JPH09152946A - 情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ処理方法 - Google Patents

情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ処理方法

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JPH09152946A
JPH09152946A JP7312377A JP31237795A JPH09152946A JP H09152946 A JPH09152946 A JP H09152946A JP 7312377 A JP7312377 A JP 7312377A JP 31237795 A JP31237795 A JP 31237795A JP H09152946 A JPH09152946 A JP H09152946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置側と情報処理装置側との印刷制御に
対応するソフトウェア環境を整合させることである。 【解決手段】 プリンタコントローラ8がプリンタ15
00から登録された印刷制御プログラムのプリンタバー
ジョン情報を取得したら、CPU1が該取得されたプリ
ンタバージョン情報と設定されたバージョン情報とを比
較して、設定した前記バージョン情報を変更する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の通信媒体を介し
て情報処理装置と印刷装置とが通信可能な情報処理装置
並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システム
のデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータとインタフェ
ース(例えばセントロニクスインタフェース等)を介し
て接続されるプリンタとを有する印刷システムは、ホス
トコンピュータから入力されるデータを解析して、例え
ばレーザビームプリンタの出力データとしてビットマッ
プデータを展開し、この展開データに基づいて変調され
たレーザビームを感光ドラムに走査露光して画像データ
の出力を行うように構成されている。
【0003】また、プリンタがエミュレーション機能を
備える場合には、複数のプリンタ制御言語系(コマンド
体系)を処理可能に構成されており、使用者が実行する
アプリケーションプログラムに従ってエミュレーション
モードとネイティブモードとを切り換えながらプリント
処理を実行できるように構成されており、プリンタには
上記プリンタ制御言語を解釈するプログラムを切り換え
るためのスイッチや切り換え指示を行うカードスロット
が予め設けられている。
【0004】また、ホストコンピュータは、ホストコン
ピュータ上で作成したデータを必要に応じて印刷装置に
送ることができ、このとき印刷したいデータが2つ以上
ある場合や、複数のユーザが同じプリンタを共有してい
る場合、印刷の実行により印刷データの待ち行列ができ
ることになる。実際にホストコンピュータ上では、印刷
データをジョブ管理し、ホストコンピュータ上で停止、
削除、入れ替えなどのジョブの管理操作が行えるように
なっている。
【0005】近年は、プリンタもホストコンピュータも
独自に多国籍対応をしており、各々が持つ国際化情報に
基づいてその表示や操作を切り換える。例えばプリンタ
であれば、プリンタの操作パネルの表示やテストプリン
トに現れる文言の言語を国際化情報に基づく国の言葉
(仕向け地の言語別)で表現する必要がある。
【0006】また、ホストコンピュータであれば、表示
されるメッセージや各種ウインドウのタイトルを国際化
するだけでなく、キーボードなどの入力方法も切り換え
ることができる。
【0007】次に、一般にプリンタやホストコンピュー
タはソフトウェアに基づく処理で動作するが、ソフトウ
ェアにはバグと呼ばれる障害の解決や時代の変化に伴っ
て行われる機能アップと言うことが要求されることが多
い。そして、特別な新機能やどうしても対応ができない
障害を除いては、要求されるバグの対応や新機能の追加
にバージョンアップと言う形で対応されることがままあ
る。こうした結果、プリンタにもホストコンピュータに
も多くのバージョンが存在することになる。
【0008】また、プリンタを設定あるいは駆動するた
めのドライバは、基本的には、プリンタに対となったも
のであり、新しいプリンタが開発された場合やドライバ
が全く新しく作り直された場合には、類似の機能を持つ
全く別のドライバが、新規にでき上がることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した通
りプリンタにもホストコンピュータにも複数のバージョ
ンが発生することになるが、従来はプリンタ側に問題が
あったり、プリンタ側でソフトウェアの機能アップが図
られたりしたとしても、プリンタ側が新しいソフトウェ
アで出荷されるか、あるいはサービスマンによってプリ
ンタ側のソフトウェアの変更がなされない限りバージョ
アップされたソフトウェアを利用することはできないと
いう問題点があった。
【0010】これは、一般にプリンタ側のソフトウェア
がROMの形で提供されるためユーザでは手に負えない
からであり、従って既存のユーザが上記問題の解決を図
ったり、新規の機能に対応させるソフトウェアの変更
(バージョンアップ)を期待することは、従来はほとん
どできないのが現状であった。
【0011】また、プリンタがサポートするプリンタ言
語も日進月歩で進んでいる。例えば、プリンタが圧縮の
機能を持たない時点では、プリンタ言語も圧縮について
の機能は必要ないが、近年のイメージやカラーデータの
増加に伴い、転送効率やメモリ効率を上げるために圧縮
機能を要求されれば、プリンタだけでなくプリンタ言語
としても圧縮をサポートしなければならない。通常のプ
リンタ言語はバージョンアップの度に上位互換で対応さ
れていき、当然それに伴いホストコンピュータ側のプリ
ンタドライバもアップグレードされていく。
【0012】このためホストコンピュータには似通った
プリンタドライバが氾濫することになり、操作上の邪魔
になるだけでなく、似て非なるものによってホストコン
ピュータ上のハードディスクなどのメモリ資源が浪費さ
れてしまうという問題点があった。
【0013】一方、国際化情報については、前述の通り
ホストコンピュータ側にもプリンタ側にも存在し、ユー
ザは両方の設定をしなければならないため、かなりの手
間を要する。また、ホストコンピュータ側のキーボード
や大型のスクリーンにより設定は簡単であるが、プリン
タ側の設定は2,3のボタンと小さな表示器で行うた
め、設定操作自体が煩雑であるという問題点があった。
【0014】また、複数のプリンタのドライバをハード
ディスクに入れる場合には、似たような機能を持ちなが
らも、プリンタの数の分だけハードディスクに入れるた
め、ホストコンピュータのハードディスクの使用効率
は、非効率になるという問題点があった。
【0015】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第11の発
明の目的は、印刷装置側のソフトウェア環境と情報処理
装置側の印刷装置のためのソフトウェア環境とを照合し
て、ソフトウェア環境を互いに整合するように変更処理
することにより、印刷装置側から情報処理装置側の印刷
装置のためのソフトウェア環境または情報処理装置側か
ら印刷装置側のソフトウェア環境を相互に変更して、そ
れぞれのソフトウェア環境を整合させることができる操
作性に優れた情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷シ
ステムおよび印刷システムのデータ処理方法を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して印刷装置と通信可能な情報
処理装置において、アプリケーションからの出力情報を
前記印刷装置が解析可能な印刷情報に変換する変換プロ
グラムをバージョン情報に従って記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたいずれかの変換プログラムを
実行するプリンタドライバと、前記プリンタドライバが
実行すべき変換プログラムのバージョン情報を設定する
設定手段と、前記印刷装置から登録された印刷制御プロ
グラムのプリンタバージョン情報を取得する取得手段
と、前記取得手段により取得されたプリンタバージョン
情報と前記設定手段により設定されたバージョン情報と
を比較して、前記設定手段が設定した前記バージョン情
報を変更する変更手段とを設けたものである。
【0017】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能な情報処理装置におい
て、前記印刷装置に登録された印刷制御プログラムを整
合修復するためのプリンタ修復情報をプリンタバージョ
ン情報別に記憶する第1の記憶手段と、前記印刷装置か
ら設定されている印刷制御プログラムのプリンタバージ
ョン情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得
手段により取得されたプリンタバージョン情報に基づい
て前記記憶手段に記憶されたプリンタ修復情報を検索す
る第1の検索手段と、前記第1の検索手段が取得したプ
リンタバージョン情報に対応するプリンタ修復情報を検
索した場合に、該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転
送する第1の転送手段とを設けたものである。
【0018】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して情報処理装置と通信可能な印刷装置におい
て、前記情報処理装置に登録されたプリンタドライバを
整合修復するためのドライバ修復情報をバージョン情報
別に記憶する第2の記憶手段と、前記情報処理装置から
設定されている前記プリンタドライバの変換プログラム
のバージョン情報を取得する第2の取得手段と、前記第
2の取得手段により取得されたバージョン情報に基づい
て前記第2の記憶手段に記憶されたドライバ修復情報を
検索する第2の検索手段と、前記第2の検索手段が取得
したバージョン情報に対応するドライバ修復情報を検索
した場合に、該ドライバ修復情報を前記情報処理装置に
転送する第2の転送手段とを設けたものである。
【0019】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と情報処理装置とが通信可能な印刷
システムにおいて、前記印刷装置に登録された印刷制御
プログラムを整合修復するためのプリンタ修復情報をプ
リンタバージョン情報別に記憶する第1の記憶手段と、
前記印刷装置から設定されている印刷制御プログラムの
プリンタバージョン情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得されたプリンタバージョ
ン情報に基づいて前記記憶手段に記憶されたプリンタ修
復情報を検索する第1の検索手段と、前記第1の検索手
段が取得したプリンタバージョン情報に対応するプリン
タ修復情報を検索した場合に、該プリンタ修復情報を前
記印刷装置に転送する第1の転送手段とを備える情報処
理装置と、前記情報処理装置に登録されたプリンタドラ
イバを整合修復するためのドライバ修復情報をバージョ
ン情報別に記憶する第2の記憶手段と、前記情報処理装
置から設定されている前記プリンタドライバの変換プロ
グラムのバージョン情報を取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得されたバージョン情報に
基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたドライバ修復
情報を検索する第2の検索手段と、前記第2の検索手段
が取得したバージョン情報に対応するドライバ修復情報
を検索した場合に、該ドライバ修復情報を前記情報処理
装置に転送する第2の転送手段とを備える印刷装置とを
有するものである。
【0020】本発明に係る第5の発明は、文字表示パネ
ルを備え、所定の通信媒体を介して情報処理装置と通信
可能な印刷装置において、前記文字表示パネルに表示す
る文字情報を言語別に記憶する記憶手段と、前記文字表
示パネルに表示する前記文字情報の言語を国情報で設定
する設定手段と、前記設定手段により設定された国情報
と前記情報処理装置側から要求された国情報とに基づい
て前記文字情報の言語を国情報に整合させる整合手段と
を有するものである。
【0021】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介して印刷装置と通信可能な情報処理装置におい
て、アプリケーションからの出力情報を前記印刷装置が
解析可能な印刷情報に変換する変換プログラムを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された変換プログラ
ムを実行するプリンタドライバと、所定のプリント機能
毎に分割された変換パーツプログラムを記憶するパーツ
記憶手段と、前記印刷装置の仕様に対応する機種情報を
取得する取得手段と、前記取得手段が取得した前記機種
情報に基づいて前記パーツ記憶手段から読み出される前
記変換パーツプログラムを組み込んで前記変換プログラ
ムを前記記憶手段上に構築する構築手段とを設けたもの
である。
【0022】本発明に係る第7の発明は、プリンタドラ
イバが実行する変換プログラムをバージョン情報に基づ
いて記憶する記憶手段を備える情報処理装置と印刷装置
とが所定の通信媒体を介して通信可能な印刷システムの
データ処理方法において、実行すべき変換プログラムを
初期設定する設定工程と、前記印刷装置から登録された
印刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得す
る取得工程と、該取得されたプリンタバージョン情報と
設定された変換プログラムのバージョン情報とを照合す
る照合工程と、該照合結果に基づいて前記変換プログラ
ムを変更する変更工程とを有するものである。
【0023】本発明に係る第8の発明は、印刷装置に登
録された印刷制御プログラムを整合修復するためのプリ
ンタ修復情報をプリンタバージョン情報別に記憶する第
1の記憶手段を有する情報処理装置と印刷装置とが所定
の通信媒体を介して通信可能な印刷システムのデータ処
理方法において、前記印刷装置から設定されている印刷
制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得する第
