JPH09153099A - 情報申し送り方法、情報申し送りシステム、情報入力方法、情報入力装置及び各種業務支援システム - Google Patents

情報申し送り方法、情報申し送りシステム、情報入力方法、情報入力装置及び各種業務支援システム

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JPH09153099A
JPH09153099A JP19105196A JP19105196A JPH09153099A JP H09153099 A JPH09153099 A JP H09153099A JP 19105196 A JP19105196 A JP 19105196A JP 19105196 A JP19105196 A JP 19105196A JP H09153099 A JPH09153099 A JP H09153099A
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JP19105196A
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Takuji Suzuki
琢治 鈴木
Masashi Kondo
正史 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モバイルワーカーによる出先での業務におい
て発生するような情報を携帯端末装置からサーバ装置に
転送して蓄積するシステムにおいて、所望の申し送り情
報またはその存在を示すメッセージを所望の相手に伝え
ることの可能な情報申し送り方法を提供すること。 【解決手段】 情報端末から入力された情報と該情報の
うち第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三
者の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送
し、該情報処理手段のデータベースに蓄積するととも
に、前記宛先情報に基づいて前記データベースに蓄積さ
れた情報から前記特定情報を抽出して申し送りのための
ファイルを作成し、このファイルに蓄積された前記特定
情報を前記第三者に伝達することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問診療、看護、
介護、リハビリなどの在宅医療および介護の業務(在宅
ケア業務)、プラント等のメインテナンス業務、および
警備業務等の各種業務を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型情報通信端末(Personal D
igital Assistants ;PDA)が各メーカーより相次い
で開発されている。これは、日常携帯できるような小型
軽量の端末で、個人情報を管理したり、出先で入手した
情報を電話回線等を通じて通信可能な端末である。一
方、携帯電話が近年一般に広がり始め、さらに簡易携帯
電話(Personal Handyphone System;PHS)が開発さ
れ、これにより、無線による電話、およびデータ通信の
一般化がさらに加速されようとしている。またPHSに
PDA的な機能を持たせて無線データ通信端末とする動
きもある。
【0003】このような端末では、従来の文字情報だけ
でなく、画像、音声等の情報を複合的に取り扱うことが
可能なものが開発されている。画像などを取得するのに
小型のディジタルスチルカメラにより、カラー画像を4
1万画素程度の高精細でフルカラーで記録することが可
能となっている。これらの画像情報を前記端末に入力
し、画像上にビットマップ形式でイラストやメモなどを
書き込んだり、さらに同時に音声情報をも書き込んだメ
モ等にリンクさせることも可能となっている。
【0004】このような情報通信端末を用いた新しいシ
ステムは、今後各種業務の効率化等を図る上で極めて重
要のものとなろう。
【0005】ところで、近い将来の超高齢社会への進展
に伴い、在宅患者の飛躍的増大が見込まれている。その
際、介護者の負担増大、マンパワー不足などの問題が深
刻化してくると予想される。これに対し、厚生省ではゴ
ールドプラン、新ゴールドプランを打ち出し、老人保健
施設など施設拡充、ホームヘルパーの増員などを計画し
ている。この中で、訪問看護ステーションを制度化し、
在宅医療の拠点としてこれを拡充していく動きがある
(現在1300ヶ所→5000ヶ所)。他にもホームへ
ルパーステーションを1万カ所などマンパワーおよびそ
のサポート施設の拡充が見込まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】在宅ケアにおいては、
担当者が訪問するという形態を取る限り、担当者への肉
体的負担が非常に大きい。特に患者は入院時と同等以上
のケアを受ける必要があり、24時間体制でのサポート
が必要不可欠となるが、一人の担当者がつきっきりで患
者と応対することは肉体的に限界がある。よって、複数
担当者によるローテーションケアや輪番体制が必要不可
欠となる。このとき訪問時に得られた患者の状態や処置
内容等の情報を共有化しないと、それぞれの担当者が自
分が担当しなかった時の患者の情報を得られないため、
患者に対する継続的かつ均等で十分なケアができない。
病院内の看護であれば定期的なカンファレンスや、定時
の申し送り等で情報共有化は可能であるが、在宅ケアの
場合、訪問形態であるためカンファレンスなどを頻繁に
行うことが出来ず、情報共有化が不十分であるという問
題があった。さらに、在宅ケアでは訪問看護婦、ホーム
ヘルパー、医師など様々な業種が入れ替わり訪問するの
で、この間の情報の共有化は、さらに実現が困難であ
る。
【0007】このような問題点は、在宅ケアに限らず、
プラントなどのメンテナンス業務、保守業務や、ビル等
の警備業務、営業など、チームを組んで担当者が交代で
出先に向かうような形態や緊急事態に通常の担当者以外
のものが業務を担当する形態の業務を対象とするよう
な、モバイルワーカー向けの各種業務支援システムでは
共通の問題であった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、モバイルワーカーが出先での業務において所
定の情報を随時簡単に入力でき、さらに他のモバイルワ
ーカーが入力した同一業務対象に関する過去のデータや
コメント/申し送り等のメッセージを簡単に参照するこ
とができる情報入力装置端末及び各種業務支援システム
を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、上記事情を考慮してなさ
れたものであり、モバイルワーカーによる出先での業務
において発生するような情報を携帯端末装置からサーバ
装置に転送して蓄積するシステムにおいて、所望の申し
送り情報またはその存在を示すメッセージを所望の相手
に伝えることの可能な情報申し送り方法、情報申し送り
システム、情報入力方法及び情報入力装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る情報申し送り方法は、情報端末から入力された情報と
該情報のうち第三者へ申し送るべき特定情報に付加され
た該第三者の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手
段に転送し、該情報処理手段のデータベースに蓄積する
とともに、前記宛先情報に基づいて前記データベースに
蓄積された情報から前記特定情報を抽出して申し送りの
ためのファイルを作成し、このファイルに蓄積された前
記特定情報を前記第三者に伝達することを特徴とする。
【0011】本発明(請求項2)に係る情報申し送り方
法は、情報端末から入力された情報と該情報のうち第三
者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者の宛先
情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送し、該情
報処理手段のデータベースに蓄積するとともに、前記宛
先情報に基づいて申し送りの存在を通知するメッセージ
を前記第三者に送信することを特徴とする。
【0012】本発明(請求項3)に係る情報申し送り方
法は、通信手段を介してデータベースにつながっている
情報入力手段と、前記データベースに送信する情報のう
ち、特定情報を選択するための選択手段と、前記選択手
段により選択された特定情報に対し、第三者の宛先情報
を付加する宛先情報付加手段と、前記データベースへの
情報の送信を指示する送信指示手段と、前記送信指示手
段からの送信指示と連携して、前記第三者に前記選択手
段により選択された特定情報の申し送りを行う情報申し
送り手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】本発明(請求項4)は、請求項3に記載の
情報申し送り方法において、前記情報申し送り手段は、
宛先となる前記第三者ごとに予め定められた形態の通信
手段により前記特定情報の申し送りを行うことを特徴と
する。
【0014】本発明(請求項5)は、請求項3に記載の
情報申し送り方法において、前記情報申し送り手段は、
前記特定情報の申し送りを行う時間帯に応じて定められ
た受信装置の識別子を宛先とすることを特徴とする請求
項3に記載の情報申し送り方法。
【0015】本発明(請求項6)は、請求項1ないし5
のいずれか1項に記載の情報申し送り方法において、前
記情報は、前記データベースを構成する所定の項目にお
いて予め定められた定型情報と、前記項目に関連付けて
入力が可能な任意情報とからなることを特徴とする。
【0016】本発明(請求項7)に係る情報申し送りシ
ステムは、情報端末から入力された情報と該情報のうち
第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者の
宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送し、
該情報処理手段のデータベースに蓄積する情報蓄積手段
と、前記宛先情報に基づいて前記データベースに蓄積さ
れた情報から前記特定情報を抽出して申し送りのための
ファイルを作成し、このファイルに蓄積された前記特定
情報を前記第三者に伝達する手段とを具備することを特
徴とする。
【0017】本発明(請求項8)に係る情報申し送りシ
ステムは、情報端末から入力された情報と該情報のうち
第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者の
宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送し、
該情報処理手段のデータベースに蓄積する情報蓄積手段
と、前記宛先情報に基づいて申し送りの存在を通知する
メッセージを前記第三者に送信する手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0018】本発明(請求項9)に係る情報申し送りシ
ステムは、通信手段を介してデータベースにつながって
いる情報入力手段と、前記データベースに送信する情報
のうち、特定情報を選択するための選択手段と、前記選
択手段により選択された特定情報に対し、第三者の宛先
情報を付加する宛先情報付加手段と、前記データベース
への情報の送信を指示する送信指示手段と、前記送信指
示手段からの送信指示と連携して、前記第三者に前記選
択手段により選択された特定情報の申し送りを行う情報
申し送り手段とを具備したことを特徴とする。
【0019】本発明(請求項10)は、請求項9に記載
の情報申し送りシステムにおいて、前記情報申し送り手
段は、宛先となる前記第三者ごとに予め定められた形態
の通信手段により前記特定情報の申し送りを行うことを
特徴とする。
【0020】本発明(請求項11)は、請求項9に記載
の情報申し送りシステムにおいて、前記情報申し送り手
段は、前記特定情報の申し送りを行う時間帯に応じて定
められた受信装置の識別子を宛先とすることを特徴とす
る。
【0021】本発明(請求項12)は、請求項7ないし
11のいずれか1項に記載の情報申し送りシステムにお
いて、前記情報は、前記データベースを構成する所定の
項目において予め定められた定型情報と、前記項目に関
連付けて入力が可能な任意情報とからなることを特徴と
する。
【0022】本発明(請求項13)に係る情報入力方法
は、通信手段を介してつながっているデータベースに蓄
積すべき情報を入力するための情報入力方法であって、
前記データベースに送信する送信情報のうち、特定情報
を選択し、該特定情報に対し、前記データベースとは異
なる宛先を指定するとともに、該前記特定情報を含む前
記送信情報に前記データベースへの宛先情報を付加して
前記通信手段に送り出すよう指示することを特徴とす
る。
【0023】本発明(請求項14)は、請求項13に記
