JPH09141848A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

Info

Publication number
JPH09141848A
JPH09141848A JP7326548A JP32654895A JPH09141848A JP H09141848 A JPH09141848 A JP H09141848A JP 7326548 A JP7326548 A JP 7326548A JP 32654895 A JP32654895 A JP 32654895A JP H09141848 A JPH09141848 A JP H09141848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
adhesive
temperature
plate
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7326548A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Ozawa
博和 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7326548A priority Critical patent/JPH09141848A/ja
Priority to US08/745,836 priority patent/US6003968A/en
Publication of JPH09141848A publication Critical patent/JPH09141848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1621Manufacturing processes
    • B41J2/1623Manufacturing processes bonding and adhesion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14274Structure of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/16Production of nozzles
    • B41J2/1607Production of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/1612Production of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17593Supplying ink in a solid state
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14387Front shooter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドを構成する部材間の接
着に、部材間の熱膨張率差の大きさに応じた接着剤を用
いることにより、インクジェットヘッドの耐久性および
印字品質を高める。 【解決手段】 圧電素子35およびダイアフラム34を
接着する接着層37と、ダイアフラム34およびキャビ
ティプレート31を接着する接着層35とを形成する接
着剤とには、ヘッド温度でガラス転移する接着剤を用
い、キャビティプレート31およびノズルプレート32
を接着する接着層48と、圧電素子36およびマニホー
ルドプレート38を接着する接着層49とには、ヘッド
温度ではガラス転移しない接着剤を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形のインクを溶
融させてノズルから印刷用紙にインクを吐出して印刷を
行う、ホットメルト型のインクジェットヘッドであっ
て、そのインクジェットヘッドを構成する部材間の熱膨
張率差の大きさに起因するインクの吐出性能の劣化を防
止することができるものとして好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】上記インクジェットヘッド(以下、ヘッ
ドと略称する)としては、ノズルが形成されたインク室
内に発熱素子が設けられており、その発熱素子を通電し
て加熱することにより、気泡を発生させ、その気泡によ
る圧力によりインクをノズルから吐出させる、いわゆる
サーマル方式のものが知られている。また、圧電材料で
形成された圧電膜と、この圧電膜に電圧を印加する電極
膜とを積層した圧電素子がインク室上に設けられてお
り、上記電極膜に電圧を印加することにより、上記圧電
素子に圧電効果を生じさせて変位させ、この変位により
上記インク室の容積を変化させてノズルからインクを吐
出させる、いわゆる圧電方式のものが知られている。
【0003】上記圧電方式のヘッドの構成について図を
参照して説明する。なお、従来のヘッドと本発明に係る
ヘッドとは、基本的な構成が同じであることら、便宜の
ために本発明に係るヘッドの構成を説明する図を用い
る。図2は、本発明に係るヘッドの部分断面説明図であ
り、図3は、図2に示すヘッドを側面方向から見た部分
断面説明図である。ダイアフラム(振動板)34は、ア
ラミドフィルムで形成されており、その上面には、圧電
材料で形成された圧電素子36が、接着層37により接
着されている。ダイアフラム34の下面には、PES
(ポリ・エーテル・サルフォン)で形成されたキャビテ
ィプレート31が接着層35により接着されている。
【0004】キャビティプレート31内には、複数のイ
ンク室30が形成されており、キャビティプレート31
の下面には、ニッケルで形成されたノズルプレート32
が接着層48により接着されている。このノズルプレー
ト32には、インクを吐出する複数のノズル33が形成
されている。また、圧電素子36の上面には、圧電素子
36を支持する、アルミナで形成されたベースプレート
50が接着層49により接着されている。さらに、図3
に示すように、圧電素子36の上面には、インク室30
内のインクの溶融状態を保持するためのヒータ42が設
けられている。そして、圧電素子36を駆動させると、
図2(b)に示すように、圧電素子36の圧電効果によ
る変位により、ダイアフラム34が下向きの凸状に変形
され、この変形によりインク室30の容積が変化される
とともにインクが加圧され、インクがノズル33から矢
印方向へ吐出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各接着
層35、37、48および49を形成する接着剤には、
ある温度(たとえば、124℃)でガラス転移する性質
と、熱により劣化する性質とがある。したがって、上記
ヘッドが、ヒータ42によって加熱されて、上記ガラス
転移温度以上(たとえば、125℃)になると、上記接
着剤がガラス転移して軟化し、接着強度が低下するとい
う問題がある。つまり、ヘッドを構成する各構成部材間
に剥離が発生し、ヘッドの耐久性が低下するという問題
がある。特に、ダイアフラム34と、キャビティプレー
ト31および圧電素子37との接着強度が低下すると、
その部分の剛性が低下するため、圧電素子36の変位が
正確にダイアフラム34に伝達されなくなってインクの
吐出性能が劣化し、印字品質が低下するという問題が生
じる。
【0006】一方、上述のように、キャビティプレート
31、ノズルプレート32、ダイアフラム34、圧電素
子36およびベースプレート50は、それぞれ異なる材
料で形成されているため、熱膨張係数が、それぞれ異な
る。特にキャビティプレート31の熱膨張係数が、25
×10-6であるのに対して、ダイアフラム34の熱膨張
係数は、2×10-6であり、両者には大きな差異があ
る。したがって、上記ヘッドが、ヒータ42によって加
熱された場合、上記熱膨張係数の差異により、ダイアフ
ラム34およびキャビティプレート31には、他の構成
部材よりも大きさの大きく異なる熱応力が発生するた
め、ダイアフラム34とキャビティプレート31とは、
特に剥離し易くなるという問題がある。つまり、上記剥
離が発生すると、上記ダイアフラム34の振動特性が劣
化するため、インクの吐出性能が低下してヘッドの印字
品質が悪くなるとともに、ヘッドの耐久性が低下すると
いう問題が生じる。なお、熱膨張率を変化させた各種実
験を行った結果、接着する各部材の熱膨張率の差が約3
倍以上開くと熱応力が問題となり、接着部が剥離する虞
が出てくることが分かっている。
【0007】そこで、本発明は、上述した課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、ヘッドを構成する各部材間の熱膨張率差の大きさに
応じた接着剤により、各構成部材間を接着することによ
り、耐久性に富み、かつ、印字品質を高めることができ
るインクジェットヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、加熱溶融され
たホットメルトインクが充填されると共に前記インクを
吐出するノズルと連通するインク室が内部に形成された
キャビティプレートと、前記インク室内のインクを吐出
させる吐出エネルギーを与えるエネルギー発生素子と、
前記インク室内のインクの溶融状態を保持する加熱手段
とが含まれた複数の構成部材により構成されたインクジ
ェットヘッドにおいて、前記複数の構成部材同士のう
ち、熱膨張率の差が小さい構成部材同士は、前記インク
ジェットヘッドの使用時の温度を超える温度でガラス転
移する第1の接着剤により接着されており、熱膨張率の
差が大きい構成部材同士は、前記インクジェットヘッド
の使用時の温度以下の温度でガラス転移する第2の接着
剤により接着されているという技術的手段を採用する。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のインクジェットヘッドにおいて、前記第2の接着剤
は、熱膨張率の差が略3倍以上になる構成部材間に用い
られるという技術的手段を採用する。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載のインクジェットヘッドにおいて、前記第1
の接着剤は、127℃以上の温度でガラス転移するもの
であり、前記第2の接着剤は、前記インクジェットヘッ
ドの使用時の温度よりも40℃以上低いガラス転移温度
を有するものであるという技術的手段を採用する。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載のインクジェットヘッドにお
