JPH09141709A - 射出成形機の逆流防止弁 - Google Patents
射出成形機の逆流防止弁Info
- Publication number
- JPH09141709A JPH09141709A JP33282095A JP33282095A JPH09141709A JP H09141709 A JPH09141709 A JP H09141709A JP 33282095 A JP33282095 A JP 33282095A JP 33282095 A JP33282095 A JP 33282095A JP H09141709 A JPH09141709 A JP H09141709A
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- JP
- Japan
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- wear plate
- screw
- raw material
- passage
- molten raw
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/52—Non-return devices
- B29C2045/528—Mixing means forming part of or in close proximity to the non-return valve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融原料の通過許容若しくは阻止の機能のみ
ならず、未可塑原料の混入や色むらを防止可能なミキシ
ング機能を有する射出成形機の逆流防止弁を提供するこ
と。 【解決手段】 逆流防止弁のウエアプレートの外径寸法
を大きくして加熱筒の内孔との間隙を狭めた第１絞り通
路と、該ウエアプレートの外周部に複数個所設けた放射
状の溝よりなる第２絞り通路とにより溶融原料の通路を
形成し、該溶融原料の通路面積がスクリュのメタリング
ゾーンにおける溶融原料の通路面積の１．５倍乃至２倍
の範囲内に入る様な射出成形機の逆流防止弁とした。
ならず、未可塑原料の混入や色むらを防止可能なミキシ
ング機能を有する射出成形機の逆流防止弁を提供するこ
と。 【解決手段】 逆流防止弁のウエアプレートの外径寸法
を大きくして加熱筒の内孔との間隙を狭めた第１絞り通
路と、該ウエアプレートの外周部に複数個所設けた放射
状の溝よりなる第２絞り通路とにより溶融原料の通路を
形成し、該溶融原料の通路面積がスクリュのメタリング
ゾーンにおける溶融原料の通路面積の１．５倍乃至２倍
の範囲内に入る様な射出成形機の逆流防止弁とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の逆流
防止弁に関し、さらに詳しくはウエアプレート部に溶融
原料のミキシング機能をもたせた射出成形機の逆流防止
弁に関する。
防止弁に関し、さらに詳しくはウエアプレート部に溶融
原料のミキシング機能をもたせた射出成形機の逆流防止
弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】射出成形機の１サイクル工程中には、原
料を可塑化溶融し所定量をスクリュの前方に貯留する可
塑化計量工程と、可塑化計量された所定量の原料を金型
キャビティ内に射出する射出工程が含まれる。このため
通常射出成形機のスクリュ前部に、可塑化計量時には溶
融された原料の通過を許し、射出時には後方への逆流を
阻止する逆流防止弁を設けている。この逆流防止弁に
は、リングバルブ方式、ボールチェック方式等種々の方
式がある。これらの内、本発明の関係するリングバルブ
方式にあっては、スクリュの先端面とスクリュヘッドと
の間にウエアプレートが挟持固定されている。そして図
３に示す様に、従来から使用されているウエアプレート
１０は、略円環状の形状をなし、その外径Ｄ４は抵抗無
く溶融原料の通過を許すために加熱筒の内孔に対し十分
な間隙を形成する寸法とされている。
料を可塑化溶融し所定量をスクリュの前方に貯留する可
塑化計量工程と、可塑化計量された所定量の原料を金型
キャビティ内に射出する射出工程が含まれる。このため
通常射出成形機のスクリュ前部に、可塑化計量時には溶
融された原料の通過を許し、射出時には後方への逆流を
阻止する逆流防止弁を設けている。この逆流防止弁に
は、リングバルブ方式、ボールチェック方式等種々の方
式がある。これらの内、本発明の関係するリングバルブ
方式にあっては、スクリュの先端面とスクリュヘッドと
