JPH09155632A - 穴加工工具 - Google Patents
穴加工工具Info
- Publication number
- JPH09155632A JPH09155632A JP32484495A JP32484495A JPH09155632A JP H09155632 A JPH09155632 A JP H09155632A JP 32484495 A JP32484495 A JP 32484495A JP 32484495 A JP32484495 A JP 32484495A JP H09155632 A JPH09155632 A JP H09155632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- cutting edge
- outer peripheral
- base metal
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切刃やパッドが摩耗しても台金部分を再使用
でき、低廉で高精度な切削加工ができる。 【解決手段】 工具本体２のスチール製台金部４先端
で、切屑排出溝６の回転方向の面に、切刃チップ７をろ
う付けする。台金部４の外周面には、凹溝１０を適宜間
隔で形成し、超硬合金製で棒状のパッド１１を嵌合ろう
付けする。このパッド１１は、台金部４の外周面４ｂか
ら若干突出し且つ切刃チップ７の外周切刃７ａより引っ
込み、また、台金部４の先端面より若干突出し且つ切刃
チップ７の先端切刃７ｂより引っ込むものとする。
でき、低廉で高精度な切削加工ができる。 【解決手段】 工具本体２のスチール製台金部４先端
で、切屑排出溝６の回転方向の面に、切刃チップ７をろ
う付けする。台金部４の外周面には、凹溝１０を適宜間
隔で形成し、超硬合金製で棒状のパッド１１を嵌合ろう
付けする。このパッド１１は、台金部４の外周面４ｂか
ら若干突出し且つ切刃チップ７の外周切刃７ａより引っ
込み、また、台金部４の先端面より若干突出し且つ切刃
チップ７の先端切刃７ｂより引っ込むものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、切刃チップがろう
付け等で交換可能に装着されたリーマ等の穴加工工具に
関する。
付け等で交換可能に装着されたリーマ等の穴加工工具に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のリーマとして、図２およ
び図３に示すようなものがある。図２はリーマの側面
図、図３は図２に示すリーマの先端側領域の拡大図であ
って、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図である。これら
の図に示すリーマ１において、工具本体２は略円柱状に
形成されており、基端側に位置するスチール製のシャン
ク部３と先端側に位置する超硬合金製の台金部４とが、
ろう付け部５でろう付けされて一体に形成されている。
台金部３の先端面は正面図で見て略扇型に切りかかれ、
先端面から基端側方向に漸次外周面方向に切れ上がって
切屑排出溝６が形成されている。この切屑排出溝６の回
転方向前方側を向く壁面の先端側には、例えばＰＣＤ，
ＰＣＢＮ等からなる切刃チップ７がろう付けされてお
り、この切刃チップ７は台金部４よりも外周側と先端側
とにそれぞれ突出する外周切刃７ａと先端切刃７ｂとを
有している。
び図３に示すようなものがある。図２はリーマの側面
図、図３は図２に示すリーマの先端側領域の拡大図であ
って、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図である。これら
の図に示すリーマ１において、工具本体２は略円柱状に
形成されており、基端側に位置するスチール製のシャン
ク部３と先端側に位置する超硬合金製の台金部４とが、
ろう付け部５でろう付けされて一体に形成されている。
台金部３の先端面は正面図で見て略扇型に切りかかれ、
先端面から基端側方向に漸次外周面方向に切れ上がって
切屑排出溝６が形成されている。この切屑排出溝６の回
転方向前方側を向く壁面の先端側には、例えばＰＣＤ，
ＰＣＢＮ等からなる切刃チップ７がろう付けされてお
り、この切刃チップ７は台金部４よりも外周側と先端側
とにそれぞれ突出する外周切刃７ａと先端切刃７ｂとを
有している。
【０００３】このようなリーマ１を用いて、その回転軸
線Ｏを中心に回転切削して穴の仕上げ加工等が行われ
る。穴の仕上げ加工を行う場合、リーマ１の台金部４の
外周面に対して径方向外側に小さく突出した複数の部分
が穴の内壁に対してリーマ回転時に当接するパッド４ａ
とされ、このパッド４ａをガイドとして、穴の内壁の仕
上げ加工が、例えばミクロン単位で高精度に行われるこ
とになる。
線Ｏを中心に回転切削して穴の仕上げ加工等が行われ
る。穴の仕上げ加工を行う場合、リーマ１の台金部４の
外周面に対して径方向外側に小さく突出した複数の部分
が穴の内壁に対してリーマ回転時に当接するパッド４ａ