いて、前記第1および第2の接着剤は、エポキシ系接着
剤であるという技術的手段を採用する。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し4のいずれか1つに記載のインクジェットヘッドにお
いて、前記インクジェットヘッドは、振動板と、この振
動板の一の面に取付けられており、圧電材料及びこの圧
電材料に電圧を印加して圧電効果を生じさせる電極から
なるエネルギー発生素子である圧電素子と、この圧電素
子を前記振動板の取付面とは反対側の面で支持するベー
スプレートと、前記振動板の他の面に取付けられてお
り、その振動板の変位に伴って容積が変化されると共
に、ノズルから溶融されたインクを吐出するインク室が
内部に形成されたキャビティプレートと、このキャビテ
ィプレートに取付けられており、前記インク室に連通し
たノズルが形成されたノズルプレートと、前記インク室
内のインクの溶融状態を保持する加熱手段と、が含まれ
た複数の構成部材により構成されており、前記圧電素子
およびベースプレートと、前記キャビティプレートおよ
びノズルプレートと、前記振動板および圧電素子とは、
それぞれ前記第1の接着剤により接着されており、前記
振動板およびキャビティプレートは、前記第2の接着剤
により接着されているという技術的手段を採用する。
【0013】
【作用】請求項1ないし5に記載の発明では、上記イン
クジェットヘッドを構成する複数の構成部材のうち、熱
膨張率の差が小さい構成部材同士は、上記インクジェッ
トヘッドの使用時の温度を超える温度で、ガラス転移す
る第1の接着剤により接着されており、熱膨張率の差が
大きい構成部材同士は、上記インクジェットヘッドの使
用時の温度以下の温度で、ガラス転移する第2の接着剤
により接着されているため、第1の接着剤により接着さ
れている構成部材同士は、上記インクジェットヘッドの
使用時において、接着剤のガラス転移によって、構成部
材同士の接着強度が低下して、インクジェットヘッドの
耐久性およびインクの吐出性能が劣化するのを防止する
ことができる。
【0014】しかも、上記インクジェットヘッドの使用
時の温度のもとでは、上記第2の接着剤はガラス転移す
るため、その第2の接着剤により接着されている構成部
材間には、ガラス転移により軟化した接着層が形成され
る。したがって、上記インクジェットヘッドの使用時に
おいて、上記構成部材間に異なる大きさの熱応力が発生
した場合であっても、上記軟化した接着剤により、上記
熱応力を吸収することができるため、上記構成部材間の
剥離を防止することができる。つまり、振動板の振動特
性の劣化を防止して、ヘッドの印字品質を高めることが
できる。したがって、ヘッドの耐久性および印字品質を
高めることができる。
【0015】特に、請求項3に記載の発明では、上記第
1の接着剤は、127℃以上の温度でガラス転移するも
のであり、上記第2の接着剤は、上記インクジェットヘ
ッドの使用時の温度よりも40℃以上低いガラス転移温
度を有するものであるため、後述する発明の実施の形態
で述べるように、たとえばヘッドの使用時の温度が12
5℃の場合には、上記第1の接着剤はガラス転移するこ
となく構成部材間の剥離を防止し、上記第2の接着剤は
ガラス転移して構成部材間の熱応力差を吸収することが
できる。
【0016】また、請求項4に記載の発明では、上記第
1および第2の接着剤は、エポキシ系接着剤であるた
め、上記インクと反応し難く、たとえば、シリコン系接
着剤のように、インクにシリコンが溶けだして、印字品
質が劣化するのを防止することができる。
【0017】さらに、請求項5に記載の発明では、上記
圧電素子およびベースプレートと、上記キャビティプレ
ートおよびノズルプレートと、前記振動板および圧電素
子とは、それぞれ上記第1の接着剤により接着されてい
るため、ヘッド使用時の温度のもとでも、それら構成部
材間の接着剤の劣化を防止して剥離を防止することがで
きる。しかも、上記振動板およびキャビティプレート
は、上記第2の接着剤により接着されているため、ヘッ
ド使用時の温度のもとで、それら構成部材間の接着層を
軟化させ、構成部材間の熱応力差を吸収して剥離を防止
することもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図を参照して説明する。なお、本実施の形態では、
ホットメルト型のインクジェットプリンタに用いられる
インクジェットヘッドのうち、複数色のインクを吐出し
てカラー印字を行うカラーインクジェットプリンタ(以
下、プリンタと略称する)に用いられるインクジェット
ヘッド(以下、ヘッドと略称する)を代表に説明する。
まず、上記プリンタの機構について説明する。図1は、
上記プリンタの一部機構を取り出して示す外観斜視図で
ある。
【0019】図1に示すように、上記プリンタには、印
字ヘッド10が設けられている。この印字ヘッド10
は、イエローインクを吐出するイエロー用ヘッド11、
マゼンタインクを吐出するマゼンタ用ヘッド12、シア
ンインクを吐出するシアン用ヘッド13、およびブラッ
クインクを吐出するブラック用ヘッド14とから構成さ
れる。また、各ヘッド11ないし14には、固形インク
が収容されるインクタンク(図示省略)がそれぞれ設け
られている。
