JPH09146152A - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JPH09146152A
JPH09146152A JP7299684A JP29968495A JPH09146152A JP H09146152 A JPH09146152 A JP H09146152A JP 7299684 A JP7299684 A JP 7299684A JP 29968495 A JP29968495 A JP 29968495A JP H09146152 A JPH09146152 A JP H09146152A
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JP
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flash light
light source
camera
angle
reflector
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JP7299684A
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Hideki Matsui
秀樹 松井
Shingi Hagyuda
進義 萩生田
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、バウンス照明の対象となる被写体
を間接的に照明する電子閃光装置に関し、露光ムラが発
生することを確実に警告することを目的とする。 【解決手段】 カメラが与える撮影の時点にそのカメラ
の被写体に閃光を照射する閃光源11と、閃光源11が
閃光を照射する方向に傾斜した状態でその閃光源の出射
口と被写体とで挟まれた空間に具設され、その閃光を反
射する反射体13と、カメラが与える撮影の条件に基づ
いて閃光源11が照射する閃光のビームの角度をその条
件に適応した値に設定する照射域可変手段15とを備え
た電子閃光装置において、反射体13の形状、寸法およ
びビームに対する相対位置とに基づいて、出射口と反射
体との外周を結ぶ線とそのビームの中心線とがなす角度
の最小値を求めると共に、その最小値とカメラが条件と
して与える画角の半値とを比較し、前者が後者を下回る
ときに警報を発する警報手段17を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バウンス照明の対
象となる被写体を間接的に照明する電子閃光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自然感のある写真を得ようとする写真撮
影の現場では、被写体には照明光が直接には照射され
ず、屋外であれば白い反射笠に、反対に屋内であれば天
井や壁面にその照明光を当てて得られるソフトな反射光
で被写体を照明することにより、その被写体の自然な影
を形成するバウンス撮影が行われ、このような照明光を
得るために電子閃光装置が多く適用されている。
【0003】図3は、従来の電子閃光装置の構成例を示
す図である。図において、筐体41は、略直方体の形状
を有する有底矩形筒体から構成される。このような筐体
41の開口部には凸レンズ特性を有するフルネルレンズ
からなる発光窓42が係止され、その開口部に対向する
面の外部には中空の直方体からなる脚部43が摺動可能
に軸止される。筐体41が上述した開口部に隣接して有
する1つの側面にはスリット状の断面を有する収納室4
4が形成され、その収納室の開口部の周辺の内、発光窓
42が係止された面の縁に相当する部分には面取りが施
されて斜面45が形成される。
【0004】収納室44では、その底部から所定の距離
隔たった位置には筐体41の中空部に連通する連通孔4
6が形成され、その連通孔にはリーフスイッチ47の接
点を構成する導電性のバネ材47aが変位自在に挿設さ
れる。バネ材47aとそのバネ材と対をなして上述した
接点を構成する電極47bとは、筐体41の中空部に配
置された図示されない機構を介して対向した状態で支持
される。さらに、収納室44には、図示されないバネで
付勢されたヒンジ48がその収納室の何れかの内壁に沿
って摺動可能に設けられ、鏡面が筐体41の中空部に近
い面に形成されたミラー49の一辺(端)がそのヒンジ
を介して軸止される。その一辺(端)に対向するミラー
49の他辺(端)には、ヒンジ50を介してそのミラー
の裏面に折り畳み可能に半透過性の拡散板51が軸止さ
れる。
【0005】筐体41の中空部では、上述した開口部の
中央部における垂線に光軸が一致した光源(反射笠を含
