JPH09155129A - 空気冷却器の湿分分離装置 - Google Patents
空気冷却器の湿分分離装置Info
- Publication number
- JPH09155129A JPH09155129A JP7322901A JP32290195A JPH09155129A JP H09155129 A JPH09155129 A JP H09155129A JP 7322901 A JP7322901 A JP 7322901A JP 32290195 A JP32290195 A JP 32290195A JP H09155129 A JPH09155129 A JP H09155129A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air cooler
- moisture
- separating device
- cooler
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- Drying Of Gases (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機の中間冷却器（インタークーラ）等の
空気冷却器の湿分分離装置の空気の通過面積をより大き
くし、圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好
にする。 【解決手段】 空気冷却器１の空気流路に設けられた湿
分分離装置２を、円筒形状もしくは大小の角形二段積形
状にし冷却器胴体に平行に設置し、又は、空気冷却器１
の空気流路を横切るように配置し円錐形状を有するよう
にした。
空気冷却器の湿分分離装置の空気の通過面積をより大き
くし、圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好
にする。 【解決手段】 空気冷却器１の空気流路に設けられた湿
分分離装置２を、円筒形状もしくは大小の角形二段積形
状にし冷却器胴体に平行に設置し、又は、空気冷却器１
の空気流路を横切るように配置し円錐形状を有するよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気冷却器の空気
流路に設けた空気冷却器の湿分分離装置に関する。
流路に設けた空気冷却器の湿分分離装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気圧縮機の中間冷却器（インタークー
ラ）は、高温の圧縮空気を冷却する空気／水の一般的な
熱交換器である。
ラ）は、高温の圧縮空気を冷却する空気／水の一般的な
熱交換器である。
【０００３】空気を冷却すると空気中に含有する水分が
露点に達し水滴（ドレン）が生成される。この水滴を捕
集除去する目的で、圧縮機の中間冷却器等の空気冷却器
には湿分分離器が設置されている。圧縮機の中間冷却器
に要求される条件は、空気冷却度が大きいこと、空気の
圧力損失が小さいこと及び空気の湿分が充分除去される
ことなどである。
露点に達し水滴（ドレン）が生成される。この水滴を捕
集除去する目的で、圧縮機の中間冷却器等の空気冷却器
には湿分分離器が設置されている。圧縮機の中間冷却器
に要求される条件は、空気冷却度が大きいこと、空気の
圧力損失が小さいこと及び空気の湿分が充分除去される
ことなどである。
【０００４】図４ないし図６に、従来の圧縮機の中間冷
却器のワイヤメッシュ（デミスター）又はプレート式の
湿分分離装置を示す。湿分分離装置２は、空気冷却器１
内の空気流路に、図４に示すように平板形に空気流路を
横切るように配置されていたり、図５に示すように平板
形のものを斜めに複数ほゞ平行に配して空気通過速度を
低減している。また、図６に示すように、湿分分離装置
２を空気出口部に吊り下げ状に配したものもある。
却器のワイヤメッシュ（デミスター）又はプレート式の
湿分分離装置を示す。湿分分離装置２は、空気冷却器１
内の空気流路に、図４に示すように平板形に空気流路を
横切るように配置されていたり、図５に示すように平板
形のものを斜めに複数ほゞ平行に配して空気通過速度を
低減している。また、図６に示すように、湿分分離装置
２を空気出口部に吊り下げ状に配したものもある。
【０００５】なお、図４ないし図６において、３は伝熱
管、４は伝熱管の支持板、そして５は伝熱管３へ出入す
る冷却水の水室を示し、また矢印は空気と冷却水の流れ
を示す。
管、４は伝熱管の支持板、そして５は伝熱管３へ出入す
る冷却水の水室を示し、また矢印は空気と冷却水の流れ
を示す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】圧縮機の中間冷却器
（インタークーラー）等の空気冷却器の具備すべき要件
は、空気冷却度が大、空気圧力損失が小、及び空気の湿
分除去が良好なことであるが、この中で空気圧力損失と
湿分除去については、湿分分離装置を通過する空気流速
を遅くする必要がある。しかしこのことは、湿分分離装
置を大型化することになり空気冷却器の配置への影響や
コストアップを招く結果となる。
（インタークーラー）等の空気冷却器の具備すべき要件
は、空気冷却度が大、空気圧力損失が小、及び空気の湿
分除去が良好なことであるが、この中で空気圧力損失と
湿分除去については、湿分分離装置を通過する空気流速
を遅くする必要がある。しかしこのことは、湿分分離装
置を大型化することになり空気冷却器の配置への影響や
コストアップを招く結果となる。
【０００７】本発明は、以上の欠点を解消する空気冷却
器の湿分分離装置を提供しようとするものである。
器の湿分分離装置を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気冷却器
内の空気流路に設けられたワイヤメッシュ（デミスタ
ー）又はプレート式等の湿分分離装置は、 （１）円筒形状を有すると共に空気冷却器胴体に平行に
