JPH09142754A - エレベータの運行制御装置 - Google Patents

エレベータの運行制御装置

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JPH09142754A
JPH09142754A JP29989195A JP29989195A JPH09142754A JP H09142754 A JPH09142754 A JP H09142754A JP 29989195 A JP29989195 A JP 29989195A JP 29989195 A JP29989195 A JP 29989195A JP H09142754 A JPH09142754 A JP H09142754A
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JP
Japan
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elevator
fire
floor
control device
signal
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JP29989195A
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English (en)
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Masaaki Nakazato
眞朗 中里
Koji Maeda
孝二 前田
Norio Eguchi
則男 江口
Kazuo Oshima
一夫 大島
Masahiro Yamagami
雅弘 山上
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N T T FACILITIES KK
Hitachi Ltd
NTT Facilities Inc
Original Assignee
N T T FACILITIES KK
Hitachi Ltd
NTT Facilities Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災に関係する検知器が動作し、かつ、火災
と確定できない場合、係員の状況把握を速やかに可能と
する。 【解決手段】 火災検知器1a〜1f信号は、防災盤の
異常信号発生装置2に送られ、火災信号として運行制御
装置3に送られる。異常信号判定部31で受信信号が火
災管制信号か、火災と確定できない第2の管制信号かを
判定する。第2の管制信号の場合は、直行エレベータ選
択部32で係員のいる階へ直行できるエレベータを選択
し、運行制御部35によりエレベータをその階に直行さ
せ、係員の乗り込み検知後、火災信号発生階へ直行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
装置に係り、特にビルの各種設備機器の異常を検知する
検知器やセンサが動作し、または誤動作した場合のエレ
ベータ管制運転の制御に好適なエレベータの運行制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術としては、例えば火災
信号発生時に、日本エレベータ協会標準JEASーB4
02B(標改57ー1)第8項にあるように、一般のエ
レベータは避難階に復帰し、停止させ、非常用エレベー
タを管制運転状態にして対応するという方法が一般的で
あった。また、特開平2ー10581には非常用エレベ
ータと一般エレベータが併設されている場合の誤操作を
阻止するような運行方法について述べれられている。ま
た、火災管制ではないが、地震管制については、地震の
初期微動に相当する信号を検知し、事前に最寄り階停止
して地震による被害や閉じこめを事故を事前に防ぐとい
うものが一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、火
災発生時に一般のエレベータが利用されることを阻止
し、火災による事故を未然に防ぎ、人命を危険にさらさ
ないという点では優れている。しかし、火災検知に用い
られる煙感知器などは、煙草のけむりなどによって火災
以外にも警報を発することも少なくなく、このような場
合にも実際の火災発生の有無に係わらずエレベータを火
災管制運転状態にするとエレベータの利便性を著しく損
なう可能性がある。また、火災管制運転に入ると上記従
来技術で示したように、最寄り階停止や避難階復帰運転
が行われるため、乗客に余分の不安を与えることになる
上に、実際の火災かどうかを係員が判定するには非常用
エレベータを呼び出して運行させ、この到着を待ってこ
れを利用するか、階段を利用することになる。このため
煙草の煙などによる誤動作の場合でも火災運転から通常
運転に復帰するまで長時間かかる場合がある。
【0004】以上の状況は、火災信号以外のビル設備機
器の異常信号発生時や、防犯信号発生時も同様であり、
初期動作の迅速化が望まれている。
【0005】本発明の目的はかかる不具合を改善し、火
災信号以外のビル設備機器の異常信号発生時や防犯信号
発生時、あるいは真に火災が発生しているのかどうか確
定できない場合に係員が速やかに状況を把握し、不要な
エレベータの停止を防ぎ、速やかな異常対処とエレベー
タのサービス性向上を行うことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、エレベータの制御装置に例えば煙検知器などの火災
発生情報から検知器は動作しているが火災と確定できな
い状態であることを示す第2の管制信号を受信する手
段、係員のいる階に直行するエレベータまたは、最短時
間で到着可能なエレベータを決定する手段、該係員が待
機している階に到着したエレベータを異常発生階まで直
行させる手段を備える。また、係員の乗り込みを検知す
る手段として、ホール呼びボタン、かご呼びボタンを所
定の手順で操作することにより係員の乗り込みを示す手
段、または、無線、赤外線等によって係員を識別する手
段を利用するとよい。
【0007】具体的には、各種ビル設備の異常を検出す
る手段と、当該異常を検出する手段から入力される信号
に応じてエレベータの運行を制御する手段とを有するエ
レベータの運行制御装置において、前記運行を制御する
手段が、前記異常を検出する手段から入力される信号を
受けてビルを管理する者が待機している階に直行させる
エレベータを選択する手段と、当該選択する手段によっ
て選択されたエレベータを前記管理する者が待機してい
る階に直行させる手段とを含んでいることを特徴として
いる。
【0008】この場合、前記運行を制御する手段は、前
記直行させる手段によって直行した階に前記エレベータ
を待機させる手段を含み、また、管理する者がエレベー
タに乗り込んだ後、異常と判定されたビル設備のいずれ
かが存在する階にエレベータを直行させる手段を含んで
構成される。なお、前記ビル設備としては、空気調和設
備、給排水衛生設備、ガス設備、電気設備、防災設備、
防犯設備の少なくとも1つの設備が対象となり、この場
合、管理する者とは、例えばビルの管理人室、防災セン
タ、管理部門など設備機器の管理防犯業務に携わる者を
いう。
【0009】さらに、この場合、前記管理する者がエレ
ベータに乗り込んだことを判定する手段をさらに設ける
とよい。前記乗り込んだことを判定する手段は、ホール
呼びボタンまたはかご呼びボタンがあらかじめ設定され
た手順で操作されたとき、無線により管理する者の存在
が通知されたとき、および赤外線により管理する者の存
在が通知されたときのいずれかの条件を判定の基準とし
ている。
【0010】なお、前記異常を検出する手段から入力さ
れる信号の中には、煙感知器、火災感知器、火災管制装
置、ビル管理装置を含む火災情報を検出するいずれかの
手段に基づいて判断される火災と確定できない信号が含
まれる。この火災と確定できない信号とは、異常を検出
する手段のいずれかが異常信号を出力したときに、当該
異常信号を出力した異常を検出する手段に近接する他の
異常を検出する手段が異常信号を出力しないときに出力
される信号等である。
【0011】また、前記直行させるエレベータを選択す
る手段は、端階サービス中のエレベータ、方向が特定さ
れていない無方向のエレベータ、サービスが終了し停止
中のエレベータ、手動運転中のエレベータのいずれかか
ら最適のエレベータを選択するように設定され、前記直
行させる手段は、選択された直行するエレベータのホー
ル呼び割当てを阻止し、あるいは、かご呼びボタンの呼
びを無効にするように設定される。
【0012】上記構成とすることによって、異常を検出
する出力によって異常が検出され、あるいは、火災と確
定できない信号を受信すると直行エレベータを選択する
手段によりエレベータが選択され、管理する者のいる階
に直行可能なエレベータまたは最短時間で到着するエレ
ベータを選択し、エレベータを直行させる手段によって
管理する者が待機している階に直行させる。このとき、
異常階まで直行させる手段により該エレベータの他のホ
ール呼び及びかご呼びの登録を阻止し、係員の乗り込み
後に前記異常発生階まで直行させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。
【0014】図1は本発明の実施形態に係るエレベータ
制御装置の全体的な構成を示す構成図である。ここでは
火災検知器の異常を例に説明する。
【0015】各階のあらかじめ設定された箇所には複数
の火災検知器1a,1b,1c,1d,1e,1fが例
えば設置されており、この火災報知器の検知信号は防災
盤の異常信号発生装置2に入力されるようになってい
る。一方、エレベータの運行制御装置3には、異常信号
判定部31、直行エレベータ選択部32、乗りかご情報
