JPH09147543A - フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス - Google Patents

フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス

Info

Publication number
JPH09147543A
JPH09147543A JP32790295A JP32790295A JPH09147543A JP H09147543 A JPH09147543 A JP H09147543A JP 32790295 A JP32790295 A JP 32790295A JP 32790295 A JP32790295 A JP 32790295A JP H09147543 A JPH09147543 A JP H09147543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter device
roll
filter element
filter
optical disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32790295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32790295A priority Critical patent/JPH09147543A/ja
Publication of JPH09147543A publication Critical patent/JPH09147543A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたり、メンテナンス不要なフィルタ
ー装置を得ること。 【解決手段】 フィルターエレメント42がロール状に
巻かれた供給ロール43と、その供給ロール43からフ
ィルターエレメント42を巻き取る巻取ロール44と、
その巻取ロール44を駆動するモーター45とを備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の属する技術分野は、
気体、流体のフィルター装置と、そのフィルター装置を
用いた各種情報処理装置及びジュークボックスである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5〜図9に示すような情報
処理装置の一例である光ディスク装置1では、内部に光
ディスクドライブ2及び電源3を互いに近接させてほぼ
平行に収納している。そして、光ディスク装置1のフロ
ントパネル1aにディスク挿入口4、イジェクトボタン
5や光ディスクドライブ2の動作状態を表示するインジ
ケーター6等を設け、リアパネル1bに空気取入部であ
る吸気ダクト7やホストコンピューターやその他の機器
との接続用コネクター8等を設けている。
【0003】そして、エアーフィルター11を吸気ダク
ト7内に装着しており、このエアーフィルター11は、
不織紙等で形成されたフィルターエレメント12をフィ
ルターケース13内に接着したものである。
【0004】そして、光ディスク装置1のリアパネル1
bの内側に取り付けた吸気タイプの冷却ファン14の吸
気口14aを吸気ダクト7に接続し、その冷却ファン1
4の排気口14bと光ディスクドライブ2の後述する後
端開口との間を送風ダクト15で接続している。
【0005】そして、情報の記録媒体である光ディスク
16が内部に収納された光ディスクカートリッジ17を
ディスク挿入口5から光ディスクドライブ2内にローデ
ィングして、その光ディスクドライブ2内で光ディスク
16を記録(書き込み)及び/又は再生(読み取り)を
行う。
【0006】この際、光ディスクドライブ2は動作時に
発熱して、光ディスク16の記録及び/又は再生に悪影
響を及ぼすことから、光ディスクドライブ2の動作中は
図8に示すように、冷却ファン14を動作させて、吸気
ダクト7から矢印a方向に吸入した冷却用空気を送風ダ
クト15を通して光ディスクドライブ2内に矢印b方向
から吹き込んで、光ディスクドライブ2内を冷却し、デ
ィスク挿入口5や各隙間から外部に矢印c方向等に排出
している。
【0007】そして、冷却用空気中に含まれているダス
ト(塵埃等)が光ディスク16や光ディスクドライブ2
内の光学部品等に付着して、光ディスク16の記録及び
/又は再生のミスやディスクドライブ2の機能低下等を
招くことがないように、吸気ダクト7内のエアーフィル
ター11のフィルターエレメント12によって冷却用空
気中のダストを吸着して、そのダストが光ディスクドラ
イブ2内に侵入されないようにしている。
【0008】なお、図10〜図12は、光ディスクドラ
イブ2の一例を示したものであって、シャーシ21と、
カバー22と、フロントパネル23に形成されたディス
ク挿入口24とによって、この光ディスクドライブ2の