配置された。 （２）大小の角形二段積形状を有すると共に空気冷却器
胴体に平行に配置された。 （３）空気流路を横切るように配置され、かつ、円錐形
状を有している。
内の空気流路に設けられたワイヤメッシュ（デミスタ
ー）又はプレート式等の湿分分離装置は、 （１）円筒形状を有すると共に空気冷却器胴体に平行に
配置された。 （２）大小の角形二段積形状を有すると共に空気冷却器
胴体に平行に配置された。 （３）空気流路を横切るように配置され、かつ、円錐形
状を有している。
【０００９】本発明では、空気冷却器の空気流路に設け
られた湿分分離装置を、円筒形状すると共に空気冷却器
胴体に平行に配置し、大小の角形二段積形状とすると共
に空気冷却器胴体に平行に配置し、又は円錐形状とし空
気流路を横切るように配置することにより、同じ空気冷
却器胴径内で従来の湿分分離装置に比べて大きい空気通
過面積が確保される。
られた湿分分離装置を、円筒形状すると共に空気冷却器
胴体に平行に配置し、大小の角形二段積形状とすると共
に空気冷却器胴体に平行に配置し、又は円錐形状とし空
気流路を横切るように配置することにより、同じ空気冷
却器胴径内で従来の湿分分離装置に比べて大きい空気通
過面積が確保される。
【００１０】従って、その分だけ分離装置を通過する空
気流速は遅くなり、空気圧力損失は減少し、湿分除去も
良好となる。
気流速は遅くなり、空気圧力損失は減少し、湿分除去も
良好となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第１の形態を、図
１によって説明する。本実施の形態では、圧縮機の中間
冷却器等の空気冷却器１内の空気流路に設けられたワイ
ヤメッシュ（デミスター）又はプレート式の湿分分離装
置２の形状を円筒形状として、同湿分分離装置２は空気
冷却器１の胴体に平行に配置されている。なお、２ａは
湿分分離装置２の上流側を閉鎖する蓋、３は伝熱管、４
は伝熱管の支持板、５は伝熱管３へ出入する冷却水の水
室である。また、矢印は空気と冷却水の流れを示す。
１によって説明する。本実施の形態では、圧縮機の中間
冷却器等の空気冷却器１内の空気流路に設けられたワイ
ヤメッシュ（デミスター）又はプレート式の湿分分離装
置２の形状を円筒形状として、同湿分分離装置２は空気
冷却器１の胴体に平行に配置されている。なお、２ａは
湿分分離装置２の上流側を閉鎖する蓋、３は伝熱管、４
は伝熱管の支持板、５は伝熱管３へ出入する冷却水の水
室である。また、矢印は空気と冷却水の流れを示す。
【００１２】本実施の形態では、湿分分離装置２を円筒
形状とし空気冷却器１の胴体に平行に配置しているため
に、湿分分離装置２の空気の通過面積をより大きくし、
空気圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好に
することができる。
形状とし空気冷却器１の胴体に平行に配置しているため
に、湿分分離装置２の空気の通過面積をより大きくし、
空気圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好に
することができる。
【００１３】本発明の実施の第２の形態を、図２によっ
て説明する。本実施の形態では、前記本発明の実施の第
１の形態における円筒形状の湿分分離装置に代えて、湿
分分離器２を大小の角形２段積形状とし、これを空気冷
却胴体１の胴体に平行に設置した。なお、湿分分離器２
の上流側（図２における上部）は、前記本発明の実施の
第１の形態におけると同様に蓋によって閉鎖される。
て説明する。本実施の形態では、前記本発明の実施の第
１の形態における円筒形状の湿分分離装置に代えて、湿
分分離器２を大小の角形２段積形状とし、これを空気冷
却胴体１の胴体に平行に設置した。なお、湿分分離器２
の上流側（図２における上部）は、前記本発明の実施の
第１の形態におけると同様に蓋によって閉鎖される。
【００１４】本発明の実施の第３の形態を、図３によっ
て説明する。本実施の形態では、空気冷却器１の空気流
路を横切るように湿分分離器２を配置し、かつ、湿分分
離器２の形状を円錐形状とし、この円錐底面側を前記空
気流路の上流側に配置している。
て説明する。本実施の形態では、空気冷却器１の空気流
路を横切るように湿分分離器２を配置し、かつ、湿分分
離器２の形状を円錐形状とし、この円錐底面側を前記空
気流路の上流側に配置している。
【００１５】本発明の実施の第２及び第３の形態におい
ても、湿分分離器２の空気の通過面積をより大きくし、
空気圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好に
することができる。
ても、湿分分離器２の空気の通過面積をより大きくし、
空気圧力損失を減少させると共に湿分除去をより良好に
することができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明になる空気冷却器の湿分分離装置
によれば、同じ流速にて設計するとすれば空気冷却器を
小型化（コンパクト化）することができコストを低減さ
せることができる。また、同寸法の空気冷却器として設
計するとすれば空気圧力損失の低減と湿分除去性能が改
善される。従って圧縮機の性能アップを図ることができ
る。
によれば、同じ流速にて設計するとすれば空気冷却器を
小型化（コンパクト化）することができコストを低減さ
せることができる。また、同寸法の空気冷却器として設
計するとすれば空気圧力損失の低減と湿分除去性能が改
善される。従って圧縮機の性能アップを図ることができ
る。
【図１】本発明の実施の第１の形態の断面図である。
【図２】本発明の実施の第２の形態の湿分分離装置の断
面図である。
面図である。
【図３】本発明の実施の第３の形態の断面図である。
【図４】従来の圧縮機の中間冷却器の湿分分離装置の一
例の断面図である。
例の断面図である。
【図５】従来の圧縮機の中間冷却器の湿分分離装置の他
の例の断面図である。