載の情報入力方法において、前記情報は、前記データベ
ースを構成する所定の項目において予め定められた定型
情報と、前記項目に関連付けて入力が可能な任意情報と
からなることを特徴とする。
【0024】本発明(請求項15)に係る情報入力装置
は、通信手段を介してつながっているデータベースに蓄
積すべき情報を入力するための情報入力装置であって、
前記データベースに送信する送信情報のうち、特定情報
を選択するための選択手段と、前記選択手段により選択
された特定情報に対し、前記データベースとは異なる宛
先を指定するための宛先指定手段と、前記特定情報を含
む前記送信情報に前記データベースへの宛先情報を付加
して前記通信手段に送り出すよう指示するための送信指
示手段とを具備したことを特徴とする。
【0025】本発明(請求項16)は、請求項15に記
載の情報入力装置において、前記情報は、前記データベ
ースを構成する所定の項目において予め定められた定型
情報と、前記項目に関連付けて入力が可能な任意情報と
からなることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、モバイルワーカーによる
出先での業務において発生するような情報を携帯端末装
置からサーバ装置に転送して蓄積するシステムにおい
て、所望の申し送り情報またはその存在を示すメッセー
ジを所望の相手に伝えることができる。
【0027】本発明(請求項17)に係る情報入力装置
は、情報を入力するための入力手段と、前記情報を参照
するための参照手段と、データベースを構成する複数の
項目に入力される定型情報、前記項目に関連する任意情
報、および前記任意情報と前記項目とを関連づける情報
を記憶するための記憶手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0028】本発明(請求項18)は、請求項17に記
載の情報入力装置において、前記任意情報の少なくとも
一部を、該任意情報が関連づけられている項目以外の項
目と関連づけ、その情報を前記記憶手段に記憶させるこ
とが可能であることを特徴とする。
【0029】本発明(請求項19)は、請求項17また
は18に記載の情報端末において、前記任意情報は、テ
キストデータ、ビットマップデータ、画像データ、ある
いは音声データのうち少なくとも一つから構成されてい
ることを特徴とする。
【0030】本発明(請求項20)に係る各種業務支援
システムは、情報を入力するための入力手段と、前記情
報を参照するための参照手段と、データベースを構成す
る複数の項目に入力される定型情報、前記項目に関連す
る任意情報、および前記任意情報と前記項目とを関連づ
ける情報を記憶するための記憶手段とを有する情報端末
と、前記データベースを構成する情報を管理する少なく
とも一つの情報処理装置と、前記情報端末と前記情報処
理装置とを結ぶ通信手段とから構成されることを特徴と
する。
【0031】本発明によれば、データベースのメニュー
を細分化して、各項目に定型情報を簡易に入力するとと
もに、各項目に関連するコメントや申し送り等の任意情
報を該項目とリンクさせて入力することで、定型的な入
力では表現しきれない情報の記録や連絡(申し送り)等
がデータベースの項目とリンクした形で業務の流れに沿
って負担なく実現でき、情報の参照も、各項目ごとにス
ピーディに行うことができる。
【0032】また、例えば、複数の担当者でローテーシ
ョンを組んで在宅ケア業務を行う場合に、担当者が訪問
時に、他の担当者が過去に蓄積した患者の情報を参照し
ながら処置を行い、その処置に関連する簡単な情報等を
随時入力し、これをホスト・パソコンに転送し一括管理
するとともに、これをローテーションのチーム内の複数
担当者が随時参照することで、担当者間の情報の共有化
が実現できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0034】本発明は、例えば、在宅ケア業務を初めと
して、プラントなどのメンテナンス業務、保守業務、ビ
ル等の警備業務、営業など、チームを組んで担当者が交
代で出先に向かうような形態や緊急事態に通常の担当者
以外のものが業務を担当する形態の業務を対象とするよ
うなモバイルワーカー向けの各種業務支援システムに適
用可能であるが、本実施形態では、訪問看護ステーショ
ンに所属する複数の訪問看護婦が輪番体制で患者を交代
で訪問し訪問看護業務を行ういわゆる在宅ケア業務に利
用する業務支援システムを例に挙げて説明する。
【0035】最初に、本実施形態で扱う訪問看護業務と
その業務支援システムの概略について説明する。
【0036】訪問看護婦の業務の一例を図3に示す。あ
る訪問看護婦Aは、PDA(携帯型情報通信端末)を携
帯して自宅(18)から患者1宅(20)を訪れ担当す
る患者をケアし、次に患者2宅(22)を訪れ、最後に
患者3宅(24)を訪れ、帰宅する。また、必要に応じ
て随時訪問看護ステーションに出向く。一方、別の日に
は、患者2宅には、別の訪問看護婦Bが訪れることもあ
る。
【0037】通常、患者毎に担当者(訪問看護婦)と主
治医などが定められ、月次毎などで各患者宅を各訪問看
護婦が訪れるスケジュールが組まれる。
【0038】このように訪問看護業務では、各訪問看護
婦がPDAを携帯し各患者宅を訪問してケアを行うが、
ここでは、上記のように1人の患者を何人かの訪問看護
婦で交替でケアすることを想定している(もちろん、1
人の患者を1人の訪問看護婦でケアすることもあり得
る)。また、1人の訪問看護婦が複数の患者をケアする
ことも想定している(もちろん、1人の患者だけケアす
る訪問看護婦も存在し得る)。
【0039】ある訪問看護婦がある患者をケアすること
によって発生したデータは、適当なタイミングで各PD
Aからデータ通信等により訪問看護婦ステーション16
等に設置されたサーバ装置に集められデータベースとし
て集中的に管理される。このアップロードされるデータ
ファイルには、患者ID、訪問を実施した日時に関する
情報(例えば訪問年月日および訪問時間)、訪問を実施
した看護婦のID(担当者ID)、患者の状態、実施し
た処置の内容が含まれる。また、後述するように、必要
に応じて、コメントや、他の担当看護婦あるいは担当医
等への申し送り(およびその宛先となるものを指示する
情報)等が含まれる。
【0040】本実施形態では、PDAに入力するデータ
を、項目を定めた定型情報と自由記述できる非定型情報
に分けることにより、システムの操作性と柔軟性の両方
を確保している。
【0041】また、サーバ装置側では、情報を種々のデ
ータベースで管理しているが、患者に固有の情報につい
ては、患者の生年月日や住所などのように不変あるいは
ほとんど変化のない情報(患者情報)と、患者の体温あ
るいは訪問時に処置した内容などのように訪問の都度あ
るいは頻繁に変化する情報(訪問記録)とに分けて、デ
ータベースを管理している。PDAからサーバ装置にア
ップロードされるのは、主に訪問記録に関するデータで
ある。
【0042】1人の患者を何人かの訪問看護婦で交替で
ケアする場合、ある患者について他の訪問看護婦による
ケアで発生したデータは、(アップロードされていれ
ば)サーバ装置側に存在する。従って、例えば、ある患
者Aについて前回の訪問の担当者と今回のケアの担当者
が相違する場合、今回の訪問の担当者は、ケアの実施以
前に、ある患者Aに対する前回の訪問で発生したデータ
を、サーバ装置からダウンロードすることにより取得し
て閲覧することができる。
【0043】また、本実施形態では、ある患者に対する
ケアを実施した担当者から次回の担当者あるいは担当医
等に申し送りを宛てることができるようにしている。こ
の申し送りについては、それを含むデータがPDA側か
らアップロードされた後に、サーバ装置側で自動的に宛
先となる者の所定の受信装置(システム内のメールサー
バ、FAX、E−mailなどの汎用電子メール、ポケ
ベル等)に「申し送りのコンテンツ」および/または
「申し送りがある旨のメッセージ」を配信する。これに
より、例えばFAXで「申し送りのコンテンツ」の配信
を受けた者は、いち早くかつ確実に申し送りを閲覧する
ことができる。また、「申し送りがある旨のメッセー
ジ」の情報を受けたものは、訪問看護婦ステーションの
サーバ装置等から「申し送りのコンテンツ」をダウンロ
ードすることにより、同様に申し送りを閲覧することが
できる。E−mailの場合、自分の属するメールサー
バ(例えばパソコン通信のメールサーバ)にアクセスし
てメールを閲覧し、申し送りをチェックする。
【0044】以下、第1〜第3の実施形態について説明
する。
【0045】詳しくは後述するが、第1〜第3の実施形
態は、いずれも基本的には同様の構成を持つものである
が、コメント/申し送りに関して、ファイルフォーマッ
ト、入力画面、画面間の基本的な遷移関係、申し送りの
作成、宛先の指定、サーバ装置における申し送りの配送
のための処理などが若干づつ相違している。
【0046】(第1の実施形態)まず、第1の実施形態
について説明する。
【0047】最初に、本発明の一実施形態に係る在宅ケ
ア業務支援システムの基本構成について説明する。
【0048】図1に、本業務支援システムの第1の基本
構成例を示す。
【0049】本業務支援システムは、各訪問看護婦(図
中1)が携帯するPDA(携帯型情報通信端末)2と、
訪問看護ステーションに設置されるPDA2に入力され
た情報を収集し処理するサーバ装置(情報処理手段)3
とを備えている。
【0050】本実施形態では、サーバ装置3は、訪問看
護ステーションに設置しているが、これに限定されず、
在宅介護支援センター、病院、地方自治体内等、ようす
るに情報を集中的に管理するのに適した場所であればど
こに設置しても構わない。
【0051】訪問看護婦1は、患者宅へ訪問し患者のケ
アを行うと、その際に患者宅で(および/またはその
後、自宅等の他の場所で)、携帯したPDA2に各種情
報を入力する。そして、患者宅または他の場所におい
て、入力された情報は、PDA21から所定のデータ通
信手段4を介しサーバ装置3に転送される。
【0052】サーバ装置3では、受け取ったデータをデ
ータベース(図示せず)に追加し、また指示に応じて申
し送りファイルを作成し配送する。
【0053】また、PDAでは、サーバ装置3から所定
のデータ通信手段4を介し必要なデータをダウンロード
する。
【0054】データ通信手段4としては、(1)オフラ
イン的にフロッピーディスクもしくはICカードを用い
る方法、(2)通常の電話回線上でモデムを介して送信
する場合、ISDN回線を用いる方法、あるいは(3)
PDA側で携帯電話あるいは簡易携帯電話(PHS)を
用いて無線で送信する方法、(4)訪問看護婦が訪問看
護ステーションに立ち寄った際に、携帯しているPDA
をサーバ装置に光通信などで直接接続させることにより
データ通信を行う方法、その他、どのような方法を採用
しても構わないが、上記(2)、(3)のような手段を
取ると、データが発生しPDA2に入力してからサーバ
装置3へのアップロードが完了するまでのタイムラグを
より少なくすることができる。もちろん、任意の複数種
類のデータ通信手段を備えても良い。
【0055】PDA2夫々とサーバ装置3は、(1)フ
ロッピーディスクを用いる場合はフロッピーディスクド
ライブを持ち、ICカードを用いる場合はカードスロッ
トを持ち、(2)電話回線(アナログ、ISDNとも
に)を用いる場合はモデムを持ち、もしくは(3)無線
を用いる場合は携帯電話もしくは簡易携帯電話(PH
S)を内蔵し、またはそれらの機器と接続が可能であ
る。(4)光通信などで直接接続させる場合、接続方法
に応じた接続装置を備える。
【0056】図2に、本業務支援システムの第2の基本
構成例を示す。
【0057】本業務支援システムは、訪問看護婦(図中
1)が携帯するPDA2と、訪問看護婦1の自宅などに
設置される計算機(第1の情報処理手段)5と、PDA
2に入力された情報を集計し処理する訪問看護ステーシ
ョンなどに設置されるサーバ装置(第2の情報処理手
段)3と、サーバ装置3と計算機5を結ぶデータ通信手
段4とを備えている。
【0058】訪問看護婦1は患者宅へ訪問した際、携帯
したPDA2に各種情報を入力する。訪問看護婦1は、
患者宅へ訪問し患者のケアを行うと、その際に患者宅で
および/またはその後、自宅等の他の場所で、携帯した
PDA2に各種情報を入力する。訪問看護婦1は、訪問
が終了し帰宅した後、先にPDA2に入力した訪問情報
を、所定のデータ転送手段6によりPDA2から計算機
5に転送する。
【0059】計算機5に転送された情報は、前述した所
定のデータ通信手段4によりサーバ装置3に転送され
る。
【0060】サーバ装置3では、受け取ったデータをデ
ータベース(図示せず)に追加し、また指示に応じて申
し送りファイルを作成し配送する。
【0061】また、サーバ装置3からPDA2へのダウ
ンロードを行う場合、サーバ装置3から所定のデータ通
信手段4を介し必要なデータを一旦計算機5にダウンロ
