JPH09139256A - ヒューズ内蔵型コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

ヒューズ内蔵型コネクタ及びその製造方法

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JPH09139256A
JPH09139256A JP7297028A JP29702895A JPH09139256A JP H09139256 A JPH09139256 A JP H09139256A JP 7297028 A JP7297028 A JP 7297028A JP 29702895 A JP29702895 A JP 29702895A JP H09139256 A JPH09139256 A JP H09139256A
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JP
Japan
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wire
terminal
connector
fuse
terminals
Prior art date
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Application number
JP7297028A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
俊秋 鈴木
Koichi Ueda
浩一 上田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタを利用してその内部にヒューズ機能
を有する部分をコンパクトに組み込むことにより、電線
の細線化を可能にしつつジョイントボックス等の大型化
を防止する。 【解決手段】 ヒューズ内蔵型コネクタC1は、ハウジ
ング1内に、電線に接続された第1の端子6と、相手側
コネクタの端子に嵌合する第2の端子6とを固定すると
ともに、上記第1,第2の両端子間にワイヤボンディン
グにより結線した金属線を設け、この金属線が所定の溶
断特性をもったヒューズとして機能するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズ機能を有
する部分を内蔵したコネクタとその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用ハーネス等の接続のため
のコネクタC10は、例えば図9に示すように、電線1
04の末端部に接続用の端子(例えば雌側端子)106
が溶接等により直接接合された状態で、上記端子106
及び電線104の末端部がハウジング101内に挿し込
まれ、端子106がハウジング101に固定された構造
となっており、複数回路を接続するコネクタにあっては
上記電線104及び端子106が複数並列にハウジング
101に組み込まれている。そして、上記コネクタC1
0と相手側コネクタとが嵌合されることにより、上記端
子106に相手側コネクタの端子(例えば雄側端子)が
接続されるようになっている。
【0003】ところで、一般に自動車用ハーネスに対し
ては回路保護用のヒューズが装備され、従来では上記ヒ
ューズがジョイントボックス、リレーボックスまたはヒ
ューズボックスに組み込まれている。そして、通常、ヒ
ューズ組み込み部分のコンパクト化のため、適当な複数
回路をまとめた回路群毎に1つずつヒューズが設けら
れ、その回路群の中の各回路の要求電流の総和に相当す
る電流を越えるような大電流が上記ヒューズに流れたと
きにヒューズが溶断するように、その溶断特性が設定さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数回路
毎にヒューズが設けられる場合、ヒューズが溶断しない
範囲で回路群の中の一部の回路に集中的に電流が流れる
という事態が生じることも考慮して、その回路を構成す
る電線は要求電流に見合う必要最小限の線径よりもある
程度太くしておく必要があり、コストダウン等のための
電線の細線化の妨げとなる。
【0005】そこで、1回路毎に1ヒューズを設け、各
回路毎に要求電流に応じてヒューズの溶断特性を設定し
ておけば、各電線の細線化を図ることができる。しか
し、従来のヒューズを用いてこれを各回路毎に設け、上
記ジョイントボックス等に組み込むようにすると、ジョ
イントボックス等が大型化し、自動車等における限られ
たスペースに設置することが困難になる等の不都合があ
る。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、コネクタを
利用してその内部にヒューズ機能を有する部分をコンパ
クトに組み込むことにより、電線の細線化を可能にしつ
つジョイントボックス等の大型化を防止することができ
るヒューズ内蔵型コネクタ及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のヒューズ内蔵型
コネクタは、コネクタのハウジング内に、電線に接続さ
れた第1の端子と、相手側コネクタの端子に嵌合する第
2の端子とを固定するとともに、上記第1,第2の両端
子間にワイヤボンディングにより結線した金属線を設
け、この金属線が所定の溶断特性をもったヒューズとし
て機能するように構成したものである。
【0008】この構成によると、ヒューズ機能を有する