とされ、このパッド４ａをガイドとして、穴の内壁の仕
上げ加工が、例えばミクロン単位で高精度に行われるこ
とになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リーマ１
は、切削によって外周及び先端切刃７ａ，７ｂが摩耗し
た場合、パッド４ａの部分も同様に摩耗することにな
る。そのために、各切刃７ａ，７ｂを再研磨すると共
に、台金部４の先端側外周面を研磨してパッド４ａを再
形成しようとすると、外周切刃７ａの外径と台金部４の
外周径が小さくなってしまい、高精度な仕上げ切削がで
きない。そのため、切刃チップ７の先端切刃７ｂと台金
部４の先端面だけを研磨して再使用せざるを得なかっ
た。この場合、外周切刃７ａが摩耗しているので、加工
精度が低下することになる。
は、切削によって外周及び先端切刃７ａ，７ｂが摩耗し
た場合、パッド４ａの部分も同様に摩耗することにな
る。そのために、各切刃７ａ，７ｂを再研磨すると共
に、台金部４の先端側外周面を研磨してパッド４ａを再
形成しようとすると、外周切刃７ａの外径と台金部４の
外周径が小さくなってしまい、高精度な仕上げ切削がで
きない。そのため、切刃チップ７の先端切刃７ｂと台金
部４の先端面だけを研磨して再使用せざるを得なかっ
た。この場合、外周切刃７ａが摩耗しているので、加工
精度が低下することになる。
【０００５】そして、外周切刃７ａの摩耗が或る限界を
越えて所定の加工精度が得られなくなると、切刃チップ
７の交換が必要になるが、切刃チップ７を交換してその
台金部４にろう付けして、再度ミクロン単位の仕上げ加
工を行おうとしても台金部４の外周面のパッド４ａが摩
耗しているために、やはり高精度の切削が困難であると
いう欠点がある。そのため、高い加工精度を確保しよう
とする場合、或いは外周切刃７ａが摩耗して寿命になっ
た場合、切刃チップ７だけでなく台金部４も交換せざる
を得ないものであった。この台金部４は、上述のよう
に、高価な超硬合金で形成されているために、台金部４
を切刃チップ７と共に交換することはコスト高となって
いた。本発明は、このような課題に鑑みて、摩耗した切
刃チップを交換しても台金部分を交換する必要がなく、
しかも高精度な仕上げ加工のできる穴加工工具を提供す
ることを目的とする。
越えて所定の加工精度が得られなくなると、切刃チップ
７の交換が必要になるが、切刃チップ７を交換してその
台金部４にろう付けして、再度ミクロン単位の仕上げ加
工を行おうとしても台金部４の外周面のパッド４ａが摩
耗しているために、やはり高精度の切削が困難であると
いう欠点がある。そのため、高い加工精度を確保しよう
とする場合、或いは外周切刃７ａが摩耗して寿命になっ
た場合、切刃チップ７だけでなく台金部４も交換せざる
を得ないものであった。この台金部４は、上述のよう
に、高価な超硬合金で形成されているために、台金部４
を切刃チップ７と共に交換することはコスト高となって
いた。本発明は、このような課題に鑑みて、摩耗した切
刃チップを交換しても台金部分を交換する必要がなく、
しかも高精度な仕上げ加工のできる穴加工工具を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による穴加工工具
は、略円柱状に形成された工具本体の先端外周側に、切
刃チップが交換可能に装着された穴加工工具において、
先端側領域にはその外周面から若干突出し且つ切刃チッ
プの外周切刃より突出しないガイド部材が交換可能に装
着されてなることを特徴とするものである。上述の構成
によれば、穴の仕上げ加工等の際、ガイド部材をパッド
として外周切刃で切削加工を行い、外周切刃が摩耗する
とガイド部材も同様に摩耗するが、その際には、切刃チ
ップとガイド部材を交換すれば、再び高精度な穴加工を
行うことができる。
は、略円柱状に形成された工具本体の先端外周側に、切
刃チップが交換可能に装着された穴加工工具において、
先端側領域にはその外周面から若干突出し且つ切刃チッ
プの外周切刃より突出しないガイド部材が交換可能に装
着されてなることを特徴とするものである。上述の構成
によれば、穴の仕上げ加工等の際、ガイド部材をパッド
として外周切刃で切削加工を行い、外周切刃が摩耗する
とガイド部材も同様に摩耗するが、その際には、切刃チ
ップとガイド部材を交換すれば、再び高精度な穴加工を
行うことができる。
【０００７】ガイド部材は、工具本体の先端面より若干
突出し且つ切刃チップの先端切刃より突出しないように
したことを特徴とする。このようにすることで、先端切
刃が摩耗しても工具本体の先端部が摩耗することを抑制
でき、先端部の研磨が不要になる。工具本体がスチール
製とされ、ガイド部材が超硬合金製とされていることを
特徴とする。これにより、工具本体を比較的低廉なスチ
ールで形成することができ、工具本体の形状が種々であ
っても製造が容易であり、これにろう付け等で装着する
ガイド部材の形状寸法を規格化でき、工具のコストが低
廉になる。尚、ガイド部材は、工具本体の回転軸線に沿
って所定間隔で適宜数配設することができ、その形状は