ードし、計算機5からデータ転送手段6によりPDA2
に転送する。
【0062】データ通信手段4としては、パソコン通信
もしくは前述したような方法、その他、どのような方法
を採用しても構わないが、上記(2)、(3)のような
手段を取ると、データが発生しPDA2に入力してから
サーバ装置3へのアップロードが完了するまでのタイム
ラグをより少なくすることができる。もちろん、任意の
複数種類のデータ通信手段を備えても良い。
【0063】データ転送手段6としては、フロッピーデ
ィスクあるいはICカードを用いる方法、光通信、もし
くはRS232C等を用いた有線の通信等の方法のいず
れを採用しても構わない。もちろん、任意の複数種類の
データ転送手段を備えても良い。
【0064】なお、図2の構成において、PDA2とサ
ーバ装置3との間を結ぶ前述したようなデータ通信手段
を持ち、PDA2から直接データを訪問看護ステーショ
ンのサーバ装置3に転送してもよい。この場合、計算機
5は、主に患者データの参照やデータ追加/修正に用い
る。
【0065】また、PDA2とサーバ装置3との間で直
接データ通信するための手段と、PDA2から計算機5
を介してサーバ装置3にデータを転送する手段とを両方
備えても良い。
【0066】本実施形態では、PDA2は、表示画面上
でペン操作を行うことによりペン入力する機能を有する
ものであるとする。PDA2は、ソフトウェアをCPU
上で実行することにより実現する。ソフトウェアは、所
定の情報処理やペン入力装置および表示装置等の入出力
装置の制御などを行う。
【0067】サーバ装置3は、ソフトウェアをCPU上
で実行することにより実現する。ソフトウェアは、所定
の情報処理やキーボード、マウス、表示装置等の入出力
装置の制御などを行う。
【0068】サーバ装置3で管理するデータベースは、
例えば、サーバ装置3に内蔵されたハードディスク等の
記憶装置または外部に接続されたハードディスク等の記
憶装置(図示せず)に格納される。
【0069】さて、上記したPDA2は、情報入力と情
報参照の機能を持つ。訪問看護業務では、訪問看護記録
書I,IIなどといった記録フォーマットが現在決めら
れており、このフォーマットに準じて定型情報の入力/
参照を行う。
【0070】以下では、ペン入力タイプでカードスロッ
トを持つPDAを用いた場合を例にとり、PDAにおけ
る情報の入力/参照について説明する。
【0071】まず、本業務支援システムで取り扱う情報
について説明する。
【0072】本業務支援システムで取り扱う主たる情報
は患者データであり、この患者データは以下の4種類の
データからなる。
【0073】(1)患者情報(各患者の病状や病歴等静
的な情報) (2)訪問記録(訪問時に看護婦等担当者が記録する情
報) (3)コメント (4)申し送り(訪問後などに主治医や主担当などに申
し送る情報) 訪問看護婦の業務により発生しPDA2からサーバ装置
3へアップロードされるデータは、主として訪問記録で
あり、これに必要に応じてコメントや申し送りが加えら
れる。
【0074】なお、コメントや申し送りは、患者情報や
訪問記録のいずれかの項目に対応付けられる。また、コ
メントは単に自由フォーマットで記述されたメモである
のに対して、申し送りには宛先情報が付されるもので、
サーバ装置経由で宛先に申し送りのコンテンツまたは申
し送りがある旨を示すメッセージが配送される。
【0075】以下、患者データの構造を説明する。
【0076】図4に、患者データの構造の一例を示す。
【0077】患者データは、定型情報を「患者情報」と
「訪問記録」に分け、それぞれ患者情報ワークシート
と、訪問記録ワークシートとする。患者情報ワークシー
トは、患者ごと所定期間ごと(ここでは一月ごととす
る)に1枚作成され、訪問記録ワークシートは患者ごと
訪問回ごとに1枚づつ作成される。
【0078】上記の定型情報とは別に、非定型情報とし
て、適宜、コメントファイルと、申し送りファイルが作
成される。これらは、上記した定型情報の所望の項目に
関連する任意情報をコメント、あるいは申し送りとして
記録するもので、各ファイルが開かれるごとに1枚づつ
作成される。
【0079】患者情報ワークシート、訪問記録ワークシ
ート、コメントファイルおよび申し送りファイルの各々
のヘッダ等には、患者ID番号が書き込まれ、これによ
り各データ間のリンクが行われる。
【0080】また、訪問記録ワークシート、コメントフ
ァイルおよび申し送りファイルは、訪問回毎に作成され
るので、これらのデータ間のリンク付けは、訪問回を特
定する情報(訪問日時情報あるいは訪問回ID)により
行われる。
【0081】また、コメントファイルおよび申し送りフ
ァイルの各々のヘッダには、対応項目のアドレスが書き
込まれ、これにより各ファイルと対応する項目間のリン
クが行われる。
【0082】図5に、患者情報ワークシートの構造の一
例を示す。
【0083】患者情報ワークシートについては、各項目
のデータは初回に入力されると短期間の間に変更される
ことは少ないので、ここでは月ごとにそのまま保存され
ているものとする。状態に変化があったり、月々のサマ
リーが入力されたときはこれらが更新/追加される。
【0084】「患者情報」には、訪問看護記録書Iと医
師からの訪問看護指示書、月々の訪問看護計画書、訪問
看護計画書の内容が入力される。具体的には、氏名、性
別、住所、電話番号、生年月日、主なる傷病名、病状・
治療状態等、現病歴、既往症、生活歴、家族構成および
状況、主な介護者、住環境、依頼目的、ADL状況、主
治医等の情報(氏名、医療機関名、所在地、電話番
号)、緊急時の連絡方法、関係機関の連絡先、保健・福
祉サービス等の利用状況[以上が訪問看護記録書I]、
病状、治療状態、投与中の薬剤、痴呆の状況、寝たきり
度、装着医療機器等、療養生活指導上の留意事項、じょ
くそうの処置等、装着医療機器等の操作援助・管理、不
在時の対応方法、特記事項[以上が訪問看護指示書]、
過去の月々の訪問日、病状、看護内容、介護者の状況な
ど[以上が訪問看護計画書、訪問看護報告書]その他保
険の種別などが入力される。
【0085】本業務支援システムにおいては、これらの
データを再編成し、例えば各書類共通の「基本情報」
(患者ID、氏名、性別、住所、電話番号、生年月日、
主たる傷病名、病状・治療状態等、現病歴)と、看護婦
の入力を中心とした「アセスメント」(生活歴、家族構
成および状況、主な介護者、住環境、依頼目的、ADL
状況、保険の種別)と、「医師の指示」(病状、治療状
態、投与中の薬剤、痴呆の状況、寝たきり度、装着医療
機器等、療養生活指導上の留意事項、じょくそうの処置
等、装着医療機器等の操作援助・管理、不在時の対応方
法、特記事項)、「サマリー」(過去の月々の訪問日、
病状、看護内容、介護者の状況)、「連絡先」(主治医
等の情報、緊急時の連絡方法、関係機関の連絡先)とに
分類することとする。また、「総合」には、上記に含ま
れないような内容を記入するための総合所見と申し送り
が含まれる。なお、患者情報ワークシートでは、基本情
報がヘッダ部に相当する。
【0086】図6に、訪問記録ワークシートの構造の一
例を示する。
【0087】通常訪問看護において毎回記録の必要な情
報は、訪問看護記録書IIの内容に準拠する。訪問看護
記録書IIの項目は、「訪問年月日」、「患者の状態」
(体温、脈拍、呼吸、血圧、その他)、「実施した看護
・リハビリテーションの内容」、「その他」、「備考」
である。
【0088】本業務支援システムにおいては、「患者の
状態」を「身体の状態」と「精神の状態」の2つに分け
る。「身体の状態」には体温、脈拍、呼吸、血圧のバイ
タルデータ(数値)と病状観察が含まれる。また、「精
神の状態」は安定状態の度合い、嗜好、悩みごとなどに
分けられる。さらに、「家族の状態」をつけ加え、ここ
に家族の肉体的、精神的な疲労度などを入力する。「実
施した看護・リハビリテーションの内容」は、「処置の
内容」と短縮し、清拭、洗髪、シーツ交換、食事の介
助、***の介助、***変換、じょくそうの処置、リハビ
リテーション、服薬、検査補助、環境整備、家族の介護
指導、カテーテルの管理、膀胱洗浄、在宅酸素療法に関
わる管理、その他の診療補助、その他、などの項目に分
ける。「その他」および「備考」は、「コメント」とし
てまとめる。
【0089】また、ヘッダとして、患者ID、患者氏
名、訪問記録者名あるいはID(ログインしたユーザI
D)、訪問年月日、訪問時間が含まれる。
【0090】また、複数看護婦で輪番体制を取る場合、
次に訪問する看護婦あるいは医師等に対して伝えなけれ
ばならないと判断した事項等を申し送り事項として入力
する必要があるため、この項目を「申し送り」としてつ
け加えることとする。なお、これらの分類は、利用者の
要望等により随時変更されるものとする。
【0091】上記したようにメニュー化された定型情報
がデータベースに保存されるときは、図5、図6に示し
たように、体温などの数値データはそのまま数値で、各
項目の度合い(例えばじょくそうの状態の度合い)など
は選択番号で、処置などについては、例えば、行った場
合1、行わなければ0が、それぞれ対応したセルに入力
されるようにする。複数の項目を選ぶ場合は全ての項目
にセルを与えて、そこに同様に1か0を入力する。ま
た、選択可能個数を例えば5つに限定した場合は、それ
ぞれの項目の番号を、5つ用意されたセルに入力する。
なお、これらはすべて固定長のデータセルになる。
【0092】次に、「コメント」と「申し送り」につい
て説明する。
【0093】なお、「コメント」と「申し送り」につい
ては、ファイルフォーマット、入力画面、申し送りの宛
先の指定方法などの観点で種々の形態が考えられ、これ
に対応する形でサーバ装置側の処理も若干変わる。
【0094】ここでは、ある1つの例について説明し、
後に異なる2つの例(第2の実施形態、第3の実施形
態)について夫々説明することとする。
【0095】さて、本実施形態では、このような定型メ
ニューで対応しきれない情報を、「コメント」あるいは
「申し送り」のかたちで、任意情報として入力する。コ
メントあるいは申し送りは「患者情報」と「訪問記録」
の全ての項目(全ての階層と項目)につけられるように
する。
【0096】この場合、PDA2の画面上には、常にコ
メントと申し送りのキーを表示しておき、入力したい項
目についてこれら選択することで、それぞれの項目に対
応した入力画面が開かれるようにする。コメントあるい
は申し送りの入力は、手書き文字認識を用いてテキスト
データにするか、ビットマップエリアを開いて、この中
に自由に記入してもらい、そのままイメージで記録す
る。あるいは、画像(写真)データを取り込んで、この
上にイラスト、文字等ビットマップの書き込み、さらに
音声データを記録するようにしてもよい。
【0097】例えば、画像データとしては、ディジタル
スチルカメラ等で撮影された患者の顔(表情)や、じょ
くそうなどの患部の状態等の写真をPDA2にとりこ
み、そこにコメントを書き加えたり音声を記録したりし
てもよい。あるいは、定型的なデータ入力項目のなか
に、例えばじょくそうの位置や、患者の精神状態等を入
力する際、グラフィカルに情報を入力する場合は、これ
に対する細かい所見を書き込むのに、対応するグラフィ
ックデータ(定型データ入力済み)をビットマップで取
り込み、そこに自由にコメントを入力するようにしても
よい。
【0098】また、例えば体温等の数値にコメントを書
き込みたいときなどは、表示画面そのものをいったんビ
ットマップに落とし、さらにそれを取り込んで、コメン
トを手書きで書き込んでもよい。この作業はグラフ等の
場合でも同様である。
【0099】あるいは、上記した機能を組み合わせて使
用してもよい。例えば、テキストは文字認識を用いてキ
ャラクタデータとして入力し、これをオブジェクトとし
てイラストなどを書いたビットマップに張り込んだり、
逆にテキストにイラストのビットマップをリンクして表
示してもよい。キャラクタデータとビットマップデータ
を重ねて表示し、切換えて入力できるようにしても良
い。
【0100】図7および図8は、それぞれコメントファ
イルおよび申し送りファイルのデータ構造の一例を示し
たものである。各図に示されるように、各ファイルは、
ヘッダ部とデータ部を持つ。
【0101】コメントファイルのヘッダ部には、通し番
号、患者ID、患者氏名、入力者氏名、入力年月日、入
力時間、対応項目アドレス、データの種別、データサイ
ズが入力される。通し番号は対応項目におけるコメント
ファイルが作成された順に番号が付けられる。患者氏名
と入力者氏名は各データベースから自動入力される。入
力年月日および時間は、各ファイルが開かれた時間が自
動的に記入されるものとする。
【0102】申し送りファイルのヘッダ部には、上記に
加えて、指定された宛先のID(宛先情報)を持たせ
る。本実施形態では、申し送りファイルごとに宛先を指
定できるようにしてある。
【0103】対応項目アドレスは、例えば、対応項目が
