JPH09139679A - ピーク電力低減回路 - Google Patents

ピーク電力低減回路

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JPH09139679A
JPH09139679A JP7298683A JP29868395A JPH09139679A JP H09139679 A JPH09139679 A JP H09139679A JP 7298683 A JP7298683 A JP 7298683A JP 29868395 A JP29868395 A JP 29868395A JP H09139679 A JPH09139679 A JP H09139679A
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attenuation
peak power
delay
variable
signal
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Application number
JP7298683A
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English (en)
Inventor
Ken Kumagai
謙 熊谷
Shoichi Narahashi
祥一 楢橋
Toshio Nojima
俊雄 野島
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャリア信号に対して、低歪、かつ平
均電力を大幅に減少させないピーク電力低減回路を得
る。 【解決手段】 入力マルチキャリア信号は方向性結合器
11,第1遅延手段12,第1可変減衰手段13,リミ
ッタ14を順次通って出力される。方向性結合器11で
分岐された信号は第1検出手段15に入力され、入力信
号の包絡線電力レベルLが検出され、その検出出力が第
1制御手段16に入力される。該手段は電力レベルLを
しきい値Lth1と比較し、それを超えている場合に、
第1可変減衰手段13の減衰量を所定時間の間所定量に
設定する。第1遅延手段12の遅延量は第1検出手段1
5及び第1制御手段16の動作速度に基づいて設定され
る。第1可変減衰手段13とリミッタ14を併用するこ
とにより、リミッタ14のみでピーク電力を制限した場
合に比べ、出力の帯域外の相互変調歪を抑えることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば移動通信の
基地局や衛星通信などのマルチキャリア送信機に適用さ
れ、複数のキャリアを合成したマルチキャリア信号を増
幅器等に入力する前段において、マルチキャリア信号の
ピーク電力を低減する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリア信号を構成する各キャリ
アの位相は、互いにさまざまに分布しているため、ある
瞬間には瞬時位相が一致して電圧が同相合成される。そ
の結果、包絡線電力は大幅に増大し、包絡線電力の平均
電力レベルを大幅に上回る包絡線電力尖頭値(PEP)
が発生する。このようなマルチキャリア信号を増幅器に
よって低歪で増幅しようとすると、相互変調歪が発生し
ないように、増幅器の所要飽和出力は、例えば包絡線電
力の平均電力レベルの多重数倍に設定しなければならな
い。このことは、増幅器の小形化、省電力化を妨げると
いった問題を生ずる。
【0003】この増幅器の所要飽和出力を低減するに
は、増幅器に入力する前にマルチキャリア信号のピーク
電力を低減することが必要となる。図13の回路では、
入力端子1に入力されるマルチキャリア信号は、減衰手
段4を通して出力端子2に接続される。出力端子2の後
ろには、例えば線形増幅器3が接続され、減衰手段4で
ピーク電力を低減したマルチキャリア信号が入力され
る。減衰手段4の減衰量は、線形増幅器3の出力信号に
おける歪が規定量以下となるように設定される。また、
図14は、図13と比較して、減衰手段4にかえて、信
号の振幅を所定値(制限値)に制限するリミッタ5を設
けている。リミッタ5としては、PINダイオードリミ
ッタ回路を用いることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図13のように入力信
号をある一定の減衰量だけ減衰させる場合、ピーク電力
が低減するだけでなく、信号の平均電力そのものが減少
する。例えば、入力信号のピーク電力を3dB低減するに
は、減衰器4の減衰量を3dBに設定する必要がある。こ