む。)52がその光軸に沿って変位自在に設けられ、そ
の光源は駆動部53の出力に機械的に連結される。脚部
43の中空部には、その脚部と筐体41との相対位置に
応じて接点が機械的に断続されるスイッチ54-1、54
-2が備えられ、これらのスイッチおよび上述したリーフ
スイッチ47の接点はそれぞれ制御回路55の第一ない
し第三の入力に接続される。制御回路55の第四の入力
にはインタフェース回路56を介して図示されないカメ
ラの出力が接続され、その制御回路の第一出力および第
二の出力はそれぞれ上述した駆動部53と表示部57と
の入力に接続される。
【0006】このような構成の電子閃光装置では、バウ
ンス撮影を行わない場合には、ミラー49および拡散板
51はヒンジ50を介して折り畳まれた状態で収納室4
4に収納される。このような状態では、ヒンジ48が上
述したバネによって収納室44の所定の位置に位置する
ために、ミラー49は、バネ材47aの付勢力に抗して
そのバネ材と電極47bとの間の電気的接続を解除す
る。
【0007】また、筐体41は、図4に示すように、脚
部43に対して種々の角度で軸止されるために、スイッ
チ54-1、54-2の接点の状態の組み合わせは、その角
度に応じて設定される。制御回路55は、リーフスイッ
チ47の接点の状態に応じてバウンス撮影が行われるか
否かを判別すると共に、スイッチ54-1、54-2の接点
の状態に応じて脚部43(カメラ)に対する筐体41の
角度を識別する。また、制御回路55は、このようなリ
ーフスイッチ47およびスイッチ54-1、54-2の接点
の状態とに基づいて、表1に示すように、光源52の最
適な位置(近接撮影、通常直射撮影、サイドバウンス撮
影、縦位置直射撮影、上方バウンス撮影に適応して予め
設定された位置)を求め、駆動部53を介してその位置
に光源52の位置を設定する。
【0008】
【表1】 さらに、制御回路55は、インタフェース回路56を介
してカメラから与えられる撮影の条件(レンズの絞り
値、フィルムの感度、露出補正値等を含む。)、閃光装
置自体に固有のガイドナンバー、設定された調光モード
その他の情報を表示部57に出力する。
【0009】また、バウンス撮影が行われる場合には、
ミラー49および拡散板51は収納室44の内部から引
き出され、かつ図3に示すように、ミラー49の一辺
(端)がヒンジ48の取付面の近傍で斜面45に接する
状態で支持される。このような状態では、リーフスイッ
チ47の接点は閉成され、制御回路55はその接点の状
態に応じてバウンス撮影が行われることを認識して駆動
部53を介して光源52の駆動の形態を切り替える。
【0010】さらに、拡散板51は、ヒンジ50を介し
てミラー49の反射面と所定の角度(例えば、図5に示
すように、180度)をなす状態で軸止される。このよ
うな状態では、光源52から出射された閃光の大部分は
ミラー49の鏡面および壁面や天井面で反射することに
より間接光として被写体に照射され、かつその閃光の一
部は拡散板51を介して照射角が拡大されて直接光とし
て被写体あるいはその周辺に照射される。
【0011】したがって、被写体が人物等である場合に
おいても、その被写体の目に光点(アイキャッチ)が確
実に形成された状態で撮影が行われ、その光点がないこ
とにより被写体の生き生きした表情が損なわれることが
回避される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、拡散板51がミラー49の裏面に畳込まれた
状態でバウンス撮影が行われた場合には、光源52が発
光窓42から所定の距離より隔たった位置からそのミラ
ーの端面の外側に直接出射された閃光は、図6に示すよ
うに、被写体の周辺に直接照射される。したがって、そ
の被写体の周辺には、図7に示すように、明暗に不自然
な段差が生じて露光ムラ(明るいふち取り)が写し込ま
れる可能性があった。
【0013】さらに、このような露光ムラは、図4に示
すように、脚部43に対する発光窓42の角度に応じて
被写体の上下左右の何れにも生じる可能性があった。本
発明は、露光ムラの発生を確実に警告できる電子閃光装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、2に
記載の発明の原理ブロック図である。
【0015】請求項1に記載の発明は、カメラが与える
撮影の時点にそのカメラの被写体に閃光を照射する閃光
源11と、閃光源11が閃光を照射する方向に傾斜した
状態でその閃光源の出射口と被写体とで挟まれた空間に
具設され、その閃光を反射する反射体13と、カメラが
与える撮影の条件に基づいて閃光源11が照射する閃光
のビームの角度をその条件に適応した値に設定する照射
