JPH09148984A - 無線電話機の秘話及び逆秘話回路 - Google Patents

無線電話機の秘話及び逆秘話回路

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JPH09148984A
JPH09148984A JP8275671A JP27567196A JPH09148984A JP H09148984 A JPH09148984 A JP H09148984A JP 8275671 A JP8275671 A JP 8275671A JP 27567196 A JP27567196 A JP 27567196A JP H09148984 A JPH09148984 A JP H09148984A
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frequency band
low
pass filter
inverted
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度の秘話機能を備えた無線電話機の秘話回
路及び逆秘話回路を提供すること。 【解決手段】 入力信号の所定周波数以下の信号成分を
通過させて入力信号の雑音を除去するローパスフィルタ
10と、ローパスフィルタ10の出力信号を分離するロ
ーパスフィルタ11と、これの出力信号を反転または非
反転させる変調器17と、ローパスフィルタ11と変調
器17のいずれかの信号をスイッチS1を介して入力す
るローパスフィルタ12を有する。また、ローパスフィ
ルタ10の出力信号を分離するハイパスフィルタ13
と、これの出力信号を反転または非反転させる変調器1
8と、ハイパスフィルタ13と変調器18のいずれかの
信号をスイッチS2を介して入力するローパスフィルタ
14を有する。さらに、これらフィルタ12、14から
出力された反転または非反転された低周波数帯域信号と
高周波数帯域信号とを加算する加算器20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線電話機、より具
体的には秘話機能を備えた無線電話機における秘話回路
(Scrambling circuit)及び秘話回路により暗号化された
データを解読する逆秘話回路(Descrambling circuit)に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話機の急速な普及により、
どこにいても手軽に電話することが可能となった。しか
しながら、無線電話機は電波により通信を行う性質上、
通話の内容が容易に第三者に漏出され、盗聴されるとい
う短所がある。このため、無線電話機では、例えば特開
平6−296160号公報に示すように、送信側に音声
及び非音声の信号を暗号化する秘話回路を設けるととも
に、暗号化された信号を解読して元の信号に戻す逆秘話
回路を受信側に設けることで、第三者による盗聴を防止
している。
【0003】音声通信に適用される秘話技術は、周波
数、時間及び振幅など三つのパラメーターを個別的にあ
るいは複合的に変換する方法によって四つに分類され
る。この四つの秘話技術は周波数領域秘話、時間領域秘
話、振幅秘話、2次元秘話と呼ばれている。
【0004】こうした従来の秘話技術に関する詳細な内
容は、例えばJayantなどによる論文“A Comparison of
four Methods for Analog Speech Privacy”(IEEE Tran
sactions on Communications. Vol. COM-29, NO. 1, Ja
nuary1981.) に記載されている。
【0005】前述の四つの秘話技術の中で周波数領域秘
話技術は周波数反転(Frequency inversion) 方式、帯域
転移反転(Band-shift inversion)方式及び拡散スペクト
ル(Spread spectrum) 方式に分類される。この種の秘話
技術のうち、周波数放電方式と帯域転移反転方式の場合
には秘話された音声の帯域幅に変化がない反面、拡散ス
ペクトル方式の場合には秘話された音声の帯域幅に変化
がある。
【0006】一般的に、無線電話機には音声の帯域幅が
300Hz 〜3400Hz(3.4KHz)に制限されるので、秘話処理に
よって音声の帯域幅に変化がある拡散スペクトル方式は
無線電話機の秘話に使えず、周波数反転方式と帯域転移
反転方式が使用されている。
【0007】以下、従来の周波数反転方式と帯域転移反
転方式に伴われる秘話技術を図面を用いて説明する。図
4は従来の周波数反転方式による秘話回路の機能ブロッ
ク図である。また、図5の(A)〜(C)は図4に図示
された秘話回路の秘話過程を図示したグラフであり、図
6の(A)〜(C)は逆秘話過程を図示したグラフであ
る。さらに、図7の(A)、(B)は図4に図示された