収集部33、ホール呼び情報収集部34および運行制御
部35が設けられている。異常信号判定部31には前記
防災盤の異常信号発生装置2から出力された信号が入力
されるようになっており、ホール呼び情報収集部34に
は各ホールに設置されたホール呼び装置61〜6nから
ホール呼びが入力される。一方、乗りかご51,52,
53,54にはそれぞれ号機制御装置41,42,4
3,44が割当てられ、当該号機制御装置41〜44か
ら乗りかご情報収集部33に必要な情報が入力され、運
行制御部35から号機制御装置41〜44にそれぞれ必
要な制御情報が出力される。なお、直行エレベータ選択
部32には、異常信号判定部31、ホール呼び情報収集
部34および乗りかご情報収集部33からそれぞれ制御
に必要な信号が入力され、運行制御部35には、異常信
号判定部31、ホール呼び情報収集部34、乗りかご情
報収集部33および直行エレベータ選択部32から制御
に必要な信号が入力される。
【0016】このように大略構成すると、火災検知器1
a〜1fで検知した信号は、ビルの防災盤に送られ、管
制信号としてエレベータの運行制御装置3に送られる。
運行制御装置3は、異常信号(管制信号)判定部31に
よって受信した信号が実際に火災発生を検知した火災
(第1の)管制信号か、火災と確定できない第2の管制
信号であるかを判定する。火災と確定できない第2の管
制信号を受信した場合は、直行エレベータ選択部32に
よって乗りかご情報収集部33が収集した号機制御装置
41〜44から送られる乗りかご51〜54の情報とホ
ール呼び情報収集部34の情報に基づいて係員(管理す
る者)のいる階へ直行できるか、またはもっとも速やか
に到着できるエレベータを選択する。直行エレベータ選
択部33が選択したエレベータは運行制御部35によっ
て係員のいる階に直行させる。運行制御部35は、係員
のいる階で係員の乗り込みを検知した後、直行エレベー
タ選択部32に選択された乗りかご51〜54の何れか
を異常発生階へ直行させるように号機制御装置41〜4
4に指示する。この間、運行制御装置35は、選択され
た直行エレベータ51〜54の何れかに他のホール呼び
が割り当てられることを阻止し、また、係員のいる階で
係員以外の人が乗り込んでもかご呼びの登録を阻止す
る。このとき、乗り場や乗りかごに表示器があれば、管
制運転中であることをこれらに表示しても良い。係員が
異常発生階に行き、状況把握後、火災が発生していれ
ば、速やかに本来の火災管制運転を実施させても、上記
対応が迅速であるため支障は生じない。
【0017】このように構成し、制御する本実施形態に
よれば、火災と確定できない状況下での係員の状況把握
を速やかに行うことができ、エレベータの不要な停止を
防ぎ、また、利用者に余分な不安を与えずに係員が状況
を把握することが可能となる。
【0018】図2は、本実施形態の動作手順を示すフロ
ーチャートである。この動作手順では、エレベータの運
行制御装置3が防災盤の異常信号発生装置2から異常信
号が送られてきたことを検知すると本プログラムが起動
される。まず、防災盤の異常信号発生装置2から異常信
号を受信すると(ステップ201)、異常信号判定部3
1でその異常信号が、火災管制信号か火災と確定できな
い第2の管制信号であるかを判定する(ステップ20
2)。判定結果が火災管制信号か火災と判定できない第
2の管制信号かを調べ、火災管制信号であるならば火災
管制運転に移り(ステップ203)、火災と判定できな
い第2の管制信号の場合は、係員のいる階に直行できる
エレベータを選択する(ステップ204)。次に、以降
発生するホール呼び割り当て対象から選択したエレベー
タを除外し、かご呼びの登録も阻止する(ステップ20
5)。その後、係員のいる階へ該選択したエレベータを
直行させる(ステップ206)。直行したエレベータへ
の係員の乗り込みを検知すると(ステップ207)、異
常信号判定部31からの情報から異常信号発生階を調べ
(ステップ208)、次に運行制御部35は、該異常信
号発生階まで係員を乗せて直行するように号機制御装置
41〜44の該当する号器制御装置に信号を送り、異常
信号発生階まで前記直行エレベータを直行させる(ステ
ップ209)。
【0019】このようにして、火災発生と確定できない
場合には、係員が速やかに異常信号発生階に到着し、火
災であれば直ちに火災報知器等によりビル全体を火災管
制状態にし、エレベータも火災管制運転に入ることによ
って被害を最小限に防ぐことができ、火災でなければ、
これを確認した後に第2の管制状態を解除することによ
って、エレベータの長時間の停止等のサービス低下を防
ぐことができる。また、異常信号の発生場所に係員が円
滑かつ速やかに到着できるので、火災に発展しそうな煙
草の火の不始末などにも対処できるため、火災の発生を
未然に防ぐといった効果も期待できる。
【0020】図3にこのような制御をさらに詳しく説明
するための説明図である。ここでは、No.1、No.