【0020】印字ヘッド10は、キャリッジ21の上に
搭載されており、そのキャリッジ21には、印刷用紙2
0の幅方向に設けられたガイド軸22が挿通されてい
る。キャリッジ21は、ガイド軸22に沿ってその下方
に設けられた無端ベルト23に取り付けられており、そ
の無端ベルト23は、モータ24のプーリ25に掛けら
れている。つまり、キャリッジ21は、モータ24の回
転により、ガイド軸22に沿って印刷用紙20の幅方向
に往復動するようになっている。
【0021】また、ガイド軸22に沿ってその下方に
は、複数のスリット(目盛)が印されたタイミングスリ
ット26が設けられている。また、キャリッジ21の前
面下部には、タイミングスリット26に印されたスリッ
トの数を読み取るエンコーダ素子27が設けられてい
る。なお、印刷用紙20は、紙送りモータ(図示省略)
により回転される給紙ローラ(図示省略)と、この給紙
ローラと対に設けられた押さえローラ28、28との間
に挾まれて上下方向に送られる。
【0022】次に、各ヘッド11ないし14の構造につ
いて図2ないし図4を参照して説明する。なお、各ヘッ
ド11ないし14の構造は、それぞれ同じであるため、
ここではヘッド11を代表に説明する。図2は、ヘッド
11の部分断面説明図であり、図面下方が、印刷用紙2
0(図1参照)に対向する面である。図3は、図2に示
すヘッド11を側面方向から見た断面図であって、ベー
スプレート部分を省略して示すものである。
【0023】図2に示すように、ヘッド11には、イン
クを収容する複数のインク室(キャビティ)30が設け
られており、各インク室30は、キャビティプレート3
1によってそれぞれ仕切られている。各インク室30お
よび各キャビティプレート31の下面には、ノズルプレ
ート32が接着層48によって接着されており、このノ
ズルプレート32には、インクを吐出する複数のノズル
33が貫通形成されている。各インク室30および各キ
ャビティプレート31の上面には、ダイアフラム(振動
板)34が接着層35によって接着されている。
【0024】なお、本実施の形態では、インク室30
は、図2(a)において、幅0.22mm、高さ0.1
5mmであり、キャビティプレート31は、PESによ
り、幅0.119mm、厚み2.5mmに形成されてい
る。また、ノズルプレート32は、ニッケルで形成され
ており、ノズル33の下面は、直径55μmである。さ
らに、ダイアフラム34は、アラミドフィルムにより、
9μmの厚みに形成されており、熱膨張係数は、2×1
-6である。キャビティプレート31の熱膨張係数は、
25×10-6であり、ノズルプレート32の熱膨張係数
は、14×10-6である。
【0025】図2に示すように、ダイアフラム34の上
面には、板状の複数のエネルギー発生素子としての圧電
素子36が、接着層37によって接着されており、各圧
電素子36の上には、圧電素子36を支持するベースプ
レート50が接着層49によって接着されている。ま
た、このベースプレート50の後方には、図3に示すよ
うに、インク流入孔39を形成するマニホールドプレー
ト38が取付けられており、インク流入孔39の下方に
は、インク室30に連通するマニホールド40が形成さ
れている。また、各圧電素子36の上面には、インク室
30内のインクの溶融状態を保持する加熱手段としての
ヒータ42が設けられている。また、図3において41
で示す部分が、活性部、つまり、圧電素子36が、圧電
効果を発生して変位を生じる部分である。
【0026】なお、本実施の形態では、図2(a)にお
いて、圧電素子36は、圧電材料、たとえばPZTなど
により、幅0.08mm、厚み0.5mmに形成されて
いる。また、キャビティプレート31の中心間のピッチ
は、0.339mmであり、インク流入孔39の直径
は、2.0mmである。さらに、マニホールド40の深
さは、1.5mm、幅は2.0mmであり、活性部41
の幅は、4.0mmである。圧電素子36の熱膨張係数
は、2×10-6であり、ベースプレート50の熱膨張係
数は、5×10-6である。
【0027】接着層37、48および49には、ガラス
転移温度Tg=127℃のエポキシ系接着剤を用いる。
つまり、上記のように、ダイアフラム47および圧電素
子36の熱膨張係数は同じであり、キャビティプレート
31およびノズルプレート32と、圧電素子36および
ベースプレート50との熱膨張係数は3倍の開きもな
い。したがって、それら構成部材間では熱応力の差がほ
とんどないことから、熱応力差を原因とする構成部材間
の剥離よりも、熱による接着剤の劣化に起因する剥離を
重視し、ヘッド温度(たとえば、125℃)のもとにお
けるガラス転移を防止して剥離を防止する。
【0028】一方、接着層35を形成する接着剤として
は、エポキシ系接着剤でガラス転移温度Tgがヘッド使
用時のヘッド温度(たとえば125℃)よりも40℃以
上低い温度、たとえば79℃のものを用いる。つまり、
上記のように、キャビティプレート31およびダイアフ
ラム34は、熱膨張率が大きく異なり、大きな熱応力の
差が生じることから、接着層35をヘッド温度(たとえ
ば125℃)のもとでガラス転移させて軟化させること
により、両構成部材間に発生した熱応力を吸収して剥離
を防止する。また、本発明者の実験によれば、各接着層