回路で変調器の入力信号及び出力信号に対する波形図で
あり、図8は従来技術における帯域が反転方式の秘話技
術に伴う周波数特性を図示したグラフである。
【0008】図4に図示された回路は送信側に適用され
る従来の周波数反転方式による秘話回路であり、これは
受信側では逆秘話回路として使用される。図4に図示し
たように、従来の周波数反転方式による秘話回路は、音
声信号である入力信号を受け入れる第1のローパスフィ
ルタ(LPF:Low Pass Filter) 41と、第1のローパスフ
ィルタ41の出力信号と所定周波数を持つ分離信号FS
を受ける変調器43と、変調器43から出力される信号
を受け入れて出力信号OUTを生成する第2のローパス
フィルタ42により構成されている。
【0009】第1のローパスフィルタ41は入力信号I
Nのうち、遮断周波数(Cutoff frequency)以下の信号を
通過(フィルタリング)させるフィルタである。変調器
43は分離周波数(Split frequency) FSを基準として
その左右を対称にしてフィルタリングされた信号の反転
信号が現れるようにする。第2のローパスフィルタ42
は変調器43の出力信号のうち、遮断周波数以下の信号
をフィルタリングして出力信号OUTを得る。
【0010】図5の(A)〜(C)と図6の(A)〜
(C)は第1、第2のローパスフィルタ41、42の遮
断周波数が3.4KHzであり、変調器43の分離周波数FS
が3.7KHzである場合の秘話過程と逆秘話過程を各々図示
したものである。
【0011】図5の(A)は第1のローパスフィルタ4
1の出力信号として3.4KHz以下の音声信号がフィルタリ
ングされたことがわかる。図5の(B)は変調器43の
出力信号として、第1のローパスフィルタ41でフィル
タリングされた信号が反転され、この反転された信号が
3.7KHzの分離周波数を基準に左右に対称的に現れる。図
5の(C)は第2のローパスフィルタ42の出力信号O
UTで、変調器43の出力信号のうち、3.4KHz以下の信
号がフィルタリングされる。
【0012】これにより、図5の(C)に図示されたよ
うに、秘話回路の出力側では入力信号の周波数成分の反
転信号が得られる。すなわち、周波数反転方式による秘
話回路は、音声信号の低い周波数成分は高い周波数成分
に、高い周波数成分は低い周波数成分に変換させること
によって音声信号の秘話処理を行っている。秘話回路を
経て秘話された音声信号は受信側の無線電話機の受信側
に伝送され、この受信側で逆秘話されて本来の音声信号
を得る。
【0013】図6の(A)〜(C)は図4の回路が受信
側で逆秘話回路として使われる場合の逆秘話過程を図示
したものである。図6の(A)は、送信側で秘話された
後に受信側に伝送された音声信号を入力し、遮断周波数
以下の周波数成分をフィルタリングする第1のローパス
フィルタ41の出力信号である。図6の(B)は変調器
43の出力信号であり、第1のローパスフィルタ41の
出力信号を反転後、分離周波数を基準として左右に反転
された信号が対称的に現れる。図6の(C)は第2のロ
ーパスフィルタ42の出力信号として、変調器43の出
力信号のうち、所定遮断周波数以下の成分がフィルタリ
ングされて出力信号OUTとして外部に供給される。こ
の時、第1、第2のローパスフィルタ(41、42)の
遮断周波数と変調器43の分離周波数は送信側の秘話回
路のそれと同一でなければならない。
【0014】結果的に図6の(C)に図示されたように
第2のローパスフィルタ42の出力側では送信側の入力
信号INと同一な音声信号が得られる。
【0015】図7の(A)は変調器43の入力信号であ
り、図7の(B)は入力信号に対する変調器43の出力
信号である。これまでに説明した周波数反転方式による
秘話回路及び逆秘話回路は、回路構成が容易になる特徴
があるため広く一般に使われている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な周波数反転方式による秘話回路及び逆秘話回路の従来
技術では、変調器の分離周波数が分かれば第3者が容易
に盗聴できると言う欠点があった。また、変調器の分離
周波数と正確に一致しなくても、分離周波数の近傍に合
わせることができれば会話の内容を聞き取ることができ
るという問題があった。これは、送信側で分離周波数を
3.7KHzにして秘話させた場合、盗聴しようとする第3者
が正確な分離周波数を知らずに3.5KHz辺りに合わせる
と、会話が行われていることが分かるため、さらに分離
周波数をずらしていくことで正確な分離周波数に合わせ
ることが容易にできた。
【0017】次に、図8を用いて従来のバンド転移反転
方式による秘話技術を説明する。図8の(A)は秘話さ
れる前の信号の周波数による電力密度を図示したグラフ
であり、図8の(B)は秘話された信号の周波数による
電力密度を図示したグラフである。
【0018】図8の(A)、(B)に図示したように、
