JPH09150117A - 選別機械 - Google Patents

選別機械

Info

Publication number
JPH09150117A
JPH09150117A JP8182321A JP18232196A JPH09150117A JP H09150117 A JPH09150117 A JP H09150117A JP 8182321 A JP8182321 A JP 8182321A JP 18232196 A JP18232196 A JP 18232196A JP H09150117 A JPH09150117 A JP H09150117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
sorting machine
counterweight
sorting
deck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8182321A
Other languages
English (en)
Inventor
William E Lower
イー.ロウワー ウィリアム
Stephen C Mitchell
シー.ミッチェル スチーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROTETSUKUSU Inc
Rotex Inc
Original Assignee
ROTETSUKUSU Inc
Rotex Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROTETSUKUSU Inc, Rotex Inc filed Critical ROTETSUKUSU Inc
Publication of JPH09150117A publication Critical patent/JPH09150117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/42Drive mechanisms, regulating or controlling devices, or balancing devices, specially adapted for screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/28Moving screens not otherwise provided for, e.g. swinging, reciprocating, rocking, tilting or wobbling screens
    • B07B1/38Moving screens not otherwise provided for, e.g. swinging, reciprocating, rocking, tilting or wobbling screens oscillating in a circular arc in their own plane; Plansifters

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動基部を有する形式の選別機械であって、
単一釣合い錘駆動装置を使用して、可動部品数が少なく
且つ効率が高く、全体費用が低減された選別機械を提供
する。 【解決手段】 この選別機械10は可動基部14を有す
る形式のもので、振動力減少装置22と、単一釣合い錘
駆動装置21とを備えている。駆動装置の釣合い錘の重
量は、デッキ20によって駆動シャフト19に伝えられ
る長手方向の反力に対してはアンダーバランスするよう
に、また横方向の反力に対しては実質的にオーバーバラ
ンスとなるように調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動基部を有する形
式の選別機械に係わり、更に、駆動装置の作動によって
移動基部に作用する反力の影響を減少させる改良した構
造を有する選別機械に関する。
【0002】移動基部を有する形式の選別機械では、選
別動作を与える駆動装置によってスクリーンデッキが作
動される。この駆動装置は可動基部に支持され、該可動
基部は通常は固定支持部からケーブルで懸架されるか、
あるいは時にシャーマウント(shear moun
t)(すなわち弾性的に柔軟なブロック)または他の弾
性取付部に独立して備えられる。駆動装置は、例えば、
