JPH09154618A - 移動電話機等の携帯用収納ケース - Google Patents

移動電話機等の携帯用収納ケース

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JPH09154618A
JPH09154618A JP7302135A JP30213595A JPH09154618A JP H09154618 A JPH09154618 A JP H09154618A JP 7302135 A JP7302135 A JP 7302135A JP 30213595 A JP30213595 A JP 30213595A JP H09154618 A JPH09154618 A JP H09154618A
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Japan
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locking
case body
case
frame
belts
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JP7302135A
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Takeo Miyako
武雄 都
Nobuhide Koga
信秀 古賀
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F2200/00Details not otherwise provided for in A45F
    • A45F2200/05Holder or carrier for specific articles
    • A45F2200/0533Cameras, e.g. reflex, digital, video camera
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/02Fastening articles to the garment

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電話機等の各種機器を簡単確実に収納し
てスラックス用ベルト、肩掛けベルト等のいずれにも選
択的に保持固定できるようにする。 【解決手段】 各種の収納保持物品Tを収納する開閉自
在なケース本体1に、ベルト類Bに保持する保持機構1
0を設ける。保持機構10は、ケース本体1の後側壁外
側面上部に揺動自在に連繋した係止枠12と、この係止
枠12の左右枠部のいずれか一方に揺動自在に連繋さ
れ、いずれか他方に着脱自在に係合する係止板13とを
備え、係止板13自体を揺動開閉することでベルト類B
を係止枠12の上下枠部と共に蛇行状に挟み込むように
すると共に、係止手段11の下部をケース本体1の裏面
下部に着脱自在に固定する固定手段16を設けて成る。
また、ケース本体1には、キーホルダー5、収納ポケッ
ト7の少なくともいずれか一方を付設し、ケース本体1
の上部開口には、前後側壁に跨がる狭幅の閉塞片2を開
閉自在に掛け渡して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるPHS電
話、携帯電話等の移動電話機を携帯するときに例えばス
ラックス等のベルト、リュックの肩掛けベルト等に取り
付けることで簡単に保持でき、その取り出しも容易で、
キーホルダーとしての機能も有する移動電話機等の携帯
用収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電気通信技術の発達、社会活動の
活発化等によって各個人相互間の移動しながらの通信が
社会的にも要求され、そのためのいわゆるPHS電話、
携帯電話等の移動電話機の使用が飛躍的に増大してい
る。そして、この種の移動電話機は例えば鞄、バッグ、
衣服のポケット等にそのまま収納して簡単に携帯できる
ように電波送受信部、電源部、ダイヤル部、送受話部等
を一体にして軽量化、小型化されている。
