JPH09145879A - 原子炉炉心挿入棒組立体 - Google Patents
原子炉炉心挿入棒組立体Info
- Publication number
- JPH09145879A JPH09145879A JP7309317A JP30931795A JPH09145879A JP H09145879 A JPH09145879 A JP H09145879A JP 7309317 A JP7309317 A JP 7309317A JP 30931795 A JP30931795 A JP 30931795A JP H09145879 A JPH09145879 A JP H09145879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod assembly
- hub body
- reactor core
- burnable poison
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可燃性毒物棒集合体等の原子炉炉心挿入棒組
立体の取り扱い性を向上すると共に冷却材流による励振
を抑制する。 【解決手段】 可燃性毒物棒集合体５０は、円筒形のハ
ブ体５３、その外周面に放射方向に延びて配設され、ハ
ブ体５３の長手方向に展延する複数のベーン５５、その
ベーン５５にそれぞれ上端が連結されて垂下支持された
複数の可燃性毒物棒５９、ハブ体５３の内部下方に装着
されたばね６１、そのばね６１を伸縮自在に保持するテ
ンションボルト６３及びリテーナ６５から構成されてお
り、ハブ体５３の内部上方に連結係合用空所が形成され
ている
立体の取り扱い性を向上すると共に冷却材流による励振
を抑制する。 【解決手段】 可燃性毒物棒集合体５０は、円筒形のハ
ブ体５３、その外周面に放射方向に延びて配設され、ハ
ブ体５３の長手方向に展延する複数のベーン５５、その
ベーン５５にそれぞれ上端が連結されて垂下支持された
複数の可燃性毒物棒５９、ハブ体５３の内部下方に装着
されたばね６１、そのばね６１を伸縮自在に保持するテ
ンションボルト６３及びリテーナ６５から構成されてお
り、ハブ体５３の内部上方に連結係合用空所が形成され
ている
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉の炉心構成
部材に関し、特に加圧水型原子炉のキャンレス燃料集合
体に挿入されて使用されるような原子炉炉心挿入棒組立
体に関する。
部材に関し、特に加圧水型原子炉のキャンレス燃料集合
体に挿入されて使用されるような原子炉炉心挿入棒組立
体に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、加圧水型原子炉では、ラッパー
管又はキャンの無い燃料集合体が使用される場合が多
い。このような燃料集合体の代表的構造を図４に示す。
図において燃料集合体１０は、主として上部ノズル１
１，下部ノズル１３、制御棒等を受け入れる中空管１
５、支持格子１７及び燃料棒１９から構成される。この
ような燃料集合体１０は、原子炉容器内に互いに隣接し
て装荷され、炉心を形成するが、原子炉炉心内の核反応
を制御して出力を調整するため、中空管１５に挿入され
る細い制御棒を一体的に組み立てた制御棒集合体２０が
使用される。このような制御棒集合体２０の概略構造が
図５に示されている。図５に示すように、円筒状のハブ
体２１と半径方向外方乃至放射方向に延出したベーン２
３とからスパイダ２５が形成され、そのベーン２３に細
い制御棒２７が垂下支持されて制御棒集合体２０が構成
されている。
管又はキャンの無い燃料集合体が使用される場合が多
い。このような燃料集合体の代表的構造を図４に示す。
図において燃料集合体１０は、主として上部ノズル１
１，下部ノズル１３、制御棒等を受け入れる中空管１
５、支持格子１７及び燃料棒１９から構成される。この
ような燃料集合体１０は、原子炉容器内に互いに隣接し
て装荷され、炉心を形成するが、原子炉炉心内の核反応
を制御して出力を調整するため、中空管１５に挿入され
る細い制御棒を一体的に組み立てた制御棒集合体２０が
使用される。このような制御棒集合体２０の概略構造が
図５に示されている。図５に示すように、円筒状のハブ
体２１と半径方向外方乃至放射方向に延出したベーン２
３とからスパイダ２５が形成され、そのベーン２３に細
い制御棒２７が垂下支持されて制御棒集合体２０が構成
されている。
【０００３】原子炉の炉心は通常数十体乃至百数十体の
燃料集合体１０から形成されるが、その全ての燃料集合
体１０に前述のような制御棒集合体２０が挿入される訳
ではなく、後述するような可燃性毒物棒集合体、中性子
源集合体及びプラギングデバイス集合体等が適宜挿入使
用される。これらの可燃性毒物棒集合体等は制御棒集合
体２０と異なり炉心内に固定して使用される。可燃性毒
物棒集合体の代表的構造が図６に示されている。図６に
示すように、可燃性毒物棒集合体３０は、可燃性毒物を
含む細い可燃性毒物棒３１がホールドダウンプレート３
３に懸架支持され、ホールドダウンスプリング３５が設
けられて構成されている。
燃料集合体１０から形成されるが、その全ての燃料集合
体１０に前述のような制御棒集合体２０が挿入される訳
ではなく、後述するような可燃性毒物棒集合体、中性子
源集合体及びプラギングデバイス集合体等が適宜挿入使
用される。これらの可燃性毒物棒集合体等は制御棒集合
体２０と異なり炉心内に固定して使用される。可燃性毒
物棒集合体の代表的構造が図６に示されている。図６に
示すように、可燃性毒物棒集合体３０は、可燃性毒物を
含む細い可燃性毒物棒３１がホールドダウンプレート３
３に懸架支持され、ホールドダウンスプリング３５が設
けられて構成されている。
【０００４】以上のような制御棒集合体２０，可燃性毒
物棒集合体３０、中性子源集合体、プラギングデバイス
集合体等は、燃料交換に際して燃料集合体１０から引き
出されるが、例えば制御棒集合体２０は次のようにして
取り扱われる。即ち、図７に示すようにスパイダ２５の
ハブ体２１の上部空所内にグリッパ４１の下端部が挿入
され、爪４３がハブ体２１の内周溝面に係合する。図示
しないクレーン等により垂下支持されたグリッパ４１
は、操作棒４５の上下動により爪４３が枢動され、爪４
３が開いたときにハブ体２１に係合しこれを把持する。
制御棒集合体２０の制御棒２７は、細くて長いので通常
長い円筒形の案内管内に引き込まれて、図８に示すよう
にガイドプレート４７により支持されて移送される。そ
のガイドプレート４７には、ベーン２３及び制御棒２７
を受け入れる溝付き穴４８が形成されている。又、可燃
性毒物棒集合体３０等は、その頭部構造に適合した取り
扱い工具によって把持される。
物棒集合体３０、中性子源集合体、プラギングデバイス
集合体等は、燃料交換に際して燃料集合体１０から引き
出されるが、例えば制御棒集合体２０は次のようにして
取り扱われる。即ち、図７に示すようにスパイダ２５の
ハブ体２１の上部空所内にグリッパ４１の下端部が挿入
され、爪４３がハブ体２１の内周溝面に係合する。図示
しないクレーン等により垂下支持されたグリッパ４１
は、操作棒４５の上下動により爪４３が枢動され、爪４
３が開いたときにハブ体２１に係合しこれを把持する。
制御棒集合体２０の制御棒２７は、細くて長いので通常
長い円筒形の案内管内に引き込まれて、図８に示すよう
にガイドプレート４７により支持されて移送される。そ
のガイドプレート４７には、ベーン２３及び制御棒２７
を受け入れる溝付き穴４８が形成されている。又、可燃
性毒物棒集合体３０等は、その頭部構造に適合した取り
扱い工具によって把持される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、制御
棒集合体２０は、原子炉の運転中制御棒駆動装置によっ
て鉛直方向に駆動されるのに対し、可燃性毒物棒集合体
３０等は燃料集合体１０に挿入された後上部炉心板等に
より押さえられて固定的に支持されて使用される。この
ため取付けの融通性、照射成長の吸収、流体励起振動の
防止等を目的として、後者の頭部にはホールドダウンば
ねが装着され、制御棒集合体とは頭部構造が大きく異な
っていた。従って、両者を統一的に把持して取り扱える
工具が実現できず、燃料交換時等のこれらの取り扱い作
業が繁雑なものになっていた。又前記ホールドダウンば
ねは、外側に位置して冷却材の流れに直接晒されるの
で、ばね自体が冷却材流れによって振動し、ひいては可
燃性毒物棒等も励振させる虞れがあった。本発明は、前
述のような従来構造の問題点を解決することを課題とす
るものである。
棒集合体２０は、原子炉の運転中制御棒駆動装置によっ
て鉛直方向に駆動されるのに対し、可燃性毒物棒集合体
３０等は燃料集合体１０に挿入された後上部炉心板等に
より押さえられて固定的に支持されて使用される。この
ため取付けの融通性、照射成長の吸収、流体励起振動の
防止等を目的として、後者の頭部にはホールドダウンば
ねが装着され、制御棒集合体とは頭部構造が大きく異な
っていた。従って、両者を統一的に把持して取り扱える
工具が実現できず、燃料交換時等のこれらの取り扱い作
業が繁雑なものになっていた。又前記ホールドダウンば
ねは、外側に位置して冷却材の流れに直接晒されるの
で、ばね自体が冷却材流れによって振動し、ひいては可
燃性毒物棒等も励振させる虞れがあった。本発明は、前
述のような従来構造の問題点を解決することを課題とす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め本発明によれば、可燃性毒物棒集合体、中性子源集合
体、プラギングデバイス集合体等の原子炉炉心挿入棒組
立体は、円筒形のハブ体、同ハブ体の外周面に放射方向
に延びて配設され、同ハブ体の長手方向に展延する複数
のベーン部材、同ベーン部材にそれぞれ上端が連結され
て垂下支持された複数の挿入棒、前記ハブ体の内部下方
に装着されたコイルばね及び同コイルばねを伸縮自在の
保持するばね保持部材を有してなり、前記ハブ体の内部
上方に連結係合用空所が形成されていることを特徴とし
ている。前述の挿入棒として、それぞれ可燃性毒物棒、