の例の断面図である。
【図６】従来の圧縮機の中間冷却器の湿分分離装置の更
に他の例の断面図である。
に他の例の断面図である。
１ 空気冷却器 ２ 湿分分離装置 ３ 伝熱管 ４ 伝熱管の支持板 ５ 水室
Claims (3)
- 【請求項１】 空気冷却器の空気流路に設けられ、円筒
形状を有すると共に空気冷却器胴体に平行に配置された
ことを特徴とする空気冷却器の湿分分離装置。 - 【請求項２】 空気冷却器の空気流路に設けられ、大小
の角形二段積形状を有すると共に空気冷却器胴体に平行
に配置されたことを特徴とする空気冷却器の湿分分離装
置。 - 【請求項３】 空気冷却器の空気流路を横切るように配
置され、かつ、円錐形状を有することを特徴とする空気
冷却器の湿分分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322901A JPH09155129A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 空気冷却器の湿分分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322901A JPH09155129A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 空気冷却器の湿分分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155129A true JPH09155129A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18148891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322901A Withdrawn JPH09155129A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 空気冷却器の湿分分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155129A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008119595A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 脱硝触媒性能試験装置用冷却器 |
| JP2010012373A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ドレインセパレータ及び冷却・除湿ユニット |
| WO2010126685A2 (en) * | 2009-04-30 | 2010-11-04 | Uop Llc | Re-direction of vapor flow across tubular condensers |
| WO2011007606A1 (ja) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | 三菱重工業株式会社 | 蒸発器および冷凍機 |
| JP2011020038A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Eiichi Uratani | 多積式デミスター装置を備えた大容量圧縮空気の除湿装置 |
| CN102089603A (zh) * | 2008-12-18 | 2011-06-08 | 三菱重工业株式会社 | 蒸发器及制冷机 |
| CN108067049A (zh) * | 2016-11-16 | 2018-05-25 | 天津市天地创智科技发展有限公司 | 一种高效立式除沫装置 |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP7322901A patent/JPH09155129A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008119595A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 脱硝触媒性能試験装置用冷却器 |
| JP2010012373A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ドレインセパレータ及び冷却・除湿ユニット |
| CN102089603A (zh) * | 2008-12-18 | 2011-06-08 | 三菱重工业株式会社 | 蒸发器及制冷机 |
| WO2010126685A2 (en) * | 2009-04-30 | 2010-11-04 | Uop Llc | Re-direction of vapor flow across tubular condensers |
| WO2010126685A3 (en) * | 2009-04-30 | 2011-01-13 | Uop Llc | Re-direction of vapor flow across tubular condensers |
| JP2011020038A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Eiichi Uratani | 多積式デミスター装置を備えた大容量圧縮空気の除湿装置 |
| WO2011007606A1 (ja) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | 三菱重工業株式会社 | 蒸発器および冷凍機 |
| CN108067049A (zh) * | 2016-11-16 | 2018-05-25 | 天津市天地创智科技发展有限公司 | 一种高效立式除沫装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |