JPH09144755A - スライダのガイド機構、ガイド機構付き流体圧シリンダ、ガイド機構付き流体圧シリンダの組み付け方法 - Google Patents

スライダのガイド機構、ガイド機構付き流体圧シリンダ、ガイド機構付き流体圧シリンダの組み付け方法

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JPH09144755A
JPH09144755A JP30287895A JP30287895A JPH09144755A JP H09144755 A JPH09144755 A JP H09144755A JP 30287895 A JP30287895 A JP 30287895A JP 30287895 A JP30287895 A JP 30287895A JP H09144755 A JPH09144755 A JP H09144755A
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guide rail
slider
guide
cylinder
cylinder tube
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JP30287895A
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Yuichi Ito
雄一 伊藤
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CKD Corp
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CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作性能の悪化やコスト高を伴うことなしに
全体の小型化を達成することができるガイド機構付き流
体圧シリンダを提供すること。 【解決手段】 このスライダ6のガイド機構は、スライ
ダ支持体であるシリンダチューブ2の長手方向に沿って
移動するスライダ6をガイドするためのガイドレール2
2を備える。シリンダチューブ2とスライダ6との摺動
面において両者2,6のうちの一方にガイドレール収容
部21が設け、その中にガイドレール22を収容する。
両者2,6のうちの他方には、ガイドレール22に対し
て摺接するベアリング列26,27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダのガイド
機構、ガイド機構付き流体圧シリンダ、ガイド機構付き
流体圧シリンダの組み付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13には、従来におけるガイド機構付
き流体圧シリンダ71が示されている。このシリンダ7
1を構成するシリンダチューブ72としては、通常、ア
ルミニウム製の押出成形品が使用される。このシリンダ
チューブ72内には、ピストン73が往復動可能に収容
されている。同ピストン73の一端面には、ロッド74
が接続されている。このロッド74は、シリンダチュー
ブ72の一方のエンドカバー(図示略)から突出してい
る。スライダ支持体でもあるシリンダチューブ72の上
面には、摺動溝75が形成されている。その摺動溝75
には、移動体としてのスライダ76がチューブ長手方向
に沿って移動可能に係合されている。前記ロッド74の
先端とスライダ76の一端面とは、第1の連結プレート
77によって連結されている。従って、図示しないポー
トを介して圧力流体を給排すると、ピストン73、ロッ
ド74、連結プレート77及びスライダ76が一体的に
移動するようになっている。
【0003】次に、このシリンダ71におけるガイド機
構について説明する。シリンダチューブ72の側部に
は、ガイドレール79を設置するためのレール取付部7
8が突設されている。このレール取付部78の上面に
は、例えば断面略エ字状をしたステンレス製のガイドレ
ール79がビス等によってネジ止めされている。このガ
イドレール79には、断面略コ字状をした摺動部材80
が摺動可能に係合されている。そして、この摺動部材8
0の上面とスライダ76の上面とは、第2の連結プレー
ト81によって連結されている。以上の結果、スライダ
76がガイドレール79によってガイドされるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシリ
ンダ71には以下のような問題があった。シリンダチュ
ーブ72には、本来、ガイドレール79を設置するため
のスペースがない。従って、止むなくシリンダチューブ