の間にウエアプレートが挟持固定されている。そして図
３に示す様に、従来から使用されているウエアプレート
１０は、略円環状の形状をなし、その外径Ｄ４は抵抗無
く溶融原料の通過を許すために加熱筒の内孔に対し十分
な間隙を形成する寸法とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構造の逆流防止弁にあっては、溶融原料の通過許容若し
くは阻止の機能は有するものの、未可塑原料の混入や色
むらに対する防止機能は殆どもっていなかった。そのた
め、未可塑や色むらに対する対策が特に必要な場合には
ミキシングヘッドを必要とし、その取り付けのために標
準スクリュに対してミキシングヘッドの長さ分だけ短い
スクリュを用意する必要もあった。本発明はかかる状態
を解決可能な射出射成形機の逆流防止弁を得ることを課
題とする。
構造の逆流防止弁にあっては、溶融原料の通過許容若し
くは阻止の機能は有するものの、未可塑原料の混入や色
むらに対する防止機能は殆どもっていなかった。そのた
め、未可塑や色むらに対する対策が特に必要な場合には
ミキシングヘッドを必要とし、その取り付けのために標
準スクリュに対してミキシングヘッドの長さ分だけ短い
スクリュを用意する必要もあった。本発明はかかる状態
を解決可能な射出射成形機の逆流防止弁を得ることを課
題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、加熱筒の内孔に回転且つ往復動自
在に挿嵌されたスクリュと、先端側に大径部を有すると
ともに後端側において前記スクリュの先端部に螺合によ
り締結されたスクリュヘッドと、前記スクリュと前記ス
クリュヘッドの間に挟持固定されたウエアプレートと、
前記ウエアプレートと前記スクリュヘッドの大径部との
間にあって前記ウエアプレートの前端面との当接離間に
より溶融原料の通過を阻止若しくは許容可能に前記加熱
筒の内孔に遊嵌されたリングバルブを有する射出成形機
の逆流防止弁において、前記加熱筒の内孔と前記ウエア
プレートの外周との間の間隙よりなる第１絞り通路と該
ウエアプレートの外周部に複数個所設けた放射状の溝よ
りなる第２絞り通路とにより溶融原料の通路を形成した
ことを特長とする射出成形機の逆流防止弁とした。又、
前記第１絞り通路と前記第２絞り通路とによりなる溶融
原料の通路面積を、前記スクリュのメタリングゾーンに
おける溶融原料の通路面積の１．５倍乃至２倍の範囲内
に定め、前記第１絞り通路の間隙及び前記第２絞り通路
の複数個所設けた各溝の幅の寸法を、それぞれ０．５ｍ
ｍ乃至０．８ｍｍの範囲における値とすることが好まし
い。
に本発明にあっては、加熱筒の内孔に回転且つ往復動自
在に挿嵌されたスクリュと、先端側に大径部を有すると
ともに後端側において前記スクリュの先端部に螺合によ
り締結されたスクリュヘッドと、前記スクリュと前記ス
クリュヘッドの間に挟持固定されたウエアプレートと、
前記ウエアプレートと前記スクリュヘッドの大径部との
間にあって前記ウエアプレートの前端面との当接離間に
より溶融原料の通過を阻止若しくは許容可能に前記加熱
筒の内孔に遊嵌されたリングバルブを有する射出成形機
の逆流防止弁において、前記加熱筒の内孔と前記ウエア
プレートの外周との間の間隙よりなる第１絞り通路と該
ウエアプレートの外周部に複数個所設けた放射状の溝よ
りなる第２絞り通路とにより溶融原料の通路を形成した
ことを特長とする射出成形機の逆流防止弁とした。又、
前記第１絞り通路と前記第２絞り通路とによりなる溶融
原料の通路面積を、前記スクリュのメタリングゾーンに
おける溶融原料の通路面積の１．５倍乃至２倍の範囲内
に定め、前記第１絞り通路の間隙及び前記第２絞り通路
の複数個所設けた各溝の幅の寸法を、それぞれ０．５ｍ
ｍ乃至０．８ｍｍの範囲における値とすることが好まし
い。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図１において、１は射出成形機の加熱
筒であり、１Ａは該加熱筒１の内孔である。２は加熱筒
の内孔１Ａに回転且つ往復動自在に挿嵌されたスクリュ
である。３はスクリュ２のフライト２Ａと加熱筒内孔１
Ａとの間に形成される該スクリュ２のメタリングゾーン
における溶融原料の通路である。
従って説明する。図１において、１は射出成形機の加熱
筒であり、１Ａは該加熱筒１の内孔である。２は加熱筒
の内孔１Ａに回転且つ往復動自在に挿嵌されたスクリュ
である。３はスクリュ２のフライト２Ａと加熱筒内孔１
Ａとの間に形成される該スクリュ２のメタリングゾーン
における溶融原料の通路である。