金属線がコネクタ内に組み込まれ、とくにワイヤボンデ
ィングにより上記両端子間にコンパクトに結線される。
そして、コネクタに複数組の電線及び端子が組み込まれ
る場合は各電線に対応する端子間にそれぞれワイヤボン
ディングによる金属線が設けられることにより、コンパ
クトな構造で1回路1ヒューズが達成されることとな
る。
【0009】この発明のコネクタにおいて、上記両端子
間における上記金属線の途中部分を他の部分よりも細径
に形成し、この細径部分により所定の溶断特性をもたせ
るようにしておけば、溶断特性の設定が容易に、かつ精
度良く行なわれる。
【0010】また、上記金属線がアルミワイヤであれ
ば、ワイヤボンド等が良好に行なわれる。
【0011】また、本発明のヒューズ内蔵型コネクタの
製造方法は、中間部に開口部分を有するハウジング本体
に、電線に接続された第1の端子と、相手側コネクタの
端子に嵌合する第2の端子とを、これらの端子の各一端
部が上記開口部分に臨む状態に固定し、次に、ワイヤボ
ンダーのヘッドで上記開口部分からワイヤボンディング
を行なうことにより上記両端子間に金属線を結線し、次
いで、細径化用の工具で上記開口部分から金属線を細径
化する加工を施すことにより要求される溶断特性に応じ
た細径部分を形成した後、上記開口部分にカバーを装着
するようにしたものである。
【0012】この方法によると、ハウジング本体に対す
る電線及び端子の組込み後に、ワイヤボンディングによ
る上記金属線の結線、及びこの金属線に細径部分を形成
するための加工が容易に行なわれ、またこの加工により
溶断特性の調整が適正に行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るヒュー
ズ内蔵型コネクタC1を斜視図で示しており、また、図
2は上記コネクタC1とこれに嵌合する相手側コネクタ
C2とを断面図で示している。これらの図において、コ
ネクタC1は、ハウジング本体2及びカバー3からなる
ハウジング1と、電線4の末端部に設けられた第1の端
子5と、相手側コネクタC2の端子8に嵌合する第2の
端子6と、ヒューズ機能を有するワイヤ(金属線)7と
を有している。上記電線4、端子5,6及びワイヤ7
は、複数組が並列にハウジング本体2に組み込まれ、図
示の例では4組の電線4、端子5,6及びワイヤ7がハ
ウジング本体2に組み込まれている。
【0014】上記ハウジング本体2には、その前後方向
の中間部に上向きの開口部分10aを有する空洞10が
形成されるとともに、後端部から上記空洞10に達する
第1の端子保持孔11と前端部から上記空洞10に達す
る第2の端子保持孔12とが形成されており、この各端
子保持孔11,12に上記各端子5,6が保持されてい
る。また、上記ハウジング本体2における各端子保持孔
11,12の下側には弾性的に揺動可能な端子係止部1
3,14が設けられ、この端子係止部13,14により
上記各端子5,6が係止されている。
【0015】上記各端子5,6はそれぞれ導電性材料、
例えば銅板からなり、第1の端子5は電線4の末端部に
超音波接合、抵抗溶接あるいは圧着プレス等により接合
されている。一方、第2の端子6は、例えば雌側端子を
構成するように、相手側コネクタC2の雄側端子8に対
応する嵌合部6aを有している。そして、上記のように
各端子5,6がハウジング本体2の端子保持孔11,1
2に保持されるとともに、第1の端子5の前端部及び第
2の端子6の後端部が、上記開口部分10aに臨むよう
に空洞10内に突入している。
【0016】上記ハウジング本体2の空洞10内におい
て上記両端子5,6間には、ヒューズ機能を有するワイ
ヤ7がワイヤボンディングにより結線されている。すな
わち、上記ワイヤ7にはワイヤボンディング可能な金属
導線、例えばアルミワイヤが用いられ、また、上記第1
の端子5の前端部上面及び第2の端子6の後端部上面に
は、ワイヤボンディングを容易にするためのアルミめっ
き、ニッケルめっき、金めっき等のめっき部分15,1
6が設けられている。そして、図3及び図4にも示すよ
うに、この各端子5,6のめっき部分15,16にワイ
ヤ7がワイヤボンディングにより接合されている。
【0017】また、上記両端子5,6間における上記ワ
イヤ7の途中部分は、他の部分よりも細径に形成され、
この細径部分7aにより、当該回路の要求電流に応じた
所定の溶断特性が得られるように構成されている。
【0018】なお、上記ハウジング本体2の開口部分1
0aにはカバー3が被着されており、このカバー3によ
り上記ワイヤ7が外部から保護されている。
【0019】上記コネクタC1の製造方法を、図5〜図
8を参照しつつ説明する。先ず、上記ハウジング本体
2、カバー3及び第1,第2の各端子5,6が予め別体
に成形され、上記第1の端子5が電線4の末端部に接合
される。そして、図5に示すように、上記第1の端子5
が上記ハウジング本体2の第1の端子保持孔11に後端
側から差し込まれる一方、上記第2の端子6が第2の端
子保持孔12に前端側から差し込まれる。上記各端子
5,6はそれぞれ、所定位置まで差し込まれたところ
で、上記端子係止部13,14により係止されてハウジ
ング本体2に固定される。
【0020】次に、図6に示すように、ワイヤボンダー
のヘッド17が上記ハウジング本体2の開口部分10a
から空洞10内に挿入され、このヘッド17により空洞
10内で上記両端子5,6に対してワイヤボンディング
