、選択
されたルートに従って、当該基板についての一連の処理
を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記のLCD
製造装置において、例えば、基板を(1)のルートに従っ
て成膜処理を実行しており、プロセスモジュールR1で
の第1工程の処理を行なっていたときに、次の工程を行
うプロセスモジュールR3が障害の発生によって処理を
停止してしまうと、当該基板をプロセスモジュールR3
で処理することができなくなってしまうために、当該基
板に対する一連の成膜処理を続行できなくなる。また、
後続して処理が行われる基板の中で(1)のルートに従っ
て処理を行うように決定された基板も一連の処理の続行
が不可能となり、当該(1)のルートに従って一連の処理
を続行することができなくなる。
【0008】また、上記のように処理の続行が不可能と
なった基板はプロセスモジュールR3の工程を行う前の
モジュール(バッファモジュールB1)等に残留してし
まう場合が生ずる。この場合には、バッファモジュール
B1が他の(2)〜(4)のルートと共用されているために、
他の(2)〜(4)のルートに従って処理が行われる基板をバ
ッファモジュールB1からトランスファモジュールT2
を用いて他のモジュールに搬送することができず、これ
ら(2)〜(4)のルートに従って行う処理も続行することが
不可能となってしまい、延いては、装置全体の処理が停
止してしまう。
【0009】このように、従来の成膜装置では、いずれ
かのプロセスモジュールで障害が発生したときには、当
該プロセスモジュールを一連の処理のルートとしている
基板に処理を続行することが不可能となる。さらに、処
理の続行が不可能となった基板が装置内部に残留してし
まうために、上記プロセスモジュールを使用しない他の
ルートでの一連の処理をも続行することが不可能となっ
てしまうことがあり、成膜処理が大幅に遅延してしまう
事態が生じていた。また、装置内部に基板が残留してし
まった場合には、当該基板を除去しないと障害の復旧が
できないため、復旧に長時間を要して成膜処理の大幅な
遅延を生じさせていた。本発明は、上記従来の事情に鑑
みなされたもので、いずれかのモジュールに障害が発生
した時にあっても、基板に対する一連の処理を続行する
ことを可能とし、成膜処理の生産効率を向上させる成膜
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る成膜装置は、基板に対して同一の処理工
程を実施する複数のプロセスモジュールを有し、各工程
のプロセスモジュールを基板の搬送処理を行うトランス
ファモジュールを介して接続した成膜装置において、上
記処理工程の実施中に各プロセスモジュールの障害を検
出する検出手段と、後続する工程の各プロセスモジュー
ルについての検出手段による障害発生の検出に基づいて
各工程のプロセスモジュール間での搬送処理時に次の工
程を行う使用可能なプロセスモジュールを選択して、ト
ランスファモジュールに搬送処理を行わせる制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明では、一連の成膜処理の実行中に後
続する工程のプロセスモジュールでの障害発生を検出手
段が検出すると、その検出に基づいて、制御手段がトラ
ンスファモジュールに後続する工程を正常に行うことが
できるプロセスモジュールへ基板を搬送させる。これに
より、いずれかのプロセスモジュールに障害が生じて
も、正常なプロセスモジュールを代替利用することによ
り後続する工程を支障なく行うことができ、基板に一連
の処理を施すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係るLCD用
枚葉式CVD装置の構成を図1を参照して説明する。な
お、図3に示した従来のCVD装置と同一部分には同一
符号を付してある。このCVD装置は、搬入モジュール
IN、搬出モジュールOUT、プロセスモジュールR1
〜R7、バッファモジュールB1及びB2、トランスフ
ァモジュールT1〜T4の他に、プロセスモジュールR
1〜R7の作動状態を検出する検出手段Sと、検出手段
Sの検出結果に基づいてトランスファモジュールT1〜
T4の搬送動作を制御する制御手段Cとを備えている。
【0013】搬入モジュールIN及び搬出モジュールO
UTは、複数(例えば、10枚)の基板を収容するモジ
ュールであり、搬入モジュールINは処理を行うための
未使用の基板を収容し、搬出モジュールOUTはLCD
製造装置で一連の処理が施されたされた基板を収容す
る。
【0014】プロセスモジュールR1〜R7は、処理対
象のそれぞれの基板に所定の処理を行うモジュールであ
り、プロセスモジュールR1とR2は同様の処理を行う
モジュールで第1工程である1番目の膜を形成し、プロ
セスモジュールR3〜R6はそれぞれ同様の処理を行う
モジュールで第2工程である2番目の膜を形成し、プロ
セスモジュールR7は第3工程である3番目の膜を形成
する。上記3つの工程を行うことによって基板に一連の
処理を施している。
【0015】バッファモジュールB1及びB2は、複数
の基板(例えば、5枚)を一時的に収容することのでき
るモジュールであり、トランスファモジュール間におい
て搬送途中の基板を収容して次の工程への基板の搬送時
間を調整する。なお、バッファモジュールB1及びB2
から、基板を搬出する順番は、例えば、一番最初に入っ