患者氏名の場合に、図5において患者氏名は患者情報の
基本情報の2番目であるので、患者情報アドレス(0
1)、基本情報アドレス(01)、2番目(02)を組
み合わせ、(01.01.02)と表される。
【0104】そして、コメントファイルが開かれたとき
に、指定されていた項目のアドレスを自動的に検出し、
そのセルに情報が記入される。
【0105】データの種別では、データ部に格納される
データがビットマップであるか、画像であるか(カラ
ー、白黒、グレースケール)、音声であるか、テキスト
であるかを選択する。ファイルフォーマットでは、各デ
ータ種別ごとに、例えばビットマップであれば、縦と横
のビット数が記録されている。カラー画像がGIF,T
IFF,PCT等の一般的なフォーマットで記録されて
いるときは、そのフォーマットの種別が記録される。音
声は、サンプリング周波数、量子化ビットなどが機器に
より固定であれば、収集時間のみを記録する。
【0106】そして、それらに続くデータ部にコメント
のコンテンツとして、文字認識されたテキストデータ、
ビットマップ(取り込まれた画面データも含む)デー
タ、ディジタルスチルカメラなど外部入力による画像デ
ータ、音声データが記録される。
【0107】ヘッダ部を検索することで、項目別のデー
タの収集が可能となり、これらを入力年月日および時間
から時間順に並べて参照(検索)することが可能とな
る。
【0108】なお、テキストデータについては固定され
たデータ領域を確保してもよいし、書き込まれると随時
ファイルが拡張されるようにしてもよい。画像データお
よびビットマップは、ページ単位で一つのファイルと
し、通し番号でページ順を把握する。音声については記
録時間中(例えばペンで入力中)のデータをすべて取り
込んでファイルの大きさを可変にしてもよいし、記録時
間固定にしてファイルの大きさも固定にしてもよい。
【0109】次に、コメントや申し送りのマルチリンク
設定について説明する。
【0110】コメントや申し送りは、内容によっては複
数の項目にまたがったリンクを張りたい場合がある。こ
のような場合、例えばビットマップ上で情報を分割でき
るならば、分割を行ってそれぞれの項目を再指定する。
一方、情報を分割しにくいならば、複数の属性を追加設
定する。この場合、ヘッダの対応項目番号に何種類か
(例えば5つまで)セルを増やしておき、ここに追加し
ていけば良い。
【0111】図9に、コメントファイルもしくは申し送
りファイルの複合属性の概念を示す。
【0112】既にコメントの書き込まれたコメントファ
イル(現在属している項目をyとする)が開いていると
して、その中には、複数の項目に関連する内容のコメン
トが示されている。図9において上方の領域Aは項目
x,yに、下方の領域Bは項目y,zに関連している内
容が表示されているものとする。
【0113】この場合、まず、領域指定キーを選択した
後で、ペンでAの領域を長方形(座標:左上(x1,y
1)−右下(x2,y2))で指定する。
【0114】その後、項目キーでx,yを選択すると、
ビットマップデータが指定したAの領域(座標:左上
(x1,y1)−右下(x2,y2))で新たに切り出
されて新しいコメントファイルが作成され、これに属性
として項目x,yのセルに1が入力される。あるいは、
その代わりに、座標データともとのコメントファイルの
ファイル名を記録して、属性項目にした新しいファイル
(疑似コメントファイル)を作成してもよい。同様に、
Bの領域も指定された後に属性項目y,zが入力され
る。
【0115】参照時(検索時)は項目yを指定すると、
もとのコメントファイルと、A,Bの領域のデータがす
べて参照される。また、項目xではAの領域のみ、項目
zではBの領域のみのデータが参照される。
【0116】属性項目を指定するとき、指定領域をペン
で属性項目まで移動させるか、逆に属性項目を領域に移
動させると操作が容易である。
【0117】病状と処置内容などは密接に関連してお
り、患者によって想定される処置内容などは限られてく
る。一方、全項目を表示するとかなりの量になり、表示
が細かくなって見にくくなったり、入力する際、選択に
時間がかかり入力作業が煩雑になる可能性がある。この
ため、例えば患者の病状、既往症などに応じて、PDA
2上で表示される「処置の内容」の項目を限定すること
もできる。この場合、病状などの項目と、処置の内容の
項目を関連づけるデータベースを別に用意し、PDA2
で入力する際、例えば「処置の内容」の項目の一覧表示
時に、「病状・治療状態等」で選択されている項目に関
連する処置の内容の項目のみを表示するようにするか、
もしくは処置の内容の全項目はPDA2に持たせない
で、患者のデータをPDA2からサーバ装置3または計
算機5に吸い上げるときに、関連している項目だけを患
者データにリンクしてPDA2に転送する。この方法
は、処置の内容以外でも関連している項目同士であれば
同様に適応できる。
【0118】次に、実際のPDA利用の流れに沿って、
各表示を含めた機能について説明する。
【0119】図23は、以下説明する画面間の基本的な
遷移関係を説明するための図である。
【0120】定型情報を入力/参照する種々の画面は、
初期画面から遷移することができる。コメント入力画面
や申し送り入力画面は、各定型情報入力画面から遷移す
ることができる。宛先情報設定画面は、申し送り入力画
面から遷移することができる。なお、本実施形態では、
入力と参照を同じ画面で行う例を示している。
【0121】図10は、PDA2の初期画面の一例であ
る。
【0122】この初期画面は、利用者(例えば訪問看護
婦)のユーザID番号および暗証番号(例えば数字ある
いは英数字からなる)の入力画面となる。ここで、ユー
ザIDと番号暗証番号の対が登録されているものと一致
すれば使用が可能となる。なお、本人が所持しているI
Dカードをカードスロットに挿入することで本人を証明
するようにしても。ログインに成功すると、画面左下に
表示された「入力/参照」、「送信」、「受信」の3つ
のボタンが選択可能となる。
【0123】例えば、訪問看護婦は、患者宅を訪問する
前に、自宅等からPHS等を利用し通信回線を介して、
訪問看護ステーションにあるサーバ装置3の患者データ
ベースから必要なデータをダウンロードする。このと
き、図10の初期画面で「受信」ボタンを押すと、ま
ず、それまでの自分のPDA2のデータをサーバ装置3
へアップロードし、サーバ装置3のデータとの比較が行
われたのち、自分のデータの変更分がアップデートされ
る。その後、改めて全患者(利用者に参照が許可されて
いる情報のみ)もしくは自分の担当の複数患者のデータ
をダウンロードする。この作業は自動化されるようにし
てもよい。なお、送信、受信の作業前には「送信(受
信)してもいいですか?」との確認メッセージを出すよ
うにしてもよい。
【0124】なお、「送信」ボタンが押された場合、上
記のアップロードのみ行われる。
【0125】本実施形態では、送信機能と受信機能につ
いて設定画面を設けずに、送信ボタンや受信ボタンを選
択する操作のみで、アップロードやダウンロードを行っ
ているが、送信画面や受信画面を設けて、送信するデー
タファイルや受信したいデータファイルを設定できるよ
うにしても良い。
【0126】また、訪問時等に、「入力/参照」ボタン
を押すと図11に示すような画面が表示される。ここで
は、まず、患者の選択を行う。「患者」の入力エリアの
右のキーを押すと、患者リストが図11に示されるよう
にプルダウンで表示され(○○○○など)、この中から
ペンで名前をクリックして選択する。また、IDカード
を患者に配付している場合には、それをカードスロット
に挿入することで患者のIDナンバーを読み出し、自動
的に患者データファイルを読み出すようにしてもよい。
【0127】リストで選択した場合は、暗証番号入力エ
リアが図11(患者リストを出さない場合は前面に出て
いる)に示すように表示される。ここで、患者に暗証番
号を入力してもらうことで患者の照合をとるようにして
も良い。これは、患者の照合が業務の認証にもなる。
【0128】訪問看護業務時以外で、例えば訪問前など
にデータの参照のみを行いたい場合や、業務終了後に改
めて追加記入を行いたい場合などには、患者の照合はと
れないので、暗証番号を入力する替わりに「参照/追加
記入」キーを押すことで、データ入力/参照画面へ入る
ことができるようにする。基本的に自分が訪問した患者
のファイル以外のファイルそのものへの書き込み(修正
や削除)は出来ないこととする。ただし、コメントや申
し送り(データに関する質問なども含まれる)について
は、それぞれ、「コメント」、「申し送り」キーを押す
ことで、どの患者のファイルにもデータの追加記入のみ
できるようにしても良い。
【0129】患者の照合をとるか、「参照/追加記入」
キーを押すことで、一例として図12に示すようなデー
タ入力/参照初期画面が表示される。まず「患者情
報」、「訪問記録」のメニューからどちらかを選択す
る。
【0130】「患者情報」を選択すると、一例として図
13に示すようなメインメニューが表示される。患者情
報については、初回および月初めの登録により事前にデ
ータが入力される。データの入力は、訪問看護ステーシ
ョンなどに設置されたサーバ装置3、もしくは自宅の計
算機5を用いて、キーボード入力を基本として行われ
る。訪問看護婦は、自分が主担当である患者のデータの
み入力/修正が可能である。
【0131】例えば、「基本情報」を選択すると、例え
ば図13に示すように氏名、年齢、性別、生年月日、住
所・電話番号、主たる傷病名・病歴、病状・治療状態等
がサブメニューとして内容も含めて表示される。なお、
住所以降についてはさらにサブメニューで入力される。
データを修正したい場合は、修正したいところにカーソ
ルを移動し、再入力する。「アセスメント」、「医師の
指示」、「サマリー」については内容が多いので、ここ
では、メニューのみの表示とし、再選択によりそれぞれ
の項目についての専用画面に切り替えるようにする。
【0132】図12に示すようなデータ入力/参照初期
画面で「訪問記録」を選択すると、その回の訪問に対応
した新規のワークシートが開かれる。まず、訪問年月日
の入力は、使用開始時(患者暗証番号/IDカード入力
時)の日時をPDA2の内部クロックより読みとるか、
もしくは10キーパッドで入力する。数字の位置をペン
でクリックし、白黒反転を点滅させて、その後パッドで
入力した数字がそこに入力される。なお、患者氏名、訪
問者氏名と訪問年月日は常に表示されている。
【0133】例えば「身体の状態」については、一例と
して図14に示すような表示画面となる。体温、脈拍、
呼吸、血圧については10キーパッドを用い、ペンで指
定することで入力する。あるいは、手書き文字認識を用
いて、数字を手書きで書き込みコードに変換して入力す
るようにしてもよい。
【0134】ここで、所望の項目の表示部分をクリック
し、文字を白黒反転させ、さらに「コメント」もしくは
「申し送り」の表示部をクリックすると、手書き入力で
きるビットマップエリアが開く。この他に、例えば「精
神の状態」では、人間の表情を精神の安定状態にあわせ
て何種類か模式化したモデルをグラフィカルに表示し
て、これを選択することで状態を入力するようにしても
よい。
【0135】次に、それぞれの項目に「コメント」もし
くは「申し送り」をつける場合について説明する。ここ
では、「処置の内容」の「じょくそうの処置」について
の入力を行う場合を例に挙げて説明する。なお、「申し
送り」の宛先指定等については後に詳しく説明する。
【0136】まず、例えば図14に示すような表示画面
で「処置の内容」キーをクリックして選択し(白黒反転
されるものとする)、処置の内容の項目一覧を表示す
る。そして、表示された項目のうちから所望の項目のキ
ー選択する。ここでは、「じょくそうの処置」キーを選
択すると、身体の模式図が表示され、それぞれの部位ご
とに処置の方法をサブ項目から選択して入力することが
できるようにする。また、処置された位置は黒く塗られ
るようにする。
【0137】さらに、それらの処置に関してコメントな
ど非定型的な入力、もしくは申し送りを入力したい場
合、「コメント」あるいは「申し送り」キーを選択す
る。それらの入力画面の一例を図15、図16に示す。
【0138】階層や項目は、図15や図16に示すよう
に最上段に表示され、現在の位置、項目が一目で分かる
ようにする。例えば、図15と図16では、「処置の内
容」の「じょくそうの処置」についてのコメントあるい
は申し送りを入力する場合であるが、このときには最上
段に「コメント:処置の内容/じょくそうの処置」ある
いは「申し送り:処置の内容/じょくそうの処置」と表
示される。さらに、これらの文字の上をクリックするこ
とで、上位階層に移動する(戻る)ことができる。例え
ば「じょくそうの処置」の文字の上をクリックするか、
あるいは「前画面」キーをクリックすることで、「じょ