72の側部を大きく突出させ、そこをレール取付部78
として用いる必要があった。このため、シリンダ71全
体が大型化するばかりでなく、シリンダチューブ72の
断面積が増えることにより材料コストが高くなる場合も
あった。
【0005】また、遠く離れたガイドレール79にスラ
イダ76をガイドさせるためには、上記のように摺動部
材80や連結プレート81が必要になる。しかし、この
ような構成を採るとなると、シリンダ71における移動
部材の総重量が増えることになり、シリンダ71の動作
性能が悪化する。
【0006】本発明は上記の課題を解決するためなされ
たものであり、その目的は、動作性能の悪化やコスト高
を伴うことなしに全体の小型化を達成することができる
スライダのガイド機構及びガイド機構付き流体圧シリン
ダを提供することにある。
【0007】また、上記の優れたガイド機構付き流体圧
シリンダを簡単に組み付けることができる流体圧シリン
ダの組み付け方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、スライダ支持体の長
手方向に沿って移動するスライダをガイドするためのガ
イドレールを備えたスライダのガイド機構において、前
記スライダ支持体と前記スライダとの摺動面において両
者のうちの一方にガイドレール収容部を設けるととも
に、そのガイドレール収容部内に前記ガイドレールを収
容し、前記両者のうちの他方にそのガイドレールに対し
て摺接するベアリング列を設けたスライダのガイド機構
をその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ガイドレール収容部は、前記スライダ支持体側
に設けられかつその長手方向に沿って延びるガイドレー
ル挿通溝であるとしている。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記ガイドレール挿通溝は断面不完全円形状であ
り、その中には丸棒状のガイドレールが挿通されている
としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記ガイドレール挿通溝の開口部は狭窄していると
している。請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1項において、前記ガイドレールの周面の一部
には、その長手方向に沿って延びるベアリング摺動凹面
が形成されているとしている。
【0012】請求項6に記載の発明は、シリンダチュー
ブの長手方向に沿って移動するスライダをガイドするた
めのガイドレールを備えたガイド機構付き流体圧シリン
ダにおいて、前記シリンダチューブと前記スライダとの
摺動面において両者のうちの一方にガイドレール収容部
を設けるとともに、そのガイドレール収容部内に前記ガ
イドレールを収容し、前記両者のうちの他方にそのガイ
ドレールに対して摺接するベアリング列を設けたことを
特徴とするガイド機構付き流体圧シリンダをその要旨と
する。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のガイド機構付き流体圧シリンダを組み付ける方法であ
って、前記ガイドレール収容部内に前記ガイドレールを
前記シリンダチューブの長手方向に沿って挿通するとと
もに、その挿通されたガイドレールの両端を前記シリン
ダチューブ両端のエンドカバーに対して固定するガイド
機構付き流体圧シリンダの組み付け方法をその要旨とす
る。
【0014】次に、本発明の「作用」を説明する。請求
項1に記載の発明によると、スライダ支持体とスライダ
との摺動面にガイドレール収容部が設けられているた
め、従来とは異なりスライダ支持体の側部を大きく突出
させる必要がない。よって、全体の大型化が回避され
る。また、スライダ支持体の断面積も増えないので、材
料コストの高騰が避けられる。さらに、この構成ではス
ライダとガイドレールとが近接していることから、両者
を連結するための構成が不要になる。このため、移動す
る部材の総重量が増えることもなく、動作性能の悪化が
回避される。また、連結のための構成を支持する部分を
突設することも不要であるため、スライダ支持体側の総
重量が増えることもない。以上の結果、装置全体の軽量
化が達成される。なお、スライダが移動する際、ベアリ
ング列を構成する個々のベアリングとガイドレールとが
摺接することにより、スライダとスライダ支持体との摺
動抵抗が低減される。このことも動作性能の悪化を回避
するのに役立っている。
【0015】請求項2に記載の発明によると、ガイドレ
ール挿通溝内にガイドレールを挿通することにより、そ
のガイドレールがスライダ支持体側に固定される。ま