1の取得工程と、該取得されたプリンタバージョン情報
に基づいて前記記憶手段に記憶されたプリンタ修復情報
を検索する第1の検索工程と、該検索されたプリンタバ
ージョン情報に対応するプリンタ修復情報を前記印刷装
置に転送する第1の転送工程とを有するものである。
【0024】本発明に係る第9の発明は、情報処理装置
に登録されたプリンタドライバを整合修復するためのド
ライバ修復情報をバージョン情報別に記憶する第2の記
憶手段を有する印刷装置と情報処理装置とが所定の通信
媒体を介して通信可能な印刷システムのデータ処理方法
において、前記情報処理装置から設定されている前記プ
リンタドライバの変換プログラムのバージョン情報を取
得する第2の取得工程と、該取得されたバージョン情報
に基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたドライバ修
復情報を検索する第2の検索工程と、該検索したバージ
ョン情報に対応するドライバ修復情報を前記情報処理装
置に転送する第2の転送工程とを有するものである。
【0025】本発明に係る第10の発明は、文字表示パ
ネルと、前記文字表示パネルに表示する文字情報を言語
別に記憶する記憶手段とを有する印刷装置と情報処理装
置とが所定の通信媒体を介して通信可能な印刷システム
のデータ処理方法において、前記文字表示パネルに表示
する前記文字情報の言語を国情報で初期設定する設定工
程と、該設定された国情報と前記情報処理装置側から要
求された国情報とに基づいて前記文字情報の言語を国情
報に整合させる整合工程とを有するものである。
【0026】本発明に係る第11の発明は、アプリケー
ションからの出力情報を前記印刷装置が解析可能な印刷
情報に変換する変換プログラムを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された変換プログラムを実行するプ
リンタドライバと、所定のプリント機能毎に分割された
変換パーツプログラムを記憶するパーツ記憶手段とを有
する情報処理装置と印刷装置とが所定の通信媒体を介し
て通信可能な印刷システムのデータ処理方法において、
前記印刷装置の仕様に対応する機種情報を取得する取得
工程と、該取得した前記機種情報に基づいて前記パーツ
記憶手段から読み出される前記変換パーツプログラムを
組み込んで前記変換プログラムを前記記憶手段上に構築
する構築工程とを有するものである。
【0027】
【作用】第1の発明においては、取得手段が印刷装置か
ら登録された印刷制御プログラムのプリンタバージョン
情報を取得したら、該取得されたプリンタバージョン情
報と前記設定手段により設定されたバージョン情報とを
比較して、変更手段が前記設定手段が設定した前記バー
ジョン情報を変更して、情報処理装置側で印刷装置側の
印刷制御プログラムのプリンタバージョンを把握して、
プリンタドライバの変換プログラムを自在に変更するこ
とを可能とする。
【0028】第2の発明においては、第1の取得手段が
前記印刷装置から設定されている印刷制御プログラムの
プリンタバージョン情報を取得したら、該取得されたプ
リンタバージョン情報に基づいて第1の検索手段が対応
するプリンタ修復情報を検索した場合に、第1の転送手
段が該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転送して、情
報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリ
ンタバージョンを把握しながら、印刷装置側の印刷制御
プログラムの内容を転送するプリンタ修復情報により情
報処理装置側のプリンタドライバの変換プログラムと整
合させることを可能とする。
【0029】第3の発明においては、第2の取得手段が
前記情報処理装置から設定されている前記プリンタドラ
イバの変換プログラムのバージョン情報を取得したら、
該取得されたバージョン情報に基づいて第2の検索手段
が対応するドライバ修復情報を検索した場合に、第2の
転送手段が該ドライバ修復情報を前記情報処理装置に転
送して、印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドライ
バの変換プログラムのバージョンを把握して、情報処理
装置側のプリンタドライバの変換プログラムの内容を転
送するドライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御プ
ログラムと整合させることを可能とする。
【0030】第4の発明においては、第1の取得手段が
前記印刷装置から設定されている印刷制御プログラムの
プリンタバージョン情報を取得したら、該取得されたプ
リンタバージョン情報に基づいて第1の検索手段が対応
するプリンタ修復情報を検索した場合に、第1の転送手
段が該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転送して、あ
るいは第2の取得手段が前記情報処理装置から設定され
ている前記プリンタドライバの変換プログラムのバージ
ョン情報を取得したら、該取得されたバージョン情報に
基づいて第2の検索手段が対応するドライバ修復情報を
検索した場合に、第2の転送手段が該ドライバ修復情報
を前記情報処理装置に転送して、情報処理装置側で印刷
装置側の印刷制御プログラムのプリンタバージョンを把
握して、印刷装置側の印刷制御プログラムの内容を転送
するプリンタ修復情報により情報処理装置側のプリンタ
ドライバの変換プログラムと整合させること、あるいは
印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドライバの変換
プログラムのバージョンを把握して、情報処理装置側の
プリンタドライバの変換プログラムの内容を転送するド
ライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御プログラム
と整合させることを可能とする。
【0031】第5の発明においては、設定手段により文
字表示パネルに表示する前記文字情報の言語を国情報が
設定されたら、該設定された国情報と前記情報処理装置
側から要求された国情報とに基づいて整合手段が前記文
字情報の言語を国情報に整合させ、情報処理装置側の国
情報を利用して印刷装置側の国情報を自動設定すること
を可能とする。
【0032】第6の発明においては、取得手段により印
刷装置の仕様に対応する機種情報を取得したら、該取得
した前記機種情報に基づいて構築手段が前記パーツ記憶
手段から読み出される前記変換パーツプログラムを組み
込んで前記変換プログラムを前記記憶手段上に構築し
て、印刷装置側の機種情報に応じて最適な変換パーツプ
ログラムを組み合せて自在に変換プログラムを作り換え
ることを可能とする。
【0033】第7の発明においては、実行すべき変換プ
ログラムを初期設定し、前記印刷装置から登録された印
刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得し、
該取得されたプリンタバージョン情報と初期設定された
変換プログラムのバージョン情報とを照合し、該照合結
果に基づいて前記変換プログラムを変更して、情報処理
装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリンタバ
ージョンを把握して、プリンタドライバの変換プログラ
ムを自在に変更する処理を自動化することを可能とす
る。
【0034】第8の発明においては、前記印刷装置から
設定されている印刷制御プログラムのプリンタバージョ
ン情報を取得し、該取得されたプリンタバージョン情報
に基づいて前記記憶手段に記憶されたプリンタ修復情報
を検索し、該検索されたプリンタバージョン情報に対応
するプリンタ修復情報を前記印刷装置に転送して、情報
処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリン
タバージョンを把握して、印刷装置側の印刷制御プログ
ラムの内容を転送するプリンタ修復情報により情報処理
装置側のプリンタドライバの変換プログラムと整合させ
る処理を自動化することを可能とする。
【0035】第9の発明においては、前記情報処理装置
から設定されている前記プリンタドライバの変換プログ
ラムのバージョン情報を取得し、該取得されたバージョ
ン情報に基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたドラ
イバ修復情報を検索し、該検索したバージョン情報に対
応するドライバ修復情報を前記情報処理装置に転送し
て、印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドライバの
変換プログラムのバージョンを把握して、情報処理装置
側のプリンタドライバの変換プログラムの内容を転送す
るドライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御プログ
ラムと整合させる処理を自動化することを可能とする。
【0036】第10の発明においては、前記文字表示パ
ネルに表示する前記文字情報の言語を国情報で初期設定
し、該設定された国情報と前記情報処理装置側から要求
された国情報とに基づいて前記文字情報の言語を国情報
に整合させ、情報処理装置側の国情報を利用して印刷装
置側の国情報を自動設定する処理を自動化することを可
能とする。
【0037】第11の発明においては、前記印刷装置の
仕様に対応する機種情報を取得し、該取得した前記機種
情報に基づいて前記パーツ記憶手段から読み出される前
記変換パーツプログラムを組み込んで前記変換プログラ
ムを前記記憶手段上に構築して、印刷装置側の機種情報
に応じて最適な変換パーツプログラムを組み合せて自在
に変換プログラムを作り換える処理を自動化することを
可能とする。
【0038】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、本発明に係る印刷システムに適応
するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジェッ
トプリンタの構成について説明する。なお、本実施例に
適用するプリンタは、レーザビームプリンタおよびイン
クジェットプリンタに限られるものではなく、その他の
プリント方式のプリンタでも適応可能であることは言う
までもない。
【0039】図1は、本発明の第1実施例を示す印刷シ
ステムに適応可能なレーザビームプリンタ印刷装置(以
下LBP)の構成を説明する断面図である。
【0040】図において、1500はLBP本体で、外
部に接続されているホストコンピュータから供給される
印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマク
ロ命令等を入力して記憶すると共に、それらの情報に従
って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成
し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0041】1501は操作パネルで、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。1000
はプリンタ制御ユニットで、LBP本体1500全体の
制御およびホストコンピュータから供給される文字情報
等を解析し、主に文字情報を対応する文字パターンのビ
デオ信号に変換してレーザドライバ1502に出力す
る。レーザドライバ1502は半導体レーザ1503を
駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応
じて半導体レーザ1503から発射されるレーザ光15
04をオン・オフ切り換えする。
【0042】1505は回転多面鏡で、レーザ光150
4を左右方向に振り静電ドラム1506上を走査露光す
る。静電ドラム1506はレーザ光1504の走査光に
より文字パターンの静電潜像を形成する。1507は現
像ユニットで、静電ドラム1506周囲に配設され、静
電ドラム1506上の潜像を、現像した後、記録紙に転
写する。
【0043】1508は用紙カセットで、カットシート
記録紙を収納しLBP1500に装着する。1509は
給紙ローラで、用紙カセット1508内の記録紙を装置
内に送り込み、搬送ローラ1510,1511で該記録
用紙を静電ドラム1506に供給する。また、LBP本
体1500には、図示しないカードスロットを少なくと
も1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションカー
ド,言語系の異なる制御カード(エミュレーションカー
ド)を接続できるように構成されている。
【0044】図2は、本発明の第1実施例を示す印刷シ
ステムに適応可能なインクジェット記録装置(以下IJ
RA)の構成を説明する斜視図である。
【0045】図において、5013は駆動モータで、正
逆両方向に回転可能で該駆動を駆動力伝達ギア501
1,5009を介してリードスクリュー5005に連動
する。リードスクリュー5005は螺旋溝5004を有
する。HCはキャリッジで、図示しないピンとキャリッ
ジレバー5006を有する。前記キャリッジHCの図示
しないピンはリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合し駆動モータ5013に連動して、キャ
リッジHCをガイドレール5003上で矢印a,b方向
に往復移動させる。
【0046】5007,5008はフォトキャプラでキ
ャリッジレバー5006をこの位置で確認し駆動モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段として機能する。IJCはインクカート
リッジで、インクジェットヘッドIJHとインクタンク
で構成され、キャリッジHCに搭載されている。500
0はプラテンで、記録紙Pを巻きつけIJRA本体側に
押し上げる。5002は紙押え板で、キャリッジ移動方
向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧する。
【0047】部材5016は記録ヘッドの全面をキャッ
プするキャップ部材5022を支持する。5022はキ
ャップ部材で、記録ヘッドの全面をキャップする。50
15は吸引手段で、キャップ部材5022のキャップ内
開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5
017はクリーニングブレードで、部材5019により
前後方向に移動可能となる。5018は本体支持板で、
クリーニングブレード5017,部材5019を支持す
る。
【0048】5021はレバーで、吸引回復の吸引を開
