JPH09151911A - 高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方法および装置 - Google Patents

高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方法および装置

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JPH09151911A
JPH09151911A JP31267095A JP31267095A JPH09151911A JP H09151911 A JPH09151911 A JP H09151911A JP 31267095 A JP31267095 A JP 31267095A JP 31267095 A JP31267095 A JP 31267095A JP H09151911 A JPH09151911 A JP H09151911A
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昭司 榎
Kenzo Miyaoka
賢三 宮岡
Yoshihito Wakana
芳仁 若菜
Takayuki Matsuyama
孝幸 松山
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高炉炉頂の油圧設備の電磁弁の故障を確実か
つ迅速に検出する。 【解決手段】 作動指令出力31を取出し、第1オンデ
ィレータイマ51で時間を調整し、第4または第5AN
D回路44,45に、保持用電流検出リレー32または
作動用電流検出リレー33からの出力を反転させて入力
しする。いずれかのコイルの励磁電流が所定量に達して
いないときには、保持用コイル断線出力37または作動
用コイル断線出力38から、警報を発生させる。励磁電
流が検出されても、供給圧力検出器35による検出圧力
が所定値に達していなければ、電磁弁のスプール切換不
良と判断する。保持用電磁弁に対しては、供給側と排出
側との両方で所定値に達する油圧が検出されるときに、
保持用スプール切換不良出力40から警報を発生させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の炉頂に設け
られる油圧設備において、多く用いられている電磁弁の
コイルの焼損などによる断線や、スプールの切換不良な
どに起因する異常状態を検出するための高炉炉頂油圧設
備用電磁弁の異常検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高炉の炉頂には原料装入のた
めの設備が設けられている。図8は、ベルレス装入装置
の概略的な構成を示す。高炉1の上部の炉口2の上方に
は炉頂3が形成され、装入コンベア4によって原料が搬
入される。原料は鉄鉱石として、焼結鉱やペレットの形
で搬送され、還元材としてはコークスが搬送される。装
入コンベア4の代わりに、スキップカーで搬送する方式
もある。装入コンベア4によって搬送された原料は上部
ホッパ5に一旦貯えられ、下部ホッパ6に落とされる。
下部ホッパ6からは、分配シュート7を介して炉口2内
に原料が装入される。
【0003】装入コンベア4から供給された原料は、上
部ホッパ5に一旦貯留されてホッパ内原料8となり、さ
らに下部ホッパ6内に貯留されてホッパ内原料9となっ
た後、分配シュート7から原料流れ10に従って落下
し、炉内原料11として炉口2に堆積される。このよう
な原料の流れをコントロールするために、上部ホッパ5
と下部ホッパ6との間には、上部ゲート弁12および上
部シール弁13が設けられる。下部ホッパ6と分配シュ
ート7との間には、下部シール弁14、フローコントロ
ール上弁15およびフローコントロール下弁16が設け
られる。分配シュート7は、分配シュート用駆動装置1
7によって、高炉1の中心軸線まわりの旋回と、高炉1
の中心軸線に対する傾動とを行いながら、炉口2へ原料
を装入する。
【0004】下部ホッパ6には、均圧弁18および排圧
弁19がそれぞれ設けられている。高炉1の炉口2で
は、大気圧よりも高い圧力で操業が行われている。この
炉内圧と大気圧との差を調整するために、上部シール弁
13および下部シール弁14によって下部ホッパ6と上
部ホッパ5および炉口2との間の気密封止を行う必要が
ある。下部ホッパ6へ上部ホッパ5から原料を落とす際
には、下部シール弁14を閉じた状態で排圧弁19を開