た、このように長手方向に沿って延びるガイドレール挿
通溝は、例えばスライダ支持体の押出成形工程において
同時に形成されうる。このため、その形成のために余分
な工程が必要になるというわけではなく、従って低コス
ト化を妨げない。
【0016】請求項3に記載の発明によると、ガイドレ
ール挿通溝は断面不完全円形状であり、その中には丸棒
状のガイドレールが挿通されている。このため、ガイド
レールは、周面の一部を摺動面に露出させた状態でスラ
イダ支持体に固定される。また、両者の径をほぼ合致さ
せかつガイドレール挿通溝を完全円に近い形状とすれ
ば、ガイドレールをガイドレール挿通溝内に圧入するこ
とも可能である。よって、スライダ支持体へのガイドレ
ールの固定を確実になものとすることができる。また、
このような圧入が可能になることによって、組み付けの
容易化が図られる。
【0017】請求項4に記載の発明によると、ガイドレ
ール挿通溝の開口部が狭窄しているため、挿通されたガ
イドレールがガイドレール挿通溝から離脱しにくくな
る。このため、ガイドレールが単に遊嵌されている場合
に比較して、スライダ支持体へのガイドレールの固定を
よりいっそう確実になものとすることができる。
【0018】請求項5に記載の発明によると、スライダ
が移動する際、ベアリング列を構成する個々のベアリン
グがベアリング摺動凹面に摺接する。なお、この面は凹
面であるので、例えばベアリングがボール状の場合には
両者の接触面積が増えることになり、逆に個々のベアリ
ングに加わる面圧が減少する。ゆえに、ベアリングの耐
久性が向上する。なお、凹面に加え四角いガイドレール
でもよい。
【0019】請求項6に記載の発明によると、シリンダ
チューブとスライダとの摺動面にガイドレール収容部が
設けられているため、従来とは異なりシリンダチューブ
の側部を大きく突出させる必要がない。よって、シリン
ダ全体の大型化が回避される。また、シリンダチューブ
の断面積も増えないので、材料コストの高騰が避けられ
る。さらに、この構成ではスライダとガイドレールとが
近接していることから、両者を連結するための構成(例
えば上記の摺動部材や連結プレート等)が不要になる。
このため、移動する部材の総重量が増えることもなく、
動作性能の悪化が回避される。また、連結のための構成
を支持する部分を突設することも不要であるため、シリ
ンダチューブ側の総重量が増えることもない。以上の結
果、装置全体の軽量化が達成される。なお、スライダが
移動する際、ベアリング列を構成する個々のベアリング
とガイドレールとが摺接することにより、スライダとシ
リンダチューブとの摺動抵抗の低減が図られる。このこ
とも動作性能の悪化を回避するのに役立っている。
【0020】請求項7に記載の発明によると、ガイドレ
ール収容部内に挿通されたガイドレールが、一対のエン
ドカバーによって挟み込まれた状態となる。このため、
シリンダチューブに対してガイドレールが確実に固定さ
れる。ゆえに、ネジ等のような締結具を用いる必要がな
くなり、組み付けがより簡単になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をガイド機構付きの
流体圧シリンダに具体化した一実施形態を図1〜図5に
基づき詳細に説明する。
【0022】図1,図2に示されるように、本実施形態
の流体圧シリンダ1を構成するシリンダチューブ2は、
等断面形状をしたアルミニウム製の押出成形品である。
このシリンダチューブ2内にある断面略小判状の内部空
間には、それと同じ断面形状をしたピストン3がチュー
ブ長手方向に沿って往復動可能に収容されている。同ピ
ストン3の一方の端面には、断面円形状のロッド4が接
続されている。なお、ピストン3は内部空間を2つの領
域に区画している。これらの領域内には、それぞれ図示
しない給排ポートを介して圧力流体が給排されるように
なっている。
【0023】スライダ支持体でもあるシリンダチューブ
2の上面全体には、1本の摺動溝5がチューブ長手方向
に沿って形成されている。この摺動溝5の底面5aは上
方向に突出した凸状になっており、両側面5bはともに
平坦になっている。この摺動溝5には、シリンダチュー
ブ2とほぼ同じ長さのスライダ6が、チューブ長手方向
に沿って移動可能に係合されている。なお、スライダ6
の下側半分の断面形状は、前記摺動溝5の断面形状にほ
ぼ等しくなるように設計されている。ここで、シリンダ
チューブ2及びスライダ6において両者2,6が互いに
面接触している部位のことを、説明の便宜上、摺動面と
呼ぶことにする。本実施形態では、摺動溝5の底面5a
及び両側面5bがシリンダチューブ2側の摺動面とな