【0003】ただ、軽量小型化された反面、ハンドトラ
ップ等によってそのままの露出させた状態で吊り下げて
携帯保持するときに不意に落下させてしまったり、周囲
の各種物体にぶつけたり等して損傷させ、また、紛失さ
せてしまうこともある。そのため、これを適当な専用携
帯ケース内に収納しておいて、その携帯ケースをベルト
の挿通構造のものとしたり、肩掛け式のホルダー構造の
ものとしたり等して直接的に身体に保持するようにする
ことも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の専用
携帯ケースはアンテナを含む電波送受信部を外部に露出
させた状態で電話機本体を収納しても、その保持にはベ
ルト挿通式とするか、肩掛け式とするかのいずれか一方
のみでしか対応できず、多様な携帯保持形式のものとす
るよう使用者個人において適当に選択できないものであ
った。特に、近時は多用されているショルダーバッグ、
リュック等の肩掛けベルトによって保持する場合には肩
掛けベルトを挿通させるとすると携帯ケースが横向きの
ものとなって電話機の取り出し、収納に極めて不便なも
のとなり、場合によっては落下の虞れもあった。
【0005】また、近時はこの種の移動電話機のみなら
ず、各種の電気機器等が携帯可能なように小型化、軽量
化されており、例えばポケット式ラジオ、携帯式カセッ
トテープレコーダー、CD・MD再生機その他である。
更には、携帯するとしても身体動作の邪魔にならないよ
うに手軽に保持するのが好ましい例えばカメラ、フィル
ム、双眼鏡等もあり、これらの各種の機器の簡易な携帯
保持のためのケースの実現が望まれてもいるのである。
【0006】そこで、本発明は叙上のような従来存した
諸事情に鑑み創出されたもので、各種の移動電話機その
他の各種機器を簡単確実に収納でき、しかも、スラック
ス等のベルト、リュック等の肩掛けベルト等のいずれに
も選択的に保持固定でき、また、付設のキーホルダーに
よって多数のキーをも携帯保持でき、保持時では身体動
作の邪魔にならず、使用勝手に優れた移動電話機等の携
帯用収納ケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、収納保持物品Tを収納する開
閉自在なケース本体1が保持機構10を介してベルト類
Bに保持されるようにしてあるものにおいて、保持機構
10は、ベルト類Bを挟み込み係止する揺動開閉自在な
係止板13を有し、ケース本体1の裏面上部において上
方に揺動自在にして連繋されている係止手段11と、こ
の係止手段11の下部をケース本体1の裏面下部に着脱
自在に固定する固定手段16とから成ることを特徴とす
る。ケース本体1には、キーホルダー5、収納ポケット
7の少なくともいずれか一方を付設して、また、ケース
本体1の上部開口には、前後側壁に跨がる狭幅の閉塞片
2を開閉自在に掛け渡して構成することができる。更
に、係止手段11は、ケース本体1の後側壁外側面上部
に揺動自在に連繋した係止枠12と、この係止枠12の
左右枠部のいずれか一方に揺動自在に連繋され、いずれ
か他方に着脱自在に係合する係止板13とを備え、係止
板13自体を揺動開閉することでベルト類Bを係止枠1
2の上下枠部と共に蛇行状に挟み込むようにして構成す
ることができる。
【0008】以上のように構成された本発明に係る移動
電話機等の携帯用収納ケースにあって、ケース本体1は
内部に収納された移動電話機の如き各種の収納保持物品
Tを閉塞片2の閉塞によって保持し、保持機構10によ
ってベルト類Bに係止されることで携帯者の身体に装着
させる。保持機構10において、係止手段11が下方に
向けられ、固定手段16を介して下部がケース本体1の
裏面下部に固定された状態ではケース本体1と係止手段
11との間にベルト類Bが挿通される空隙が形成され、
例えばスラックス類のベルト類Bにケース本体1を直立
状にして保持させる。また、固定手段16の解除によっ
て上方へ揺動された係止手段11は、係止板13の開放
状態にあってベルト類Bを折り込み状にして挿入させ、
その折り込み部分内における係止板13の揺動閉塞及び
係止手段11自体の下方への揺動によってベルト類Bを