バンド転移方式によると、音声信号は低周波数帯域(Low
frequency band)と高周波数帯域(High frequency ban
d) に分割され、各々の帯域は互いに置換される。
【0019】この方式による秘話回路は、周波数反転方
式より回路構成が複雑な反面、比較的に高い秘話程度(S
ecurity level)が得られる。しかし、バンド転移反転方
式による秘話回路でも、十分な秘話を達成することはで
きず、相変わらず第3者によって盗聴される余地が残っ
ているという問題があった。
【0020】本発明はこのような従来技術における課題
を解決し、音声信号を低周波数帯域と高周波数帯域に分
離した後、各々を反転または非反転して伝送し、受信時
にこれを同様の手順によって複調することにより、高度
の秘話機能を得ることが可能な無線電話機の秘話回路及
び逆秘話回路を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による秘話回路は、入力信号の所定周
波数以下の信号成分を通過させて入力信号の雑音を除去
するローパスフィルタ手段と、ローパスフィルタ手段の
出力信号を入力して低周波数帯域を分離する低周波数帯
域分離手段と、低周波数帯域分離手段の出力信号を所定
の選択信号によって反転または非反転させる第1反転選
択手段と、ローパスフィルタ手段の出力信号を入力され
て高周波数帯域を分離する高周波数帯域分離手段と、高
周波数帯域分離手段の出力信号を所定の選択信号によっ
て反転または非反転させる第2反転選択手段と、第1及
び第2反転選択手段から出力される反転または非反転さ
れた低周波数帯域信号と反転または非反転された高周波
数帯域信号とを加算した信号を外部に出力する加算器と
を有する。
【0022】本発明による秘話回路は、加算器の後段に
接続され、この加算器から出力される信号を所定の選択
信号によって反転または非反転させる第3反転選択手段
を含む。
【0023】本発明の秘話回路によれば、低周波数帯域
分離手段と高周波数帯域分離手段によって信号が高周波
数帯域と低周波数帯域に分離される。各分離手段の後段
に連結された反転選択手段によって前記低周波数帯域信
号と高周波数帯域信号は所定の選択信号によって各々反
転または非反転される。
【0024】前述した加算器は、上記のような低周波数
帯域信号と高周波数帯域信号を合わせて外部に供給し、
加算器によって提供される信号は伝送チャンネルを通じ
て受信側に送信される。このとき、加算器の出力信号で
ある信号は第3反転選択手段によって反転または非反転
される。
【0025】すなわち、本来、信号の低周波数帯域と高
周波数帯域の各々を、第1及び第2反転選択手段によっ
て反転または非反転させ、このようにして合わせられた
信号は第3反転選択手段によって再び反転または非反転
させることによって、従来の秘話回路に比べて秘話程度
をかなり高められる。
【0026】このような目的を達成するために本発明に
よる逆秘話回路は、受信された入力信号の低周波数帯域
を分離する低周波数帯域分離手段と、低周波数帯域分離
手段の出力信号を所定の選択信号によって反転または非
反転させる第1反転選択手段と、受信された入力信号の
高周波数帯域を分離する高周波数帯域分離手段と、高周
波数帯域分離手段の出力信号を所定の選択信号によって
反転または非反転させる第2反転選択手段と、第1及び
第2反転選択手段から出力される反転または非反転され
た低周波数帯域信号と反転または非反転された高周波数
帯域信号とを加算し、この信号を秘話処理前の信号とし
て外部に供給する加算器と、加算器から出力される信号
を入力して、所定周波数以下の低周波数成分を通過させ
るローパスフィルタ手段とを有する。
【0027】本発明による逆秘話回路は、低周波数帯域
分離手段と高周波数帯域分離手段の前段に接続され、受
信した信号を所定の選択信号によって反転または非反転
させる第3反転選択手段を含む。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
による無線電話機の秘話回路及び逆秘話回路の実施の形
態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態による
秘話回路の機能ブロック図であり、図2の(A)〜
(C)は図1に示された回路でスイッチング状態による
周波数特性を図示したグラフである。また、図3は本発
明の実施の形態による逆秘話回路の機能ブロック図であ
る。
【0029】まず、図1及び図2の(A)〜(D)を参
照して本発明の実施の形態による無線電話機の秘話回路
を説明する。図1に図示されたように本発明の実施の形
態による無線電話機の秘話回路は、入力信号INを受け
る第1のローパスフィルタ10を備え、これの出力側に
は第2のローパスフィルタ11及びハイパスフィルタ1
3が接続されている。
【0030】第2のローパスフィルタ11の出力側には
第1の分離信号FS1を入力する第1の変調器17が接