り、凹状の底面6a及び平坦な両側面6bがスライダ6
側の摺動面となる。
【0024】シリンダチューブ2の両端面の4箇所に
は、エンドカバー8,9を固定する際に用いられるねじ
穴7が穿設されている。また、各エンドカバー8,9の
コーナー部には、各ねじ穴7に対応するようにボルト挿
通孔10が透設されている。これらのボルト挿通孔10
及びねじ穴7には、六角ボルト11が螺合されている。
その結果、図5に示されるように、シリンダチューブ2
の両端面が、一対のエンドカバー8,9によって閉塞さ
れている。
【0025】図2に示されるように、ロッド4側に位置
するエンドカバー8の中心には、ロッド貫通孔12が形
成されている。そして、前記ロッド4は、このロッド貫
通孔12を貫通してシリンダチューブ2の外部へ突出し
ている。
【0026】図5に示されるように、ロッド4の先端面
とスライダ6の一端面(同図において左側の端面)と
は、連結プレート13によって連結されている。従っ
て、給排ポートを介して圧力流体の給排を行うと、ピス
トン3がシリンダチューブ2の長手方向に沿って往復動
を開始し、結果としてシリンダ1が伸縮するようになっ
ている。その際、前記ピストン3とともに、ロッド4、
連結プレート13及びスライダ6も一体的に移動する。
【0027】このシリンダ1は、スライダ6をガイドす
るためのガイド機構を2組備えている。以下、それらの
ガイド機構の構成について詳細に説明する。図3,図4
に示されるように、摺動溝5の底部5aの2箇所には、
ガイドレール収容部としてのガイドレール挿通溝21が
設けられている。このガイドレール挿通溝21は、チュ
ーブ長手方向に沿って延びており、シリンダチューブ2
の全長にわたって形成されている。このガイドレール挿
通溝21は、いわゆる断面不完全円形状になっている。
不完全円形状とは、完全な円の一部が欠けているような
形状、つまり0°<θ<360°の範囲の円弧を有する
形状を意味するものである。なお、本実施形態では円弧
は約220°になっている。従って、図4に示されるよ
うに、摺動面にあるガイドレール挿通溝21の開口部2
1aは、僅かながら狭窄している。このように開口部2
1aを狭窄させるためには、前記円弧の範囲を180°
<θ<270°程度に設定することが望ましい。
【0028】これらのガイドレール挿通溝21の中に
は、丸棒状のガイドレール22が挿通されている。な
お、ガイドレール挿通溝21の内径とガイドレール22
の外径とはほぼ合致しているため、ガイドレール22は
ガイドレール挿通溝21内に圧入された状態となってい
る。また、本実施形態のガイドレール22は、少なくと
もアルミニウムよりも硬質な金属材料、例えばステンレ
ス(より具体的にはSUJ2)からなる。また、同ガイ
ドレール22は、シリンダチューブ2よりも若干長くな
っている。ガイドレール22の両端部22aは先細り形
状になっており、その両端部22aはエンドカバー8,
9の内面側に設けられた非貫通の固定穴14内に圧入さ
れている。
【0029】図3,図4に示されるように、スライダ6
には左右2本ずつ、合計4本のボール周回経路23,2
4が形成されている。ボール周回経路23,24は、断
面円形状(ただし、摺動面においては断面不完全円形
状)であって、スライダ6の長手方向に沿って円環状に
延びている。第1のボール周回経路23及び第2のボー
ル周回経路24内には、それぞれ多数個のボールベアリ
ング25が移動可能にかつ脱離不能に収容されている。
即ち、このシリンダ1では、4つのベアリング列26,
27が構成されていることになる。
【0030】第1のボール周回経路23内に収容された
ボールベアリング25は、縦ベアリング列26を構成す
る。縦ベアリング列26は、ガイドレール22の周面に
対して、シリンダチューブ2の上面の方向から摺接す
る。一方、第2のボール周回経路24内に収容されたボ
ールベアリング25は、横ベアリング列27を構成す
る。横ベアリング列27は、ガイドレール22の周面に
対して、シリンダチューブ2の側面の方向から摺接す
る。従って、縦ベアリング列26と横ベアリング列27
とは、ガイドレール22を基準として約90°をなすよ
うに配置されていると捉えることができる。そして、こ
れらのベアリング列26,27により、縦方向及び横方
向の荷重が支承されるようになっている。
【0031】次に、このシリンダ1を製造する方法の一
例を紹介する。まず、シリンダ1を構成する各部材を、
それらに適した手法に従って個々に製造する。例えば、
シリンダチューブ2はアルミニウムを材料とした押出成
形によって製造される。その際、ガイドレール挿通溝2
1も同時に形成される。従って、得られるガイドレール
挿通溝21は等断面形状となる。次いで、ロッド4をエ