のとき、マルチキャリア信号の包絡線電力の平均電力レ
ベルも3dB減少する。また、図14に示す構成では、リ
ミッタ5の制限値を超えるピーク電力の発生時間は短い
ので、信号の平均電力レベルはほとんど減少しないが、
リミッタ5で振幅が制限される際に、増幅器の飽和特性
により受ける影響と同様に、顕著な相互変調歪が発生す
る。
【0005】本発明は、低歪、かつ平均電力を大幅に減
少させることなく、マルチキャリア信号のピーク電力を
低減する回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、信号を入力端子から入力し、ピーク電力を低減して
出力端子に出力するピーク電力低減回路において、入力
端子と出力端子との間の経路に第1遅延手段、第1可変
減衰手段、リミッタが設けられる。さらに、入力信号の
包絡線電力が第1検出手段により検出され、第1検出手
段により検出された包絡線電力に応じて、第1制御手段
により第1可変減衰手段の減衰量が設定される。
【0007】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
における第1遅延手段が、伝送線路で置き換えられる。
請求項3の発明によれば、請求項1において、リミッタ
が、第2遅延手段と、第2遅延手段の出力側に設けられ
た第2可変減衰手段と、第2遅延手段に入力される信号
の包絡線電力を検出する第2検出手段と、第2検出手段
の検出信号にしたがって第2可変減衰手段の減衰量を調
整する第2制御手段とを具備するピーク処理部で置き換
えられる。
【0008】請求項4の発明によれば、請求項1におい
て、リミッタが、第2遅延手段と、第2遅延手段の出力
側に設けられた第2可変減衰手段と、前記第1検出手段
の検出信号にしたがって第2可変減衰手段の減衰量を調
整する第2制御手段を具備するピーク処理部で置き換え
られる。請求項5の発明によれば、請求項3または4に
おいて、前記第1制御手段および前記第2制御手段が、
一つの制御手段で構成され、前記第1可変減衰手段およ
び前記第2可変減衰手段の減衰量をそれぞれ調整する。
【0009】請求項6の発明によれば、請求項3乃至5
のいずれかにおいて、第2遅延手段が伝送線路で置き換
えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1の実施例を参照して、請求項
1の発明の実施の形態を説明する。図1には図13と対
応する部分に同一の符号を付けてある。この発明では入
力端子1の後ろに方向性結合器11が挿入され、方向性
結合器11の一方の出力経路には、入力されるマルチキ
ャリア信号を遅延させる第1遅延手段12,第1可変減
衰手段13およびリミッタ14が設けられ、マルチキャ
リア信号はこれらを通過して出力端子2に出力される。
方向性結合器11でもう一方に分岐された経路には、マ
ルチキャリア信号の包絡線電力レベルを検出する第1検
出手段15が設けられ、第1検出手段15の検出信号が
第1制御手段16に入力される。
【0011】第1制御手段16は、第1検出手段15で
検出されたマルチキャリア信号の包絡線電力レベルをし
きい値と比較し、しきい値を超えた場合に、第1可変減
衰手段13の減衰量を所定時間の間所定量に設定する。
第1遅延手段12の遅延量は、第1検出手段15および
第1制御手段16の動作速度に基づいて設定される。第
1遅延手段12は遅延線路を用いて構成できる。第1可
変減衰手段13はPINダイオード等を用いて容易に構
成でき、市販の製品も使用可能である。また、リミッタ
14は、PINダイオードリミッタ回路を用いて構成で
きる。第1検出手段15は、ダイオードとコンデンサを
用いて構成でき、マルチキャリア信号の包絡線電力の変
動に追従するように素子のパラメータが決定され、包絡
線電力レベルに応じた信号を第1制御手段16に出力す
る。
【0012】第1制御手段16は、例えば、基本回路と
してA/D変換器、マイクロプロセッサ、ROM,RA
M,D/A変換器等で構成され、第1検出手段15から
入力される検出信号を監視しつつ、第1可変減衰手段1
3の減衰量を設定、調整する機能を有する。以下、この
第1制御手段16の制御動作を詳しく説明する。図2A
は第1制御手段16の制御動作を流れ図形式で示した図
である。まず、第1検出手段15においてマルチキャリ
ア信号の包絡線電力レベルLが検出され(ステップS
1),そのレベルがしきい値Lth1を超えるかどうか
が判断される(S2)。電力レベルLがLth1を超え
る場合、あらかじめ定められた減衰動作にしたがって第
1可変減衰手段13の減衰量D1が調整される(S