ケース本体1の裏面に強く押し当てる。と同時に、閉塞
された係止板13と係止枠12の上下枠部とに当接させ
た蛇行状に挟み込むものとし、例えばリュック等におけ
る肩掛けベルト(B)にケース本体1を直立状に保持さ
せ、収納保持物品Tの重量等によっても滑落させない。
キーホルダー5は所定のキーKをケース本体1に収納し
た各種の収納保持物品Tと共に保持させ、収納ポケット
7は各種のメモ片を収納させることで緊急連絡先等を明
示させ、また、取扱説明書等を収納することで収納した
収納保持物品Tの取扱い等を明らかにさせる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の一形態を説明するに、図において示される符号1は
ケース本体であり、このケース本体1は例えばその素材
を人工皮革等の合成樹脂、天然皮革、布地その他のもの
として収納保持すべき移動電話機、カセットテープレコ
ーダー、カメラ、双眼鏡その他の各種の収納保持物品T
を収納するに足りる内容積を有するものとして形成され
ている。また、その形状は収納保持物品Tを収納した状
態で収納保持物品Tを確実に保護できるようにその外形
状に沿うものとし、例えば上方からの収納保持物品Tの
出し入れを可能とするように上部に開口がある縦長の直
方体状に形成されている。そして、上部開口には前後側
壁に跨がる狭幅の閉塞片2を開閉自在に掛け渡してあ
り、この閉塞片2は閉塞片2自体の裏面とケース本体1
の前側壁表面上部とに設けた面ファスナーの如き止着手
段3によって止着できるようにし、また、この面ファス
ナー(3)のいずれか一方を長く形成することで収納保
持物品Tの大小に対応調整してしっかりと閉塞保持でき
るものとしてある。
【0010】図にあってのケース本体1はいわゆるPH
S電話と称される移動電話機(T)を収納保持するに好
適なものとするときの形態を示しており、ケース本体1
の左右側壁上部を溝状に切り欠いて移動電話機(T)に
おけるメインスイッチ等を操作するための操作用開口部
4とすると共に、前記閉塞片2を狭幅状にして上部開口
の左右を開けておくことで送受信のためのアンテナ外出
用の開口部分が得られるものとしてある。もとより、ケ
ース本体1の形態、大きさその他は収納保持すべき収納
保持物品Tによって種々に異なるものとできるのは勿論
であり、図示例に限定されるものではない。
【0011】更に、このケース本体1には、所定のキー
K等を携帯保持するためのキーホルダー5が付設されて
おり、このキーホルダー5は例えば左右のいずれかの操
作用開口部4の底縁部に連繋されたチェーンに回転ネジ
操作によって回転されるロック筒体によって開閉される
差入口を有するリング状に形成されているも、これに限
定されるものではなく、例えば開閉自在になっている複
重リング状構造とする等の適宜な変更が可能である。ま
た、ケース本体1の左右側壁のいずれか一方の外側面に
はキーKを収納するキーポケット6が形成されている。
【0012】このキーポケット6とは別に、左右側壁の
いずれか他方の外側面には例えば各種のメモ片等が収納
でき、外部からの透視が可能なように透明な素材による
窓部を有する収納ポケット7が形成されている。
【0013】更には、ケース本体1の前側壁下部に多数
の小径の透孔8を穿設しておくことで、収納した移動電
話機等における着信音を外部に漏出させることができる
ようにしてある。なお、この透孔8は移動電話機におけ
る着信音発生部位置に対応したものとされ、着信音発生
部が側面に配置されている場合には図示を省略したが、
これに対応してケース本体1の左右側壁のいずれか一方
に穿設形成されると共にキーポケット6、収納ポケット
7もケース本体1の後側壁あるいは左右側壁の他方に設
けられるものとなっている。
【0014】また、このケース本体1の裏面には、収納
保持物品Tを収納したケース本体1自体を収納保持物品
Tを携帯する者の身体に関連して保持させるための保持
機構10が付設されている。この保持機構10は、図
1、図3に示すようにベルト類Bを挟み込み係止する揺
動開閉自在な係止板13を有し、ケース本体1の裏面上
部において上方に揺動自在にして連繋されている係止手