ンドカバー8のロッド貫通孔12に挿通させるととも
に、ロッド4の非突出端にピストン3を接続する。そし
て、同ピストン3をシリンダチューブ2内に収容し、か
つエンドカバー8をシリンダチューブ2に固定する。次
いで、シリンダチューブ2のヘッド側の端面から、ガイ
ドレール22をガイドレール挿通溝21内に圧入した
後、シリンダチューブ2にエンドカバー9を固定する。
すると、ガイドレール22の両端部22aが、両エンド
カバー8,9の固定穴14内に圧入された状態となる。
以上の結果、シリンダチューブ2に対してガイドレール
22が固定される。なお、スライダ6及び連結プレート
13の取り付けは、基本的にはどの時点においてなされ
てもよい。
【0032】以下、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)本実施形態の構成では、シリンダチューブ2とス
ライダ6との摺動面にガイドレール挿通溝21が設けら
れている点が特徴的である。このため、従来のシリンダ
とは異なり、シリンダチューブ2の側部を大きく突出さ
せ、そこをレール取付部として用いる必要がない。よっ
て、シリンダ1全体の大型化を回避することができる。
また、シリンダチューブ2の断面積が特に増えることが
ないので、それに伴う材料コストの高騰も避けられる。
【0033】(ロ)さらに、この構成ではスライダ6と
ガイドレール22とが近接していることから、両者6,
22を連結するための構成(例えば上記の摺動部材や連
結プレート等)が不要になる。このため、シリンダ1に
おける移動部材の総重量が増えることもなく、シリンダ
1の動作性能の悪化を確実に回避することができる。勿
論、両者6,22を連結するための構成が不要になるこ
とは、同時にシリンダ1の低コスト化にも貢献する。ま
た、連結のための構成を支持する部分をシリンダチュー
ブ2に突設することも不要であるため、シリンダチュー
ブ2側の総重量が増えることもない。以上の結果、装置
全体の軽量化が達成される。
【0034】なお、スライダ6が移動する際、ベアリン
グ列26,27を構成する個々のボールベアリング25
とガイドレール22の周面とが摺接する。その結果、ス
ライダ6とシリンダチューブ2との間の摺動抵抗の低減
が図られる。以上のことも、動作性能の悪化を回避する
のに確実に役立っている。
【0035】(ハ)本実施形態によると、ガイドレール
挿通溝21内にガイドレール22を圧入することによ
り、そのガイドレール22がシリンダチューブ2側に固
定されている。このように長手方向に沿って延びるガイ
ドレール挿通溝21は、シリンダチューブ2の押出成形
工程において同時に形成されることができる。従って、
ガイドレール挿通溝21を形成するために余分な工程が
必要になるというわけではなく、シリンダ1の低コスト
化を妨げないという利点がある。
【0036】(ニ)本実施形態によると、ガイドレール
挿通溝21は断面不完全円形状であり、その中には丸棒
状のガイドレール22が挿通されている。このため、ガ
イドレール22は、その周面の一部を摺動面に露出させ
た状態でシリンダチューブ2に固定される。また、本実
施形態では、両者21,22の径はほぼ合致しており、
かつガイドレール挿通溝21は220°の円弧を有する
ものである。ゆえに、ガイドレール22をガイドレール
挿通溝21内に圧入することが可能となっている。この
ため、例えば、ガイドレール22をガイドレール挿通孔
21に遊嵌する構成を採った場合に比較して、シリンダ
チューブ2へのガイドレール22の固定を確実なものと
することができる。また、ガイドレール22の圧入が可
能となることによって、シリンダ1の組み付けの容易化
を図ることができる。
【0037】特に実施形態によると、ガイドレール挿通
溝21の開口部21aが狭窄しているため、挿通された
ガイドレール22がガイドレール挿通溝21から離脱し
にくくなるという利点がある。
【0038】(ホ)本実施形態では、ガイド機構が2組
構成されている。また、個々のガイド機構は、1本のガ
イドレール22と、それに摺接する2つのベアリング列
26,27とにより構成されている。従って、スライダ
6の縦方向及び横方向の荷重が確実に支承され、スライ
ダ6がスムーズにガイドされるようになっている。な
お、この構成であると、ガイドレール22の本数がガイ
ド機構1単位につき1本で足りるという利点がある。
【0039】(ヘ)本実施形態の組み付け方法による
と、ガイドレール挿通溝21内に圧入されたガイドレー
ル22が、一対のエンドカバー8,9によって挟み込ま
れた状態となる。このため、シリンダチューブ2に対し
てガイドレール22が確実に固定される。ゆえに、この