き、下部ホッパ6内を大気圧に戻して、上部シール弁1
3と上部ホッパ5の上部ゲート弁12および上部シール
弁13を開き原料を落とす。原料が全て落ちてホッパ内
原料9として堆積すると、上部ゲート弁12を閉じ、高
炉1の炉内圧と均圧にするために、均圧弁18を開く。
下部ホッパ6が炉内圧と均圧になると、均圧弁18を閉
じて下部シール弁14を開く。フローコントロール下弁
16およびフローコントロール上弁15を開くとホッパ
内原料9は分配シュート7に落ちる。フローコントロー
ル上弁15は開度調整可能で、原料の流量調整を行う。
フローコントロール下弁16は開閉作動のみ行う。高炉
1の半径方向に原料の装入物分布を制御して、炉内のガ
ス流れを安定な状態に保って操業するために、分配シュ
ート7は任意に定められた回転数と傾動角とで旋回しな
がら、鉄鉱石とコークスとを交互に装入して層状に堆積
させる。
【0005】以上のような高炉1の炉頂3に設けられる
設備は、炉頂油圧装置20内の電磁弁21の制御に基づ
いて駆動されている。電磁弁21の制御は、システムコ
ントローラであるPLC22から、ローカルI/O2
3、補助リレー盤24、電磁弁盤25を介して行われ
る。これらの油圧設備が故障すると、高炉1の操業に重
大な影響を及ぼすので、特に故障しやすい電磁弁21な
どは2重に設けられて、一方が故障しても他方で操業を
継続することが可能なように構成されている。炉頂油圧
装置20に故障が発生した場合には、PLC22にリア
ルタイムバス26を介して接続される陰極線管(略称
「CRT」)27などの画面表示や、ボイスアナンシェ
ータなどの音声表示により、オペレータに故障を知らせ
る方法が一般的である。オペレータは、そのような表示
に基づいて、電磁弁21の動作を予備として設けられて
いる系統に切換え、操業を継続する。工場の保全部門の
担当者は、故障の原因を追及するため、PLC22など
の制御装置の出力や、リレーやタクタの作動状況につい
てのチェックを行う。これらに異常がない場合は、電磁
弁21のコイルの断線調査を行う。コイルの断線の有無
は、接続端子からコイルを取外した後、テスタを使用し
て直接導通を確認することによって行う。コイルに異常
がない場合は、次にスプールの切換不良のチェックとな
る。通常、電磁弁21の開閉は2〜3秒程度で行われ、
電磁弁21の出入口配管に圧力計などを設置してその動
きを目で追うとしても、確認は非常に困難である。CR
T27の表示などは、電磁弁21の動作と圧力との間に
タイムラグがあるので、確実にチェックすることは困難
である。
【0006】油圧設備の故障診断に関連する先行技術
は、たとえば特開平3−260404や特開平5−10
6613などに開示されている。特開平3−26040
4では、油圧回路の圧力変動から故障を診断する方法が
開示されている。特開平5−106613では、サーボ
機構を備える油圧装置の動作の診断方法が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図8に
示すような高炉炉頂の油圧設備において故障が発生する
と、その原因を解明するために長時間を要し、高炉の操
業に対し、減風、減圧あるいは休風など、多大な悪影響
を及ぼす可能性がある。特に故障が生じやすい電磁弁に
ついては、 電磁弁のコイル断線を、コイル毎に電流検出リレー等
を設置し、その信号と動作指令とを組合せてチェックす
る方法があり、 スプールの切換異常に対しては、油圧配管の主要部分
に圧力検出器を設置し、常時圧力検出監視を行う方法が
ある。
【0008】しかしながら、の方法はコイル毎に検出
器が必要となり、通常の電磁弁は複数のコイルを有する
ので回路が複雑になって多額の費用を要することにな
る。の方法はオペレータが常時圧力計を監視していな
ければならず、瞬時の圧力変化を見つけることは困難で
あるとともに、作業負荷からも問題となる。
【0009】本発明の目的は、高炉炉頂の油圧設備に故
障等の異常が発生した場合に、異常発生箇所を確実に検
出することができ、その原因追及を容易かつ迅速に行う
ことができる高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方法
および装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、高炉の炉頂に
設けられ、原料を貯留装入するための油圧設備に用いら
れる電磁弁の異常検出方法であって、電磁弁への作動指
