JPH0914029A - 電気負荷制御によるアイドル回転制御方法 - Google Patents

電気負荷制御によるアイドル回転制御方法

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JPH0914029A
JPH0914029A JP7160712A JP16071295A JPH0914029A JP H0914029 A JPH0914029 A JP H0914029A JP 7160712 A JP7160712 A JP 7160712A JP 16071295 A JP16071295 A JP 16071295A JP H0914029 A JPH0914029 A JP H0914029A
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JP
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electric load
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power generation
correction amount
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JP7160712A
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English (en)
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Morihito Asano
守人 浅野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電気負荷が遮断された際のエンジン回転の低下
を防止する。 【構成】ロータコイルの通電量を調整するICレギュレ
ータを内蔵しエンジンにより機械的に駆動されて電気負
荷が選択的に接続される駆動用電源を充電するオルタネ
ータの発電量を、電気負荷が駆動用電源に接続された際
の駆動用電源の電圧変化に基づいて制御するとともに、
スロットルバルブを迂回するバイパス通路を通過する吸
入空気量を調節し、アイドリング時のエンジン回転数を
アイドル目標回転数近傍に保持するよう制御する電気負
荷制御によるアイドル回転制御方法であって、電気負荷
が遮断されたことを検出し、遮断を検出した時点から前
記発電量を漸次減少させ、前記発電量の漸次減少に同期
してバイパス通路を通過する吸入空気量を漸次減少補正
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエンジンに
おいて電気負荷が遮断された際の吸入空気量を補正して
アイドル回転を制御する電気負荷制御によるアイドル回
転制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のエンジンにおいて、ア
イドル回転に影響する外的要因として、オートマチック
トランスミッション(A/T)、エアコンディショナ
(A/C)及びヘッドライトやカーステレオ等の電気負
荷等がある。ここで、電気負荷が投入されると、オルタ
ネータの充電要求が生じ、エンジンの負荷となったオル
タネータの状態に応じて吸入空気量の補正が行われるも
のが知られている。例えば、特開平2−291444号
公報のもののように、エンジンに対するカーエアコン等
の外部負荷が投入されるとスロットルバルブを迂回する
補助空気通路に設けられた制御弁を開成し、その負荷が
エンジンから遮断された場合には制御弁を所定時間だけ
そのままに維持し、その後に閉成する制御方法が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構成
のものでは、外部負荷が遮断された場合に、補正される
空気量は外部負荷が遮断されたにもかかわらず供給され
ることになる。つまり、実際にはエンジンに外部負荷が
かかっていない状態であるにもかかわらず、所定量の空
気が補正されていることになる。したがって、場合によ
っては補正される空気量がその時の吸入空気量の要求量
に対して過剰な状態となり得ることがあり、エンジン回
転を変動させる要因となることがあった。