段11と、この係止手段11の下部をケース本体1の裏
面下部に着脱自在に固定する固定手段16とから成るも
のである。
【0015】係止手段11は、ケース本体1における上
部開口を半ば閉塞する前記閉塞片2のケース本体1の後
側壁外側面における縫合止着されている基部に揺動自在
に連繋した正面ほぼ矩形枠状の係止枠12と、この係止
枠12の左右枠部のいずれか一方にその筒状の基部14
によって揺動自在に連繋され、いずれか他方にその先端
係合部15によって着脱自在にしてある帯状の係止板1
3とを備えて成る。そして、後述の如く図1に示すよう
に係止手段11が下方に向けられて固定手段16によっ
て固定された状態ではスラックス等のベルト類Bが横方
向に沿って挿通される空隙をケース本体1裏面との間に
形成し(図6参照)、図3、図5に示すように係止手段
11を一旦は上方に向けた状態でリュック等の肩掛け用
のベルト類Bを折り込み挿入し、係止枠12の上下枠部
と係止板13とによって蛇行状に押え込むと共に固定手
段16によって固定された係止手段11によってベルト
類Bに縦方向に沿って挿通支持されるものとしてある
(図7参照)。
【0016】図示にあって、係止枠12はその上部枠部
が閉塞片2の基部に形成されている筒部分に嵌め入れら
れて支承されることで上下方向に沿って揺動するように
なっており、係止板13における基部14は例えばその
内径を係止枠12における小径な段部にしっくり嵌まり
込む大きさのものとすることで係止板13自体の上下方
向に沿うずれを阻止することができる。また、先端係合
部15は図4に示すように内法幅員ないし内径大きさが
係止枠12の左右枠部部分の外径に比しやや小さいもの
とした溝状ないし円弧湾曲状に形成されており、強制的
に左右枠部に嵌まり込み、取り外されることで着脱され
るものとしてある。なお、係止板13は図示にあって帯
板状に形成されているも、これを適宜径の剛性番線材に
よって形成することもでき、その素材においても特に限
定されるものではない。
【0017】ここで、係止手段11によってリュック等
の肩掛けベルトの如き縦方向となっているベルト類Bに
装着する場合を説明すると、図3に示すように固定手段
16の解除によって係止手段11を一旦は上方に揺動す
ると共に係止板13を開放し、係止枠12内を大きく拡
げておく。次いで、図5(A)に示すようにベルト類B
の装着部位における装着部分自体を後方に向けて折り畳
み状に折り込み、この折り込み部分を係止枠12内にケ
ース本体1の前方側から挿入し、折り込み部分の奥部が
開放されている係止板13の先端係合部15位置に比し
後方になるようにする。そして、図5(B)に示すよう
に係止板13を折り込み部分内で揺動して先端係合部1
5を係止枠12の左右枠部に係合閉塞すると同時にベル
ト類Bの下部側を上方に牽引して引き締める。その後、
図5(C)に示すようにベルト類Bの下部側と係止手段
11とを下方に揺動し、係止手段11を固定手段16に
よってケース本体1裏面に固定するのであり、こうする
ことで係止板13と係止枠12の上下枠部とによってベ
ルト類Bを蛇行状態にして係止枠12に挿通させ、しか
もケース本体1の裏面がベルト類Bに強く押圧された状
態で、更には係止板13の開放を阻止した状態でケース
本体1が支持されるのである。
【0018】固定手段16は、係止枠12における下部
枠部に連繋された固定片17裏面とケース本体1におけ
る後側壁外側面下部とに夫々設けられたスナップボタ
ン、面フアスナー、フックその他の止着部18によって
下方に向けられた係止枠12をケース本体1の後側壁面
で固定支持するようになっている。
【0019】本発明は以上のように構成されており、次
にその使用の一例を説明すると、例えば移動電話機
(T)をケース本体1内に収納して保持するとき、スラ
ックス等のベルト類Bによって保持する場合には図1、
図6に示すように、保持機構10において下方に向けら
れて固定手段16を介して固定された係止枠12とケー
ス本体1の後側壁との空隙間にベルト類Bを横方向に沿
って挿通させてケース本体1を直立状に保持するのであ
る。また、リュック等の肩掛け用のベルト類Bによって