始し、キャリッジHCと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータ5013からの駆動力がクラ
ッチ切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。こ
れらのキャッピング,クリーニング,吸引回復は、キャ
ッリジHCがホームポジション側領域にきた時にリード
スクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で
所望の処理が行えるよに構成されているが、周知のタイ
ミングで所望動作を行うように構成されていればその他
の構成であっても良い。
【0049】図3は、図2に示したインクジェット記録
装置の構成を説明するブロック図であり、図2と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0050】図において、1700は双方向インタフェ
ース(インタフェース)で、後述するホストコンピュー
タ100と間で記録信号,制御信号等のデータ通信を行
う。1701はMPUで、ROM1702またはその他
の記憶媒体に格納されたプログラムに従って後述するフ
ローチャートに示すような判断処理を行う。1703は
DRAMで、MPU1701の作業領域であり、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておく。
【0051】1704はゲートアレイ(G.A.)で、
記録ヘッド1708に対する記録データの供給制御およ
びインタフェース1700,MPU1701,DRAM
1703間のデータの転送制御も行う。1708は記録
ヘッドで、ヘッドドライバ1705により駆動される。
1709は搬送モータで、モータドライバ1706によ
り駆動され記録用紙を搬送する。1710はキャリアモ
ータで、モータドライバ1707により駆動され前記記
録ヘッド1708を搬送する。
【0052】このように構成された上記記録装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ100より記録信号が入力されると、ゲート
アレイ1704とMPU1701との間で記録信号がプ
リント用の記録データに変換される。そして、モータド
ライバ1706,1707が駆動されると共に、ヘッド
ドライバ1705に送られた記録データに従って記録ヘ
ッドが駆動され印字が実行される。
【0053】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介して後述するホストコンピュータ100との
通信処理が可能となっており、DRAM1703に関す
るメモリ情報および資源データ等を後述するホストコン
ピュータ100に通知可能に構成され、更に、ホストコ
ンピュータ100が接続されたプリンタと通信してプリ
ンタ環境設定状態を自動判定して、相互に整合するプリ
ンタ環境を自動設定するように構成されている。
【0054】また、プリンタ制御言語切り換えに伴っ
て、プリンタのメモリに設定されているデータをインタ
フェース1700を介してホストコンピュータ100に
一時登録ファイルとして転送し、プリンタ制御言語切り
換え後のプリンタ処理終了後、プリンタのプリンタ環境
を再起させるために、一時登録ファイルをプリンタに帰
還転送して再設定可能に構成されている。
【0055】図4は、本発明の第1実施例を示す印刷シ
ステムの構成を説明するブロック図であり、ここでは、
図1に示したレーザビームプリンタの場合を説明する。
なお、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0056】図において、100はホストコンピュータ
で、双方向インタフェース13を介してプリンタ150
0と接続されている。1はCPUで、ROM2、ハード
ディスク11,フロッピーディスク12等の記憶媒体に
記憶された文書処理プログラムに基づいて図形,イメー
ジ,文字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処
理,後述するフローチャートに示すような判断処理を実
行し、システムバス4に接続される各デバイスを総括的
に制御する。
【0057】3はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9からのキー入力
を制御する。6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
【0058】7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォント
データ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD)11,フロッピーディスク(F
D)12とのアクセスを制御する。HD11には、後述
する図7,図12で示されるようなフローチャートの制
御プログラムが格納されている。
【0059】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向インタフェース(インタフェース)1
3を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1
500との通信制御処理を実行する。8a,18aはイ
ンタフェース回路で、インタフェース13を介したプリ
ンタ1500とホストコンピュータ100との種々のコ
マンド通信処理,記録情報処理を制御する。
【0060】なお、CPU1は、例えばRAM3上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上のマウスカーソル等で指示されたコマンドに
基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデ
ータ処理を実行する。
【0061】プリンタ1500において、14はプリン
タCPU(CPU)で、ROM15,ハードディスク2
2等の記憶媒体に記憶された制御プログラム,後述する
フローチャート等に基づいてシステムバス17に接続さ
れる各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印
刷部インタフェース19を介して接続される印刷部(プ
リンタエンジン)20にプリントデータとしての画像信
号を出力する。
【0062】また、CPU14は入力部18を介してホ
ストコンピュータとの通信処理が可能となっており、R
AM16に関するメモリ情報および資源データ等をホス
トコンピュータ100に通知可能に構成されている。
【0063】16はRAMで、CPU14の主メモリ、
ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに
接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。なお、RAM1
6は、記録データ展開領域,環境データ格納領域,NV
RAM等に用いられる。ハードディスク(HD)22
は、ディスクコントローラ(DKC)21によりアクセ
スを制御される。ハードディスク22は、オプションと
して接続され、ダウンロードフォントなどを格納する。
【0064】また、図示しないカードスロットを少なく
とも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフ
ォントカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈
するプログラムを格納したカード(エミュレーションカ
ード)を接続できるように構成されている。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からの
プリンタモード設定情報を記憶する。
【0065】なお、ここでは、図1に示したレーザビー
ムプリンタの場合を説明したが、本発明の機能が実行さ
れるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器か
らなるシステムであっても、LAN等のネットーワーク
を介して処理が行われるシステムであっても本発明を適
用できることは言うまでもない。
【0066】図5は、図4に示した印刷システムのホス
トコンピュータとプリンタの印刷ジョブの関係を示す摸
式図であり、図4と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0067】図において、1101はプリンタドライバ
で、ホストコンピュータ100上の不図示のアプリケー
ションソフトウェアで作成したデータをプリンタ制御プ
ログラム1103が分かる形に翻訳し、該翻訳された制
御コマンド,印刷データ等からなる印刷情報を双方向イ
ンタフェース13を通じてプリンタ1500に送る。
【0068】プリンタ制御プログラム1103は図1に
示したプリンタ制御ユニット1000上のソフトウェア
で、ホストコンピュータ100から送られてきたデータ
を、解釈し、図4で示したプリンタ上の印刷部20に印
字イメージとして形成し印字する。
【0069】プリンタドライバ1101にもプリンタ制
御プログラム1103にもそれぞれバージョン番号11
02とバージョン番号1104が存在し、バージョン番
号は、ソフトウェアとしてリリースされた時の管理番号
であり、新規機能の追加や変更、障害の吸収などでソフ
トウェアが変更された時のリリース時にユニークな番号
として設定される。これらの番号は双方向インタフェー
ス13を通じて互いに確認し合うことができる。
【0070】図6は、図5で示したプリンタドライバ1
101のデータ構造を説明する摸式図であり、図5と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0071】図において、プリンタドライバ1101
は、プリンタドライバ本体1120とプリンタドライバ
置換部1121で構成されており、プリンタドライバ本
体1120は、自分自身のバージョン番号1102と手
続き登録テーブル1105、主手続き1109、手続き
群1106(手続き1106−1,1106−2,……
1106−M)で構成されている。
【0072】一方、プリンタドライバ置換部1121
は、プリンタドライバ1101の手続きを必要に応じて
切り換えるためのものであり、この部分は、プリンタド
ライバ本体1120と独立して提供できるので、プリン
タドライバ本体1120部分に対して変更を加えたい時
には、プリンタドライバ置換部1121だけを置き換え
れば良い。
【0073】プリンタドライバ1101は、主手続き1
109に従って処理されるプログラムである。主手続き
1109の中の具体的な処理は、手続き登録テーブル1
105に登録された手続であり、主手続き1109から
手続き登録テーブル1105に登録された手続きを呼び
出すことで行われる。手続き登録テーブル1105の実
際の処理は、手続き群1106であり、手続き登録テー
ブル1105は手続き群1106の各手続きへのポイン
タを格納している。
【0074】プリンタドライバ置換部1121は、管理
バージョン開始番号1110と管理バージョン終了番号
1111とプリンタ制御プログラムバージョン番号11
07−1〜1107−Nと手続き群1108−1−1〜
1108−i−kで構成されている。管理バージョン開
始番号1110と管理バージョン終了番号1111は、
バージョンによる、手続きの変更を行うように管理され
たバージョンかどうかを指示する情報である。この範囲
にあるバージョンは、手続きの変更がなされるが、範囲
になければ、管理対象外となる。
【0075】プリンタ制御プログラムバージョン番号1
107−iは、図5に示したプリンタ制御プログラム1
103のバージョン番号1104で、手続き群1108
−i−kは該プリンタ制御プログラムバージョン番号1
107−iの更新する手続き群である。
【0076】ところで、双方向インタフェース13を使
って確認されたプリンタ1500のプリンタ制御プログ
ラム1103のバージョン番号1104が、管理バージ
ョン開始番号1110から管理バージョン終了番号11
11の間に入っていれば、手続きの管理対象となる。そ
して、該管理対象となったバージョンは、プリンタ制御
プログラムバージョン番号1107ーiの検索で変更す
べき手続き群1108ーiーkを見つけることができ
る。
【0077】ここで見つけられた手続き1108ーiー
kは、元の手続き1106ーjに対応するもので、変更
すべき手続きがあるものは、手続き1108ーiーkに
実体が存在し、変更すべき手続きのないものは、実体が
存在しない(つまり空)。見つけられた手続き群は、実
体があるものについてのみ、手続き登録テーブル110
5に書き込まれる。この結果、プリンタ制御プログラム
1103のバージョンに対応する処理に切り換わる。
【0078】また、手続き群1106と1108ーiー
kは、細かくとればきめ細かく対応処理ができるが、手
続きの切り換えが煩雑になる。また逆に大きくとれば、
手続きの切り換わりが簡単な反面、1つの手続きの変更
が大きなものになり、プログラムの使用するメモリ効率
としては悪くなる。変更する手続きは、プログラムの障
害時の修正手続きを入れることも可能であり、また、機
能の追加/変更時のプログラムの補強にも使うことがで
きる。
【0079】なお、ここでは管理バージョン開始番号1
110と管理バージョン終了番号1111を使って、管
理されるプリンタ制御プログラム1103の範囲を示し
たが、例えばバージョン番号と管理の有無を示す管理バ
ージョンのマップを作るようなことをすれば、もっと細
かくバージョンを管理することができる。
【0080】以下、本実施例と第1の発明の各手段との
対応およびその作用について図4,図5等を参照して説
明する。
【0081】第1の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して印刷装置(プリンタ1500)と
通信可能な情報処理装置(ホストコンピュータ100)
において、アプリケーションからの出力情報を前記印刷
装置が解析可能な印刷情報に変換する変換プログラムを
バージョン情報に従って記憶する記憶手段(ハードディ
スク11等に記憶される)と、前記記憶手段に記憶され
たいずれかの変換プログラムを実行するプリンタドライ
バ1101と、前記プリンタドライバが実行すべき変換
プログラムのバージョン情報を設定する設定手段(CP
U1がRAM3等の所定領域に最新のものを設定する)
と、前記印刷装置から登録された印刷制御プログラムの
プリンタバージョン情報を取得する取得手段(プリンタ
コントローラ8のインタフェース回路8aを介して取得
する)と、前記取得手段により取得されたプリンタバー
ジョン情報と前記設定手段により設定されたバージョン