続されている。この第2のローパスフィルタ11の出力
端子Aと、第1の変調器17の出力端子Bには、これら
出力端子のいずれかを選択的に接続するスイッチS1が
接続されている。このスイッチS1の出力側には第3の
ローパスフィルタ12が接続されている。
【0031】また、ハイパスフィルタ13の出力側には
第2の分離信号FS2を入力する第2の変調器18が接
続されている。このハイパスフィルター13の出力端子
Cと、第2の変調器18の出力端子Dには、これら出力
端子のいずれかを選択的に接続するスイッチS2が接続
されている。このスイッチS2の出力側には第4のロー
パスフィルタ14が接続されている。
【0032】第3のローパスフィルタ12の出力側と第
4のローパスフィルタ14の出力側には加算器20が接
続されている。この加算器20の出力側には、第5のロ
ーパスフィルタ15と、第3分離信号FS3が入力され
る第3の変調器19が接続されている。この第3の変調
器19の出力側には第6のローパスフィルタ16が接続
されている。第5のローパスフィルタ15の出力端子E
と第6のローパスフィルタ16の出力端子Fには、これ
ら端子のいずれかを選択的に接続するスイッチS3が接
続されている。
【0033】なお、上記のように構成された秘話回路の
動作を説明するにあたって、ここでは第1のローパスフ
ィルタ10に入力される音声信号は、300Hz 〜3400Hz間
の周波数成分の音声信号が入力されるものとする。ま
た、音声信号の条件下で767Hz、837Hz 、897Hz 、1018H
z、1117Hz、1297Hz、1507Hz、1853Hz、2461Hzの中の一
つが基本分離信号の周波数として選択されるが、本発明
の技術的範囲はとくにこれら周波数の数値に限定される
ものではない。
【0034】本発明の実施の形態による秘話回路の構成
において、各スイッチS1,S2,S3は電子制御スイ
ッチであり、各スイッチS1,S2,S3にはスイッチ
ング状態を制御する選択信号が入力される。
【0035】次に、図2を参照にして図1に示された本
発明の実施の形態による秘話回路の動作を説明する。電
源が投入されて回路の動作が始まると、上述したように
帯域制限された音声信号が入力信号として第1のローパ
スフィルタ10に入力される。
【0036】第1のローパスフィルタ10では入力信号
の周波数成分の中で遮断周波数以下の成分が通過され
る。このように、第1のローパスフィルタ10は、信号
に含まれている高周波数雑音成分を除去するために設け
られている。ここでは、前述したように、音声信号の周
波数が300Hz 〜3400Hzに帯域制限されているので、第1
のローパスフィルタ10の遮断周波数を3400Hzにするの
が好ましい。第1のローパスフィルタ10の出力信号
は、第2のローパスフィルタ11とハイパスフィルタ1
3に入力される。
【0037】第2のローパスフィルタ11とハイパスフ
ィルター13の遮断周波数は互いに同一であり、その値
は基本分離信号FSの周波数と同一なものである。第2
のローパスフィルタ11は遮断周波数以下の周波数成分
を通過させ、ハイパスフィルター13は遮断周波数以上
の周波数成分を通過させる。結果的に第2のローパスフ
ィルタ11の出力側には音声信号の中で低周波数帯域信
号が得られ、ハイパスフィルター13の出力側には音声
信号の中で高周波数帯域信号が得られる。
【0038】第2のローパスフィルタ11の後段に接続
された第1変調器17は、入力した低周波数帯域信号を
反転する。この反転された低周波数帯域信号は第1分離
信号FS1の周波数を中心に左右に対称になる。この
時、第1分離信号FS1の周波数は基本分離信号FSの
周波数+300Hz であるものとする。
【0039】同様に、ハイパスフィルター13の後段に
接続された第2変調器18は、入力した高周波数帯域信
号を反転する。この反転された高周波数帯域信号は第2
分離信号FS2を中心に左右に対称になる。この時、第
2分離信号FS2の周波数は基本分離信号FSの周波数
+3400Hzであるものとする。
【0040】第2のローパスフィルタ11と第1変調器
17の出力端子A,Bに接続されたスイッチS1は、外
部から供給された選択信号によって、第2のローパスフ
ィルタ11の出力信号または第1変調器17の出力信号
のいずれかを選択する。もし、スイッチS1によって第
2のローパスフィルタ11の出力信号が選択されると非
反転低周波数帯域信号が選択され、スイッチS1によっ
て第1変調器17の出力信号が選択されれば反転低周波
数帯域信号が選択される。
【0041】スイッチS1によって選択された信号は第
3のローパスフィルタ12に入力され、第3のローパス
フィルタ12によって遮断周波数以下の周波数成分が通
過される。この時、第3のローパスフィルタ12の遮断
周波数は第1変調器17の第1分離信号FS1の周波数
と同一である。
【0042】もし、スイッチS1によって反転低周波数