令を取出し、電磁弁に流れる励磁電流を検出し、電磁弁
への作動指令があっても所定量の励磁電流が流れないと
き、電磁弁のコイルが断線状態であると判断することを
特徴とする高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方法で
ある。本発明に従えば、電磁弁への作動指令があっても
所定量の電流が電磁弁のコイルに流れないときには、電
磁弁のコイルが断線状態であると判断する。作動指令が
発生した段階で電磁弁のコイルの断線状態を検出するこ
とができるので、迅速かつ容易に対策を実施することが
できる。
【0011】また本発明は、高炉の炉頂に設けられ、原
料を貯留装入するための油圧設備に用いられる電磁弁の
異常検出方法であって、電磁弁への作動指令を取出し、
電磁弁に流れる励磁電流を検出し、油圧設備から排出さ
れる圧油の圧力を検出し、電磁弁への作動指令があり、
かつ所定量の励磁電流が流れ、しかるに圧油の圧力が所
定量に達していないとき、電磁弁のスプールが切換不良
であると判断することを特徴とする高炉炉頂油圧設備用
電磁弁の異常検出方法である。本発明に従えば、電磁弁
への作動指令と、電磁弁のコイルへの所定量の励磁電流
の通電とを検出しても、油圧設備から排出される圧油の
圧力が所定量に達していないときには、コイルへの通電
によって変位するはずであるスプールの切換不良である
と判断することができる。実際に電磁弁を取外したりす
る必要がなく、迅速にスプール切換不良を判断すること
ができる。
【0012】また本発明は、高炉の炉頂に設けられ、原
料を貯留装入するための油圧設備に対し、作動と保持と
を連動して行うために組合せて用いられる電磁弁の異常
検出方法であって、作動用の電磁弁への作動指令を取出
し、作動用の電磁弁および保持用の電磁弁に流れる励磁
電流をそれぞれ検出し、油圧設備へ供給する圧油の圧力
と、油圧設備から排出される圧油の圧力とをそれぞれ検
出し、作動用の電磁弁への作動指令があり、作動用およ
び保持用の電磁弁へ所定量の励磁電流がそれぞれ流れ、
しかるに油圧設備へ供給する圧油の圧力と油圧設備から
排出される圧油の圧力とがそれぞれ所定量に達している
とき、保持用の電磁弁がスプール切換不良であると判断
することを特徴とする高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常
検出方法である。本発明に従えば、油圧装置の作動と保
持とを連動して行うための保持用電磁弁のスプールの切
換不良を、作動用の電磁弁への作動指令があって、作動
用および保持用の電磁弁へ所定量の励磁電流が流れてい
るとき、油圧設備へ供給する圧油と油圧設備から排出さ
れる圧油の圧力とがそれぞれ所定量に達していることに
よって、保持状態が不充分で、保持用の電磁弁のスプー
ル切換不良であると判断することができる。
【0013】さらに本発明は、高炉の炉頂に設けられ、
原料を貯留装入するための油圧設備に対し、作動と保持
とを連動して行うために組合せて用いられる電磁弁の不
良検出装置であって、作動用の電磁弁への作動指令を取
出す指令取出手段と、作動用の電磁弁への励磁電流を検
出する作動用電流検出手段と、保持用の電磁弁への励磁
電流を検出する保持用電流検出手段と、油圧設備に供給
される圧油の圧力を検出する供給圧力検出手段と、油圧
設備から排出される圧油の圧力を検出する排出圧力検出
手段と、指令取出手段と作動用電流検出手段および保持
用電流検出手段とからの出力に応答し、作動指令があっ
ても所定量の励磁電流が作動用の電磁弁または保持用の
電磁弁に流れないとき、作動用の電磁弁または保持用の
電磁弁のコイルがそれぞれ断線状態であると判断する断
線異常検出手段と、指令取出手段、作動用電流検出手
段、保持用電流検出手段、供給圧力検出手段および排出
圧力検出手段からの出力に応答し、作動指令があり、作
動用の電磁弁および保持用の電磁弁にそれぞれ所定量の
励磁電流が流れても、油圧設備から排出される圧油の圧
力が所定量に達しないとき、または油圧設備へ供給する
圧油の圧力および油圧設備から排出される圧油の圧力が
それぞれ所定量に達しているとき、作動用の電磁弁また
は保持用の電磁弁のスプールがそれぞれ切換不良である
と判断するスプール異常検出手段とを含むことを特徴と
する高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出装置である。