くそうの処置」の定型入力画面に戻る。「処置の内容」
の文字の上をクリックすることで「処置の内容」の項目
一覧および「訪問記録」基本項目一覧の画面に戻る。
【0139】申し送りについては、宛先を、例えば連携
している医師、ローテーションケアを行っているチーム
内全員、担当者全員、次回当番の担当者、個人、関連者
全員等よく使うものについてはキーを割り当てておき、
その他はプルダウンで選択できるようにする。これをデ
ータ保存(書き込み終了)前までに随時指定し、ファイ
ルが閉じられたとき宛先も指定される。
【0140】また、コメントあるいは申し送り画面には
画像取込キーが用意されて、これをクリックすると、図
17に示すようなサブメニューが開き、読み込む画像デ
ータを選択することにより、画像データが開かれて、そ
の上に書き込みが可能になる。
【0141】本実施形態では、情報参照時には、基本的
には入力画面をそのまま使用するものとする。まず、最
新情報を得るために、データを訪問看護ステーションの
サーバ装置3から最新データをダウンロードする。図1
0に示した初期画面の受信ボタンを押すと、訪問時にデ
ータを吸い上げたときと同様に自動的にデータのアップ
ロード、ダウンロードがなされる。デフォルトでは、例
えば利用者の担当患者の過去1ヶ月分をダウンロードす
ることにする。このときダウンロード前に「患者名」と
「期間」を入力できるようにして、データの必要な患
者、期間を設定できるようにしてもよい。
【0142】例えば、過去1ヶ月分の、担当患者のデー
タがダウンロードされたとする。そして、データを参照
する場合は、前述したように、訪問時と同様に患者名を
指定して、参照/追加記入ボタンを押す。すると図12
に示すような入力/参照画面が表示される。定型データ
(定型情報)、コメント(任意情報)の参照は入力時の
画面と全く同様でよい。後はメニューキーを入力時と同
様にクリックしていくことで、所望のデータが入力時と
同じフォーマットで表示される。
【0143】データの初期状態としては、患者訪問時
(患者IDカード挿入時、もしくは暗証番号入力時)に
は、新規データ入力画面が表示されるものとし、参照時
(患者の照合がとれていないとき)は、患者にとっても
っとも最近訪問されたときのデータを表示しているもの
とする。
【0144】訪問順にさかのぼってデータを参照するに
は、例えば、右に表示されているスクロールバーを上に
上げていくことで一気に訪問回数をとばし、一回分ずつ
送りたいときはバーの上下にある三角キーをクリックす
ることで1回分ずつめくるようにできる。さらに、具体
的な日付がわかっていれば、日付表示欄に数値を入力す
ることで選択できる。
【0145】サーバ装置3からPDA2本体にダウンロ
ードしていないデータにアクセスがあった場合は、デー
タ通信手段が携帯電話あるいはPHSなど無線であると
きは、随時回線を接続し必要なデータをダウンロードす
る。有線の場合等は「データがありません」と表示す
る。このときは、最寄りの電話回線などに接続して、デ
ータをダウンロードすることになる。
【0146】コメントおよび申し送りデータについて
も、各項目を選択し、さらに「コメント」もしくは「申
し送り」のキーを選択することで、最新データが表示さ
れ(もしくは新規データ入力画面となり)、スクロール
バーで日付をさかのぼることができる。階層が上がった
状態(例えば「身体の状態」)で、「コメント」もしく
は「申し送り」のキーを選択すると、その以下のコメン
トもしくは申し送りは、すべて訪問順に並べて表示され
る。
【0147】また、特に申し送りについては宛先が指定
されているので、自分宛の申し送りをPDA2の立ち上
げ時に一括してチェックできるようにすると良い。例え
ば図11のような、自分の暗証番号を入力した後で開く
画面において、申し送り参照キーをクリックすること
で、未読の自分宛の申し送りが例えば図18に示すよう
にすべてリスト表示される。参照キーを押すことで、図
19に示すような表示用の申し送り画面が開かれ、デー
タは訪問逆順に並べられる。
【0148】また、図12のように、申し送りがある旨
の情報を表示するようにしても良い。
【0149】申し送りは各項目別に限定して参照するこ
とも可能で、このときは項目をメニューから選択して、
申し送りキーをクリックすればよい。この場合、表示さ
れるのは最新の申し送りで、右のスクロールバーによ
り、上記と同様に訪問回順にさかのぼることができる。
【0150】各種バイタルデータについては、例えば最
近の傾向を表やグラフで表示し、患者の傾向を視覚的に
捉えられるようにするとよい。例えば、体温のグラフを
みたい場合には、「患者情報/基本情報/体温」を選択
し、図14に示した画面で体温の文字が白黒反転してい
る状態にして、ここで「グラフ」キーを選択すると例え
ば図20に示すようにグラフが表示される。ここでは過
去1週間の体温の変化としたが、設定を変えることで過
去1カ月等とすることも可能である。グラフの横軸をク
リックすると軸の設定条件の画面が開き、ここで期間の
設定を行うようにしても良い。
【0151】また、特に処置の内容など、各項目ごとに
処置したかどうかを一月や一週間ごとに一覧表示できる
ようにしてもよい。例えば、図21に示すようにカレン
ダーを表示して、処置した日には自動的にマーカーがつ
くか、もしくは日付を示す数字を反転表示すればよい。
一日に複数回訪問することもあるので、このときはマー
カーの位置を変えて(ここでは左が午前、右が午後にし
ている)区別できるようにする。またマーカーに種類を
設けて、コメント/申し送りが入力されているかを、例
えば図21に示すように処置マーカーの下に表示するよ
うにして、さらにこれをクリックすることで、それぞれ
を参照できるようにしても良い。
【0152】次に、非定型情報のカテゴライズについて
説明する。
【0153】上記では、コメントや申し送りは、いずれ
かの項目に対応付けるものであったが、コメントや申し
送りに新規な分類(項目)を設定可能としても良い。こ
こでは、訪問記録ファイルに、新たに「看護記録」の欄
を設けた例について説明する。
【0154】図22は、看護記録入力画面(画面中の一
部)の一例であり、図14の訪問記録の画面の左側に、
「看護記録」ボタンを設け、これがクリックされた場合
に表示される部分である。
【0155】看護記録は基本的には自由記述(コメント
ファイル)により入力するものであるが、これをテーマ
別(ここではテーマをその患者についての問題点として
いる)に記述できる形をとる。すなわち、訪問記録ファ
イルの「看護記録」に少なくともテーマ番号が書き込ま
れる。各テーマ番号と自由記述したコメントファイルが
リンク付けされる。また、ここでは、患者IDごとに、
テーマ番号とその内容を示す文とその設定日(発生日)
と解除日(解決日)の組みからなるファイルを独立して
設け、PDA2とサーバ装置3の両方で保持するものと
する。図22には、画面の左側にテーマ番号とその内容
(ここでは問題点)を、右側に発生日と解決日をリスト
表示している様子を示している。
【0156】これらテーマは、PDA2においても任意
に登録することができるようにする。ここでは、空欄を
クリックすると、文字入力用のボードが開き、手書き文
字認識やソフトキーボードを用いてキャラクターで登録
ができるものとする。
【0157】図22において入力済みの問題点表示セル
を選択しコメントキーを押下すると、コメント入力画面
が開き、これらについてのコメントを上記と同様に入力
することができる。このとき、例えば「#4 介護者が
高齢の妻である。」といったように画面のタイトルに問
題点の内容自体を表示する。ここで、宛先情報を設定す
ると、ある問題点に関しての申し送りとすることがで
き、送信するときは問題点自体を添付して送信すると良
い。
【0158】問題点表示セルの右には発生日と解決日の
表示セルがある。発生日は、問題点を登録したときに、
その時開かれていた訪問記録データの日付が発生日とし
て登録され、このセルに表示される。これはテンキー等
で編集も可能である。解決日は問題点としてあげた内容
が解決した場合、該当する問題点を選択後、右上の解決
キーを選択すると、そのときに開かれていた訪問記録デ
ータの日付が解決日として登録され、このセルに表示さ
れる。
【0159】もちろん、サーバ装置3側でテーマを随時
登録できるようにしても良い。
【0160】以上では、アイコンを表示させ、その上を
クリックすることで入力/参照を可能としたが、各書類
名等に番号をつけ、番号を入力することで選択してもよ
い。また、「初期画面」キーを設け、随時基本画面に戻
ることが出来るようにしてもよい。また、訪問記録表示
時に「患者情報」キーを設け、患者情報表示時に「訪問
記録」キーを設け、随時両方を切り替えて参照できるよ
うにしても良い。また、上位階層で、コメントあるいは
申し送りを参照する場合、下位階層までをみるか、その
階層のみに限定されているものだけを見るのか選択でき
るようにしてもよい。
【0161】また、グラフ、コメント、申し送り、画像
取り込み、もしくは10キーなど、常時使用するキーに
ついては、液晶上に仮想的にキーを配置するのでなく、
外部にハード的にキーを作成し、配置することで、液晶
画面を小さくしても機能を増やすことができる。
【0162】次に、申し送りの作成、宛先の指定、サー
バ装置における申し送りの配送のための処理などについ
て詳しく説明する。
【0163】訪問看護業務では、訪問看護婦と医師の間
であるいは1人の患者を複数の訪問看護婦でケアする場
合における訪問看護婦間での申し送りが直接できないた
め、本実施形態では、これをサポートするために申し送
り配送機能を設けている。
【0164】図27に、申し送りを含むファイルをサー
バ装置から指定の宛先にFAX(あるいは汎用電子メー
ル)により配送する場合の全体的な手順を示す。
【0165】図28に、PDA2におけるデータ入力か
らサーバ装置3による申し送りを含むファイルまたは申
し送りのあった旨のメッセージの配送までの概略的な処
理の流れを示す。
【0166】まず、前述したように訪問看護婦はPDA
2にデータを入力する。定型情報の入力(ステップS1
1)、コメントの入力(ステップS12)、申し送りの
入力(ステップS13)が、任意の順番で必要なだけ繰
り返し行われる。
【0167】定型情報の入力画面(例えば図14)で、
所望の項目(例えば体温)をクリックし、申し送りボタ
ンをクリックすると、手書き入力できるビットマップエ
リアが開く。例えば、訪問記録の画面で、処置の内容を
選択し、さらに項目としてじょくそうの処置を選択した
場合、図16のような手書き入力できるビットマップエ
リアが開く。
【0168】ここで、申し送りを記述し、あるいは前述
したような画像の取り込みを行うなどして、申し送りの
入力が終了すると、次に、宛先の設定を行う(ステップ
S14)。本実施形態では、申し送りファイルごとに宛
先を設定することとしている。
【0169】宛先の設定のための操作は、図16のよう
にビットマップ入力画面上で行う方法と、この画面内の
宛先設定ボタンをクリックすると、宛先設定画面が開か
れる方法とがあるが、どのような方法を用いても構わな
い。
【0170】ここで、宛先の指定方法には、次のように
種々の方法が考えられる。
【0171】(1)宛先を抽象化して設定し、それぞれ
の宛先をコード化し、PDA側では申し送りファイルの
宛先IDをこのコードで設定して、サーバ装置にアップ
ロードする。サーバ装置側では、データベースを検索し
て、指定されたコードに該当する具体的な宛先(受取人
名や受信装置の情報)を抽出する。
【0172】例えば、図25に一例を示すように、宛先
として、すべて(登録されている者全員)を1、当該患
者の担当者全員を2、当該患者の次の訪問回の担当者を
3、主治医を4とし、さらにはローテーションケアを行
っているチーム内全員を5、連携している医師全員を6
などとする。そして、図24に示すように抽象化した宛
先をボタンとして選択する。ここで担当者が望のボタン
をクリックして宛先を選択すると、選択された宛先名が
表示される。図24では、全担当者と主治医が選択され
ている状態を示している。この場合、申し送りファイル
の宛先IDには、2と4が設定される。
【0173】(2)上記の(1)の方法で、さらに、個
人名を個別に選択できるようにする。例えば、図26に
一例を示すように、個人ボタンを押すと、個人名のリス
トが表示され、この中から所望のものを選択するように
する。この場合、申し送りファイルの宛先IDには、抽
象化されたコードと、個人に割り当てられたIDが混在
する形で設定される。
【0174】この場合、サーバ装置側では、抽象化され
たコードと、個人に割り当てられたIDとで重複指定さ
れた者をチェックし、2重に配送しないようにする必要
がある。
【0175】(3)上記の(2)の方法のうち個人名の
個別選択のみできるようにする。
【0176】(4)上記の(1)の方法で、入力は抽象
化された宛先で行い、PDA側でこれを個人に割り当て