【０００６】４は先端側に大径部４Ａを有するスクリュ
ヘッドである。スクリュヘッド４はその後端側に形成し
たネジ部４Ｂと、スクリュ２の先端部に形成したネジ部
２Ｂとの螺合によりスクリュ２に締結される。５は本発
明に係るウエアプレートであって、従来から使用されて
いるウエアプレート１０と比較して、外周部に幅Ｗ、深
さＨよりなる複数の放射状の溝５Ａを有し、且つその外
径Ｄ３はＤ４より大きなものとされている。６はウエア
プレート５周りの溶融原料の通路であって、加熱筒内孔
１Ａとウエアプレート５の外周との間隙Ｃよりなる第１
絞り通路６Ａと、ウエアプレート５の複数の溝５Ａより
なる第２絞り通路６Ｂとにより成り立っている。
ヘッドである。スクリュヘッド４はその後端側に形成し
たネジ部４Ｂと、スクリュ２の先端部に形成したネジ部
２Ｂとの螺合によりスクリュ２に締結される。５は本発
明に係るウエアプレートであって、従来から使用されて
いるウエアプレート１０と比較して、外周部に幅Ｗ、深
さＨよりなる複数の放射状の溝５Ａを有し、且つその外
径Ｄ３はＤ４より大きなものとされている。６はウエア
プレート５周りの溶融原料の通路であって、加熱筒内孔
１Ａとウエアプレート５の外周との間隙Ｃよりなる第１
絞り通路６Ａと、ウエアプレート５の複数の溝５Ａより
なる第２絞り通路６Ｂとにより成り立っている。
【０００７】７はリングバルブであって、ウエアプレー
ト５の前端面５Ｂとスリュヘッド５の大径部４Ａとの間
にあって、ウエアプレート５の前端面５Ｂとの当接離間
により溶融原料の通過を阻止若しくは許容可能に加熱筒
の内孔１Ａに遊嵌されている。前記ウエアプレート５の
溝５Ａの深さＨは、当然のことながらリングバルブ７と
該ウエアプレート５の当接時に、溶融原料の通過を阻止
する範囲で定める必要がある。
ト５の前端面５Ｂとスリュヘッド５の大径部４Ａとの間
にあって、ウエアプレート５の前端面５Ｂとの当接離間
により溶融原料の通過を阻止若しくは許容可能に加熱筒
の内孔１Ａに遊嵌されている。前記ウエアプレート５の
溝５Ａの深さＨは、当然のことながらリングバルブ７と
該ウエアプレート５の当接時に、溶融原料の通過を阻止
する範囲で定める必要がある。
【０００８】以上の様に本発明の逆流防止弁は、加熱筒
１の内孔１Ａに挿嵌したスクリュ２の先端において、ス
クリュヘッド４、ウエアプレート５及びリングバルブ７
により構成され、従来から使用されている逆流防止弁と
はウエアプレートの外周部形状が異なるのみとなってい
る。従って、ウエアプレートを交換するだけで、他の部
品は全く同一の物を用いて所望の効果を得ることが可能
となっている。
１の内孔１Ａに挿嵌したスクリュ２の先端において、ス
クリュヘッド４、ウエアプレート５及びリングバルブ７
により構成され、従来から使用されている逆流防止弁と
はウエアプレートの外周部形状が異なるのみとなってい
る。従って、ウエアプレートを交換するだけで、他の部
品は全く同一の物を用いて所望の効果を得ることが可能
となっている。
【０００９】
【実施例】１５０トン射出成形機（名機製）を用いて、
可塑化能力とミキシング効果について従来から用いてい
る逆流防止弁（以下標準弁という）と本発明に係る逆流
防止弁（以下本弁という）の比較テストを行った。前記
１５０トン成形機の加熱筒内孔１Ａの径Ｄ１＝４０ｍ
ｍ、挿嵌したスクリュは谷径Ｄ２＝３５．５ｍｍでフラ
イト２Ａ間の軸方向の谷幅Ｂ＝３２ｍｍである。テスト
に用いた標準弁のウエアプレート１０は、外径Ｄ４＝３
６ｍｍで加熱筒内孔１Ａとの間隙は２ｍｍとなってい
る。対して、本弁のウエアプレート５は、外径Ｄ３＝３
８．８ｍｍで加熱筒内孔１Ａとの間隙Ｃは０．６ｍｍと
なっており、幅Ｗ＝０．６ｍｍで深さＨ＝２．６５ｍｍ
の溝５Ａが放射状、等間隔に２４個所設けてある。
可塑化能力とミキシング効果について従来から用いてい
る逆流防止弁（以下標準弁という）と本発明に係る逆流
防止弁（以下本弁という）の比較テストを行った。前記
１５０トン成形機の加熱筒内孔１Ａの径Ｄ１＝４０ｍ
ｍ、挿嵌したスクリュは谷径Ｄ２＝３５．５ｍｍでフラ
イト２Ａ間の軸方向の谷幅Ｂ＝３２ｍｍである。テスト
に用いた標準弁のウエアプレート１０は、外径Ｄ４＝３
６ｍｍで加熱筒内孔１Ａとの間隙は２ｍｍとなってい
る。対して、本弁のウエアプレート５は、外径Ｄ３＝３
８．８ｍｍで加熱筒内孔１Ａとの間隙Ｃは０．６ｍｍと
なっており、幅Ｗ＝０．６ｍｍで深さＨ＝２．６５ｍｍ
の溝５Ａが放射状、等間隔に２４個所設けてある。
【００１０】原料は出光スチロールＮＦ−２０を用い、
加熱筒温度設定２００℃（前部）、スクリュ回転数設定