スクリーンデッキのヘッド端部を円運動で回転(gyr
ate)させるために連結されたシャフトを有する偏心
体を回転させる。スクリーンデッキのシャフトの力は、
該スクリーンデッキによってシャフトに作用する等しく
且つ反対方向の反力を発生させる。駆動装置はスクリー
ンデッキと基部との間に連結されるので、反力はスクリ
ーンデッキから駆動装置シャフトへ伝わり、基部へ伝わ
り、そして基部をスクリーンデッキから反対方向へ移動
させようとする。これは固定支持部に対する、すなわち
地面に対するスクリーンデッキの真の動きを減少させ、
これにより選別速度を低下させるという望ましくない影
響を与える。典型的に、この反力を相殺して基部に伝わ
る力を減少させるために駆動装置は釣合い錘を備えてい
る。これは、地面に対するスクリーンデッキの動きを増
大させて選別速度を向上させるという望ましい効果を有
する。
【0003】機械の支持されている(可動な)部材(す
なわち可動基部、スクリーンデッキおよび駆動装置、お
よびそれらの部材と一緒に作動する部材)は長手方向お
よび横方向において異なる慣性モーメントを有する。何
故なら、駆動装置は長手方向においては機械中心線上に
位置されるが、横方向においては中心線から大きく偏倚
されているからである。この結果、基部の横方向の動き
範囲は長手方向の動きと相違することになる。両方向の
基部の動きを最少限にするために、少なくとも大型の可
動基部を備えた機械に関しては、いわゆる「二重(ダブ
ル)」釣合い錘を有する駆動装置の使用が長いこと実状
であった。この駆動装置は2つの釣合い錘を有してお
り、これらの釣合い錘は反対方向に回転してその作用を
交互に加算および減算し、基部に異なる反力を異なる方
向に発生するようになされる。このことにより、横方向
および長手方向の両方にて地面に対する基部の動きを最
少限にする。しかしながら、このような構成は複雑で重
量が大となり、また高価になる。
【0004】1994年4月12日付けで付与され、本
願の譲受人に譲渡された米国特許第5301814号
は、駆動装置の作動の反作用で基部が移動する少なくと
も1つの方向にて基部の動きが振動体の増幅した振動を
生じるように調整された振動ばね/質量体装置を含む
「力減少装置」を基部に取り付けることによって、二重
釣合い錘に代えて1つの釣合い錘を有する駆動装置が可
動基部を備えた機械に使用できることを教示している。
この特許は、スクリーンデッキが駆動シャフトに加える
力と実質的に同じ且つ反対方向の長手方向の反力を駆動
装置のシャフトに生じるように調整された釣合い錘重量
を開示している。これは基部に作用することになる長手
方向の反力を効果的に打ち消して、地面に対するスクリ
ーンデッキの長手方向の動きを最大限にする。(これ
は、給送ポートからテールへ向けて傾斜したデッキに沿
って選別される粒体を搬送する長手方向のデッキの動き
である。)力減少装置のばねおよび質量体は、横方向に
おいて基部に作用する結果的に大きな反力を相殺するよ
うに調整される。長手方向における地面に対する基部の
動きは著しく減少されるので、地面に対するデッキの動
きは相応に増大して、選別効率が改善される。
【0005】好ましい実施例では、米国特許第5301
814号の力減少装置は回転偏心駆動装置がスクリーン
デッキに軸承される位置に隣接した板ばねによって基部
から懸架された重量体(質量体)である。ばねはファイ
バーガラスばねシートとされた垂直方向のばね積層体で
ある。この質量体は水平方向の鋼プレート積層体であ
り、各個のプレートは揺動重量に応じて数十〜数百キロ
グラム(数百ポンド)とされ得る。(「揺動重量」とは
選別動作が伝えられる要素の重量、すなわちスクリーン
デッキおよびあるならば頂部カバーの重量であり、基
部、駆動装置または力減少装置の重量は含まない。)ば
ねは、質量体が基部の動きに応答して横方向に振動する
ように好ましく配向される。力減少装置は、使用時に質
量体が駆動装置の作動周波数より多少高いのが好ましい
とされる周波数で共振するように、質量体およびばね定
数を適当に計算して選定することで「調整」される。
【0006】米国特許第5301814号に記載された
ように、力減少装置の使用は幾つかの利点を生む。可動
基部を備えた大型の選別機械に一般に必要な二重釣合い
錘駆動装置に代えて単一釣合い錘駆動装置の使用を可能
にする。単一釣合い錘駆動装置は複雑でなく、可動部品
数が少なく、保守または交換を必要とする可能性が小さ