3)。この第1可変減衰手段13の動作のタイムチャー
トを図2Bに示す。この減衰動作後、再び包絡線電力レ
ベルLを検出する段階S1に戻る。
【0013】ここで第1可変減衰手段13によりマルチ
キャリア信号の電力レベルを調整することで発生する歪
のスペクトルは、第1可変減衰手段13の減衰動作時間
ΔTと減衰量D1とを規定する時間関数により変化す
る。ΔTをマルチキャリア信号の各キャリアの変調周期
程度に設定し、減衰量D1を例えばブラックマン・ハリ
スの窓関数に従うように緩やかな変化で規定することに
より、歪を入力マルチキャリア信号の帯域内に抑えるこ
とが可能である。減衰量D1の最大値は例えば3dB程度
に設定する。また、減衰量を窓関数で規定することによ
り、ΔTの間、例えば減衰量を3dBに固定する場合に比
較して、減衰による平均電力の減少は小さい。
【0014】ブラックマン・ハリスの窓関数の立ち上が
りは図2Bで示されるように緩やかであるため、この窓
関数にしたがって規定される減衰動作の開始直後は、ピ
ーク電力の低減効果が小さい。しかしながら、第1遅延
手段12の遅延量を適切に設定することにより、窓関数
で規定される減衰量の時間的な立ち上がり位置を調整す
ることも可能である。例えば、第1可変減衰手段13の
減衰量が最大になる時間と、第1可変減衰手段13に入
力される信号において包絡線電力レベルLがLth1を
超えるタイミングとが一致するように、第1遅延手段1
2の遅延量を設定する。
【0015】なお、第1可変減衰手段13の減衰量D1
はブラックマン・ハリスの窓関数に限らず、他の窓関
数、例えばハミングの窓関数やハニングの窓関数等を用
いることも可能である。以上のように第1可変減衰手段
13を動作させることにより、減衰量の変化に伴う歪を
入力信号の帯域内に抑えてピーク電力を低減することが
できる。この第1可変減衰手段13とリミッタ14を併
用することにより、図14のようにリミッタ14のみで
ピーク電力を制限した場合に比べ、出力信号の帯域外に
発生する相互変調歪を低レベルに抑えることができる。
リミッタの制限値Lth2は、例えばLth1と等しく
設定され、この発明のピーク電力低減回路の出力するマ
ルチキャリア信号のピーク電力はLth1(=Lth
2)に抑えられる。
【0016】以上の一連の制御を常時、または間欠的に
実行することにより、低歪に、かつ平均電力を大幅に減
少させることなく、マルチキャリア信号のピーク電力を
低減することができる。図3乃至図5は、請求項1の発
明の他の実施例を示したものである。これらの実施例
は、図1と比較して、方向性結合器11,第1遅延手段
12,第1可変減衰手段13,およびリミッタ14の順
序がいろいろと入れ替えられたものであり、制御動作に
ついては、図2の説明と同様である。
【0017】図6に請求項2の発明の実施例を示す。こ
の実施例は図1と比較して、第1遅延手段12が伝送線
路17で置き換えられたものであり、その他に関しては
図1と同様である。第1検出手段15および第1制御手
段16の動作が、マルチキャリア信号の包絡線電力レベ
ルの変動に比較して十分に高速である場合、第1遅延手
段12は必ずしも必要なく、遅延の少ない伝送線路17
で置き換え可能である。図3,図4および図5の実施例
についても同様である。
【0018】請求項1および請求項2の発明を実施する
場合には、第1可変減衰手段13またはリミッタ14に
おいて高調波成分が発生する。図7は、この高調波成分
を除去する手段を設けた実施例を示す図であり、図1と
比較して、出力端子2の前段に帯域通過フィルタ18を
備えた点が異なる。図8に請求項3の発明の実施例を示
す。この実施例は、図1においてリミッタ14で構成さ
れる部分が、方向性結合器21,第2遅延手段22,第
2可変減衰手段23,第2検出手段25および第2制御
手段26で構成されるピーク処理部30で置き換えたも
のである。その他については図1と同様であり、図1と
同一の符号を付けて示す。以下に、ピーク処理部30の
動作について説明する。
【0019】第1可変減衰手段13の出力信号は、方向
性結合器21に入力される。方向性結合器21の一方の
出力経路には、信号を遅延させる第2遅延手段22と第
2可変減衰手段23とが設けられ、出力端子2に接続さ
れる。方向性結合器21でもう一方に分岐された経路に
は、信号の包絡線電力レベルを検出する第2検出手段2
5が設けられ、第2検出手段25の検出信号が第2制御
手段26に入力される。第2制御手段26は、第2検出
手段25で検出される信号の包絡線電力レベルがしきい
値を超えている場合に、第2可変減衰手段23の減衰量
