JPH09151430A

JPH09151430A - 落葉掃除機

Info

Publication number: JPH09151430A
Application number: JP22431296A
Authority: JP
Inventors: Hisao Imamura; 久夫今村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-09-28
Filing date: 1996-07-23
Publication date: 1997-06-10

Abstract

(57)【要約】【課題】敷石の小石を収集することなく落葉のみを収
集し、地面に張り付いた落葉も剥ぎ取り、一回の走行で
幅広く連続的に早い速度で収集する落葉掃除機を提供す
る。【解決手段】台車１の後部に台車幅一杯の横幅の羽根
を取付けた送風機２を設け、送風口３を前方斜め下向き
にし、送風口３の前部に地面に接する両側壁と天井壁に
て風道４を形成し、風道４の先を斜めに立ち上げ風道８
を形成する、風道４の手前に円筒ブラシ３２と共に風道
８の底面下部に取付けゴム板９の下にローラ３０を設
け、風道８を台車１の前部に設けた全面金網屑箱の内に
挿入する、屑箱の内面に通風性の布を張り、風道８の先
に多数の***を有するビニール袋を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機の台車を前
進させて、台車の後部より幅広く均等に送風する風力に
より、地面上にある落葉を吹き飛ばし屑箱に収集する落
葉掃除機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の屋外掃除機は、円筒形ブラシを地
面上に回転し塵屑を跳ねあげて収集箱に入れて来た、こ
の方法では小石の敷石の庭では、小石も落葉と一所に跳
ね上げ又石の隙間の落葉を跳ね上げることが出来ず、敷
石の庭では落葉を掃除することは出来なかった。一般の
吸引式掃除機では、吸引口を物に極接近しなければ吸引
出来ず、接近して吸込むため小石をもダクトに吸込み落
葉の掃除には適しなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、敷石の庭で
も小石を収集することなく落葉のみを収集し、石の隙間
にある落葉も吹き飛ばして収集する、一回の走行で幅広
く連続的に早い速度で清掃が出来る落葉掃除機の提供を
目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、送風する風力
により、一回の走行で幅広い地面の落葉を吹き上げて集
収するようにしたもので、吹き上げる風道に傾斜面を持
たせ適正に風速を持つことで、小石を吹き上げることな
く、早い速度で落葉のみ清掃出来るものである。台車１
の後部側に台車幅一杯の横長の複数の羽根１３を軸１２
に取付けた送風機２を設け、該送風機２を原動機１１よ
りベルト架けにて駆動し、送風口３を送風機２の横幅に
合わせ前方斜め下向きにし、送風口３の前部に地面に接
する両側壁と天井壁にて風道４を形成し、前記両側壁の
下部にゴム板５ａ、５ｂを押え板６ａ、６ｂにて取付
け、風道４の先を斜めに立ち上げ風道８を形成し、風道
８の底面下部に地面に接するゴム板９を取付け、又は風
道８下部にローラー３０を設け、ローラー３０面に包接
するゴム板２９を風道８の底面下部に取付け、ローラー
３０の両側軸受に上下スライド受３１ａ、３１ｂを台車
１の両側に設け、風道８の上部中央を台車１に固定した
梁の中央に設けたピン１０に懸吊し、台車１の前部に全
面金網の屑箱１５、２５を設け、屑箱１５、２５に搬出
扉１７、２７を取付け、前記風道８を屑箱１５、２５内
に挿入する。

【０００５】台車１の後車輪を、風道４より離れた位置
の送風機２の後部に設け、風道４の両側の押え板６ａ、
６ｂの外側にローラー７ａ、７ｂを設け、又は台車の後
車輪を風道４の両側に設け、送風口３の先端部３ａに風
道４の後部を取付けて、夫々常にゴム板５ａ、５ｂが地
面に接するようにする。

【０００６】風道４の上部の位置に減速機２１を台車１
の梁に取付け、原動機１１よりベルト掛けにて減速機２
１の入力軸２２を駆動し、減速機２１の出力軸２３を片
方の後車輸２４ａに連結して、台車１を自動走行させ
る。