く、二重釣合い錘に比べて安価である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな力減少装置を単一釣合い錘駆動装置を備えた大型選
別機械に追加することは、所望の振動力を発生するため
に力減少装置に望ましくないほど過大な質量体を必要と
することが実際に見出された。これはまた、その質量体
を振動させるのに必要なばね定数を与えるために多くの
ファイバーガラスシートばねの高価な組立体を必要とす
る。これらの因子は全体的な効率を相殺してしまい、ま
た二重釣合い錘駆動装置の代わりに単一釣合い錘を使用
する結果として得られる節約を相殺してしまう。したが
って、機械の重量および費用を低減し、また一層効率的
な構造を使用する方法が必要となってきた。
【0008】驚くことに釣合い錘の重量を適当に設定す
ることにより、力減少装置の重量、および力減少装置を
振動させるばねの個数および寸法(すなわちばね定数)
が単一釣合い錘駆動装置を有する力減少装置を備えた機
械にこれまで見られていたよりも実質的に減少でき、力
減少装置および駆動装置の両方の費用が大幅に減少で
き、更に選別効率ははるかに高価な二重釣合い錘を備え
た機械の効率と等しくできることが見出された。
【0009】
【課題を解決するための手段】これは、使用時に駆動シ
ャフトの基部の長手方向反力は実質的にアンダーバラン
スさせるが、駆動シャフトの基部の横方向反力は実質的
にオーバーバランスさせるような釣合い力を発生する釣
合い錘を提供することで達成される。長手方向の反力は
約10〜50%でアンダーバランスされることが好まし
く、すなわち長手方向の反力の約50〜90%だけが駆
動装置の釣合い錘によって相殺されるようにすることが
好ましい。更に、横方向反力は約170%〜225%の
オーバーバランスとすることが好ましい。すなわちこの
釣り合い錘は横方向における駆動シャフトの力を、デッ
キからの横方向反力の約170〜225%まで実質的に
増大させることが好ましい。
【0010】基部の長手方向反力を実質的に相殺するた
めに必要な釣合い力は次式で近似できる。
【数1】 RPMは駆動装置の作動速度を示し、約160〜300
rpmが好ましく、また185〜230rpmがより好
ましい。しかしこの範囲外の速度も予想できる。例え
ば、この出願の譲受人によって製造販売されている、単
一釣合い錘駆動装置および力減少装置を有する「ロテッ
クス」シリーズ50の選別機械は、約1007kg(2
220ポンド)の揺動重量を有する。この駆動装置は2
00rpmで88.9mm(3.5インチ)の円内でク
ランクピンを回転させる。約2000kg(4410ポ
ンド)の駆動装置の釣合い力が基部の長手方向反力を実
質的に相殺するのに必要である。この機械に関しては、
駆動装置の釣合い錘はその値の約50%〜約85%、す
なわち1000kg(2205ポンド)〜1700kg
(3749ポンド)の力を発生するように調整されねば
ならない。長手方向および横方向の力にそれぞれ関する
釣合い錘のアンダーバランス/オーバーバランスの関係
は、従来の場合に比して、地面に対する基部の動きを変
化させる。従来の例によれば、長手方向の力が十分に相
殺されるならば、基部は長手方向に最少限だけ、例えば
0〜12.7mm(0〜0.5インチ)だけ移動する。
【0011】本発明の好ましい実施例によれば、単一釣
合い錘重量は約15%〜約30%で長手方向の力をアン
ダーバランスさせるように調整され、力吸収装置は基部
の長手方向の動きとほぼ同じ基部の横方向の動きを生じ
るように調整される。基部の動きは目による監視または
計算によって決定することができる。回転式(gyra
tory)機械の場合には、基部の長手方向の動きは次
式で近似できる。
【数2】
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は添付図面を参照して更に
詳細に説明される。図面の図1および図2を特に参照す
れば、選別機械10は可動基部14を有し、この可動基
部14は4隅においてケーブル12で支持部すなわちフ
レーム16から懸架されている。支持部16は「地面」
15に対して固定され、地面15は実際には建物の床と
されるか、図示していない他の支持構造体とされ得る。
(基部14はケーブル12で懸架されて地面15に対し
て動けることから、「可動基部」と称する。)小型機械
では、基部はしばしばこれと代えてケーブルではなくて
シャーマウントまたは他の支持部に可動支持されること