板状、棒状等任意である。穴加工工具として、リーマ、
ドリル等各種のものに採用できる。
突出し且つ切刃チップの先端切刃より突出しないように
したことを特徴とする。このようにすることで、先端切
刃が摩耗しても工具本体の先端部が摩耗することを抑制
でき、先端部の研磨が不要になる。工具本体がスチール
製とされ、ガイド部材が超硬合金製とされていることを
特徴とする。これにより、工具本体を比較的低廉なスチ
ールで形成することができ、工具本体の形状が種々であ
っても製造が容易であり、これにろう付け等で装着する
ガイド部材の形状寸法を規格化でき、工具のコストが低
廉になる。尚、ガイド部材は、工具本体の回転軸線に沿
って所定間隔で適宜数配設することができ、その形状は
板状、棒状等任意である。穴加工工具として、リーマ、
ドリル等各種のものに採用できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１により説明するが、上述の従来技術と同一又は
同様な部分には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図１は本発明の実施の形態によるリーマの先端部を
示すもので、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図である。
図１において、工具本体２の台金部４の先端領域におい
て、切屑排出溝６の周囲の外周面４ｂに回転軸線Ｏに沿
って適宜長さの複数条（図１では３条）の凹溝１０が形
成されており、この凹溝１０は外周切刃７ａの逃げ面か
ら周方向に切屑排出溝６までの間に適宜間隔で形成され
ている。そして、この凹溝１０には、ガイド部材とし
て、超硬合金製の例えば棒状のパッド１１がそれぞれ嵌
合され、ろう付け固定されている。このパッド１１は、
台金部４の外周面４ｂよりも径方向外側に突出している
が、回転軸線Ｏからの寸法については、切刃チップ７の
外周切刃７ａよりも若干短く形成されている。しかも、
パッド１１は、台金部４の先端面４ｃよりも回転軸線方
向先端側に突出しているが、その突出寸法は、切刃チッ
プ７の先端切刃７ｂよりも若干短くされている。
て、図１により説明するが、上述の従来技術と同一又は
同様な部分には同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図１は本発明の実施の形態によるリーマの先端部を
示すもので、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図である。
図１において、工具本体２の台金部４の先端領域におい
て、切屑排出溝６の周囲の外周面４ｂに回転軸線Ｏに沿
って適宜長さの複数条（図１では３条）の凹溝１０が形
成されており、この凹溝１０は外周切刃７ａの逃げ面か
ら周方向に切屑排出溝６までの間に適宜間隔で形成され
ている。そして、この凹溝１０には、ガイド部材とし
て、超硬合金製の例えば棒状のパッド１１がそれぞれ嵌
合され、ろう付け固定されている。このパッド１１は、
台金部４の外周面４ｂよりも径方向外側に突出している
が、回転軸線Ｏからの寸法については、切刃チップ７の
外周切刃７ａよりも若干短く形成されている。しかも、
パッド１１は、台金部４の先端面４ｃよりも回転軸線方
向先端側に突出しているが、その突出寸法は、切刃チッ
プ７の先端切刃７ｂよりも若干短くされている。
【０００９】本実施の形態は上述のように構成されてい
るから、ドリル等で切削加工された穴の仕上げ加工を行
う際、リーマ１を穴内に回転切削させつつ挿入すること
で、パッド１１をガイドとして穴の内壁面に当接させつ
つ外周および先端切刃７ａ，７ｂでミクロン単位の高精
度な切削加工が行われる。そして、切削によって外周切
刃７ａと先端切刃７ｂが漸次摩耗し、同時に穴の加工壁
面を摺動するパッド１１も摩耗することになる。この場
合、台金部４の外周面４ｂおよび先端面４ｃは加工面に
当接しないので摩耗することはない。切刃７ａ又は７ｂ
が摩耗して寿命が尽きた場合、切刃チップ７を交換して
新たな切刃チップ７をろう付けし、同時に各パッド１１
も交換して新たなパッド１１をそれぞれろう付けする。
これによって、外周および先端切刃７ａ，７ｂと各パッ
ド１１は、回転軸線Ｏや台金部４の外周面４ｂおよび先
端面４ｃに対して、新品と同様に所定の寸法差を有した
状態となり、高精度な切削による仕上げ加工を行うこと
ができる。
るから、ドリル等で切削加工された穴の仕上げ加工を行
う際、リーマ１を穴内に回転切削させつつ挿入すること
で、パッド１１をガイドとして穴の内壁面に当接させつ
つ外周および先端切刃７ａ，７ｂでミクロン単位の高精
度な切削加工が行われる。そして、切削によって外周切
刃７ａと先端切刃７ｂが漸次摩耗し、同時に穴の加工壁
面を摺動するパッド１１も摩耗することになる。この場
合、台金部４の外周面４ｂおよび先端面４ｃは加工面に
当接しないので摩耗することはない。切刃７ａ又は７ｂ
が摩耗して寿命が尽きた場合、切刃チップ７を交換して