た基板を一番最初に搬出する等に決められている。
【0016】トランスファモジュールT1〜T4は、ロ
ボットアーム等の搬送手段(図示せず)を収容してお
り、トランスファモジュールに隣接するモジュール間で
基板を一枚づつ搬送する。例えば、トランスファモジュ
ールT1は、搬入モジュールINとプロセスモジュール
R1との間、搬入モジュールINとプロセスモジュール
R2との間、プロセスモジュールR1とバッファモジュ
ールB1との間、プロセスモジュールR2とバッファモ
ジュールB1との間、での基板の搬送を行う。なお、上
記搬送処理は後述する制御手段Cの制御に基づいて行わ
れる。検出手段Sは、プロセスモジュールR1〜R7の
それぞれに備えられており、装置が稼働しているとき
は、常時プロセスモジュールの作動の状態(例えば、モ
ジュール使用中、モジュール未使用中、障害発生等)を
検出している。
【0017】制御手段Cは、図2に示すようなルートに
関する情報と、工程及び工程を実行するプロセスモジュ
ールの情報(実施例では、第1工程はプロセスモジュー
ルR1とR2、第2工程はプロセスモジュールR3〜R
6、第3工程はプロセスモジュールR7という情報)と
を保持し、また、基板毎のルート中における位置の情報
を把握している。ここで、図2は、一連の成膜処理を実
行する際に取りうるルートを予め設定したもので、1回
の搬送を1ステップとし、その搬送のステップごとに先
のモジュールから使用可能な後続するモジュールへの基
板の搬送ルートを示したものである。また、図の矢印
は、トランスファモジュールT1〜T4のいずれかによ
る搬送処理を示している。
【0018】そして、制御手段Cは、基板が位置するモ
ジュールと搬送のステップの情報と、検出手段Sの検出
結果と、ルートの情報とに基づいて、次の工程を行う使
用可能なプロセスモジュールを選択し、ルート情報中で
当該基板に処理を行えるプロセスモジュールを決定し、
当該プロセスモジュールを含むルートに従って基板を搬
送させるようにトランスファモジュールを制御する。
【0019】基板が第1工程を終えて、バッファモジュ
ールB1に収容されている状態から、第2工程のステッ
プ3の搬送を行う場合において、検出手段Sが使用可能
(すなわち、障害が発生していない)と検出したプロセ
スモジュールの中で、制御手段Cが次の処理工程を行う
ことのできるプロセスモジュールとして例えばプロセス
モジュールR3を選択すると、ルート情報にあるルート
の中で基板の位置するバッファジュールB1からプロセ
スモジュールR3で処理を行うことのできるルートが決
定される。そして、制御手段Cがトランスファモジュー
ルT2を制御して基板を搬送させる。なお、次の工程を
行うプロセスモジュールが複数ない場合や、最後の工程
を終えた場合には、基板の位置するモジュールからのル
ートは1つに決まってしまうため、ルート情報には一つ
のルートが設定されて、制御手段Cはこのルートに従っ
てトランスファモジュールに搬送処理を行わせることと
なる。
【0020】次に本発明の一実施例に係るLCD用枚葉
式CVD装置の一連の処理における動作を図1及び図2
を参照して説明する。搬入モジュールINに搬入された
基板の処理が開始されると、制御手段Cが検出手段Sか
らの情報に基づいて、第1工程をプロセスモジュールR
1とR2のいずれかで行うかを選択し、トランスファモ
ジュールT1に基板を搬送させる(ステップ1)。例え
ば、プロセスモジュールR1での処理が選択された場合
には、基板はトランスファモジュールT1によってプロ
セスモジュールR1に搬送され、プロセスモジュールR
1に搬送された基板は第1工程の処理が行われる。
【0021】第1工程の処理が終わると、制御手段C
は、トランスファモジュールT1に基板を搬送させる。
この場合は、バッファモジュールB1まではどのプロセ
スモジュールが選択されてもルートは一つであり、基板
はトランスファモジュールT1によってバッファモジュ
ールB1に搬送される(ステップ2)。そして、バッフ
ァモジュールB1から搬送を開始するときには、検出手
段Sからの情報に基づいて制御手段Cは、第2工程の処
理がプロセスモジュールR3〜R6のいずれで実行でき
るかを選択し、基板を搬送させる(ステップ3)。例え
ば、プロセスモジュールR3又はR4が選択された場合
には、基板はトランスファモジュールT2によってプロ
セスモジュールR3又はR4に搬送され、また、プロセ
スモジュールR5又はR6が選択された場合には、基板
はトランスファモジュールT2によってひとまずバッフ
ァモジュールB2に搬送される。
【0022】次に、ステップ3においてプロセスモジュ
ールR3又はR4に搬送された基板については、制御手
段Cが第2工程の処理終了後にルート情報により第3工
程へのルートを決定し、トランスファモジュールT2に
よりバッファモジュールB2へとひとまず搬送させる。
また、プロセスモジュールR5又はR6で第2工程を行
うためにバッファモジュールB2に搬送された基板につ
いては、制御手段Cが、第2工程をプロセスモジュール
R5又はR6のどちらで実行できるかを選択し、トラン
スファモジュールT3によってバッファモジュールB2
から選択されたプロセスモジュールR5又はR6に搬送
させる(ステップ4)。
【0023】更に、制御手段Cは、プロセスモジュール
R3又はR4で第2工程の処理がなされてバッファモジ
ュールB2に搬送された基板については、制御手段Cが
ルート情報よりルートを決定し、トランスファモジュー