【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る電気負荷制御によるアイド
ル回転制御方法は、ロータコイルの通電量を調整するI
Cレギュレータを内蔵しエンジンにより機械的に駆動さ
れて電気負荷が選択的に接続される駆動用電源を充電す
るオルタネータの発電量を、電気負荷が駆動用電源に接
続された際の駆動用電源の電圧変化に基づいて制御する
とともに、スロットルバルブを迂回するバイパス通路を
通過する吸入空気量を調節し、アイドリング時のエンジ
ン回転数をアイドル目標回転数近傍に保持するよう制御
する電気負荷制御によるアイドル回転制御方法であっ
て、電気負荷が遮断されたことを検出し、遮断を検出し
た時点から前記発電量を漸次減少させ、前記発電量の漸
次減少に同期してバイパス通路を通過する吸入空気量を
漸次減少補正することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の構成のものであれば、電気負荷の遮断
を検出した時点から発電量を漸次減少させることによっ
て、エンジンにはオルタネータが負荷として継続して投
入されている状態になる。つまり、エンジンにかかって
いた電気負荷は遮断されるものの、その電気負荷の投入
により発電をしていたオルタネータが、負荷量は徐々に
減少させながらもエンジンに対して負荷として残存す
る。そして、この負荷としてのオルタネータの発電量の
減少に同期してバイパス通路を通過する吸入空気量を漸
次減少補正するので、吸入空気量の減少が負荷の減少に
対応することになる。したがって、エンジン回転が不安
定になることを防ぐことが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0008】図1に概略的に示したエンジン2は自動車
用のもので、その吸気系11には図示しないアクセルペ
ダルに応動して開閉するスロットルバルブ12を配設す
るとともに、このスロットルバルブ12を迂回するバイ
パス通路13を設け、このバイパス通路13にアイドル
回転数制御用の流量制御弁14を介設している。流量制
御弁14は、VSVと略称される電磁開閉式のものであ
って、その端子14aに印加する駆動電圧のデューティ
比を制御することによってその実質的な開度を変化させ
ることができ、それによって前記バイパス通路13の空
気流量を調整し得るようになっている。
【0009】吸気系11にはさらに燃料噴射弁15が設
けてあり、この燃料噴射弁15や前記流量制御弁14を
電子制御装置(E/G ECU)5により制御するよう
にしてある。この電子制御装置5は、図2に示すオルタ
ネータ1の発電仕事量FDUTYの検出をもするもので
ある。
【0010】オルタネータ1は、エンジン2に機械的に
連結されて、ロータコイル1aが巻回されているロータ
(図示しない)がエンジン2の回転に合わせて回転駆動
されるようになっている。このオルタネータ1は、ケー
シングの内部にステータコイル(図示しない)とICレ
ギュレータ3とロータとを具備している。ステータコイ
ルは、3相星形結線とされた3つの交流巻線から構成さ
れており、それぞれの交流巻線の各相には3相全波整流
器の各ダイオードブリッジを設けて、各交流巻線に誘起
された誘導電圧を全波整流して出力するようになってい
る。ダイオードブリッジの正の出力端は、駆動用電源た
るバッテリ4の正の端子に接続してあり、負の出力端は
接地してある。なお、この実施例のエンジン2はこの分
野で広く知られている燃料噴射式のもので、後述する電
子制御装置5により燃料噴射量が演算されて運転状態が
制御されるものである。
【0011】ICレギュレータ3は、図2に示すよう
に、ICレギュレータ3は、−端子がバッテリ4の正の
端子に接続され、かつ+端子が電子制御装置5に接続さ
れるコンパレータ31と、コンパレータ31の出力する
発電要求信号DSによりオンオフしてロータコイル1a
に流れる電流を制御するスイッチングトランジスタ33
と、ロータコイル1aのサージ電圧を吸収するダイオー
ド34と、ロータコイル1aの通電状態から発電状態を
検出する抵抗35とを具備している。コンパレータ31
の+端子には、第1電圧値V1と第2電圧値V2とを可
変比率で交番する充電制御信号C2が印加されるもの
で、この実施例では、第1電圧値V1として例えば1