本発明に従えば、指令取出手段によって作動用の電磁弁
への作動指令が検出され、作動用電流検出手段または保
持用電流検出手段によって、いずれかの電磁弁に所定量
の励磁電流が流れていないと判断されるときには、断線
異常検出手段によって作動用または保持用の電磁弁のコ
イルが断線状態であると判断される。作動指令があり、
作動用の電磁弁および保持用の電磁弁にそれぞれ所定量
の励磁電流が流れているときに、油圧設備の排出側の圧
力が所定量に達していないとき、または油圧設備へ供給
する圧油の圧力および油圧設備から排出される圧油の圧
力がそれぞれ所定量に達しているときには、作動用の電
磁弁または保持用の電磁弁のスプールがそれぞれ切換不
良であるとスプール異常検出手段によって判断される。
コイルの断線やスプールの切換不良を電磁弁を取外さな
いでも容易かつ確実に検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
して、異常検出装置30の論理的構成を示す。このよう
な構成は、シーケンスコントローラやコンピュータによ
って実現される。作動指令出力31は、PLCなどの油
圧設備の制御装置から、異常検出の対象となるシリンダ
などへの作動用指令信号として入力される。保持用電流
検出リレー32および作動用電流検出リレー33は、後
述する保持用電磁弁および作動用電磁弁のコイルに流れ
る励磁電流を検出する。作動用油圧検出器34と供給圧
力検出器35と排出圧力検出器36とは、後述する作動
用圧油ラインとシリンダの両側とにそれぞれ設けられ
る。異常検出装置30の出力側には、保持用コイル断線
出力37、作動用コイル断線出力38、作動用スプール
切換不良出力39および保持用スプール切換不良出力4
0が設けられている。保持用電流検出リレー32および
作動用電流検出リレー33の出力は、第1AND回路4
1にそれぞれ入力される。第1AND回路41の出力
と、作動指令出力31と、作動用油圧検出器34の出力
とは、第2AND回路42にそれぞれ入力される。第2
AND回路42の出力は、供給圧力検出器35の出力と
ともに、第3AND回路43にそれぞれ入力される。保
持用電流検出リレー32の出力は、反転されて第4AN
D回路44に入力される。作動用電流検出リレー33の
出力は、反転されて第5AND回路45に入力される。
供給圧力検出器35の出力は、反転されて第6AND回
路46に入力される。排出圧力検出器36の出力は、第
7AND回路47に入力される。作動指令出力31は、
第1オンディレータイマ51を介して第4AND回路4
4および第5AND回路45に入力される。第2AND
回路42の出力は、第2オンディレータイマ52を介し
て第6AND回路46に入力される。第3AND回路4
3の出力は、第3オンディレータイマ53を介して第7
AND回路47に入力される。第4AND回路44、第
5AND回路45、第6AND回路46および第7AN
D回路47の出力は、第1メモリ54、第2メモリ5
5、第3メモリ56および第4メモリ57にそれぞれ入
力される。第1メモリ54、第2メモリ55、第3メモ
リ56および第4メモリ57には、リセットスイッチ5
8からの出力がそれぞれ共通に接続されている。
【0015】図2は、図1の異常検出装置30による異
常検出の対象の一例として、炉頂油圧設備のうちの下部
シール弁駆動用の下部シール弁用シリンダ59を開閉制
御する下部シール弁用油圧回路60の概略的な構成を示
す。他の油圧設備にも同様な異常検出のための構成が組
み込まれている。いずれも、原理は同一であるので、下
部シール弁に関連する構成を代表例として説明する。
【0016】下部シール弁用シリンダ59は、作動用電
磁弁61および保持用電磁弁62の出力側に、パイロッ
トチェック弁63,64;65,66をそれぞれ介して
接続される。下部シール弁を閉じる側には、パイロット
チェック弁63,65を介して作動用電磁弁61および
保持用電磁弁62のAポートがそれぞれ接続されるとと
もに、リリーフ弁67も接続されている。下部シール弁
を開く側には、パイロットチェック弁64,66を介し
て作動用電磁弁61および保持用電磁弁62のBポート
がそれぞれ接続されるとともに、リリーフ弁68も接続
されている。これらの油圧機器は、主回路を構成する。
下部シール弁用シリンダ59に供給される圧油の流量
は、絞り弁70によって調整される。予備回路として、
作動用電磁弁71、保持用電磁弁72、パイロットチェ
ック弁73,74;75,76、およびリリーフ弁7