帯域信号が選択されると、第1分離信号FS1の周波数
を中心に左右に対称になるように低周波数帯域信号が現
れるが、第3のローパスフィルタ12によって第1分離
信号FS1の周波数より小さい信号成分だけが通過す
る。
【0043】ハイパスフィルタ13と第2変調器18の
出力端子C,Dに接続されたスイッチS2は、外部から
供給された選択信号によってハイパスフィルター13の
出力信号または第2変調器18の出力信号のいずれかを
選択する。もし、スイッチS2によってハイパスフィル
タ13の出力信号が選択されると非反転高周波数帯域信
号が選択され、スイッチS2によって第2変調器18の
出力信号が選択されると反転高周波数帯域信号が選択さ
れる。
【0044】スイッチS2によって選択された信号は、
第4のローパスフィルタ14に入力され、第4のローパ
スフィルタ14によって遮断周波数以下の周波数成分が
通過される。この時、第4のローパスフィルタ14の遮
断周波数は第2変調器18の第2分離信号FS2の周波
数と同一である。もし、スイッチS2によって反転高周
波数帯域信号が選択されると、第2分離信号FS2の周
波数を中心に左右に対称に高周波数帯域信号が現れる
が、第4のローパスフィルタ14によって第2分離信号
FS2の周波数より小さい信号成分だけが通過する。
【0045】このように第3のローパスフィルタ12と
第4のローパスフィルタ14の出力側には、低周波数帯
域信号と高周波数帯域信号が各々得られ、前記二つの信
号は加算器20に入力されて加算される。加算器20に
よって加算された信号は、第5のローパスフィルタ15
と第3変調器19に供給される。
【0046】第5、第6のローパスフィルタ15、16
の遮断周波数は3400Hzであり、第3変調器19の第3分
離信号FS3の周波数は第2分離信号FS2の周波数と
同一である。
【0047】第3変調器19では加算器20の出力信号
が反転され、反転された信号が第3分離信号FS3の周
波数を中心に左右に対称に現れる。第3変調器19の出
力信号は第6のローパスフィルタ16に入力され、第6
のローパスフィルタ16によって遮断周波数以下の周波
数成分だけが通過する。第5のローパスフィルタ15で
は加算器20の出力信号の中で遮断周波数以下の周波数
成分だけが通過する。
【0048】結局、第5のローパスフィルタ15の出力
端子Eでは非反転された加算器20の出力信号が得ら
れ、第6のローパスフィルタ16の出力端子Fでは反転
された加算器20の出力信号が得られる。
【0049】第5のローパスフィルタ15と第6のロー
パスフィルタ16の出力端子E,Fに接続されたスイッ
チS3は外部から供給される選択信号によって反転また
は非反転された加算器20の出力信号の中でいずれかを
選択する。
【0050】スイッチS3によって選択された信号は、
秘話回路の出力信号OUTとして外部に出力され、この
出力された信号は伝送チャンネルを通じて受信側に送ら
れる。
【0051】図2の(A)〜(D)は図1に図示された
秘話回路にある各スイッチS1〜S3のスイッチング状
態による周波数の特性を図示したグラフで、横軸は周波
数であり、縦軸は電力密度である。図2の(A)〜
(D)で‘1’と記したものは低周波数帯域であり、
‘2’と記したものは高周波数帯域である。
【0052】図2の(A)はスイッチS1,S2,S3
が各々出力端子A、C、Eを選択した場合である。すな
わち、低周波数帯域と高周波数帯域が全て非反転され、
全体信号の帯域も非反転された場合である。
【0053】図2の(B)はスイッチS1,S2,S3
が各々出力端子B、D、Eを選択した場合である。すな
わち、低周波数帯域と高周波数帯域が全て反転されたも
のであり、全体信号の帯域は非反転された場合である。
【0054】図2の(C)はスイッチS1,S2,S3
が各々A、D、Fを選択した場合でである。すなわち、
低周波数帯域が非反転され、高周波数帯域が反転され、
全体信号の帯域は反転された場合である。
【0055】図2の(E)はスイッチS1,S2,S3
が各々A、C、Fを選択した場合である。すなわち、低
周波数帯域と高周波数帯域は非反転されたものであり、
全体信号の帯域は反転されたものである。
【0056】スイッチは、スイッチS1,S2,S3の
3つあり、各々のスイッチが2つの状態のいずれかを選
択できる。したがって、可能な秘話信号の組み合わせは
合計で8つになる。図2ではその中で4つの組み合わせ
を図示したものである。
【0057】各スイッチS1,S2,S3に入力される
選択信号は秘話回路の出力信号とともに受信側の逆秘話
回路に伝送され、逆秘話回路に供給されて秘話回路に入
力される前の本来の信号に複号する逆秘話過程で利用さ
れる。
【0058】次に図3を参照して本発明の実施の形態に
よる無線電話機の逆秘話回路を説明する。なお、ここで
は説明の便宜上、図3に示されている逆秘話回路は図1
に示されている秘話回路に対応する構成になっている。