ルT3によりプロセスモジュールR7に搬送させ、ま
た、第2工程の処理を行うためにプロセスモジュールR
5又はR6に搬送された基板については、第2工程の処
理終了後にルート情報よりルートを決定し、トランスフ
ァモジュールT3によりプロセスモジュールR5又はR
6からプロセスモジュールR7に搬送させる(ステップ
5)。そして、プロセスモジュールR7で第3工程の処
理が終了すると、制御手段Cは、基板をトランスファモ
ジュールT4によって搬出モジュールOUTへ搬送させ
る(ステップ6)。このようにステップ毎に次のモジュ
ールへのルートを選択し、ルートに従って処理を行うこ
とによって、結果として図2に示してある一連の処理を
行う8つのルートのいずれかを実行することとなり、基
板に対して一連の成膜処理を行うことができる。
【0024】ここで、上記した一連の成膜処理の実行中
に、複数あるプロセスモジュール中の例えばプロセスモ
ジュールR3において、障害の発生が起こった場合に
は、以下のような動作となる。バッファモジュールB1
に収容された基板は第2工程のステップ3を開始するこ
ととなるが、制御手段Cが次の工程を行うプロセスモジ
ュールを選択する際に、検出手段Sがプロセスモジュー
ルR3での障害発生を検出したことに基づいて、プロセ
スモジュールR3を選択せずに、他の同様の処理を行う
正常なプロセスモジュールR4〜R6のうちのいずれか
を選択する。
【0025】このように、障害が発生したプロセスモジ
ュールにかえて同一の処理工程を行う正常な他のプロセ
スモジュールが選択され、この選択に基づいたルートに
従って基板が搬送されて、次の工程の処理が正常に行わ
れる。次の工程以降の処理も同様に制御手段Cの制御に
よって続行される。したがって、いずれかのプロセスモ
ジュールに障害が発生しても基板に対して一連の成膜処
理を続けることができる。
【0026】なお、上記実施例では、搬送のステップ毎
にルートを決定していたが、テーブル等に一連の処理を
行う一連のルートを予め設定しておき、通常は基板毎に
当該一連のルートを選択させて処理を実行し、障害が発
生した際にのみ、障害の発生したプロセスモジュールを
通る一部のルートを、他の正常に処理できるプロセスモ
ジュールを通るルートに変更するようにして一連の処理
を続行させることもできる。また、上記実施例で説明し
たプロセスモジュールでは、成膜処理のみを行っていた
が、他の処理(例えば、エッチング、アッシング等)を
行うプロセスモジュールであってもよい。また、上記実
施例では、バッファモジュールを備えていたが、トラン
スファモジュールによる搬送処理の手順によってはバッ
ファモジュールを省略することも可能である。
【0027】なお、本発明は同一の処理工程を行うプロ
セスモジュールを複数有しているLCD製造装置だけで
なく、同一の処理工程を行うプロセスモジュールを複数
有している成膜装置であれば、その形式等に関わらず広
く適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る成膜装
置によれば、一連の成膜処理の実行中に後続する工程の
プロセスモジュールでの障害発生を検出すると、後続す
る工程を正常に行うプロセスモジュールへ基板を搬送さ
せるようにしたため、正常なプロセスモジュールで後続
する工程を支障なく行うことができ、一連の成膜処理を
続行することができ、従来に比して成膜装置の処理効率
が向上する。さらに、障害が発生した場合にあっても、
装置内に基板を残留させずに処理を続行できるため、障
害の復旧作業に要する時間を短縮することができ、成膜
装置の処理効率の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るLCD用枚葉式CV
D装置の構成図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る成膜処理工程のルー
トの説明図である。
【図3】 従来例に係るLCD用枚葉式CVD装置の構
成図である。
【符号の説明】
T1、T2・・トランスファモジュール、R1、R2、
R3、R4、R5、R6、R7・・プロセスモジュー
ル、S・・検出手段、 C・・制御手段、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/68 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して同一の処理工程を実施する
    複数のプロセスモジュールを有し、各工程のプロセスモ
    ジュールを基板の搬送処理を行うトランスファモジュー
    ルを介して接続した成膜装置において、 上記処理工程の実施中に各プロセスモジュールの障害を
    検出する検出手段と、後続する工程の各プロセスモジュ
    ールについての検出手段による障害発生の検出に基づい
    て、各工程のプロセスモジュール間での搬送処理時に次
    の工程を行う使用可能なプロセスモジュールを選択して
    トランスファモジュールに搬送処理を行わせる制御手段
    と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
JP34441695A 1995-12-05 1995-12-05 成膜装置 Pending JPH09159981A (ja)

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