情報とを比較して、前記設定手段が設定した前記バージ
ョン情報を変更する変更手段(CPU1による)とを設
け、プリンタコントローラ8がプリンタ1500から登
録された印刷制御プログラムのプリンタバージョン情報
を取得したら、CPU1が該取得されたプリンタバージ
ョン情報と設定されたバージョン情報とを比較して、設
定した前記バージョン情報を変更して、情報処理装置側
で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリンタバージョ
ンを把握して、プリンタドライバの変換プログラムを自
在に変更することを可能とする。
【0082】以下、図7に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る印刷システムのデータ処理(手続き登録
処理)動作について説明する。
【0083】図7は、本発明に係る印刷システムのデー
タ処理方法の第1実施例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(6)は各ステップを示し、プリンタド
ライバ1101の主手続き1109の手続きの一部であ
る手続き登録処理手順に対応する。
【0084】ステップ(1)において、プリンタドライ
バ1101のバージョンをプリンタドライババージョン
番号1102で確認する。次に、ステップ(2)におい
て、現プリンタドライバの手続き群1106をまず手続
き登録テーブル1105に登録する。次に、ステップ
(3)において、ステップ(1)で確認したバージョン
番号をプリンタ1500に伝えた上でプリンタ制御プロ
グラム1103のバージョン番号1104を問い合わせ
る。
【0085】次に、ステップ(4)で、プリンタ150
0のプリンタ制御プログラム1103のバージョン番号
1104は管理されたバージョンかどうかを管理バージ
ョン開始番号1110と管理バージョン終了番号111
1の間にあるかどうかで判断し、プリンタ1500のプ
リンタ制御プログラム1103のバージョンが管理され
たバージョンでない(管理バージョン開始番号1110
と管理バージョン終了番号1111の間にない)と判断
された場合は、処理を終了する。
【0086】一方、ステップ(4)で、プリンタ150
0のプリンタ制御プログラム1103のバージョンは管
理されたバージョン(管理バージョン開始番号1110
と管理バージョン終了番号1111の間にある)と判断
された場合は、ステップ(5)において、ステップ
(3)で問い合わせたプリンタ1500のプリンタ制御
プログラム1103のバージョン番号1104を使っ
て、プリンタ制御プログラムバージョン番号1107ー
iを検索する。
【0087】次に、ステップ(6)において、見つかっ
たプリンタ制御プログラムバージョン番号1107ーi
に対応して格納されている手続き1108ーiーk(k
=1,……,K)を手続き登録テーブル1105に登録
(置き換える手続きのポインタを手続き登録テーブル1
105に登録)して全ての処理を終了する。
【0088】以下、本実施例と第7の発明の各工程との
対応およびその作用について図7等を参照しながら説明
する。
【0089】第7の発明は、プリンタドライバ1101
が実行する変換プログラムをバージョン情報に基づいて
記憶する記憶手段(ハードディスク11等)を備える情
報処理装置(ホストコンピュータ100)と印刷装置
(プリンタ1500)とが所定の通信媒体を介して通信
可能な印刷システムのデータ処理方法において、実行す
べき変換プログラムを初期設定する設定工程(図7のス
テップ(1)の前の、例えばリセット処理で設定され
る)と、前記印刷装置から登録された印刷制御プログラ
ムのプリンタバージョン情報を取得する取得工程(図7
のステップ(3))と、該取得されたプリンタバージョ
ン情報と設定された変換プログラムのバージョン情報と
を照合する照合工程(図7のステップ(4))と、該照
合結果に基づいて前記変換プログラムを変更する変更工
程(図7のステップ(5),(6))とを実行して、情
報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリ
ンタバージョンを把握して、プリンタドライバの変換プ
ログラムを自在に変更する処理を自動化することを可能
とする。
【0090】なお、図6に示す例では、問題を簡単にす
るためにバージョンごとの手続きは固定的な領域にいれ
てあり、そのため、手続きの検索は固定領域をその長さ
で検索すれば良い。もちろん、検索しやすいように、あ
るいは各プリンタ制御プログラムの領域1107ーi、
1108ーiーk(k=1,……,K)が可変長領域で
も良いようにポインタを使って検索できるようにしてよ
いことは言うまでもない。
【0091】もちろん本実施例ではK個全ての手続きの
置き換えをしているが、手続きごとにIDをつけて、変
更する手続きのIDを見つけて該当する手続きでもっ
て、手続き登録テーブルの中を更新するようにすれば、
置き換え方の自由度が増す。つまりある決まったものを
置き換えるのではなく、IDにより検索されたものを置
き換えるようにできる。
【0092】例えばIDには、モジュール名やプログラ
ム名を使うことができる。手続き1108ーiーkは、
手続きの実態そのものでも構わないが、対応する手続き
へのポインタにしておくと、置き換え側のテーブルの構
成が簡素になる。
【0093】以上のように本実施例に従えばプリンタド
ライバのバージョンとプリンタ制御プログラム1103
のバージョン番号に基づいてプリンタドライバ1101
側の手続を切り換えることができる。
【0094】本実施例では、プリンタドライバ1101
側の処理について述べたが、プリンタ側のソフトウェア
に対しても同様の構成を採用すれば、同様に処理を切り
換えることができることは言うまでもない。
【0095】図8は、図6で示したプリンタドライバ1
101のフォントダウンロード手続きの切り換えを説明
する摸式図であり、図6と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0096】1112はフォントダウンロード手続き
で、プリンタドライバ1101からフォントをプリンタ
1500にダウンロードするための手続きである。プリ
ンタ制御プログラムの最初のバージョンでは、フォント
の圧縮は対応されていないため、圧縮せずにそのままの
形でプリンタ側に送る手続きが記述されている。
【0097】ところが、プリンタ制御プログラムバージ
ョン番号1113で記述されているバージョンでは、フ
ォントを圧縮してダウンロードした方がプリンタへの転
送効率が良くなるために、プリンタ制御プログラム11
03には、プリンタ側で圧縮されたフォントの伸長の手
続きを持つバージョンが存在する。
【0098】本発明の本実施例では、手続きとして、前
記プリンタ側で圧縮されたフォントの伸長の手続きを持
つバージョンに対するフォント圧縮ダウンロード手続き
1114があり、プリンタ制御プログラム1103のバ
ージョン番号1104を確認して、フォントの圧縮ダウ
ンロードに対応できる構成になっている。
【0099】図9は、図5で示した印刷システムにおけ
るホストコンピュータ100のプリンタドライバ110
1とプリンタ1500のプリンタ制御プログラム110
3の関係を説明する模式図であり、図5と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0100】図において、プリンタ制御プログラム11
03には複数のバージョン番号1104−1,1104
−2がある。バージョン番号1104−1には、障害1
210があるが、その障害1210はバージョン番号1
104−2では、補償1211という形で取り除かれて
いる。
【0101】プリンタ1500−1はバージョン番号1
104−1のプリンタ制御プログラム1103を内蔵
し、プリンタ1500−2はバージョン番号1104−
2のプリンタ制御プログラム1103を内蔵している。
【0102】一方、ホストコンピュータ100側のプリ
ンタドライバ1101はプリンタドライバ本体1120
とプリンタ側の障害1210を回避するためのプリンタ
ドライバ置換部1121とから構成される。
【0103】ここで、例えば障害1210のため、プリ
ンタ1500−1では、ホストコンピュータ100から
の問い合わせ信号に対して応答するまでの時間が、あら
かじめ規定されている時間より長くなったとする。そし
て、プリンタ1500−2では、該障害1210が補償
1211という形で解決されている場合、ホストコンピ
ュータ100上のプリンタドライバ1101はあらかじ
め規定された通りに作られるため、プリンタ1500−
2では正しい動作をするが、プリンタ1500−1では
正しい動作をしない。
【0104】そこで、ホストコンピュータ100はプリ
ンタ制御プログラム1103のバージョン番号1104
−1,1104−2を確認し、プリンタドライバ置換部
1121を使って手続きを切り換えることにより、プリ
ンタ1500−1に対して、規定時間より長くプリンタ
の応答を待つことで、プリンタとの応答動作を正しく行
うことができる。
【0105】また、障害によっては、プリンタ1500
に対する設定情報を変えたり、いくつかの手順を切り換
えたりすることによって対応することもできる。ここで
は、プリンタ1500側に障害のあるケースについて述
べたがホストコンピュータ100側のプリンタドライバ
1101に障害がある場合でも、プリンタ1500側の
プリンタ制御プログラム1103で、同様の対応をとれ
ば、種々のプリンタドライバの1101の障害に対して
も、対応がとれる。
【0106】〔第2実施例〕上記第1実施例では、プリ
ンタ1500側の障害をホストコンピュータ100側の
プリンタドライバ置換部1121により対応をとる場合
について説明したが、本実施例ではホストコンピュータ
100とプリンタ1500の両方で対応をとるように構
成してもよい。
【0107】また、実際には第1実施例のようなホスト
コンピュータ100側の変更だけでは、対応がとれない
場合や、ホストコンピュータ100側での対応では、本
来の性能を全体としては出せない場合がある。これは、
第1実施例の応答時間の切り換えの実施例からも明らか
である。
【0108】さらに、ホストコンピュータ100側の障
害をプリンタ1500側で対応をとる場合も同様であ
る。
【0109】図10は、本発明の第2実施例を示す印刷
システムの制御構成を説明するブロック図であり、以
下、プリンタドライバ1101のパッチテーブルとプリ
ンタ制御プログラム1103のパッチテーブルとによる
印刷システムのプログラム資源のバージョンアップ処理
動作について説明する。
【0110】図において、1130はプリンタ制御プロ
グラムパッチテーブルで、ホストコンピュータ100上
にある。このプリンタ制御プログラムパッチテーブル1
130は、双方向インタフェース13を使って、プリン
タ1500のプリンタ制御プログラム1103のバージ
ョン番号1104を確認し、そして、プリンタ1500
側に対して追加した機能やあるいは修正を行って障害が
ある場合には、プリンタ1500側にプリンタ制御プロ
グラム1103のパッチプログラムをダウンロードする
ためのテーブルである。
【0111】同様に、1131はプリンタドライバパッ
チテーブルで、プリンタ1500上にある。このプリン
タドライバパッチテーブル1131は、双方向インタフ
ェース13を使って、ホストコンピュータ100上のプ
リンタドライバ1101のバージョン番号1102をプ
リンタ1500に送り、プリンタドライバ1101側に
対して追加した機能やあるいは修正を行った障害がある
場合には、ホストコンピュータ100側にプリンタドラ
イバパッチテーブル1131をアップロードするための
テーブルである。
【0112】プリンタドライバ1101は図6で示した
手続き登録テーブル1105にアップロードしたプリン
タドライバパッチテーブル1131の手続きを登録する
ことで、プリンタドライバ1101の追加機能や障害修
正を行うことができる。
【0113】プリンタ制御プログラム1103の場合も
不図示の手続き登録テーブルにダウンロードしたプリン
タ制御プログラムパッチテーブル1130の手続きを登
録することで、プリンタ制御プログラム1103の追加
機能や障害修正を行うことができる。
【0114】図11は、図10で示したプリンタ制御プ
ログラムパッチテーブル1130とプリンタドライバパ
ッチテーブル1131との対応を説明する模式図であ
り、図10と同一のものには同一の符号を付してある。
【0115】図において、1140は対応バージョン数
で、プリンタ制御プログラム1103のいくつのバージ
ョンに対応しているかを格納している。1141−1〜
1141−PはバージョンNo.で、プリンタ制御プロ
グラム1103のバージョン番号を示し、対応バージョ
ン数1140で示される数だけある。
【0116】1142−1〜1142−Pはポインタ
で、パッチモジュール群1143−1〜1143−Pの
先頭アドレスを示し、対応バージョン数1140で示さ
れる数だけある。なお、パッチモジュール群1143−
1〜1143−Pは、プリンタ1500のプリンタ制御
プログラム1103のパッチモジュールであり、対応バ
ージョン数1140で示される数だけある。
【0117】バージョンNo.1141−1〜1141
−Pは、双方向インタフェース13で確認されたプリン
タ制御プログラム1103のバージョンと同じバージョ
ンNo.が見つかれば、その対応するポインタ1142
−1〜1142−Pによりパッチすべきパッチモジュー
ル群1143−1〜1143−Pを見つけることができ
る。
【0118】なお、パッチモジュール群1143−1〜
1143−Pは、モジュール名と、実際の実行モジュー
ルにより、プリンタ1500にダウンロードされれば、
現在プリンタに存在する制御プログラムの対応するモジ
ュールを置き換えることができる。
【0119】同様に、1144は対応バージョン数で、
プリンタドライバ1101のいくつのバージョンに対応
しているかを格納している。1145−1〜1145−
RはバージョンNo.で、プリンタドライバ1101の
バージョン番号を示し、対応バージョン数1144で示
される数だけある。
【0120】1146−1〜1146−Rはポインタで
パッチモジュール群1147−1〜1147−Rの先頭
アドレスを示し、対応バージョン数1144で示される
数だけある。1147−1〜1147−Rはパッチモジ
ュール群で、プリンタドライバ1101のパッチモジュ
ールであり、対応バージョン数1144で示される数だ
けある。
【0121】バージョンNo.1145−1〜1145
−Rは、双方向インタフェース13で送られたプリンタ
ドライバ1101のバージョンと同じバージョンNo.