域可変手段15とを備えた電子閃光装置において、反射
体13の形状、寸法およびビームに対する相対位置とに
基づいて、出射口および反射体の外周を結ぶ線とそのビ
ームの中心線とがなす角度の最小値を求めると共に、そ
の最小値とカメラが条件として与える画角の半値とを比
較し、前者が後者を下回るときに警報を発する警報手段
17を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明は、カメラが与える
撮影の時点にそのカメラの被写体に閃光を照射する閃光
源11と、閃光源11が閃光を照射する方向に傾斜した
状態でその閃光源の出射口と被写体とで挟まれた空間に
具設され、その閃光を反射する反射体13と、カメラが
与える撮影の条件に基づいて閃光源11が照射する閃光
のビームの角度をその条件に適応した値に設定する照射
域可変手段15とを備えた電子閃光装置において、反射
体13の形状、寸法およびビームに対する相対位置とに
基づいて、出射口および反射体の外周を結ぶ線とそのビ
ームの中心線とがなす角度の最小値を求めると共に、そ
の最小値とカメラが条件として与える画角の半値とを比
較し、両者が異なるときに警報を発する警報手段21を
備えたことを特徴とする。
【0017】(作用)請求項1に記載の発明にかかわる
電子閃光装置では、閃光源11はカメラが与える撮影の
時点に閃光を出射し、反射体13はこれらの閃光源11
と被写体とで挟まれた空間においてその閃光を反射して
その被写体を間接的に照明する。照射域可変手段15
は、このようなバウンス撮影に先行して、上述したカメ
ラが与える撮影の条件に基づいて閃光源11が照射すべ
き閃光のビームの角度をその条件に適応した値に設定す
る。警報手段17は、反射体13の形状、寸法および上
述したビームに対する相対位置に基づいて、そのビーム
の中心線と閃光源11の出射口およびその反射体の外周
を結ぶ線とがなす角度の最小値を求める。さらに、警報
手段17は、その最小値とカメラが上述した条件として
与える画角の半値とを比較し、前者が後者を下回るとき
に警報を発する。
【0018】すなわち、被写体およびその背景の内、撮
影される領域に反射体13の端部の近傍を介して閃光源
11から閃光が直接照射されることに起因する露光ムラ
の発生が撮影に先行して撮影者に対して確実に警告され
る。請求項2に記載の発明にかかわる電子閃光装置で
は、請求項1に記載の電子閃光装置と同様にバウンス撮
影に先行して、照射域可変手段15は閃光源11が照射
すべき閃光のビームの角度を撮影条件に適応した値に設
定する。警報手段21は、反射体13の形状、寸法およ
び上述したビームに対する相対位置に基づいて、そのビ
ームの中心線と閃光源11の出射口およびその反射体外
周を結ぶ線とがなす角度の最小値を求める。さらに、警
報手段21は、その最小値とカメラが上述した条件とし
て与える画角の半値とを比較し、両者が異なるときに警
報を発する。
【0019】すなわち、請求項1に記載の電子閃光装置
と同様にして露光ムラの発生が撮影に先行して撮影者に
確実に警告され、かつその閃光源から出射された閃光が
撮影の対象となる領域の外に無用に拡散することが抑圧
される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図2は、請求項1、2
に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。図に
おいて、図3に示すものと機能および構成が同じものに
ついては、同じ符号を付与して示し、ここではその説明
を省略する。
【0021】本実施形態と図3に示す従来例との構成の
相違点は、制御回路55に代えて制御回路31が備えら
れ、表示部57に代えて表示部32が備えられ、インタ
フェース回路56の出力が制御回路31の対応する入力
に併せて判別回路33の第一の入力に接続されてその出
力が警報回路34の第一の入力に接続され、警報回路3
4の第二の入力には制御回路31の対応する出力が接続
されて警報回路34の出力が表示部32の対応する入力
に接続され、判別回路33の第二の入力には制御回路3
1の対応する出力が接続された点にある。
【0022】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、筐体41、発光窓42および
光源52は閃光源11に対応し、ミラー49は反射体1
3に対応し、インタフェース回路56、リーフスイッチ
47、スイッチ54-1、54-2および駆動部53は照射
域可変手段15に対応し、インタフェース回路56、警
報手段31、判別回路33および警報回路34は警報手
段17、21に対応する。