7,78が主回路にそれぞれ対応して設けられている。
このように、下部シール弁用油圧回路60はユニット化
されており、通常は主回路が動作し、異常が検出される
と予備回路に切換えられる。
【0017】作動用電磁弁61,71は、ソレノイドコ
イルとしてaコイルおよびbコイルを含む電磁パイロッ
ト型の3位置切換弁であり、中立位置ではPポートブロ
ックとなる。bコイルを励磁すると下部シール弁用シリ
ンダ59は開方向に駆動され、aコイルを励磁すると下
部シール弁用シリンダ59は閉方向に駆動される。Pポ
ートには作動用圧油ライン80から低圧大流量の圧油が
供給される。保持用電磁弁62,72は、2位置切換弁
であり、aコイルを励磁したときのみ、保持用圧油ライ
ン81からPポートに供給される圧油をAポートから下
部シール弁用シリンダ59に供給する。各電磁弁のRポ
ートからは、タンクライン82に圧油が戻される。
【0018】図1の供給圧力検出器35および排出圧力
検出器36は、下部シール弁用シリンダ59が閉方向に
作動するときの圧油の供給側および排出側にそれぞれ設
けられる。圧力検出は、たとえば水晶振動子型圧力セン
サを使用して行う。下部シール弁は、ラックピニオン機
構を介して下部シール弁用シリンダ59のシリンダロッ
ドと連結される。下部シール弁のシール構造は、弁座と
ゴムパッキンとの圧着によるガスシールであるため、弁
座にゴムパッキンを圧着するときの衝撃を吸収するよう
にシリンダ速度を減速し、緩やかに閉じるようにしてあ
る。また、閉保持を確実に継続するため、保持用圧油ラ
イン81には後述するようにアキュムレータが設けられ
ている。さらに、各電磁弁は停電時に手動で操作可能で
ある。
【0019】図3は、下部シール弁の動作と、作動用電
磁弁61,71および保持用電磁弁62,72の各コイ
ルへの励磁との関係を示す。図2の主回路と予備回路と
は、基本的に同等の動作を行うので、以下、主回路につ
いて説明する。開作動指令に従って、作動用電磁弁61
のbコイルを励磁すると、弁開度は閉から開の方に変化
し、リミットスイッチ(以下、「LS」と略称する。)
が開状態を検知すると励磁は停止する。閉作動指令に従
って、作動用電磁弁61のaコイルを励磁すると、弁開
度は開から閉の方に変化し、LSが閉状態を検知すると
励磁は停止する。保持用電磁弁62は、この間、bコイ
ルを励磁し、Pポートブロックの状態を続けるので、出
力側の油圧は大きくならず、パイロットチェック弁6
5,66は閉じている。閉保持の状態で、保持用電磁弁
62のaコイルが励磁され、保持用圧油ライン81から
の圧油がPポートからAポートに供給され、パイロット
チェック弁65が開いて下部シール弁用シリンダ59に
閉保持用の圧油が供給される。
【0020】図4は、図2の下部シール弁用油圧回路6
0に圧油を供給するための油圧系統を簡略化して示す。
タンクライン82からタンク83に戻された作動油は、
低圧ポンプ84および高圧ポンプ85によってそれぞれ
加圧され、圧油として作動用圧油ライン80および保持
用圧油ライン81にそれぞれ供給される。低圧ポンプ8
4は大容量であり、作動用圧油ライン80の油圧は図1
の作動用油圧検出器34によって検出される。この圧力
検出にも水晶振動子型圧力センサを用いる。高圧ポンプ
85は、低圧ポンプ84よりも低容量であり、アキュム
レータ86に高圧の圧油を蓄えておく。作動用圧油ライ
ン80、保持用圧油ライン81、およびタンクライン8
2には、コントロール上弁用油圧回路87など、他の炉
頂油圧設備に使用する制御弁のための油圧回路が接続さ
れる。図1の異常検出装置30では、作動用圧油ライン
80に圧油が供給されていることが、正常な動作の前提
となる。このため、スプールの切換不良と判断するため
に、作動用油圧検出器34が検出する圧力が正常な動作
が保証される範囲内であることを、第2AND回路42
によって確認している。
【0021】図5は、電磁弁のコイルへの励磁電流を検
出するための構成を示す。作動用電磁弁61は、電源ラ
イン90に、下部シール弁を開く開指令スイッチ91お
よび閉じる閉指令スイッチ92をそれぞれ介して接続さ
れるbコイルとしての開コイル93およびaコイルとし
ての閉コイル94を含む。開指令スイッチ91および閉
指令スイッチ92の電源側は共通接続され、ブレーカ9
5を介して電源ライン90から電流が流れる。この電流
が開コイル93または閉コイル94の励磁電流としての