３００rpm 、スクリュ背圧力１０kgf ／cm2 、スクリュ
計量ストローク１５０ｍｍでで可塑化を行こなった。
加熱筒温度設定２００℃（前部）、スクリュ回転数設定
３００rpm 、スクリュ背圧力１０kgf ／cm2 、スクリュ
計量ストローク１５０ｍｍでで可塑化を行こなった。
【００１１】その結果、標準弁では計量時間１１．３秒
で１８１．８ｇで、これを１時間当たりに換算すると５
７．９ｋｇの可塑化量となった。対して、本弁では計量
時間１１．８秒で１８１．６ｇで、１時間当たり換算で
は５５．４ｋｇとなった。即ち、本弁では標準弁に対し
可塑化能力の低下は約４％程度と僅かな値に留まると共
に未可塑樹脂の発生はみとめられなくなった。
で１８１．８ｇで、これを１時間当たりに換算すると５
７．９ｋｇの可塑化量となった。対して、本弁では計量
時間１１．８秒で１８１．６ｇで、１時間当たり換算で
は５５．４ｋｇとなった。即ち、本弁では標準弁に対し
可塑化能力の低下は約４％程度と僅かな値に留まると共
に未可塑樹脂の発生はみとめられなくなった。
【００１２】今、スクリュのメタリングゾーンにおける
溶融原料の通路３の面積をＳ１、本弁における溶融原料
の通路６の面積をＳ２とすると、 Ｓ１＝Ｂ×（Ｄ１−Ｄ２）／２ ＝３．２×（４−３．５５）÷２＝０．７２cm2 又、溶融原料の通路６の面積Ｓ２は第１絞り通路６Ａと
第２絞り通路６Ｂの通路面積の和であることから、 Ｓ２＝π／４（Ｄ１2 −Ｄ３2 ）＋Ｗ×Ｈ×２４ ＝π／４（４2 −３．８８2 ）＋０．０６×０．２６５
×２４＝１．１２cm2 となるので、本実施例においてはＳ２／Ｓ１＝１．１２
÷０．７２＝１．５６となる。従って、Ｓ２／Ｓ１が
１．５６となる本弁は少なくとも良好な結果を得られる
ものの一つと云える。
溶融原料の通路３の面積をＳ１、本弁における溶融原料
の通路６の面積をＳ２とすると、 Ｓ１＝Ｂ×（Ｄ１−Ｄ２）／２ ＝３．２×（４−３．５５）÷２＝０．７２cm2 又、溶融原料の通路６の面積Ｓ２は第１絞り通路６Ａと
第２絞り通路６Ｂの通路面積の和であることから、 Ｓ２＝π／４（Ｄ１2 −Ｄ３2 ）＋Ｗ×Ｈ×２４ ＝π／４（４2 −３．８８2 ）＋０．０６×０．２６５
×２４＝１．１２cm2 となるので、本実施例においてはＳ２／Ｓ１＝１．１２
÷０．７２＝１．５６となる。従って、Ｓ２／Ｓ１が
１．５６となる本弁は少なくとも良好な結果を得られる
ものの一つと云える。
【００１３】本弁のウエアプレート５と加熱筒内孔１Ａ
との間隙Ｃ及び複数個所設けた溝５Ａの幅Ｗを０．５ｍ
ｍから０．８ｍｍの範囲における値として定め、溝５Ａ
の数の増減等によりＳ２を変化させたところ、図４にお
いてＲで示す様にＳ２／Ｓ１が１．５から２．０となる
範囲が可塑化能力の著しい低下を招くことなく、未可塑
原料の混入や色むらを良好に防止可能な範囲であること
が判った。
との間隙Ｃ及び複数個所設けた溝５Ａの幅Ｗを０．５ｍ
ｍから０．８ｍｍの範囲における値として定め、溝５Ａ
の数の増減等によりＳ２を変化させたところ、図４にお
いてＲで示す様にＳ２／Ｓ１が１．５から２．０となる
範囲が可塑化能力の著しい低下を招くことなく、未可塑
原料の混入や色むらを良好に防止可能な範囲であること
が判った。
【００１４】
【発明の効果】本発明に従えば、溶融原料の通過許容若
しくは阻止という本来の機能はもとより、未可塑原料の
混入や色むらに対する防止機能も併せ持つ射出成形機の
逆流防止弁を得る事ができる。
しくは阻止という本来の機能はもとより、未可塑原料の
混入や色むらに対する防止機能も併せ持つ射出成形機の
逆流防止弁を得る事ができる。
【図１】本発明における逆流防止弁の１実施例を示す図
である。
である。
【図２】図１のＹ−Ｙ矢視におけるウエアプレートを示
す図である。
す図である。
【図３】図２に相当する従来例を示す図である。
【図４】本発明に係る溶融原料の通路面積の比（Ｓ２／
Ｓ１）に対する可塑化能力の変化を示す図である。
Ｓ１）に対する可塑化能力の変化を示す図である。
１ 加熱筒 １Ａ 内孔（加熱筒） ２ スクリュ ２Ａ フライト（スクリュ） ２Ｂ ネジ部（スクリュ） ３ 溶融原料の通路（スクリュメタリングゾーン） ４ スクリュヘッド ４Ａ 大径部（スクリュヘッド） ５ ウエアプレート ５Ａ 溝（ウエアプレート） ５Ｂ 前端面（ウエアプレート） ６ 溶融原料の通路（ウエアプレート周り） ６Ａ 第１絞り通路 ６Ｂ 第２絞り通路 ７ リングバルブ Ｂ 軸方向の谷幅（スクリュ） Ｃ 間隙 Ｄ１ 内径（加熱筒） Ｄ２ 谷径（スクリュ） Ｄ３ 外径（ウエアプレート） Ｈ 深さ（溝） Ｗ 幅（溝） Ｒ 良好な通路面積比（Ｓ２／Ｓ１）の範囲