は、20μmの厚みで形成することが、各構成部材間の
高い接着強度の維持と熱応力の吸収とを両立させる上で
最も望ましいことが分かった。さらに、エポキシ系接着
剤は、上記インクと反応し難く、たとえば、シリコン系
接着剤のように、インクにシリコンが溶けだして、樹脂
製シートなどに印刷する場合に印刷部分の輪郭がぼける
のを防止することができる。
【0029】次に、上記圧電素子36の構造について図
4を参照して説明する。図4は、圧電素子36の構造を
示す部分断面説明図である。図4に示すように、圧電素
子36は、圧電材料で形成された膜状の圧電膜43と、
膜状の電極膜(内部電極)44とを、圧電膜43の分極
方向を揃えて交互に積層して形成されている。図4では
省略してあるが、実際には、10層ないし20層の積層
構造となっており、両端面には、端面電極45および4
6が形成されている。なお、本実施の形態では、圧電膜
43の厚みは、約30μmである。また、電極膜44、
端面電極45および46は、銀パラジウム(銀70%、
パラジウム30%)により、2ないし3μmの厚みに形
成されている。
【0030】さらに、本実施の形態では、上記インクと
して、パラフィン系のワックスを主成分とし、A:軟化
点56°Cないし58°C、融点69°Cないし71
℃、B:軟化点62°Cないし64°C、融点76°C
ないし78℃、C:軟化点81°Cないし86°C、融
点92°Cないし94℃のうちのいずれかを、プリンタ
の使用温度での粘度(たとえば、2〜50cps)、表
面張力、印字後の色度、彩度などを考慮して選択して用
いる。
【0031】そして、図示しないヘッド駆動回路から上
記各電極膜44に電圧が印加されると、各圧電膜43に
圧電効果が生じ、図2(b)に示すように、ダイアフラ
ム34が下向きの凸状に湾曲し、インク室30が加圧さ
れてインクがノズル33から吐出される。なお、各ヘッ
ド11ないし14を単独で駆動させて単色の印字を行う
他、各ヘッド11ないし14を適宜選択して駆動させ
て、複数のインクを重ねて吐出することにより、中間色
の印字を行う。
【0032】次に、上記ヘッド11を構成する各構成部
材間の剥離試験の結果について図5に示す表を参照して
説明する。なお、本剥離試験は、熱膨張率の差が大きい
構成部材の代表として、PESおよびアルミナを用い、
熱膨張率の差が小さい構成部材の代表として、圧電材料
のPZTおよびアルミナを用いた。そして、20mm×
20mmのPES基板の中央に、5×40mmのアルミ
ナ基板を接着し、そのPES基板の四隅にワイヤーを取
付け、そのワイヤーを引張りばね秤により、70gの引
っ張り荷重を加えて行った。
【0033】また、アルミナ基板の上にPZT基板を接
着して上記同様の方法で試験を行った。そして、接着剤
としては、Tg=125℃以上のもの(高Tg)、85
°Cないし125℃のもの(中Tg)、85℃以下のも
の(低Tg)の3種類を厚み20μmでスタンピングし
て用い、125℃の温度を132.5時間保持した場合
と、125℃の加熱と室温25℃への自然冷却とを数分
の間隔で数十回行うサーマルサイクルとをそれぞれ試験
した。
【0034】図5の表において、○は、剥離がほとんど
発生しなかった結果、△は、剥離が発生する場合がある
が品質としては満足できるという結果、×は、剥離した
ものが多かった結果をそれぞれ示す。この結果から明ら
かなように、高Tgの接着剤を熱膨張率の差の小さい構
成部材間の接着に用い、低Tgの接着剤を熱膨張率の差
の大きい構成部材間の接着に用いること、つまり、イン
クの吐出性能に大きな影響を与える部分には、熱応力を
吸収できるものを用い、それほど影響を与えない部分に
は、ガラス転移温度の高いものを用いることが、ヘッド
の耐久性の向上とインクの吐出性能の向上とを両立させ
る上で最も望ましいことが分かった。
【0035】このように、ヘッドを構成する部材間に最
もふさわしいガラス転移温度の接着剤を用いることによ
り、ヘッドの耐久性の向上とインクの吐出性能の向上と
を両立させることができる。したがって、そのヘッドを
プリンタに適用することにより、印字品質の高いプリン
タを実現することができる。
【0036】
【発明の効果】以上記述したように請求項1ないし5に
記載の発明では、上記インクジェットヘッドを構成する
複数の構成部材のうち、熱膨張率の差が小さい構成部材
同士は、上記インクジェットヘッドの使用時の温度を超
える温度で、ガラス転移する第1の接着剤により接着さ
れており、熱膨張率の差が大きい構成部材同士は、上記
インクジェットヘッドの使用時の温度以下の温度で、ガ
ラス転移する第2の接着剤により接着されているため、
第1の接着剤により接着されている構成部材同士は、上
記インクジェットヘッドの使用時において、接着剤のガ
ラス転移によって、構成部材同士の接着強度が低下し
て、インクジェットヘッドの耐久性およびインクの吐出
性能が劣化するのを防止することができる。
【0037】しかも、上記インクジェットヘッドの使用
時の温度のもとでは、上記第2の接着剤はガラス転移す
るため、その第2の接着剤により接着されている構成部
材間には、ガラス転移により軟化した接着層が形成され
る。したがって、上記インクジェットヘッドの使用時に
おいて、上記構成部材間に異なる大きさの熱応力が発生
した場合であっても、上記軟化した接着剤により、上記