ができる。1つ以上の可動スクリーン(図示せず)がデ
ッキ20に取り付けられ、クランプ30で固定される。
選別機械10はこの実施例では長方形のスクリーンデッ
キ20を有し、このスクリーンデッキに対して基部14
に取り付けられた駆動装置21で選別動作が伝えられ
る。(デッキはしばしばスクリーン「ボックス」と称さ
れるが、円形のように長方形以外の形状とされることが
できる。)駆動装置は通常は電気モーター18を含み、
この電気モーター18は駆動シャフトすなわちクランク
ピン19(第3図)を回転させるようにベルト24で連
結されており、クランクピン19は基部に支持されてデ
ッキ20のヘッド端部で回転するように軸承されてい
る。
【0013】好ましい実施例では、クランク19の回転
は「回転(gyratory)」選別動作をデッキ20
に伝える。クランクピン19に隣接したデッキのヘッド
端部50は、図2に拡大して図解して示すように、基部
14に対して円形路26に沿って駆動される。デッキ2
0の下端部すなわちテール端部54は各隅においてスラ
イドプレート55上に支持され、ロッカーすなわちドラ
グアーム56を経て基部14に連結されている。これら
の制約がテール位置において楕円28で示されるような
デッキの細い楕円形の動きを確立させる。(他の代替例
として、デッキのテール端部54は図示しない板ばねに
支持される。このことは一層の線形動作を確立させ、ス
ライドプレートおよびドラグアームに関連する保守を不
要とする。)
【0014】図2に見られるように、スクリーンデッキ
の各点における動きは、ヘッド端部50からテール端部
54へ向かってますます楕円形となる。例えば、「ロテ
ックス」(Rotex)のシリーズ50の回転スクリー
ンでは、ヘッド端部でのスクリーンデッキの(基部に対
しての)動きは約88.9mm(3.5インチ)径の円
26(図2)であり、重量中心52の近くでは楕円27
となって長軸は88.9mm(3.5インチ)を有する
が、短軸は44.45mm(1.75インチ)を有し、
またテール端部54では長軸が88.9mm(3.5イ
ンチ)で、短軸が3.30mm(0.13インチ)の細
い楕円28となる。この選別動作はしたがって2成分、
すなわち機械の長手軸線に沿って平行な長手成分と、こ
れに直角な横方向成分を有する。デッキ20の長手方向
の動きは粒体をテール端部へ向かって給送する位置から
僅かに傾斜して下方へ搬送し、この間に回転動作がそれ
らの粒体を選別する。デッキに対する駆動装置の作動
は、等しく且つ反対方向の反力を基部に発生させ(基部
に取り付けられているから)、デッキが後方へ移動する
ときにこの反力は基部を前方へ移動させようとする傾向
を見せ、またデッキが一方の側へ移動するときには他方
の側へ基部を移動させようとする傾向を見せる。この相
対運動は互いに相殺しようとする傾向を見せる。
【0015】これまで詳細に説明したように、この選別
機械は周知のロテックス形式のものであり、それ故にこ
れ以上詳細に説明しない。
【0016】偏心駆動装置21(第3図)は1つの回転
式釣合い錘62を有する。釣合い錘62は釣合い錘シェ
ル61のキャビティ内に鋳造された鉛スラグ63、およ
び(または)全釣合い錘重量を所望値に近づけるための
鋼プレート64の積層体を含む。
【0017】本発明によれば、釣合い錘62は、駆動装
置21の作動に応答して基部に作用する反力に対してか
なりアンダーバランス(例えば約15%〜30%)な力
をデッキの長手方向軸線の方向に発生させる。この程度
のアンバランスは力減少装置なしには機械に過大な望ま
しくない振動を引き起こす。基部は長手方向および横方
向に異なる慣性モーメントを有しているので、1つの釣
合い錘駆動装置は基部を2つの方向へ別々に移動させ
る。長手方向力に対して実質的にアンダーバランスとな
る釣合い錘重量は、横方向力には実質的にオーバーバラ
ンスとなり得る。最も好ましくは、釣合い錘重量は発生
される横方向および長手方向の基部の動きが実質的に等
しくて、いずれも約6.35mm(0.25インチ)と
なるように、選定される。たとえこれらのそれぞれの動
きを生じる力が大きく異なっても、基部の動きは両方向
で同じになり得ることに留意しなければならない。
【0018】力減少装置22は、図3に示されるように
基部の駆動装置取付け部25から懸架され得る。これは
質量体(重量体)65を含み、この質量体65は板ばね
67の垂直セットによって横方向に振動できるように取