Claims (3)
- 【請求項１】 加熱筒の内孔に回転且つ往復動自在に挿
嵌されたスクリュと、先端側に大径部を有するとともに
後端側において前記スクリュの先端部に螺合により締結
されたスクリュヘッドと、前記スクリュと前記スクリュ
ヘッドの間に挟持固定されたウエアプレートと、前記ウ
エアプレートと前記スクリュヘッドの大径部との間にあ
って前記ウエアプレートの前端面との当接離間により溶
融原料の通過を阻止若しくは許容可能に前記加熱筒の内
孔に遊嵌されたリングバルブを有する射出成形機の逆流
防止弁において、前記加熱筒の内孔と前記ウエアプレー
トの外周との間の間隙よりなる第１絞り通路と該ウエア
プレートの外周部に複数個所設けた放射状の溝よりなる
第２絞り通路とにより溶融原料の通路を形成したことを
特長とする射出成形機の逆流防止弁。 - 【請求項２】 前記第１絞り通路と前記第２絞り通路と
によりなる溶融原料の通路面積を、前記スクリュのメタ
リングゾーンにおける溶融原料の通路面積の１．５倍乃
至２倍の範囲内に定めてなる請求項１に記載の射出成形
機の逆流防止弁。 - 【請求項３】 前記第１絞り通路の間隙及び前記第２絞
り通路の複数個所設けた各溝の幅の寸法を、それぞれ
０．５ｍｍ乃至０．８ｍｍの範囲における値として定め
てなる請求項２に記載の射出成形機の逆流防止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33282095A JPH09141709A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 射出成形機の逆流防止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33282095A JPH09141709A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 射出成形機の逆流防止弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141709A true JPH09141709A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18259173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33282095A Pending JPH09141709A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 射出成形機の逆流防止弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09141709A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007290284A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出装置及びシールリング |
| WO2007131321A1 (en) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding-system valve having knockdown retainer |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP33282095A patent/JPH09141709A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007290284A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出装置及びシールリング |
| WO2007131321A1 (en) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding-system valve having knockdown retainer |
| US7425126B2 (en) | 2006-05-17 | 2008-09-16 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding-system valve having knockdown retainer |
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