保持する場合には図3、図5、図7に示すように、同じ
く固定手段16による固定を解除して一旦は上方に向け
られた係止枠12における係止板13を開放させておい
て、ベルト類Bにおける装着部位を折り込み、この折り
込み部分を係止枠12内に挿入して折り込み部分内で係
止板13を揺動閉塞し、係止手段11自体の下方への揺
動と共に固定手段16を介しての係止手段11自体の固
定によってベルト類Bを蛇行状に挟み込むと同時にケー
ス本体1の裏面に強く押し当てることで例えばリュック
等における肩掛けベルトBを縦方向に沿って挿通させて
ケース本体1を直立状に保持するのである。こうするこ
とで移動電話機(T)を身体に保持でき、閉塞片2の開
閉、着脱によって移動電話機(T)の収納、取り出しを
行なうものである。
【0020】また、こうした移動電話機(T)の収納保
持と共に、キーホルダー5およびキーポケット6によっ
てキーKを同時に携帯保持するものとしてもよく、収納
ポケット7内に例えば移動電話機(T)の所有者名、緊
急連絡先等を記載したメモ片等を収納保持しておくこと
で、不意の事故等に際して携帯者本人に代わって緊急な
電話連絡等を行なうものとしてもよい。もとより、この
種のメモ片に替えて移動電話機(T)等の簡単な取扱い
説明書等を収納しておくことで取扱いに不慣れな場合で
の使用の便を図れるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、各種の移動電話機その他の各種機器の収納
保持物品Tをケース本体1内に簡単確実に収納でき、し
かも、スラックス等のベルト、リュック等の肩掛けベル
ト等のいずれのベルト類Bにも選択的に保持固定でき、
また、付設のキーホルダー5によって多数のキーKをも
携帯保持できるものであり、保持時では身体動作の邪魔
にならず、使用勝手に優れるものである。
【0022】すなわち、これは本発明において、各種の
収納保持物品Tを収納する開閉自在なケース本体1に、
ベルト類Bに保持する保持機構10を設け、この保持機
構10は、ベルト類Bを挟み込み係止する揺動開閉自在
な係止板13を有し、ケース本体1の裏面上部において
上方に揺動自在にして連繋されている係止手段11と、
この係止手段11の下部をケース本体1の裏面下部に着
脱自在に固定する固定手段16とから成ることとしたか
らであり、これによって、身体に装着される水平方向あ
るいは垂直方向に沿うベルト類Bのいずれであっても直
立状態とさせたケース本体1によって収納、取り出しを
容易にして収納保持物品Tを保持できるものである。
【0023】また、保持機構10における係止手段11
は、ケース本体1の後側壁外側面上部に揺動自在に連繋
した係止枠12と、この係止枠12の左右枠部のいずれ
か一方に揺動自在に連繋され、いずれか他方に着脱自在
に係合する係止板13とを備え、係止板13自体を揺動
開閉することでベルト類Bを係止枠12の上下枠部と共
に蛇行状に挟み込むようにしてあるものである。そのた
め、係止手段11が下方に向けられ、固定手段16を介
して下部がケース本体1の裏面下部に固定された状態で
はケース本体1と係止手段11との間に形成された空隙
に例えばスラックス類のベルト類Bを横方向で挿通で
き、一方、固定手段16の解除によって上方へ一旦は揺
動された係止手段11によって、これの係止枠12内へ
の折り込み状のベルト類Bの挿入、係止板13の揺動閉
塞、ベルト類Bの下部側と係止手段11自体との下方へ
の揺動固定操作等で例えばリュック等における肩掛け用
のベルト類Bを縦方向で蛇行状で挿通でき、しかもいず
れの状態であってもケース本体1はその上下方向で反転
させず、収納した収納保持物品Tの重量等によっても滑
り落ちることがないのである。特に、リュック等におけ
る肩掛けベルト(B)に保持させるときには、その装着
部位に直接に取り付けることができ、取扱いも極めて容
易である。
【0024】しかも、ケース本体1に付設したキーホル
ダー5によって所定のキーKを保持できるから、外出の
度に携帯することがある各種の機器と共に合せて携帯保
持でき、また、外出時の機器の携帯時に自らの住宅等を