が見つかれば、その対応するポインタ1146−1〜1
146−Rによりパッチすべきパッチモジュール群11
47−Rを見つけることができる。
【0122】なお、パッチモジュール群1147−1〜
1147−Rは、モジュール名と、実際の実行モジュー
ルにより、ホストコンピュータにアップロードされれ
ば、現在ホストコンピュータにに存在するプリンタドラ
イバの対応するモジュールを置き換えることができる。
【0123】以下、本実施例と第2〜第4の発明の各手
段との対応およびその作用について図4,図10等を参
照して説明する。
【0124】第2の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して印刷装置(プリンタ1500)と
通信可能な情報処理装置(ホストコンピュータ100)
において、前記印刷装置に登録された印刷制御プログラ
ムを整合修復するためのプリンタ修復情報をプリンタバ
ージョン情報別に記憶する第1の記憶手段(ハードディ
スク11等に記憶される)と、前記印刷装置から設定さ
れている印刷制御プログラムのプリンタバージョン情報
を取得する第1の取得手段(プリンタコントローラ8)
と、前記第1の取得手段により取得されたプリンタバー
ジョン情報に基づいて前記記憶手段に記憶されたプリン
タ修復情報を検索する第1の検索手段(CPU1がRO
M2,ハードディスク11等に記憶された検索プログラ
ムを実行して検索する)と、前記第1の検索手段が取得
したプリンタバージョン情報に対応するプリンタ修復情
報を検索した場合に、該プリンタ修復情報を前記印刷装
置に転送する第1の転送手段(プリンタコントローラ
8)とを設け、プリンタコントローラ8がプリンタ15
00から設定されている印刷制御プログラムのプリンタ
バージョン情報を取得したら、該取得されたプリンタバ
ージョン情報に基づいてCPU1が対応するプリンタ修
復情報を検索した場合に、プリンタコントローラ8が該
プリンタ修復情報をプリンタ1500に転送して、情報
処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリン
タバージョンを把握しながら、印刷装置側の印刷制御プ
ログラムの内容を転送するプリンタ修復情報により情報
処理装置側のプリンタドライバの変換プログラムと整合
させることを可能とする。
【0125】第3の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して情報処理装置(ホストコンピュー
タ100)と通信可能な印刷装置(プリンタ1500)
において、前記情報処理装置に登録されたプリンタドラ
イバを整合修復するためのドライバ修復情報をバージョ
ン情報別に記憶する第2の記憶手段(ハードディスク2
2またはNVRAM(図示しない))と、前記情報処理
装置から設定されている前記プリンタドライバの変換プ
ログラムのバージョン情報を取得する第2の取得手段
(入力部18がインタフェース回路18aを介して取得
する)と、前記第2の取得手段により取得されたバージ
ョン情報に基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたド
ライバ修復情報を検索する第2の検索手段(CPU14
がハードディスク22,ROM15に記憶された検索プ
ログラムを実行して検索する)と、前記第2の検索手段
が取得したバージョン情報に対応するドライバ修復情報
を検索した場合に、該ドライバ修復情報を前記情報処理
装置に転送する第2の転送手段(入力部18がインタフ
ェース回路18aを介して転送する)とを設け、入力部
18がホストコンピュータ100から設定されている前
記プリンタドライバの変換プログラムのバージョン情報
を取得したら、該取得されたバージョン情報に基づいて
CPU14が対応するドライバ修復情報を検索した場合
に、入力部18が該ドライバ修復情報をホストコンピュ
ータ100に転送して、印刷装置側で情報処理装置側の
プリンタドライバの変換プログラムのバージョンを把握
して、情報処理装置側のプリンタドライバの変換プログ
ラムの内容を転送するドライバ修復情報により印刷装置
側の印刷制御プログラムと整合させることを可能とす
る。
【0126】第4の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して印刷装置(プリンタ1500)と
情報処理装置(ホストコンピュータ100)とが通信可
能な印刷システムにおいて、前記印刷装置に登録された
印刷制御プログラムを整合修復するためのプリンタ修復
情報をプリンタバージョン情報別に記憶する第1の記憶
手段(ハードディスク11等に記憶される)と、前記印
刷装置から設定されている印刷制御プログラムのプリン
タバージョン情報を取得する第1の取得手段(プリンタ
コントローラ8)と、前記第1の取得手段により取得さ
れたプリンタバージョン情報に基づいて前記記憶手段に
記憶されたプリンタ修復情報を検索する第1の検索手段
(CPU1がROM2,ハードディスク11等に記憶さ
れた検索プログラムを実行して検索する)と、前記第1
の検索手段が取得したプリンタバージョン情報に対応す
るプリンタ修復情報を検索した場合に、該プリンタ修復
情報を前記印刷装置に転送する第1の転送手段(プリン
タコントローラ8)とを備える情報処理装置と、前記情
報処理装置に登録されたプリンタドライバを整合修復す
るためのドライバ修復情報をバージョン情報別に記憶す
る第2の記憶手段(ハードディスク22またはNVRA
M(図示しない))と、前記情報処理装置から設定され
ている前記プリンタドライバの変換プログラムのバージ
ョン情報を取得する第2の取得手段(入力部18がイン
タフェース回路18aを介して取得する)と、前記第2
の取得手段により取得されたバージョン情報に基づいて
前記第2の記憶手段に記憶されたドライバ修復情報を検
索する第2の検索手段(CPU14がハードディスク2
2,ROM15に記憶された検索プログラムを実行して
検索する)と、前記第2の検索手段が取得したバージョ
ン情報に対応するドライバ修復情報を検索した場合に、
該ドライバ修復情報を前記情報処理装置に転送する第2
の転送手段(入力部18がインタフェース回路18aを
介して転送する)とを備える印刷装置とを有し、入力部
18がホストコンピュータ100から設定されている前
記プリンタドライバの変換プログラムのバージョン情報
を取得したら、該取得されたバージョン情報に基づいて
CPU14が対応するドライバ修復情報を検索した場合
に、入力部18が該ドライバ修復情報をホストコンピュ
ータ100に転送して、あるいは入力部18がホストコ
ンピュータ100から設定されている前記プリンタドラ
イバの変換プログラムのバージョン情報を取得したら、
該取得されたバージョン情報に基づいてCPU14が対
応するドライバ修復情報を検索した場合に、入力部18
が該ドライバ修復情報をホストコンピュータ100に転
送して、情報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログ
ラムのプリンタバージョンを把握して、印刷装置側の印
刷制御プログラムの内容を転送するプリンタ修復情報に
より情報処理装置側のプリンタドライバの変換プログラ
ムと整合させることあるいは印刷装置側で情報処理装置
側のプリンタドライバの変換プログラムのバージョンを
把握して、情報処理装置側のプリンタドライバの変換プ
ログラムの内容を転送するドライバ修復情報により印刷
装置側の印刷制御プログラムと整合させることを可能と
する。
【0127】以下、図12のフローチャートを参照して
図11に示した印刷システムにおけるホストコンピュー
タ100に格納されたプリンタ制御プログラムパッチモ
ジュール群1143−Pをプリンタ1500にダウンロ
ードするための制御動作について説明する。
【0128】図12は、本発明に係る印刷システムのデ
ータ処理方法の第2実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示し、図11
に示したプリンタ制御プログラムパッチモジュール群1
143−Pのプリンタ1500へのダウンロード処理に
対応する。
【0129】ステップ(1)において、ホストコンピュ
ータ100からプリンタ1500にプリンタ制御プログ
ラムのバージョン番号を問い合わせる。次に、ステップ
(2)において、ホストコンピュータ100上のプリン
タ制御プログラムパッチテーブル1130(図10参
照)の中で、対応しているバージョンの数1140を調
べる。
【0130】次にステップ(3)において、図11に示
した対応バージョン数1140の範囲の中でバージョン
No.1141を検索し、ステップ(4)において、ス
テップ(1)で取得したプリンタ制御プログラムのバー
ジョン番号と一致するバージョンNo.1141が存在
するかどうか判断し、もし一致するバージョンNo.1
141が無いと判断された場合は、本パッチテーブル1
130では、パッチする必要がないので処理を終了す
る。
【0131】一方、ステップ(4)において、一致する
バージョンNo.1141があると判断された場合は、
ステップ(5)において、ポインタ1142−1〜11
42−P中のいずれかのポインタを使ってパッチモジュ
ール群1143−1〜1143−P中のいずれかのパッ
チモジュール群を取得し、該取得したパッチモジュール
群のモジュール名と手続き群を双方向インタフェース1
3を使ってプリンタ1500にダウンロードして、全て
の処理を終了する。
【0132】そして、ダウンロードされたパッチモジュ
ール群1143−1〜1143−P中のいずれかのパッ
チモジュール群は、不図示の前述のプリンタ1500側
の手続き登録テーブルに登録され、プリンタ1500側
で実行可能となる。
【0133】以下、本実施例と第8,第9の発明の各工
程との対応およびその作用について図12等を参照して
説明する。
【0134】第8の発明は、印刷装置(プリンタ150
0)に登録された印刷制御プログラムを整合修復するた
めのプリンタ修復情報をプリンタバージョン情報別に記
憶する第1の記憶手段を有する情報処理装置(ホストコ
ンピュータ100)と印刷装置(プリンタ1500)と
が所定の通信媒体を介して通信可能な印刷システムのデ
ータ処理方法において、前記印刷装置から設定されてい
る印刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得
する第1の取得工程(図12のステップ(1))と、該
取得されたプリンタバージョン情報に基づいて前記記憶
手段に記憶されたプリンタ修復情報を検索する第1の検
索工程(図12のステップ(3))と、該検索されたプ
リンタバージョン情報に対応するプリンタ修復情報を前
記印刷装置に転送する第1の転送工程(図12のステッ
プ(5))とを実行して、情報処理装置側で印刷装置側
の印刷制御プログラムのプリンタバージョンを把握し
て、印刷装置側の印刷制御プログラムの内容を転送する
プリンタ修復情報により情報処理装置側のプリンタドラ
イバの変換プログラムと整合させる処理を自動化するこ
とを可能とする。
【0135】第9の発明は、情報処理装置(ホストコン
ピュータ100)に登録されたプリンタドライバを整合
修復するためのドライバ修復情報をバージョン情報別に
記憶する第2の記憶手段を有する印刷装置(プリンタ1
500)と情報処理装置とが所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して通信可能な印刷システムのデータ
処理方法において、前記情報処理装置(ホストコンピュ
ータ100)から設定されている前記プリンタドライバ
の変換プログラムのバージョン情報を取得する第2の取
得工程(図示しない)と、該取得されたバージョン情報
に基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたドライバ修
復情報を検索する第2の検索工程(図示しない)と、該
検索したバージョン情報に対応するドライバ修復情報を
前記情報処理装置に転送する第2の転送工程(図示しな
い)とをCPU1が実行して、印刷装置側で情報処理装
置側のプリンタドライバの変換プログラムのバージョン
を把握して、情報処理装置側のプリンタドライバの変換
プログラムの内容を転送するドライバ修復情報により印
刷装置側の印刷制御プログラムと整合させる処理を自動
化することを可能とする。
【0136】〔第3実施例〕上記第1実施例,第2実施
例では、ホストコンピュータ100やプリンタ1500
の障害を回避する場合を例として説明したが、本実施例
ではプリンタ1500の多国化対応付け処理をホストコ
ンピュータ側から制御する場合について説明する。
【0137】図13は、本発明の第3実施例を示す印刷
システムにおけるパネル表示形態を説明する平面図であ