中性子源棒、シンブルプラグ等が使用される。
め本発明によれば、可燃性毒物棒集合体、中性子源集合
体、プラギングデバイス集合体等の原子炉炉心挿入棒組
立体は、円筒形のハブ体、同ハブ体の外周面に放射方向
に延びて配設され、同ハブ体の長手方向に展延する複数
のベーン部材、同ベーン部材にそれぞれ上端が連結され
て垂下支持された複数の挿入棒、前記ハブ体の内部下方
に装着されたコイルばね及び同コイルばねを伸縮自在の
保持するばね保持部材を有してなり、前記ハブ体の内部
上方に連結係合用空所が形成されていることを特徴とし
ている。前述の挿入棒として、それぞれ可燃性毒物棒、
中性子源棒、シンブルプラグ等が使用される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。図１に原子炉炉心挿入棒組立
体の一つである可燃性毒物棒集合体の本発明による構造
が示されている。図において可燃性毒物棒集合体５０の
スパイダ５１は、円筒形のハブ体５３とこの外周面の下
部から半径方向外方に向かって放射状に延出した複数の
ベーン５５から主として形成される。このベーン５５の
位置や長さは、後述の可燃性毒物棒を取り付けるに適し
たものになるが、可燃性毒物棒の位置は別に行われる核
設計により好適に定められる。そしてベーン５５の下面
にフィンガ５７が設けられ、これに所要長さの可燃性毒
物棒５９が連結されている。可燃性毒物棒５９は、硼素
等を含有する毒物質を内蔵している。ハブ体５３は、下
部の内側空間にばね６１，テンションボルト６３及びリ
テーナ６５を内蔵しているが、その詳細は図２に拡大し
て示されている。
明の実施形態を説明する。図１に原子炉炉心挿入棒組立
体の一つである可燃性毒物棒集合体の本発明による構造
が示されている。図において可燃性毒物棒集合体５０の
スパイダ５１は、円筒形のハブ体５３とこの外周面の下
部から半径方向外方に向かって放射状に延出した複数の
ベーン５５から主として形成される。このベーン５５の
位置や長さは、後述の可燃性毒物棒を取り付けるに適し
たものになるが、可燃性毒物棒の位置は別に行われる核
設計により好適に定められる。そしてベーン５５の下面
にフィンガ５７が設けられ、これに所要長さの可燃性毒
物棒５９が連結されている。可燃性毒物棒５９は、硼素
等を含有する毒物質を内蔵している。ハブ体５３は、下
部の内側空間にばね６１，テンションボルト６３及びリ
テーナ６５を内蔵しているが、その詳細は図２に拡大し
て示されている。
【０００８】図２は、可燃性毒物棒集合体５０を原子炉
炉心内に装着したときのスパイダ５１の周辺の状態を拡
大して示しているが、２点鎖線で示す燃料集合体２０に
可燃性毒物棒５９が挿入され、ベーン５５が上部炉心板
Ａに押さえられている。この上部炉心板Ａは、図示しな
い上部炉心支持板に上部炉心支持柱Ｂを介して支持され
ており、可燃性毒物棒集合体５０のみならず燃料集合体
２０もしっかりと押さえ支持している。ハブ体５３の内
側は上部と下部に分けられていて、その分離壁に先端が
固定されたテンションボルト６３が同軸的に配置され、
その下端にリテーナ６５が相対的に上下動自在に嵌装さ
れている。そして、リテーナ６５と前述の分離壁の間に
コイルばね６１が挿着されている。これから判るよう
に、テンションボルト６３とリテーナ６５がばね保持部
材を構成している。又、図２に示す状態ではリテーナ６
５の下面が燃料集合体２０の上部ノズルの面に当接して
おり、コイルばね６１に圧縮変形が加えられているの
で、これによる弾性復原力により可燃性毒物棒集合体５
０ががたつかずにしっかりと固定されている。ハブ体５
３の内側上部には、連結係合用空所６７が形成されてい
るが、詳細は後述する。尚、上部炉心支持柱Ｂの中心部
には、可燃性毒物棒集合体５０のハブ体５３の上方に位
置して熱電対Ｃが設けられ、冷却材の炉心出口温度を検
出する。
炉心内に装着したときのスパイダ５１の周辺の状態を拡
大して示しているが、２点鎖線で示す燃料集合体２０に
可燃性毒物棒５９が挿入され、ベーン５５が上部炉心板
Ａに押さえられている。この上部炉心板Ａは、図示しな
い上部炉心支持板に上部炉心支持柱Ｂを介して支持され
ており、可燃性毒物棒集合体５０のみならず燃料集合体
２０もしっかりと押さえ支持している。ハブ体５３の内
側は上部と下部に分けられていて、その分離壁に先端が
固定されたテンションボルト６３が同軸的に配置され、
その下端にリテーナ６５が相対的に上下動自在に嵌装さ
れている。そして、リテーナ６５と前述の分離壁の間に
コイルばね６１が挿着されている。これから判るよう
に、テンションボルト６３とリテーナ６５がばね保持部
材を構成している。又、図２に示す状態ではリテーナ６
５の下面が燃料集合体２０の上部ノズルの面に当接して
おり、コイルばね６１に圧縮変形が加えられているの
で、これによる弾性復原力により可燃性毒物棒集合体５
０ががたつかずにしっかりと固定されている。ハブ体５
３の内側上部には、連結係合用空所６７が形成されてい
るが、詳細は後述する。尚、上部炉心支持柱Ｂの中心部