組み付け方法によると、ネジ等のような締結具を用いる
必要がなくなり、シリンダ1の組み付けがより簡単にな
る。
【0040】なお、本発明は例えば次のように変更する
ことが可能である。 (1)本発明は、シリンダ1以外のものにも具体化され
ることができる。図6には、別例1としてスライダガイ
ド31が示されている。同図のスライダガイド31は、
上記実施形態のガイド機構と同様の基本構成を有する。
よって、かかる部分については同じ部材番号を付すのみ
とし、その詳細な説明を省略する。スライダガイド31
を構成するスライダ支持体32は、等断面形状をしたア
ルミニウム製の押出成形品である。スライダ支持体32
の上面中央部32aは上方向に突出した凸状になってお
り、そこにはスライダ6がその長手方向に沿って移動可
能に係合されている。なお、スライダ6の下側半分の断
面形状は、前記上面中央部32aの断面形状にほぼ等し
くなるように設計されており、両者6,32aが面接触
している部位が摺動面となっている。
【0041】(2)図7に示される別例2のスライダガ
イド41のように、別例1のスライダガイド31を構成
するスライダ支持体42の内部に空間43を設けてもよ
い。このようにすると、スライダガイド41の軽量化、
及びそれに伴う材料コストの低減を図ることができる。
なお、上記のスライダ支持体42は、押出成形によって
形成することが可能である。
【0042】(3)図8に示される別例3の流体圧シリ
ンダ51では、ガイドレール挿通溝21は、シリンダチ
ューブ52の摺動溝53の両側面53bに2つ、同摺動
溝53の底面53aに4つ設けられている。各ガイドレ
ール挿通溝21の中には、それぞれガイドレール22が
圧入されている。また、スライダ54側には、ボールベ
アリングに代わるものとして、略円柱状のニードルベア
リング55が自転可能に収容されている。そして、これ
らのニードルベアリング55からなるベアリング列56
とガイドレール22とによって、6つのガイド機構が構
成されている。なお、同流体圧シリンダ51は前記実施
形態と同じ方法によって組み付けられることができる。
このような構成であっても、上記実施形態と同様の作用
効果を奏する。
【0043】(4)図9に示される別例4では、ガイド
レール61の周面の一部には、その長手方向に沿って延
びるベアリング摺動凹面61a,61bが形成されてい
る。なお、これらのベアリング摺動凹面61a,61b
は、ガイドレール61の中心軸線を基準として90°を
なす位置な関係にある。従って、スライダ6が移動する
際、ベアリング列26,27を構成する個々のボールベ
アリング25がベアリング摺動凹面61a,61bに摺
接する。ところで、この面61a,61bは凹面である
ので、ボールベアリング25との接触面積は増え、逆に
個々のボールベアリング25に加わる面圧は減少する。
ゆえに、ボールベアリング25の耐久性が向上し、ひい
ては装置全体の耐久性が向上する。なお、別例3のよう
にニードルベアリング55を採用したときには、平坦な
ベアリング摺動面をガイドレール22の周面に設ければ
よいことになる。
【0044】(5)本発明は上記の実施形態等のような
ロッド付きのシリンダ1,51のみに限定されることは
ない。即ち、図10に示される別例5のようなロッドレ
スシリンダ62や、図11に示される別例6のようなロ
ッドレスシリンダ63に具体化されることも勿論許容さ
れる。なお、実施形態と基本的に機能を共通とする部材
については同じ部材番号を付す。従って、当該部分につ
いては実施形態のときと同じ作用効果を奏することはい
うまでもない。
【0045】ここで、前者のロッドレスシリンダ62で
は、スライダ64が脱着可能になっており、縦方向及び
横方向からの荷重が支承されるようになっている。一
方、後者のロッドレスシリンダ63では、スライダ65
が脱着不能となっており、複数方向からの荷重が支承さ
れるようになっている。つまり、後者では両ベアリング
列26,27が互いに90°をなしているものの、双方
とも鉛直方向に対して45°ほど傾斜しているからであ
る。
【0046】(6)図12(a)に示される別例7のス
ライダガイド66では、両ベアリング列26,27の属
する平面(詳細には、第1のボール周回経路23が属す
る平面及び第2のボール周回経路24が属する平面)が
ガイドレール22の中心軸線から若干偏心しており、同
平面が中心軸線を通っている前記実施形態とは異なった
ものとなっている。
【0047】(7)図12(b)に示される別例8のス
ライダガイド67では、両ベアリング列26,27が鉛
直方向に対して20°ほど傾斜している。このような構
成であると、ベアリング列26,27を傾斜させない実