り付けられる。質量体65は各個の鋼プレートまたは鉛
プレート66の水平方向積層体とされ、このプレートは
板ばねの下端部間を連結している横方向支持体68にボ
ルト止めされることが好ましい。質量体は各個のプレー
ト66を積層体に追加することで増分的に増やすことが
できる。ロテックスシリーズ50の機械に関しては、例
えば各々が約98.2kg(230ポンド)の重量のプ
レートを使用することが好ましい。実際の問題として、
質量体は計算された値に正確に調整される必要はない
が、実際的な制約のもとで計算された所望重量に近似す
るものにすべきである。既知のばね定数kを有する与え
られたばねセットに関して、力減少装置の重量は次式で
近似されることができる。
【数3】重量=386.4k/(1.02×2πf)2 ここで、fは駆動装置の作動周波数で、約3.33Hz
(200rpm)であるのが好ましい。この計算では、
力減少装置が駆動装置の作動周波数よりも約2%高くな
る(より広義には約101〜130%の高さ)ように調
整されることが好ましいことを考慮して、1.02の係
数が考慮された。
【0019】ばね67は好ましくは板ばねであり、周知
のファイバーガラスの組成で作られ得る。現在好ましい
とされるばねは、米国ミネソタ州セント・ポールの3M
カンパニーで生産されている「スコッチプライ(sco
tchply)」(登録商標)として知られた配向した
ファイバーガラスシート材料である。面積の大きなファ
イバーガラスばね材料でなる単一積層体を使用する代わ
りに、ばねは比較的細いファイバーガラスシートよりな
る2以上の並んだ積層体70(図5)とされることが好
ましい。小さい面積のばねを使用することは、破壊また
は損傷したときのばねの取り外しおよび交換を容易化
し、1つのばねシートを交換する費用を低減し、そして
より正確な調整を可能にする。各積層体70における各
個のシートはスペーサ71により頂部および底部にて分
離される(図4)。平坦ばねシートの面どうしが係合し
ている場合には、使用時に振動で望ましくない摩耗を生
じる傾向を見せる。更に、シートばねが真に平坦ではな
くてそれらばねが面係合していると、過度の集中が生じ
る高所ができることがある。ばね70の各積層体は上端
部で駆動装置または基部に対し、また下端部で質量体支
持部68(図5)に対して個別にクランプ止めされるこ
とが好ましい。ばねスタック70の各々に別々のクラン
プ73を使用すれば、所定の積層体を交換のために取り
外しできるようになり、しかもその取り外しの間に、質
量体を1以上のばね積層体で支持したままとし、その質
量体を下方から追加的に支持する必要がないようにする
ことができる。ばねはできるだけ長いことが好ましく、
その揺動はできるだけ短いことが好ましい。大きな撓み
は亀裂発生をもたらす。
【0020】力減少装置は、米国特許第5301814
号に開示されているように、選別機械の作動周波数より
多少高い周波数で作動されるように調整されることが好
ましく、その開示内容は本明細書に組み入れられる。減
少装置は駆動装置の作動速度の約101〜130%の周
波数で振動するように調整されることが好ましい。駆動
装置の作動周波数より高い周波数となす調整は、減少装
置が始動時および作動時に共振しないことを保証する。
その共振周波数に近づいても、到達することはない。こ
のことは、減少装置が作動速度で運転されるときにその
減少装置の振動の増幅を生ぜしめる。したがって、減少
装置の横方向の動きの振幅は基部14の振幅を超え、基
部に作用する減少装置22の反力は基部から伝えられる
力を超える。この減少装置はその反力が入力を超える値
だけ基部に作用する全力を減少させる。
【0021】例1 実際に、本発明によってかなりの利点が得られる。例え
ば、「ロテックス」シリーズ80の選別機械は約715
kg(1577ポンド)の揺動重量と、38.1mm
(1.5インチ)径の円内で偏心ピンすなわちシャフト
を約218rpmの速度で回転させる単一釣合い錘駆動
装置を有する。実際例によれば、釣合い錘は長手方向の
反力と完全に釣り合うように調整され、全重量が226
kg(498ポンド)の釣合い錘が使用された。力減少
装置は218rpmの選別機械の作動周波数より約2%
高い222rpmで共振するように調整され、428k
g(943ポンド)の重量と、それを振動させるために
各側に13枚ずつの26枚のばねシートを要した。長手
方向の基部の動きは地面に対してたった1.27〜2.