り、図4と同一のものには同一の符号を付してある。
【0138】図において、1151はLCD表示部(デ
ィスプレイ)で、プリンタ1500の状態を知らせるメ
ッセージや、メニュー項目等を表示する部分である。1
152はプリントレディーランプ(READY)で、プ
リンタ1500がプリントできる状態かどうかかを知ら
せるLEDである。
【0139】1153はプリントエラーアラームランプ
(ALARM)で、現在プリントできない状態であるこ
とを知らせるためのLEDである。1154はプリント
ジョブランプLED(JOB)で、現在プリンタ内に、
プリントするデータがあるかどうかを知らせるためのL
EDである。
【0140】1155はオンラインキー(ONLIN
E)で、プリンタ1500のオンライン状態とオフライ
ン状態を切り換えるキーで、プリンタ1500がオンラ
インになるとオンラインランプ1156が点灯するよう
になっている。
【0141】1157はフィーダーセレクトキー(FE
EDERSELECT)で、プリンタ1500に付随す
る不図示のカセットとトレイによる給紙先を切り換える
ためのキーである。1158はテストプリントキー(T
ESTPRINT)で、プリンタ1500のコンフィグ
レーションや各種ディフォルト設定値、使用できるフォ
ントの情報等を、プリンタのテストプリントの形で出力
するためのキーである。
【0142】ところで、プリンタを各国向け(仕向け
地)に合わせて対応させる場合、LCD表示部1151
に表示されるメッセージ等の文言だけを各国の言語に変
えて表示するという方法をとる。一般には、不図示のN
VRAMに現在各国のどの国対応になっているかという
情報を持たせることで、その情報を参照し、表示される
言語を切り換える。
【0143】以下、本実施例と第5の発明の各手段との
対応およびその作用について図4,図13等を参照して
説明する。
【0144】第5の発明は、文字表示パネル(ディスプ
レイ1151を備える操作パネル1501)を備え、所
定の通信媒体(インタフェース13)を介して情報処理
装置と通信可能な印刷装置(プリンタ1500)におい
て、前記文字表示パネルに表示する文字情報を言語別に
記憶する記憶手段(ROM15,ハードディスク22
等)と、前記文字表示パネルに表示する前記文字情報の
言語を国情報で設定する設定手段(CPU14がRAM
16上に設定する)と、前記設定手段により設定された
国情報と前記情報処理装置側から要求された国情報とに
基づいて前記文字情報の言語を国情報に整合させる整合
手段(CPU14による)とを有し、CPU14により
ディスプレイ1151に表示する前記文字情報の言語を
国情報が設定されたら、該設定された国情報とホストコ
ンピュータ100側から要求された国情報とに基づいて
CPU14が前記文字情報の言語を国情報に整合させ、
情報処理装置側の国情報を利用して印刷装置側の国情報
を自動設定することを可能とする。
【0145】以下、図14に示すフローチャートを参照
して本発明に係る印刷システムのデータ処理(表示文字
の国別表示切り換え処理)について説明する。
【0146】図14は、本発明に係る印刷システムのデ
ータ処理方法の第3実施例を示すフローチャートであ
り、図13に示したLCD表示部1151に対する表示
文字の国別表示切り換え処理に対応する。
【0147】まず、ステップ(1)において、プリンタ
1500内の不図示のNVRAMから現在設定されてい
る各国対応の国情報を取得する。次に、ステップ(2)
において、ホストコンピュータ100側からの問い合わ
せを待ち、問い合わせがなされたら、ステップ(3)に
おいて、該受けた問い合わせの内容がホストコンピュー
タ100の初期処理の中で行われる各国情報の設定かど
うかを判断し、問い合わせの内容がホストコンピュータ
100の初期処理の中で行われる各国対応情報の設定で
ないと判断された場合は、ステップ(4)において、ホ
ストコンピュータ100側の問い合わせに該当するプリ
ンタ1500側の処理を行い処理を終了する。
【0148】一方、ステップ(3)において、問い合わ
せの内容がホストコンピュータ100の初期処理の中で
行われる各国情報の設定であると判断された場合は、ス
テップ(5)において、プリンタ1500がホスト連動
モード(ホストコンピュータ100側の不図示のNVR
AMに格納されている各国対応情報の設定を使うかどう
かを決定するモード)かどうか判断し、プリンタ150
0がホスト連動モードでないと判断された場合は、ホス
トコンピュータ100側の各国対応情報の設定を有効に
しないので処理を終了する。
【0149】一方、ステップ(5)において、プリンタ
1500がホスト連動モードであると判断された場合
は、ステップ(6)において、ホストコンピュータ10
0の問い合わせの国に対応できるかどうかを判断し、ホ
ストコンピュータ100の問い合わせの国に対応できな
いと判断された場合は、ステップ(7)において、ホス
トコンピュータ100側の問い合わせに対して「NG」
を返す。
【0150】一方、ステップ(6)において、ホストコ
ンピュータ100の問い合わせの国に対応できると判断
された場合は、ステップ(8)において、ホストコンピ
ュータ100側で問い合わせのあった国が、ステップ
(1)で取得した各国対応の国情報と一致するかどうか
判断し、ホストコンピュータ100側で問い合わせのあ
った国が、ステップ(1)で取得した各国対応の国情報
と一致すると判断された場合は、NVRAMの各国対応
の国情報を変える必要がないので処理を終了する。
【0151】一方、ステップ(8)において、ホストコ
ンピュータ100側で問い合わせのあった国が、ステッ
プ(1)で取得した各国対応の国情報と一致していない
と判断された場合は、ステップ(9)において、ホスト
コンピュータ100の問い合わせの国を現在の各国対応
の国情報とし、ステップ(10)において、NVRAM
の各国対応の国情報を現在の各国対応の国情報に書き換
え、LCD表示部1151の表示を切り換え、全ての処
理を終了する。
【0152】以下、本実施例と第10の発明の各工程と
の対応およびその作用について図14等を参照して説明
する。
【0153】第10の発明は、ディスプレイ1151
と、前記文字表示パネルに表示する文字情報を言語別に
記憶する記憶手段(ROM15,ハードディスク22)
とを有する印刷装置(プリンタ1500)と情報処理装
置(ホストコンピュータ100)とが所定の通信媒体
(インタフェース13)を介して通信可能な印刷システ
ムのデータ処理方法において、前記文字表示パネルに表
示する前記文字情報の言語を国情報で初期設定する設定
工程(図14のステップ(1)の前処理)と、該設定さ
れた国情報と前記情報処理装置側から要求された国情報
とに基づいて前記文字情報の言語を国情報に整合させる
整合工程(図14のステップ(5)〜(10)とを実行
して、情報処理装置側の国情報を利用して印刷装置側の
国情報を自動設定する処理を自動化することを可能とす
る。
【0154】〔第4実施例〕第1実施例,第2実施例で
は、ホストコンピュータ100やプリンタ1500の障
害を回避する場合、第3実施例ではプリンタ1500の
多国化対応する場合について説明したが、本実施例では
プリンタドライバの部品を組み合わせることで各種プリ
ンタのドライバを作成するように構成してもよい。以下
その実施例について説明する。
【0155】図15は、本発明の第4実施例を示す印刷
システムにおけるプリンタドライバの構成を説明する模
式図であり、ホストコンピュータ100側に格納される
プリンタドライバ資源を利用して接続されたプリンタ1
500の機種に対応したドライバを組み立て駆動するプ
リンタドライバを構築するシステムに対応する。
【0156】図において、1132はドライバ登録テー
ブルで、実際に実行されるドライバの実行モジュールへ
のポインタが格納されており、ドライバの実行に際して
は、ここのモジュールが呼び出される。1133はパー
ツ管理テーブルで、機種毎のドライバパーツを管理す
る。該パーツ管理テーブル1133は、各機種で検索で
きるようになっており、機種毎に構成されるドライバパ
ーツ群1134へのポインタが格納されて、該ポインタ
により機種毎のドライバが構築される。
【0157】1134はドライバパーツ群で、ドライバ
の基本機能を各パーツに分けたものである。
【0158】これにより、たとえ同じような機能であっ
ても、パーツとしては分けられるものとして、「カラー
対応かモノクロ対応か?」、「両面印刷機能を持つか否
か?」、「プリンタの解像度は?」、「給紙機構は
?」、「排紙トレイは?」などがあり、かつ、共通のP
DL(Print Description Language)Aを持つプリンタ
P1,P2に対応させるドライバが必要な場合を想定す
ると、ドライバとしては、カラーのパーツ,片面印刷の
パーツ,300DPIの解像度のパーツ等とPDLAの
パーツを組み合わせたドライバAと、モノクロのパー
ツ、両面印刷のパーツ、600DPIの解像度のパーツ
等とPDL Aのパーツの組み合わせたドライバBとが
考えられる場合、PDL Aのパーツを共通化しながら
それぞれのドライバA,Bを同一のドライバパーツ群1
134から構築することができる。
【0159】ドライバの実行は、ドライバのメインルー
チンの中でドライバのパーツ群1134をドライバ登録
テーブル1132に登録し、ドライバ登録テーブル11
32内の機能の手続きを呼び出すことで行われる。
【0160】以下、本実施例と第6の発明の各手段との
対応およびその作用について図4,図15等を参照して
説明する。
【0161】第6の発明は、所定の通信媒体(インタフ
ェース13)を介して印刷装置(プリンタ1500)と
通信可能な情報処理装置(ホストコンピュータ100)
において、アプリケーションからの出力情報を前記印刷
装置が解析可能な印刷情報に変換する変換プログラムを
記憶する記憶手段(ハードディスク11等)と、前記記
憶手段に記憶された変換プログラムを実行するプリンタ
ドライバ(ハードディスク11,フロッピーディスク1
2等に記憶される)と、所定のプリント機能毎に分割さ
れた変換パーツプログラムを記憶するパーツ記憶手段
(ハードディスク11,RAM3にドライバパーツ群1
134として記憶される)と、前記印刷装置の仕様に対
応する機種情報を取得する取得手段(プリンタコントロ
ーラ8)と、前記取得手段が取得した前記機種情報に基
づいて前記パーツ記憶手段から読み出される前記変換パ
ーツプログラムを組み込んで前記変換プログラムを前記
記憶手段上に構築する構築手段(CPU1がROM2ま
たはハードディスク11等に記憶された構築処理プログ
ラムを実行して構築または再編成する)とを設け、プリ
ンタコントローラ8によりプリンタ1500の仕様に対
応する機種情報を取得したら、該取得した前記機種情報
に基づいてCPU1が、例えばハードディスク11から
読み出される前記変換パーツプログラムを組み込んで前
記変換プログラムをRAM3またはハードディスク11
上に構築して、印刷装置側の機種情報に応じて最適な変
換パーツプログラムを組み合せて自在に変換プログラム
を作り換えることを可能とする。
【0162】以下、図16に示すフローチャートを参照
して本発明に係る印刷システムの第4のデータ処理(ド
ライバパーツ群1134によるプリンタドライバ構築処
理)について説明する。
【0163】図16は、本発明に係る印刷システムのデ
ータ処理方法の第4実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0164】まず、ステップ(1)において、デフォル
トのドライバの機能をドライバ登録テーブル1132に
登録する。デフォルトの機能は、パーツ管理テーブル1
133に最初に登録されているものである。次に、ステ
ップ(2)において、双方向インタフェース13を使っ
て、プリンタ1500の機種を確認する、更にステップ
(3)において、プリンタの機種が本ドライバで管理さ
れたものかどうかを判断し、プリンタの機種が本ドライ
バで管理されたものでないと判断された場合は、デフォ
ルトのドライバのままで処理を終了する。
【0165】一方、ステップ(3)において、プリンタ
の機種が本ドライバで管理されたものと判断された場合
は、ステップ(4)において、パーツ管理テーブル11
33を検索し、該当する機種を捜す。ステップ(5)に
おいて、ステップ(4)で見つかった機種の機能内に入
っているドライバパーツ群1134へのポインタをドラ
イバ登録テーブル1132に登録する。
【0166】ところで本実施例ではバージョン番号を登
録された番号としたが、印刷装置のある範囲を識別でき
るものであれば構わない。例えば機械の製品名や、機械
の製造日付などでも同様のことができることは言うまで
もない。