内部はほぼトンネル状に構成されている。そして、冷却
ファン14によってカバー22の後端開口25からこの
光ディスクドライブ2の内部に矢印b方向から吹き込ま
れた冷却用空気がこの光ディスクドライブ2の内部を冷
却してディスク挿入口24や各隙間から矢印c方向等に
排出されるように構成されている。
【0009】一方、ディスク挿入口24からこの光ディ
スクカートリッジ17内に手で矢印d方向に水平に挿入
された光ディスクカートリッジ17はローディング機構
のカートリッジホルダー26内に水平に挿入される。そ
して、このカートリッジホルダー26によって光ディス
ク16のセンターコア16aがスピンドルモータ27の
スピンドル27a及びディスクテーブル27bに水平に
ローディングされて、その光ディスク16が光ディスク
カートリッジ17内の上下中間に浮上されると共に、光
学ピックアップ28の対物レンズ29上に近接される。
【0010】そして、このディスクローディング後に、
対物レンズ29をキャリッジ30によって光ディスク1
6の中心からの放射線に沿って矢印d、e方向に移動さ
せながら、光学ピックアップ28の光学ブロック31か
ら照射されるレーザービームを対物レンズ29によって
光ディスク16に下方から垂直に照射すると共に、その
反射光を光学ブロック31で受光して光電変換し、カー
トリッジホルダー26の上部に保持されて光ディスク1
6上に近接された外部磁界32によって光ディスク16
の磁界を変調しながら、この光ディスク16の記録及び
/又は再生を行うように構成されている。
【0011】そして、この光ディスクドライブ2の動作
中に、このトンネル状のディスクドライブ2の内部を矢
印b、c方向に通過する冷却用空気によって、光ディス
ク16や、対物レンズ29及びその他の光学部品が効果
的に冷却されるように構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ディ
スク装置1では、長期間使用すると、エアーフィルター
11のフィルターエレメント12が目詰り(このフィル
ターエレメント12に付着したダストによる目詰りを言
う)を発生して、フィルターとして性能が劣化し、冷却
ファン14の吸気効率を悪くしてしまう。
【0013】従って、従来の光ディスク装置1では、エ
アーフィルター11全体の定期的な交換が必要であり、
そのエアーフィルター11の交換作業の手間がユーザー
を煩わせる。また、そのエアーフィルター11を外部か
ら交換できるように構成するための構造的な制約から、
光ディスク装置1のホストコンピューターやその他の機
器の内部への組み込みの障害にもなっていた。
【0014】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、長期にわたり、メンテナンス不要
なフィルター装置と、それを組み込んだ情報処理装置及
びジュークボックスを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のフィルター装置は、フィルターエレメント
がロール状に巻かれた供給ロールと、その供給ロールか
らフィルターエレメントを巻き取る巻取ロールと、その
巻取ロールの駆動手段とを備えたものである。
【0016】上記のように構成された本発明のフィルタ
ー装置は、一定期間の使用によってフィルターエレメン
トがダスト等によってある程度汚れたならば、駆動手段
によって巻取ロールを回転駆動して、そのフィルターエ
レメントのダスト等によって汚れた部位を巻取ロールに
巻き取ると共に、供給ロールからフィルターエレメント
の真新しい部位を一定量だけ引き出して再使用すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したフィルタ
ー装置とそのフィルター装置を用いた情報処理装置及び
ジュークボックスの実施の形態を図1〜図4を参照して
説明する。なお、図5〜図12と同一構造部には同一の
符号を付して説明の重複を省く。
【0018】「エアーフィルター装置と光ディスク装置
の説明」まず、図1及び図2によって、情報処理装置の
一例である光ディスク装置1のリアパネル1bに装着さ
れたフィルター装置の一例であるエアーフィルター装置
41について説明する。
【0019】このエアーフィルター装置41は静電処理
された不織紙等で形成された帯状で長尺タイプのフィル
ターエレメント42を供給ロール43に多量に巻き取っ
ておき、このフィルターエレメント42を供給ロール4
3から巻取ロール44に巻き取るように構成したもので
ある。
【0020】そして、巻取ロール44の駆動手段として
電動駆動手段であるモータ−45を用い、そのモーター
45によって歯車減速機構やベルト減速機構等の減速機
構46を介して巻取ロール44を回転駆動するように構
成している。
【0021】この際、フィルターケース47のほぼ中央