6.0Vが、第2電圧値V2として例えば10.0Vが
それぞれ設定されている。抵抗35の一端は、電子制御
装置5に接続されており、充電要求信号C1が電子制御
装置5に入力されるようになっている。このICレギュ
レータ3は、バッテリ4の端子電圧が第1電圧値V1を
下回ると、コンパレータ31がスイッチングトランジス
タ33をオンさせる発電要求信号DSを出力する。そし
て、第1電圧値V1と第2電圧値V2とのそれぞれの持
続時間の比率すなわち充電制御量CHDUTYを変化さ
せることにより、発電要求信号DSのオンオフデューテ
ィ比を可変でき、それによってロータコイル1aに流れ
る電流が制御され、発電仕事量FDUTYが制御され
る。この発電仕事量FDUTYは、ロータコイル1aに
電流が流れる時間と流れない時間との比率により演算さ
れるものである。図2において、7はイグニッションキ
ー、8はエアコンやヘッドライト等の電気負荷を示し、
これらの電気負荷が使用されるとスイッチ9が閉成され
るものである。
【0012】この実施例におけるICレギュレータ3の
具体的な回路構成としては、図3に示すように、1個の
モノリシックIC3aと2個の抵抗3x,3yと4個の
トランジスタ3e,3f,3g,3hとコンデンサ3m
とダイオード3nとから形成されるものが挙げられる。
モノリシックIC3aは、当該分野で知られている回路
構成のものであってよく、抵抗3xを介して入力される
充電制御信号C2とIG端子3rを介して入力されるバ
ッテリ4の端子電圧を比較するとともに、トランジスタ
3e,3fをオンさせてL端子3pに接続されるチャー
ジランプを点灯させ、トランジスタ3g,3hをオンさ
せてF端子3qに接続されるロータコイル1aに通電さ
せる機能を有している。充電要求信号C1は、抵抗3y
を介して電子制御装置5に出力される。IG端子3rは
イグニッションキー9に接続され、B端子3sはバッテ
リ4の正の端子に直接接続され、P端子3tはフィール
ドコイルの一端に接続されるものである。E端子3uは
接地端子である。
【0013】電子制御装置5は、エンジン2の運転及び
オルタネータ1の発電量を制御するもので、中央演算処
理装置5a、記憶装置5b、入力インターフェース5c
及び出力インターフェース5dを備えて、エンジン2の
回転数と吸気圧とを主な情報として基本噴射時間TPを
設定し、エンジン状況に応じて決まる各種の補正係数で
基本噴射時間TPを補正して燃料噴射弁開成時間すなわ
ちインジェクタ最終通電時間Tを決定し、その決定され
た通電時間により燃料噴射弁5を制御して、エンジン負
荷に応じた燃料を該燃料噴射弁5から吸気系1に噴射さ
せるためのプログラムが内蔵してある。また、アイドル
運転時においては流量制御弁14の開度を設定する演算
デューティ比DISCを、その時のエンジン2の状態に
応じて水温補正量DAAV、回転フィードバック補正量
DFB、電気負荷補正量DSET等から設定するように
プログラミングしてある。また、入力される充電要求信
号C1のデューティ比から、オルタネータ1の発電量を
検出し、充電制御信号C2のデューティ比を変更して発
電量を制御する。
【0014】エンジン2を制御するにあたって、少なく
とも吸気系にはサージタンク16内の吸気管負圧を検出
する圧力センサ17が出力する吸気圧信号a、エンジン
回転数を検出する回転数センサ18が出力する回転数信
号b、車速を検出する車速センサ19が出力する車速信
号c、スロットルバルブ12の開閉状態を検出するアイ
ドルスイッチ20が出力するスロットル信号d、ディス
トリビュータ22に内蔵されるクランク角基準位置セン
サ23が出力するクランク角信号f、エンジン2の冷却
水温に応じて水温センサ24が出力する水温信号e、ま
た排気系には排気ガスの酸素濃度を検出するOセンサ
21が出力する電圧信号h等がそれぞれ、逐次電子制御
装置5に入力されるようになっている。また、バッテリ
4の充電を制御するために、入力インターフェース5c
には、充電要求信号C1が入力されるようになってい
る。この充電要求信号C1は、入力される毎にその持続
時間が計測されて記憶装置5b内に記憶されるようにな
っている。
【0015】そして、この電子制御装置5は、ロータコ
イルの通電量を調整するICレギュレータを内蔵しエン
ジンにより機械的に駆動されて電気負荷が選択的に接続