【0167】以下、本実施例と第11の発明の各工程と
の対応およびその作用について図16等を参照して説明
する。
【0168】第11の発明は、アプリケーションからの
出力情報を前記印刷装置(プリンタ1500)が解析可
能な印刷情報に変換する変換プログラムを記憶する記憶
手段(ハードディスク11等に記憶される)と、前記記
憶手段に記憶された変換プログラムを実行するプリンタ
ドライバ(ハードディスク11等に記憶される)と、所
定のプリント機能毎に分割された変換パーツプログラム
を記憶するパーツ記憶手段(ハードディスク11等に記
憶される)とを有する情報処理装置と印刷装置とが所定
の通信媒体(インタフェース13)を介して通信可能な
印刷システムのデータ処理方法において、前記印刷装置
の仕様に対応する機種情報を取得する取得工程(図2の
ステップ(2))と、該取得した前記機種情報に基づい
て前記パーツ記憶手段から読み出される前記変換パーツ
プログラムを組み込んで前記変換プログラムを前記記憶
手段上に構築する構築工程(図16の(2)〜(5))
とを実行して、印刷装置側の機種情報に応じて最適な変
換パーツプログラムを組み合せて自在に変換プログラム
を作り換える処理を自動化することを可能とする。
【0169】なお、本実施例では、印刷システムについ
て説明したが、情報処理装置と双方向インタフェースを
介して接続されるCPUをもつ外部装置を有する情報処
理システムであればいかなるシステムにも適応できるこ
とは言うまでもない。
【0170】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を
達成するためのソフトウェアによって表されるプログラ
ムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み
出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発
明の効果を享受することが可能となる。
【0171】上記各実施例によれば、双方向インタフェ
ースを通じて、プリンタ側のバージョンをホストコンピ
ュータ上で読み取り、ホストコンピュータで管理してい
るバージョン情報から判断し、相手が管理バージョン情
報の中で最新でなければ、ホストコンピュータからプリ
ンタのソフトウェアを修正する情報(パッチ情報)をダ
ウンロードして、プリンタを最新のソフトウェアの状態
にすることができる。
【0172】また、双方向インタフェースを通じて、プ
リンタ側のバージョンをホストコンピュータ上で読み取
り、ホストコンピュータで管理しているバージョン情報
から判断し、相手が管理バージョン情報の中のものより
も新しければ、プリンタからホストコンピュータのソフ
トウェアを修正する情報をアップロードして、ホストコ
ンピュータを最新のソフトウェアの状態にすることがで
きる。
【0173】さらに、双方向インタフェースを通じてプ
リンタのバージョンを確認して、ホストコンピュータで
管理しているバージョン情報から判断し、相手のプリン
タのサポートしている言語レベルに合わせて、ホストコ
ンピュータの出力を切り換えることで、言語の新しい追
加に対しては、最適な言語の出力としてプリンタに送り
出すことができる。
【0174】また、双方向インタフェースを通じてプリ
ンタのバージョンを確認して、ホストコンピュータで管
理しているバージョン情報から判断し、相手が管理バー
ジョン情報の中のバージョンとして最新でなければ、相
手のバグを迂回することでシステムとして問題のないプ
リンタを提供することができる。
【0175】さらに、双方向インタフェースを通じてホ
スト側の国際化情報をプリンタに送ることで、プリンタ
の多国化対応を容易にすることができる。
【0176】また、双方向インタフェースを通じて接続
されているプリンタの機種を特定し、ホストコンピュー
タにある種々のプリンタに対するドライバの部品を組み
合わせることで、各種プリンタのドライバを作り上げる
ことができる。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、取得手段が印刷装置から登録された印
刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得した
ら、該取得されたプリンタバージョン情報と前記設定手
段により設定されたバージョン情報とを比較して、変更
手段が前記設定手段が設定した前記バージョン情報を変
更するので、情報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プ
ログラムのプリンタバージョンを把握して、プリンタド
ライバの変換プログラムを自在に変更され、印刷装置側
の印刷制御プログラムのバージョンに対応したプリンタ
ドライバとして機能させ、情報処理装置から出力される
印刷情報を不具合なく出力させることができる。
【0178】第2の発明によれば、第1の取得手段が前
記印刷装置から設定されている印刷制御プログラムのプ
リンタバージョン情報を取得したら、該取得されたプリ
ンタバージョン情報に基づいて第1の検索手段が対応す
るプリンタ修復情報を検索した場合に、第1の転送手段
が該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転送するので、
情報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプ
リンタバージョンを把握しながら、印刷装置側の印刷制
御プログラムの内容を転送するプリンタ修復情報により
情報処理装置側のプリンタドライバの変換プログラムと
整合させることができ、情報処理装置が印刷装置側の印
刷制御プログラムのプリンタバージョンを更新すること
ができる。
【0179】第3の発明によれば、第2の取得手段が前
記情報処理装置から設定されている前記プリンタドライ
バの変換プログラムのバージョン情報を取得したら、該
取得されたバージョン情報に基づいて第2の検索手段が
対応するドライバ修復情報を検索した場合に、第2の転
送手段が該ドライバ修復情報を前記情報処理装置に転送
するので、印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドラ
イバの変換プログラムのバージョンを把握して、情報処
理装置側のプリンタドライバの変換プログラムの内容を
転送するドライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御
プログラムと整合させることができ、印刷装置が情報処
理装置のプリンタドライバの変換プログラムのバージョ
ンを更新することができる。
【0180】第4の発明によれば、第1の取得手段が前
記印刷装置から設定されている印刷制御プログラムのプ
リンタバージョン情報を取得したら、該取得されたプリ
ンタバージョン情報に基づいて第1の検索手段が対応す
るプリンタ修復情報を検索した場合に、第1の転送手段
が該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転送するので、
あるいは第2の取得手段が前記情報処理装置から設定さ
れている前記プリンタドライバの変換プログラムのバー
ジョン情報を取得したら、該取得されたバージョン情報
に基づいて第2の検索手段が対応するドライバ修復情報
を検索した場合に、第2の転送手段が該ドライバ修復情
報を前記情報処理装置に転送するので、情報処理装置側
で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリンタバージョ
ンを把握して、印刷装置側の印刷制御プログラムの内容
を転送するプリンタ修復情報により情報処理装置側のプ
リンタドライバの変換プログラムと整合させること、あ
るいは印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドライバ
の変換プログラムのバージョンを把握して、情報処理装
置側のプリンタドライバの変換プログラムの内容を転送
するドライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御プロ
グラムと整合させることができる。
【0181】第5の発明によれば、設定手段により文字
表示パネルに表示する前記文字情報の言語を国情報が設
定されたら、該設定された国情報と前記情報処理装置側
から要求された国情報とに基づいて整合手段が前記文字
情報の言語を国情報に整合させるので、情報処理装置側
の国情報を利用して印刷装置側の国情報を自動設定する
ことができる。
【0182】第6の発明によれば、取得手段により印刷
装置の仕様に対応する機種情報を取得したら、該取得し
た前記機種情報に基づいて構築手段が前記パーツ記憶手
段から読み出される前記変換パーツプログラムを組み込
んで前記変換プログラムを前記記憶手段上に構築するの
で、印刷装置側の機種情報に応じて最適な変換パーツプ
ログラムを組み合せて自在に変換プログラムを作り換え
ることができる。
【0183】第7の発明によれば、実行すべき変換プロ
グラムを初期設定し、前記印刷装置から登録された印刷
制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得し、該
取得されたプリンタバージョン情報と初期設定された変
換プログラムのバージョン情報とを照合し、該照合結果
に基づいて前記変換プログラムを変更するので、情報処
理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリンタ
バージョンを把握して、プリンタドライバの変換プログ
ラムを自在に変更する処理を自動化することができる。
【0184】第8の発明によれば、前記印刷装置から設
定されている印刷制御プログラムのプリンタバージョン
情報を取得し、該取得されたプリンタバージョン情報に
基づいて前記記憶手段に記憶されたプリンタ修復情報を
検索し、該検索されたプリンタバージョン情報に対応す
るプリンタ修復情報を前記印刷装置に転送するので、情
報処理装置側で印刷装置側の印刷制御プログラムのプリ
ンタバージョンを把握して、印刷装置側の印刷制御プロ
グラムの内容を転送するプリンタ修復情報により情報処
理装置側のプリンタドライバの変換プログラムと整合さ
せる処理を自動化することができる。
【0185】第9の発明によれば、前記情報処理装置か
ら設定されている前記プリンタドライバの変換プログラ
ムのバージョン情報を取得し、該取得されたバージョン
情報に基づいて前記第2の記憶手段に記憶されたドライ
バ修復情報を検索し、該検索したバージョン情報に対応
するドライバ修復情報を前記情報処理装置に転送するの
で、印刷装置側で情報処理装置側のプリンタドライバの
変換プログラムのバージョンを把握して、情報処理装置
側のプリンタドライバの変換プログラムの内容を転送す
るドライバ修復情報により印刷装置側の印刷制御プログ
ラムと整合させる処理を自動化することができる。
【0186】第10の発明によれば、前記文字表示パネ
ルに表示する前記文字情報の言語を国情報で初期設定
し、該設定された国情報と前記情報処理装置側から要求
された国情報とに基づいて前記文字情報の言語を国情報
に整合させるので、情報処理装置側の国情報を利用して
印刷装置側の国情報に自動設定する処理を自動化するこ
とができる。
【0187】第11の発明によれば、前記印刷装置の仕
様に対応する機種情報を取得し、該取得した前記機種情
報に基づいて前記パーツ記憶手段から読み出される前記
変換パーツプログラムを組み込んで前記変換プログラム
を前記記憶手段上に構築するので、印刷装置側の機種情
報に応じて最適な変換パーツプログラムを組み合せて自
在に変換プログラムを作り換える処理を自動化すること
ができる。
【0188】従って、印刷装置側から情報処理装置側の
印刷装置のためのソフトウェア環境または情報処理装置
側から印刷装置側のソフトウェア環境を相互に変更し
て、それぞれのソフトウェア環境を整合させることがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す印刷システムに適応
可能なレーザビームプリンタ印刷装置の構成を説明する
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す印刷システムに適応
可能なインクジェット記録装置の構成を説明する斜視図
である。
【図3】図2に示したインクジェット記録装置の構成を
説明するブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す印刷システムの構成
を説明するブロック図である。
【図5】図4に示した印刷システムのホストコンピュー
タとプリンタの印刷ジョブの関係を示す摸式図である。
【図6】図5で示したプリンタドライバのデータ構造を