熱応力を吸収することができるため、上記構成部材間の
剥離を防止することができる。つまり、振動板の振動特
性の劣化を防止して、ヘッドの印字品質を高めることが
できる。したがって、ヘッドの耐久性および印字品質を
高めることができる。
【0038】特に、請求項3に記載の発明では、上記第
1の接着剤は、127℃以上の温度でガラス転移するも
のであり、上記第2の接着剤は、上記インクジェットヘ
ッドの使用時の温度よりも40℃以上低いガラス転移温
度を有するものであるため、後述する発明の実施の形態
で述べるように、たとえばヘッドの使用時の温度が12
5℃の場合には、上記第1の接着剤はガラス転移するこ
となく構成部材間の剥離を防止し、上記第2の接着剤は
ガラス転移して構成部材間の熱応力差を吸収することが
できる。
【0039】また、請求項4に記載の発明では、上記第
1および第2の接着剤は、エポキシ系接着剤であるた
め、上記インクと反応し難く、たとえば、シリコン系接
着剤のように、インクにシリコンが溶けだして、印字品
質が劣化するのを防止することができる。
【0040】さらに、請求項5に記載の発明では、上記
圧電素子およびベースプレートと、上記キャビティプレ
ートおよびノズルプレートと、前記振動板および圧電素
子とは、それぞれ上記第1の接着剤により接着されてい
るため、ヘッド使用時の温度のもとでも、それら構成部
材間の接着剤の劣化を防止して剥離を防止することがで
きる。しかも、上記振動板およびキャビティプレート
は、上記第2の接着剤により接着されているため、ヘッ
ド使用時の温度のもとで、それら構成部材間の接着層を
軟化させ、構成部材間の熱応力差を吸収して剥離を防止
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態に係るプリンタの一部機構を
取り出して示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すヘッド11の部分断面説明図であ
る。
【図3】図2に示すヘッド11の縦断面図である。
【図4】圧電素子36の構造を示す部分断面説明図であ
る。
【図5】各構成部材間の剥離試験の結果を示す表であ
る。
【符号の説明】
10 ヘッド 30 インク室 31 キャビティプレート 32 ノズルプレート 33 ノズル 34 ダイアフラム 35 接着層 36 圧電素子 37 接着層 42 ヒータ 43 圧電膜 44 電極膜 48 接着層 49 接着層 50 ベースプレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱溶融されたホットメルトインクが充
    填されると共に前記インクを吐出するノズルと連通する
    インク室が内部に形成されたキャビティプレートと、前
    記インク室内のインクを吐出させる吐出エネルギーを与
    えるエネルギー発生素子と、前記インク室内のインクの
    溶融状態を保持する加熱手段とが含まれた複数の構成部
    材により構成されたインクジェットヘッドにおいて、 前記複数の構成部材同士のうち、熱膨張率の差が小さい
    構成部材同士は、前記インクジェットヘッドの使用時の
    温度を超える温度でガラス転移する第1の接着剤により
    接着されており、熱膨張率の差が大きい構成部材同士
    は、前記インクジェットヘッドの使用時の温度以下の温
    度でガラス転移する第2の接着剤により接着されている
    ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第2の接着剤は、熱膨張率の差が略
    3倍以上になる構成部材間に用いられることを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1の接着剤は、127℃以上の温
    度でガラス転移するものであり、前記第2の接着剤は、
    前記インクジェットヘッドの使用時の温度よりも40℃
    以上低いガラス転移温度を有するものであることを特徴
    とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の接着剤は、エポキ
    シ系接着剤であることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1つに記載のインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 前記インクジェットヘッドは、振動板
    と、 この振動板の一の面に取付けられており、圧電材料及び
    この圧電材料に電圧を印加して圧電効果を生じさせる電
    極からなるエネルギー発生素子である圧電素子と、 この圧電素子を前記振動板の取付面とは反対側の面で支
    持するベースプレートと、 前記振動板の他の面に取付けられており、その振動板の
    変位に伴って容積が変化されると共に、ノズルから溶融
    されたインクを吐出するインク室が内部に形成されたキ
    ャビティプレートと、 このキャビティプレートに取付けられており、前記イン
    ク室に連通したノズルが形成されたノズルプレートと、 前記インク室内のインクの溶融状態を保持する加熱手段