【0023】以下、請求項1および請求項2に記載の発
明に対応した本実施形態の動作を説明する。制御回路3
1は、従来例と同様にしてリーフスイッチ47およびス
イッチ54-1、54-2の接点の状態に応じて光源52の
位置を駆動部53を介して設定する。さらに、制御回路
31は、リーフスイッチ47の接点が閉成されている場
合には、上述したように設定された位置において、光源
52、発光窓42およびミラー49の形状、寸法および
相対位置の下における幾何学的な関係に基づいて、これ
らの光源(あるいは発光窓)の外周とミラーの端部とを
結ぶ線分(図2には、実線および点線で示される。)が
その光源の光軸となす最小の角度(以下、単に「照射
角」という。)を求める。
【0024】一方、判別回路33は、インタフェース回
路56を介してカメラから与えられる撮影条件に基づい
て画角を求める。さらに、判別回路33は、このように
して求められた画角と上述したように制御回路31によ
って得られた照射角の2倍の値とを比較し、前者が後者
を上回った場合には、その旨を示す警報を警報回路34
に与える。
【0025】警報回路34は、その警報が与えられると
既述の露光ムラが発生し得ることを示す警報情報を表示
する。したがって、本実施形態によれば、露光ムラの発
生を未然に防止して効率的に撮影の作業を行うことが可
能となる。なお、本実施形態では、制御回路31および
表示部32はそれぞれ図3に示す制御回路55および表
示部57と同様の機能を有し、かつこれらの機能を上述
した一連の動作に併せて実現するが、このような機能に
かかわる動作については、従来例と同様であるから、こ
こではその説明を省略する。
【0026】また、上述した実施形態では、判別回路3
3は、画角が照射角の2倍の値を上回ったときに警報回
路34に警報を与えているが、本発明はこのような構成
に限定されず、例えば、両者が一致しないときに同様の
警報を発することにより、被写体の遠近の如何にかかわ
らず照明光を効率的にその被写体に照射しつつ露光ムラ
の発生を回避する構成としてもよい。
【0027】さらに、上述した実施形態では、光源52
が閃光を発する素子とその閃光を反射する反射鏡とで構
成されているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、上述した照射角が確実に求められ、かつ所望の光量
が得られるならば、如何なる構成の光源52を適用する
ことも可能である。
【0028】また、上述した実施形態では、制御回路3
1はリーフスイッチの接点の状態に応じてバウンス撮影
が行われるか否かを判別しているが、本発明はこのよう
な構成に限定されず、例えば、電子閃光装置に設けられ
た操作部やカメラの操作部からその判別の基準となる情
報が与えられる構成であってもよい。さらに、上述した
実施形態では、制御回路31は、光源52の位置におい
てその光源、発光窓42およびミラー49の形状、寸法
および相対位置で与えられる幾何学的な関係に基づいて
照射角が求められているが、本発明はこのような構成に
限定されず、例えば、予め求められた照射角を光源52
の位置に対応付けて格納するメモリをその位置に基づい
て参照して照射角を得る構成としてもよい。
【0029】また、上述した実施形態では、図2に示す
ミラー49の取付角θが一定となっているが、例えば、
可変され得る場合には、このような取付角について手動
設定に供される操作部や検出を行うセンサを搭載し、そ
の操作部やセンサを介して得られた取付角に基づいて上
述した相対位置を設定すると共に、その取付角に適応し
た照射角を求める構成としてもよい。
【0030】さらに、上述した実施形態では、光源52
の光軸がカメラのレンズの光軸と一致しあるいは平行で
あることが前提となっているが、本発明は、このような
場合に限定されず、例えば、これらの光軸が交差する場
合においても、両者の交差角が判別でき、かつ照射角を
求めたりその照射角と画角との比較を行う演算において
補正を行うことが可能であれば、同様にして適用可能で
ある。
【0031】また、上述した実施形態では、カメラから
インタフェース回路56を介して画角が与えられている
が、本発明は、このような場合に限定されず、例えば、
その画角を求める基準となる物理量(例えば、被写体の
相対距離、撮影の対象となる物空間の形状等々)が与え
られ、かつこれらの物理量に基づいて確実に画角が求め
られるならば、同様にして適用可能である。
【0032】さらに、上述した実施形態では、ミラー4
9の取付角θの具体的な値が示されていないが、一般
に、その光源から発光窓42を介して出射された閃光は
ミラー49の反射面で2θ偏角した方向に反射され、か
つその取付角θは、バウンス撮影に供される照明光のバ