られたIDに展開してサーバ装置にアップロードする。
【0177】(5)上記の(2)の方法で、PDA側で
宛先IDを個人に割り当てられたIDに展開してサーバ
装置にアップロードする。この場合、PDAでは、抽象
化されたコードと、個人に割り当てられたIDとで重複
指定された者をチェックし、2重登録されないようにす
る必要がある。また、この担当者自身を宛先とするも
の、すなわちログインされたユーザIDが存在する場
合、これを除くことも必要である。
【0178】(6)上記の(1)〜(3)の入力方法を
用い、PDA側で指定された宛先の情報から宛先となる
者に関する情報(受取人名、ユーザIDなど)、その受
信装置の情報(例えば受信装置がFAXであること、そ
のFAX番号)など具体化されたレベルの情報に展開し
て、サーバ装置にアップロードする方法も考えられる。
なお、この担当者自身を宛先とするもの、すなわちログ
インされたユーザIDが存在する場合は、これを除いて
おくことが必要である。
【0179】なお、(4)〜(6)の方法において行わ
れる宛先情報の展開は、後に詳述するように(1)〜
(3)の方法においてサーバ装置側で行われる宛先情報
の展開と同じである。
【0180】次に、画面上で送信を指示することによ
り、入力された各種の情報を含むデータファイルをPD
A2から所定のデータ通信手段4を介してサーバ装置3
に転送する(ステップS15)。この様子を図27中の
丸数字の1に示す。
【0181】以上で、PDA2側の操作が終了する。
【0182】次に、サーバ装置3は、転送されたデータ
ファイルを受け取ると(ステップS16)、これをデー
タベースに書き込む。この様子を図27中の丸数字の2
に示す。
【0183】次に、サーバ装置3は、データベースに書
き込んだデータファイルから申し送りファイルを検索す
る(ステップS17)。
【0184】申し送りファイルがなかった場合は、この
アップロードに関しては処理の終了となる。
【0185】申し送りファイルが見つかった場合は、各
申し送りファイルから宛先情報を抽出し、各申し送りフ
ァイルについて具体的な宛先を決定する(ステップS1
8)。
【0186】宛先の決定は、宛先の指定方法に応じて変
わってくる。
【0187】(a)前述の(1)の宛先の指定方法、す
なわち宛先IDに抽象化した宛先を示すコードを設定す
る方法を採用した場合について説明する。
【0188】この場合、まず、サーバ装置側で次のよう
なデータベースを用意する。 (i)患者IDとこの患者の担当者全員のID(ユーザ
ID)との対応が記録されているデータベース (ii)患者IDとこの患者の主治医のIDとの対応が記
録されているデータベース (iii )患者IDと、一定期間について(例えば月
次)、この患者を訪問する予定日時とその訪問回の担当
者のID(ユーザID)との対応が記録されているデー
タベース (iv)担当者や医者などのIDと、その受信装置の番号
(例えばFAX番号)などとの対応が記録されているデ
ータベース なお、本実施形態では、担当者すなわち訪問看護婦には
PDAを扱うためのユーザIDが割り当てられるが、医
者などのように種別の相違するものには、宛先に関して
上記の(iv)のデータベースなどで同等に扱うことがで
きるように、重複しないIDを割り当てて管理するもの
とする。なお、IDによって、訪問看護婦か医者かなど
の種別が識別できるようにするのが好ましい。
【0189】あるいは、上記の(iv)のデータベース
で、担当者か医者かを表すコードなどを設けても良い。
【0190】さて、サーバ装置3では、宛先IDから宛
先となる者のIDを特定する。
【0191】例えば、宛先IDとして2が設定されてい
る場合、上記(i)のデータベースから全担当者のユー
ザIDを知ることができる。宛先IDとして3が設定さ
れている場合、上記(iii )のデータベースから次の訪
問回のユーザIDを知ることができる。宛先IDとして
4が設定されている場合、上記(ii)のデータベースか
ら次の訪問回のユーザIDを知ることができる。
【0192】また、宛先IDとして1が設定されている
場合、予め登録されているすべての担当者のユーザI
D、医師等のIDを抽出する。
【0193】なお、例えば上記の(iii )のデータベー
スを設けるのが難しい場合は、PDA側において次回担
当者のような指定はできないようにする。
【0194】以上により、各ファイルについて、1また
は複数の宛先となる者のユーザID等が定まる。なお、
この担当者自身を宛先とするもの、すなわちログインさ
れたユーザIDが存在する場合(例えば担当者全員が指
定された場合がこれに該当する)、これを除くことが必
要である。
【0195】次に、上記のようにして抽出した宛先とな
る者のID(あるいはこのIDと担当者か医者かを表す
コードの組み)をキーとして、上記の(iv)のデータベ
ースから、その受信装置の番号(例えばFAX番号)な
どを検索する。
【0196】これにより、各ファイルについて、1また
は複数の宛先となる者についての具体的な宛先情報を得
ることができる。
【0197】なお、上記した用意するデータベースの仕
様は一例であり、他の形のデータベースであっても良
い。例えば、上記の(iv)のデータベースの内容が、複
数のデータベースに分散されていても良い。
【0198】(b)前述の(3)〜(5)の方法、すな
わち宛先IDに個人に割り当てられたIDが設定さてい
る場合、上記のように(iv)のデータベースを検索する
などして、各ファイルについて、1または複数の宛先と
なる者についての具体的な宛先情報(例えばFAX番
号)を抽出する。
【0199】(c)前述の(2)の方法の場合、抽象化
された宛先のコードで指定された者のIDを抽出し、こ
れによって得られたIDと、宛先IDに個人に割り当て
られたIDが設定さているものについて、重複部分があ
れば重複部分を取り除いた後、上記のように(iv)のデ
ータベースを検索するなどして、各ファイルについて、
1または複数の宛先となる者についての具体的な宛先情
報(例えばFAX番号)を抽出する。なお、この担当者
自身を宛先とするもの、すなわちログインされたユーザ
IDが存在する場合(例えば担当者全員が指定された場
合がこれに該当する)、これを除いておくことが必要で
ある。
【0200】(d)この場合、具体的な宛先情報(例え
ばFAX番号)が指定されているので、ここでの処理は
不要である。
【0201】以上のようにして、各申し送りファイルに
ついて、受信装置の番号(例えばFAX番号)など具体
的な宛先情報が得られる。
【0202】宛先のうち本システムに所属する(PDA
を持つ)ユーザに対しては、前述のように患者データを
一括してダウンロードして、この中から申し送りデータ
を参照する形態と、本システムにメールサーバ機能を持
たせ、これに対して送信をし、ダウンロード時には患者
データをメール(申し送り)といっしょにダウンロード
する形態が考えられる。
【0203】次に、抽出したその受信装置の番号(例え
ばFAX番号)などと、送信すべき申し送りファイルな
どをもとに、送信用ファイルを作成する(ステップS2
0)。
【0204】そして、作成した送信用ファイルを指定の
宛先に送信する(ステップS20)。
【0205】図27中の丸数字の3は、担当者#iから
の申し送りが、担当者#jのFAX(あるいは汎用電子
メール)に配信される様子を示している。
【0206】ところで、複数の申し送りファイルがある
場合に、同じ宛先を持つ申し送りファイルが存在するこ
とが想定される。このような場合に、同じ宛先ついて各
申し送りファイルごとに別々に送信しても良いが、同じ
宛先を持つ申し送りファイルは一括して送信するのが望
ましい。
【0207】なお、上記では、アップロードしたファイ
ルをデータベースに書き込んでから、データベースを検
索して申し送りファイルの有無をチェックしたが、アッ
プロードしたファイルをデータベースに書き込むのに先
だって、申し送りファイルの有無をチェックしても良
い。
【0208】さらに、アップロードしたファイルをデー
タベースに書き込むのに先だって、申し送りファイルの
有無をチェックし、申し送りファイルがある場合は、ス
テップS19以降の処理に用いるために、申し送りファ
イルを所定の記憶領域にコピーしておいても良い。
【0209】また、上記では、1つのデータファイルを
アップロードするごとに、申し送りファイルの送信を行
うようにしているが、一定時間ごとあるいは既定数のデ
ータファイルをアップロードするごとに、バッチ的にス
テップS18以降の処理を行うようにしても良い。この
場合、各データファイルについて、ステップS18以降
の処理を行ったか否かを記憶しておく必要がある。例え
ば、各データファイルは、患者IDと訪問日時の組で特
定できるので、アップロードしたデータファイルの患者
IDと訪問日時の組と、ステップS18以降の処理を行
ったか否かを示す情報とのテーブルを用意する。あるい
は、アップロードしかつステップS18以降の処理を行
っていないデータファイルの患者IDと訪問日時の組の
リストを用意する。
【0210】上記では、申し送りのコンテンツを配送す
る例であったが、その代わりに、申し送りのあった旨の
メッセージを送信することもできる。
【0211】例えば、図29に示すように、担当者#i
から担当者#jに申し送りがあった場合、図中の丸数字
の3で示されるように、申し送りのコンテンツではな
く、申し送りのあった旨のメッセージを担当者#jの持
つポケットベルに送信する。
【0212】この場合、ポケットベルによる連絡で申し
送りの存在を知った担当者#jは、前述したような手順
でPDAに新しい患者データをダウンロードすることに
より(図中の丸数字の4,5)、その中に含まれる申し
送りを前述したような手順で閲覧することができる。
【0213】また、この場合、図30のように計算機5
を介してダウンロードすることも可能である(図中の丸
数字の4〜7)。
【0214】なお、上記した図27や図29あるいは図
30の申し送り配送の手段は、システム上、1つに固定
しても良いし、任意のものを組み合わせて使用しても良
い。
【0215】また、申し送り配送の手段を、宛先となる
者ごとに設定して使い分けるようにすることも可能であ
る。
【0216】例えば、前述した(iv)のデータベースと
して、図32のような構造のものを用意する。ここで、
ユーザのh〜mは、ユーザID(あるいはユーザIDと
訪問看護婦あるいは医師などの種別を示すコードの組
み)に相当する。
【0217】ここでは、前述した宛先となる者のIDか
ら具体的な宛先情報を得る操作において、宛先となる者
のIDをキーとして、図32のようなデータベースを検
索して、宛先として使用する装置とその番号を検索す
る。
【0218】例えば、図32では、宛先がjである場合
は、受信装置はポケベルであり、その番号は番号Pjで
あることが示されている。また、宛先がmである場合
は、受信装置はポケベル、FAX、汎用電子メールで、
番号あるいはアドレスはそれぞれ番号Pm、番号Fm、
アドレスmであることが示されている。
【0219】図31は、担当者#iから、担当者#jと
医師#Kと医師#Lに申し送りがあった場合の様子を示
している。
【0220】PDA2からサーバ装置3にデータファイ
ルがアップロードされ(図中の丸数字の1)、これがデ
ータベース8に書き込まれるとともに(図中の丸数字の
2)、担当者#jのポケベルには申し送りがある旨のメ
ッセージが送信され(図中の丸数字の3−1)、医師#
KのFAXには、申し送りのコンテンツを含む情報が送
信される(図中の丸数字の3−2)。また、医師#lに
は、電子メールに申し送りのコンテンツを含む情報が送
信されるとともに(図中の丸数字の3−2)、ポケベル
には申し送りがある旨のメッセージが送信される(図示
せず)。
【0221】そして、担当者#jは、PDA2に患者デ
ータをダウンロードすることにより申し送りを閲覧する
ことができ(図中の丸数字の4,5)、医師#Kは、そ
くざにFAX文書を閲覧することができ、医師#lは、
電子メールにより申し送りを閲覧することができる。
【0222】また、例えば、画一的に、あるいは宛先と
なる者ごとに、所定の条件に応じて使用する装置や番号
を使い分けられるようにしても良い。
【0223】例えば、図33では、図32にデータベー
スのFAXの欄に、時間帯とそのときに使用するFAX
番号を組みにして登録しておき、時間帯によって使用す
るFAX番号を使い分けるようにしている。
【0224】例えば、ある時間帯は自宅のFAXを指定
し、ある時間帯は勤務先のFAXを指定し、ある時間帯
は自宅と勤務先の両方のFAXを指定することができ
る。
【0225】あるいは、ある時間帯はFAXを指定し、
ある時間帯はポケットベルと汎用電子メールを指定する
など、種々の設定方法が考えられる。
【0226】なお、PDA2側で、申し送りに所定の情
報(例えば訪問看護記記録書IIあるいは申し送りにリ