54mm(0.05〜0.1インチ)であった。(この
動きは実質的にゼロに減少できたのであるが、個々の釣
合い錘重量が標準化された増分量で加えられたので、2
26kg(498ポンド)が220kg(484ポン
ド)の計算重量に最も近似するものとなった。この重量
は特別な錘を使用しないで得ることができた。)横方向
の基部の動きは7.62mm(0.3インチ)で、長手
方向の動きの約3倍の大きさであった。対応する力減少
装置の重量は428kg(943ポンド)であった。
【0022】本発明の原理を組み入れた力減少装置を取
り付けた同様な機械が、175kg(386ポンド)の
釣合い錘重量を使用して、長手方向の反力を77%だけ
相殺するように、すなわち23%のアンダーバランスを
生じるようになされた。驚くべきことに、これは力減少
装置の質量の大きな減少を可能にし、45%もの減少を
可能にして、たった236kg(521ポンド)にし
た。更に、この質量体はたった14枚のばねシートを所
望の周波数の47%減少を得るために必要とする。この
機械は長手方向に約6.35mm(1/4インチ)、横
方向に6.35mm(1/4インチ)の基部の動きを有
する。重量およびばねが減少した結果、駆動装置(駆動
装置および力減少装置、ならびにばねは典型的に最も高
価な要素である。)の費用は約20%減少され、しかも
選別効率はこれまでの機械とほぼ同じである。
【0023】例2 他の例として、1007kg(2220ポンド)の揺動
重量を有する「ロテックス」シリーズ50の機械は、こ
れまでの原理によって理論的な基部の長手方向反力の1
00%の釣り合いを得るときに、233kg(513ポ
ンド)の釣合い錘、および737kg(1624ポン
ド)の力吸収装置およびそれを支持するための29枚の
ばねを必要とした。基部の動きは長手方向に1.27m
m(0.05インチ)および横方向に6.35mm
(0.25インチ)であった。
【0024】本発明による調整により、この駆動装置の
釣合い錘および力減少装置は長手方向の反力のたった7
7%を相殺し、横方向の力は理論的に193%のオーバ
ーバランスとされた。釣合い錘重量は179kg(39
5ポンド)に減少され、力吸収装置の錘65はたった5
25kg(1158ポンド)(29%の減少)に減少で
き、また21枚のばねシートが必要とされて28%が減
少された。これは長手方向および横方向にいずれも約
1.35mm(0.25インチ)の基部の動きを確立さ
せた。本発明はこれまでの最もヘビーな力減少装置と同
様に良好な選別効率を与えるが、重量および費用をかな
り低減させた。
【0025】本発明は主として回転釣合い錘の回転駆動
装置を好ましい実施例として説明したが、多軸に沿って
スクリーンを移動させる釣り合わされた駆動装置を有す
る非回転スクリーンに使用することができることは、理
解されねばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるケーブル懸架式
の選別装置の斜視図。
【図2】図1の選別装置の部分的に図解する頂部平面
図。
【図3】図2の線3−3に沿う単一釣合い錘および力吸
収装置の拡大した垂直断面図。
【図4】力減少装置の質量体を支持するばねセットの1
つの拡大した断片的な垂直断面図。
【図5】ばねの拡大した断片的な垂直立面図。
【符号の説明】
10 選別機械 12 ケーブル 14 可動基部 15 地面 16 支持部 19 駆動シャフト 20 デッキ 21 駆動装置 22 力減少装置 62 釣合い錘 67 ばね

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に対して相対的に移動できるように
    支持された基部と、 該基部に対して移動できるスクリーンデッキと、 前記基部に取り付けられ、1つの釣合い錘を有する駆動
    装置であって、長手方向成分および横方向成分を有する
    選別動作を該デッキに伝えるために前記デッキに連結さ
    れ、前記デッキのその選別動作が前記基部を地面に対し
    て前記両方向へ移動させる反力を発生するようになす駆
    動装置と、 地面に対する基部の動作を減少させる力減少装置であっ
    て、前記基部からばねで支持されて基部の動作によって
    前記横方向へ振動される質量体を含み、該質量体の振動
    が前記横方向における前記基部の動きを減少させるよう
    にさせる力減少装置とを含み、 前記釣合い錘は、前記基部に作用する前記長手方向の反
    力に対してはかなりアンダーバランスであるが、前記基
    部に作用する前記横方向の反力に対しては実質的にオー
    バーバランスであるように調整されている選別機械。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の選別機械であって、前
    記釣合い錘が前記基部に作用する前記長手方向の反力に
    対して約10%〜約50%のアンダーバランスである選
    別機械。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の選別機械であって、前
    記釣合い錘が前記基部に作用する前記長手方向の反力に
    対して約10%〜約30%のアンダーバランスである選
    別機械。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の選別機械であって、前
    記釣合い錘が前記基部に作用する前記横方向の反力に対
    して約170%〜約225%のオーバーバランスである
    選別機械。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の選別機械であって、前
    記減少装置が振動するときの前記基部の前記横方向にお
    ける動きが前記長手方向における動きと実質的に等しく
    なるように、前記釣合い錘、ばねおよび質量体が選定さ