新たな切刃チップ７をろう付けし、同時に各パッド１１
も交換して新たなパッド１１をそれぞれろう付けする。
これによって、外周および先端切刃７ａ，７ｂと各パッ
ド１１は、回転軸線Ｏや台金部４の外周面４ｂおよび先
端面４ｃに対して、新品と同様に所定の寸法差を有した
状態となり、高精度な切削による仕上げ加工を行うこと
ができる。
【００１０】上述のように、本実施の形態によれば、切
削によって切刃７ａ，７ｂやパッド１１が摩耗しても、
切刃チップ７とパッド１１だけを交換すればよく、台金
部４は再使用することができ、しかもパッド１１だけを
超硬合金で製作し、台金部４を比較的低廉で軽量でしか
も加工の容易なスチールで製作することができることに
なり、比較的加工の困難な超硬合金を棒状や板状等の所
定寸法形状に規格化することができて、この種のリーマ
１及び交換部品の製造が容易になると共に製造コストお
よび交換部品のコストが低廉になるという実用上重要な
利点を有する。
削によって切刃７ａ，７ｂやパッド１１が摩耗しても、
切刃チップ７とパッド１１だけを交換すればよく、台金
部４は再使用することができ、しかもパッド１１だけを
超硬合金で製作し、台金部４を比較的低廉で軽量でしか
も加工の容易なスチールで製作することができることに
なり、比較的加工の困難な超硬合金を棒状や板状等の所
定寸法形状に規格化することができて、この種のリーマ
１及び交換部品の製造が容易になると共に製造コストお
よび交換部品のコストが低廉になるという実用上重要な
利点を有する。
【００１１】尚、上述の実施の形態では、リーマ１につ
いて台金部４をシャンク部３と別体に形成してろう付け
することとしたが、一体に形成してもよい。また、実施
の形態では、リーマ１は１枚刃としてパッド１１を３本
ろう付け固定する構成としたが、切刃チップの数とパッ
ドの数は適宜でよく、例えば２枚刃で各外周切刃の逃げ
面領域にそれぞれ１本のパッド１１をろう付け固定する
ようにしてもよい。パッド１１の形状は棒状に限らず、
工具本体の外周面に沿って螺旋状や斜めに形成したも
の、或いは板状、ドット状、円弧状等各種のものを採用
できる。工具本体２に対する切刃チップ７やパッド１１
の装着方法は、ろう付けに限ることなくネジ止め等各種
の装着手段を採用できる。また、本発明はリーマだけで
なく、ドリル等他の穴加工工具に採用できることはいう
までもない。
いて台金部４をシャンク部３と別体に形成してろう付け
することとしたが、一体に形成してもよい。また、実施
の形態では、リーマ１は１枚刃としてパッド１１を３本
ろう付け固定する構成としたが、切刃チップの数とパッ
ドの数は適宜でよく、例えば２枚刃で各外周切刃の逃げ
面領域にそれぞれ１本のパッド１１をろう付け固定する
ようにしてもよい。パッド１１の形状は棒状に限らず、
工具本体の外周面に沿って螺旋状や斜めに形成したも
の、或いは板状、ドット状、円弧状等各種のものを採用
できる。工具本体２に対する切刃チップ７やパッド１１
の装着方法は、ろう付けに限ることなくネジ止め等各種
の装着手段を採用できる。また、本発明はリーマだけで
なく、ドリル等他の穴加工工具に採用できることはいう
までもない。
【００１２】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る穴加工工具
は、工具本体の先端外周面から若干突出し且つ切刃チッ
プの外周切刃より突出しないガイド部材が交換可能に装
着されているから、切刃が摩耗した際に、切刃チップと
ガイド部材とを交換するだけで常に高精度な切削加工を
行うことができ、しかもガイド部材を保持する工具本体
を相対的に強度や硬度の小さい低廉な材料で製造するこ
とができ、各種形状の工具本体に対してガイド部材の形
状寸法を規格化することができ、製造コストと交換部品
コストを低廉にすることができる。また、ガイド部材
は、工具本体の先端面より若干突出し且つ切刃チップの
先端切刃より突出しないようにしたから、工具本体の先
端面の摩耗を防いでその寿命を向上させることができ
る。また、工具本体がスチール製とされ、ガイド部材が
超硬合金製とされているから、高価で加工の困難な超硬
合金の使用量を削減でき且つ形状寸法を規格化できて、
低廉になる。
は、工具本体の先端外周面から若干突出し且つ切刃チッ
プの外周切刃より突出しないガイド部材が交換可能に装
着されているから、切刃が摩耗した際に、切刃チップと
ガイド部材とを交換するだけで常に高精度な切削加工を
行うことができ、しかもガイド部材を保持する工具本体
を相対的に強度や硬度の小さい低廉な材料で製造するこ
とができ、各種形状の工具本体に対してガイド部材の形
状寸法を規格化することができ、製造コストと交換部品
コストを低廉にすることができる。また、ガイド部材
は、工具本体の先端面より若干突出し且つ切刃チップの
先端切刃より突出しないようにしたから、工具本体の先
端面の摩耗を防いでその寿命を向上させることができ
る。また、工具本体がスチール製とされ、ガイド部材が
超硬合金製とされているから、高価で加工の困難な超硬