【０００７】風道４の後部に円筒ブラシ３２を設け、車
輪２４ａ軸と円筒ブラシ３２軸とに夫々取付けたプーリ
ーにベルト３３をたすき掛けにして車輪と逆回転させ、
地面に張り付いた落葉を剥がして風道４内に飛ばす。

【０００８】台車１の前部に風道８と同傾斜の滑り枠１
８を設けた屑箱受台１４を取付け、該屑箱受台１４に全
面金網の屑箱１５を乗せる、屑箱１５を滑り枠１８に沿
って引出し、屑箱１５に設けた扉１７を下向きにして落
葉を取出す、又屑箱２５を台車１に直接固着し、全面金
網屑箱２５の内側に粉塵の飛散を防ぐ通気性の布２６を
張付け、風道８の先に多数の***を有するビニール袋２
８を取付け、屑箱２５の上部に扉２７を設けて、ビニー
ル袋２８と共に落葉を取出す。

【０００９】

【発明の実施の形態】図１、図２は、第１実施例であ
る、台車１の後部側に送風機２を設け、送風機２は台車
幅一杯の横長の複数の羽根１３を軸１２に取付け、原動
機１１よりベルトにて駆動する、送風機２の後部に後車
輪を取付け、送風口３を送風機２の横幅に合わせ前方斜
め下向きにし、送風口３の前部に地面に接する両側壁と
天井壁にて風道４を形成し、前記両側壁の下部にゴム板
５ａ、５ｂを夫々押え板６ａ、６ｂにて取付け、両側押
え板６ａ、６ｂの外側に夫々ローラー７ａ、７ｂを設
け、風道４の先を斜めに立ち上げ風道８を形成し、風道
８め底面下部に地面に接するゴム板９を取付け、風道８
の上部中央を台車１に固定した梁の中央に設けたピン１
０に懸吊し、台車１の前部に風道８と同傾斜の滑り枠１
８を有する屑箱受台１４を設け、屑箱受台１４に全面金
網の屑箱１５を乗せる、風道８を屑箱１５の内に挿入す
る、屑箱１５の前側に扉１７を設け、屑箱１５を滑り枠
１８に沿って引出し、扉１７を下に向け落葉を搬出す
る。

【００１０】図４、図５は、第２実施例である、原動機
１１よりベルトにて駆動する実施例で、台車１の後部側
に第１実施例と同様の送風機２を設け、送風口３の先端
部３ａに、地面に接する両側壁と天井壁にて形成した風
道４の後端部を固着する、風道４の両側壁の下部にゴム
板５ａ、５ｂを夫々押え板６ａ、６ｂにて取付け、風道
４の先を斜めに立ち上げ風道８を形成し、風道８の上部
中央を台車１に固定した梁の中央に設けたピン１０に懸
吊する、風道８下部にローラー３０を設け、ローラー３
０面に包接するゴム板２９を風道８の底面下部に取付
け、ローラー３０の両側軸受に上下スライド受３１ａ、
３１ｂを台車１の両側に設ける、風道４の上部の位置に
減速機２１を台車１の梁に取付け、原動機１１よりベル
ト掛けにて減速機２１に入力軸２２を駆動し、減速機２
１の出力軸２３を片方の後車輪２４ａに連結し、台車１
を自動走行させる、風道４の後部に円筒ブラシ３２を設
け、車輪２４ａ軸と円筒ブラシ３２軸の夫々にプーリー
設け、ベルト３３をたすき掛けに取付ける、台車１の前
部に全面金網の屑箱２５を台車１のフレームに固着し、
屑箱２５の網の内側に粉塵の飛散防止の通気性の布２６
を張付け、風道８を屑箱２５の内に挿入し、風道８の先
に多数の***を有するビニール袋２８を取付け、屑箱２
５の上部に扉２７を設け、該扉２７よりビニール袋２８
と共に落葉を取出す。