部に形成された空気取入部である吸気ダクト7の一側部
に供給ロール43を配置し、他側部に巻取ロール44、
モーター45及び減速機構46を配置している。そし
て、その冷却用空気の吸入方向である矢印a方向に対し
て直角な方向に吸気ダクト7内を横切るようにフィルタ
ーエレメント42を配置している。
【0022】そして、その吸気ダクト7では、複数のガ
イドローラ48によってフィルターエレメント42をジ
グザグ状(蛇腹状)に屈曲させながら移動させるように
して、その吸気ダクト9内でのフィルターエレメント4
2の表面積を十分に大きくしている。
【0023】なお、供給ロール43及び巻取ロール44
はフィルターケース47に対して脱着可能に取り付けら
れている。
【0024】そして、このエアーフィルター装置41が
光ディスク装置1のリアパネル1bの外側に脱着可能に
取り付けられて、図8に示された従来例と同様に、フィ
ルターケース47の吸気ダクト7が冷却ファン14の吸
気口14aに脱着可能に接続されている。
【0025】以上のように構成された本発明のエアーフ
ィルター装置41によれば、従来例と同様に、光ディス
ク装置1の光ディスクドライブ2による光ディスク16
の記録及び/又は再生の動作中に、図8に示されている
冷却ファン14が作動されると、図1及び図2におい
て、冷却用空気が吸気ダクト7から光ディスク装置1内
の光ディスクドライブ2内に矢印a方向に吸入される。
【0026】その際、冷却用空気が吸気ダクト7内にお
けるフィルターエレメント42のジグザグ状に屈曲され
ている表面積の大きい部位42aをその外面42bから
内面42cへ矢印a方向に通過し、その冷却用空気中に
含まれているダストがフィルターエレメント42の外面
42bに確実に吸着されて、そのダストの光ディスクド
ライブ2内への侵入が防止される。
【0027】そこで、光ディスク装置1の一定期間の使
用によって、フィルターエレメント42の吸気ダクト7
内における部位42aがダストによってある程度汚れた
ならば、図1に示すように、モーター45によって減速
機構46を介して巻取ロール44を矢印f方向に回転駆
動して、そのフィルターエレメント42のダストによっ
て汚れた部位42aを巻取ロール44に巻き取ると共
に、供給ロール43からフィルターエレメント42の真
新しい部位42dを一定量だけ吸気ダクト7内に矢印g
方向に引き出して再使用することができる。
【0028】この際、フィルターエレメント42のダス
トによって汚れた部位42aを巻取ロール44に巻き取
る際、フィルターエレメント42のダストの付着によっ
て汚れた汚染面である外面42bを内側に巻き込むこと
によって、巻取ロール44に巻き取られた汚れた部位4
2aからダストが再度飛散することを防止している。
【0029】また、吸気ダクト7内に引き出されたフィ
ルターエレメント42の真新しい部位42dは、再び複
数のガイドローラ48によって矢印h、i方向にジグザ
グ状に屈曲されて配置され、その真新しい部位42dの
表面積が吸気ダクト7内に十分に大きく設定される。
【0030】従って、光ディスク装置1の一定期間の使
用経過終了毎に、上記のようにフィルターエレメント4
2の汚れた部位42aを巻取ロール44に巻き取ると共
に、真新しい部位42dを供給ロール43から吸気ダク
ト7内に一定量づつ引き出して再使用することを繰り返
し行うことによって、長期にわたりメンテナンス不要な
エアーフィルター装置41を提供することができる。
【0031】そして、供給ロール43に予め巻き取って
おくフィルターエレメント42のロール長さを、光ディ
スク装置1の動作可能時間である装置寿命に合せた適切
な長さに設定することによって、光ディスク装置1の装
置寿命が終るまでフィルターエレメント42の交換作業
が不要になる。
【0032】「エアーフィルター装置の制御方法の説
明」次に、図3のブロックダイアグラムによって、エア
ーフィルター装置41の制御方法について説明する。
【0033】まず、エアーフィルター装置41の巻取ロ
ール44の駆動手段にモーターを使用した場合には、そ
の巻取ロール44の駆動方式として、 (1) 一定時間間隔による間欠駆動方式。 (2) 連続、定速駆動方式。 (3) 手動スイッチによる駆動方式。 の3つの駆動方式を設定することができる。
【0034】「一定時間間隔による間欠駆動方式の説
明」この駆動方式では、オシレータ51により、通電時
は一定時間間隔でカウンター52のカウントアップを行
うためのパルスを発生し、電源が切れるとパルスの出力
を停止する。
【0035】そして、カウンター52は、オシレーター
51のパルスによりカウントアップを行うと共に、常に
カウント値を出力する。なお、このカウンター52は電
源が不測に切れた時にカウント値を消失しないようにバ
ックアップ電源55により、カウント値を保持する回路
を有する。
【0036】そして、カウンター52のカウント値
(A)は、コンパレータ53により、スイッチロジック
