JPH09151837A - 風力発電装置の防振支持装置 - Google Patents

風力発電装置の防振支持装置

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JPH09151837A
JPH09151837A JP7313175A JP31317595A JPH09151837A JP H09151837 A JPH09151837 A JP H09151837A JP 7313175 A JP7313175 A JP 7313175A JP 31317595 A JP31317595 A JP 31317595A JP H09151837 A JPH09151837 A JP H09151837A
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JP
Japan
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bush
nacelle
metal fitting
vibration
pin
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Withdrawn
Application number
JP7313175A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kubotani
達雄 窪谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

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  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、風力発電装置のナセルに伝達される
増速機からの振動を低減するとともに、防振ゴムの経年
劣化を少くすることができる防振支持装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明に係る防振支持装置は、増速機2と
ナセル4の間に防振構造10を設け、防振構造10は、
ブッシュ16とピン17と、ブッシュ受金具23と、ブ
ッシュ支持金具24とからなり、ブッシュ16は、中心
にピン穴を有するとともに、円形の外側と内側の間に防
振ゴム本体を有し、ブッシュ受金具23に装着され、ブ
ッシュ受金具23の増速機2への取付けは、ブッシュの
上部固着されたフランジと、増速機に設けた取付金具に
より行ない、ブッシュ受金具23のナセル4への取付け
は、ナセルに設けたブッシュ支持金具の中のピン穴とブ
ッシュの中のピン穴にピン17を装着することにより行
なうことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電装置の防
音・防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4〜図6に示す。従来の
風力発電装置は翼1、増速機2、発電装置3、ナセル
4、タワー5、発電機用開閉器6、電力系統又は電力負
荷装置7により構成されている。
【0003】図4の風8の外力を受けて、翼1が回転す
ることにより増速機2→発電装置3の順に電気エネルギ
ーに変換される。図4において、増速機2と発電装置3
は、ナセル4の内部に剛支持されている。
【0004】また電気回路上の構成は、ナセル4内に設
置されている発電装置3から、発電機用開閉器6を介し
て、電力系統又は電力負荷装置7へ、電気エネルギーが
送られている。
【0005】図5において、風により翼1が回転トルク
を受け、増速機2へ伝達され、内蔵された歯車機構の噛
み合い周波数による固体音及び空気音が、ナセル4から
の空気音14として放射される。
【0006】またナセル4によりタワー5に伝達された
固体音が、タワーからの空気音15として放射される。
この空気音に対する従来の低減装置を図6に示す。
【0007】タワーの上部に備えられたナセル4内の内
部に設けられた増速機2、及び、ナセル4に植込ボルト
19を設けた取付板20をナット18により取付け、そ
の間にパッド型の防振ゴム9を介在させていた。その防
振ゴム9は平状のものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には次のよう
な欠点がある。 (1)騒音について:図5に示す翼1が、風8により回
転トルクを受け、増速機2へ伝達され、内蔵された歯車
機構の噛み合い周波数による固体音、及び空気音が、ナ
セル4から空気音14として放射され、又タワー5に伝
搬した空気音15として放射され、風車の騒音を大きく
する欠点がある。 (2)その他について:この対応として、図6の如くパ
ッド型の防振ゴム9を設置する場合、下記の欠点があ
る。
【0009】(A)風車起動時に増速機2の過渡的揺れ
を発生する。 (B)防振ゴムの経年劣化により、増速機2が上下方向
又は左右方向に偏芯する可能性がある。 本発明は、これらの問題を解決することができる防振支
持装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る風力発電装
置の防振支持装置は、翼の回転軸に連結された増速機
と、発電装置と、前記増速機と発電装置を内部に納めた
ナセルと、前記ナセルを頂部に備えた風力発電装置にお
いて、(A)前記増速機とナセルの間に防振構造を設
け、(B)前記防振構造は、ブッシュと、ピンと、ブッ
シュ受金具と、ブッシュ支持金具とからなり、(C)前
記ブッシュは、その中心にピン穴を有するとともに、円
形の外側と内側の間に防振ゴム本体を有し、ブッシュ受
金具に装着され、(D)前記ブッシュ受金具の増速機へ
の取付けは、ブッシュの上部固着されたフランジと、増
速機に設けた取付金具により行ない、(E)前記ブッシ
ュ受金具のナセルへの取付けは、ナセルに設けたブッシ
ュ支持金具の中のピン穴と、ブッシュの中のピン穴に、
ピンを装着することにより行なうことを特徴とする。
【0011】すなわち、本発明装置においては、 (1)図2に示すように防振構造を増速機に追加する。 (2)この場合、防振ゴム本体を、図2に示す様にブッ
シュ型とする。
【0012】従って、次のような作用を呈する。 (1)ナセルに伝達される増速機空の振動を低減でき
る。 (2)ブッシュ型とすることで、防振ゴムが外気又は潤
滑油に触れる面積を少なくし、経年劣化を少くすること
が出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