所定値であるか否かを作動用電流検出リレー33で検出
する。作動用電流検出リレー33は、作動用電磁弁61
のソレノイドコイル毎に設けられるのではなく、電磁弁
単位で設けられている。保持用電磁弁62についても、
作動用電磁弁61と同様に、開指令スイッチ101、閉
指令スイッチ102、開コイル103、閉コイル10
4、およびブレーカ105がそれぞれ対応して設けら
れ、保持用電流検出リレー32で励磁電流の検出を行
う。
【0022】図6は、図1の異常検出装置30がコンピ
ュータのプログラムに従って動作する場合のフローチャ
ートを示す。異常検出装置30は、図6(a)、図6
(b)および図6(c)に示す動作を、作動指令毎の周
期で繰り返す。
【0023】図6(a)は保持用電磁弁62および作動
用電磁弁61のコイルの断線状態検出のための動作を示
し、ステップa1で下部シール弁を開く作動指令が作動
指令出力31に取出されることによって開始される。ス
テップa2では、第1オンディレータイマ51が作動し
てクロックパルスのカウントが開始される。一定の時
間、たとえば数秒程度が経過すると、ステップa3で保
持用電流検出リレー32の出力を第4AND回路44に
反転して入力し、励磁電流が検出されていないか否かを
判断する。励磁電流が検出されなければ、ステップa4
で保持用コイル断線と判断する。保持用コイル、すなわ
ち開コイル103または閉コイル104の励磁電流が検
出されるときには、ステップa5で作動用電流検出リレ
ー33の出力を第5AND回路45に反転して入力し、
励磁電流が検出されていないか否かを判断する。作動用
コイル、すなわち開コイル93および閉コイル94の励
磁電流が検出されなければ、ステップa6で作動用コイ
ル断線と判断する。作動用コイルの励磁電流が検出され
るときにはステップa7で1回分の動作を終了する。
【0024】図6(b)は、作動用電磁弁61のスプー
ル切換不良検出のための動作を示し、ステップb1で下
部シール弁を開く作動指令が作動指令出力31に取出さ
れることによって開始される。ステップb2およびステ
ップb3では、第1AND回路41によって、保持用電
流検出リレー32および作動用電流検出リレー33の出
力を確認する。励磁電流が流れていることが確認されれ
ば、ステップb4で、第2AND回路42に作動用油圧
検出器34の出力を入力する。作動用油圧が所定範囲で
あれば、ステップb5で第2オンディレータイマ52が
たとえば数秒の一定時間を計時する。一定時間経過中に
31,32,33,34がオフ状態に変わらないなら
ば、オンディレータイマ52からはONの信号が出力さ
れる。次にステップb6で、第6AND回路46に供給
圧力検出器35からの出力を反転して入力し、下部シー
ル弁用シリンダ59を開方向に作動させるために供給す
る圧油の圧力が所定値に達していないか否かを判断す
る。所定値に達していないときには、ステップb7で作
動用電磁弁61のスプール切換不良と判断される。ステ
ップb2,b3,b4で励磁電流または油圧が検出され
ないとき、またはステップb6で油圧が検出されたとき
は、ステップb8で1回分の動作を終了する。
【0025】図6(c)は、保持用電磁弁62のスプー
ル切換不良検出のための動作を示し、ステップc1〜c
4は図6(b)で説明したステップb1〜b4と同等で
ある。ステップc5で、第3AND回路43に供給圧力
検出器35の出力が入力され、下部シール弁用シリンダ
59を開方向に作動させるために供給する圧油の圧力が
所定値に達しているか否かを判断する。達していれば、
ステップc6で、第3オンディレータイマ53によるた
とえば数秒の一定時間経過の後、ステップc7で第7A
ND回路47に油圧排出圧力検出器36の出力が入力さ
れ、下部シール弁用シリンダ59を開方向に作動させる
際に排出される圧油の圧力が所定値に達しているか否か
を判断する。保持状態ではシリンダのピストンは一端に
押し付けられており、本来排出側には圧力は出ないはず
である。したがって排出側に圧力が出ていれば、ステッ
プc8で保持用電磁弁62のスプールの切換不良である
と判断される。ステップc2,c3,c4,c5,c7
で励磁電流または油圧が検出されないときは、ステップ
c8で1回分の動作を終了する。
【0026】以上で説明した、ステップa4,a6,b
7,c8の判断結果は、図1の第1〜第4メモリ54〜
57にそれぞれ入力され、リセットスイッチ58がON
になるまで記憶される。第1〜第4メモリ54〜57の