には、可燃性毒物棒集合体５０のハブ体５３の上方に位
置して熱電対Ｃが設けられ、冷却材の炉心出口温度を検
出する。
【０００９】更に、図３を参照するに、連結係合用空所
６７が示されているが、図から明瞭なように上方が開口
し、そして内部で径が拡大している。そして、可燃性毒
物棒集合体５０を取り扱うには、前述のようなグリッパ
４１の下端部を連結係合用空所６７に挿入し、操作棒４
５を下方に移動して爪４３を半径方向外方に開き、爪４
３の先端を連結係合用空所６７の肩部に係合させ、この
状態を保持して吊り上げ、移送等を行う。勿論、この取
り扱いを行うときは、原子炉の燃料交換等を行うときで
あるから、前述の上部炉心板Ａ等は取り外されている
し、或いは燃料ピット等にあるときであるから、可燃性
毒物棒集合体５０への上方からのアクセスを妨げるもの
は無い。
６７が示されているが、図から明瞭なように上方が開口
し、そして内部で径が拡大している。そして、可燃性毒
物棒集合体５０を取り扱うには、前述のようなグリッパ
４１の下端部を連結係合用空所６７に挿入し、操作棒４
５を下方に移動して爪４３を半径方向外方に開き、爪４
３の先端を連結係合用空所６７の肩部に係合させ、この
状態を保持して吊り上げ、移送等を行う。勿論、この取
り扱いを行うときは、原子炉の燃料交換等を行うときで
あるから、前述の上部炉心板Ａ等は取り外されている
し、或いは燃料ピット等にあるときであるから、可燃性
毒物棒集合体５０への上方からのアクセスを妨げるもの
は無い。
【００１０】以上の実施形態は、可燃性毒物棒集合体の
例であるが、中性子源集合体やプラギングデバイス集合
体に本発明が適用可能であることは、当業者にとって容
易に理解できるであろう。
例であるが、中性子源集合体やプラギングデバイス集合
体に本発明が適用可能であることは、当業者にとって容
易に理解できるであろう。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可燃性毒物棒集合体等の原子炉炉心挿入棒組立体の頭部
も連結係合用空所が形成されたハブ体を持つように構成
されているので、制御棒集合体と同様に取り扱うことが
でき、その取り扱い時の作業を単純化、短縮化すること
ができる。又、励振防止用のコイルばねをハブ体の内側
に設けたので、冷却材流による振動発生を抑制すること
ができる。
可燃性毒物棒集合体等の原子炉炉心挿入棒組立体の頭部
も連結係合用空所が形成されたハブ体を持つように構成
されているので、制御棒集合体と同様に取り扱うことが
でき、その取り扱い時の作業を単純化、短縮化すること
ができる。又、励振防止用のコイルばねをハブ体の内側
に設けたので、冷却材流による振動発生を抑制すること
ができる。
【図１】本発明の実施形態を示す一部切欠き立面図であ
る。
る。
【図２】前記実施形態の要部を示す部分拡大断面図であ
る。
る。
【図３】前記実施形態の作用説明図である。
【図４】本発明が適用される炉心挿入棒組立体が挿入さ
れる炉心を構成する燃料集合体の一例を示す側面図であ
る。
れる炉心を構成する燃料集合体の一例を示す側面図であ
る。
【図５】燃料集合体に挿入される制御棒集合体の一例を
示す一部切欠き斜視図である。
示す一部切欠き斜視図である。
【図６】従来構造の可燃性毒物棒集合体の全体斜視図で
ある。
ある。
【図７】前記制御棒集合体の取り扱い要領を示す部分断
面図である。
面図である。
【図８】前記制御棒集合体の移送時の状態を示す平面図
である。
である。
５０ 可燃性毒物棒集合体 ５１ スパイダ ５３ ハブ体 ５５ ベーン ５９ 可燃性毒物棒 ６１ ばね ６３ テンションボルト ６５ リテーナ ６７ 連結係合用空所
Claims (4)
- 【請求項１】 円筒形のハブ体、同ハブ体の外周面に放
射方向に延びて配設され、同ハブ体の長手方向に展延す
る複数のベーン部材、同ベーン部材にそれぞれ上端が連
結されて垂下支持された複数の挿入棒、前記ハブ体の内
部下方に装着されたコイルばね及び同コイルばねを伸縮
自在に保持するばね保持部材を有してなり、前記ハブ体
の内部上方に連結係合用空所が形成されていることを特
徴とする原子炉炉心挿入棒組立体。 - 【請求項２】 前記挿入棒が可燃性毒物棒であることを
特徴とする請求項１記載の原子炉炉心挿入棒組立体。 - 【請求項３】 前記挿入棒が中性子源棒であることを特
徴とする請求項１記載の原子炉炉心挿入棒組立体。 - 【請求項４】 前記挿入棒が核燃料集合体の制御棒案内
管を閉じるシンブルプラグであることを特徴とする請求