ウンス角α(一般的な値は、45度ないし120度であ
る。)に対して θ=(180°−α)/2 の式で与えられるので、その傾斜角θは、30度ないし
67.5度であればよい。
【0033】また、上述した実施形態では、警報回路3
4は露光ムラの発生を警告する警報を単に表示している
が、本発明はこのような構成に限定されず、例えば、そ
の表示に併せて警報音を発したり、単に警報音を発する
構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、バウンス撮影に先行して撮影者に対して露光ムラが
発生することが確実に警告される。
【0035】請求項2に記載の発明では、同様にして露
光ムラの発生が確実に警告され、かつ閃光源から出射さ
れた閃光が撮影の対象となる領域の外側に無用に拡散す
ることが抑圧される。したがって、これらの発明にかか
わる電子閃光装置が適用されたバウンス撮影では、露光
ムラの発生が未然に防止されて撮影に要する工数、コス
トの削減がはかられ、かつ種々のレンズが適用される条
件下においても良好な画質の写真が確度高く得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項1、2に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
【図3】従来の電子閃光装置の構成例を示す図である。
【図4】電子閃光装置の運用形態を示す図である。
【図5】カメラに取り付けられた電子閃光装置を示す図
である。
【図6】バウンス撮影における照明光を示す図である。
【図7】従来例の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
11 閃光源 13 反射体 15 照射域可変手段 17,21 警報手段 31,55 制御回路 32,57 表示部 33 判別回路 34 警報回路 41 筐体 42 発光窓 43 脚部 44 収納室 45 斜面 46 連通孔 47 リーフスイッチ 47a バネ材 47b 電極 48,50 ヒンジ 49 ミラー 51 拡散板 52 光源 53 駆動部 54 スイッチ 56 インタフェース回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラが与える撮影の時点にそのカメラ
    の被写体に閃光を照射する閃光源11と、 前記閃光源11が前記閃光を照射する方向に傾斜した状
    態でその閃光源の出射口と前記被写体とで挟まれた空間
    に具設され、その閃光を反射する反射体13と、 前記カメラが与える撮影の条件に基づいて前記閃光源1
    1が照射する閃光のビームの角度をその条件に適応した
    値に設定する照射域可変手段15と を備えた電子閃光装置において、 前記反射体13の形状、寸法および前記ビームに対する
    相対位置とに基づいて、前記出射口および前記反射体の
    外周を結ぶ線とそのビームの中心線とがなす角度の最小
    値を求めると共に、その最小値と前記カメラが前記条件
    として与える画角の半値とを比較し、前者が後者を下回
    るときに警報を発する警報手段17を備えたことを特徴
    とする電子閃光装置。
  2. 【請求項2】 カメラが与える撮影の時点にそのカメラ
    の被写体に閃光を照射する閃光源11と、 前記閃光源11が前記閃光を照射する方向に傾斜した状
    態でその閃光源の出射口と前記被写体とで挟まれた空間
    に具設され、その閃光を反射する反射体13と、 前記カメラが与える撮影の条件に基づいて前記閃光源1
    1が照射する閃光のビームの角度をその条件に適応した
    値に設定する照射域可変手段15とを備えた電子閃光装
    置において、 前記反射体13の形状、寸法および前記ビームに対する
    相対位置とに基づいて、前記出射口および前記反射体の
    外周を結ぶ線とそのビームの中心線とがなす角度の最小
    値を求めると共に、その最小値と前記カメラが前記条件
    として与える画角の半値とを比較し、両者が異なるとき
    に警報を発する警報手段21を備えたことを特徴とする
    電子閃光装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014030331A1 (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 パナソニック株式会社 ストロボ装置およびストロボ装置を備えた撮像装置
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