ンクした項目の値自体)を付加して同時に配送する旨の
指示を入力し、サーバ装置3側では、指示に応じて所定
の情報を申し送りに付加して配信するようにしても良
い。
【0227】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。
【0228】前述したように、第2の実施形態は、大部
分が第1の実施形態と共通の構成であり、ここでは、相
違する部分を主として説明する。
【0229】まず、図34に、本実施形態に係るコメン
トファイル(または申し送りファイル)のデータ構造の
一例を示す。
【0230】第1の実施形態では、コメントファイルと
申し送りファイルを別途設けていたが、第2の実施形態
では、コメントファイルと申し送りファイルを共通化
し、宛先IDにデータが設定されていれば申し送りファ
イルとして扱い、宛先IDがnullあるいは0などの
所定のコードであれば、コメントファイルとして扱うよ
うにしている。
【0231】次に、図39に、本実施形態における画面
間の基本的な遷移関係を示す。
【0232】入力画面は、基本的には、第1の実施形態
から申し送りボタンを削除する。例えば、図13、図1
4の画面は、それぞれ、図35、図36のようになる。
【0233】その代わりに、本実施形態では、図37の
ようにコメント入力画面に宛先設定ボタンを設け、この
ボタンがクリックされた場合に、例えば図38のように
宛先設定画面が開き、第1の実施形態と同様にして宛先
を設定する。
【0234】設定された宛先情報は、図34のファイル
の宛先IDの欄に記入され、本ファイルは申し送りファ
イルとして扱われることになる。
【0235】図40に、PDA2におけるデータ入力か
らサーバ装置3による申し送りを含むファイルまたは申
し送りのあった旨のメッセージの配送までの概略的な処
理の流れを示す。
【0236】上記の相違点の他に、第1の実施形態で
は、ステップS18で、申し送りファイルの有無をチェ
ックするのに対して、本実施形態では、ステップS27
において、対象となるコメントファイルのうち、宛先I
Dの欄に宛先情報が設定されたものがあるかどうかをチ
ェックすることにより、申し送りファイルの存在の有無
を調べるものである。
【0237】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
について説明する。
【0238】前述したように、第3の実施形態は、大部
分が第1の実施形態と共通の構成であり、ここでは、相
違する部分を主として説明する。
【0239】まず、図41に、本実施形態に係るコメン
トファイル(または申し送りファイル)のデータ構造の
一例を示す。
【0240】第1の実施形態では、コメントファイルと
申し送りファイルを別途設け、第2の実施形態では、コ
メントファイルと申し送りファイルを共通化し、宛先I
Dにデータが設定されていれば申し送りファイルとして
扱い、宛先IDがnullあるいは0などの所定のコー
ドであれば、コメントファイルとして扱うようにした
が、第3の実施形態では、コメントファイルと申し送り
ファイルを共通化し、申し送り設定設定フラグを設け、
このフラグが立っていれば、申し送りファイルとして扱
い、このフラグが立っていなければ、コメントファイル
として扱うようにしている。例えば、申し送り設定設定
フラグが1の場合、申し送りファイルとして扱い、nu
llあるいは0などの所定のコードであれば、コメント
ファイルとして扱う。また、宛先情報は、宛先情報ファ
イルとして別途設けることとする。なお、申し送りがな
い場合、宛先情報ファイルは、転送しないか、中身をn
ullにして転送する。
【0241】また、第1の実施形態と第2の実施形態で
は、申し送りファイルごとに宛先を設定したが、第3の
実施形態では、全部の申し送りファイルのまとまりにつ
いて、宛先を設定することになる。
【0242】次に、図43に、本実施形態における画面
間の基本的な遷移関係を示す。
【0243】入力画面は、基本的には、第1の実施形態
から申し送りボタンを削除する。例えば、図13、図1
4の画面は、それぞれ、図35、図36のようになる。
【0244】その代わりに、本実施形態では、図42の
ようにコメント入力画面に申し送り設定ボタンを設け、
このボタンがクリックされた場合に、申し送り設定設定
フラグが1などに設定され、申し送りファイルとして扱
われることになる。
【0245】なお、本実施形態では、初期画面から図2
4あるいは図26のような宛先設定画面に遷移して、第
1の実施形態と同様にして宛先を設定するものとする。
【0246】設定された宛先情報は、別ファイルとし
て、他のデータととにアップロードされる。
【0247】図46に、PDA2におけるデータ入力か
らサーバ装置3による申し送りを含むファイルまたは申
し送りのあった旨のメッセージの配送までの概略的な処
理の流れを示す。
【0248】上記の相違点の他に、第1の実施形態で
は、ステップS18で、申し送りファイルの有無をチェ
ックするのに対して、本実施形態では、ステップS38
において、対象となるコメントファイルのうち、申し送
り設定設定フラグの欄に申し送りファイルを示すコード
が設定されたものがあるかどうかをチェックすることに
より、申し送りファイルの存在の有無を調べるものであ
る。あるいは、宛先情報ファイルの存在の有無あるいは
宛先情報ファイルの中身がnullかどうかによっても
調べることができる。
【0249】なお、本実施形態では、定型情報の入力画
面にも申し送り設定ボタンを設け、定型情報についても
申し送りを設定できるようにしても良い。この場合、定
型情報の内容も申し送りと同時に送信しても良い。
【0250】次に、第3の実施形態の変形例について説
明する。
【0251】上記では、すべての申し送りファイルの纏
まりについて、宛先を設定したが、申し送り設定設定フ
ラグを立てる場合に、種別を設定可能とし、同じ種別を
持つ申し送りファイルのまとまりについて、宛先を設定
可能とすることもできる。
【0252】この場合の画面間の基本的な遷移関係を図
44に示す。
【0253】ここでは、図42のコメント入力画面の申
し送り設定ボタンをクリックすると、申し送りの種別を
設定する画面が開き、ここで、申し送りの種別を設定す
る。あるいは、図42のコメント入力画面内の申し送り
の種別を設定するフィールドで申し送りの種別を設定す
る。
【0254】申し送りの種別の設定方法としては、予め
定められた種別のうちから所望のものを選択する方法、
種別を示す数値を入力する方法などがある。前者の場
合、例えば、申し送り1あるいは申し送り2のボタンが
表示され、申し送り1ボタンをクリックすると、申し送
り設定設定フラグに1が設定され、申し送り2ボタンを
クリックすると、申し送り設定設定フラグに2が設定さ
れる。後者の場合、入力された数値が、申し送り設定設
定フラグに1が設定される。従って、後者の場合、特定
の数値(例えば0)を申し送りが設定されていないこと
を示すコードとして使用している場合、その特定の数値
は入力できないようにする。
【0255】また、この場合の宛先設定画面では、図4
5に示すように、宛先を申し送りの種別ごとに設定でき
るようにする。
【0256】宛先情報は、訪問記録ごとに設定する場合
だけでなく、PDAのマスターごとに設定しておき、各
データ入力時、申し送り設定時に登録された名前が表示
されて順番に選択できるようにしても良い。
【0257】なお、以上の各実施形態において、申し送
り送信ファイルは作成しないで、宛先に設定されたユー
ザだけがその申し送りを閲覧できるアクセス権を設定
し、患者データにアクセスしたときに、アクセス権を持
つユーザだけが申し送りを閲覧できるようにしても良
い。
【0258】以上述べてきたようなPDAを用いた情報
共有化システムは、在宅ケア業務だけでなく、例えばプ
ラントなどのメンテナンス、保守業務や、警備業務、営
業など、チームを組んで、入れ替わりで出先に向かうよ
うな形態の各種業務支援システムに適応できる。業務と
してPDAに入力すべき情報を、在宅ケア業務と同様、
定型的なメニュー選択(日常ルーチン業務で決められて
いる項目のチェック)、あるいは数値入力(計器の目盛
りを読み入力)(以上は定型情報)と、非定型的なコメ
ントおよび申し送りデータ(任意情報)とに分類し、定
型データを非定型データとをリンクすることで、ルーチ
ンの業務をこなす中で自然にコメントや申し送りなどの
入力が可能となり、スピーディな入力と参照が可能とな
る。
【0259】例えば、プラントのメンテナンス業務の場
合、図47に示すようにあらかじめ決められた各チェッ
ク項目(ワークフロー)に従い、定型情報をPDAに入
力していく。各ポイントの正常動作の確認と、計器類の
数値入力など定型入力画面に従い随時行っていく。これ
らチェック項目を入力しているある時点で、例えばA配
管に水漏れが少々あったとする。この場合、項目「A配
管」を選択した状態で申し送りキーを選択し、申し送り
入力画面を開く。一方水漏れの部分の写真をデジタルス
チルカメラで撮影し、このデータをPDAに転送する。
データは申し送り入力領域に取り込まれ、この画像の上
に手書きメモを書き込み、さらに音声のコメントをつけ
加える。例えば、図に示すように「少々水が漏ってます
ので次回の人は修理願います。」と入力する。そして宛
先を「次回点検者」として、さらに参照期限を「次回訪
問前」にしてデータを保存すると、自動的に申し送りキ
ーを開いた時のチェック項目(ここでは「A配管」)に
申し送りデータがリンクされる。あるいは、図48に示
すように、例えばプラントの構成図(地図)を示してこ
れに従い入力を行ってもよい。
【0260】参照時には場所別にコメントや申し送りが
入力されていることを示すマーカーが図47に示すよう
なワークフロー、もしくは図48に示すような地図に表
示される。例えば、この例ではA配管の部分にマーカー
が表示されており、これをクリックし、申し送りキーを
選択すると、在宅ケア業務支援システムの時と全く同様
に、A配管に関する過去の申し送り事項をスクロールバ
ーで一挙に参照できる。あるいは、次回の訪問者が訪問
前にデータをセンターのサーバ装置3より吸い上げたと
きに、総合の申し送りキーをチェックすると、そこには
自分宛のすべての申し送りがリスト表示され、さらにそ
のすべてを一覧することもできる。あるいは、データを
吸い上げたときに、すべての申し送りファイルを開かな
いと、入力作業に入れないようにしてもよい。未読の申
し送りで参照期限が設けられているものは、期限前に宛
先に指定された担当者の携帯するPDAのアラームがな
り、参照を促すようにしてもよい。この例では、もし訪
問前に申し送りがみられていない場合には、アラームで
「申し送りがあります。確認してください。」と表示さ
れる。
【0261】また、警備業務の場合は、例えば図49に
示すように、担当となった建物の地図と、パトロール経
路の示された画像を基本画面として、地図上にチェック
場所、項目(図示しないが、場所をクリックすると表示
される)を提示しておく。あとはプラントのメンテナン
スと同様に、パトロール時にPDAを携帯し、各チェッ
ク場所で正常であれば、チェックだけを行う。状態の変
化を発見したら、(緊急通報の必要はなくても)場所に
マークをつけた後、コメントあるいは申し送りキーを押
して、コメントあるいは申し送りを入力する。これらの
データには場所(項目)のアドレスがつけられ、その場
所をチェックした確認のデータも定型データとして入力
しておく。参照時には、地図上にコメント/申し送りの
データが入っていることを示すマーカーを表示して、こ
れをクリックすると、関連するコメント/申し送り事項
がリスト表示され、さらにそのすべてを一覧することも
できる。
【0262】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0263】
【発明の効果】本発明によれば、モバイルワーカーによ
る出先での業務において発生するような情報を携帯端末
装置からサーバ装置に転送して蓄積するシステムにおい
て、所望の申し送り情報またはその存在を示すメッセー
ジを所望の相手に伝えることができる。
【0264】また、本発明によれば、担当者が所定の業
務を遂行する際(在宅ケア、各種メインテナンス、警備
等)に携帯し、種々の定型情報(患者の状態や処置内
容、メインテナンス事項等)を随時簡単に入力できると
ともに、それに関連する任意情報(患者に関するコメン
トや申し送り等)を適宜入力でき、さらに他の担当者が
入力した過去の任意情報を簡単に参照することが可能な
情報端末を提供することができる。
【0265】さらに、かかる情報端末を用いて、各種業
務の効率化を図ることが可能な各種業務支援システムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る在宅ケア業務支援シ
ステムの第1の基本構成例を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係る在宅ケア業務支援シ