出力は、保持用コイル断線出力37、作動用コイル断線
出力38、作動用スプール切換不良出力39および保持
用スプール切換不良出力40としてそれぞれ導出され、
オペレータに対する警報表示となる。警報表示の解除
は、リセットスイッチ58をONに操作して行う。な
お、下部シール弁に対して、閉じる指令が行われる場合
は、供給側と排出側とが入れ替わることを除いて、同様
の動作で異常検出が可能である。
【0027】図7は、図4のコントロール上弁用油圧回
路87に含まれる電磁弁の作動と、コントロール上弁の
開度との関係を示す。作動用の電磁弁は、高速用および
低速用として別個に動作する。LSも減速用および停止
用として別個に設けられ、減速LSがONになると高速
用電磁弁のみ励磁が停止し、弁開度の変化速度が小さく
なり、衝撃を避けることができる。停止LSがONにな
ると高速用電磁弁および低速用電磁弁の両方への励磁が
停止する。保持用電磁弁の作動状態は、図3に示す下部
シール弁の場合と同様である。このような、油圧回路の
電磁弁のコイルの断線は、作動指令の取出しと励磁電流
の検出とから、同様に判断可能である。スプールの切換
不良も、シリンダに供給される油圧または排出される油
圧を検出することによって、同様に判断可能である 。
【0028】以上説明した油圧回路では、電磁弁のソレ
ノイドコイルに連続的に励磁電流を流す形式のものを用
いているけれども、パルス状に流す形式のものを用いて
もよい。この場合は、パルス信号をラッチすればよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高炉炉頂
の油圧設備に使用されている電磁弁のコイルが断線する
異常が発生しても、電磁弁への作動指令と励磁電流の検
出とから確実に検出することができる。異常発生箇所を
容易に知ることができるようになるので、異常の原因追
及を容易かつ迅速に行うことができる。
【0030】また本発明によれば、電磁弁へ所定量の励
磁電流が流れていても、油圧設備から排出される圧油の
圧力が所定量に達していないことによって、スプールの
切換異常を迅速かつ確実に検出することができる。
【0031】また本発明によれば、作動用および保持用
の電磁弁所定量の励磁電流が流れていても、油圧設備に
供給する圧油と排出される圧油との圧力がともに所定量
に達していることによって、保持用の電磁弁のスプール
切換異常を迅速かつ確実に検出することができる。
【0032】さらに本発明によれば、高炉炉頂の油圧設
備に使用されている電磁弁のコイルの断線またはスプー
ルの切換不良を、自動的に検出することができる。電磁
弁を取外さなくても、異常が発生している電磁弁を特定
し、しかも異常発生場所がコイルかスプールかを容易に
判別して、迅速な補修が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による異常検出装置の論
理的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の異常検出装置30による異常検出の対象
となる油圧回路を示す系統図である。
【図3】図2の油圧回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図4】図2の油圧回路に圧油を供給する油圧系統図で
ある。
【図5】図2の油圧回路から図1の異常検出装置30に
出力を取出すための電気回路図である。
【図6】図1の異常検出装置30が図2の油圧回路60
の異常を検出する動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態による異常検出の対象とな
る他の電磁弁の動作を示すタイムチャートである。
【図8】従来からの炉頂油圧設備の概略的な構成を示す
簡略化したブロック図である。
【符号の説明】