説明する摸式図である。
【図7】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法の
第1実施例を示すフローチャートである。
【図8】図6で示したプリンタドライバのフォントダウ
ンロード手続きの切り換えを説明する摸式図である。
【図9】図5で示した印刷システムにおけるホストコン
ピュータのプリンタドライバとプリンタのプリンタ制御
プログラムの関係を説明する模式図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す印刷システムの制
御構成を説明するブロック図である。
【図11】図10で示したプリンタ制御プログラムパッ
チテーブルとプリンタドライバパッチテーブルとの対応
を説明する模式図でる。
【図12】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法
の第2実施例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3実施例を示す印刷システムにお
けるパネル表示形態を説明する平面図である。
【図14】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法
の第3実施例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第4実施例を示す印刷システムにお
けるプリンタドライバの構成を説明する模式図である。
【図16】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法
の第4実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 システムバス 5 キーボードコントローラ 6 CRTコントローラ 7 ディスクコントローラ 8 PRTCコントローラ 8a インタフェース回路 9 キーボード 10 CRT 11 ハードディスク 12 フロッピーディスク 13 双方向インタフェース 1500 プリンタ 14 CPU 15 ROM 16 RAM 17 システムバス 18 入力部 18a インタフェース回路 19 印刷部インタフェース 20 印刷部 21 ディスクコントローラ 22 ハードディスク 1501 操作パネル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な情報処理装置において、アプリケーションからの
    出力情報を前記印刷装置が解析可能な印刷情報に変換す
    る変換プログラムをバージョン情報に従って記憶する記
    憶手段と、前記記憶手段に記憶されたいずれかの変換プ
    ログラムを実行するプリンタドライバと、前記プリンタ
    ドライバが実行すべき変換プログラムのバージョン情報
    を設定する設定手段と、前記印刷装置から登録された印
    刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を取得する
    取得手段と、前記取得手段により取得されたプリンタバ
    ージョン情報と前記設定手段により設定されたバージョ
    ン情報とを比較して、前記設定手段が設定した前記バー
    ジョン情報を変更する変更手段とを具備したことを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な情報処理装置において、前記印刷装置に登録され
    た印刷制御プログラムを整合修復するためのプリンタ修
    復情報をプリンタバージョン情報別に記憶する第1の記
    憶手段と、前記印刷装置から設定されている印刷制御プ
    ログラムのプリンタバージョン情報を取得する第1の取
    得手段と、前記第1の取得手段により取得されたプリン
    タバージョン情報に基づいて前記記憶手段に記憶された
    プリンタ修復情報を検索する第1の検索手段と、前記第
    1の検索手段が取得したプリンタバージョン情報に対応
    するプリンタ修復情報を検索した場合に、該プリンタ修
    復情報を前記印刷装置に転送する第1の転送手段とを具
    備したことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して情報処理装置と
    通信可能な印刷装置において、前記情報処理装置に登録
    されたプリンタドライバを整合修復するためのドライバ
    修復情報をバージョン情報別に記憶する第2の記憶手段
    と、前記情報処理装置から設定されている前記プリンタ
    ドライバの変換プログラムのバージョン情報を取得する
    第2の取得手段と、前記第2の取得手段により取得され
    たバージョン情報に基づいて前記第2の記憶手段に記憶
    されたドライバ修復情報を検索する第2の検索手段と、
    前記第2の検索手段が取得したバージョン情報に対応す
    るドライバ修復情報を検索した場合に、該ドライバ修復
    情報を前記情報処理装置に転送する第2の転送手段とを
    具備したことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して印刷装置と情報
    処理装置とが通信可能な印刷システムにおいて、前記印
    刷装置に登録された印刷制御プログラムを整合修復する
    ためのプリンタ修復情報をプリンタバージョン情報別に
    記憶する第1の記憶手段と、前記印刷装置から設定され
    ている印刷制御プログラムのプリンタバージョン情報を
    取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により
    取得されたプリンタバージョン情報に基づいて前記記憶
    手段に記憶されたプリンタ修復情報を検索する第1の検
    索手段と、前記第1の検索手段が取得したプリンタバー
    ジョン情報に対応するプリンタ修復情報を検索した場合
    に、該プリンタ修復情報を前記印刷装置に転送する第1
    の転送手段とを備える情報処理装置と、前記情報処理装
    置に登録されたプリンタドライバを整合修復するための
    ドライバ修復情報をバージョン情報別に記憶する第2の
    記憶手段と、前記情報処理装置から設定されている前記
    プリンタドライバの変換プログラムのバージョン情報を
    取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により
    取得されたバージョン情報に基づいて前記第2の記憶手
    段に記憶されたドライバ修復情報を検索する第2の検索
    手段と、前記第2の検索手段が取得したバージョン情報
    に対応するドライバ修復情報を検索した場合に、該ドラ
    イバ修復情報を前記情報処理装置に転送する第2の転送
    手段とを備える印刷装置とを有することを特徴とする印
    刷システム。
  5. 【請求項5】 文字表示パネルを備え、所定の通信媒体
    を介して情報処理装置と通信可能な印刷装置において、
    前記文字表示パネルに表示する文字情報を言語別に記憶
    する記憶手段と、前記文字表示パネルに表示する前記文
    字情報の言語を国情報で設定する設定手段と、前記設定
    手段により設定された国情報と前記情報処理装置側から
    要求された国情報とに基づいて前記文字情報の言語を国
    情報に整合させる整合手段とを有することを特徴とする
    印刷装置。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して印刷装置と通信
    可能な情報処理装置において、アプリケーションからの
    出力情報を前記印刷装置が解析可能な印刷情報に変換す
    る変換プログラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
    に記憶された変換プログラムを実行するプリンタドライ
    バと、所定のプリント機能毎に分割された変換パーツプ
    ログラムを記憶するパーツ記憶手段と、前記印刷装置の
    仕様に対応する機種情報を取得する取得手段と、前記取
    得手段が取得した前記機種情報に基づいて前記パーツ記
    憶手段から読み出される前記変換パーツプログラムを組
    み込んで前記変換プログラムを前記記憶手段上に構築す
    る構築手段とを具備したことを特徴とする情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 プリンタドライバが実行する変換プログ
    ラムをバージョン情報に基づいて記憶する記憶手段を備
    える情報処理装置と印刷装置とが所定の通信媒体を介し
    て通信可能な印刷システムのデータ処理方法において、
    実行すべき変換プログラムを初期設定する設定工程と、
    前記印刷装置から登録された印刷制御プログラムのプリ
    ンタバージョン情報を取得する取得工程と、該取得され
    たプリンタバージョン情報と設定された変換プログラム
    のバージョン情報とを照合する照合工程と、該照合結果
    に基づいて前記変換プログラムを変更する変更工程とを
    有することを特徴とする印刷システムのデータ処理方
    法。
  8. 【請求項8】 印刷装置に登録された印刷制御プログラ
    ムを整合修復するためのプリンタ修復情報をプリンタバ
    ージョン情報別に記憶する第1の記憶手段を有する情報
    処理装置と印刷装置とが所定の通信媒体を介して通信可
    能な印刷システムのデータ処理方法において、前記印刷
    装置から設定されている印刷制御プログラムのプリンタ
    バージョン情報を取得する第1の取得工程と、該取得さ
    れたプリンタバージョン情報に基づいて前記記憶手段に
    記憶されたプリンタ修復情報を検索する第1の検索工程
    と、該検索されたプリンタバージョン情報に対応するプ
    リンタ修復情報を前記印刷装置に転送する第1の転送工
    程とを有することを特徴とする印刷システムのデータ処
    理方法。
  9. 【請求項9】 情報処理装置に登録されたプリンタドラ
    イバを整合修復するためのドライバ修復情報をバージョ
    ン情報別に記憶する第2の記憶手段を有する印刷装置と
    情報処理装置とが所定の通信媒体を介して通信可能な印
    刷システムのデータ処理方法において、前記情報処理装
    置から設定されている前記プリンタドライバの変換プロ
    グラムのバージョン情報を取得する第2の取得工程と、
    該取得されたバージョン情報に基づいて前記第2の記憶
    手段に記憶されたドライバ修復情報を検索する第2の検
    索工程と、該検索したバージョン情報に対応するドライ
    バ修復情報を前記情報処理装置に転送する第2の転送工
    程とを有することを特徴とする印刷システムのデータ処
    理方法。
  10. 【請求項10】 文字表示パネルと、前記文字表示パネ
    ルに表示する文字情報を言語別に記憶する記憶手段とを
    有する印刷装置と情報処理装置とが所定の通信媒体を介
    して通信可能な印刷システムのデータ処理方法におい
    て、前記文字表示パネルに表示する前記文字情報の言語
    を国情報で初期設定する設定工程と、該設定された国情
    報と前記情報処理装置側から要求された国情報とに基づ
    いて前記文字情報の言語を国情報に整合させる整合工程
    とを有することを特徴とする印刷システムのデータ処理
    方法。
  11. 【請求項11】 アプリケーションからの出力情報を前
    記印刷装置が解析可能な印刷情報に変換する変換プログ
    ラムを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
    変換プログラムを実行するプリンタドライバと、所定の
    プリント機能毎に分割された変換パーツプログラムを記
    憶するパーツ記憶手段とを有する情報処理装置と印刷装
    置とが所定の通信媒体を介して通信可能な印刷システム
    のデータ処理方法において、前記印刷装置の仕様に対応
    する機種情報を取得する取得工程と、該取得した前記機
    種情報に基づいて前記パーツ記憶手段から読み出される
    前記変換パーツプログラムを組み込んで前記変換プログ
    ラムを前記記憶手段上に構築する構築工程とを有するこ
    とを特徴とする印刷システムのデータ処理方法。
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