54で設定した間欠動作のための動作時間間隔(B)と
比較され、(A)=(B)の時に、タイマー56を動作
させる。
【0037】そして、タイマー56により、一定時間フ
ィルターエレメント42を巻き取るための信号を作成
し、駆動回路59により、モーター45を一定時間の間
動作させる。また、この(A)=(B)の時に、カウン
ター52を初期値0に戻すリセット動作を行う。
【0038】従って、図1において、モーター45によ
って巻取ロール44が一定時間間隔で、一定時間だけ矢
印f方向に回転駆動されて、供給ロール43からフィル
ターエレメント42が吸気ダクト7内に一定時間間隔
で、一定量づつ矢印g方向に引き出されることになる。
【0039】「連続定速駆動方式の説明」この駆動方式
では、スイッチロジック57によりタイマー56の間欠
動作信号を切り、駆動回路9を常に動かすと共に、動作
速度設定回路58によって、駆動回路9のモーター駆動
電流を制御することで、モーター45を連続的に定速で
動作させる。
【0040】従って、図1において、モーター45によ
って巻取ロール44が連続的に定速で矢印f方向に回転
駆動されて、供給ロール43からフィルターエレメント
42が吸気ダクト7内に連続的に定速で矢印g方向に引
き出されることになる。
【0041】「手動スイッチによる駆動方式」この駆動
方式では、手動スイッチ60によって駆動回路59を直
接制御することによって、モーター45を任意に動作さ
せる。
【0042】従って、手動スイッチ60を任意にONす
ることによって、図1においてモーター45によって巻
取ロール44を任意に矢印f方向に回転駆動して、供給
ロール43からフィルターエレメント42を吸気ダクト
7内に矢印g方向に任意に引き出すことができる。
【0043】「巻取ロールの駆動手段の変形例の説明」
ところで、このエアーフィルター装置41における巻取
ロール44の駆動手段としては、前述した電動駆動手段
の一例であるモーター45の他にも、手動式駆動手段や
風力式駆動手段等を使用することができる。
【0044】そして、手動式駆動手段としては、例え
ば、手動ハンドルによって減速機構等を介して巻取ロー
ル44を手動で回転駆動する方式等を採用することがで
きる。
【0045】また、風力式駆動手段としては、冷却ファ
ン14の作動によって、吸気ダクト7から矢印a方向に
吸入される冷却用空気によって風車を回転駆動し、その
風車によって減速機構を介して巻取ロール44を回転駆
動する方式や、その風車によってゼンマイバネを巻き上
げ、光ディスク装置1の動作停止に伴う冷却ファン14
の停止時に、ゼンマイバネによって巻取ロール44を回
転駆動する方式等を採用することができる。
【0046】「ジュークボックスの説明」次に、図4に
よって、オートチェンジャー式の光ディスク装置である
ジュークボックス71について説明する。
【0047】このジュークボックス71は、情報の記録
媒体である光ディスクが内部に収納された光ディスクカ
ートリッジ72を外筐73内で、光ディスク装置74に
対して自動交換しながら、複数の光ディスクを自動的に
記録及び/又は再生するようにしたものである。
【0048】そして、複数の光ディスクカートリッジ7
2を上下複数段に収納するカートリッジケージ75と、
光ディスク装置74とが外筐73の内部で、そのフロン
トパネル73a側の位置の上下に、共に後向き状態で配
置されている。また、外筐73の内部で、そのリアパネ
ル73b側の位置には、垂直なガイドレール76に沿っ
て上下方向である矢印j、k方向に移動されるカートリ
ッジピッカー77が配置されている。
【0049】そして、光ディスク装置74を冷却するた
めの吸気タイプの冷却ファン14が外筐73のリアパネ
ル73bの内側で、光ディスク装置74の正面に対向す
る位置に取り付けられている。そして、前述した本発明
のエアーフィルター装置41がそのリアパネル73bの
外側に脱着可能に取り付けられて、そのエアーフィルタ
ー装置41の前述した吸気ダクト7が冷却ファン14の
前述した吸気口14aに接続されている。
【0050】そして、ジュークボックス71全体を制御
するコントロール基板78及びエアーフィルター装置4
1を含む各部に電力を供給する電源79が外筐73内の
上部位置に配置されていて、外筐73のフロントパネル
73aの上端にコントロールパネル80が設けられてい
る。
【0051】そして、このジュークボックス71は、ホ
ストコンピューター等からの制御信号によって、カート
リッジピッカー77がガイドレール76に沿って矢印j
方向に移動されて、このカートリッジピッカー77がカ
ートリッジケージ75内から指定された光ディスクカー
トリッジ72を矢印m方向に抜き取る。そして、このカ
ートリッジピッカー77が矢印k方向に移動されて、そ
の指定された光ディスクカートリッジ72を光ディスク
装置74内に矢印n方向に挿入して、光ディスクの記録