    と、が含まれた複数の構成部材により構成されており、 前記圧電素子およびベースプレートと、前記キャビティ
    プレートおよびノズルプレートと、前記振動板および圧
    電素子とは、それぞれ前記第1の接着剤により接着され
    ており、前記振動板およびキャビティプレートは、前記
    第2の接着剤により接着されていることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1つに記載のインクジェット
    ヘッド。
JP7326548A 1995-11-20 1995-11-20 インクジェットヘッド Pending JPH09141848A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7326548A JPH09141848A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 インクジェットヘッド
US08/745,836 US6003968A (en) 1995-11-20 1996-11-08 Ink jet head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7326548A JPH09141848A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 インクジェットヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09141848A true JPH09141848A (ja) 1997-06-03

Family

ID=18189064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7326548A Pending JPH09141848A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 インクジェットヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6003968A (ja)
JP (1) JPH09141848A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338551B1 (en) 1997-06-19 2002-01-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink chamber and piezoelectric actuator structure in an ink jet printer head, and ink jet printer incorporating same
JP2004160915A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Brother Ind Ltd 液滴噴射装置およびその製造方法
US7182429B2 (en) 2003-04-25 2007-02-27 Seiko Epson Corporation Liquid discharger and method for discharging liquid droplets
JP2013006404A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法、並びに画像形成装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3713960B2 (ja) * 1998-06-11 2005-11-09 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
DE19920576C1 (de) * 1999-05-04 2000-06-21 Siemens Ag Piezoelektrischer Biegewandler
JP3815285B2 (ja) * 2001-10-09 2006-08-30 ブラザー工業株式会社 インクジェットヘッド
EP1338421B1 (en) * 2002-02-21 2007-04-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet head, method for it's manufacturing, and ink-jet printer
JP6354191B2 (ja) 2014-02-13 2018-07-11 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
KR20210152072A (ko) * 2020-06-05 2021-12-15 삼성디스플레이 주식회사 기상 젯 증착 장치 및 기상 젯 노즐 유닛의 제조 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4935086A (en) * 1986-01-13 1990-06-19 Raytheon Company Process of bonding an electrical device package to a mounting surface