2、No.4のエレベータが下向きでNo.3が上向き
で運行状態にあり、6階に管制室等が設けられて当該管
制室に係員がいるものとする。今、3階で異常信号が発
生したとすると、6階の係員のいる階に直行できるエレ
ベータを選択する。ここでは、人の乗っていないNo.
1号機が直行できるものとして選択される。このとき7
階でホール呼びが発生したとすると、通常では待ち時間
の短いNo.1が割り当てられるが、No.1は直行エ
レベータとして選択された後は、割当てから除外される
ので、このホール呼びはNo.2に割り当てられる。N
o.1は、6階に到着した後、係員の乗り込みを検知す
るまで、6階に停止する。乗り込みを検知した後、異常
信号発生階である3階に直行する。この間もたとえば4
階にホール呼びが発生しても、No.1は割当て対象か
ら除外されているので、No.2がこのホール呼びにも
サービスすることになる。
【0021】図4は、係員の乗り込み検知方法の例であ
る。ホール呼びボタンまたは、かご呼びボタン、無線、
赤外線などによる識別手段により、係員の乗り込みを検
知する。ホール呼びボタン61〜6n、乗りかご51〜
54に設けられたかご呼びボタン71,72,73,7
4を用いて識別する場合は、所定の順序で各ボタン61
n〜6n、71〜74を操作するとその入力結果は、ホ
ール呼び情報収集部34または乗りかご情報収集部33
に送られ、運行制御装置3内に別途設けられた係員識別
部36に送られる。係員識別部36は、同様に別途設け
られた係員データ格納部37の係員識別データと該ボタ
ン入力情報を比較し、直行エレベータに乗った人が係員
かどうかを識別する。無線、赤外線等による場合は、係
員の持った無線発信器8−1、赤外線発信器8−2等の
信号を無線受信機9−1、赤外線受信機9−2等で受信
し、その信号を係員識別部36に送る。このように識別
した結果は、運行制御部35に送られ、運行制御部35
は、係員識別部36によって直行エレベータへの係員の
乗り込みが確認されると該直行エレベータを異常信号発
生階に直行させる。
【0022】本実施形態によれば、待機中の直行エレベ
ータが係員の乗り込みを確実に検知できるので、係員以
外の人物が乗り込んで直行エレベータを利用することを
防ぐことができ、特に、ボタンを用いる場合には、余分
な付加装置を設けずに実現することができる。
【0023】以上、上記実施形態の説明は、火災検知器
の動作時を例にとって説明したが、その他のビル設備機
器の異常検知器の動作時の場合も同じであり、又、防犯
検知器の動作時も同じである。
【0024】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、本発
明によれば、ビル設備のいずれかに異常が発生した場合
のみならず、煙検知器など火災発生を予期させる信号に
より、火災と確定できない状況である場合には、エレベ
ータを係員のいる階に直行させ、係員の乗り込み後に異
常発生階に直行することにより、実際の状況を係員が速
やかに把握できるようにして、エレベータの無駄な停止
によるサービス低下を回避させ、初期消火などの速やか
な異常対処が可能となり、その結果、サービス性の向上
を図ることができる。
【0025】また、ビルの設備機器の異常や、防犯セン
サの動作時も、速やかに係員の点検が行えるので、被害
を最小限に食い止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るエレベータの運行制御
装置の全体的な構成を示す構成図である。
【図2】実施形態における動作手順の概略を示すフロー
チャートである。
【図3】実施形態におけるエレベータの運行制御を説明
するための説明図である。
【図4】実施形態における係員の乗り込み検知方法を説
明するための説明図である。
【符号の説明】
1a〜1f 検知器 2 異常信号発生装置(防災盤) 3 運行制御装置 31 異常信号判定部 32 直行エレベータ選択部 33 乗りかご情報収集部 34 ホール呼び情報収集部 35 運行制御部 41〜44 号機制御装置 51〜54 乗りかご 61〜6n ホール呼びボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 孝二 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 江口 則男 東京都港区港南1丁目9番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 大島 一夫 東京都港区港南1丁目9番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内 (72)発明者 山上 雅弘 東京都港区港南1丁目9番1号 株式会社 エヌ・ティ・ティファシリティーズ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種ビル設備の異常を検出する手段と、