が行なわれることにより、両端子5,6間にワイヤ7が
結線される。
【0021】ワイヤボンディングが終了すると、図7に
示すように、上記ヘッド17が除去された後、細径化用
の工具18が上記ハウジング本体2の開口部分10aか
ら空洞10内に挿入され、この工具18によりワイヤ7
の途中部分の細径化が行なわれる。この工具18は、例
えば図8に示すように一対の挾圧片18a,18bを有
するペンチ状をなし、上記挾圧片18a,18bの先端
近傍部に線径規制孔19が設けられており、この線径規
制孔18が設けられた箇所でワイヤ7の途中部分が挾圧
されることにより、ワイヤ7の途中部分が上記線径規制
孔19に対応する径に細められるように加工される。そ
して、上記線径規制孔19の径が異なる複数種の工具が
選択的に使用されることにより、ワイヤ7の途中の細径
部分7aの太さが調整されるようになっている。
【0022】なお、上記電線4及び端子5,6が複数組
並列にハウジング本体2に組込まれる場合(図1参照)
は、各組毎に上記ワイヤボンダーによるワイヤ7の結線
が行なわれ、さらに各ワイヤ7に対して上記工具18に
よる細径化の加工が行なわれる。この際、上記工具18
が選択されることにより、各ワイヤ7毎に細径部分7a
の太さが調整され、それぞれの回路に応じた溶断特性が
得られるように設定される。
【0023】上記のワイヤ細線化の加工が終了すれば、
上記工具18が除去された後、ハウジング本体2の開口
部分10aにカバー3が取り付けられ、図2に示すよう
にコネクタC1が完成される。
【0024】以上のような当実施形態のコネクタC1に
よると、相手側コネクタC2と嵌合されたときに、コネ
クタC1の第2の端子6と相手側コネクタC2の端子8
とが接続されるが、このようなコネクタ本来の機能に加
え、ヒューズ機能も発揮する。すなわち、コネクタC1
の内部において、電線4の末端部に接合された第1の端
子5と上記第2の端子6とがワイヤボンディングによる
ワイヤ7を介して接続され、その回路に過大電流が流れ
たときには上記ワイヤ7が溶断することにより、電線4
やこれに接続される機器が保護される。
【0025】そして、各電線4に対してそれぞれヒュー
ズ機能を有するワイヤ7が設けられ、つまり1回路1ヒ
ューズとされて、各回路毎にそれぞれに応じたワイヤ7
の溶断特性が設定されているため、電線4は要求電流に
見合う程度に細くすることができて、電線4の細線化が
可能となる。しかも、ヒューズ機能を有するワイヤ7が
コネクタC1に内蔵されていることから、従来のヒュー
ズをジョイントボックス等において回路毎に設ける場合
のようにジョイントボックス等の大型化を招くことがな
い。とくに、ヒューズ機能を有するワイヤ7はワイヤボ
ンディングにより端子5,6間に結線され、従来のヒュ
ーズよりもコンパクトな結線構造となっているため、コ
ネクタC1が著しく大型化するようなこともなく、電気
配線系統全体としてのコンパクト性が充分に確保され
る。
【0026】また、上記ワイヤ7は、その途中部分が細
径化され、過大電流が流れたときにこの細径部分7aが
溶断されるようになっているため、要求電流に応じた溶
断特性の調整を容易に、かつ正確に行なうことが可能と
なる。
【0027】つまり、溶断特性の調整の仕方としては、
上記のように途中部分を細径化する代りに、予め細いワ
イヤ7を用いてワイヤボンディングを行なうようにする
ことも考えられるが、このようにすると、ワイヤ7の端
部のボンディング部分で溶断が生じる可能性があって、
溶断特性にばらつきが生じ易くなる。また、電線4によ
って要求電流が異なる場合にそれに対応して溶断特性を
変更する必要があるが、そのためにワイヤボンデイング
時に使用するワイヤの太さを変えるというようなことは
困難であり、作業効率も悪い。
【0028】これに対し、当実施形態のようにワイヤ7
の途中に細径部分7aを設けるようにすれば、確実にこ
の細径部分7aでワイヤ7が溶断するため、溶断特性を
精度良く調整することができる。また、電線毎にワイヤ
7の溶断特性を変える場合にも、一定の線径のワイヤ7
を用いてワイヤボンデイングを行なった後、ワイヤ7の
途中を細径化する加工の際に、使用する工具18を選択
することで細径部分の太さを変えることができ、これに
よって溶断特性の調整を容易に行なうことができる。
【0029】なお、本発明のコネクタの具体的構造は上
記実施形態に限定されず、種々変更可能である。
【0030】例えば、上記実施形態では、コネクタC1
のハウジング本体2に対し、電線4、端子5,6及びワ
イヤ7を1組とする複数組の配線を横方向に並列に配設
しているが、複数組ずつ上下2列に配設するようにして
もよい。この場合、ハウジング本体の中間部の上下両側
に開口部分を設け、ハウジング本体に電線及び端子を組
付けた後、上側の列の各組の端子に対して上方の開口部
分からワイヤボンダーのヘッド17によるワイヤボンデ
ィングと工具18による細径化の加工を行ない、次にハ
ウジング本体を上下反転させてから、残りの各組の端子
に対して同様にワイヤボンディングと細径化の加工を行
なうようにし、これらの作業の後は上下の開口部分にそ
れぞれカバーを被着するようにすればよい。
【0031】また、ヒューズ機能を有するワイヤ7はワ
イヤボンディング可能なものであればよいが、とくに上
記実施形態のようにアルミワイヤを用いれば、ワイヤボ
ンディングが容易に可能であるとともに、ワイヤボンデ
ィング後の細径化の加工による溶断特性の調整も容易に