に示す。本発明装置は、図1に示すように、防振構造1
0を増速機2に追加し、ナセル4、タワー5からの空気
音を低減させるものである。
【0014】また、図2に示す様に、ピン17とブッシ
ュ16により、図3の防振ゴム本体12を保持し、風車
起動時の過渡的な触れも防止させるものである。すなわ
ち、本発明に係る風車の防音支持装置は、ナセル4と増
速機2との取付部を防振構造10にして取付けることに
より行なうものである。
【0015】風力発電装置の全体を図1により説明す
る。地上にタワー5を建て、その上部に水平回転するナ
セル4が取付けられている。ナセル4の外部には、翼1
が垂直に回転可能に付けられ、ナセル4内には、翼1の
軸に増速機2及び発電装置3が納められている。
【0016】発電装置3により発生した電気エネルギー
は、発電機用開閉器6を介して電力系統又は電力負荷装
置7へ送られている。ナセル4内に納められた増速機2
の取付構造を、図2〜図3に示す。
【0017】増速機2の下部には、溶接等により一体的
に取付金具21を数個所(4個又6個)取付け、これ
と、中心にピン穴13を持つブッシュ16を付けたブッ
シュ受金具23の上部に固着されたフランジ22とを、
ボルト等にて締付ける。
【0018】これれとは別に、ナセル4内にピン穴13
を持つブッシュ支持金具24を、ブッシュ受金具23の
厚さより多少広い間隔を開けて、2個取付ける。このブ
ッシュ支持金具24に、ピン17を介してブッシュ受金
具23を取付けることにより、ナセル4内に増速機2を
固定することができる。
【0019】又、ブッシュ16は、円形の外側と内側の
間に、防振ゴム本体12を介在させたもので、その中心
にピン穴13を持っている。この防振ゴムは、ブッシュ
16の外側と内側に狭い間隔おいて配置しておき、この
間にゴム原料を流し込んで形成することにより、金物で
あるブッシュ16とは強固に密着して形成できるもので
あって、振動をゴムの伸縮により吸収するものである
が、ブッシュ16と防振ゴム本体には、離脱はしない構
造になっている。
【0020】本防振構造は、増速機2とナセル4との取
付部分に設けた場合のみを説明したが、増速機2と同軸
に接続された発電装置3とナセル4との取付部分に設け
ることも可能である。
【0021】これらにより、増速機2及び発電装置3よ
り発生する振動は、防振構造10によってナセル4には
伝わるのが低減される。そのため、ナセル4及びタワー
5の振動が低減される。従って、空気音放射(騒音)も
低減される。
【0022】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)騒音低減について:本発明の防振方法により、増
速機2からナセル4へ伝達される固体音を低減できる。
そのため、ナセル4からの空気音放射、更にはタワー5
からの空気音放射を低減することができる。
【0023】その結果、風車騒音を全体として3〜5d
BA低減できる。(図4参照) (2)過渡的揺れの防止について:風車の起動時および
停止時の過渡的な揺れを、図3のピン17のブッシュ1
6により、押さえることができる。 (3)芯ずれの軽減について:また防振構造10の内部
にゴム12が格納されている為、ゴムの経年劣化が小さ
くなり、経年による増速機2の芯ずれを、小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風車のシステム図。
【図2】本発明に係る増速機とナセル4の取付詳細図。
【図3】本発明に係る防振ゴムの詳細図。
【図4】従来の風車のシステム図。
【図5】従来の風車による騒音発生状態を示す図。
【図6】従来の風車装置のナセルと増速機の取付詳細
図。
【符号の説明】
1…翼、 2…増速機、 3…発電装置、 4…ナセル、 5…タワー、 6…発電機用開閉器、 7…電力系統又は電力負荷装置、 8…風、 9…防振ゴム、 10…防振構造、 11…防振ゴム、 12…防振ゴム本体、 13…ピン穴、 14…ナセルからの空気音放射、 15…タワーからの空気音放射、 16…ブッシュ、 17…ピン、 18…ナット、 19…植込ボルト、 20…取付板、 21…取付金具、 22…フランジ、 23…ブッシュ受金具、 24…ブッシュ支持金具、 30…回転軸、 100…風力発電装置、 200…風力発電装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼(1)の回転軸(30)に連結された
    増速機(2)と、発電装置(3)と、前記増速機と発電
    装置を内部に納めたナセル(4)と、前記ナセルを頂部
    に備えた風力発電装置(40)において、(A)前記増
    速機(2)とナセル(4)の間に防振構造(10)を設
    け、(B)前記防振構造(10)は、ブッシュ(16)
    と、ピン(17)と、ブッシュ受金具(23)と、ブッ
    シュ支持金具(24)とからなり、(C)前記ブッシュ
    (16)は、その中心にピン穴(13)を有するととも
    に、円形の外側と内側の間に防振ゴム本体(12)を有
    し、ブッシュ受金具(23)に装着され、(D)前記ブ
    ッシュ受金具(23)の増速機(2)への取付けは、ブ
    ッシュの上部に固着されたフランジ(22)と、増速機
    (2)に設けた取付金具(21)により行ない、(E)
    前記ブッシュ受金具(23)のナセル(4)への取付け
    は、ナセル(4)に設けたブッシュ支持金具(24)の
    中のピン穴と、ブッシュ(16)の中のピン穴に、ピン
    (17)を装着することにより行なうことを特徴とする
    風力発電装置の防振支持装置。
JP7313175A 1995-11-30 1995-11-30 風力発電装置の防振支持装置 Withdrawn JPH09151837A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752510B1 (ko) * 2006-04-14 2007-08-29 유니슨 주식회사 단일 메인베어링을 갖는 풍력 발전기
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EP2418397A1 (en) * 2010-08-11 2012-02-15 General Electric Company Gearbox support system

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