施錠でき、それを失念する虞れも少なくなるものであ
る。更に、収納ポケット7内に各種のメモ片を収納でき
ることで例えば外出先での不意の事故、病気その他に際
する緊急連絡先等を表示でき、機器の取扱い説明書等を
も収納できて便利である。ケース本体1の上部開口を前
後側壁に跨がって掛け渡されている閉塞片2は狭幅であ
るから、この閉塞片2両側に開口部分を形成し例えば収
納した移動電話機等のアンテナ等を外出させておくこと
ができる。
【0025】なお、本発明に係る移動電話機等の携帯用
収納ケースは、移動電話機のみならず、例えばポケット
式ラジオ、携帯式カセットテープレコーダー、CD・M
D再生機、カメラ、フィルム、双眼鏡等にも同様に使用
でき、携帯可能な各種機器を簡単に携帯保持できるもの
であり、収納保持すべきものに特に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における背面から見た斜
視図である。
【図2】同じく前面から見た斜視図である。
【図3】同じく係止手段、係止板夫々の揺動操作状態を
表わす背面から見た斜視図である。
【図4】同じく係止手段における係止枠、係止板の平断
面図である。
【図5】同じくリュックの肩掛けベルトに取り付けると
きの手順を表わす背面から見た斜視図であり、その
(A)は係止手段を上方に揺動し、折り込み状にした肩
掛けベルトを係止枠内に挿入した状態、(B)は係止板
を閉塞し、肩掛けベルトの下部側を引き上げて係止した
状態、(C)は係止手段を下方に揺動して固定すること
で肩掛けベルトへの装着を終了した状態である。
【図6】同じくスラックス等のベルトに取り付け使用時
の斜視図である。
【図7】同じくリュックの肩掛けベルトに取り付け使用
時の斜視図である。
【符号の説明】
B…ベルト類 K…キー T…収納保持物品 1…ケース本体 2…閉塞片 3…止着手段 4…操作用開口
部 5…キーホルダー 6…キーポケッ
ト 7…収納ポケット 8…透孔 10…保持機構 11…係止手段 12…係止枠 13…係止板 14…基部 15…先端係合
部 16…固定手段 17…固定片 18…止着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納保持物品を収納する開閉自在なケー
    ス本体が保持機構を介してベルト類に保持されるように
    した移動電話機等の携帯用収納ケースにおいて、保持機
    構は、ベルト類を挟み込み係止する揺動開閉自在な係止
    板を有し、ケース本体の裏面上部において上方に揺動自
    在にして連繋されている係止手段と、この係止手段の下
    部をケース本体の裏面下部に着脱自在に固定する固定手
    段とから成ることを特徴とする移動電話機等の携帯用収
    納ケース。
  2. 【請求項2】 ケース本体には、キーホルダー、収納ポ
    ケットの少なくともいずれか一方を付設してある請求項
    1記載の移動電話機等の携帯用収納ケース。
  3. 【請求項3】 ケース本体の上部開口には、前後側壁に
    跨がる狭幅の閉塞片を開閉自在に掛け渡してある請求項
    1または2記載の移動電話機等の携帯用収納ケース。
  4. 【請求項4】 係止手段は、ケース本体の後側壁外側面
    上部に揺動自在に連繋した係止枠と、この係止枠の左右
    枠部のいずれか一方に揺動自在に連繋され、いずれか他
    方に着脱自在に係合する係止板とを備え、係止板自体を
    揺動開閉することでベルト類を係止枠の上下枠部と共に
    蛇行状に挟み込むようにしてある請求項1乃至3のいず
    れか記載の移動電話機等の携帯用収納ケース。
JP7302135A 1995-10-05 1995-10-26 移動電話機等の携帯用収納ケース Pending JPH09154618A (ja)

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JP7-284613 1995-10-06
JP1165795 1995-10-06
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