    れた選別機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の選別機械であって、作
    動時の前記基部の前記横方向および長手方向の動きがそ
    れぞれ地面に対して約12.7mm(0.5インチ)未
    満となるように、前記釣合い錘、ばねおよび質量体が選
    定された選別機。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の選別機械であって、前
    記駆動装置が約160〜300rpmの作動速度を有す
    る選別機械。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の選別機械であって、前
    記駆動装置が約185〜230rpmの作動速度を有す
    る選別機械。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の選別機械であって、前
    記減少装置が前記駆動装置の作動周波数の約101〜1
    30%の範囲内の周波数で共振するように調整されてい
    る選別機械。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の選別機械であって、
    前記駆動装置がジャイレートリ駆動装置である選別装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の選別機械であって、
    前記ばねが前記横方向において振動するように配向され
    た板ばねである選別機械。
  12. 【請求項12】 地面に対して相対的に移動できるよう
    に支持された基部と、 該基部に対して移動できるスクリーンデッキと、 前記基部に取り付けられ、1つの釣合い錘を有する駆動
    装置であって、長手方向成分および横方向成分を有する
    選別動作を該デッキに伝えるために前記デッキに連結さ
    れ、前記デッキのその選別動作が前記基部を地面に対し
    て前記両方向へ移動させる反力を発生するようになす駆
    動装置と、 地面に対する基部の動作を減少させる力減少装置であっ
    て、前記基部からばねで支持されて選別機械の作動時に
    前記横方向へ振動される質量体を含み、該質量体のその
    振動が前記横方向における前記基部の動きを減少させる
    ようにさせる力減少装置とを含み、 前記釣合い錘、質量体およびばねは、前記基部を前記長
    手方向および横方向の両方向にほぼ同じ距離を移動さ
    せ、その距離をいずれも約12.7mm(0.5イン
    チ)未満にするようなものに選定されている選別機械。
JP8182321A 1995-11-27 1996-07-11 選別機械 Pending JPH09150117A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/565,628 US5730297A (en) 1995-11-27 1995-11-27 Screening machine with improved base force reduction
US565628 1995-11-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09150117A true JPH09150117A (ja) 1997-06-10

Family

ID=24259461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8182321A Pending JPH09150117A (ja) 1995-11-27 1996-07-11 選別機械

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5730297A (ja)
EP (1) EP0775532B1 (ja)
JP (1) JPH09150117A (ja)
AR (1) AR003759A1 (ja)
BR (1) BR9605700A (ja)
DE (1) DE69608079T2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10057535C1 (de) * 2000-11-20 2002-08-22 Steinert Gmbh Elektromagnetbau Vorrichtung zum Abtrennen von nichtmagnetisierbaren Metallen und Fe-Anteilen aus einer Feststoffmischung
US6679386B2 (en) * 2001-05-31 2004-01-20 Sizetec, Inc. Low-density particle sizing apparatus and method
US6763948B2 (en) * 2001-07-20 2004-07-20 Rotex, Inc. Screening machine with acceleration modification
WO2006126977A1 (fr) * 2005-05-27 2006-11-30 Anatoliy Lebedev Plansichter pour matières pulvérulentes
DE102012214341A1 (de) 2012-08-10 2014-05-15 Vibra Maschinenfabrik Schultheis Gmbh & Co. Behandlungsvorrichtung für rieselfähiges Schüttgut
CN108940838A (zh) * 2018-07-18 2018-12-07 合肥连森裕腾新材料科技开发有限公司 一种纳米功能材料加工用筛选设备