すなわち、図1の秘話回路によって秘話された信号は図
3の逆秘話回路によって逆秘話される。
【0059】図3に示したように本発明の実施の形態に
よる無線電話機の逆秘話回路は、第1のローパスフィル
タ30及び第1変調器37が、送信側から送られてきた
送信信号を受信する入力端子INに接続されている。第
1変調器37の出力側には第2のローパスフィルタ31
が接続されている。
【0060】第1のローパスフィルタ30と第2のロー
パスフィルタ31の出力端子E,Fには、これら出力端
子E,Fと選択的に接続するスイッチS31が接続され
ている。このスイッチS31はまた、第3のローパスフ
ィルタ32及びハイパスフィルタ34が接続され、選択
的に接続した側の信号をこれらフィルタに出力する。
【0061】第3のローパスフィルタ32の出力側には
第2変調器38が接続されている。第3のローパスフィ
ルタ32と第2変調器38の出力端子A,Bには、これ
ら出力端子A,Bと選択的に接続するスイッチS32が
接続される。このスイッチS32の出力側には第4のロ
ーパスフィルタ33が接続されている。
【0062】ハイパスフィルタ34の出力側には第3変
調器39が接続される。このハイパスフィルタ34と第
3変調器39の出力側には、これら出力側と選択的に接
続するスイッチS33が接続されている。このスイッチ
S33の出力側には、第5のローパスフィルタ35が接
続されている。
【0063】第4のローパスフィルタ33と第5のロー
パスフィルタ35の出力側には加算器40が接続され、
この加算器40の出力信号を受けるように第6のローパ
スフィルタ36が接続されている。
【0064】逆秘話回路において、各スイッチS31,
S32,S33は図1の秘話回路のスイッチS3,S
1,S2にそれぞれ対応し、伝送された各スイッチS
1,S2,S3の選択信号はスイッチS32,S33,
S31の順序で受信される。この逆秘話回路の入力信号
INは伝送チャンネルを通じて受信された信号で、秘話
回路の出力信号である。
【0065】電源が投入されて回路の動作が始まると、
受信された音声信号が入力信号INとして第1のローパ
スフィルタ30と第1変調器37に入力される。第1変
調器37は図1の秘話回路で第3変調器19に対応し、
分離信号FS3の周波数も同一である。これによって、
第1変調器37は既に説明した秘話回路と同一な方法で
入力信号INを反転し、反転された信号は第2のローパ
スフィルタ31に出力される。
【0066】第1のローパスフィルタ30と第2のロー
パスフィルタ31は各々図1の第5のローパスフィルタ
15と第6のローパスフィルタ16に対応し、遮断周波
数は対応するフィルタの遮断周波数と同一である。
【0067】第1、第2のローパスフィルタ30、31
は入力信号をフィルタリングしてスイッチS31に供給
する。また、スイッチS31は秘話回路のスイッチS3
に出力された選択信号と同じ内容の選択信号を伝送チャ
ネルを介して入力することによって、出力端子Eまたは
Fのいずれか一方を選択する。スイッチS31によって
選択された出力端子からの信号は第3のローパスフィル
タ32とハイパスフィルタ34に供給される。
【0068】第3のローパスフィルタ32とハイパスフ
ィルタ34は各々図1の第2のローパスフィルタ11と
ハイパスフィルタ13に対応し、遮断周波数は対応する
フィルタの遮断周波数と同一である。これによって、第
3のローパスフィルタ32によって入力信号の中で低周
波数帯域信号が検出され、ハイパスフィルタ34によっ
て入力信号の中で高周波数帯域信号が検出される。
【0069】第3のローパスフィルタ32とハイパスフ
ィルタ34の後段に接続された変調器38、39の各々
は、図1の第1変調器17と第2変調器18に対応し、
各々の分離信号の周波数も対応する変調器の分離信号F
S1,FS2の周波数と同一である。
【0070】変調器38は第3のローパスフィルタ32
から出力される低周波数帯域信号を反転し、変調器39
はハイパスフィルター34から出力される高周波数帯域
信号を反転する。
【0071】スイッチS32は第3のローパスフィルタ
32と変調器38の出力端子A,Bの中のいずれかを選
択し、スイッチS33はハイパスフィルタ34と変調器
39の出力端子C,Dのいずれかを選択する。この時、
各スイッチS32,S33は、図1のスイッチS1,S
2に対応し、各々の選択信号は伝送チャネルを介して対
応するスイッチの選択信号と同一のものが入力される。
【0072】一例を挙げると、図1の秘話回路でスイッ
チS1が端子Bを選択して反転された低周波数帯域信号
を選択すると、逆秘話回路ではスイッチS32が端子B
を選択して受信した低周波数帯域信号を反転させる。従
って、最初、音声信号の低周波数帯域信号は秘話回路で
反転され、逆秘話回路で再び反転されるので、スイッチ
S32から選択された信号は秘話回路に入力される前の
本来の低周波数帯域信号になる。