及び/又は再生を自動的に行う。
【0052】そして、光ディスク装置74で記録及び/
又は再生が終った光ディスクカートリッジ72をカート
リッジピッカー77が矢印m方向に受け取った後、この
カートリッジピッカー77が矢印j方向に移動されて、
その受け取った光ディスクカートリッジ72をカートリ
ッジケージ75内の元の位置に矢印n方向に挿入する。
【0053】そして、この動作の繰り返しによって、光
ディスク装置74に対する複数の光ディスクカートリッ
ジ72の自動交換を行いながら、複数の光ディスクを自
動的に記録及び/又は再生する。
【0054】そして、このジュークボックス71の動作
時は、冷却ファン14が動作されて、前述したように、
エアーフィルター装置41のフィルターエレメント42
を通して吸入された冷却用空気が光ディスク装置74に
矢印n方向から吹き付けられて、この光ディスク装置7
4が冷却される。
【0055】そして、エアーフィルター装置41は、冷
却用空気と一緒にダストが光ディスク装置74内に吹き
込まれないように、その冷却用空気中のダストをフィル
ターエレメント42に吸着して除去する。
【0056】ところで、従来のこの種ジュークボックス
71では、フィルターエレメント42の交換を考慮し
て、そのエアーフィルターをフロントパネル73a側に
配置していたが、前述したように、本発明のエアーフィ
ルター装置41は、フィルターエレメント42の交換を
不要にできることから、このエアーフィルター装置41
をリアパネル73b側に容易に組み込むことができる。
【0057】以上、本発明の実施の形態に付き述べた
が、本発明は上述した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0058】例えば、上述した実施の形態では、フィル
ター装置としてエアーフィルター装置を示したが、本発
明は気体及び液体の各種のフィルター装置に適用可能で
ある。
【0059】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のフィル
ター装置とそのフィルター装置を用いた情報処理装置及
びシュークボックスは、次のような効果を奏する。
【0060】請求項1のフィルター装置は、一定期間の
使用によってフィルターエレメントがダスト等によって
ある程度汚れたならば、駆動手段によって巻取ロールを
回転駆動して、そのフィルターエレメントのダスト等に
よって汚れた部位を巻取ロールに巻き取ると共に、供給
ロールからフィルターエレメントの真新しい部位を一定
量だけ引き出して再使用することができるようにしたの
で、長期にわたり、メンテナンス不要のフィルター装置
を実現できる。
【0061】請求項1のフィルター装置は、フィルター
エレメントのダスト等によって汚れた部位を巻取ロール
に巻き取る際に、汚染面が内側になるように巻き込むこ
とによって、フィルターエレメントから、ダスト等が再
度飛散することを防止することができる。
【0062】請求項2のフィルター装置は、巻取ロール
の駆動手段を電動式駆動手段に構成したので、このフィ
ルター装置が取り付けられている情報処理装置等の装置
本体の非動作時には、フィルター装置も停止させること
ができて、フィルターエレメントを有効に利用できる。
【0063】請求項3のフィルター装置は、巻取ロール
の駆動手段を手動式駆動手段に構成したので、フィルタ
ーエレメントのダスト等によって汚れた部位を巻取ロー
ルに巻き取る動作を任意に行える。
【0064】請求項4のフィルター装置は、巻取ロール
の駆動手段を風力式駆動手段に構成したので、このフィ
ルター装置が取り付けられている情報処理装置等の装置
本体の非動作時には、フィルター装置も停止させること
ができる上に、このフィルター装置の駆動電力を不要に
することができて、省電力効果がある。
【0065】請求項5、請求項6及び請求項7のフィル
ター装置は、巻取ロールの駆動方式を一定時間間隔によ
る間欠駆動方式や連続、定速駆動方式や手動スイッチに
よる駆動方式に構成したので、巻取ロールによるフィル
ターエレメントの巻き取り速度や巻き取り周期を自在に
設定することができて、ダスト等によるフィルターエレ
メントの汚染の激しい環境に対しても十分に対応できる
フィルター装置を実現できる。
【0066】請求項8は、フィルター装置を空気取入部
に設置した情報処理装置であるから、情報処理装置内へ
のダストの侵入による動作不良等を未然に防止し、情報
の記録及び/又は再生を高精度に行え、しかも、フィル
ターエレメントの交換が不要な情報処理装置を実現でき
る。
【0067】請求項9は、フィルター装置を空気取入部
に設置したジュークボックスであるから、ジュークボッ
クス内へのダストの侵入による動作不良等を未然に防止
し、情報の記録及び/又は再生を高精度に行え、しか
も、フィルターエレメントの交換が不要なジュークボッ
クスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエアーフィルター装置の実施
の形態を説明する斜視図である。
【図2】本発明を適用したエアーフィルター装置を設置
した光ディスク装置の実施の形態を説明する斜視図であ
る。
【図3】本発明を適用したエアーフィルター装置の制御
方法を説明するブロックダイアグラムである。
【図4】本発明を適用したエアーフィルター装置を設置
したジュークボックスの実施の形態を説明する斜視図で
ある。
【図5】従来のエアーフィルター装置を設置した光ディ
スク装置を説明する斜視図である。
【図6】図5の正面側の斜視図である。
【図7】図6の一部切欠き斜視図である。
【図8】図6の一部切欠き平面図である。
【図9】従来のエアーフィルター装置の斜視図である。
【図10】光ディスクドライブを説明する斜視図であ
る。
【図11】図10の光ディスクドライブの内部構造を説
明する斜視図である。
【図12】図11の一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置(情報処理装置) 7 吸気ダクト(空気取入部) 14 冷却ファン 41 エアーフィルター装置 42 フィルターエレメント 43 供給ロール 44 巻取ロール 45 モーター(電力式駆動手段) 47 フィルターケース 48 ガイドローラ 71 ジュークボックス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルターエレメントがロール状に巻かれ
    た供給ロールと、 上記供給ロールから上記フィルターエレメントを巻き取
    る巻取ロールと、 上記巻取ロールの駆動手段とを備えたことを特徴とする
    フィルター装置。
  2. 【請求項2】上記巻取ロールの駆動手段を電動式駆動手
    段に構成したことを特徴とする請求項1記載のフィルタ
    ー装置。
  3. 【請求項3】上記巻取ロールの駆動手段を手動式駆動手
    段に構成したことを特徴とする請求項1記載のフィルタ
    ー装置。
  4. 【請求項4】上記巻取ロールの駆動手段を風力式駆動手
    段に構成したことを特徴とする請求項1記載のフィルタ
    ー装置。
  5. 【請求項5】上記電動式駆動手段による上記巻取ロール
    の駆動方式を一定時間間隔による間欠駆動方式に構成し
    たことを特徴とする請求項2記載のフィルター装置。
  6. 【請求項6】上記電動式駆動手段による上記巻取ロール
    の駆動方式を連続、定速駆動方式に構成したことを特徴
    とする請求項2記載のフィルター装置。
  7. 【請求項7】上記電動式駆動手段による上記巻取ロール
    の駆動方式を手動スイッチによる駆動方式に構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載のフィルター装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のフ
    ィルター装置を空気取入部に設置したことを特徴とする
    情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
    求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載のフ
    ィルター装置を空気取入部に設置したことを特徴とする
    ジュークボックス。
JP32790295A 1995-11-24 1995-11-24 フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス Withdrawn JPH09147543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32790295A JPH09147543A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32790295A JPH09147543A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09147543A true JPH09147543A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18204277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32790295A Withdrawn JPH09147543A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09147543A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129888A1 (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Panasonic Corporation プロジェクターおよびそのフィルター更新の制御方法