ステムの第2の基本構成例を示す図
【図3】本システムを使用する訪問看護婦の日次業務の
流れの一例を示す図
【図4】患者データベースの基本構造を模式的に示す図
【図5】患者データベースにおける患者情報のワークシ
ート構造を模式的に示す図
【図6】患者データベースにおける訪問記録のワークシ
ート構造を模式的に示す図
【図7】コメントファイルのファイル構造を模式的に示
す図
【図8】申し送りファイルのファイル構造を模式的に示
す図
【図9】コメント(申し送り)ファイルの複合属性の概
念を説明するための図
【図10】PDAの初期画面の表示例を示す図
【図11】PDAでの患者選択および照合の画面の表示
例を示す図
【図12】項目「入力/参照」の初期画面の表示例を示
す図
【図13】項目「患者情報」の基本画面の表示例を示す
【図14】項目「訪問記録」の基本画面の表示例を示す
【図15】コメント入力時の画面の表示例を示す図
【図16】申し送り入力時の画面の表示例を示す図
【図17】画像取り込みのサブメニューを示す図
【図18】申し送りデータのリスト表示の表示例を示す
【図19】申し送り参照時の画面の表示例を示す図
【図20】バイタルデータのグラフ表示の表示例を示す
【図21】過去の処置履歴をグラフィック表示する場合
の表示例を示す図
【図22】看護記録入力画面の一例を示す図
【図23】画面間の基本的な遷移関係を説明するための
【図24】宛先指定画面の一例を示す図
【図25】宛先指定とコードの対応の一例を示す図
【図26】宛先指定画面の他の例を示す図
【図27】FAXあるいは汎用電子メールによる申し送
りの配送を説明するための図
【図28】データファイル入力から申し送り送信までの
処理の流れを示すフローチャート
【図29】ポケベルによる申し送りのためのメッセージ
通信を説明するための図
【図30】ポケベルによる申し送りのためのメッセージ
通信を説明するための図
【図31】FAXと汎用電子メールによる申し送りの配
送およびポケベルによる申し送りのためのメッセージ通
信を説明するための図
【図32】宛先ごとの受信装置を登録したデータベース
の一例を示す図
【図33】宛先ごとの受信装置を登録したデータベース
の一例を示す図
【図34】本発明の他の実施形態に係るコメントファイ
ル(申し送りファイル)の構造を模式的に示す図
【図35】項目「患者情報」の基本画面の表示例を示す
【図36】項目「訪問記録」の基本画面の表示例を示す
【図37】コメント入力時の画面の表示例を示す図
【図38】宛先指定画面の表示例を示す図
【図39】画面間の基本的な遷移関係を説明するための
【図40】データファイル入力から申し送り送信までの
処理の流れを示すフローチャート
【図41】本発明のさらに他の実施形態に係るコメント
ファイル(申し送りファイル)の構造を模式的に示す図
【図42】コメント入力時の画面の表示例を示す図
【図43】画面間の基本的な遷移関係を説明するための
【図44】画面間の基本的な遷移関係を説明するための
【図45】宛先指定画面の一例を示す図
【図46】データファイル入力から申し送り送信までの
処理の流れを示すフローチャート
【図47】プラントメンテナンス業務支援システムのワ
ークフローの表示例を示す図
【図48】プラントメンテナンス業務支援システムの地
図ベースの入力/ 参照画面の表示例を示す図
【図49】警備業務支援システムの警備経路地図ベース
の入力/ 参照画面の表示例を示す図
【符号の説明】
1…訪問看護婦 2…携帯型情報通信端末(PDA) 3…サーバ装置 4…データ通信手段 5…計算機 6…転送手段 8…データベース 30…FAX 31…汎用電子メール 32…ポケベル

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報端末から入力された情報と該情報のう
    ち第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者
    の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送
    し、該情報処理手段のデータベースに蓄積するととも
    に、前記宛先情報に基づいて前記データベースに蓄積さ
    れた情報から前記特定情報を抽出して申し送りのための
    ファイルを作成し、このファイルに蓄積された前記特定
    情報を前記第三者に送信することを特徴とする情報申し
    送り方法。
  2. 【請求項2】情報端末から入力された情報と該情報のう
    ち第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者
    の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送
    し、該情報処理手段のデータベースに蓄積するととも
    に、前記宛先情報に基づいて申し送りの存在を通知する
    メッセージを前記第三者に送信することを特徴とする情
    報申し送り方法。
  3. 【請求項3】通信手段を介してデータベースにつながっ
    ている情報入力手段と、 前記データベースに送信する情報のうち、特定情報を選
    択するための選択手段と、 前記選択手段により選択された特定情報に対し、第三者
    の宛先情報を付加する宛先情報付加手段と、 前記データベースへの情報の送信を指示する送信指示手
    段と、 前記送信指示手段からの送信指示と連携して、前記第三
    者に前記選択手段により選択された特定情報の申し送り
    を行う情報申し送り手段とを具備したことを特徴とする
    情報申し送り方法。
  4. 【請求項4】前記情報申し送り手段は、宛先となる前記
    第三者ごとに予め定められた形態の通信手段により前記
    特定情報の申し送りを行うことを特徴とする請求項3に
    記載の情報申し送り方法。
  5. 【請求項5】前記情報申し送り手段は、前記特定情報の
    申し送りを行う時間帯に応じて定められた受信装置の識
    別子を宛先とすることを特徴とする請求項3に記載の情
    報申し送り方法。
  6. 【請求項6】前記情報は、前記データベースを構成する
    所定の項目において予め定められた定型情報と、前記項
    目に関連付けて入力が可能な任意情報とからなることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情
    報申し送り方法。
  7. 【請求項7】情報端末から入力された情報と該情報のう
    ち第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者
    の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送
    し、該情報処理手段のデータベースに蓄積する情報蓄積
    手段と、 前記宛先情報に基づいて前記データベースに蓄積された
    情報から前記特定情報を抽出して申し送りのためのファ
    イルを作成し、このファイルに蓄積された前記特定情報
    を前記第三者に伝達する手段とを具備することを特徴と
    する情報申し送りシステム。
  8. 【請求項8】情報端末から入力された情報と該情報のう
    ち第三者へ申し送るべき特定情報に付加された該第三者
    の宛先情報を、通信手段を介して情報処理手段に転送
    し、該情報処理手段のデータベースに蓄積する情報蓄積
    手段と、 前記宛先情報に基づいて申し送りの存在を通知するメッ
    セージを前記第三者に送信する手段とを具備することを
    特徴とする情報申し送りシステム。
  9. 【請求項9】通信手段を介してデータベースにつながっ
    ている情報入力手段と、 前記データベースに送信する情報のうち、特定情報を選
    択するための選択手段と、 前記選択手段により選択された特定情報に対し、第三者
    の宛先情報を付加する宛先情報付加手段と、 前記データベースへの情報の送信を指示する送信指示手
    段と、 前記送信指示手段からの送信指示と連携して、前記第三
    者に前記選択手段により選択された特定情報の申し送り
    を行う情報申し送り手段とを具備したことを特徴とする
    情報申し送りシステム。
  10. 【請求項10】前記情報申し送り手段は、宛先となる前
    記第三者ごとに予め定められた形態の通信手段により前
    記特定情報の申し送りを行うことを特徴とする請求項9
    に記載の情報申し送りシステム。
  11. 【請求項11】前記情報申し送り手段は、前記特定情報
    の申し送りを行う時間帯に応じて定められた受信装置の
    識別子を宛先とすることを特徴とする請求項9に記載の
    情報申し送りシステム。
  12. 【請求項12】前記情報は、前記データベースを構成す
    る所定の項目において予め定められた定型情報と、前記
    項目に関連付けて入力が可能な任意情報とからなること
    を特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載
    の情報申し送りシステム。
  13. 【請求項13】通信手段を介してつながっているデータ
    ベースに蓄積すべき情報を入力するための情報入力方法
    であって、 前記データベースに送信する送信情報のうち、特定情報
    を選択し、 該特定情報に対し、前記データベースとは異なる宛先を
    指定するとともに、 該特定情報を含む前記送信情報に前記データベースへの
    宛先情報を付加して前記通信手段に送り出すよう指示す
    ることを特徴とする情報入力方法。
  14. 【請求項14】前記情報は、前記データベースを構成す
    る所定の項目において予め定められた定型情報と、前記
    項目に関連付けて入力が可能な任意情報とからなること
    を特徴とする請求項13に記載の情報入力方法。
  15. 【請求項15】通信手段を介してつながっているデータ
    ベースに蓄積すべき情報を入力するための情報入力装置
    であって、 前記データベースに送信する送信情報のうち、特定情報
    を選択するための選択手段と、 前記選択手段により選択された特定情報に対し、前記デ
    ータベースとは異なる宛先を指定するための宛先指定手
    段と、 前記特定情報を含む前記送信情報に前記データベースへ
    の宛先情報を付加して前記通信手段に送り出すよう指示
    するための送信指示手段とを具備したことを特徴とする
    情報入力装置。
  16. 【請求項16】前記情報は、前記データベースを構成す
    る所定の項目において予め定められた定型情報と、前記
    項目に関連付けて入力が可能な任意情報とからなること
    を特徴とする請求項15に記載の情報入力装置。
  17. 【請求項17】情報を入力するための入力手段と、 前記情報を参照するための参照手段と、 データベースを構成する複数の項目に入力される定型情
    報、前記項目に関連する任意情報、および前記任意情報
    と前記項目とを関連づける情報を記憶するための記憶手
    段とを具備したことを特徴とする情報入力装置。
  18. 【請求項18】前記任意情報の少なくとも一部を、該任
    意情報が関連づけられている項目以外の項目と関連づ
    け、その情報を前記記憶手段に記憶させることが可能で
    あることを特徴とする請求項17に記載の情報入力装
    置。
  19. 【請求項19】前記任意情報は、テキストデータ、ビッ
    トマップデータ、画像データ、あるいは音声データのう
    ち少なくとも一つから構成されていることを特徴とする
    請求項17または18に記載の情報端末。
  20. 【請求項20】情報を入力するための入力手段と、前記
    情報を参照するための参照手段と、データベースを構成
    する複数の項目に入力される定型情報、前記項目に関連
    する任意情報、および前記任意情報と前記項目とを関連
    づける情報を記憶するための記憶手段とを有する情報端
    末と、 前記データベースを構成する情報を管理する少なくとも
    一つの情報処理装置と、 前記情報端末と前記情報処理装置とを結ぶ通信手段とか
    ら構成されることを特徴とする各種業務支援システム。
JP19105196A 1995-09-29 1996-07-19 情報申し送り方法、情報申し送りシステム、情報入力方法、情報入力装置及び各種業務支援システム Pending JPH09153099A (ja)

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JP7-253285 1995-09-29
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