【００１１】

【発明の効果】本発明は、台車１の後部から広い車幅の
均等な送風力により、風道４内の地面上の落葉を風道８
を通して吹き上げ、一回の走行で幅広く連続的に早い速
度で屑箱１５、２５に収集することが出来る、敷石の庭
でも小石を収集することなく、又敷石の隙間の落葉も吹
き飛ばして収集することが出来る。

【００１２】円筒ブラシ３２を風道４の後部に設けるこ
とで地面に張り付いた落葉を剥ぎとり収集することが出
来る。

【００１３】風道８下部にローラー３２を設けること
で、落葉を一層スムーズに風道４に取入れることが出来
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一実施例を示す一部切欠した平面図
である。

【図２】本発明の第一実施例を示す一部切欠した側面図
である。

【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。

【図４】本発明の第二実施例を示す一部切欠した平面図
である。

【図５】本発明の第二実施例を示す一部切欠した側面図
である。

【図６】後車輪駆動の主要部と風道４を示す図５のＢ−
Ｂ断面図である。

【図７】ローラー３０の関係を示す図５のＣ−Ｃ断面図
である。

【図８】円筒ブラシ３２の関係を示す図５のＤ−Ｄ断面
図である。

【符号の説明】

１・・・台車２・・・送風機３・・・送風口４、８・・・風道５ａ、５ｂ、９、２９・・・ゴム板７ａ、７ｂ・・・ローラー１０・・・ピン１１・・・原動機１２・・・軸１３・・・羽根１４・・・屑箱受台１５、２５・・・屑箱１８・・・滑り枠２１・・・減速機２２・・・入力軸２３・・・出力軸２４ａ、２４ｂ・・・後車輪２８・・・ビニール袋３０・・・ローラー３１ａ、３１ｂ・・・スライド受３２・・・円筒ブラシ３３・・・ベルト

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】台車（１）の後部側に台車幅一杯の復数
の羽根（１３）を取付けた送風機（２）を設け、原動機
（１１）よりベルトにて駆動し、送風機（２）の送風口
（３）を台車幅に合わせ前方斜め下向きにし、送風口
（３）の前部に地面に接する両側壁と天井壁にて風道
（４）を形成し、前記両側壁の下部にゴム板（５ａ、５
ｂ）を押え板（６ａ、６ｂ）にて取付け、風道（４）の
先に斜めに立ち上げる風道（８）を形成し、風道（８）
の上部中央を台車（１）に固定した梁に設けたピン（１
０）に懸吊し、台車（１）の前部に全面金網の屑箱（１
５、２５）を設け、屑箱（１５、２５）に扉（１７、２
７）を取付け、前記風道（８）を屑箱（１５、２５）の
内に挿入した落葉掃除機。
【請求項２】送風口（３）の先端（３ａ）に風道
（４）の後端を取付け、風道（４）の両側に台車（１）
の後車輪（２４ａ、２４ｂ）を設け、台車（１）の梁に
減速機（２１）を設け、原動機（１１）からベルトにて
減速機（２１）の入力軸（２２）を駆動し、減速機（２
１）の出力軸（２３）と片側の後車輪（２４ａ）軸を連
結した請求１項記載の落葉掃除機。
【請求項３】風道（８）の下部にローラ（３０）を設
け、ローラー（３０）の両軸受の上下スライド受（３１
ａ，３１ｂ）を台車（１）の両側に設け、風道（８）の
底面下部にゴム板（２９）を取付け、ゴム板（２９）を
ローラ（３０）面に包接した請求２項記載の落葉掃除
機。
【請求項４】風道（４）の後部に地面に接する円筒ブ
ラシ（３２）を設け、円筒ブラシ（３２）軸と車輪（２
４ａ）軸にプーリーを設け、ベルト（３３）をたすき掛
けに取付けた請求３項記載の落葉掃除機。
【請求項５】屑箱（２５）を台車（１）に固着し、上
部に扉（２７）を設けた屑箱（２５）の内側に、通気性
の布（２６）を張付け、風道（８）の先に多数の***を
有するビニール袋（２８）を取付けた請求４項記載の落
葉掃除機。