される駆動用電源を充電するオルタネータの発電量を、
電気負荷が駆動用電源に接続された際の駆動用電源の電
圧変化に基づいて制御するとともに、スロットルバルブ
を迂回するバイパス通路を通過する吸入空気量を調節
し、アイドリング時のエンジン回転数をアイドル目標回
転数近傍に保持するよう制御するものであって、電気負
荷が遮断されたことを検出し、遮断を検出した時点から
前記発電量を漸次減少させ、前記発電量の漸次減少に同
期してバイパス通路を通過する吸入空気量を漸次減少補
正するようにプログラムされている。
【0016】この実施例のアイドル回転制御プログラム
の概要を、図4にフローチャートにて示す。
【0017】まず、電気負荷がオンの状態からオフに切
り替えられたアイドル運転状態において、ステップS1
では、電気負荷が投入されることにより設定される電気
負荷補正量DSETが0でないか否かを判定し、ある値
が設定されている場合にはステップS2に進み、0であ
る場合はステップS7に移行する。電気負荷の切り替え
られたタイミングは、例えばその電気負荷のスイッチか
ら信号を得るものであってよい。ステップS2では、そ
の時点のエンジン回転数NE(実回転数)が目標回転数
NESETを上回っているか否かを判定し、上回ってい
る場合はステップS3に進み、下回っている場合はステ
ップS6に移行する。ステップS3では、電子制御装置
5から出力される充電制御信号C2のデューティ比によ
り規定されるオルタネータ1の充電制御量CHDUTY
が発電仕事量FDUTY以上か否かを判定し、以上であ
る場合はステップS5に進み、未満の場合はステップS
6に移行する。ステップS4では、フィードバック制御
をホールド(一旦中止)する。ステップS5では、今回
の充電制御量CHDUTY及び電気負荷補正量DSE
を、前回の充電制御量CHDUTYn−1及び前回
の電気負荷補正量DSETn−1より、下式に示すよう
に、それぞれ所定値X、所定値Yを減じて計算する。電
気負荷補正量DSETは、0以下の数値とならないよう
に、0ガードが設定してある。 CHDUTY=CHDUTYn−1−X DSET=DSETn−1−Y ステップS6では、回転フィードバック補正量DFBを
次式により演算し、電気負荷補正量DSETをクリア
(=0)する。 DFB=DFBn−1+DSET ステップS7では、アイドル運転状態におけるフィード
バック制御を実行する。
【0018】このような構成において、アイドル運転中
にあって、例えばそれまで使用されていたエアコンが切
られてスイッチ9が開成されると、バッテリ4の端子電
圧は第1電圧値V1より低くなる。図5に示すように、
エアコンが切られた時点で電気負荷要求を現す充電要求
信号C1が消滅するが、電気負荷補正量DSETはこの
時点ではまだ0に設定されていないので、制御はステッ
プS1→S2と進む。この時、電気負荷補正量DSET
により実際のエンジン回転数が目標回転数を上回った状
態になっており、制御はステップS3に進む。そして、
バッテリ4の端子電圧が低下することにより、充電制御
信号C2のデューティ比すなわち第1電圧値V1と第2
電圧値V2との比率が変化し、発電要求信号DSのデュ
ーティ比は発電時間が短くなるように変化するので、発
電仕事量FDUTYが減少する。この結果、制御はステ
ップS4→S5と進み、アイドル回転時のフィードバッ
ク制御を一旦中止し、今回の充電制御量CHDUTY
と電気負荷補正量DSETとを算出して、電気負荷が
切られた後の全体の空気補正量を前回より少なくして吸
入空気量を補正する。
【0019】この制御進行は、所定値Yずつ減少される
電気負荷補正量DSETが0になるか、実際のエンジン
回転数が目標回転数を下回るか、あるいは発電仕事量F
DUTYが充電仕事量CHDUTYを上回る状態のいず
れかに当てはまる運転状態になるまで継続して実行され
る。つまり、実際のエンジン回転数が目標回転数を上回
っていて、徐々に減少させる充電仕事量CHDUTY
が、バッテリ4の端子電圧の状態により変化して増加し
た発電仕事量FDUTYより小さくなる時点までの期間
は、上記の制御進行が実行され、エンジン2に対する負
荷としてのオルタネータ1の負荷量が漸減され、それに
同期して電気負荷補正量DSETを漸減するものであ
る。この結果、電気負荷が投入されていた期間に増量さ