【0073】各スイッチS32,S33により選択され
た信号は、第4のローパスフィルタ33と第5のローパ
スフィルタ35に入力され、各ローパスフィルタ33、
35によってフィルタリングされて本来の低周波数帯域
信号と高周波数帯域信号が得られる。この時、第4のロ
ーパスフィルタ33と第5のローパスフィルタ35は、
図1の第3のローパスフィルタ12と第4のローパスフ
ィルタ14に対応し、各フィルタ33、35の遮断周波
数は対応するフィルターの遮断周波数と同一である。
【0074】2つのフィルタ33、35の出力信号は加
算器40によって加算され、加算された信号は第6のロ
ーパスフィルタ36に入力される。第6のローパスフィ
ルタ36は3400Hzの遮断周波数を持ち、この遮断周波数
以下の周波数成分が検出されて出力信号OUTとして外
部に供給される。このように、逆秘話回路を構成するこ
とにより、フィルタ36の出力信号OUTは図1の秘話
回路入力信号INと同一のものとなる。
【0075】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、音声信号を低周波数帯域信号と高周波数帯域信号
に分離し、分離された帯域信号各々を選択的に反転また
は非反転させ、各帯域信号を再び合して伝送することに
よって秘話機能を一層高度なものにする秘話回路と逆秘
話回路が提供できる。また、加算された信号を伝送する
前に、この信号を選択的に反転または非反転させるよう
にして秘話効率を一層向上することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線電話機の秘話回路の実施の形
態を示す機能ブロック図。
【図2】図1に示した秘話回路において、各スイッチの
スイッチング状態を変えたときの周波数特性を図示した
グラフ。
【図3】本発明による無線電話機の逆秘話回路の実施の
形態を示す機能ブロック図。
【図4】従来の周波数反転方式による秘話回路の機能ブ
ロック図。
【図5】図4に示された従来技術における秘話回路の秘
話過程を示したグラフ。
【図6】図4に示された従来技術における逆秘話過程を
図示したグラフ。
【図7】図4に図示された回路で変調器の入力信号及び
出力信号に対する波形図。
【図8】従来技術における帯域転移反転方式の秘話技術
による周波数特性を図示したグラフ。
【符号の説明】
10、30 第1のローパスフィルタ 11、31 第2のローパスフィルタ 12、32 第3のローパスフィルタ 13、34 ハイパスフィルタ 14、33 第4のローパスフィルタ 15、35 第5のローパスフィルタ 16、36 第6のローパスフィルタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数以下の信号成分を通過させる
    ことにより、入力信号の雑音を除去するローパスフィル
    タ手段と、 前記ローパスフィルタ手段の出力信号を入力して低周波
    数帯域の信号を分離出力する低周波数帯域分離手段と、 前記低周波数帯域分離手段からの出力信号を所定の選択
    信号によって反転あるいは非反転させる第1反転選択手
    段と、 前記ローパスフィルタ手段の出力信号を入力して高周波
    数帯域の信号を分離出力する高周波数帯域分離手段と、 前記高周波数帯域分離手段の出力信号を所定の選択信号
    によって反転あるいは非反転させる第2反転選択手段
    と、 前記第1反転選択手段から出力される反転あるいは非反
    転された低周波数帯域信号と、前記第2反転選択手段か
    ら出力される反転あるいは非反転された高周波数帯域信
    号とを加算し、この加算した信号を信号として外部に出
    力する加算器とを有することを特徴とする無線電話機の
    秘話回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の秘話回路において、前
    記加算器の後段には、所定の選択信号によって前記加算
    器から出力される信号を反転あるいは非反転させる第3
    反転選択手段が付加されることを特徴とする無線電話機
    の秘話回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の秘話回路にお
    いて、前記低周波数帯域分離手段は低周波数帯域と高周
    波数帯域とを分離する所定の遮断周波数を持つローパス
    フィルタであることを特徴とする無線電話機の秘話回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の秘話回路において、前
    記ローパスフィルタは、前記低周波数帯域分離手段の遮
    断周波数と同一な遮断周波数を持つことを特徴とする無
    線電話機の秘話回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の秘話回路にお
