JPH09141234A - 有機廃棄物発酵処理装置 - Google Patents
有機廃棄物発酵処理装置Info
- Publication number
- JPH09141234A JPH09141234A JP7323858A JP32385895A JPH09141234A JP H09141234 A JPH09141234 A JP H09141234A JP 7323858 A JP7323858 A JP 7323858A JP 32385895 A JP32385895 A JP 32385895A JP H09141234 A JPH09141234 A JP H09141234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fermentation
- cap
- condensate
- treating vessel
- peripheral part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】発酵により生じた蒸気の凝縮液が処理槽内に滴
下することがなく、したがって微生物による発酵が支障
なく正常に行われるようにした。 【解決手段】処理槽の蓋8を、周辺部が低くなる円錐形
状やドーム天井形に構成し、かつ蓋の周辺部に液溜め用
の樋部9を設けた。
下することがなく、したがって微生物による発酵が支障
なく正常に行われるようにした。 【解決手段】処理槽の蓋8を、周辺部が低くなる円錐形
状やドーム天井形に構成し、かつ蓋の周辺部に液溜め用
の樋部9を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄食品や食品製造
工程において発生した廃棄物等の有機廃棄物を発酵によ
り処理する装置に関する。
工程において発生した廃棄物等の有機廃棄物を発酵によ
り処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】前記有機廃棄物を発酵にて
処理する装置には、処理槽(発酵槽)内に入れた有機廃
棄物を攪拌機でかき混ぜ、微生物にて発酵させることに
より堆肥化や消化して処理するものがある。このような
処理装置の従来のものは、処理槽の蓋が単に水平なフラ
ット板で構成されている。
処理する装置には、処理槽(発酵槽)内に入れた有機廃
棄物を攪拌機でかき混ぜ、微生物にて発酵させることに
より堆肥化や消化して処理するものがある。このような
処理装置の従来のものは、処理槽の蓋が単に水平なフラ
ット板で構成されている。
【0003】ところで、処理槽内で微生物による処理過
程において蒸気が発生し、その蒸気は蓋の内面で凝縮
し、この凝縮液は自重により処理槽内に滴下する。凝縮
液の滴下により担体の含水率が70%以上になると、微
生物による分解作用が阻害され、正常な発酵が行われに
くくなる。
程において蒸気が発生し、その蒸気は蓋の内面で凝縮
し、この凝縮液は自重により処理槽内に滴下する。凝縮
液の滴下により担体の含水率が70%以上になると、微
生物による分解作用が阻害され、正常な発酵が行われに
くくなる。
【0004】本発明の目的とすることろは、発酵により
生じた蒸気の凝縮液が処理槽内に滴下することがなく、
したがって微生物による発酵が支障なく正常に行われる
ようにしたことにある。
生じた蒸気の凝縮液が処理槽内に滴下することがなく、
したがって微生物による発酵が支障なく正常に行われる
ようにしたことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る有機廃棄物発酵処理装置は、処理槽の
蓋を、周辺部が低くなる円錐形状やドーム天井形に構成
し、かつ蓋の周辺部に液溜め用の樋部を設けたものとし
てある。
に、本発明に係る有機廃棄物発酵処理装置は、処理槽の
蓋を、周辺部が低くなる円錐形状やドーム天井形に構成
し、かつ蓋の周辺部に液溜め用の樋部を設けたものとし
てある。
【0006】
【作用】処理槽内の有機廃棄物が発酵することにより蒸
気が発生し、その蒸気は蓋の下面で凝縮して凝縮液とな
る。この凝縮液は蓋の下面(内面)に沿って周辺部に流
下し、樋部に溜る。
気が発生し、その蒸気は蓋の下面で凝縮して凝縮液とな
る。この凝縮液は蓋の下面(内面)に沿って周辺部に流
下し、樋部に溜る。
【0007】したがって処理槽内へ落下する凝縮液は少
なく、有機廃棄物の発酵処理が不都合なく行われる。
なく、有機廃棄物の発酵処理が不都合なく行われる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に示す具体例
により説明する。図において符号1は発酵処理装置を示
し、符号2はこの処理槽を示す。
により説明する。図において符号1は発酵処理装置を示
し、符号2はこの処理槽を示す。
【0009】処理槽2は攪拌機3を備えており、攪拌機
3は垂直軸4の側部に設けた上下の軸5a、5bにエン
ドレスベルト6を掛け、かつエンドレスベルト6には上
下攪拌板7を設けたものとしてあり、軸4は図示省略の
駆動機によって回転駆動させられ、エンドレスベルトも
図示省略の駆動機によって上下に回送されるようになっ
ていて、攪拌体たるエンドレスベルトは軸4によって公
転させられるとともに、上下方向に自走して処理槽内の
有機廃棄物を攪拌するようになっている。
3は垂直軸4の側部に設けた上下の軸5a、5bにエン
ドレスベルト6を掛け、かつエンドレスベルト6には上
下攪拌板7を設けたものとしてあり、軸4は図示省略の
駆動機によって回転駆動させられ、エンドレスベルトも
図示省略の駆動機によって上下に回送されるようになっ
ていて、攪拌体たるエンドレスベルトは軸4によって公