を所定量だけ、例えば信号の包絡線電力がしきい値に制
限されるように設定する。第2遅延手段22の遅延量
は、第2検出手段25および第2制御手段26の動作速
度に応じて設定される。
【0020】第2制御手段26の制御動作を流れ図形式
で図9Aに、また信号の包絡線電力波形と第2可変減衰
手段23の減衰動作を対応させて図9Bにそれぞれ示
す。図9Aに示すように、ピーク処理部30に入力され
る信号の包絡線電力レベルL2が検出され(S4),L
2がしきい値Lth2を超えるかどうかが判断される
(S5)。L2がLth2を超える場合、第2可変減衰
手段23の減衰量D2が調整され(S6),再び包絡線
電力レベルL2を検出する段階S4に戻る。なお、段階
S5でL2がLth2を超えない場合は、減衰量は0dB
に設定され(S7),包絡線電力レベルL2を検出する段
階S4に戻る。図9B(a)に示す包絡線電力レベルL
2の変化に対しての減衰量D2の変化の一例を図9B
(b)に示す。減衰量D2は、信号の包絡線電力L2が
Lth2で制限されるように調整され、9B(c)に示
す包絡線電力波形が、第2可変減衰手段23の出力信号
として得られる。ただし図9Bでは、ピーク処理部30
の入出力間の利得を1と仮定している。
【0021】図3乃至図7のリミッタ14についても同
様にピーク処理部30により構成できる。このように請
求項1におけるリミッタをピーク処理部30で構成する
ことにより、高調波成分の発生が抑制される。以上の説
明は、第2可変減衰手段23の動作中、減衰量D2はL
2に応じて変化するように説明したが、第1可変減衰手
段13に設定される減衰量D1のようにあらかじめ窓関
数で規定することや、減衰量をある一定の値に固定する
ことも可能である。
【0022】以上の一連の制御を常時または間欠的に実
行することにより、マルチキャリア信号のピーク電力を
低歪に低減することができる。図10に請求項4の発明
の実施例を示す。この実施例の回路は、図8に示す回路
のピーク処理部30から方向性結合器21および第2検
出手段25を取り除いたものであり、第2制御手段が第
1検出手段15の検出信号にしたがって第2可変減衰手
段23の減衰量を制御することが特徴である。その他に
ついては図8と同様であり、図8と同一の符号を付けて
示す。第1制御手段16の制御動作があらかじめ定めら
れているならば、図8の実施例における第2検出手段2
5は必ずしも必要なく、第1検出手段15の検出信号を
利用して、第2可変減衰手段23の減衰量を調整でき
る。
【0023】図11に請求項5の発明の実施例を示す。
図8の実施例と比較して、第1制御手段16および第2
制御手段26が一つの制御手段28で置き換えられたも
のである。ここで、第1検出手段15および第2検出手
段25の検出信号は制御手段28に入力され、第1可変
減衰手段13および第2可変減衰手段23の減衰量が制
御手段28により設定、調整される。制御手段28の内
部では、図2および図9で説明した制御動作と同様の動
作が並列に実行される。
【0024】図12は請求項6の発明の実施例を示す。
図8と比較して、第1遅延手段12および第2遅延手段
22が、各々伝送線路17および伝送線路27で置き換
えられたものであり、その他に関しては図8と同様であ
る。第1検出手段15,第1制御手段16,第2検出手
段25および第2制御手段26の動作がマルチキャリア
信号の包絡線電力レベルの変動に比較して十分に高速で
ある場合、第1遅延手段12および第2遅延手段22は
必ずしも必要なく、遅延の少ない伝送線路で置き換え可
能である。また、この実施例では、第1遅延手段12お
よび第2遅延手段22の両方を伝送線路で置き換えた場
合を示したが、第1検出手段15,第1制御手段16,
第2検出手段25および第2制御手段26の動作速度に
応じて、第1遅延手段12および第2遅延手段22のい
ずれか一方を伝送線路で置き換える場合もある。
【0025】これまでの説明では、方向性結合器11ま
たは11と21を設けるものとしたが、これらを省略す
ることもできる。また入力信号をマルチキャリア信号と
したが、その他の信号であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、従
来の図13の減衰手段による場合に比べて、平均電力を
大幅に減少させることなく、マルチキャリア信号のピー
ク電力を低減することが可能となる。したがって、例え
ば移動通信用基地局装置、衛星通信等のマルチキャリア
送信装置における増幅器の前段にこの発明のピーク電力
低減回路を設けることにより、増幅器の所要飽和電力を
大幅に低減することができる。