れていた空気補正量が電気負荷の遮断と同時に減量され
ることはなくなり、その補正空気量に依存してエンジン
回転が急激に落ち込むことを確実に防止する(図5に二
点鎖線で示す)。しかも、この実施例のように、外部の
電子制御装置5によりオルタネータ1の発電量を制御す
るようにすれば、ICレギュレータ3を従来のものから
大きく変更することなくこのアイドル回転制御を実行で
きるので、オルタネータ1を複雑にすることを防止する
ことができる。
【0020】このように、空気補正量を徐々に減少する
制御を実行している状態で、電気負荷補正量DSETが
0になった場合には、制御はステップS1→S7と進
み、電気負荷補正量DSETによる空気補正量の増量を
行うことなくアイドル運転時のフィードバック制御を実
行する。また、実際のエンジン回転数が目標回転数を下
回るか、あるいは発電仕事量FDUTYが充電仕事量C
HDUTYを上回る運転状態になると、制御はステップ
S1→SステップS2又はステップS1→S2→S3と
進んだ後、S6→S7と進み、回転フィードバック補正
量DFBを算出し、かつ電気負荷補正量DSETを0
に設定して、電気負荷がない場合のアイドル運転時のフ
ィードバック制御を実行する。
【0021】なお、本発明は、以上に説明した実施例に
限定されるものではない。オルタネータ1におけるIC
レギュレータ3は、外部の制御装置すなわち電子制御装
置5から出力される制御信号により、オルタネータ1の
発電をバッテリ4の端子電圧の変化に影響されることな
く強制的に制御できる構成のものであればよい。つま
り、電気負荷が投入された場合はバッテリ4の端子電圧
の変化でオルタネータ1を発電させ、電気負荷が切られ
た場合あるいは別の理由でバッテリ4を充電する必要が
生じた場合には、電子制御装置5からの制御信号に基づ
いて発電を開始する構成であればよい。
【0022】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、電気
負荷が遮断された場合に、発電量を漸次減少させ、かつ
それに同期してバイパス通路を通過する吸入空気量を漸
次減少させるので、エンジンに対する負荷としてのオル
タネータの負荷量の減少に同期して吸入空気量の補正量
を減量補正でき、エンジン回転が急激な吸入空気量の変
化により低下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す全体構成図。
【図2】同実施例のオルタネータの電気回路構成を示す
ブロック図。
【図3】同実施例のICレギュレータの具体的な回路構
成を示す電気回路図。
【図4】同実施例の制御手順を概略的に示すフローチャ
ート。
【図5】同実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1…オルタネータ 2…エンジン 3…ICレギュレータ 4…バッテリ 5…電子制御装置 6…流量制御弁 8…電気負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータコイルの通電量を調整するICレギ
    ュレータを内蔵しエンジンにより機械的に駆動されて電
    気負荷が選択的に接続される駆動用電源を充電するオル
    タネータの発電量を、電気負荷が駆動用電源に接続され
    た際の駆動用電源の電圧変化に基づいて制御するととも
    に、スロットルバルブを迂回するバイパス通路を通過す
    る吸入空気量を調節し、アイドリング時のエンジン回転
    数をアイドル目標回転数近傍に保持するよう制御する電
    気負荷制御によるアイドル回転制御方法であって、 電気負荷が遮断されたことを検出し、 遮断を検出した時点から前記発電量を漸次減少させ、 前記発電量の漸次減少に同期してバイパス通路を通過す
    る吸入空気量を漸次減少補正することを特徴とする電気
    負荷制御によるアイドル回転制御方法。
JP7160712A 1995-06-27 1995-06-27 電気負荷制御によるアイドル回転制御方法 Pending JPH0914029A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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