転させられるとともに、上下方向に自走して処理槽内の
有機廃棄物を攪拌するようになっている。
【0010】本発明はこのような発酵処理槽において、
その蓋8を周辺部が低くなる円錐形状やドーム天井形に
構成し、かつ蓋の周辺部に樋部9を設けたものとしてあ
る。また、樋部9には中の貯液を排出する図示省略のド
レン装置を適宜設けてある。なお、図示において符号1
0は廃棄物投入口、11は排気口を示す。
その蓋8を周辺部が低くなる円錐形状やドーム天井形に
構成し、かつ蓋の周辺部に樋部9を設けたものとしてあ
る。また、樋部9には中の貯液を排出する図示省略のド
レン装置を適宜設けてある。なお、図示において符号1
0は廃棄物投入口、11は排気口を示す。
【0011】
【発明の効果】上述した実施例の有機廃棄物発酵処理装
置では処理槽内の有機廃棄物の発酵により発生した蒸気
は蓋の下面で凝縮されるが、その凝縮液は蓋の下面を伝
わって周辺部を流下し、樋部9内に溜る。
置では処理槽内の有機廃棄物の発酵により発生した蒸気
は蓋の下面で凝縮されるが、その凝縮液は蓋の下面を伝
わって周辺部を流下し、樋部9内に溜る。
【0012】したがって、蓋下面の凝縮液が処理槽内に
滴下する量は少なく、廃棄物発酵用担体に対する水の割
合が所定以上になることが抑制され、発酵が不都合なく
正常に行われる。
滴下する量は少なく、廃棄物発酵用担体に対する水の割
合が所定以上になることが抑制され、発酵が不都合なく
正常に行われる。
【0013】また、凝縮液中には発酵により生じた悪臭
の原因となるガスの一部が溶解しているので、その分排
気中の悪臭が減少する。
の原因となるガスの一部が溶解しているので、その分排
気中の悪臭が減少する。
【図1】本発明に係る有機廃棄物発酵処理装置の実施例
を示す縦断面図。
を示す縦断面図。
1 発酵処理装置 2 処理槽 3 攪拌機 4 垂直軸 5a、5b エンドレスベルト用の軸 6 エンドレスベルト 7 上下攪拌板 8 処理槽の蓋 9 樋部 10 投入口 11 排気口
Claims (1)
- 【請求項1】処理槽の蓋を、周辺部が低くなる円錐形状
やドーム天井形に構成し、かつ蓋の周辺部に液溜め用の
樋部を設けてなる有機廃棄物発酵処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323858A JPH09141234A (ja) | 1995-11-18 | 1995-11-18 | 有機廃棄物発酵処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323858A JPH09141234A (ja) | 1995-11-18 | 1995-11-18 | 有機廃棄物発酵処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09141234A true JPH09141234A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18159378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7323858A Pending JPH09141234A (ja) | 1995-11-18 | 1995-11-18 | 有機廃棄物発酵処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09141234A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001040140A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Michael Joseph Morrison | Composting container |
US6518057B2 (en) | 1998-12-04 | 2003-02-11 | Michael Joseph Morrison | Composting device |
KR20130061730A (ko) * | 2010-10-15 | 2013-06-11 | 안드리츠 테크날러지 앤드 에셋 매니지먼트 게엠베하 | 고형분 함량이 높은 효소 반응기 또는 혼합기 및 방법 |
-
1995
- 1995-11-18 JP JP7323858A patent/JPH09141234A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6518057B2 (en) | 1998-12-04 | 2003-02-11 | Michael Joseph Morrison | Composting device |
WO2001040140A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Michael Joseph Morrison | Composting container |
KR20130061730A (ko) * | 2010-10-15 | 2013-06-11 | 안드리츠 테크날러지 앤드 에셋 매니지먼트 게엠베하 | 고형분 함량이 높은 효소 반응기 또는 혼합기 및 방법 |
JP2013539658A (ja) * | 2010-10-15 | 2013-10-28 | アンドリッツ・テクノロジー・アンド・アセット・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 高濃度固体酵素反応器または混合器および方法 |
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