【0027】この発明によれば、第1遅延手段12,第
1可変減衰手段13,第1検出手段15および第1制御
手段16など、リミッタ14またはピーク処理部30を
除いた回路によって、変調周期程度の時間幅内で第1可
変減衰手段13の減衰量を緩やかに変化させることによ
り、減衰動作により発生する雑音を自帯域内に抑え、ピ
ークを低減することができる。したがって、リミッタ1
4またはピーク処理部30で行うピーク抑圧に伴う帯域
外雑音を、リミッタのみでピーク電力を制限する図14
の従来の場合よりかなり低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aは図1中の制御手段16の制御動作例を示す
流れ図、Bは図1中の可変減衰手段13の減衰量の時間
に対する変化を示す図。
【図3】請求項1の発明の他の実施例を示すブロック
図。
【図4】請求項1の発明の更に他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図5】請求項1の発明の更に他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図6】請求項2の発明の実施例を示すブロック図。
【図7】請求項1の発明の更に他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図8】請求項3の発明の実施例を示すブロック図。
【図9】Aは図8中の第2制御手段26の制御動作例を
示す流れ図、Bは図8中のピーク処理部30内の要部の
動作波形図。
【図10】請求項4の発明の実施例を示すブロック図。
【図11】請求項5の発明の実施例を示すブロック図。
【図12】請求項6の発明の実施例を示すブロック図。
【図13】従来の減衰器を用いたピーク電力低減回路を
示すブロック図。
【図14】従来のリミッタを用いたピーク電力低減回路
を示すブロック図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を入力端子から入力し、ピーク電力
    を低減して出力端子に出力するピーク電力低減回路にお
    いて、 該入力端子と該出力端子の間の経路に挿入された第1可
    変減衰手段と、 該入力端子と該出力端子の間の経路に挿入された、入力
    される信号の振幅を所定レベルに制限して出力するリミ
    ッタと、 該入力端子と該第1可変減衰手段の間の経路に挿入され
    た第1遅延手段と、 該入力信号の包絡線電力を検出する第1検出手段と、 該第1検出手段の検出信号にしたがって、該第1可変減
    衰手段の減衰量を調整する第1制御手段と、 を具備することを特徴とするピーク電力低減回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1遅延手段を
    伝送線路で置き換えたことを特徴とするピーク電力低減
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記リミッタを、 第2遅延手段と、 該第2遅延手段の出力側に設けられた第2可変減衰手段
    と、 該第2遅延手段に入力される信号の包絡線電力を検出す
    る第2検出手段と、 該第2検出手段の検出信号にしたがって該第2可変減衰
    手段の減衰量を調整する第2制御手段と、 を具備するピーク処理部で置き換えたことを特徴とする
    ピーク電力低減回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記リミッタを、 第2遅延手段と、 該第2遅延手段の出力側に設けられた第2可変減衰手段
    と、 前記第1検出手段の検出信号にしたがって該第2可変減
    衰手段の減衰量を調整する第2制御手段と、 を具備するピーク処理部で置き換えたことを特徴とする
    ピーク電力低減回路。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記第1制
    御手段および前記第2制御手段は、前記第1可変減衰手
    段および前記第2可変減衰手段の減衰量をそれぞれ調整
    する一つの制御手段で構成されることを特徴とするピー
    ク電力低減回路。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかにおいて、第
    2遅延手段を伝送線路で置き換えたことを特徴とするピ
    ーク電力低減回路。
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