    当該異常を検出する手段から入力される信号に応じてエ
    レベータの運行を制御する手段とを有するエレベータの
    運行制御装置において、 前記運行を制御する手段が、 当該異常を検出する手段から入力される信号を受けてビ
    ル設備管理者が在席する階に直行させるエレベータを選
    択する手段と、 当該選択する手段によって選択されたエレベータを前記
    管理者が在席する階に直行させる手段と、を含んで構成
    されていることを特徴とするエレベータの運行制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記運行を制御する手段は、前記直行さ
    せる手段によって直行した階に前記エレベータを待機さ
    せる手段をさらに含んでいることを特徴とする請求項1
    記載のエレベータの運行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記運行を制御する手段は、管理する者
    がエレベータに乗り込んだ後、前記異常を検出する手段
    によって異常と判定されたビル設備のいずれかが備えら
    れた階にエレベータを直行させる手段をさらに含んでい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ
    の運行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記管理する者がエレベータに乗り込ん
    だことを判定する手段をさらに備えていることを特徴と
    する請求項3記載のエレベータの運行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記乗り込んだことを判定する手段は、
    ホール呼びボタンまたはかご呼びボタンがあらかじめ設
    定された手順で操作されたとき、無線により管理する者
    の存在が告知されたとき、および赤外線により管理する
    者の存在が告知されたときのいずれかによって管理する
    者がエレベータに乗り込んだことを判定することを特徴
    とする請求項4記載のエレベータの運行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ビル設備が、空気調和設備、給排水
    衛生設備、ガス設備、電気設備、防災設備、防犯設備の
    少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の
    エレベータの運行制御装置。
  7. 【請求項7】 前記異常を検出する手段は、煙感知器、
    火災感知器、火災管制装置、ビル管理装置を含む火災情
    報を検出するいずれかの手段から出力される信号に応じ
    て火災と確定できない信号を出力することを特徴とする
    請求項1記載のエレベータの運行制御装置。
  8. 【請求項8】 前記火災と確定できない信号とは、異常
    を検出した手段に近接する他の異常を検出する手段が異
    常信号を出力しない場合であることを特徴とする請求項
    7記載のエレベータの運行制御装置。
  9. 【請求項9】 前記直行させるエレベータを選択する手
    段は、端階サービス中のエレベータ、方向が指示されて
    いない無方向のエレベータ、サービスが終了し停止中の
    エレベータ、手動運転中のエレベータのいずれかから最
    適のエレベータを選択することを特徴とする請求項1記
    載のエレベータの制御装置。
  10. 【請求項10】 前記直行させる手段は、選択された直
    行するエレベータのホール呼び割当てを阻止することを
    特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  11. 【請求項11】 前記直行させる手段は、かご呼びボタ
    ンの呼びを無効にすることを特徴とする請求項1記載の
    エレベータの制御装置。
JP29989195A 1995-11-17 1995-11-17 エレベータの運行制御装置 Pending JPH09142754A (ja)

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