JP2008294203A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sanyo Electric Co Ltd フィルタ装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
CN111656592A (zh) * 2018-09-19 2020-09-11 株式会社Lg化学 用于制造电极组件的卷绕装置
CN112610372A (zh) * 2020-12-14 2021-04-06 安徽法西欧汽车部件有限公司 一种汽车空气滤清器的滤网

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129888A1 (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Panasonic Corporation プロジェクターおよびそのフィルター更新の制御方法
JPWO2008129888A1 (ja) * 2007-04-12 2010-07-22 パナソニック株式会社 プロジェクターおよびそのフィルター更新の制御方法
US8403498B2 (en) 2007-04-12 2013-03-26 Panasonic Corporation Projector, and its filter renewal control method
JP2008294203A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sanyo Electric Co Ltd フィルタ装置及びそれを用いた投写型映像表示装置
CN111656592A (zh) * 2018-09-19 2020-09-11 株式会社Lg化学 用于制造电极组件的卷绕装置
CN111656592B (zh) * 2018-09-19 2023-09-01 株式会社Lg新能源 用于制造电极组件的卷绕装置
US11916182B2 (en) 2018-09-19 2024-02-27 Lg Energy Solution, Ltd. Winding device for manufacturing electrode assembly
CN112610372A (zh) * 2020-12-14 2021-04-06 安徽法西欧汽车部件有限公司 一种汽车空气滤清器的滤网
CN112610372B (zh) * 2020-12-14 2022-12-20 安徽法西欧汽车部件有限公司 一种汽车空气滤清器的滤网

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2716576B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
JPS6348113B2 (ja)
JP2690579B2 (ja) 光ディスク装置
JPH07114072B2 (ja) 光学式情報読取装置
JPH09147543A (ja) フィルター装置とそのフィルター装置を用いた情報処 理装置及びジュークボックス
US5144611A (en) Optical disk drive cleaner cartridge
US5349713A (en) Magnetic tape cleaning system
US7295398B2 (en) High speed cleanup of removable storage device
JPS61224190A (ja) 情報記録再生装置
JPH02276056A (ja) 大容量光ディスク記憶装置
JP2655486B2 (ja) 光ディスク装置
JPH07262766A (ja) ドライブシステム
JPH04330694A (ja) 光ディスク装置
JPH04172630A (ja) 光ディスク装置
JPH079279Y2 (ja) 光ディスクユニット装置
JPH11328905A (ja) ディスクカートリッジ
JP4051828B2 (ja) ディスクドライブ装置
JPH04182980A (ja) 光ディスク用カートリッジ
JPH03290833A (ja) 光情報記録再生装置
JPH03127395A (ja) ディスク記録再生装置
JPH05198156A (ja) 記録再生装置を含む構造体
JPH05144247A (ja) 記録媒体ライブラリユニツト
JPH08180643A (ja) 光ディスクの洗浄装置及び塵埃吸着クロス
JP2000048535A (ja) リムーバブルディスク記憶装置
JPH04291081A (ja) 情報記録再生装置の除塵方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204