JP3351436B2 (ja) * 1991-08-21 2002-11-25 セイコーエプソン株式会社 細孔を有する2部材の接着用シ−ト材
JP3106026B2 (ja) * 1993-02-23 2000-11-06 日本碍子株式会社 圧電/電歪アクチュエータ
JPH0757545B2 (ja) * 1993-07-19 1995-06-21 セイコーエプソン株式会社 インクジェットヘッド及びその製造方法
US5473216A (en) * 1994-06-29 1995-12-05 Motorola, Inc. Piezoelectric device for controlling the frequency-temperature shift of piezoelectric crystals and method of making same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338551B1 (en) 1997-06-19 2002-01-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink chamber and piezoelectric actuator structure in an ink jet printer head, and ink jet printer incorporating same
JP2004160915A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Brother Ind Ltd 液滴噴射装置およびその製造方法
US7182429B2 (en) 2003-04-25 2007-02-27 Seiko Epson Corporation Liquid discharger and method for discharging liquid droplets
JP2013006404A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド及びその製造方法、並びに画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6003968A (en) 1999-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0939243A (ja) 積層型インクジェット式記録ヘッド、及びその製造方法、及び記録装置
JPH09141848A (ja) インクジェットヘッド
JP3663652B2 (ja) インクジェットプリンタヘッド
JP4359011B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法、並びにインクジェット記録装置
JP2001010048A (ja) インクジェットヘッド、その製造方法及び記録装置
JP2004034293A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP4214798B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
JP2962208B2 (ja) インクジェットヘッド
JP3175301B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録ヘッドの製造方法
JPH09141845A (ja) インクジェットヘッド
EP1361061B1 (en) Ink ejecting device
JP2004358872A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
US6053602A (en) On-demand multi-nozzle ink jet head
JP4238517B2 (ja) 液滴噴射装置
JPH1148473A (ja) オンデマンド型マルチノズルインクジェットヘッド
JPH09156096A (ja) インクジェットプリンタ
JP6589431B2 (ja) 接合体、接合方法および電子機器
JPH01288454A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
JPH09141865A (ja) インクジェットヘッド
JPH06106724A (ja) インクジェットヘッド
JP3744687B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JPH1110873A (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2003112422A (ja) インクジェット式記録ヘッド及び振動子ユニット及び振動子ユニットの製造方法
JP2001205805A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP2019206169A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051207

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20060310