施形態等の構成に比べて、スライダ6の高さが低くなる
という利点がある。このことはスライダ6の軽量化・小
型化、ひいては装置全体の軽量化・小型化に貢献する。
また、ガイドレール61の周面の一部にベアリング摺動
凹面61a,61bが形成されていることも、同じくス
ライダ6の軽量化・小型化に貢献する。
【0048】(8)ガイドレール収容部であるガイドレ
ール挿通溝21は、スライダ6,54側に形成されても
よく、さらにはスライダ6,54及びスライダ支持体
2,32…の両方側に形成されてもよい。
【0049】(9)ガイドレール22,61は丸棒状で
なくてもよく、例えば角棒状でもよい。また、必ずしも
棒状である必要はなく、例えば管状や板状であっても構
わない。
【0050】(10)ガイドレール収容部21は、スラ
イダ支持体2,32…の全長にわたっていなくてもよ
く、部分的に設けられていてもよい。また、ガイドレー
ル収容部21は必ずしも溝状でなくてもよく、例えば段
部状でもよい。さらに、ガイドレール収容部21は、ス
ライダ支持体2,32…の押出成形後に別の加工法によ
って形成されることも可能である。
【0051】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想を以下に列挙する。 (1) 前記ガイドレール収容部は、前記シリンダチュ
ーブ側に設けられかつその長手方向に沿って延びるガイ
ドレール挿通溝である請求項6に記載のガイド機構付き
流体圧シリンダ。
【0052】(2) 前記ガイドレール挿通溝は断面不
完全円形状であり、その中には丸棒状のガイドレールが
挿通されている技術的思想(1) に記載のガイド機構付き
流体圧シリンダ。
【0053】(3) 前記ガイドレール挿通溝の開口部
は狭窄している技術的思想(2) に記載のガイド機構付き
流体圧シリンダ。 (4) 前記ガイドレールの周面の一部には、その長手
方向に沿って延びるベアリング摺動凹面が形成されてい
る請求項6,技術的思想(1) 〜(3) のいずれか1項に記
載のガイド機構付き流体圧シリンダ。
【0054】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「連結プレート: 遠く離れたスライダ支持体に対して
スライダをガイドするための手段としてスライダに装着
される部材の一種である。」
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、動作性能の悪化やコスト高を伴うことな
しに全体の小型化を達成することができるスライダのガ
イド機構を提供することができる。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、低コスト化に向いたものとすることができ
る。請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加え
て、ガイドレールをガイドレール挿通溝内に圧入するこ
とが可能となり、スライダ支持体へのガイドレールの固
定を確実になものとすることができる。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、挿通されたガイドレールがガイドレール挿通
溝から離脱しにくくなるため、ガイドレールの固定がよ
りいっそう確実なものとなる。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、上記効果
に加えて、個々のベアリングに加わる面圧が減少するこ
とにより、耐久性の向上を図ることができる。請求項6
に記載の発明によれば、動作性能の悪化やコスト高を伴
うことなしに全体の小型化を達成することができるガイ
ド機構付き流体圧シリンダを提供することができる。
【0059】請求項7に記載の発明によれば、上記の優
れたガイド機構付き流体圧シリンダを簡単に組み付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態におけるガイド
機構付き流体圧シリンダを示す側断面図。
【図2】同じくそのシリンダを別の箇所で切ったときの
側断面図。
【図3】同じくそのシリンダのガイド機構を示す部分拡
大側断面図。
【図4】同じくそのシリンダのガイド機構を示す部分拡
大正断面図。
【図5】(a)は収縮状態にあるシリンダを示す概略正
面図、(b)は伸長状態にあるシリンダを示す概略正面
図。
【図6】別例1のスライダガイドを示す側断面図。
【図7】別例2のスライダガイドを示す側断面図。
【図8】別例3のガイド機構付き流体圧シリンダを示す
側断面図。
【図9】別例4のガイド機構付き流体圧シリンダのガイ
ド機構を示す部分拡大正断面図。