    いて、前記第1反転選択手段は、 所定の周波数を持つ分離信号を入力して前記低周波数帯
    域分離手段から出力された低周波数帯域信号を反転する
    第1変調器と、 外部より供給される選択信号により、前記第1変調器か
    ら出力された反転低周波数帯域信号および前記低周波数
    帯域分離手段から出力された非反転低周波数帯域信号の
    いずれかを選択出力する第1スイッチング手段とを有す
    ることを特徴とする無線電話機の秘話回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の秘話回路において、前
    記第1反転選択手段は、 前記第1スイッチング手段により選択された信号を入力
    し、前記第1変調器の分離信号の周波数と同一な遮断周
    波数以下の信号成分を通過させるローパスフィルタを含
    むことを特徴とする無線電話機の秘話回路。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の無線電話機の
    秘話回路において、前記第2反転選択手段は、 所定の周波数を持つ分離信号を入力して前記高周波数帯
    域分離手段から出力された高周波数帯域信号を反転する
    第2変調器と、 外部から供給される選択信号により、前記第2変調器か
    ら出力された反転高周波数帯域信号および前記高周波数
    帯域分離手段から出力された非反転高周波数帯域信号の
    いずれかを選択出力する第2スイッチング手段とを有す
    ることを特徴とする無線電話機の秘話回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の秘話回路において、前
    記第2反転選択手段は、 前記第2スイッチング手段で選択された信号を入力し、
    前記第2変調器の分離信号の周波数と同一な遮断周波数
    以下の成分を通過させるローパスフィルタを含むことを
    特徴とする請求項7記載の無線電話機の秘話回路。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の秘話回路にお
    いて、前記各選択信号は伝送チャンネルを通じて受信側
    の逆秘話回路に送られ、逆秘話処理に用いられることを
    特徴とする無線電話機の秘話回路。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の秘話回路において、
    前記第3反転選択手段は、 所定の周波数を持つ分離信号を入力して前記加算器から
    出力される信号を反転する第3変調器と、 外部から供給される選択信号により、前記第3変調器か
    ら出力された反転信号および前記加算器から出力された
    非反転信号のいずれかを選択出力する第3スイッチング
    手段とを有することを特徴とする無線電話機の秘話回
    路。
  11. 【請求項11】 受信した入力信号の低周波数帯域を分
    離する低周波数帯域分離手段と、 前記低周波数帯域分離手段の出力信号を所定の選択信号
    によって反転または非反転させる第1反転選択手段と、 受信した入力信号の高周波数帯域を分離する高周波数帯
    域分離手段と、 前記高周波数帯域分離手段の出力信号を所定の選択信号
    によって反転あるいは非反転させる第2反転選択手段
    と、 前記第1反転選択手段から出力される反転または非反転
    された低周波数帯域信号と前記第2反転選択手段から出
    力される反転または非反転された高周波数帯域信号とを
    加算し、この加算信号を送信側の秘話処理前の信号とし
    て出力する加算器と、 前記加算器から出力された信号を入力し、所定周波数以
    下の低周波数成分を通過させるローパスフィルタ手段と
    を有することを特徴とする無線電話機の逆秘話回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の逆秘話回路におい
    て、前記低周波数帯域分離手段と高周波数帯域分離の前
    段には、受信信号を所定の選択信号によって反転または
    非反転させる第3反転選択手段が接続されることを特徴
    とする無線電話機の逆秘話回路。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の逆秘話
    回路において、前記各選択信号は送信側の秘話回路に用
    いた選択信号を伝送チャンネルを通じて受信した信号で
    あることを特徴とする無線電話機の逆秘話回路。
JP8275671A 1995-10-19 1996-10-18 無線電話機の秘話及び逆秘話回路 Pending JPH09148984A (ja)

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