30 異常検出装置 31 作動指令出力 32 保持用電流検出リレー 33 作動用電流検出リレー 34 作動用油圧検出器 35 供給圧力検出器 36 排出圧力検出器 37 保持用コイル断線出力 38 作動用コイル断線出力 39 作動用スプール切換不良出力 40 保持用スプール切換不良出力 41〜47 AND回路 51〜53 オンディレータイマ 54〜57 メモリ 58 リセットスイッチ 59 下部シール弁用シリンダ 60 下部シール弁用油圧回路 61,71 作動用電磁弁 62,72 保持用電磁弁 80 作動用圧油ライン 81 保持用圧油ライン 82 タンクライン 83 タンク 84 低圧ポンプ 85 高圧ポンプ 86 アキュムレータ 90 電源ライン 91,101 開指令スイッチ 92,102 閉指令スイッチ 93,103 開コイル 94,104 閉コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若菜 芳仁 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 (72)発明者 松山 孝幸 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉の炉頂に設けられ、原料を貯留装入
    するための油圧設備に用いられる電磁弁の異常検出方法
    であって、 電磁弁への作動指令を取出し、 電磁弁に流れる励磁電流を検出し、 電磁弁への作動指令があっても所定量の励磁電流が流れ
    ないとき、電磁弁のコイルが断線状態であると判断する
    ことを特徴とする高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出
    方法。
  2. 【請求項2】 高炉の炉頂に設けられ、原料を貯留装入
    するための油圧設備に用いられる電磁弁の異常検出方法
    であって、 電磁弁への作動指令を取出し、 電磁弁に流れる励磁電流を検出し、 油圧設備から排出される圧油の圧力を検出し、 電磁弁への作動指令があり、かつ所定量の励磁電流が流
    れ、しかるに圧油の圧力が所定量に達していないとき、
    電磁弁のスプールが切換不良であると判断することを特
    徴とする高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方法。
  3. 【請求項3】 高炉の炉頂に設けられ、原料を貯留装入
    するための油圧設備に対し、作動と保持とを連動して行
    うために組合せて用いられる電磁弁の異常検出方法であ
    って、 作動用の電磁弁への作動指令を取出し、 作動用の電磁弁および保持用の電磁弁に流れる励磁電流
    をそれぞれ検出し、 油圧設備へ供給する圧油の圧力と、油圧設備から排出さ
    れる圧油の圧力とをそれぞれ検出し、 作動用の電磁弁への作動指令があり、作動用および保持
    用の電磁弁へ所定量の励磁電流がそれぞれ流れ、しかる
    に油圧設備へ供給する圧油の圧力と油圧設備から排出さ
    れる圧油の圧力とがそれぞれ所定量に達しているとき、
    保持用の電磁弁がスプール切換不良であると判断するこ
    とを特徴とする高炉炉頂油圧設備用電磁弁の異常検出方
    法。
  4. 【請求項4】 高炉の炉頂に設けられ、原料を貯留装入
    するための油圧設備に対し、作動と保持とを連動して行
    うために組合せて用いられる電磁弁の不良検出装置であ
    って、 作動用の電磁弁への作動指令を取出す指令取出手段と、 作動用の電磁弁への励磁電流を検出する作動用電流検出
    手段と、 保持用の電磁弁への励磁電流を検出する保持用電流検出
    手段と、 油圧設備に供給される圧油の圧力を検出する供給圧力検
    出手段と、 油圧設備から排出される圧油の圧力を検出する排出圧力
    検出手段と、 指令取出手段と作動用電流検出手段および保持用電流検
    出手段とからの出力に応答し、作動指令があっても所定
    量の励磁電流が作動用の電磁弁または保持用の電磁弁に
    流れないとき、作動用の電磁弁または保持用の電磁弁の
    コイルがそれぞれ断線状態であると判断する断線異常検
    出手段と、 指令取出手段、作動用電流検出手段、保持用電流検出手
    段、供給圧力検出手段および排出圧力検出手段からの出
    力に応答し、作動指令があり、作動用の電磁弁および保
    持用の電磁弁にそれぞれ所定量の励磁電流が流れても、
    油圧設備から排出される圧油の圧力が所定量に達しない
    とき、または油圧設備へ供給する圧油の圧力および油圧
    設備から排出される圧油の圧力がそれぞれ所定量に達し
    ているとき、作動用の電磁弁または保持用の電磁弁のス
    プールがそれぞれ切換不良であると判断するスプール異
    常検出手段とを含むことを特徴とする高炉炉頂油圧設備
    用電磁弁の異常検出装置。
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