CN113058840B (zh) * 2021-03-04 2022-06-03 吉林建筑大学 一种可降解高分子材料的过筛装置及其过筛方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1668984A (en) * 1924-10-03 1928-05-08 Simpson Lowe Counterbalancing means for vibrating devices
US2120032A (en) * 1937-04-30 1938-06-07 Niagara Screens & Machines Ltd Vibratory screen
US3703236A (en) * 1970-07-31 1972-11-21 Fmc Corp Vibrator mounting
US4121708A (en) * 1975-05-01 1978-10-24 Benson William H Folded springs for vibratory feeders and conveyors
US4167478A (en) * 1975-09-24 1979-09-11 Felipe Salete Universal modular screening, classifying, cleaning and sizing machine
US4287056A (en) * 1980-06-16 1981-09-01 Kinergy Corporation Sifter stroke screen
US4492629A (en) * 1983-01-28 1985-01-08 Kinergy Corporation Sifter stroke screening unit
US4813532A (en) * 1988-01-15 1989-03-21 Allen Fruit Co., Inc. Natural frequency vibratory conveyor
DE3921349A1 (de) * 1989-06-29 1991-01-03 Bruederlein Johannes Siebmaschine
US4961491A (en) * 1989-09-13 1990-10-09 Eriez Manufacturing Company Three mass vibratory feeder
US5301814A (en) * 1992-10-15 1994-04-12 Rotex, Inc. Increasing the relative motion of a screen deck

Also Published As

Publication number Publication date
EP0775532A1 (en) 1997-05-28
EP0775532B1 (en) 2000-05-03
DE69608079D1 (de) 2000-06-08
AR003759A1 (es) 1998-09-09
DE69608079T2 (de) 2000-09-14
US5730297A (en) 1998-03-24
BR9605700A (pt) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4795552A (en) Natural frequency vibrating screen
US5341939A (en) Multiple deck vibrating screen apparatus
US4062768A (en) Sieving of materials
EP2907589B1 (en) Material screening apparatus with multi-mode screen box
US6702102B2 (en) Exciter mass assembly for a vibratory device
JPS59186670A (ja) 篩分装置
US4807487A (en) Mass-compensation oscillating drive for oscillatory machines
JPH09150117A (ja) 選別機械
US4007825A (en) Vibratory parts feeder driven by rotating eccentric weights
JP2005509519A (ja) ふるい装置
US4469592A (en) Power sieve with screen beaters
CN1164834A (zh) 振动发生器和带有该发生器的机器
JPS63319091A (ja) 粒子状物質のための選別機
US5301814A (en) Increasing the relative motion of a screen deck
US5456364A (en) Powered screening apparatus
US1999673A (en) Screening apparatus
JPH02169073A (ja) ふるい分け機械
GB1604297A (en) Vibratory surface apparatus such as vibrating trays and screens
US3388798A (en) Vibrating screens with unbalanced weight
CN211436972U (zh) 一种分子筛振筛机
CN212597035U (zh) 一种振动电机驱动复频筛
CN219683241U (zh) 一种振动筛
CN215695878U (zh) 一种用于分选机的驱动装置
JP2002119918A (ja) バイブレーテインググリッドの支持装置
JPH01123677A (ja) 振動式ふるい機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070124

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070330