【図10】別例5のガイド機構付き流体圧シリンダ(ロ
ッドレスシリンダ)を示す側断面図。
【図11】別例6のガイド機構付き流体圧シリンダ(ロ
ッドレスシリンダ)を示す側断面図。
【図12】(a)は別例7のスライダガイドを示す側断
面図、(b)は別例8のスライダガイドを示す側断面
図。
【図13】従来のガイド機構付き流体圧シリンダを示す
側断面図。
【符号の説明】
1,51,62,63…ガイド機構付き流体圧シリン
ダ、2,52…スライダ支持体としてのシリンダチュー
ブ、6,54,64,65…スライダ、8,9…エンド
カバー,21…ガイドレール収容部としてのガイドレー
ル挿通溝、21a…開口部、22,61…ガイドレー
ル、26…縦ベアリング列、27…横ベアリング列、3
1,41,66,67…スライダガイド、32,42…
スライダ支持体、56…ベアリング列、61a,61b
…ベアリング摺動凹面。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライダ支持体(2,32,42,52)
    の長手方向に沿って移動するスライダ(6,54,6
    4,65)をガイドするためのガイドレール(22,6
    1)を備えたスライダのガイド機構において、 前記スライダ支持体(2,32,42,52)と前記ス
    ライダ(6,54,64,65)との摺動面において両
    者のうちの一方にガイドレール収容部(21)を設ける
    とともに、そのガイドレール収容部(21)内に前記ガ
    イドレール(22,61)を収容し、前記両者のうちの
    他方にそのガイドレール(22,61)に対して摺接す
    るベアリング列(26,27,56)を設けたスライダ
    のガイド機構。
  2. 【請求項2】前記ガイドレール収容部(21)は、前記
    スライダ支持体(2,32,42,52)側に設けられ
    かつその長手方向に沿って延びるガイドレール挿通溝
    (21)である請求項1に記載のスライダのガイド機
    構。
  3. 【請求項3】前記ガイドレール挿通溝(21)は断面不
    完全円形状であり、その中には丸棒状のガイドレール
    (22,61)が挿通されている請求項2に記載のスラ
    イダのガイド機構。
  4. 【請求項4】前記ガイドレール挿通溝(21)の開口部
    (21a)は狭窄している請求項3に記載のスライダの
    ガイド機構。
  5. 【請求項5】前記ガイドレール(61)の周面の一部に
    は、その長手方向に沿って延びるベアリング摺動凹面
    (61a,61b)が形成されている請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載のスライダのガイド機構。
  6. 【請求項6】シリンダチューブ(2,52)の長手方向
    に沿って移動するスライダ(6,54,64,65)を
    ガイドするためのガイドレール(22,61)を備えた
    ガイド機構付き流体圧シリンダ(1,51,62,6
    3)において、 前記シリンダチューブ(2,52)と前記スライダ
    (6,54,64,65)との摺動面において両者のう
    ちの一方にガイドレール収容部(21)を設けるととも
    に、そのガイドレール収容部(21)内に前記ガイドレ
    ール(22,61)を収容し、前記両者のうちの他方に
    そのガイドレール(22,61)に対して摺接するベア
    リング列(26,27,56)を設けたことを特徴とす
    るガイド機構付き流体圧シリンダ。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のガイド機構付き流体圧シ
    リンダ(1,51,62,63)を組み付ける方法であ
    って、前記ガイドレール収容部(21)内に前記ガイド
    レール(22,61)を前記シリンダチューブ(2,5
    2)の長手方向に沿って挿通するとともに、その挿通さ
    れたガイドレール(22,61)の両端を前記シリンダ
    チューブ(2,52)両端のエンドカバー(8,9)に
    対して固定するガイド機構付き流体圧シリンダの組み付
    け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1045158A1 (de) * 1999-03-31 2000-10-18 Festo AG & Co Schlitten-Antriebsvorrichtung
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