合金の使用量を削減でき且つ形状寸法を規格化できて、
低廉になる。
【図１】本発明の実施の形態によるリーマの先端部を示
すもので、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
すもので、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
【図２】従来のリーマの全体を示す側面図である。
【図３】図２に示す従来のリーマの先端部を示すもの
で、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
で、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図である。
１ リーマ ２ 工具本体 ７ 切刃チップ ７ａ 外周切刃 ７ｂ 先端切刃 １１ パッド
Claims (3)
- 【請求項１】 略円柱状に形成された工具本体の先端外
周側に、切刃チップが交換可能に装着された穴加工工具
において、前記工具本体の先端外周側には外周面から若
干突出し且つ前記切刃チップの外周切刃より突出しない
ガイド部材が交換可能に装着されてなることを特徴とす
る穴加工工具。 - 【請求項２】 前記ガイド部材は、前記工具本体の先端
面より若干突出し且つ前記切刃チップの先端切刃より突
出しないようにしたことを特徴とする請求項１に記載の
穴加工工具。 - 【請求項３】 前記工具本体がスチール製とされ、前記
ガイド部材が超硬合金製とされていることを特徴とする
請求項１または２に記載の穴加工工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32484495A JPH09155632A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 穴加工工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32484495A JPH09155632A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 穴加工工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155632A true JPH09155632A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18170307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32484495A Pending JPH09155632A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 穴加工工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155632A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030018371A (ko) * | 2001-08-28 | 2003-03-06 | 현대자동차주식회사 | 가이드 부착 리이머 |
| KR101082939B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2011-11-11 | 마팔 파브릭 퓌어 프래찌지온스베르크쪼이게 독토르 크레쓰카게 | 표면 정밀 가공용 공구 |
| US20120070243A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-22 | Tungaloy Corporation | Reamer |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP32484495A patent/JPH09155632A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030018371A (ko) * | 2001-08-28 | 2003-03-06 | 현대자동차주식회사 | 가이드 부착 리이머 |
| KR101082939B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2011-11-11 | 마팔 파브릭 퓌어 프래찌지온스베르크쪼이게 독토르 크레쓰카게 | 표면 정밀 가공용 공구 |
| US20120070243A1 (en) * | 2009-05-29 | 2012-03-22 | Tungaloy Corporation | Reamer |
| US8770896B2 (en) * | 2009-05-29 | 2014-07-08 | Tungaloy Corporation | Reamer |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010710 |