項１記載の原子炉炉心挿入棒組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309317A JPH09145879A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉炉心挿入棒組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309317A JPH09145879A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉炉心挿入棒組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09145879A true JPH09145879A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17991568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7309317A Pending JPH09145879A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 原子炉炉心挿入棒組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09145879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2910171A1 (fr) * | 2006-12-18 | 2008-06-20 | Areva Np Sas | Grappe fixe a support en forme d'araignee, coeur de reacteur nucleaire a eau sous pression correspondant et ensemble comprenant un assemblage de combustible nucleaire et une telle grappe fixe |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7309317A patent/JPH09145879A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2910171A1 (fr) * | 2006-12-18 | 2008-06-20 | Areva Np Sas | Grappe fixe a support en forme d'araignee, coeur de reacteur nucleaire a eau sous pression correspondant et ensemble comprenant un assemblage de combustible nucleaire et une telle grappe fixe |
| WO2008081085A2 (fr) * | 2006-12-18 | 2008-07-10 | Areva Np | Grappe fixe a support en forme d'araignee, coeur de reacteur nucleaire a eau sous pression correspondant et ensemble comprenant un assemblage de combustible nucleaire et une telle grappe fixe |
| WO2008081085A3 (fr) * | 2006-12-18 | 2008-08-21 | Areva Np | Grappe fixe a support en forme d'araignee, coeur de reacteur nucleaire a eau sous pression correspondant et ensemble comprenant un assemblage de combustible nucleaire et une telle grappe fixe |
| JP2010513893A (ja) * | 2006-12-18 | 2010-04-30 | アレヴァ エヌペ | スパイダー状の支持体を有する固定クラスタ、加圧水型原子炉の炉心、及び、核燃料集合体及び固定クラスタを備えた集合体 |
| US20100111243A1 (en) * | 2006-12-18 | 2010-05-06 | Areva Np | Fixed cluster having a spider-like support, corresponding pressurized water nuclear reactor core and assembly comprising a nuclear fuel assembly and such a fixed cluster |
| US8582714B2 (en) | 2006-12-18 | 2013-11-12 | Areva Np | Fixed cluster having a spider-like support, corresponding pressurized water nuclear reactor core and assembly comprising a nuclear fuel assembly and such a fixed cluster |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020924 |