可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明のヒューズ内蔵型コネクタは、電
線に接続された第1の端子と相手側コネクタの端子に嵌
合する第2の端子とをハウジング内に固定するととも
に、これらの端子間にワイヤボンディングにより結線し
た金属線を設け、この金属線がヒューズとして機能する
ようにしているため、各電線毎にヒューズ機能を有する
金属線を設けることにより電線の細線化を図ることがで
きるようにしつつ、ヒューズ機能を有する部分をコネク
タ内にコンパクトに組み込むことができ、ジョイントボ
ックス等の大型化を防止することができる。
【0033】また、この発明において、上記両端子間に
おける上記金属線の途中部分を他の部分よりも細径に形
成し、この細径部分により所定の溶断特性をもたせるよ
うにしておけば、各回路毎の要求電流に応じた溶断特性
の設定を容易に、かつ精度良く行なうことができる。
【0034】また、上記ヒューズ内蔵型コネクタを製造
する方法としては、中間部に開口部分を有するハウジン
グ本体に、上記電線に接続された第1の端子と上記第2
の端子とを固定し、次に、上記開口部分からワイヤボン
ディングを行なうことにより上記両端子間に金属線を結
線し、次いで、細径化用の工具で上記開口部分から金属
線を細径化する加工を施して細径部分を形成した後、上
記開口部分にカバーを装着するようにしているため、ワ
イヤボンディングによる上記金属線の結線、及びこの金
属線に細径部分を形成するための加工とそれによる溶断
特性の設定を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるヒューズ内蔵型コネ
クタの斜視図である。
【図2】上記ヒューズ内蔵型コネクタ及び相手側のコネ
クタを示す断面図である。
【図3】上記ヒューズ内蔵型コネクタにおける端子及び
ワイヤボンディング部分の斜視図である。
【図4】上記端子及びワイヤボンディング部分の正面図
である。
【図5】上記ヒューズ内蔵型コネクタの製造の過程のう
ちでハウジング本体に端子を組み込んだ段階を示す断面
図である。
【図6】上記ヒューズ内蔵型コネクタの製造の過程のう
ちでワイヤボンディングの段階を示す断面図である。
【図7】上記ヒューズ内蔵型コネクタの製造の過程のう
ちでワイヤボンディング後の細径化加工の段階を示す断
面図である。
【図8】上記細径化加工に用いられる工具を示す斜視図
である。
【図9】従来のコネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ハウジング本体 3 カバー 4 電線 5 第1の端子 6 第2の端子 7 ワイヤ 7a 細径部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ヒューズ内蔵型コネクタ及びその製
造方法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 浩一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタのハウジング内に、電線に接続
    された第1の端子と、相手側コネクタの端子に嵌合する
    第2の端子とを固定するとともに、上記第1,第2の両
    端子間にワイヤボンディングにより結線した金属線を設
    け、この金属線が所定の溶断特性をもったヒューズとし
    て機能するように構成したことを特徴とするヒューズ内
    蔵型コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記両端子間における上記金属線の途中
    部分を他の部分よりも細径に形成し、この細径部分によ
    り所定の溶断特性をもたせるようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のヒューズ内蔵型コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記金属線がアルミワイヤーであること
    を特徴とする請求項1または2記載のヒューズ内蔵型コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 中間部に開口部分を有するハウジング本
    体に、電線に接続された第1の端子と、相手側コネクタ
    の端子に嵌合する第2の端子とを、これらの端子の各一
    端部が上記開口部分に臨む状態に固定し、次に、ワイヤ
    ボンダーのヘッドで上記開口部分からワイヤボンディン
    グを行なうことにより上記両端子間に金属線を結線し、
    次いで、細径化用の工具で上記開口部分から金属線を細
    径化する加工を施すことにより要求される溶断特性に応
    じた細径部分を形成した後、上記開口部分にカバーを装
    着することを特徴とするヒューズ内蔵型コネクタの製造
    方法。
JP7297028A 1995-11-15 1995-11-15 ヒューズ内蔵型コネクタ及びその製造方法 Pending JPH09139256A (ja)

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Cited By (4)

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